JP3184216U - 多機能フィルム袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を容易に冷却(保冷)することを可能する多機能フィルム袋を提供する。
【解決手段】多機能フィルム袋は、袋体1を含み、当該袋体1にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤2が設けられる。袋体1は、第1フィルム層41と、第2フィルム層42と、第3フィルム層43と、第4フィルム層44とを含んでいる。第1フィルム層41、第2フィルム層42、第3フィルム層43および第4フィルム層44は、この順に重ねられ、隣接するフィルム層同士が外周部において圧着されることにより、袋体1を構成している。また、第1フィルム層41と第2フィルム層42とが、飲料などの液体を保持するための保持部59を構成している。一方、第3フィルム層43と第4フィルム層44とが、冷却剤2を保持するためのサンドイッチ層51を構成している。このサンドイッチ層51内に冷却剤2が充填されている。
【選択図】図5

Description

本考案は多機能フィルム袋に関するものであり、特にサンドイッチ層が設けられるとともに、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられるフィルム袋に関するものである。
現在、市場においてフィルムを用いて作製された袋体の応用範囲は非常に広く、折畳みボトルとして用いられる場合があり、更に血漿袋として用いられる場合もある。
フィルム袋の一例として、吸い口付きのフィルム袋(スパウト付きパウチ容器)を挙げることができる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−145482号公報
折畳みボトル、血漿袋について述べると、それらの役割はフィルム袋内に水、血漿を保存することであるが、機能は比較的単一で、折畳みボトルの場合は、一般に野外での使用に適しており、主に携帯には便利であるが、夏季に人々が冷たい飲物を好んで飲むことにより体温を下げ、イライラ感を解消しようする際、現在の折畳みボトルは水を降温する機能を備えていない。血漿袋のように血漿を採集した後に低温で保存する必要がある場合は、一般にいずれも冷凍庫内で保管されるが、長時間にわたる停電に遭遇し、更には予備電源が使用できない場合は、血漿の品質が影響を受け、また、血漿を冷凍庫内から取り出して遠隔地に搬送する際、その過程において、交通渋滞、タイヤのパンクなどの事態に遭遇した場合にも、血漿の品質が影響を受ける。
かつ、現状では、一部の人体器官も搬送過程において、フィルム袋内に保管され、更にフィルム袋が氷の詰まったボックス内に配置されるが、この場合もやはりボックス内の氷により低温を維持する必要があり、氷がなくなった後には比較的良好な昇温を防止する措置は施されていない。
夏季に人々は冷たい飲物、例えばビール、赤ワイン、その他炭酸飲料などを比較的好んで飲むが、これらの飲料品を冷蔵庫から取り出した後、条件が整っている場合は、氷が入った鉄製容器を準備し、飲料品を氷中に配置すると、比較的ゆったりと飲料品を味わうことができるが、必要とする氷は予め氷結させる必要があり、鉄製容器も予め購入しておく必要があるため、比較的面倒である。
上記の点に鑑み、本考案の目的は、上記問題の不足点を解決するために多機能フィルム袋を提供することにある。
本考案に従った多機能フィルム袋は、袋体を含み、当該袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられることを特徴とする。
袋体上に吸口が設けられ、吸口は、吸口ベース、吸口ベース上に回転設置される吸口蓋、及び吸口蓋端部の出水口に嵌設される上下摺動可能な出水蓋を含んでなり、吸口上に吸口カバーが更に嵌設されてもよい。
袋体の外側周縁表面に、袋体を貫通する袋孔が設けられ、袋孔に懸架フックを懸架設置可能であってもよい。
袋体上に袋口が設けられ、袋口部位周縁の袋体にはサンドイッチ層を設けないものであってもよい。
袋口の内側に、ジッパーが設けられてもよい。
袋体上に、少なくとも1つの導管が設けられてもよい。
袋体上に、採血針が更に設けられてもよい。
上記多機能フィルム袋においては、上記サンドイッチ層には、直線状に延在し、冷却剤の侵入を阻害することによりサンドイッチ層の屈曲を容易にする屈曲部が形成されていてもよい。これにより、屈曲部に沿って多機能フィルム袋を屈曲させることが容易となり、たとえば袋体内に液体などの内容物が保持されていない場合には、多機能フィルム袋を折り畳んでコンパクト化することが容易となる。
上記多機能フィルム袋においては、上記屈曲部は複数形成されていてもよい。これにより、多機能フィルム袋を折り畳んでコンパクト化することが一層容易となる。
上記多機能フィルム袋においては、複数の上記屈曲部のうち一の屈曲部は他の屈曲部に沿った方向に延在するように形成されていてもよい。これにより、多機能フィルム袋を折り畳んでコンパクト化することが一層容易となる。
上記多機能フィルム袋においては、屈曲部には、当該屈曲部を挟むように位置する一方のサンドイッチ層から他方のサンドイッチ層への冷却剤の移動を可能とする連通部が形成されていてもよい。これにより、屈曲部を設けた場合でも、サンドイッチ層への冷却剤の充填が容易となる。
上記多機能フィルム袋においては、上記連通部の、多機能フィルム袋を構成するフィルムの厚さ方向における厚みは、上記一方のサンドイッチ層および上記他方のサンドイッチ層の上記方向における厚みよりも小さくなっていてもよい。これにより、連通部が屈曲部における多機能フィルム袋の屈曲の妨げとなることを抑制することができる。
本考案の有益な効果は以下の通りである。
上記の構造を採用した多機能フィルム袋は、現有技術に比べ、袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられ、袋体上に吸口が設けられるため、袋内に装入された水は自動的な降温作用を発揮可能であり、レクリエーションの必需品である。
現有技術に比べ、袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられ、袋体上に導管または採血針が設けられるため、採血または血液の貯留時には、血液を降温可能であるとともに、使用時または外界環境の変化時には、血漿に対して非常に良好な品質保持作用を発揮する。
現有技術に比べ、袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられ、袋体上に袋口が設けられ、袋口部位周縁の袋体にはサンドイッチ層が設けられないため、袋内に飲料品を封入可能であり、夏季に冷たい飲物を飲用する際には、長時間にわたって低温状態を保持することができ、事前に氷を準備し、鉄製容器を購入しておく面倒から解放される。
現有技術に比べ、袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられ、袋口の内側にジッパーが設けられるため、飲料品の低温保存または販売する際の外包装とすることができ、飲料品のグレードがアップする。
多機能フィルム袋の構造を示す図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。 図1の線分V−Vに沿う断面の一例を示す概略断面図である。 袋体の構造の他の一例を示す概略断面図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。 図7の線分IX−IXに沿う断面の一例を示す概略断面図である。 図7の線分X−Xに沿う断面の一例を示す概略断面図である。 多機能フィルム袋の構造を示す図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1を参照して、多機能フィルム袋は、袋体1を含み、袋体1にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤2が設けられる。袋体1上に吸口3が設けられ、吸口3は、吸口ベース31、吸口ベース31上に回転設置される吸口蓋32、及び吸口蓋32の端部出水口(図内未表示)に嵌設されて上下に摺動可能な出水蓋33を含んでなり、吸口3上に吸口カバー34が更に嵌設される。前記冷却剤2は、固体、液体または気体である。
使用時には、吸口蓋32を吸口ベース31上から回して取り外し、ポット内で低温の水を吸口ベース31上の入口から取り入れるか、または、野外では、小川または池から取水し、更に吸口蓋32を吸口ベース31上で回転させ、吸口蓋32及び吸口ベース31は係合挿入方式を採用して接続することもでき、吸口カバー34も延伸ストリップを用い、延伸ストリップの末端にリングを設けて吸口ベース31の下端に嵌設すると、水を飲む際は、吸口カバー34を取り外すだけで、出水蓋33が上向きに引き抜かれる。
前記吸口3は、更に栓付きの蛇口により構成することができる。
(実施の形態2)
図2を参照して、本実施の形態における多機能フィルム袋は、実施の形態1において、袋体1の外側周縁表面に袋体1を貫通する袋孔4が設けられ、袋孔4に懸架フック(図内未表示)を懸架可能である。使用時には、懸架フックにより袋体1をナップザックまたはその他物体上に固定することができ、複数の袋体1を懸架フック(図内未表示)により1つに直列接続することもでき、袋体1の使用は更に簡便となる。
(実施の形態3)
図3を参照して、本実施の形態における多機能フィルム袋は、袋体1を含み、袋体1にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤2が設けられ、冷却剤2は、固体、液体または気体である。袋体上に袋口が設けられ、袋口部位周縁の袋体1にはサンドイッチ層が設けられていない。それにより袋中に飲料品、例えばビール、赤ワイン、またはその他炭酸飲料などを装入することができ、使用時には、袋体1を一定時間冷蔵庫に入れると、冷却剤2が冷気を吸収することができ、飲料品を飲む際は、飲料品を冷蔵庫内から袋体1と共に取り出し、その後、飲料品を袋体1中に装入しておくと、カップ中の飲料品を飲み終わった際には、自ら飲料品を袋体1中から取り出してカップに注ぐだけでよい。
(実施の形態4)
図4を参照して、本実施の形態における多機能フィルム袋は、飲料品を長期にわたって保存する際または販売する際に、飲料品の外包装とすることができ、飲料品のグレードがアップする。
(実施の形態5)
多機能フィルム袋は、袋体1を含み、袋体1にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤2が設けられ、冷却剤2は、固体、液体または気体であり、袋体上に少なくとも1つの導管が設けられ、袋体上に採血針が更に設けられる。使用時には、導管を介して袋体1内に貯留されている血漿を送出するか、または採血針を介して、献血者の血液を採集することができ、サンドイッチ層内の冷却剤2はいずれの場合も袋体1内の血漿または血液の品質を保持することができる。
(実施の形態6)
図5は、本考案のサンドイッチ層内における冷却剤の配置および袋体の構造の一例を示すものであって、図1に示す多機能フィルム袋の線分V−Vに沿う断面の一例を示している。図5を参照して、本実施の形態における多機能フィルム袋の袋体1は、第1フィルム層41と、第2フィルム層42と、第3フィルム層43と、第4フィルム層44とを含んでいる。第1フィルム層41、第2フィルム層42、第3フィルム層43および第4フィルム層44は、この順に重ねられ、隣接するフィルム層同士が外周部において圧着されることにより、袋体1を構成している。また、第1フィルム層41と第2フィルム層42とが、飲料などの液体を保持するための保持部59を構成している。より具体的には、第1フィルム層41と第2フィルム層42とにより取り囲まれた領域が、保持部59である。一方、第3フィルム層43と第4フィルム層44とが、冷却剤2を保持するためのサンドイッチ層51を構成している。つまり、第3フィルム層43と第4フィルム層44とにより取り囲まれた領域がサンドイッチ層51であって、このサンドイッチ層51内に冷却剤2が充填されている。第2フィルム層42と第3フィルム層43とは、全域にわたって圧着されている。これにより、サンドイッチ層51内の冷却剤2は、保持部59内に保持された飲料などの液体に対して第2フィルム層42および第3フィルム層43を挟んで位置する。その結果、保持部59内の液体は、冷却剤2によって効率的に冷却(保冷)される。
第1フィルム層41、第2フィルム層42、第3フィルム層43および第4フィルム層44を構成する材料としては、可撓性を有する材料、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロンなどを採用することができる。また、冷却剤2としては、たとえばジェル状の保冷剤を使用することができる。
次に、本実施の形態の変形例について説明する。図6に示す多機能フィルム袋は、基本的には図5に示す多機能フィルム袋と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、図6に示す多機能フィルム袋は、図5に示す多機能フィルム袋とサンドイッチ層51の配置において異なっている。
具体的には、図5に示す多機能フィルム袋においては、サンドイッチ層51が保持部59の一方側のみに配置されているのに対し、図6に示す多機能フィルム袋においては、サンドイッチ層51が保持部59の両側に配置されている。より詳細に説明すると、図6に示す多機能フィルム袋は、図5に示す多機能フィルム袋に加えて、さらに第5フィルム層45および第6フィルム層46を含んでいる。第5フィルム層45と第6フィルム層46とが、冷却剤2を保持するためのサンドイッチ層51を構成している。また、第5フィルム層45と第1フィルム層41とは、全域にわたって圧着されている。このように、保持部59がサンドイッチ層51に挟まれた構造を有することにより、図6の多機能フィルム袋は、非常に効率よく飲料などの内容物を保冷することができる。一方、図5の多機能フィルム袋は、サンドイッチ層51が保持部59の一方側のみに配置されることにより、たとえば保持部59に内容物が保持されていない状態、すなわち不使用の状態においては、折り畳む等してコンパクト化することが容易となっている。
(実施の形態7)
図7〜図10を参照して、本考案の他の実施の形態である実施の形態7について説明する。実施の形態7における多機能フィルム袋は、図1および図2に基づいて説明した上記実施の形態1および2における多機能フィルム袋と基本的には同様の構成を有し、同様の効果を奏する。しかし、本実施の形態における多機能フィルム袋は、以下に説明するように、サンドイッチ層51の構造にさらなる特徴を有している。
図7および図8を参照して、本実施の形態の多機能フィルム袋のサンドイッチ層51には、直線状に延在し、冷却剤2の侵入を阻害することによりサンドイッチ層51の屈曲を容易にする屈曲部52が形成されている。これにより、屈曲部52において多機能フィルム袋を屈曲させることが容易となっている。その結果、本実施の形態の多機能フィルム袋は、不使用時に折り畳んでコンパクト化することが容易となっている。
屈曲部52は、1つのみであってもよいが、本実施の形態においては、複数(ここでは2つ)形成されている。これにより、多機能フィルム袋を折り畳んでコンパクト化することが一層容易となっている。また、本実施の形態においては、2つの屈曲部52のうち一方の屈曲部52が他方の屈曲部52に沿った方向に延在するように形成されている。これにより、本実施の形態の多機能フィルム袋は、長手方向に沿った2つの屈曲部52において多機能フィルム袋を折り畳み、細長い形状とすることが可能となっている。その結果、本実施の形態の多機能フィルム袋は、狭いスペースに配置することが容易となっており、携帯や収納に便利である。
図7および図8に示すように、屈曲部52は、屈曲部52の長手方向に沿って延在するとともに、当該長手方向に沿って並べて配置された圧着部53と、隣り合う圧着部53の間に形成された連通部54とから構成されている。
図10に示すように、圧着部53においては、第3フィルム層43と第4フィルム層44とが圧着されている。そのため、圧着部53には、冷却剤2が侵入しない。その結果、屈曲部52において多機能フィルム袋を屈曲させることが容易となっている。一方、連通部54は、図9に示すように、屈曲部52を挟むように位置する一方のサンドイッチ層51から他方のサンドイッチ層51への冷却剤2の移動を可能とするように形成されている。より具体的には、連通部54においては第3フィルム層43と第4フィルム層44とが圧着されていない。そのため、連通部54には冷却剤2が侵入することが可能となっている。これにより、屈曲部52を設けた場合でも、サンドイッチ層51への冷却剤2の適切な充填が容易となる。すなわち、連通部54において、屈曲部52を挟むように位置する一方のサンドイッチ層51から他方のサンドイッチ層51への冷却剤2の移動が可能となっているため、たとえば図7を参照して、屈曲部52を挟むように位置する一方のサンドイッチ層51に充填された冷却剤2の量が他方のサンドイッチ層51に充填された冷却剤2の量よりも多い場合、連通部54を介して一方のサンドイッチ層51から他方のサンドイッチ層51へと冷却剤2が容易に移動する。そのため、冷却剤2がサンドイッチ層51に適切なバランスで充填される。
さらに、本実施の形態の多機能フィルム袋においては、図9に示すように、連通部54の、多機能フィルム袋を構成するフィルムの厚さ方向における厚み(図9における連通部54の厚み)は、屈曲部52(連通部54)を挟むように位置する一方のサンドイッチ層51および他方のサンドイッチ層51の当該方向における厚みよりも小さくなっている。より具体的には、フィルムの厚さ方向における断面において、連通部54内の冷却剤2の厚みは、連通部54を挟むように位置する一方のサンドイッチ層51および他方のサンドイッチ層51における冷却剤2の厚みよりも小さくなっている。これにより、連通部54が屈曲部52における多機能フィルム袋の屈曲の妨げとなることが抑制されている。
(実施の形態8)
次に、図11を参照して、本考案のさらに他の実施の形態である実施の形態8について説明する。実施の形態8における多機能フィルム袋は、図7〜図10に基づいて説明した上記実施の形態7における多機能フィルム袋と基本的には同様の構成を有し、同様の効果を奏する。しかし、本実施の形態における多機能フィルム袋は、以下に説明するように、サンドイッチ層51の構造にさらなる特徴を有している。
図11を参照して、本実施の形態においては、一の屈曲部52は、他の屈曲部52に交差する方向に延在するように形成されている。より具体的には、一の屈曲部52は、他の屈曲部52に直交する方向に延在するように形成されている。このように、図7に示す屈曲部52に加えて、これらに交差する方向に延在する屈曲部52がさらに形成されていることにより、本実施の形態における多機能フィルム袋は、一層コンパクトに折り畳むことが可能となっている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと理解されるべきである。本考案の範囲は上記した説明ではなく、実用新案登録請求の範囲によって示された範囲、そして実用新案登録請求の範囲と均等な意味および範囲内でのすべての変更、改良が含まれることが意図される。
本考案の多機能フィルム袋は、内容物を冷却(保冷)することが求められるフィルム袋に、特に有利に適用され得る。
1 袋体、2 冷却剤、3 吸口、31 吸口ベース、32 吸口蓋、33 出水蓋、34 吸口カバー、4 袋孔、41 第1フィルム層、42 第2フィルム層、43 第3フィルム層、44 第4フィルム層、45 第5フィルム層、46 第6フィルム層、5 ジッパー、51 サンドイッチ層、52 屈曲部、53 圧着部、54 連通部、59 保持部。

Claims (12)

  1. 袋体を含む多機能フィルム袋であって、前記袋体にサンドイッチ層が設けられ、サンドイッチ層内に冷却剤が設けられることを特徴とする、多機能フィルム袋。
  2. 前記袋体上に吸口が設けられ、吸口は、吸口ベース、吸口ベース上に回転設置される吸口蓋、及び吸口蓋端部の出水口に嵌設される上下摺動可能な出水蓋を含んでなり、吸口上に吸口カバーが更に嵌設されることを特徴とする、請求項1に記載の多機能フィルム袋。
  3. 前記袋体の外側周縁表面に、袋体を貫通する袋孔が設けられ、袋孔に懸架フックを懸架設置可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の多機能フィルム袋。
  4. 前記袋体上に袋口が設けられ、袋口部位周縁の袋体にはサンドイッチ層を設けないことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多機能フィルム袋。
  5. 前記袋口の内側に、ジッパーが設けられることを特徴とする、請求項4に記載の多機能フィルム袋。
  6. 前記袋体上に、少なくとも1つの導管が設けられることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の多機能フィルム袋。
  7. 前記袋体上に、採血針が更に設けられることを特徴とする、請求項6に記載の多機能フィルム袋。
  8. 前記サンドイッチ層には、直線状に延在し、前記冷却剤の侵入を阻害することにより前記サンドイッチ層の屈曲を容易にする屈曲部が形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の多機能フィルム袋。
  9. 前記屈曲部は複数形成されている、請求項8に記載の多機能フィルム袋。
  10. 複数の前記屈曲部のうち一の屈曲部は他の屈曲部に沿った方向に延在するように形成されている、請求項9に記載の多機能フィルム袋。
  11. 前記屈曲部には、前記屈曲部を挟むように位置する一方の前記サンドイッチ層から他方の前記サンドイッチ層への前記冷却剤の移動を可能とする連通部が形成されている、請求項8〜10のいずれか1項に記載の多機能フィルム袋。
  12. 前記連通部の、前記多機能フィルム袋を構成するフィルムの厚さ方向における厚みは、前記一方のサンドイッチ層および前記他方のサンドイッチ層の前記方向における厚みよりも小さい、請求項11に記載の多機能フィルム袋。
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