JP3184071U - 傾斜地作業用靴補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】水田の斜面や山林の急勾配で刈払機による草刈や除草作業をする時に、足を滑らせることなく足場を安定させ安全でかつ容易に作業をすることができる傾斜地作業用靴補助具を提供する。
【解決手段】長方形で扁平な底板1と、該底板の上面の長手方向の前後に設けたホールド部2,3と、前記底板の下面の長手方向に設けた支承板からなり、前記支承板は、前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置よりも外側に偏位した位置に設ける。支承板の高さが斜面の角度を吸収し、水平に近い位置を確保するので、足場が安定する。
【選択図】図1

Description

本考案は水田の斜面や山林の急勾配斜面の刈払機による草刈や除草作業をする時に使用する傾斜地作業用靴補助具に関する。
日本の農地は山間に面したところが多いため斜面に生える雑草は刈り取る事が困難である。具体的に述べると、刈払機による水田や山林の斜面の草刈は、斜面に対して横向きなった重心(斜面の下側)の足を水平に支えることができず足が滑りやすくなる。そのため、草を刈る労力以上に足に負担がかかることになる。また、誤って足を滑らした場合には転倒や滑落し大怪我を引き起こす危険がある。
一般的には水田や山林の草刈は、作業者が刈払機を保持しながら支軸の先端に取り付けた回転刃をエンジンやモーターにより回転させて刈払う肩掛式草刈機と、エンジン駆動により自走しながら刈払いを行う自走式草刈機によるものがあるが、自走式草刈機の場合ある程度の長い草丈になると刈り難くなり刈払い時間が長くなる傾向がある。
又、水田や山林の斜面での肩掛式草刈機による刈払いは、作業者の足、特に斜面の下側に位置する足に大きな負担がかかり重労働である。また、自走式草刈機であっても大きな角度がある長い斜面では草刈機の重量が重く草刈りをしたい方向に移動させることができないだけでなく、操作を誤った場合や傾斜があまりにも大きな場合には草刈機が横転し作業者ともに転落する危険があった。
このような理由から、水田や山林の斜面の草刈は、肩掛式草刈機、自走式草刈機のいずれであっても作業者がその作業を行うことに変わりがなく、そのためには作業者の足場が安定していることが必要である。換言すれば、このことが確認できなければ作業できないこととなる。
従前、このような水田や山林の斜面の草刈を行う場合には、作業者の靴の滑りを防ぐために靴に滑り止めバンドを装着するか、予め靴底にスパイクが付いた靴を履いて行うようにしている。
このような靴の下面に装着して足元を水平に保持し滑り止め用の補助具は数々提案されている。例えば一例として(特許文献1「靴底装着用滑り防止用具」、特許文献2「急傾斜土手の草刈用スパイク」)がある。
特開2010−259741号 特開平11−89610号
前記特許文献1及び特許文献2に開示された防止用具やスパイクは、傾斜面で靴が簡単に脱げてしまうのを防止するため、また、長時間の作業にも耐えられるように靴を防止用具やスパイクの基台に確実に固定する必要があるが、実際には靴を固定する力やホールド性が弱く作業中に防止用具やスパイクが脱げる欠点がある。
これを防止するためには、靴と防止用具やスパイクを強固に固定することで可能となるが、反面、長時間の間、作業者の足に強い締め付け力を掛けることから関節等に痛みを生じることとなった。
また、バランスよく安定して作業する面から見ても、靴を載せて固定する位置が基台の外側の真下に斜面補正板を付けているために傾斜の下側へ足を捻る危険がある。また、防止用具やスパイクによっては平坦な場所やアスファルト路面などでは歩行できない構成となっているため、防止用具やスパイクを斜面で装着する必要があり面倒になると共に装着時に斜面から転落する危険があった。
本考案は、上述した種々の危険を回避し、様々な地形の変化のある所で、簡単に脱着ができ草刈作業や除草作業の労力を軽減し、また、転倒や滑落などを未然に防止して身を守るようにしたものである。
本考案は、長方形で扁平な底板と、該底板の上面の長手方向の前後に設けたホールド部と、前記底板の下面の長手方向に設けた支承板からなり、前記支承板は、前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置よりも外側に偏位した位置に設けたものである。
また、前記底板の上面であって前記支承板の位置よりも前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置寄りの位置に立板を設けたものである。
そして、前記底板の下面であって前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置を挟んだ前記支承板と反対側の位置に垂設した少なくとも1本以上のスパイクピンを取り付けたものである。
さらに、前記支承板は、一側を前記底板に固定し他側を遊端とした回動自在なL型金具の前記他側に取り付けた角板により構成したものである。
また、前記L型金具の一側は、前記底板の短手方向に伸縮自在であって任意の位置に固定したものである。
そして、前記底板の他側と前記支承板の一側或いは前記底板との間に係止手段を設け前記係止手段により前記支承板の他側の角板を垂直状態に維持するようにしたものである。
さらに、前記ホールド部には前記底板に載置した足の固定具を取り付けたものである。
加えて、前記角板の高さ寸法は、該角板が垂直状態の時に前記底板が水平なるべく前記スパイクピンの高さ寸法を設置したものである。
本考案は、長方形で扁平な底板とその底板の上面の長手方向の前後に設けたホールド部と前記底板の下面の長手方向に設けた支承板からなり、前記支承板は、前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置よりも外側に偏位した位置に設けたものであるから、前記支承板の高さが斜面の角度を吸収し該支承板を水平かそれに近い位置を確保し、足場の安定を図り安全な状態で草刈や除草作業ができる。実施例では前記支承板は底板とは別部材により構成したが前記支承板の強度が十分であれば該支承板と一体成形を行ってもよい。
また、前記底板の上面で前記ホールド部によって支持した足の重心位置寄りの位置に立板を設けたものであるから、足の重心位置と前記支承板との所定の位置関係が確保でき支承板に固定した足の位置が安定し支承板の横転を防止することができる。
そして、前記底板の下面に足の重心位置を挟んだ前記支承板と反対側の位置に垂設した少なくとも1本以上のスパイクピンを取り付けたものであるから、スパイクピンが斜面に突き刺さり支承板が斜面から滑るのを防止することができる。なお、スパイクピンは太さによっては1本でもよいが、実施例で説明したように細い素材であれば複数本を前記支承板と並行して設けることも可能である。その長さについても図示していないが予め長さの異なる数種のスパイクピンを準備し、斜面の土質などに応じて取り替え可能なように着脱自在な構成とすることができる。
さらに、前記支承板は、一側を前記底板に固定し他側を遊端とした回動自在なL型金具の前記他側に取り付けた角板により構成したことにより、作業者が誤って足を固定した底板の支承板を本来の使用位置とは反対側の斜面の上側に位置させたときには前記支承板が斜面の上側に向かって回動し底板の傾斜を少しでも緩くし作業者の急激な転倒を防止することができる。
また、前記L型金具の一側は、前記底板の短手方向に伸縮自在であって任意の位置に固定したものであるから、作業する斜面の角度に応じてL型金具を伸縮し傾斜角度の異なる斜面でも使用できる。
さらに、前記ホールド部には前記底板に載置した足の固定具を取り付けたものであるから、底板の上面の所定位置(設定した足の重心位置)に載置した足の位置を固定することができ、長時間の作業でも安定性を維持することができる。
加えて、前記角板の高さ寸法は、該角板が垂直状態の時に前記底板が水平なるべく前記スパイクピンの高さ寸法を設置したものであるから、足を底板に固定した状態でアスファルトなどの硬い平地を歩行するような場合には支承板とスパイクピンとにより下駄のごとく歩くことができる。
図1は本考案の傾斜地作業用靴補助具に靴を固定した側面図である。 図2は同じく図1の反対側の側面図である。 図3は同じく足(靴)を外した状態の上面図である。 図4は図3の断面図である。 図5は同じく正規の使用状態を示す説明図である。 図6は同じく逆傾斜の状態での使用状態を示す説明図である。
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図4を用いて実施例を説明する。
(1)は例えばアルミニュウムか強化プラスチックにより成形され一般的な作業者の重量(片足重量で約100kg程度まで)に耐える程度の強度を備えた長方形で扁平な底板である。(2)、(3)は前記底板(1)の上面の長手方向の前後に一体成形した上面視形状がU字型のホールド部で、それぞれの形状は対称形状かほぼ対象形状であってそれぞれの左右の立上壁(2A)(2B)、(3A)(3B)には後述する緊束ベルトの挿入孔(4A)(4B)、(5A)(5B)を設けている。前記ホールド部(2)、(3)の立上寸法(H)は作業者である一般的な大人の大きさの靴(B)(長靴サイズで22cm〜29cm程度)の踵部分(B1)の高さ分を覆う程度の高さに設定している。
この高さ寸法は、草刈り作業時の回転刃(図示せず)が直接に爪先部分(B2)に当たっても危険がないようなガードを行うと共に、前記底板(1)の上面に載置した靴(B)が底板(1)の所定位置に制止されその足の重心位置(P)(図3参照)が予め設定した位置に固定されるように設定する。前述の足の重心位置(P)はポイントとしての意味づけではなく、作業者が履く靴(B)のサイズにより大きく変位することは好ましくないことから、底板の長手方向の中間位置のライン(L)上に設定する。
これにより、図1に示すように、仮に、靴のサイズが29cm程度の大きな靴を底板上に載せた場合には、靴の踵部分(B1)を後方の前記ホールド部(3)の立上壁(3A)、(3B)に当てがい、靴の爪先部分(B2)を前方の前記ホールド部(2)に収納し靴の位置決めと固定を行う。
この状態で緊束ベルトより固定すると、足の重心位置(P)は底板の長手方向の略中間位置のライン上に位置する。一方、靴のサイズが22cm程度の小さな靴を底板上に載せた場合には、同様に靴の踵部分(B1)を後方の前記ホールド部(3)の立上壁(3A)、(3B)に当てがい緊束ベルトにより固定すると、足の重心位置(P)は底板の長手方向の若干ホールド部(3)に近い前記底板の中間位置のライン(L)上に位置する。即ち、靴のサイズが異なっても足の重心位置(P)は常に底板(1)の長手方向の中間位置のライン(L)上に位置することになる。
前述の足の重心位置を定置化する実際の固定方法は、前記挿入孔(4A)、(5A)或るは(4B)、(5B)に挿入し靴の甲の後側とある足首側を固定する緊束ベルト(6)と靴の甲の前側を固定する後述の締付バンド(7)とからなる固定具により実行される。この締付バンド(7)は底板と該底板に設けた後述の立板との間で固定する。
前記緊束ベルト(6)は、脱着が簡単なマジックテープ(商品名)か孔にピンを差し込み、装着後の離脱がないピン差込ベルト方式のものが最適であり、実施例では緊束ベルト(6)の場合は、一端を前記挿入孔(4A)、(5A)に挿入し靴(B)の甲部分に被せながら他端を前記挿入孔(4B)、(5B)に挿入し係止具(8)、(9)により固定する構成を例示している。締付バンド(7)の場合は後述する立板の掛止孔に挿入し係止する。この緊束ベルトは前記挿入孔の左右どちらからでも挿入、係止が可能な構成とする。
(10)は前記底板の下面の長手方向であって前記底板(1)の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置(P)となる前記底板の中間位置のライン(L)よりも外側に偏位した位置に設けた支承板で、実施例では、一側をネジ(11)(11)、(11)(11)により前記底板(1)の下面に固定し他側を前記底板(1)の上面の平坦部である靴の載置部分(12)の最も外側に位置する底板の端縁(13)から外側に突出させた張出部(14)、(14)を有する固定金具(15)、(15)と、前記張出部(14)、(14)に連結して回動自在に取り付けた揺動金具(16)、(16)よりなるL型金具(17)、(17)と、前記揺動金具(16)、(16)に取り付けた長方形の角板(18)により構成している。
前記固定金具(15)、(15)と底板(1)との固定は、底板に長孔(19)(19)、(19)(19)を設け、前記ネジ(11)(11)、(11)(11)の締め付け位置を変えることにより、前記L型金具(17)、(17)を底板の短手方向に伸縮自在とし、斜面の角度に応じて任意の位置に固定する。例えば、斜面の傾斜角度が小さい場所では角板(18)を外側に引出して固定し、傾斜角度が大きい場所では内側に引き込んで固定する。
前記角板(18)の全長は、前記底板(1)の長手方向の寸法とほぼ同寸法としているが若干長寸であってもよい。幅寸法については、特に制約はないが、重量、素材などを考慮し適宜変更を行う。
一方、図3に示すそれぞれの前記固定金具(15)、(15)の離間距離(W)は、好ましくは前述した靴(B)のサイズ(22cm〜29cm程度)の長さ方向の寸法内に余裕を持って入り込んだ位置を確保できるようにする。
これは離間距離(W)が広い場合には底板に乗せた足の荷重が該底板の中央付近に集中しダメージを与えることなる。逆に離間距離(W)が必要以上に狭い場合には角板(18)に加わった外力、例えば草刈の作業中に角板が石に強く当たったような時には角板(18)が揺動金具(16)、(16)付近から変形することになるためこれを防止する距離を確保している。
(19)、(19)は前記揺動金具(16)、(16)と前記角板(18)を固定するネジ、(20)、(20)は前記角板(18)を垂直状態に維持するようにした係止手段で、例えば角板(18)の上部に固定した強力なマグネットにより前記固定金具(15)、(15)に吸着して垂直状態を維持し、必要に応じて吸着を解除し角板(18)を底板(1)とは反対方向に回動させる。(21)、(21)、(21)、(21)は前記底板(1)の前記角板の取り付け位置とは反対側の下面に垂設して固定した少なくとも1本以上のスパイクピンで、実施例では、前記底板(1)の長手方向に一列に4本を取り付け固定しており、実験結果によるとその太さは5mmが適当であった。
前記スパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)の高さ寸法は、前記角板(18)の高さ寸法と殆ど同じ寸法に設定し、前記角板が垂直状態の時に前記底板が水平なるようにする。(22)は前記底板の上面であって前記支承板(10)の位置よりも前記底板の上面に載置し前記ホールド部(2)、(3)によって支持した足の重心位置寄り(底板の長手方向の略中間位置のライン側)の位置に設けた立板で、前記固定金具(15)、(15)の間に底板(1)と一体成形により形成し、横方向に並設する2つの掛止孔(23)(23)を設けている。
次に各図面に基づいて使用状態を説明する。始めに右足を底板に載せて草刈や除草作業を行う場合について説明する。この時に参照する図面は図1、図3乃至図5である。図1に示すように、足を入れた靴(B)の靴の踵部分(B1)を後方の前記ホールド部(3)の立上壁(3A)、(3B)に当てがうと共に爪先部分(B2)を前方の前記ホールド部(2)に収納し靴の位置決めと固定を行う。
この状態で靴を緊束ベルト(6)より底板(1)に固定すると、足の重心位置(P)は底板の長手方向の略中間位置のライン上に位置する。また、前記締付バンド(7)を前記掛止孔(23)に掛止し靴の甲部分の前側を固定する。この結果、前記緊束ベルト(6)により前述のように靴(B)の踵部分(B1)を後方の前記ホールド部(3)に押し付けた状態で底板(1)に固定し、前記締付バンド(7)により靴の甲部分を締め付けて底板に固定し、靴を確実に所定位置に固定する。
このような靴の固定状態は、図5に示すように、図面の右側が高く左側に傾斜した斜面(T)での草刈作業や除草作業時に適用できるものであり、左足の靴を底板に固定する。
そして、前記係止手段により前記角板(18)を垂直状態とし、該角板が底板側に回動しないように維持する。
実際の草刈作業や除草作業は、右足を斜面(T)の適当な位置に置き、靴を履いた状態の左足は前述したように底板(1)の上面に固定し、該底板の一側を斜面(T)に乗せる。この時、それぞれのスパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)の先端が地中に刺さると共に、角板(18)の下部のほとんどの部分が斜面の地面に押し付けられることになり、底板の一側と角板とが地面に当たり底板と相俟って図5に示すような三角形(D)を形成する。
この状態では、前記ホールド部(3)によって支持した足の重心位置Pは、スパイクピンと角板との略中間位置のライン(L)付近にある。
従って、底板がほぼ水平となり、且つスパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)の刺しこみによって足場が安定し、傾斜地(斜面)での草刈作業や除草作業を安全に行うことができる。
一方、前述した斜面(T)とは反対方向に傾斜した斜面で草刈作業や除草作業を行う場合は、図2に示すように、右足をいれた靴を底板(1)に乗せて固定し、該底板の一側を斜面)に乗せる。作業時には前述と同様にそれぞれのスパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)の先端を地中に刺し角板(18)の下部を斜面の地面に押し付けて底板をほぼ水平状態とする。
勿論、この状態でも前記ホールド部(2)によって支持した足の重心位置Pは、スパイクピンと角板との略中間位置のライン(L)付近にある。
しかしながら、本来ならばスパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)を斜面の上部の地中に刺し底板を斜面の下部の地面に押し当てて底板を水平状態とするわけであるが、誤って、スパイクピン(21)、(21)、(21)、(21)を斜面の下部の地面に押し当てた場合は、図6に示すように、スパイクピン(21)、(21)、(21)、(21))が地中に刺しこまれるが、角板の下端が地面に当たることにより係止手段(20)(20)による角板(18)の係止が解除され矢印方向で示した斜面の上部側に回動し底板の急激な傾斜状態を回避し作業者の転倒や足首の捻挫を防止する。
本考案の傾斜地作業用靴補助具は、水田の斜面や山林の斜面の草刈作業を例示して説明したが、必ずしも水田や山林の斜面に限定されず一般的な公園の斜面、道路の路肩などの斜面にも適用できる。
1 底板
2、3 ホールド部
2A、2B 立上壁
3A、3B 立上壁
4A、4B 挿入孔
5A、5B 挿入孔
6 緊束ベルト(固定具)
7 締付バンド
8、9 係止具
10 支承板
11 ネジ
12 足の載置部分
13 底板の端縁
14、14 張出部
15、15 固定金具
16、16 揺動金具
17、17 L型金具
18 角板
19 長孔
20 係止手段
21 スパイクピン
22 立板
23、23 掛止孔
B 靴
B1 靴の踵部分
B2 靴の爪先部分
P 重心位置
W 離間距離
T 斜面
D 三角形

Claims (8)

  1. 長方形で扁平な底板と、該底板の上面の長手方向の前後に設けたホールド部と、前記底板の下面の長手方向に設けた支承板からなり、前記支承板は、前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置よりも外側に偏位した位置に設けたことを特徴とする傾斜地作業用靴補助具。
  2. 前記底板の上面であって前記支承板の位置よりも前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置寄りの位置に立板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  3. 前記底板の下面であって前記底板の上面に載置し前記ホールド部によって支持した足の重心位置を挟んだ前記支承板と反対側の位置に垂設した少なくとも1本以上のスパイクピンを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  4. 前記支承板は、一側を前記底板に固定し他側を遊端とした回動自在なL型金具の前記他側に取り付けた角板により構成したことを特徴とする請求項1に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  5. 前記L型金具の一側は、前記底板の短手方向に伸縮自在であって任意の位置に固定したことを特徴とする請求項4に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  6. 前記底板の他側と前記支承板の一側或いは前記底板との間に係止手段を設け前記係止手段により前記支承板の他側の角板を垂直状態に維持するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  7. 前記ホールド部には前記底板に載置した足の固定具を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の傾斜地作業用靴補助具。
  8. 前記角板の高さ寸法は、該角板が垂直状態の時に前記底板が水平なるべく前記スパイクピンの高さ寸法を設置したことを特徴とする請求項4に記載の傾斜地作業用靴補助具。
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