JP3183730U - フィットネス器具 - Google Patents

Abstract

【課題】使用者の腹部筋肉を強力に訓練できるフィットネス器具を提供する。
【解決手段】フィットネス器具は、一対の平行のスライドレール１１５を備え、スライド移動を提供し、２個のスライドアセンブリ１２１は、平行なスライドレール１１５上にそれぞれ取り付け、スライドアセンブリ１２１はレールに沿って一緒に、或いは別々に移動するように配置でき、２個の膝クッション１１７は２個のスライドアセンブリ１２１上に、それぞれ調整可能状に固定し、各膝クッション１１７は回転可能で、それと移動方向との角度を変えることができる。
【選択図】図１

Description

本考案はフィットネス器具に関し、特に使用者の腹部筋肉を強力に訓練できるフィットネス器具に関する。

運動不足が健康に及ぼす問題について、多くの人が認識するに従い、フィットネスバイク、ランニングマシン、ローイングマシン、ステップマシン等の運動器具は広く普及し、しかもその風潮は続いている。一方、典型的な運動器具の多くは、身体の特定部分の活動に集中した設計になっている。例えば、腹部訓練マシンの設計目標は、腹部筋肉の訓練強化にある。しかし、既存の腹部訓練マシンはほとんどが、腹筋運動の変化を基礎として設計されている。効果的な腹部訓練マシンは、腰部、脚部等の身体の各種異なる部位の筋肉を合わせて一緒に活動させるものであるべきである。既存の多くのフィットネス器具は、身体の各部位を専門的に訓練することができるが、この種の多用途のフィットネス器具は、通常は重く、また高価である。

よって、伝統的な腹部訓練マシンは多くが、多機能でなく、効果的でなく、しかも経済的であるとは言えない。

本考案が解決しようとする課題は、フィットネス器具を提供することである。

上記課題を解決するため、本考案は下記のフィットネス器具を提供する。
フィットネス器具は、使用者の腹部筋肉を強力に訓練でき、一対の平行のスライドレールの構造により、使用者にそれに沿ったスライド運動を提供し、
該平行のスライドレールは、一端が高く、一端は低く、これにより一定の高度にまで上げ、運動の傾斜度を拡大し、
支持のための構造は、レール構造により調整し、固定し、これにより平行なスライドレールの傾斜度を高め、
両側のスライドアセンブリは、それぞれ可動状に、該平行なスライドレール上に取り付け、
さまざまな組合せ配置により、各スライドアセンブリは、平行なレールに沿って一緒に移動し、或いは別々に移動し、
２個の膝クッションは、それぞれ調整可能状に、該スライドアセンブリ上に固定し、
各膝クッションは共に回転可能で、平行レールに沿った方向及び角度を改変可能で、
各膝クッションは、緩衝台とすることができ、これにより使用者の両足は、平行レールに沿って反対方向の活動が可能で、
また相対的に、該膝クッションは縦方向に一緒に連接し、膝関節の緩衝とすることもでき、使用者は跪いた姿勢でクッションに向かい、移動を実施、角度をツイストする運動を行うことができる。

本考案のフィットネス器具は、使用者の腹部筋肉の鍛錬を強化することができる。

本考案フィットネス器具の実施例立体図である。 本考案フィットネス器具の実施例立体分解図である。 本考案の第一応用実施例の模式図である。 本考案の第二応用実施例の模式図である。 本考案の第三応用実施例の模式図である。 本考案の第四応用実施例の模式図である。 本考案の第五応用実施例の模式図である。

本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。

図１は、本考案フィットネス器具実施例の立体図である。フィットネス器具１００は、一対の固定棒１０９、平行に設置する細長い一対のスライドレール１１５であるレールフレームを備える。固定棒１０９は、支持フレーム上に固定し、レールフレーム前端の高さを上げることができ、これにより地面より離すことができる。

スライドレール１１５は、脚底台１２５に連接し、これによりレールフレームの末端をフロアにおいて支える。よって、スライドレール１１５が傾斜すると、その底端はフロアに置かれる。これにより、上向き、或いは下向きの鍛錬運動を達成することができる。

実施例では、２個のスライドアセンブリ１２１（第一と第二など）は、細長いスライドレール１１５上に、それぞれ移動式に取り付けられる。各スライドアセンブリ１２１は、スライドレール１１５に沿って、上向き、及び下向きのスライドを行うことができる。

膝クッション１１７は、スライドアセンブリ１２１上に取り付ける。調整ダイヤル１２３により、膝クッション１１７と一対のスライドレール１１５とは回転することができる。例えば、膝クッション１１７は、スライドアセンブリ１２１に従い回転でき、これにより細長いスライドレール１１５の垂直軸線に従って回転する。よって、膝クッション１１７は、スライドアセンブリ１２１の方向に従わず、スライドレール１１５において、上向き、或いは下向きの移動を行う。コントロールダイヤル１１９は、２個のスライドアセンブリ１２１をコントロールし、スライドレールにおいて、共同で、或いは別々にスライドさせることができる。

実施例において、膝クッション１１７は使用者の膝に適し、これによりレールが高い方にある時に、使用者は同一方向、或いは異なる方向へのスライドを行うことができる。別に、２個の膝クッション１１７は、連接してシートクッションを形成することができる。これにより、使用者は上に座り、レールに沿ってスライドし、脚はレール底端に置くことができる。

実施例において、２個の固定棒１０９は、ロック１５３を通過し、スライドレール１１５の取外し可能構造にそれぞれ連接される。締め付けダイヤル１１３は、ロック１５３を締め付けることができ、これにより固定棒１０９とスライドレール１１５とは連接する。こうして、スライドレール１１５をさまざまな大きさ、或いは長さに変えることができ、これにより使用者の運動ニーズに応えることができる。固定棒１０９は、支持フレーム上に設置し、レールフレーム前端の高さを高めることができる。

２個の肘クッション１１１は、固定棒１０９上にそれぞれ設置する。各肘クッション１１１は、緩衝クッションを備え、使用者の肘を受け止める。グリップ１０３は、固定棒１０９上に取り付け、使用者はこれを握り、肘を肘クッション１１１上に置くことができる。

グリップ１０３は、両端を備え、左右固定棒１０９にそれぞれ固定する。調整ダイヤル１３５を通して、グリップ１０３を調整することができ、これによりグリップ１０３は、軸線に沿って回転し、それと肘クッション１１１との距離を変えることができる。

実施例において、支持フレームは、ベース１０７を底として垂直に上を向く直立フレーム１０５を備える。直立フレーム１０５は、レールフレームの高い端を調整、固定することができる。調節ダイヤル１０１は、レールフレームと直立フレーム１０５を、各異なる垂直位置に連接することができ、これによりレールフレーム前端の高さを高めることができる。

支持フレームはさらに、延長を備えるサポートフレーム１２７を、ベース１０７に固定する。延長可能なサポートフレーム１２７の末端は、レールフレームに連接し、別の斜め方向のサポートを提供することができる。実施例では、延長可能なサポートフレーム１２７はさらに、高さが比較的高い伸縮部１３１を備える。サポートフレーム１２７は、調節ダイヤル１２９を利用し、挿入接続フレーム１３３の縦方向間隔孔を固定することができる。これにより、サポートフレーム１２７は、レールフレームの高さの必要に応じて、選択的に支えることができる。

実施例において、フィットネス器具１００は、平行なスライドレール１１５を備える一対のレールフレームを備え、これによりスライド連動するレール支持を提供することができる。平行スライドレール１１５は、高端と低端を備え、高端の改変は、運動の傾斜度を調整することができる。この他、フィットネス器具１００は、調整性能を備えるサポートフレーム１２７を備え、レールフレーム前端の支持フレームにおいて支えることができる。この支持フレームは、平行レールの傾斜度を高めることができる。

２個のスライドアセンブリ１２１は、スライドレール１１５上で、それぞれ移動可能状に取り付けることができる。スライドアセンブリ１２１は、平行スライドレール１１５に沿って、一緒に、或いは別々に移動するよう配置する。別に、２個の膝クッション１１７は、スライドアセンブリ１２１に、それぞれ調整して固定する。各膝クッション１１７も、縦の移動方向を有し、調整性の回転を行い、その方向と、平行スライドレール１１５に沿った移動方向を改変することができる。

実施例では、フィットネス器具１００は、ハンドサポートフレームを備え、使用者にサポートを提供することができる。レールサポートは、運動時のサポートを提供する。脚底台１２５は、地面のフィットネス器具１００へのサポートを提供する。ハンドサポートフレームは、固定棒１０９、グリップ１０３、肘クッション１１１を備える。

レールフレームは、第一レールと第二スライドレール１１５を備え、両者は支持フレーム上に平行に固定する。レールフレームもまた、２個のスライドアセンブリ１２１を備え、スライドレール１１５上にそれぞれ移動可能状に取り付ける。２個の膝クッション１１７は、スライドアセンブリ１２１上に、調節可能状に取り付ける。膝クッション１１７を調整し、スライドアセンブリ１２１上で回転させることができる。膝クッション１１７の配置により、使用者の両足は、スライドレール１１５に沿って、異なる方向の運動を行うことができる。

別に、スライドアセンブリ１２１は、回転可能で、かつ同一方向へと移動する膝クッション１１７をつなげて形成することができる。膝クッション１１７は、休息、或いは腰掛けるのに適した位置を形成し、これにより使用者は両足をスライドレール１１５に沿って移動させることができる。

単一の膝クッション１１７は、スライドレール１１５の運動方向に沿わずに運行させることができる。よって、使用者が跪いた姿勢で、スライドレール１１５に沿って移動する時、同時に回転作用を発揮することもできる。使用者は、膝クッション１１７をつなげて、同一方向へと、スライドレール１１５に沿って運動させることができ、この際、両足は脚底台１２５に置く。

図２は、フィットネス器具１００の立体分解図である。図に示すように、本考案フィットネス器具１００は、多数のキャスター１５１を備えるスライドサポートフレーム１３７を備え、細長いスライドレール１１５に連接する。コントロールダイヤル１１９を通して、２個のスライドサポートフレーム１３７を固定し、一緒に、或いは各自単独で、スライドレール１１５においてスライドさせることができる。

実施例において、膝クッション１１７の底面には、プレート１４５を固定する。プレート１４５は、湾曲レール１４９を備え、湾曲レール１４９は、スライドサポートフレーム１３７上で回転し、或いは回転位置を調整することができる。膝クッション１１７は、スライドサポートフレーム１３７上に連接する調整ダイヤル１２３を通して、湾曲レール１４９により膝クッション１１７を、理想的な方向に回転固定する。

図３は、本考案の第一応用実施例を示す。使用者は、グリップ１０３を握り、肘を肘クッション１１１上に置き、膝は、２個がつながった膝クッション１１７上に置き、一緒に移動させる。使用者は、腹部筋肉の収縮と緩めを選択し、スライドレール１１５に沿って膝を移動させることができる。膝クッション１１７は、スライドレール１１５に沿って、肘クッション１１１まで到達させ、膝を肘に接近させることができる。

図４は、本考案の第二応用実施例を示す。図３に示す応用実施例に類似し、使用者はグリップ１０３を握り、肘を肘クッション１１１上に置く。膝クッション１１７は、分離移動方式に配置する。使用者は膝を、各膝クッション１１７上にそれぞれ置き、片足を前へ動かし、肘クッション１１１に置いた肘に接近させ、他方の足は、反対方向へと移動させ肘から離し、スライドレール１１５に沿って往復運動を行わせる。

図５は、本考案の第三応用実施例を示す。図３に示す応用実施例に類似し、使用者はつながった膝クッション１１７上に跪き、一緒に移動させる。膝クッション１１７は、スライドレール１１５に対する角度を回転させる調整することができる。こうして、ツイスト効果を生じ、使用者の腹部の運動量を増やすことができる。

図６は、本考案の第四応用実施例を示す。図５に示す応用実施例に類似し、膝クッション１１７は、右へ向き、使用シャン筋肉は違った方向へとツイストされる。

図７は、本考案の第五応用実施例を示す。使用者はつながった膝クッション１１７に座り一緒に移動する。使用者は、両足を脚底台１２５に置き、しかも両足を伸ばし、膝クッション１１７を、スライドレール１１５に沿って往復移動させる。

以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の権利請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の権利のカバーする範囲内に属するものとする。

１００ フィットネス器具
１０１ 調節ダイヤル
１０３ グリップ
１０５ 直立フレーム
１０７ ベース
１０９ 固定棒
１１１ 肘クッション
１１５ スライドレール
１１７ 膝クッション
１１９ コントロールダイヤル
１２１ スライドアセンブリ
１２３ 調整ダイヤル
１２５ 脚底台
１２７ サポートフレーム
１２９ 調節ダイヤル
１３１ 伸縮部
１３３ 挿入接続フレーム
１３５ 調整ダイヤル
１３７ スライドサポートフレーム
１４５ プレート
１４９ 湾曲レール
１５１ キャスター
１５３ ロック

Claims (11)

1. フィットネス器具は、平行の細長い２個のスライドレールを備え、一端は高く、一端は低く、
   支持フレームは、前記スライドレールの低端と高端に連接し、フィットネス器具に、フロアにおける支持力を提供し、
   スライドアセンブリは、前記スライドレール上で、移動可能状に取り付け、これによりレール上で上下方向へと移動し、
   膝クッションは、前記スライドアセンブリ上に回転可能状に設置し、前記膝クッションの回転軸線は、前記スライドレールに垂直で、前記スライドアセンブリを通して、レール上で上下方向へと移動することができることを特徴とするフィットネス器具。
2. 前記膝クッションは、使用者は器具の高端に向かいその上に跪き、或いは足をフィットネス器具の底端に置き、その上に座るのに適していることを特徴とする請求項１に記載のフィットネス器具。
3. 前記スライドレールに設置するスライドアセンブリは、多数のキャスターを設置するフレームとなり、細長いスライドレール上に連接され、しかも設置したコントロールダイヤルにより、２個のスライドアセンブリをつなげ、或いは別々に移動させることができることを特徴とする請求項１に記載のフィットネス器具。
4. 前記フィットネス器具はさらに、前記スライドレールに分解式に連接する固定棒を備え、
   前記固定棒を通して、前記スライドレールと前記支持フレームとは、高端でつながり、 前記固定棒は分解可能であるため、各種サイズのレールを連接することができることを特徴とする請求項１に記載のフィットネス器具。
5. 前記フィットネス器具はさらに、２個の肘クッションを備え、それぞれ前記固定棒上に固定し、
   前記２個の肘クッション上には、運動時に使用者が肘を置く際の便のため、ソフトクッションを備え、
   リップは、前記固定棒に取り付け、使用者はこれを握ることができ、しかも前記グリップの両端は、それぞれ前記固定棒上に固定し、角度を調整可能で、これによりそれと前記肘クッションとの距離を改変することができることを特徴とする請求項４に記載のフィットネス器具。
6. 前記支持フレームは、直立し、ベースを備え、調整可能で、高端のスライドレールと固定される直立フレームを備え、
   さらに、伸縮可能なサポートフレームを備え、前記サポートフレーム一端は、前記支持フレームのベースに固定し、伸縮可能な他端は、前記スライドレールに連接し、これにより前記スライドレールをことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス器具。
7. 前記伸縮可能なサポートフレームは、挿入して接続する組合せ形態で、
   しかも挿入接続部分は、挿入及びロックが可能な構造を含み、
   前記伸縮可能なサポートフレームの多数の縦方向孔により、固定度を選択して調整することができることを特徴とする請求項６に記載のフィットネス器具。
8. フィットネス器具は、平行のスライドレールを備え、移動運動に使用でき、前記レールの一端は高く、一端は低く、運動に必要な傾斜を提供し、
   スライドレールに固定する支持フレームは、前記スライドレールに支持を提供し、
   ２個のスライドアセンブリは、前記スライドレール上にそれぞれ取り付け、前記スライドアセンブリは前記スライドレールに沿って、一緒に或いは別々に移動し、
   ２個の膝クッションは、回転調整可能で、別々のスライドアセンブリ上に固定し、前記各膝クッションが直進しても、回転により、その運動と直進方向との間の関係を変えることができ、
   前記各膝クッションは、足部の緩衝とすることができ、これにより使用者はレールに沿って、上下に運動でき、
   前記膝クッションはつなげて膝の緩衝とすることもでき、これにより使用者はその上に跪き、しかもその運動と直進方向を回転により変えることで、異なる運動効果を達成することができることを特徴とするフィットネス器具。
9. フィットネス器具は、使用者がしっかり握ることができるグリップを備え、
   前記グリップは、平行な２個のスライドレール上に、それぞれ固定し、
   スライドアセンブリは、前記２個のスライドレール上にそれぞれ取り付け、
   膝クッションは、前記２個のスライドアセンブリ上に調整可能状に固定し、これにより両者は共に前記スライドアセンブリ上で回転でき、
   使用者は、両足をそれぞれ２個の膝クッション上に置き、レールに沿って、反対方向へと運動させることができ、
   或いは、前記２個の膝クッションをつなげてサポートを形成し、これにより使用者は両足をレールに沿わせ同一方向の運動を行うことを特徴とするフィットネス器具。
10. 前記膝クッションが分かれている時、使用者は跪いた姿勢で、前記スライドレールに沿って移動し、
    前記膝クッションは、前記スライドレールに従わない移動も可能なため、使用者にツイスト運動の機能を提供することもできることを特徴とする請求項９に記載のフィットネス器具。
11. 前記フィットネス器具はさらに、前記スライドレールにフロアにおける支持力を提供する脚底台を備え、
    使用者は、座った姿勢で、前記膝クッションを揃えて、前記スライドレールに沿って移動させる際には、両足は、前記脚底台上に置くことを特徴とする請求項９に記載のフィットネス器具。

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