JP3184145U - 化粧柱材 - Google Patents

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Abstract

【課題】化粧柱材の構造として、柱材の四角に初めから段差のある意匠とし、躯体(柱、胴縁、ケイカル板)の寸法が変わっても、基本的な意匠が変わらない統一性のある構造にした化粧柱材を提供する。
【解決手段】中心に芯となる柱2を持ち、その周囲の四方向から化粧板7を取付けた化粧柱材1において、前記化粧板7の横方向のどちらか一端で、且つ裏面側に縦方向に沿って切欠を形成する。切欠に隣り合う化粧板7の横方向の反切欠側端を当接させる。
【選択図】図1

Description

この考案は、芯材の表面に天然木その他の化粧板を接着させて成る化粧柱材に関する。
住宅用柱に耐火性や装飾性を持たせるため、化粧柱材が用いられている。この化粧柱材51は、図6に示すように、中心の柱52の外側に胴縁53を介してケイカル板54を配し、それからその外側に化粧板55を配して作られている。
化粧柱材51では、芯となる柱52、胴縁53、ケイカル板54の厚さ寸法が異なるいくつかの種類があり、しかも各部材の寸法にバラツキもあって、外側に配される化粧板55同士の突き合せ部に隙間が生じ、あるいは図7に示すように、一方の化粧板55が他方の化粧板55より突き出してしまう問題点があった。そのため、柱52、胴縁53、ケイカル板54の寸法に合わせて化粧板55の横方向寸法を修正して組付けており、コスト増となっていた。
一般例では、胴縁が15mmであるが、中には18mmの胴縁もあり、この場合には、躯体(柱、胴縁、ケイカル板)の寸法が一般仕様より6mmも大きくなるため、図7に示す状態となる。胴縁が15mmの場合には、先に示した図6のように正方形の外形になるが、胴縁が18mmの場合は、同一の化粧板を使用すると、一方の化粧板が他方の化粧板より突き出して四角に段差が生じ、違和感から、意匠上の統一性が失われていた。
化粧柱材は、種々の技術が開発され、例えば、特許文献1、特許文献2が開示されているが、下記する本願の目的を持つものは無い。
特開平11−179709号公報 特開2006−247953号公報
この考案は、化粧柱材の構造として、柱材の四角に初めから段差のある意匠とし、躯体(柱、胴縁、ケイカル板)の寸法が変わっても、基本的な意匠が変らない統一性の構造にした化粧柱材を提供することを目的とする。
この考案は、中心に芯となる柱を持ち、その周囲の四方向から化粧板を取付けた化粧柱材において、前記化粧板の横方向のどちらか一端で、且つ裏面側に縦方向に沿って切欠を形成すると共に、その切欠に隣り合う化粧板の横方向の反切欠側端を当接させるようにしたことにある(請求項1)。
このため、躯体の外側に配される化粧板の一端に形成される切欠に隣り合う化粧板の横方向の反切欠側端が当接されることから、四角には段差を持つ統一的な意匠が表われる。化粧板の切欠には、反切欠側端が当接しており、その当接寸法が修正されることで、躯体の寸法の増減を修正し、四角に段差のある基本意匠を逸脱することなく、統一性のある意匠を持つ化粧柱材を提供できる。
前記化粧柱材にあって、前記柱と前記化粧板との間に柱側から胴縁、ケイカル板が配されることが好ましい(請求項2)。このケイカル板にて耐火性を担保している。
前記切欠は、前記化粧板を木口方向から見て横方向部位と厚さ方向部位とからなり、前記横方向部位が前記化粧板の厚み、又はそれより小さい寸法とすることが好ましい(請求項3)。このため、横方向部位の寸法から、化粧柱材の四角に常に段差を生じさせることになる。ちなみに、胴縁が15mmと18mmとでは、6mmの当接寸法の変更となり、化粧柱材の四角に段差が生まれる。
以上のように、請求項1記載の考案によれば、化粧柱材にあって、四角にその縦方向に段差を生じさせ、躯体の寸法が変わっても、基本的な意匠が変わらない統一性のある構造の化粧柱材を提供することができる。躯体の寸法の変更は、段差で吸収され、基本的な意匠を変更させることにはならない。これにより化粧板は現物合せにより修正することなく、組付ができることからコストの引き下げに寄与できる。
請求項3記載の考案によれば、切欠の横方向部位に隣り合う化粧板の反切欠側端を当接させることから、化粧柱材の四角に段差を生じさせることができ、統一性のある化粧柱材の提供に寄与できる。
この考案に係る化粧柱材の斜視図である。 同上の拡大図である。 化粧板の木口方向から見た上面図である。 同上の斜視図である。 躯体の寸法の異なる化粧柱材の上面図である。 従来の製造例による化粧柱材の上面図である。(胴縁15mm時) 従来の製造例による化粧柱材の上面図である。(胴縁18mm時)
図1には化粧柱材1の斜視図が、図2には同上の拡大上面図が示され、中心に芯となる105mm角の柱2が立設され、その柱2の四方で一面に2個の胴縁3が接着されている。この胴縁3の厚さは15mmで、縦に長い部材である。
それから、この胴縁3の外側に、厚み12mm、巾158mmのケイカル板4が四つの面に4つが接着されている。このケイカル板4に覆われて前記柱2と胴縁3とで躯体6が構成され、横巾が158mmの断面四角形となっている。この躯体6の外側の四方に下記する化粧板7が接着されている。なおケイカル板は、水酸化カルシウムと砂とを混合してオートクレーブにて処理して製造された耐火性断熱材であり、これを用いて化粧柱材1の耐火構造としている。
化粧板7は、図3,図4にも示すように、天然木その他の材料で作られ、厚さが20mm、横幅が178mm、長さは180mm程の板材で、表面側は化粧が施され、裏面側は接着面となっている。それから、横方向の一端、図示例では右端で裏面側で縦方向に切欠9が形成されている。この切欠9は、横方向部位9aと厚さ方向部位9bとから成り、横方向部位は調整代となっていて14mm、縦方向部位は10mmである。
上述の構成の化粧板7は、躯体6に接着されるが、まず一つの化粧板7を躯体6の一つのケイカル板4に対し、反切欠側端を10mm突出させて接着する。それから、反時計回りに2つ目の化粧板7の反切欠側端を切欠9の横方向部位9aに当接させて接着する。そして3つ目も4つ目も同様に接着する。すると、図1,図2に示すように化粧柱材1の四角に段差11が表われる。即ち、常に四角に四つの段差11を持つ化粧柱材1が得られる。切欠9の横方向部位9aと隣り合う化粧板7の反切欠側端の当接寸法が9mmとなっている。
図5において、胴縁3が18mmとなった例が示されている。胴縁3の厚みが3mm増加すると、切欠9の横方向部位9aと隣り合う化粧板7の反切欠側端の当接寸法は3mmとなる。このように、寸法の変更があっても吸収され、同一の寸法の化粧板7を用いることができる。そして、化粧柱材1はその四角に段差11も表われ、基本的な意匠が変わらない統一性のある構成となっている。また、寸法変動による修正作業が増加せず、コストの引き下げに寄与できるものでもある。なお、その他の部分は前記例と同一のため同一の符号を付して、説明を省略した。なお、ここに示した数字は、作用効果を説明するために付したもので、各部材がこの数字に限定されるものではないことは勿論である。
1 化粧柱材
2 柱
3 胴縁
4 ケイカル板
6 躯体
7 化粧板
9 切欠
9a 横方向部位
9b 厚さ方向部位
11 段差

Claims (3)

  1. 中心に芯となる柱を持ち、その周囲の四方向から化粧板を取付けた化粧柱材において、
    前記化粧板の横方向のどちらか一端で、且つ裏面側に縦方向に沿って切欠を形成すると共に、その切欠に隣り合う化粧板の横方向の反切欠側端を当接させるようにしたことを特徴とする化粧柱材。
  2. 前記柱と前記化粧板との間に柱側より胴縁、ケイカル板を配置したことを特徴とする請求項1記載の化粧柱材。
  3. 前記切欠は、前記化粧板を木口方向から見て横方向部位と厚さ方向部位とから成り、前記横方向部位が前記化粧板の厚み又はそれより小さい寸法の調整代となっていることを特徴とする請求項1記載の化粧柱材。
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