JP3183975U - 蛇口用連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成からなる流路切替手段により、流入口を各流出口のうちの少なくとも1つの流出口へ連通させることのできる蛇口用連結具を提供する。
【解決手段】前記連結具本体の内部において前記流入口20と、前記第1の流出口30、前記第2の流出口40、および前記第3の流出口50のそれぞれと連結する第1の流出経路30、第2の流出経路40、第3の流出経路50のうち少なくとも1つの流出経路とを連通させる流路切替手段と、前記第1の流出口30に備えられ前記第1の流出口に導かれた水を複数の形態のうち選択された1つの形態で吐出する吐出手段70と、を備え、前記流路切替手段は、前記連結具本体に取り付けられる操作部と、前記操作部から延在し、前記流入口からの水を前記第1の流出経路、前記第2の流出経路、前記第3の流出経路のうちの少なくとも1つに導く貫通孔が形成される軸体部62と、からなる。
【選択図】図2

Description

本考案は蛇口用連結具に係り、特に、蛇口に連通する流入口と、複数の流出口とを有する蛇口用連結具に関する。
この種の蛇口用連結具としては、たとえば、下記特許文献1に開示されたものが知られている。
下記特許文献1に示す蛇口用連結具は、水の流入口とともに、2つの水の流出口を有し、該流入口といずれかの流出口とを選択的に連通させる流路切替手段と、一方の流出口に水の形態を切り替える吐出切替手段と、を備えた構成となっている。
このように構成された蛇口用連結具は、1つの流入口に対して2つの流出口を選択的に使用でき、流出口からの水の吐出形態を用途に応じて変更できるようになっている。
実用新案登録第3172643号
しかし、上述した蛇口用連結具は、水の流出口が2つからなり、それらのいずれかを選択させるものであり、これにともない、流路切替手段も各流出口に設けられた各弁座の間を移動できる弁体(球体)を移動させる機構として構成したものである。
このため、水の流出口を3つにし、それらの各流出口のうちの少なくとも1つの流出口を流入口に連通させることによって、蛇口用連結具の用途を多様化するにしても、流路切替手段が極めて煩雑な構成となることを免れない。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、水の流出口が3つからなるにも拘わらず、簡単な構成からなる流路切替手段によって、流入口を各流出口のうちの少なくとも1つの流出口へ連通させることのできる蛇口用連結具を提供することにある。
本考案は、以下の構成によって把握される。
(1)本考案の蛇口用連結具は、蛇口に取り付けられる蛇口用連結具であって、水の流入口を上部に、水の第1の流出口を下部に、水の第2の流出口、および水の第3の流出口を他の箇所に有する連結具本体と、前記連結具本体の前記流入口の周囲に固定され前記蛇口に接続される口金と、前記連結具本体の内部において前記流入口と、前記第1の流出口、前記第2の流出口、および前記第3の流出口のそれぞれと連結する第1の流出経路、第2の流出経路、および第3の流出経路のうちの少なくとも1つの流出経路とを連通させる流路切替手段と、前記第1の流出口に備えられ前記第1の流出口に導かれた水を複数の形態のうち選択された1つの形態で吐出する吐出手段と、を備え、前記流路切替手段は、前記連結具本体に取り付けられる操作部と、前記操作部から延在し、前記流入口からの水を前記第1の流出経路、前記第2の流出経路、前記第3の流出経路のうちの少なくとも1つに導く貫通孔が形成される軸体部と、からなることを特徴とする。
(2)本考案の蛇口用連結具は、(1)の構成において、前記操作部の回転によって、前記流入口が前記第1の流出口と連通され前記第2の流出口および前記第3の流出口と遮断がなされる第1の態様と、前記流入口が前記第2の流出口と連通され前記第1の流出口および前記第3の流出口と遮断がなされる第2の態様と、前記流入口が前記第3の流出口と連通され前記第1の流出口および前記2の流出口と遮断がなされる第3の態様と、
前記流入口が前記第2の流出口および第3の流出口と連通され前記第1の流出口と遮断がなされる第4の態様と、をとることを特徴とする。
(3)本考案の蛇口用連結具は、(1)又は(2)の構成において、前記第2の流出口は、前記連結具本体の第1の側部に設けられ、ホースに接続され得ることを特徴とする蛇口用連結具。
(4)本考案の蛇口用連結具は、(3)の構成において、前記第3の流出口は、前記連結具本体の前記第1の側部と反対側の第2の側部に設けられ、ホースに接続され得ることを特徴とする。
(5)本考案の蛇口用連結具は、(1)の構成において、前記吐出手段は吐出切替手段を有し、前記吐出切替手段によって前記1つの形態を選択することを特徴とする。
本考案による蛇口用連結具によれば、水の流出口が3つからなるにも拘わらず、簡単な構成からなる流路切替手段によって、流入口を各流出口のうちの少なくとも1つの流出口へ連通させることができるようになる。
本考案の蛇口用連結具の外観を示す斜視図である。 本考案の蛇口用連結具の断面図で、ストレート吐出用流路を経て水が吐出されている態様を示す図である。 本考案の蛇口用連結具の操作部に設けられた軸体部を示す透視図である。 本考案の蛇口用連結具の断面図で、シャワー吐出用流路を経て水が吐出されている態様を示す図である。 本考案の蛇口用連結具の流入口と各流出口との連結における各態様を示す図である。 本考案の蛇口用連結具の実施形態2に内蔵される流体分岐部の構成図である。 流体分岐部の収納室を裏面側から観た図である。 流体分岐部を右側部から観た斜視図である。 流体分岐部の円筒体の回転方向の位置の切替えに応じた水の経路を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本考案を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本考案の蛇口用連結具の実施形態1の外観を示す斜視図である。
図1において、蛇口用連結具10は、その上部に水の流入口20、下部に水の第1の流出口30、側部に水の第2の流出口40および水の第3の流出口50を備えている。第2の流出口40は連結具本体10の第1の側部S1に設けられ、第3の流出口50は連結具本体15の前記第1の側部S1と反対側の第2の側部S2に設けられている。また、第2の流出口40および第2の流出口50にはホース(図示せず)に接続され得るように構成されている。なお、流入口20の周囲には水道の蛇口に接続される口金21が設けられている。
また、連結具本体15の第1の側部S1および第2の側部S2の間の一方の第3の側部S3に操作部60が取り付けられている。この操作部60は、流入口20からの水を、第1の流出口30、あるいは第2の流出口40および第3の流出口50へ導くように操作できるようになっている。
操作部60は、回転可能(図中矢印α方向)な円盤状のつまみからなり、その軸方向に一体に延在する軸体部62(図示せず)が連結具本体15内に回転可能に支持されることによって構成されている。
図3は、連結具本体15を透過させて軸体部62を示した透視図である。軸体部62には貫通孔64が設けられ、該貫通孔64は、軸体部62の軸周りの回転によって、流入口20からの水を第1の流出口30、あるいは第2の流出口40および水の第3の流出口50へ導く流路を形成するようになっている。これにより、この明細書では、軸体部62および該軸体部62を操作する操作部60を、この明細書では、流路切替手段と称する場合がある。
さらに、第1の流出部30には、流入口20からの水を下方に吐出させる吐出手段70が備えられ、この吐出手段70には吐出切替手段72を有している。吐出切替手段72は、第1の流出口30に対して該第1の流出口30の中心軸の回り(図中矢印β方向)に回転できるようになっており、これにより、該吐出手段70からは水がストレート状あるいはシャワー状に吐出できるようになっている。
図2は、図1のII−II線における断面を示す図である。
図2において、蛇口用連結具10のほぼ中央には軸体部62が配置されている。この軸体部62は操作部60(図1参照)の回転操作にともなって図中矢印α方向に回転可能に軸支されている。
軸体部62は、その断面を横切る第1の貫通孔64Aと、第1の貫通孔64Aと交わる第2の貫通孔64BとからなるほぼT字形状をなす貫通孔64が形成されている。
水の流入口20に形成される口金21は、流入口20に連なる流入路25の周壁に嵌合する基部22と、基部22の外周に固定される締結部23と、締結部23と基部22との間に設けられる弾性体24とで構成されている。流入路25は、該流入口20から軸体部62の周側面の一部を露呈させるように連通して形成されている。
第2の流出口40には、該流出口40から軸体部62の周側面の一部を露呈させるように連通する第2の流出経路41が形成されている。同様に、第3の流出口50には、該流出口50から軸体部62の周側面の一部を露呈させるように連通する第3の流出経路51が形成されている。第2の流出経路41と第3の流出経路51は、該軸体部62を間にして同一直線上に配置されるようになっている。
また、連結具本体15内には、第1の流出口30の側に連通される第1の流出経路31が軸体部62の周側面の一部を露出させるように形成されている。
ここで、操作部60の操作に伴う軸体部62の回転によって、流入口20からの水の経路の各態様(第1の態様、第2の態様、第3の態様)について説明する。
図5(a)は、第1の態様を示し、流入口20は、軸体部62の第1の貫通孔64Aと接続され該第1の貫通孔64Aを通して、第1の流出経路31と連通され、第2の流出経路41および第3の流出経路51との遮断がなされるようになっている。
この第1の態様では、流入口20からの水を第1の流出口30(図2参照)に導くようにでき、該水を後述する吐出手段70を介して水をストレート状あるいはシャワー状に吐出させるようになっている。
なお、図5(a)に示す軸体部62における第1の貫通孔64Aと第2の貫通孔64Bの配置は、図2に示す軸体部62におけるそれと同様となっている。
図5(b)は、第2の態様を示し、流入口20は、第2の貫通孔64Bと接続され該第2の貫通孔64Bおよび第1の貫通孔64Aを通して、第2の流出経路41および第3の流出経路51と連通され、前記第1の流出経路31との遮断がなされるようになっている。
この第2の態様では、流入口20(図2参照)からの水を第2の流出口40(図2参照)および第3の流出口50(図2参照)に導くようにでき、たとえば、第2の流出口および第3の流出口に取り付けられホース等によって散水ができるようになっている。
図5(c)は、第3の態様を示し、流入口20は、第1の貫通孔64Aおよび第2の貫通孔64Bのいずれも接続されず、第1の流出経路31、第2の流出経路41、および第3の流出経路51との遮断がなされるようになっている。
図2に戻り、第1の流出口30には、前記第1の流出経路31に連通され、水を複数の形態のうち選択された1つの形態で吐出する吐出手段70が形成されている。
吐出手段70は、第1の流出口30の中心軸の周り(図中矢印β方向)に回転できる吐出切替手段72を備え、該吐出切替手段72の回転によって、ストレート吐出用流路74とシャワー吐出用流路76のいずれかを通して水を吐出させることができるようになっている。
すなわち、吐出切替手段72には、水の吐出面の中央に形成されたストレート吐出孔74Aから第1の流出口の中心軸に対して傾斜して延在され、該吐出切替手段72の所定位置の回動によって第1の流出経路31に連通され得るストレート吐出用流路74が形成されている。
図2では、ストレート吐出用流路74が第1の流出経路31と連通するように吐出切替手段72が所定位置に回動されていることを示している。この場合、シャワー吐出用流路76は第1の流出経路31との連通が解除されるようになっている。
また、吐出切替手段72には、図4に示すように、前記ストレート吐出孔74Aの周囲を囲むように形成されたシャワー吐出孔76Aから延在され、該吐出切替手段72の所定位置の回動によって第1の流出経路31に連通され得るシャワー吐出用流路76が形成されている。
図4では、シャワー吐出用流路76が第1の流出経路31と連通するように吐出切替手段72が所定位置に回動されていることを示している。この場合、ストレート吐出用流路74は第1の流出経路31との連通が解除されるようになっている。
このように構成された蛇口用連結具によれば、水の流出口が3つからなるにも拘わらず、簡単な構成からなる流路切替手段によって、流入口を各流出口のうちの少なくとも1つの流出口へ連通させることができるようになる。
(実施形態2)
上述した実施形態1では、軸体部62に形成する貫通孔64として、断面を横切る第1の貫通孔64Aと、第1の貫通孔64Aと交わる第2の貫通孔64BとからなるほぼT字形状をなす構成としたものである。しかし、このような形状に限定されることはなく、他の形状としてもよく、これにより、流入口20が、たとえば、第2の流出経路41および第3の流出経路51のうちのいずれか一方に選択的に連通させるような構成とするようにしてもよいことはいうまでもない。
(実施形態3)
図6、図7は、本考案の蛇口用連結具の実施形態2の構成を示す図である。
図6は、図1に示した蛇口用連結具10に内蔵される流体分岐部(この明細書において流路切替手段と称する場合がある)80である。流体分岐部80は、その上部80Aが水の流入口20(図1参照)に、下部80Bが水の第1の流出口30(図1参照)に、図中左側部80Cが水の第2の流出口40(図1参照)に、図中右側部80Dが水の第3の流出口50(図1参照)に連通されるように配置されるようになっている。
また、流体分岐部80の図中前方には、円筒体(この明細書において軸体部と称する場合がある)90がその軸方向に沿って挿入される収納室81が形成されている。収納室81は、円筒体90の外径より若干大きな内径を有する円筒形状をなし、その奥行には有底面となる壁82が形成されている。この壁82には、3個の貫通孔83A、83B、83Cが形成されている。貫通孔83A、83Bは水平方向に隣接して配置され、貫通孔83Cは貫通孔83A、83Bの間の下方に比較的大きな距離を有して配置されている。
なお、収納室81の壁82の背面には、図7に示すように、貫通孔83Aの周辺の領域、貫通孔83Bの周辺の領域、貫通孔83Cの周辺の領域を、それぞれ画する区画壁85が形成されている。これにより、貫通孔83Aを通して壁83の背面に流れる水は第2の流出口40(図1参照)側のみに導かれ、貫通孔83Bを通して壁83の背面に流れる水は第3の流出口50(図1参照)側のみに導かれ、貫通孔83Cを通して壁83の背面に流れる水は第1の流出口30側のみに導かれるようになっている。
図8は、流体分岐部80を右側部80Dから観た斜視図である。図8から明らかとなるように、収納室81の貫通孔83Bを通して壁82の裏側に導かれる水は、間隙87を介して、右側部80D、および第3の流出口50(図1参照)へ供給されるようになっている。また、図示していないが、収納室81の貫通孔83Aを通して壁82の裏側に導かれる水は、前記間隙87と同様の他の間隙を介して、左側部80C、および第2の流出口40(図1参照)へ供給され、収納室81の貫通孔83Cを通して壁82の裏側に導かれる水は、前記間隙87と同様の他の間隙を介して、下側部80B、および第1の流出口30(図1参照)へ供給されるようになっている。
図6に戻り、円筒体90は、その図中の前方の一端が操作部(図1参照)60に接続されるようになっている。これにより、円筒体90は操作部60の回転にともなって、収納室81内で回転するようになっている。
円筒体90は、操作部60の操作によって回転方向に90°の間隔で位置を切替えできるようなっている。
円筒体90の側面には、蛇口からの水を円筒体90内に導くための流路口が設けられ、該円筒体90の回転位置の切替えに応じ、円周方向に沿って4個の流路口91A、91B、91C、91Dが等間隔で形成されている。
また円筒体90の奥行には有底面となる壁92が形成され、この壁92には3個の貫通孔93A、93B、93Cが形成されている。貫通孔93A、93Bは水平方向に隣接して配置され、貫通孔93Cは貫通孔93A、93Bの間の下方に比較的小さな距離を有して配置されている。
これら各貫通孔93A、93B、93Cは、円筒体90の回転方向の位置の切替えによって、そのうちの1個、あるいは2個が、収納室81の壁82に形成された貫通孔83A、83B、83Cのうち所定の孔と同軸に対向するようになっている。これにより、流体分岐部80の上部80Aから流入される蛇口からの水は、円筒体90の流路口91A、91B、91C、91Dの一つを介して、同軸に配置された円筒体90の壁92の貫通孔(93A、93B、93C)と収納室81の壁82の貫通孔(83A、83B、83C)を通して、流体分岐部80の下部80B、左側部80C、右側部80Dのうちの何れかに導かれるようになっている。
以下、図9(a)ないし(d)を用いて、円筒体90の回転方向の位置の切替え(操作部60(図1参照)の操作)に応じた流体分岐部80内の水の経路を説明する。
なお、図9(a)ないし(d)において、それぞれ、左側は円筒体90を操作部60(図1参照)側から観た図、中央は流体分岐部80の収納室81の壁82を操作部60(図1参照)側から観た図、右側は流体分岐部80の収納室81の壁82を操作部60(図1参照)と反対側から観た図を示している。
まず、図9(a)に示すように、円筒体90を、その貫通孔93A、93B、93Cが図中上方にくるように位置付けることにより、該貫通孔93A、93Bと、流体分岐部80の収納室81の貫通孔83A、83Bが同軸配置されるようになる。これにより、流体分岐部80の上部80Aから流入される水は、貫通孔93A、貫通孔83Aを通して第2の流出口40に流出され、貫通孔93B、貫通孔83Bを通して第3の流出口50に流出されるようになる。
次に、図9(b)に示すように、円筒体90を図中反時計方向に90°回転させるように位置付けることにより、円筒体90の貫通孔93Bと、流体分岐部80の収納室81の貫通孔83Aが同軸配置されるようになる。これにより、流体分岐部80の上部80Aから流入される水は、貫通孔93B、貫通孔83Aを通して、第2の流出口40に流出されるようになる。
次に、図9(c)に示すように、円筒体90を図中反時計方向にさらに90°回転させるように位置付けることにより、円筒体90の貫通孔93Cと、流体分岐部80の収納室81の貫通孔83Cが同軸配置されるようになる。これにより、流体分岐部80の上部80Aから流入される水は、貫通孔93C、貫通孔83Cを通して、第1の流出口30に流出されるようになる。
そして、図9(d)に示すように、円筒体90を図中反時計方向にさらに90°回転させるように位置付けることにより、円筒体90の貫通孔93Aと、流体分岐部80の収納室81の貫通孔83Bが同軸配置されるようになる。これにより、流体分岐部80の上部80Aから流入される水は、貫通孔93A、貫通孔83Bを通して、第3の流出口50に流出されるようになる。
このように構成した蛇口用連結具によれば、蛇口に対して3つの流出口を有するにも拘わらず、操作部60の4段階の切替えによって、4つの流出態様を実現することができるようになる。
以上、実施形態を用いて本考案を説明したが、本考案の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本考案の技術的範囲に含まれ得ることが、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
10……蛇口用連結具、15……連結具本体、20……流入口、21……口金、22……基部、23……締結部、24……弾性体、25……流入路、30……第1の流出口、31……第1の流出経路、40……第2の流出口、41……第2の流出経路、50……第3の流出口、51……第3の流出経路、60……操作部、62……軸体部、64……貫通孔、64A……第1の貫通孔、64B……第2の貫通孔、70……吐出手段、72……吐出切替手段、74……ストレート吐出用流路、74A……ストレート吐出孔、76……シャワー吐出用流路、76A……シャワー吐出孔、80……流体分岐部(流路切替手段)、81……収納室、82……壁、83A、83B、83C……貫通孔、87……間隙、90……円筒体(軸体部)、91A、91B、91C、91D……流路口、92……壁、93A、93B、93C……貫通孔。

Claims (5)

  1. 蛇口に取り付けられる蛇口用連結具であって、
    水の流入口を上部に、水の第1の流出口を下部に、水の第2の流出口、および水の第3の流出口を他の箇所に有する連結具本体と、
    前記連結具本体の前記流入口の周囲に固定され前記蛇口に接続される口金と、
    前記連結具本体の内部において前記流入口と、前記第1の流出口、前記第2の流出口、および前記第3の流出口のそれぞれと連結する第1の流出経路、第2の流出経路、および第3の流出経路のうちの少なくとも1つの流出経路とを連通させる流路切替手段と、
    前記第1の流出口に備えられ前記第1の流出口に導かれた水を複数の形態のうち選択された1つの形態で吐出する吐出手段と、を備え、
    前記流路切替手段は、前記連結具本体に取り付けられる操作部と、前記操作部から延在し、前記流入口からの水を前記第1の流出経路、前記第2の流出経路、前記第3の流出経路のうちの少なくとも1つに導く貫通孔が形成される軸体部と、からなることを特徴とする蛇口用連結具。
  2. 前記操作部の回転によって、
    前記流入口が前記第1の流出口と連通され前記第2の流出口および前記第3の流出口と遮断がなされる第1の態様と、
    前記流入口が前記第2の流出口と連通され前記第1の流出口および前記第3の流出口と遮断がなされる第2の態様と、
    前記流入口が前記第3の流出口と連通され前記第1の流出口および前記2の流出口と遮断がなされる第3の態様と、
    前記流入口が前記第2の流出口および第3の流出口と連通され前記第1の流出口と遮断がなされる第4の態様と、
    をとることを特徴とする請求項1に記載の蛇口用連結具。
  3. 前記第2の流出口は、前記連結具本体の第1の側部に設けられ、ホースに接続され得ることを特徴とする請求項1又は2に記載の蛇口用連結具。
  4. 前記第3の流出口は、前記連結具本体の前記第1の側部と反対側の第2の側部に設けられ、ホースに接続され得ることを特徴とする請求項3に記載の蛇口用連結具。
  5. 前記吐出手段は吐出切替手段を有し、前記吐出切替手段によって前記1つの形態を選択することを特徴とする請求項1に記載の蛇口用連結具。
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