JP3184440B2 - 半導体発光装置 - Google Patents

半導体発光装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光インターコネク
ション等に用いられる端面発光型の半導体発光装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、端面発光型半導体発光装置にお
いては、光出射面として劈開面が広く用いられている。
劈開面は基本的に原子オーダーで平滑なミラーであるた
め、光出射面として非常に有効である。しかしその反
面、劈開は欠けや傷を全くつけずに行なうことは難し
く、量産性や歩留りの点で問題となっている。このた
め、近年、光出射面形成として劈開を用いずにエッチン
グで行なうことが研究されている。エッチングによる光
出射面形成は、基板内の発光素子全てに対して一括で形
成できるため、劈開法にはない量産性や高い歩留りを有
する特徴を持っている。また、その出射面の平滑性も、
劈開面と遜色ないものになりつつある。以下、エッチン
グによる光出射端面を有する半導体発光装置の従来例に
ついて述べる。
【0003】図15は、従来のエッチングミラー半導体
レーザの一例を示す図である(特開平3−30381号
公報参照)。図中の符号1はn型InP基板、2はn型
InPクラッド層、3はundope−InGaAsP活性
層、4はp型InGaAsPガイド層、5はp型InP
クラッド層、6はp型InGaAsPコンタクト層、7
はn型電極、8はp型電極、9はエッチング端面(反射
鏡)である。図15の半導体レーザにおいては、活性層
厚とガイド層厚を足し合わせた厚さを0.3μmにする
ことにより、エッチング端面9のわずかな傾きによる端
面反射率の低下を極力抑えている。また図より、エッチ
ング端面9より前方にInP基板1が張り出しており、
光出射面と素子端面が段になっているのがわかる。これ
は、エッチングによる光出射面を有する半導体発光装置
において共通の構造的特徴となっている。
【0004】次に図16は、光半導体素子をサブマウン
トに接着した光半導体装置の一例を示す図である(特開
平2−137389号公報参照)。図中の符号10は光
半導体素子、11はサブマウント、12はステム、13
はメタライズ電極、14は発光点、15はろう材であ
る。上記公報中で指摘されているように、発光点14よ
り前方にろう材のような障壁物が存在すると、発光点か
ら出射された光は散乱されてしまう。図15において述
べたエッチング端面より前方にある基板面においても、
これと同様に、光の反射,散乱,干渉などの現象が生じ
てしまう場合がある。
【0005】次に図17は、エッチングによる光出射端
面を有する半導体発光装置の別の例を示す図である(特
開平5−136459号公報参照)。図17において、
符号16は基板、17は端面発光型発光ダイオードアレ
イ、18は発光層(活性層)、19はp側電極、20は
n側電極である。この発明においては、 LX2<LZ2/tanθ ;(LX2≠LZ2/tanθ),(0≦θ≦90°) LX1<LZ1/tanθ ;(LX1≠LZ1/tanθ),(0≦θ≦90°) という幾何学的関係を満たすように、光出射面前方の基
板形状を階段状に構成している。そのため、発光端面か
ら出射された光が、テラス面で遮られることがないた
め、光利用効率が高くなるという特徴を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図18に示すように光
出射面107前方に基板面106が存在する構造の半導
体発光装置101においては、光出射面107から出た
光が前方の基板面106で反射される場合、反射された
光と光出射面から出た光との間で干渉が生じる。そのた
め、光出射方向が基板側に対して数度上に傾くことにな
る。このような半導体発光装置101を光ファイバー1
03と接続する場合、光ファイバー103の受光角が狭
いため(例えば、開口数NA=0.2のときには受光全
角=23°)、半導体発光装置101の光出射方向の数
度の傾きでも、光ファイバー103との光結合効率が著
しく低下してしまう。図17に示した構造はこの干渉の
影響を低減することを考慮した構造となっているが、実
際の半導体発光装置においては光放射分布が広角側にも
すそを引いているため、干渉の影響を完全に無くすこと
は困難である。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、光出射方向の傾きによる光ファイバーとの光結合
効率の低下を生じさせないような構造の半導体発光装置
を提供することを課題(目的)としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1における半導体発光装置は、基準
平面に対して平行な活性層面を有し、該基準平面と垂直
に、かつ活性層面より下側までエッチングして形成した
光出射面を持つ端面発光型半導体発光装置であって、光
出射端面前方の基板上面が光出射面より前方に進むに従
って活性層面より離れる方向に傾いており、光出射面よ
り前方の基板上面と基準平面のなす角度が垂直方向の光
放射分布の半値半角よりも大きく、かつ光出射面下の基
板を光出射面より奥側までアンダーカットエッチングし
構成となっている。
【0009】また、本発明の請求項2における半導体発
光装置は、請求項1記載の半導体発光装置において、光
出射面下の基板が光出射面より奥側までアンダーカット
エッチングされており、基板上面の傾斜が光出射面より
奥側から始まっている構造にするものである。
【0010】本発明の請求項3における半導体発光装置
は、活性層面より下側までエッチングして形成した光出
射面を持つ端面発光型半導体発光装置であって、光出射
面前方の基板上面が光出射面より前方に進むに従って活
性層面より離れる方向に傾いており、光出射面前方の基
板上面と本装置のダイボンディングする面とのなす角度
φを、 φ=arcsin(λ/4nd) とした構成になっている。ここで、λは半導体発光装置
の発光波長、nは半導体発光装置より光が出射された側
の媒質の屈折率、dは光出射面の活性層位置から光出射
面前方の基板上面に垂線を降ろした距離を表している。
【0011】さらに、本発明の請求項4における半導体
発光装置は、活性層面より下側までエッチングして形成
した光出射面とエッチング側面を有するメサ形状の端面
発光型半導体発光装置であって、光出射面前方の基板上
面が光出射面より前方に進むに従って活性層面より離れ
る方向に傾いており、光出射面前方の基板上面と基板の
エッチングした底面とのなす角度φを、 φ=arcsin(λ/4nd) とした構成となっている。
【0012】さらに、本発明の請求項5における半導体
発光装置は、活性層面より下側までエッチングして形成
した光出射面を持つ端面発光型半導体発光装置であっ
て、基板厚さが光出射面から遠い部分ほど厚くなってお
り、基板裏面を水平面に設置したとき、光出射面前方の
基板上面と該水平面のなす角度φが、 φ=arcsin(λ/4nd) となるような構成となっている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明の請求項1の半導体
発光装置は、基準平面に対して平行な活性層面を有し、
該基準平面と垂直に、かつ活性層面より下側までエッチ
ングして形成した光出射面を持つ端面発光型半導体発光
装置である。そのため、光出射面前方の基板の影響がな
い場合には、光放射分布のピーク位置は、光出射面に対
して垂直方向に向くことになる。さらに、本装置では、
図1[a]に示すように、光出射面107前方の基板上
面106が、光出射面107より前方に進むに従って活
性層102面より離れる方向に傾いており、光出射面1
07より前方の基板上面106と基準平面のなす角度が
光放射分布の半値半角よりも大きくなっている。そのた
め、光出射面から出射される光の大部分である、光放射
分布の半値角内の光の成分に関しては、光出射面前方の
基板上面106で反射されないため、干渉の対象となら
ない。そして、図17に示した従来構造では光出射面近
傍のテラス面が水平になっているのに対して、本装置で
は端面から離れるほど広角側にずれていく。これによ
り、光放射角分布の広角成分の光が基板面106で反射
された場合にも、基準面に対してより低角で反射するた
め、光出射方向の傾きを小さくできる。また、光出射面
107の前方の基板の長さをより短くしたほうが、干渉
が少なくなるのは当然である。
【0014】さらに請求項1の半導体発光装置において
は、上記の構成に加えて、光出射面下の基板を光出射面
より奥側までアンダーカットエッチングした構成として
いる。より具体的には、請求項2の構成のように、光出
射面下の基板が光出射面より奥側までアンダーカットエ
ッチングされており、基板上面の傾斜が光出射面より奥
側から始まっている構造にしている。すなわち、請求項
1,2の半導体発光装置においては、図1[a]の構成
に加えて、図1[b]に示すように、光出射面107下
の基板を光出射面より奥側までアンダーカットエッチン
グしている。そのため、基準面と光出射面107前方の
基板上面106とのなす角度が同じ場合でも、図1
[a]の装置に比べて光出射面107の活性層102位
置から前方の基板面106までの距離が遠くなる。その
ため光出射面107から出射された光は、基板のより前
方で反射される。従って光出射面前方の基板長さが同じ
であれば、基板面106で反射を受ける光の成分がより
少なくなる。
【0015】次に、請求項3の半導体発光装置の構成及
び作用について述べる。半導体発光装置の光出射面での
光の干渉条件は、次式で表される。 2ndsinθ/λ +1/2=m (m=1,2,3,・・・
・) これより、m=1のときの干渉条件を満足する角度φ
は、 φ=arcsin(λ/4nd) となる。すなわち、最も光出力の高い1次の干渉ピーク
は、光出射面前方の基板上面に対してφの仰角で出射さ
れる。一方、請求項3の半導体発光装置においては、図
1[c]に示すように、半導体発光装置101の基板裏
面を導電性接着剤104でステム105にダイボンディ
ングした場合に、光出射面107前方の基板上面106
が、ダイボンディング面に対してφと同じ俯角をなした
構成となっている。従って、垂直方向光放射分布のピー
ク光である1次の干渉光は、ダイボンディング面に対し
て平行に出射される。
【0016】請求項4に示した半導体発光装置は、活性
層面より下側までエッチングして形成した光出射面とエ
ッチング側面を有するメサ形状の端面発光型半導体発光
装置である。そして、光出射面前方の基板上面と基板の
エッチング底面とのなす角度φを、 φ=arcsin(λ/4nd) としている。このようなメサ型の半導体発光装置101
を、図1[d]に示すようにジャンクションダウン方式
でステム105に実装する場合には、基板のエッチング
底面がダイボンディング面になる。すると垂直方向光放
射分布のピーク光は、請求項3の装置と同様に、ダイボ
ンディング面に対して平行に出射される。
【0017】請求項5に示した半導体発光装置は、ジャ
ンクションアップの実装方式に適合している。ジャンク
ションアップ実装では、基板裏面がステム105に接着
される面となる。そこで本装置では、図1[e]に示す
ように基板厚さが光出射面107から遠い部分ほど厚く
なっており、基板裏面を水平なステム面に設置したと
き、光出射面107前方の基板上面106と該水平面の
なす角度φが、 φ=arcsin(λ/4nd) となるように設定している。これにより図1[e]に示
すように、干渉による光出射方向の傾きが、基板の傾き
で補償されて、1次の干渉光はボンディングする面に対
して平行に出射される。尚、基板裏面の形状は、水平面
に設置したとき所定の角度φだけ傾けばよいので、必ず
しも斜平面である必要はなく、光出射面から遠いほど基
板厚さが厚くなる階段形状でもよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照して説明する。 [実施例1] 図2は、本発明に係る半導体発光装置の一構成例を示す
断面図であり、光出射面前方に突き出した基板面に傾斜
を設けた例である。図2において、201はn型GaA
s基板、202はn型AlGaAsクラッド層、203
はundope−GaAs活性層、204はp型AlGaAs
クラッド層、205はp型GaAsコンタクト層、20
6はn側電極、207はp側電極である。また、208
はドライエッチングで形成した光出射面であり、209
は光出射面前方に突き出した基板面(以後、この部分を
テラスと呼ぶ)となっている。
【0019】図3は、図2に示した半導体発光装置の作
製工程を示した図である。尚、本発明の主要部分は素子
の端面近傍の形状であるため、電流狭窄部分に関しては
示していない。電流狭窄方法としては、酸化膜ストライ
プ構造や、pn逆バイアス接合を用いたブロック構造な
ど、発光装置の目的、性能に合わせて適切な手段を選ぶ
ことができる。
【0020】最初に、図3[a]に示すように、n型
(001)GaAs基板201上に、n型AlGaAs
クラッド層202,undope−GaAs活性層203,p
型AlGaAsクラッド層204,p型GaAsコンタ
クト層205をエピタキシャル成長させる。結晶成長の
手段としては、有機金属気相成長法(MOCVD)を用
いて行なった。
【0021】続いて、フォトリソグラフィーによりパタ
ーン形成を行なった窒化ケイ素層をマスクとしてケミカ
ルエッチングを行なう。エッチング液は、ブロム・メタ
ノール系の異方性エッチング液を用いた。このエッチン
グ液は、(100)面に対して(111)面のエッチン
グ速度が遅いため、エッチングを進めるに従い(11
1)面が表面に表れる。そこで、溝を<11 ̄0>方向
に平行に形成しておけば、ケミカルエッチングした形状
は図3[b]に示すようなV溝形状となる。尚、上記の
1 ̄はバー付き数字の代わりに用いた記号である。
【0022】次に、レジストをマスクとして、ECR−
RIBE(electron cyclotron resonance - reactive
ion beam etching)装置により、n型クラッド層202
下までドライエッチングを行ない光出射面208を形成
する。このエッチング方法によれば、結晶面方位によら
ず、活性層にほぼ垂直で平滑なエッチング形状が得られ
る(図3[c])。その後、p側電極207とn側電極
206を形成し、最後にダイシングにより、素子を分離
する(図3[d])。
【0023】以上の工程により作製した半導体発光装置
においては、ケミカルエッチングで作製したテラス20
9と基板の主平面のなす角度Ψは結晶構造により決ま
り、約55°となる。一方、半導体レーザの垂直方向光
放射分布の半値半角θは典型的に10〜30°であるた
め、テラス209の傾きよりも小さい。従って、光放射
分布の半値角内の光成分は、テラス209での反射が生
じないため、干渉に寄与しない。またテラス209の傾
きが55°と大きいため、光放射分布の半値角よりも大
きい角度成分の光においてもテラス209で反射される
割合は従来構造に比べて非常に小さくなっている。
【0024】図4は、実施例1の半導体発光装置をジャ
ンクションアップ方式でステム105に実装した時の状
態を示す断面図である。光出射面208から出射された
光はテラス209による反射、干渉の影響をほとんど受
けずに光ファイバーに光を入力できるため、光結合効率
の低下が生じない。
【0025】[実施例2] 図5は、本発明の請求項1,2に記載した半導体発光装
置の実施例を示す断面図である。図2に示した発光装置
と異なっている点は、光出射面208近傍で基板201
が光出射面208より奥側にアンダーカットエッチング
されており、基板上面(テラス)209の傾斜が光出射
面208より奥側から始まっている点である。
【0026】図5に示した半導体発光装置の作製工程
は、図2の装置とは異なっている。以下、図6を参照し
つつ説明する。最初に、図6[a]に示すように、n型
(001)GaAs基板201上に、n型AlGaAs
クラッド層202,undope−GaAs活性層203,p
型AlGaAsクラッド層204,p型GaAsコンタ
クト層205をMOCVDにより順次エピタキシャル成
長させる。
【0027】続いて、フォトリソグラフィーによりパタ
ーンニングを行なったレジストをマスクとして、ECR
−RIBE装置により、n型クラッド層202下までド
ライエッチングを行ない垂直な光出射面208を形成す
る(図6[b])。このとき、ストライプ溝は<11 ̄
0>方向に形成しておく。
【0028】次に、窒化ケイ素層で光出射面208を覆
った後にブロム・メタノール系の異方性エッチング液で
ケミカルエッチングを行なう。ストライブ溝を<11 ̄
0>方向に形成したため、ケミカルエッチングした形状
は図6[c]に示すような斜めのテラス209となる。
またこの方法では、ケミカルエッチングの性質上、光出
射面より後方までアンダーエッチングされる。その後、
窒化ケイ素層を除去してp側電極207とn側電極20
6を形成し、最後にダイシングにより、素子を分離する
(図6[d])。
【0029】以上の工程により作製した半導体発光装置
においては、ケミカルエッチングで作製したテラス20
9と基板の主平面のなす角度Ψは約55°となり、一般
に半導体レーザの垂直方向光放射分布の半値半角θより
も大きい。従って、光放射分布の半値角内の光成分はテ
ラス209での反射が生じないため、干渉に寄与しな
い。さらにテラス209が光出射面208よりも後方ま
で入り込んでいるため、活性層203の光出射面位置か
らテラス面までの距離が遠くなり、光放射分布の半値角
よりも大きい角度成分の光がテラス209で反射される
割合が図2の発光装置よりも更に小さくなっている。
【0030】図19は、半導体発光装置の垂直方向の光
放射角分布の一例であって、[a]はドライエッチング
により端面形成して水平なテラスを有する半導体発光装
置の光放射角分布であり、[b]は実施例2に示す半導
体発光装置の光放射角分布である。水平なテラスを有す
る場合には、光放射角分布のピーク位置が正の側に約1
0度傾いている。それに対して、ケミカルエッチングで
テラスを作製した場合には、テラス面での光の反射の影
響がほとんどないため、干渉が生じず、光は基準平面と
平行に放射されている。
【0031】図7は、実施例2の半導体発光装置をジャ
ンクションダウン方式でステム105に実装した時の状
態を示す断面図である。ジャンクションダウン方式で
も、実施例1と同様に光出射面208から出射された光
は、テラス209で反射、干渉の影響を受けることなく
光ファイバーに入力される。
【0032】[実施例3]図8は、本発明の請求項3記
載の半導体発光装置の実施例を示す断面図である。図8
において、801はp型GaAs基板、204はp型A
lGaAsクラッド層、203はundope−GaAs活性
層、202はn型AlGaAsクラッド層、802はn
型GaAsコンタクト層、206,207はそれぞれ素
子に電流を注入するためのn側及びp側電極である。本
実施例では、第1,第2の実施例と異なりp型基板を使
用しているため、p型層とn型層の積層順序が逆になっ
ている。また208はドライエッチングにより形成され
た光出射面、209は光出射面より前方に張り出したテ
ラスである。テラス209は基板主平面に対して所定の
角度φで傾いている。
【0033】次に図8に示した半導体発光装置の作製方
法を、図9を参照しつつ説明する。最初に、図9[a]
に示すように、p型GaAs基板801上にMOCVD
により、p型AlGaAsクラッド層204,undope−
GaAs活性層203,n型AlGaAsクラッド層2
02,n型GaAsコンタクト層802を順次エピタキ
シャル成長させる。
【0034】次に、Crマスクを用いてECR−RIB
E装置により斜めドライエッチングを行なう(図9
[b])。このとき、イオンビームと基板とのなす角度
を調節することにより、基板の主平面と斜めにエッチン
グした斜面とのなす角度φを所定の値、 φ=arcsin(λ/4nd) に設定する。ここで、λは半導体発光装置の発光波長、
nは半導体発光装置より光が出射された側の媒質の屈折
率、dは光出射面の活性層位置からテラスに垂線を降ろ
した距離である。
【0035】続いて、ECR−RIBEにより、p型A
lGaAsクラッド層204下まで垂直にドライエッチ
ングを行ない光出射面208を形成する(図9
[c])。このときエッチングの深さtは、 t=d/cosφ となるように制御する必要がある。また、エッチングレ
ートが基板面内で均一であるため、図9[b]で形成し
た斜面は、その角度を保ったまま深さtだけ基板の下側
にシフトする。その後、n側電極206とp側電極20
7の形成を行ない、ダイシングにより素子を切り出す
(図9[d])。
【0036】エッチング深さtをt=d/cosφに設定
した場合、光出射面208から出た光とテラス209で
反射された光との1次の干渉条件は、 2ndsinθ/λ=1/2 となる。従って、1次の干渉光は、反射面であるテラス
209に対して、 φ=arcsin(λ/4nd) の角度方向に出力される。例えばd=2μmに設定し、
GaAsの発光波長870nmを空気(n=1)に対し
て出射する場合、φ=6.2°となる。また、光学樹脂
(n=1.46)に対して光を出射した場合、φ=4.
3°となる。本装置では、テラス209の傾きを基板の
主平面に対してφと同じ角度になるように設定している
ため、垂直方向光放射分布の最大強度である1次の干渉
光は、基板主平面と平行に出射される。従って、本発光
装置を図1[c]に示したように、ジャンクションダウ
ンまたはジャンクションアップ方式でステム105に実
装した場合、光放射分布のピーク光をダイボンディング
面に対して平行に出射できるため、光結合効率の低下が
なく、光を有効に光ファイバーに入力させることが可能
となる。
【0037】図20は、テラス209の傾き角を変えた
ときに光ファイバーに入力される光強度を示した図であ
る。光強度は傾き角0のときの値を1として規格化して
いる。図に示すように、テラス209の傾き角をφと同
じ角度(この場合はφ=8度)にしたときに、光ファイ
バーに入力される光出力が最も大きくなっており、傾き
角0の場合に比べて約35%光出力が増加している。
【0038】[実施例4]図10は、本発明の請求項4
記載の半導体発光装置の実施例を示す斜視図である。図
10において、801はp型GaAs基板、204はp
型AlGaAsクラッド層、203はundope−GaAs
活性層、202はn型AlGaAsクラッド層、802
はn型GaAsコンタクト層である。図に示すように、
本装置はドライエッチングにより発光部分をメサ形状に
形成したメサ型発光装置である。208はドライエッチ
ングにより形成された光出射面であり、1001は基板
のドライエッチングした底面である。また、1002は
メサ部分にのみ電流を狭窄するための酸化ケイ素層であ
り、206,207はそれぞれ素子に電流を注入するた
めのn側及びp側電極である。また、209は光出射面
より前方に張り出したテラスであり、エッチング底面に
対して所定の角度φ、 φ=arcsin(λ/4nd) で傾いている。
【0039】エッチング深さtをt=d/cosφに設定
した場合、光出射面208から出た光とテラス209で
反射された光との1次の干渉光は、反射面であるテラス
209に対して、φ=arcsin(λ/4nd)の方向に出力
される。本装置では、テラス209の傾きを基板のエッ
チング底面1001に対してφと同じ角度になるように
設定している。これにより、垂直方向光放射分布の最大
強度である1次の干渉光は基板のエッチング底面100
1と平行に出射される。
【0040】図11は、図10の半導体発光装置をケイ
素(Si)のV溝基板に実装した時の状態を示す図であ
り、図11[a]は側面断面図、[b]は正面断面図で
ある。図中において、203はGaAs活性層、103
は光ファイバー、104は導電性接着剤、1102はS
i基板、1101はSi基板の上表面である。本実施例
の半導体発光装置は、エッチング底面1001が導電性
接着剤104を介してSi基板の上表面1101にジャ
ンクションダウン方式で接着されている。また、メサ型
の発光部分はSi基板1102のV溝内に位置するよう
に固定されている。ここで、光ファイバー103もSi
基板1102のV溝内に実装した場合、光ファイバー1
03と発光装置とのアライメントが容易になる。そし
て、発光装置から出射された垂直方向光放射分布のピー
ク光は、光ファイバーと平行になるため、光結合効率の
低下が抑制される。
【0041】[実施例5]図12は、本発明の請求項5
記載の半導体発光装置の実施例を示す側面断面図であ
る。図12において、1201は半絶縁性GaAs基
板、205はp型GaAsコンタクト層、204はp型
AlGaAsクラッド層、203はundope−GaAs活
性層、202はn型AlGaAsクラッド層、802は
n型GaAsコンタクト層、206はn側電極、207
はp側電極である。本実施例では、第3,第4の実施例
と異なり、半絶縁性基板を使用しており、p側及びn側
の電極206,207を両方とも基板1201の表面に
形成している。1002は酸化ケイ素層であり、発光部
への電流狭窄の役割を果たすと同時に、n側電極とp側
電極を絶縁する役割も担っている。また、208はドラ
イエッチングで形成した光出射面であり、209は光出
射面前方に張り出したテラスである。テラス面は、基板
の主平面と平行に形成されている。本装置の特徴として
は、光出射面側の基板裏面がエッチングされて、基板1
201の厚さが薄くなった階段形状1202になってい
る点である。
【0042】図13は、図12に示した半導体発光装置
の作製工程を示した図である。以下、この図を参照しつ
つ作製工程を説明する。最初に、図13[a]に示すよ
うに、半絶縁性GaAs基板1201上にp型GaAs
コンタクト層205,p型AlGaAsクラッド層20
4,undope−GaAs活性層203,n型AlGaAs
クラッド層202,n型GaAsコンタクト層802を
MOCVDにより順にエピタキシャル成長させる。
【0043】次に、レジストをマスクとしてECR−R
IBE装置により垂直にドライエッチングを行ない、光
出射面208を形成する(図13[b])。このとき、
エッチング深さdを制御してエッチングした底面がp型
コンタクト層205になるようにする。
【0044】続いて、酸化ケイ素層1002のパターン
ニングを行ない、n側電極206とp側電極207を形
成する(図13[c])。p側電極207は、ドライエ
ッチングして表面を露出させたp型コンタクト層205
上に形成する。その後、光出射面側の基板裏面をケミカ
ルエッチングし、階段形状1202を形成する(図13
[d])。ここで図12に示すように、発光装置のエッ
チング深さをh、エッチング幅をLとしたとき、次の関
係になるように形成する。 h/L=tanφ φ=arcsin(λ/4nd) そして最後に、素子をダイシングにより切り出す。
【0045】ドライエッチング深さがdのとき、光出射
面208から出た光とテラス209で反射された光との
1次の干渉光は、仰角φ=arcsin(λ/4nd)の方向に
出力される。一方本装置では、基板裏面が階段形状12
02となっており、エッチング深さhとエッチング幅L
が、h/L=tanφ となるように設計して作製した。そ
のため、水平面に基板裏面を設置したとき、基板は水平
面に対して俯角φだけ傾くことになる。これにより、光
放射分布の最大強度である1次の干渉光は、該水平面に
対して平行に出射されることになる。
【0046】図14は、図12に示した半導体発光装置
をステム105に実装した時の状態を示す図である。図
において、103は光ファイバー、105はステム、1
401は接着剤である。ここでは、ステム105に図1
2の発光装置をジャンクションアップ方式で実装してい
る。電極は全て表面から取り出しているため、接着剤1
401は導電性である必要はない。図に示すように、半
導体発光装置から出射された1次の干渉光は、ステムの
上面に対して平行に出力され、光ファイバー103端面
に対して垂直に入射させることができる。従って、光結
合効率の低下を抑制することが可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を有する。請求
項1,2の半導体発光装置においては、光出射面より前
方の基板上面と基準平面のなす角度が光放射分布の半値
半角よりも大きくなっているため、光出射面から出射さ
れる光の大部分である光放射分布の半値角内の光の成分
は、光出射面前方の基板上面で反射されず、干渉に寄与
しない。さらに、光放射角分布の広角成分の光が基板面
で反射される場合にも、基準面に対してより低角に反射
するため、光出射方向の傾きの影響をより小さくでき
る。これにより、光ファイバーに対して出射光の傾きを
小さくできるため、光結合効率の低下を抑制できる。
【0048】そして請求項1に示す半導体発光装置にお
いては、上記構成に加えて、光出射面下の基板を光出射
面より奥側までアンダーカットエッチングした構成とし
ており、より具体的には、請求項2に示す半導体発光装
置のように、光出射面下の基板が光出射面より奥側まで
アンダーカットエッチングされており、基板上面の傾斜
が光出射面より奥側から始まっている構造にしているの
で、光出射面の活性層位置から前方の基板面までの距離
が遠くなるため、基板面で反射を受ける光の成分がより
少なくなり、更に干渉の影響を低減できる。
【0049】請求項3,4,5に示した半導体発光装置
においては、光出射面前方の基板上面と装置をダイボン
ディングする面とのなす角φをφ=arcsin(λ/4nd)
と設定したため、干渉による光出射方向の傾きが補償さ
れ、最も光出力の高い1次の干渉光がダイボンディング
面に対して平行に出射される。これにより、光ファイバ
ーに対して光出射方向の傾きがなくなり、光結合効率の
低下を抑制できる。
【0050】さらに請求項4に示した半導体発光装置は
メサ形状の端面発光型半導体発光装置であり、光出射面
前方の基板上面と基板のエッチング底面とのなす角を、
φ=arcsin(λ/4nd)としているため、基板のエッチ
ング底面でダイボンディングするジャンクションダウン
実装に適している。
【0051】さらに請求項5に示した半導体発光装置
は、基板厚さが光出射面から遠いほど厚くなっており、
基板裏面を水平面に設置したとき光出射面前方の基板上
面と該水平面のなす角度をφ=arcsin(λ/4nd)に設
定しているため、ジャンクションアップ実装に適してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体発光装置の動作及び作用を
説明するための図である。
【図2】本発明の第1の実施例による半導体発光装置の
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例による半導体発光装置の
作製工程の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例による半導体発光装置の
実装時の状態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例による半導体発光装置の
断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例による半導体発光装置の
作製工程の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例による半導体発光装置の
実装時の状態を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例による半導体発光装置の
断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例による半導体発光装置の
作製工程の説明図である。
【図10】本発明の第4の実施例による半導体発光装置
の斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施例による半導体発光装置
の実装時の状態を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施例による半導体発光装置
の断面図である。
【図13】本発明の第5の実施例による半導体発光装置
の作製工程の説明図である。
【図14】本発明の第5の実施例による半導体発光装置
の実装時の状態を示す図である。
【図15】従来のエッチングミラー半導体レーザの一例
を示す断面図である。
【図16】従来の半導体発光装置の実装時の状態を示す
図である。
【図17】従来のエッチング端面発光ダイオードの断面
図である。
【図18】従来の端面発光型半導体発光装置の課題の説
明図である。
【図19】半導体発光装置の垂直方向の光放射角分布の
一例を示す図であって、[a]はドライエッチングによ
り端面形成して水平なテラスを有する半導体発光装置の
光放射角分布であり、[b]は実施例2に示す半導体発
光装置の光放射角分布である。
【図20】半導体発光装置のテラスの傾き角を変えたと
きに光ファイバーに入力される光強度を示した図であ
る。
【符号の説明】
1:n型InP基板 2:n型InPクラッド層 3:undope−InGaAsP活性層 4:p型InGaAsPガイド層 5:p型InPクラッド層 6:p型InGaAsPコンタクト層 7:n型電極 8:p型電極 9:エッチング反射鏡 10:半導体発光素子 11:サブマウント 12:ステム 13:メタライズ電極 14:発光点 15:ろう材 16:基板 17:端面発光型ダイオードアレイ 18:発光層 19:p側電極 20:n側電極 101:半導体発光装置 102:活性層 103:光ファイバー 104:導電性接着剤 105:ステム 106:基板面 107:光出射面 201:n型GaAs基板 202:n型AlGaAsクラッド層 203:undope−GaAs活性層 204:p型AlGaAsクラッド層 205:p型GaAsコンタクト層 206:n側電極 207:p側電極 208:光出射面 209:テラス(光出射面前方の基板面) 801:p型GaAs基板 802:n型GaAsコンタクト層 1001:エッチング底面 1002:酸化ケイ素層 1101:Si基板の上面 1102:V溝を形成したSi基板 1201:半絶縁性GaAs基板 1202:階段形状の基板裏面 1401:接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−318183(JP,A) 特開 平6−152074(JP,A) 特開 平5−136459(JP,A) 特開 昭62−128581(JP,A) 特開 昭62−109383(JP,A) 特開 昭61−182292(JP,A) 特開 昭63−250186(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50 G02B 6/42 H01L 33/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準平面に対して平行な活性層面を有し、
    該基準平面と垂直に、かつ活性層面より下側までエッチ
    ングして形成した光出射面を持つ端面発光型半導体発光
    装置において、 光出射面前方の基板上面が光出射面より前方に進むに従
    って活性層面より離れる方向に傾いており、光出射面よ
    り前方の基板上面と基準平面のなす角度が垂直方向の光
    放射分布の半値半角よりも大きく、かつ光出射面下の基
    板を光出射面より奥側までアンダーカットエッチングし
    ことを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体発光装置において、
    光出射面下の基板が光出射面より奥側までアンダーカッ
    トエッチングされており、基板上面の傾斜が光出射面よ
    り奥側から始まっていることを特徴とする半導体発光装
    置。
  3. 【請求項3】活性層面より下側までエッチングして形成
    した光出射面を持つ端面発光型半導体発光装置におい
    て、 光出射面前方の基板上面が光出射面より前方に進むに従
    って活性層面より離れる方向に傾いており、光出射面前
    方の基板上面と本装置のダイボンディングする面とのな
    す角度φを、 φ=arcsin(λ/4nd) 但し、λ:半導体発光装置の発光波長. n:半導体発光装置より光が出射された側の媒質の屈折率. d:光出射面の活性層位置から光出射面前方の基板上面に垂線を降ろ した距離. としたことを特徴とする半導体発光装置。
  4. 【請求項4】活性層面より下側までエッチングして形成
    した光出射面とエッチング側面を有するメサ形状の端面
    発光型半導体発光装置において、 光出射面前方の基板上面が光出射面より前方に進むに従
    って活性層面より離れる方向に傾いており、光出射面前
    方の基板上面と基板のエッチング底面とのなす角度φ
    を、 φ=arcsin(λ/4nd) 但し、λ:半導体発光装置の発光波長. n:半導体発光装置より光が出射された側の媒質の屈折率. d:光出射面の活性層位置から光出射面前方の基板上面に垂線を降ろ した距離. としたことを特徴とする半導体発光装置。
  5. 【請求項5】活性層面より下側までエッチングして形成
    した光出射面を持つ端面発光型半導体発光装置におい
    て、 基板厚さが光出射面から遠い部分ほど厚くなっており、
    基板裏面を水平面に設置したとき、光出射面前方の基板
    上面と該水平面のなす角度φが、 φ=arcsin(λ/4nd) 但し、λ:半導体発光装置の発光波長. n:半導体発光装置より光が出射された側の媒質の屈折率. d:光出射面の活性層位置から光出射面前方の基板上面に垂線を降ろ した距離. となるようにしたことを特徴とする半導体発光装置。
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