JP3184787U - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋を装着した状態でも人差指又は親指袋を指袋の外に,片手のみの動作で素早く出してタッチパネルを操作できる手袋を提供する。
【解決手段】手袋11の人差指袋13又は親指袋の背面部に指袋の長手方向に切り込み12を設け、その切れ込みより人差指を人差指袋13又は親指を親指袋から出し入れ自在とする。また、人差し指袋又は親指袋と中指袋のそれぞれの先端付近に面ファスナー等の着脱手段15,16を設け、手袋として通常使用時はそれぞれの指袋は分離して動かし、人差し指又は親指を露出したい時は、手袋の中指袋と人差指袋13又は親指袋を着脱手段で固定可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話やスマートフォン等のタッチパネル式端末を操作する手袋に関するものである。
手袋を装着したままでは携帯電話やスマートフォン等のタッチパネルの操作を行うことができない
手袋の素材に通電式繊維を織り込んでいるものがある(先行文献1参照)、
また先行文献2には手袋の人差指と親指の手のひら側を引っ張り露出させるものもある(先行文献2参照)。
先行文献1
特許公開2012−145892
先行文献2
実用登録3168221
手袋を装着している際に、携帯電話やスマートフォン等のタッチパネル式の端末での着信受話操作をする時は、その都度手袋を脱いだ上でタッチパネル操作しなければならず、素早く受話操作ことは不可能だった。
また、通電式繊維を手袋の人差し指や親指に織り込んだ手袋を使用している場合は、作業中に手袋に付着したゴミや塵で精密なタッチパネル端末を汚したり破損してしまうこともある。
本考案は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
手袋の人差指袋と親指の背面部に指袋の長手方向に縦長の切り込みを設け、その切れ込みより人差指又は親指を指袋から出し入れ自在とする。
また、人差し指袋と中指袋のそれぞれの先端付近に面ファスナー等の着脱可能な手段を設け、それぞれの面ファスナー等の着脱手段で固定し、人差し指又親指を指袋から容易に露出し易くする。
手袋としての通常使用時は手袋の人差し指袋と中指袋の長さの違いを利用し通常時は接着されない、又親指の接着面は隣接していないため通常時は接着されない。
従来の手袋を装着した状態での作業中や寒冷時に、携帯電話やスマートホーン等のタッチパネルの操作をする際に、手袋を装着したまま人差し指又は人差指と親指だけを手袋の指袋の切れ込みから素早く露出させて、タッチパネルを操作ができる。タッチパネル操作後は、素早く指を指袋に収納できる。作業効率がよくなり、手袋の防寒、防護の機能を損なわない。また、通常の手袋装着時は、中指袋と人差し指袋の側面に設けた面ファスナーなど着脱手段は相互に分離した位置にあることにより、相互が付着することがなく、日常の作業に支障はない。
又親指の接着面も隣接していないため通常時は接着されない。
本考案の手袋の構造を示す正面図 本考案の手袋の人差指と中指を接着状態を示す正面図 本考案の使用例を示す斜視図 本考案の親指部分の切れ込みを示す正面図 本考案の手袋の手のひら側を示す正面図
以下、本考案の実施の形態を説明する。
(イ)手袋(11)の人差指袋の背面に指袋の長手方向に切り込み(12)を設け、切れ込み(12)より人差指袋(13)の内部にある人差指を外に出し入れ自在とする。
(ロ)人差指袋(13)の中指側の側面の先端部付近に面ファスナーなど着脱手段雄片(15)を設け、中指袋(14)の薬指側の側面の先端部付近に面ファスナーなど中指着脱手段雌片(16)を設け、それらの着脱手段は相互に着脱自在とする。
(ハ)人差指袋(13)に比べて中指袋(14)は長め形成されているために人差指袋(13)の側面先端に設けられた人差し指着脱手段雄片(15)と中指袋(14)の側面の先端に設けられた中指着脱手段雌片(16)は、通常時は相互に接着しない位置にあり着脱はされない。中指袋(14)が下方に折り曲げられたときに人差指袋(13)の着脱手段と合致する位置となり、着脱が可能となる。
(ニ)手袋(11)の親指袋の背面に指袋の長手方向に切り込み(41)を設け、切れ込み(41)より親指袋(43)の内部にある親指を外に出し入れ自在とする。
(ホ)親指袋(43)の人差指側の側面の先端部付近に面ファスナーなど親指の着脱手段雄片(42)を設け、中指袋(14)の手のひら側の面の付け根部付近に面ファスナーなど中指手のひら側着脱手段雌片(52)を設け、それらの着脱手段は相互に着脱自在とする。
(ヘ)本考案は以上の構成からなり、本考案を使用するときは次の通りである。手袋(11)の人差指袋(13)の面ファスナーなどの着脱手段(15)と中指袋(14)の着脱手段(16)を接着して人差指袋を中指袋に固定し、中指を真直にして、かつ人差指を中指から離すように動作し、人差指(21)を切り込み(12)から人差指袋(13)の外に露出させる。露出させた人差指でタッチパネル使用端末(31)のタッチパネル操作面(32)を操作する。
(ト)切れ込み(12)は人差指上側に設けた場合も、横側に設けた場合も本考案は同じ効果がある。
(チ)親指袋の切れ込み(41)は親指上側に設けた場合も、横側に設けた場合も本考案は同じ効果がある。
(リ)通常の手袋装着時には手袋(11)の人差指袋の着脱手段(15)と中指袋の着脱手段(16)は着脱可能面が指の長さの違いにより接着されない。通常の手袋装着時には手袋(11)の親指袋の着脱手段(42)と中指袋の着脱手段(51)は着脱可能面が隣接していないため接着されない。
11手袋、12切り込み、13人差指袋、14中指袋 15人差指の接着手段、16中指の接着手段、21人差指、31タッチパネル使用端末、32タッチパネル操作面、41親指袋の切り込み 42親指の接着手段 43親指袋 51中指手のひら側の接着手段

Claims (4)

  1. 手袋の人差指袋と親指袋の背面又は側面に指袋の長手方向に切り込みを設け、切れ込みより人差指袋内部にある人差指、又は、親指を外に出し入れ自在としたことを特徴とする手袋。
  2. 手袋の人差指袋と中指袋のそれぞれ先端部近傍に、互いが接着または分離できる着脱手段を設けた請求項1の手袋。
  3. 人差指袋と中指袋の先端部近傍に設けた着脱手段は、人差指袋と中指袋の長さの違いを利用して、人差指と中指を伸ばしている時は相互の着脱手段が接着しない位置に設けられた請求項1または請求項2の手袋
  4. 手袋の親指袋先端近傍と中指袋の手のひら側付け根付近にそれぞれに互いが接着または分離できる着脱手段を設けた請求項1の手袋。
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