JP3184465U - 養殖装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動的に汚水と汚物とを分離および除去し、酸素を供給する養殖装置を提供する。
【解決手段】 第一処理槽2は、中間部に第一汚水浸透処理層が設置されており、第一汚水浸透処理層の上に上汚水槽が形成されており、第一汚水浸透処理層の下に下汚水槽が形成されている。第二処理槽3は、中間部に第二汚水逆浸透処理層が設置されており、第二汚水逆浸透処理層の上に上水槽が形成されており、第二汚水逆浸透処理層の下に下水槽が形成されている。
【選択図】図1

Description

本案は養殖装置に関する。
従来の水産養殖は、室内、野外、および養殖面積により色々な種類がある。その中で養殖水の汚物濾過および酸素供給は不可欠である。水産養殖産業において、養殖される水産品が必要とする異なる水質、異なる密度、異なる汚水量、および沈殿汚物に応じて異なる処理を行う必要がある。養殖水の循環と汚物除去のために、業者は断えず新しい装置を研究し提供しているが、その主要な目的は有効かつ迅速に養殖水の汚物を除去し、十分な酸素を提供することにある。
養殖水の迅速な循環と汚物除去のために、電力が比較的大きい装置があるが、これは投資コストが膨大し、使用上エネルギーのコストが高くなり、相対的に収益が低下する。
また、従来の装置には、汚物を排除するために排汚管の内部に螺旋かんが設置されている。然し、養殖される水産物の排泄物の外表面が薄い膜で包まれているので、排泄物が螺旋かんに入った時に、排泄管の中に設置されている螺旋かんに阻止される可能性がある。よって、汚物の排泄速度が遅くなり、水産物の排泄物の薄膜がやぶれたら、養殖水を汚染する。
本案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、駆動エネルギーを低減し、強烈な自動循環水流を発生し、養殖に必要な養殖水を供給し、自動的に汚水と汚物とを分離および除去し、酸素を供給する養殖装置を提供することにある。
本考案の養殖装置は、養殖池または養殖水槽に設置することができる。養殖装置は、第一処理槽および第二処理槽を備える。第一処理槽は、中間部に第一汚水浸透処理層が設置されており、第一汚水浸透処理層の上に上汚水槽が形成されており、第一汚水浸透処理層の下に下汚水槽が形成されている。上汚水槽は、中に汚物収集箱および入水管が設置されている。入水管は、一端が下側に伸びて養殖池の傾斜した池底の最も低い所まで伸び、他端が中空の汚水物分離管の下側の端部に接続されている。第一処理槽の下汚水槽は、第二処理槽の下汚水槽と連通されている。第二処理槽は、中間部に第二汚水逆浸透処理層が設置されており、第二汚水逆浸透処理層の上に上水槽が形成されており、第二汚水逆浸透処理層の下に下水槽が形成されている。第二処理槽の下水槽には実際に必要があれば通風装置が設置されている。上水槽には酸素供給器が設置されている。酸素供給器は濾過された酸素を清潔な養殖循環水に供給し、養殖循環水は養殖池の中に注入される。外酸素供給器は放出端に接続され、増圧管は第一処理槽の入水管に接続されている。
第二処理槽は上水槽に養殖池と連通されている溢れ孔が形成されている。溢れ孔は、養殖池の正常の水面よりも高い位置に形成されている。第一処理槽と第二処理槽との水位が不平衡である時に、養殖池の上層の清潔な水が溢れ孔を経由して第二処理槽の上水槽の中に流入する。これにより、通風装置(aerator)が充分に作動できる水位を確保し、器具の安全性を守る。養殖池の中には、バテリーにより電気が供給され断電時に自動運転する直流酸素供給器が設置されている。第二処理槽の中の酸素供給器が故障した時や停電した時に、断電時に自動運転する直流酸素供給器が継続して、養殖池の中に酸素を供給する。
養殖池と第一処理槽と第二処理槽との水圧差、および、通風装置と酸素供給器が発生する気圧により、養殖池の中の汚水と沈殿した汚物は入水管内に容易に吸入される。入水管の他端にある汚水物分離管の中に集結した比較的大きい水圧と強大な流速により、汚水と汚物の自動分離が行われ、第一処理槽と第二処理槽との間の空気通風と濾過と酸素供給により養殖水の圧力を増大し、自動的に汚水汚物の分離および除去を行い、酸素供給を行うことができる。
本考案では、養殖池と第一処理槽と第二処理槽とは異なる水圧を有するので、養殖池の養殖水は、第一処理槽の中に自然に流入し、汚水物が大部分濾過されてから、第二処理槽の中に流入し、再び濾過され酸素が供給され通風装置により空気に晒される。よって、養殖水は、酸素が充分に供給されてから再び養殖池の中に戻ってくるので、養殖水の濾過と汚水物除去が自動的に行われる。
本案の第一実施形態による養殖装置を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 本案の第二実施形態による養殖装置を示す断面図である。 本案の第三実施形態による養殖装置を示す斜視図である。 図5のC−C線の断面図である。 図5のD−D線の断面図である。 本案の第四実施形態による養殖装置を示す断面図である。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第一実施形態)
本考案の第一実施形態による養殖装置を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態では、養殖池(或るいは養殖槽)と第一処理槽2と第二処理槽3を備える。
図1〜図3に示すように、養殖装置は、養殖池1と第一処理槽2と第二処理槽3を備える。第一処理槽2は、図2に示すように、中間部に第一汚水浸透処理層21が設置されている。第一汚水浸透処理層21は多層構造となっている。第一汚水浸透処理層21は、上に上汚水槽22が形成されており、下に下汚水槽23が形成されている。上汚水槽22の汚水は、第一汚水処理層21の汚水の中に含まれている雑質を濾過および除去し、下汚水槽23の中に流入する。上汚水槽22の中には汚物収集箱24および入水管20が設置されている。入水管20の一端が養殖池1の傾斜した底面の最も低いところまで伸びられている。入水管20の他端は中空の汚水物分離管25に接続され、汚水物分離管25は所定角度傾斜して上方向に伸びて形成されており、下側の管壁に複数の汚水放出孔26が形成されている。汚水物分離管25は、上方向に伸びて形成されており、汚物収集箱24の上方向に位置している上端口が形成されている。上端口は、汚水物分離管25から出てくる汚物を収集する。
図3に示すように、第一処理槽2の下汚水槽23と第二処理槽3の下水槽33は、両処理槽2,3の底部貫通口27を経由して第二処理槽3の下水槽33の中に接続されている。
第二処理槽3は、その中間部に第二汚水逆浸透処理層31が設置されており、第二汚水逆浸透処理層31は、上に上水槽32が形成されており、下に下水槽33が形成さされている。図3に示すように、下水槽33には通風装置(aerator)4および通風装置入気孔41が設置されており、水に空気を供給し、圧力を増強して輸送を援助する。
図3に示すように、第二処理槽3の上水槽32の中には酸素供給器5と酸素供給器入気管51が設置され、酸素供給器5は濾過され圧力が増強された酸素を清潔な循環水に供給し、供水口30を経由して養殖池1の中に注入する。
(第二実施形態)
本考案の第二実施形態を図4に基づいて説明する。
図4に示すように、第二処理槽3は、面積が比較的小さい養殖池或いは通風や圧力増強の必要がない循環や水産物を対象とする場合には、下水槽33の中に通風装置4が設置されていない。
(第三実施形態)
本考案の第三実施形態を図5〜7に示す。
第三実施形態では、第二処理槽3の供水口30に増圧管4が設けられており、増圧管4は第一処理槽2の入水管30に連結されている。養殖池1と第一処理槽2と第二処理槽3とを別に構成してから組み合せてもよい。それで養殖池の面積や生産の都合により変化することができる。
図5〜図7に示すように、第二処理槽3には増圧管6が設けられている。増圧管6は、第一処理槽2の入水管20に接続されている。増圧管6は、第二処理槽3から養殖池1に流入し、入水管20に導入される増圧された水流の水圧と気圧を利用し、入水管20の中の原来の水位差の槽吸圧差が導入された増圧(水圧と気圧)とを結合させ、入水管20の中で集合した圧力と強力な流速が発生させる。入水管20の第一処理槽2の中に伸びる汚水物分離管25は大部分の水圧が放出され、汚水は強烈に汚水物分離管25の汚水放出孔26から処理槽2の上汚水槽2の中に排出される。汚水放出孔26から排出されていない汚物は、汚水物分離管25の管口から汚物収集箱24の中に集められる。このように強烈増圧により汚水と汚物の自動分離の効果を得ることができる。同時に循環処理された養殖水は、本実施形態の自動増圧の作用により、順調かつ迅速に濾過されて清浄される。酸素供給の目的を達成し、高密度養殖と特殊水産物が要求する高品質な養殖環境を形成することができる。
(第四実施形態)
本考案の第四実施形態を図7、8に基づいて説明する。
図7と図8に示すように、面積が比較的小さい養殖池或いは通風装置や増圧作用を必要としない場合に使用され、図8に示すように、下水槽33の中に通風装置4が設置されていない。第二処理槽3の上水槽32の中に酸素供給器5と酸素供給器入気管51が設置され、濾過、増圧、および酸素が供給された清潔な養殖循環水を供水口30から養殖池1に回帰させる。
第二処理槽3の上水槽32の垂直壁には養殖池1と連通している溢れ孔34が形成されている。溢れ孔34は高さが養殖池1の正常水位より高くなるよう形成されている。第一処理槽2と第二処理槽3との水位が平衡しない場合に、この溢れ孔34により養殖池1の上層の清潔な水が第二処理槽3の上水槽32の中に流入する。それで酸素供給器5の正常な作動が可能な水位と器具の安全を確保することができる。養殖池1の中には、バテリーにより電気が供給される直流酸素供給器7が加設されている。停電の時に自動運転し、第二処理槽3の中の酸素供給器5が故障した時、または、停電した時に、直流酸素供給器7により継続的に酸素を養殖池1に供給する。
1:養殖池、
10:池底、
2:第一処理槽、
20:入水管、
21:第一汚水浸透処理層、
22:上汚水槽、
23:下汚水槽、
24:汚物収集箱、
25:汚水物分離管、
26:汚水放出孔、
27:貫通孔、
3:第二処理槽、
30:供水口、
31:第二汚水逆浸透処理層、
32:上水槽、
33:下水槽、
34:溢れ孔、
4:通風装置(aerator)、
41:通風装置入気孔、
5:酸素供給器、
51:酸素供給器入気管、
6:増圧管、
7:直流酸素供給器。

Claims (6)

  1. 養殖池と、
    中間部に第一汚水浸透処理層が設けられており、前記第一汚水浸透処理層の上に上汚水槽が形成されており、前記汚水浸透処理層の下に下汚水槽が形成されており、前記下汚水槽の中に、汚物収集箱、中空の汚水物分離管、および、一端が前記養殖池に接続されており他端が前記汚水物分離管に接続されている入水管を有する第一処理槽と、
    中間部に第二汚水逆浸透処理槽が設けられており、前記第二汚水逆浸透処理層の上に形成されている上水槽、および、前記第二汚水逆浸透処理層の下に形成されており前記第一処理槽の前記下汚水槽と連通している下水槽を有し、濾過および増圧された酸素を前記養殖池内の清浄な養殖循環水に注入する酸素供給器が前記上水槽内に設置されている第二処理槽と、を備えることを特徴とする養殖装置。
  2. 前記汚水物分離管は、所定角度傾斜して上方向に伸びる中空管であり、下側の外壁に複数の汚水放出孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の養殖装置。
  3. 前記汚水物分離管は、上方向に伸びて形成されており、前記汚物収集箱の上方向に位置している上端開口を有することを特徴とする請求項1に記載の養殖装置。
  4. 前記下水槽の中に通風装置が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の養殖装置。
  5. 前記酸素供給器には放出増圧管が設けられており、当該放出増圧管は前記第一処理槽の前記入水管に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の養殖装置。
  6. 前記上水槽には前記養殖池と連通している溢れ孔が形成されており、
    当該溢れ孔は前記養殖池の正常水位より高くなるよう形成されていることを特徴とする請求項1記載の養殖装置。
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