JP3184723U - 切削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削時に破片が飛散して、ノズルの移動装置の隙間に入るのが抑制され、作業性が良好であり、保守管理が容易である切削装置を提供する。
【解決手段】切削装置10は、ウォータージェットノズル1と、移動機構3、筐体4とを備える。ウォータージェットノズル1の通水管14の一端部には、両端部でノズル16を支持する接続部が接続され、通水管14の他端部はスイベルボックス11を貫通する。移動機構3は、移動レール31に外嵌された第1トロリボックス32と、スイベルボックス11が摺動するためのスライドレール36を内嵌した第2トロリボックス33とを備える。接続部、ノズル16を含む通水管14の一端部は、箱状をなし、開口面を下側に向けた防護カバー2により覆われている。防護カバー2の上部の中央部に開口部2aが設けられている。筐体4の上部には取付具5が設けられている。
【選択図】図4

Description

本考案は、圧水が通流する通水管の先端部に設けた複数のノズルと、通水管を移動させる移動手段とを備え、ノズルから噴射された圧水によってコンクリート等の物体を切削する切削装置に関する。
鉄筋及びコンクリートによって建築される鉄筋コンクリート構造物は、建築後に補修を行う場合があり、建築途中において調整する場合がある。すなわち老朽化した箇所を切削し、設計との誤差が生じた箇所を切削し、新たなコンクリートを打設して補修を行う。鉄筋の、補修のために必要な部分を切断する場合、該部分を覆うコンクリートを切削して除去する。このとき、鉄筋の前記部分以外の部分は切断しないようにする必要があり、圧水を噴射してコンクリートは破砕するが、鉄筋は切断しないウォータージェット装置が開発されている。
特許文献1には、先端にノズルを設けたノズルパイプに、ノズルパイプを軸方向へ移動させ、軸回りに回転させる機構を設けた表面削り用ウォータージェット装置の発明が開示されている。ノズルパイプには高圧水が通流し、該高圧水は軸方向に直角な方向にノズルを介して噴射する。ノズルを狭隘空間に挿入して水を噴射することで、狭隘な空間においてもコンクリートの切削作業を行うことができる。
特許文献2には、圧水が通流する通水管の先端部に分岐管を介してノズルを2つ設け、この先端部を、縦姿勢に支持した状態で左右方向及び前後方向に移動させるように構成した切削装置の発明が開示されている。この切削装置においては、左右方向に長い二つの左右レールを前後に配しており、各左右レールに、左右スライダが設けられている。左右レールの上側には、両端を支持された状態で歯付ベルトが設けられ、左右スライダにはスプロケットが回転可能に支持されている。スプロケットと歯付ベルトとが噛合し、スプロケットの回転に従って、左右スライダが左右方向に移動する。左右スライダは前後方向に長い2つの前後レールによって接続されている。この2つの前後レールに亘って前後スライダが設けられている。前後レールの上側には、両端を支持された状態で歯付ベルトが設けられ、前後スライダにはスプロケットが回転可能に支持されている。スプロケットと歯付ベルトとが噛合し、スプロケットの回転に従って、前後スライダが前後方向に移動する。
特開2002−346993号公報 特開2012−77546号公報
しかし、特許文献1及び2等の従来の切削装置の場合、コンクリートの切削時に破片が飛散して、スプロケット、歯付ベルト、チェーン、ギア等のノズルの移動手段の隙間に入り込むことがある。この場合、作業を中断する必要があるので、作業性が悪くなり、メンテナンスが煩雑になるという問題があった。また、圧水の噴射音及びコンクリートの破砕音が大きいという問題があった。
また、特許文献2の切削装置のように、ノズルを左右方向及び前後方向に移動させるように構成している場合、装置が大型化する。
そして、左右スライダの前後方向の幅分、前後スライダが前後方向に移動することができず、また、前後スライダは2つの前後レールに跨っているので幅が広く、前後スライダの幅分、前後スライダが左右方向に移動できず、切削範囲が狭いという問題があった。
また、移動手段を補修部分に設置した後、鋼板からなる防護枠を設置し、防護枠の内側に防音シートを設けており、補修部分への切削装置の設置作業が煩雑であり、切削状態を確認するためには、防護枠及び防音シートを外す必要があり、この作業も煩雑であるという問題があった。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、切削時に、破片の飛散により切削作業を中断することが抑制されており、作業性が良好であり、保守管理が容易である切削装置を提供することを目的とする。
本考案に係る切削装置は、圧水が通流する通水管の先端部に設けたノズルと、前記通水管を移動させる移動手段とを備え、前記ノズルから噴射された圧水によって物体を切削する切削装置において、前記ノズルを含む前記通水管の先端部を覆うカバーを備えることを特徴とする。
本考案においては、カバーを備えるので、コンクリート等の切削時に破片が飛散して、チェーン、ギア、スプロケット等のノズルの移動手段の隙間に入り込むことが防止され、作業を中断する必要がなく、作業性が良好であり、保守管理が容易である。また、切削時に圧水の噴射音及びコンクリートの破砕音等を防音することができる。
本考案に係る切削装置は、前記通水管の先端部を支持する支持体を備え、前記移動手段は、横架されたガイドレールと、該ガイドレールと係合した状態で摺動するスライダとを備え、前記スライダに前記支持体を設けてあることを特徴とする。
本考案においては、1本のガイドレールを備え、該ガイドレールに案内されてスライダが摺動し、通水管が移動するように構成されているので、スライダの幅を狭くすることができ、通水管の移動範囲を広くして切削範囲を広くすることができる。そして、装置が小型化するので、切削装置の補修部分への設置が容易になり、容易に切削装置を補修部分から外して切削状態を確認することができる。
本考案に係る切削装置は、前記ガイドレールと交叉する方向に延びる第2のガイドレールと、前記スライダに連設され、前記第2のガイドレールを摺動可能に挿通させたレール挿通部とを備え、前記支持体は、前記第2のガイドレールの端部に連設されていることを特徴とする。
本考案においては、特許文献2の切削装置のように左右レールを前後に2本配置する必要がなく、装置を小型化することができる。そして、左右スライダを設ける必要がないので、その分、スライダが前後方向に移動することができ、切削範囲を広くすることができる。
本考案に係る切削装置は、前記通水管の先端部及び前記移動手段を収容する筐体と、該筐体に設けられた取付具とを備えることを特徴とする。
本考案においては、筐体によりノズル及び移動手段がユニット化されており、取付具により筐体を運搬機械のアーム等に取り付けることができる。従って、運搬機械により切削装置を容易に移動させて補修部分に配置することができ、切削装置を持ち上げて切削状況を確認することができ、効率良く切削作業を行うことができる。
本考案に係る切削装置によれば、カバーを備えるので、コンクリート等の切削時に破片が飛散して、チェーン、ギア、スプロケット等のノズルの移動手段の隙間に入り込むことが防止され、作業を中断する必要がなくなり、作業性が良好になり、保守管理が容易になる。また、切削時に破砕音等を防音することができる。
また、本考案に係る切削装置によれば、1本のガイドレールを備え、該ガイドレールに案内されてスライダが摺動し、通水管が移動するように構成されているので、スライダの幅を狭くすることができ、通水管の移動範囲を広くして切削範囲を広くすることができる。そして、装置が小型化するので、切削装置の補修部分への設置が容易になり、容易に切削装置を補修部分から外して切削状態を確認することができる。
そして、本考案に係る切削装置によれば、通水管の先端部と移動手段とが一体化されるとともに、取付具により筐体を運搬機械のアーム等に取り付けることができるので、運搬機械により切削装置を容易に移動させて補修部分に配置することができ、切削装置を持ち上げて切削状況を確認することができ、効率良く切削作業を行うことができる。
本考案の実施の形態に係る切削装置を略示する平面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII −III 線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 バックホウにより切削装置を移動させる状態を示す平面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 バックホウにより切削装置を持ち上げた状態を示す側面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。 切削装置を用いて補修部分のコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。
以下、本考案を実施の形態に係る切削装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は切削装置を略示する平面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は図1のIII −III 線断面図、図4は図1のIV−IV線断面図である。ここでは、図1の紙面の横方向を左右方向とし、縦方向を前後方向として説明する。
切削装置10は、ウォータージェットノズル1と、ウォータージェットノズル1を移動させる移動機構(移動手段)3と、ウォータージェットノズル1及び移動機構3を収容する筐体4とを備える。
筐体4は箱状をなし、開口面を下側に向けており、対向する二側面を橋絡するように、後述する移動レール(ガイドレール)31を取り付けてある。筐体4の側面の下側には、例えばエチレン−プロピレン−ジエンゴム等からなる止水ゴム41が取り付けられている。
筐体4の上面(閉塞面)には、円板状をなす基台に半円板を設け、該半円板の両面に係止突起51を設けてなる取付具5が設けられている。取付具5の係止突起51にバックホウ等の運搬機械のアームの先端部を係止して、切削装置10を運搬する。
ウォータージェットノズル1は、通水管14と、接続部15と、ノズル16とを備える。通水管14の中は圧水が通流するように構成されている。通水管14の一端部は、箱状をなす接続部15の上面の一端部に接続されている。接続部15の下面の他端部には、噴射口を有するノズル16が、その軸心が通水管14の軸心に対し、所定角度外向きに傾いた状態で設けられている。なお、ノズル16の向きは手動で微調整できるように構成してある。
通水管14の他端部は、直方体状をなすスイベルボックス(支持体)11を貫通する。スイベルボックス11には、筒状をなすスイベルジョイント12とエアモータ13とが並設されている。スイベルジョイント12は一端部が通水管14に接続され、他端部が高圧水供給部(不図示)に接続されている。エアモータ13はエア供給部(不図示)に接続してあり、該エア供給部から供給される圧縮空気によって動作し、スイベルジョイント12を介し通水管14を軸回りに回転させる。これにより接続部15が回転する。高圧水供給部としては例えば超高圧ポンプが挙げられ、エア供給部としては例えばコンプレッサが挙げられる。
接続部15、ノズル16を含む通水管14の一端部は、箱状をなし、開口面を下側に向けた防護カバー2により覆われている。防護カバー2は、長手方向を筐体4の前後方向に一致させた状態で、筐体4に取り付けられている。防護カバー2の上面の中央部には、開口部2aが設けられている。開口部2aの両長辺には、ブラシ21が設けられている。防護カバー2の側面は、上部が内向きに傾斜している。
移動機構3は、前後方向に延びる前記移動レール31を備える。移動レール31は、長手方向を筐体4の前後方向に一致させた状態で、筐体4に取り付けられている。移動レール31は断面が正方形状をなす。移動レール31には、第1トロリボックス(スライダ)32が外嵌されている。第1トロリボックス32内では、円柱の中央部を括れさせた形状を有し、軸回りに回転する1組のローラ部32a,32aが、移動レール31を左右で挟持している。第1トロリボックス32は、前後方向に2組のローラ部32a,32aを有する。
第1トロリボックス32の下面にはスプロケット34が、軸方向を左右方向に一致させた状態で、回転可能に設けられている。移動レール31の下方にはチェーン35が設けられている。チェーン35は両端部が筐体4に支持され、張架されている。チェーン35はスプロケット34の歯部と噛合しており、スプロケット34がモータ34aにより回転させられ、これに従って第1トロリボックス32が前後方向に移動するように構成されている。
第1トロリボックス32の上面には、第2トロリボックス(レール挿通部)33が連設されている。この第2トロリボックス33を、一端部がスイベルボックス11の右側側面に連設されたスライドレール36が貫通している。スライドレール36は断面が正方形状をなし、左右方向に延びる。第2トロリボックス33内では、円柱の中央部を括れさせた形状を有し、軸回りに回転する1組のローラ部33a,33aが、スライドレール36を上下で挟持している。第2トロリボックス33は、左右方向に2組のローラ部33a,33aを有する。
スライドレール36の後側には、チェーン38が設けられている。チェーン38の一端部はスライドレール36の右側端部に接続され、チェーン38の他端部はスイベルボックス11の右側側面に接続され、張架されている。第2トロリボックス33の背面には、スプロケット37が、軸方向を上下方向に一致させた状態で回転可能に設けられている。チェーン38はスプロケット37の歯部と噛合している。スプロケット37がモータ37aにより回転させられることにより、これに従ってスライドレール36が左右方向に移動し、スライドレール36に接続されたスイベルボックス11が左右方向に移動するように構成されている。上述の防護カバー2の開口部2aは、スイベルボックス11の移動に従い、スイベルボックス11が防護カバー2に衝突しないような大きさにしてある。
鉄筋コンクリート構造を有する補修部分7は、鉄筋61を配置し、コンクリート8を充填してなる。以下、鉄筋61に支障が生じ、コンクリート8を切削した後、支障が生じた鉄筋61を切断して補修する場合について説明する。
以上のように構成された切削装置10を、補修部分7上に載置する。補修部分7の周縁部には養生鉄板6を載置して、この周縁部が切削されないようにする。筐体4の止水ゴム41は、筐体4と補修部分7との間を水密に封鎖し、水漏れを防止する。
この状態で、第1トロリボックス32が移動レール31に案内されて移動することで通水管14が前後方向に移動し、スイベルボックス11が左右方向に移動することで通水管14が左右方向に移動する。一例として、通水管14が左右方向に20mmピッチで移動する場合が挙げられる。このとき、通水管14、及びノズル16が回転する。このノズル16の前後方向及び左右方向の軌跡、並びに前後方向の両端部における回転の軌跡を、図1に破線で示す。
ノズル16から圧水が噴射されてコンクリート8が切削され、破砕される。
本実施の形態においては、防護カバー2を備えるので、コンクリートの切削時に破片が飛散して、移動機構3のチェーン35,38、スプロケット34,37等の隙間に入り込んで噛むことが防止され、作業を中断することがなくなり、作業性が良好になり、保守管理が容易になる。また、切削時に噴射音及び破砕音が防音される。
また、切削装置10は1本の移動レール31を備え、該移動レール31に案内されて第1トロリボックス32が前後方向に移動し、第1トロリボックス32に連なる第2トロリボックス33に内嵌されたスライドレール36によってスイベルボックス11が左右方向に移動し、通水管14が移動するように構成されているので、通水管14の移動範囲が広くなり、切削範囲が広くなっている。
そして、従来の切削装置は、都度、移動手段を補修部分に設置した後、防護枠を設置し、防護枠の内側に防音シートを設けていたのに対し、本実施の形態の切削装置10はユニット化されており、運搬機械により切削装置10を容易に移動させて補修部分7に配置することができ、切削装置10を持ち上げて切削状況を確認することができ、効率良く切削作業を行うことができる。
図5は、バックホウ20により切削装置0を移動させる状態を示す平面図、図6は図5のVI−VI線断面図、図7はバックホウ20により切削装置10を持ち上げた状態を示す側面図である。図7中、図2と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
切削装置10の取付具5の係止突起部51にバックホウ20のアームの先端部を係止し、上述の補修部分7を確認して載置する。この補修部分7における切削作業が終了した後、バックホウ20により切削装置10を持ち上げて、補修部分7の後方の補修部分に載置し、上記と同様に切削作業を行う。
本実施の形態においては、切削装置10を容易に移動させて、効率良く切削作業を行うことができる。
図8〜図13は、切削装置10を用いて補修部分A〜Fのコンクリートを順次切削する方法を説明するための平面図である。
まず、図8に示すように、バックホウ20により切削装置10を補修部分A上に載置し、切削装置10を用いて補修部分Aのコンクリート8を切削する。
次に、図9に示すように、切削装置10をバックホウ20により後方の補修部分B上に載置し、補修部分Bのコンクリート8を切削する。このとき、作業者60が、補修部分A上に防音板100を載置し、バキュームホース70を用いて、切削時に用いた水、及びコンクリート8の破片を吸引する。
図10に示すように、切削装置10をバックホウ20により補修部分Aの右側の補修部分C上に載置し、補修部分Cのコンクリート8を切削する。このとき、補修部分A及びBにおいては、支障があった鉄筋61を切断するとともに、切削時の水、切削により生じたコンクリート8の破片、及び鉄筋61の切断により生じた破片等を吸引する。図10では、補修部分Bにおいて、作業者80がガス切断器90を用い、支障があった鉄筋61を切断し、補修部分Aにおいて、作業者60がバキュームホース70を用い、切削時の水及び破片等を吸引している。
図11に示すように、切削装置10をバックホウ20により補修部分Cの後方の補修部分D上に載置し、補修部分Dのコンクリート8を切削する。このとき、作業者60が、防音板100を補修部分C上に載置し、バキュームホース70を用いて、切削時の水及び破片等を吸引する。補修部分A及びBにおいては、支障があった鉄筋を切断するとともに、水及び破片等を吸引する。図11では、補修部分Aにおいて、作業者80がガス切断器90を用い、支障があった鉄筋を切断している。
図12に示すように、切削装置10をバックホウ20により補修部分Bの後方の補修部分E上に載置し、補修部分Eのコンクリート8を切削する。このとき、補修部分A及びBにおいては、補修部分AとBとの間に防音板100を載置し、水及び破片等を吸引する。補修部分C及びDにおいては、支障があった鉄筋61を切断するとともに、水及び破片等を吸引する。図12では、補修部分Aにおいて、作業者80がバキュームホース70を用い、水及び破片等を吸引し、補修部分Cにおいて、作業者60がガス切断器90を用い、支障があった鉄筋61を切断している。
図13に示すように、切削装置10をバックホウ20により補修部分Dの後方の補修部分F上に載置し、補修部分Fのコンクリート8を切削する。このとき、補修部分C及びDにおいては、補修部分CとDとの間に防音板100を載置し、水及び破片等を吸引する。補修部分A、B、及びEにおいては、支障があった鉄筋を切断するとともに、水及び破片等を吸引する。図13では、補修部分Cにおいて、作業者60がバキュームホース70を用い、水及び破片等を吸引し、補修部分Eにおいて、作業者80がガス切断器90を用い、支障があった鉄筋61を切断している。
以上のように、本実施の形態においては、切削装置10が筐体4に取付具5を備えており、バックホウ20のアームの先端部21に取り付けることで、切削装置10を容易に移動させて、効率良く切削作業を行うことができる。切削状況の確認も、切削装置10をバックホウ20により持ち上げて、容易に確認することができる。
以上説明した実施の形態は本考案の例示であり、本考案は実用新案登録得請求の範囲に記載された事項及び実用新案登録請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
1 ウォータージェットノズル
11 スイベルボックス
12 スイベルジョイント
13 エアモータ
14 通水管
15 接続部
16 ノズル
2 防護カバー
3 移動機構
31 移動レール
32 第1トロリボックス
32a、33a ローラ部
33 第2トロリボックス
34、37 スプロケット
35、38 チェーン
36 スライドレール
4 筐体
41 止水ゴム
5 取付具
51 係止突起
20 バックホウ

Claims (4)

  1. 圧水が通流する通水管の先端部に設けたノズルと、前記通水管を移動させる移動手段とを備え、前記ノズルから噴射された圧水によって物体を切削する切削装置において、
    前記ノズルを含む前記通水管の先端部を覆うカバーを備えることを特徴とする切削装置。
  2. 前記通水管の先端部を支持する支持体を備え、
    前記移動手段は、
    横架されたガイドレールと、
    該ガイドレールと係合した状態で摺動するスライダと
    を備え、
    前記スライダに前記支持体を設けてあることを特徴とする請求項1に記載の切削装置。
  3. 前記ガイドレールと交叉する方向に延びる第2のガイドレールと、
    前記スライダに連設され、前記第2のガイドレールを摺動可能に挿通させたレール挿通部と
    を備え、
    前記支持体は、前記第2のガイドレールの端部に連設されていることを特徴とする請求項2に記載の切削装置。
  4. 前記通水管の先端部及び前記移動手段を収容する筐体と、
    該筐体に設けられた取付具と
    を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の切削装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102309A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 鈴健興業株式会社 加工ユニット及び加工方法
JP7535439B2 (ja) 2020-11-13 2024-08-16 中日本高速道路株式会社 はつり装置及び自動はつり工法

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