JP3183668U - 立ち座り動作補助具 - Google Patents

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淳 田中
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Abstract

【課題】両手で把持することなく上半身を覆い被せるようにして使用することができる持ち運び可能な腰掛け用補助具を提供する。
【解決手段】使用者が覆い被さるようにして肘を載置可能な肘載置部2と、肘載置部2の下面側にガススプリング3を介して連設され床面に当接する脚部4と、肘載置部2の前面下部に設けられガススプリング3のガス圧を調整可能な操作レバー11を備えているので、使用者は腰掛け用補助具1を簡便に持ち運ぶことができ、肘載置部2に両肘を載置して体重を預けた状態で、肘載置部2の前面下部に設けられた操作レバー11を操作して肘載置部2を下降させながら椅子や洋式便器に座り、あるいは操作レバー11を操作して肘載置部2を上昇させながら椅子や洋式便器から立ち上がることによって、椅子や洋式便器に座りあるいは椅子や洋式便器から立ち上がるときに膝に掛かる負担を軽減することができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、椅子に腰掛け、あるいは椅子から立ち上がる際の補助として用いられる立ち座り動作補助具に関する。
特許文献1には、椅子や洋式便器に座り、あるいは椅子や洋式便器から立ち上がる際に用いられる補助具が記載されている。この補助具は、使用者が足を載せる底板が設けられており、この底板には2本の支柱が取り付けられている。使用者は2本の支柱を両手で把持しながら徐々に腰を下ろして、椅子や洋式便器に座ることができ、椅子や洋式便器に座っている状態から2本の支柱を把持して身体を支柱側に引き寄せながら徐々に立ち上がることができる。
特開平11−262504号公報
特許文献1に記載の補助具では、使用者は支柱を両手で把持しながら徐々に支柱から離れるようにして腰掛け、あるいは支柱を把持しながら徐々に支柱を引き寄せるようにして立ち上がるので、腕に掛かる負担が大きいという問題がある。さらに補助具は椅子や洋式便器と隣り合わせに設置されており、簡便に携帯して持ち運ぶことができない。
本考案の目的は、両手で把持することなく上半身を覆い被せるようにして使用することができる持ち運び可能な立ち座り動作補助具を提供することである。
この課題を解決するために請求項1の考案は、使用者が覆い被さるようにして両肘を載置可能な肘載置部と、肘載置部の下面側にガススプリングを介して連設され床面に当接する脚部と、肘載置部の前面下部に設けられガススプリングのガス圧を調整可能な操作レバーとを備えている。
請求項2の考案では、前記脚部は下端部に弾性体を介して回動自在に連結された当接板を備えており、前記当接板が床面に当接することを特徴とする。
請求項3の考案では、前記当接板が床面に当接した状態で自立可能であることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、使用者は立ち座り動作補助具を簡便に持ち運ぶことができ、肘載置部に肘を載せて体重を預けた状態で、肘載置部の前面下部に設けられた操作レバーを操作して肘載置部を下降させながら椅子,洋式便器,ソファ,ベッドなどに座り、あるいは操作レバーを操作して肘載置部を上昇させながら椅子,洋式便器,ソファ,ベッドなどから立ち上がることによって、椅子,洋式便器,ソファ,ベッドなどに座りあるいは椅子,洋式便器,ソファ,ベッドなどから立ち上がるときに膝に掛かる負担を軽減することができる。
請求項2の考案によれば、立ち座り動作補助具が傾いた状態でも当接板が確実に床面に当接するので、立ち座り動作補助具が滑って使用者が転倒することを確実に防止することができる。
請求項3の考案によれば、立ち座り動作補助具は自立した状態で保管可能であるので、狭いスペースに収納することができ、使用者は膝を屈めて持ち上げることなくそのまま使用することができる。
本考案の一実施の形態に係る伸長した立ち座り動作補助具の断面図である。 同収縮した立ち座り動作補助具の断面図である。 同肘載置部を上面側から見た図である。 同使用者が立ち座り動作補助具を持った状態の斜視図である。 同立ち座り動作補助具を用いて椅子に座る動作を開始した状態の斜視図である。 同立ち座り動作補助具を用いて椅子から立ち上がる動作を開始した状態の斜視図である。
先ず本考案の一実施の形態について図1〜図6に基づいて説明する。本実施の形態の説明において、立ち座り動作補助具1は、肘載置部2と、肘載置部2の下面にガススプリング3を介して連設された脚部4とを備える。
肘載置部2は、たとえば軽量な樹脂を用いて薄厚な平板状に形成される。肘載置部2の、使用者に対向する側とは他方側に位置する前端面5は凸状の円弧で形成されており、使用者と対向する後端面6は凹状の円弧で形成されている。
脚部4はアルミ製でパイプ状に形成されており、ガススプリング3は脚部4の内部に収容されている。ガススプリング3はピストンロッド7が上方に向いた状態で収容されており、シリンダ8の下端が脚部4に固定される。脚部4の端部にはたとえば弾性体であるゴム部材15を介して当接板22が回動自在に連結されている。当接板22は円板状に形成されており、立ち座り動作補助具1が床面に対して斜めに傾いた状態であっても、当接板22は床面に当接可能である。これによって、立ち座り動作補助具1が滑って使用者が転倒することを防止することができる。弾性体として使用されるものはゴム部材15に限定されるものではなく、たとえばばね材であってもよい。
シリンダ8の上方に位置するピストンロッド7の上端部にはガス圧調整用突栓9が設けられている。肘載置部2の下面側にはブラケット10がねじ止めされており、このブラケット10には樹脂製の操作レバー11が上下方向に回動可能に支持されている。操作レバー11は、たとえば樹脂成型されて肘載置部2の前部中央に設置される。操作レバー11の1端部にはガス圧調整用突栓9に当接する当接部12が形成されており、使用者は操作レバー11の他端部に設けられた操作部13を持ち上げてガス圧調整用突栓9を押し下げることができる。
ガス圧調整用突栓9が押し下げられると、ピストンロッド7が伸縮可能な状態となる。シリンダ8内部のガス圧によって肘載置部2を押し上げることができ、さらに肘載置部2に体重を掛けて、ピストンロッド7をガス圧に抗して収縮動させ、肘載置部2をゆっくり押し下げることができる。なお、ピストンロッド7は、上端がブラケット10にねじ止めされたカバー14によって覆われている。カバー14はアルミ製でパイプ状に形成されている。
ここで、使用者が椅子に座る動作について説明する。立ち座り動作補助具1は、アルミや樹脂などで軽量に形成されているので、使用者はたとえば図4に示すように、肘載置部2の凹状に形成された後端面6を持って容易に持ち運び可能である。
図5は使用者が椅子に座る動作を開始するときの状態を示している。使用者は両足16を肩幅程度に開いた状態で椅子の前方に立ち、両足の間に立ち座り動作補助具1の当接板22を配置する。使用者は肘載置部2に両肘17を載せて体重を掛けた状態で、肘載置部2の前部下側にある操作レバー11の操作部13を指で持ち上げる。そうすると、ガス圧調整用突栓9が押し下げられ肘載置部2はガス圧に抗して徐々に下降する。使用者は肘載置部2に体重を預けた状態で、肘載置部2の下降に合わせて徐々に姿勢を低くする。
肘載置部2に預けた体重は両肘17で支えられるので、腕の力が弱い女性や高齢者でも、肘載置部2に容易に体重を預けることができる。姿勢を低くして行くと膝18が曲げられるが、体重は肘載置部2に預けているので膝18に掛かる荷重を大幅に軽減することができる。肘載置部2を徐々に下げ臀部19が椅子20の座面21に当接した状態で、立ち座り動作補助具1を後方に傾けて、体重を徐々に立ち座り動作補助具1から椅子20の座面21側に移して椅子20に腰掛けることができる。
立ち座り動作補助具1を後方に傾けた状態でも、当接板22は床面に確実に当接するので、使用者が滑って転倒することを防止することができる。使用者が椅子20に座った後に操作レバー11から手を放すと肘載置部2は下降した状態で固定されるので、立ち上がるとき肘載置部2の高さを調整することなく、このまま立ち座り動作補助具1を用いることができる。
使用者が椅子20から立ち上がる動作について説明する。図6は椅子20に座っている状態から立ち座り動作補助具1を使って立ち上がろうとしている状態を示している。使用者は椅子20に座った状態で、両足16の間に立ち座り動作補助具1の当接板22を配置する。そして、前屈みになって肘載置部2に両肘17を載せて体重を掛ける。肘載置部2の前部下側にある操作レバー11の操作部13を指で持ち上げて、ガス圧調整用突栓9を押し下げる。そうすると肘載置部2には上方に押し上げるガス圧が働くので、使用者は、上方に押し上げるガス圧を両肘17に受けながら立ち上がって、膝18に掛かる負担を軽減することができる。本実施の形態においては、使用者が椅子20に座り、あるいは椅子20から立ち上がる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、洋式便器,ソファ,ベッドなどに座り、洋式便器,ソファ,ベッドなどから立ち上がる場合にも用いることができる。
このように、使用者が覆い被さるようにして肘17を載置可能な肘載置部2と、肘載置部2の下面側にガススプリング3を介して連設され床面に当接する脚部4と、肘載置部2の前面下部に設けられガススプリング3のガス圧を調整可能な操作レバー11とを備えているので、使用者は立ち座り動作補助具1を簡便に持ち運ぶことができ、肘載置部2に両肘17を載置して体重を預けた状態で、肘載置部2の前面下部に設けられた操作レバー11を操作して肘載置部2を下降させながら椅子20,洋式便器,ソファ,ベッドなどに座り、あるいは操作レバー11を操作して肘載置部2を上昇させながら椅子20,洋式便器,ソファ,ベッドなどから立ち上がることによって、椅子20,洋式便器,ソファ,ベッドなどに座りあるいは椅子20,洋式便器,ソファ,ベッドなどから立ち上がるときに膝18に掛かる負担を軽減することができる。
さらに、脚部4は下端部にゴム部材15を介して回動自在に連結された当接板22を備えており、当該当接板22が床面に当接するので、立ち座り動作補助具1が傾いた状態でも当接板22が確実に床面に当接し、立ち座り動作補助具1が滑って使用者が転倒することを確実に防止することができる。
さらに、当接板22が床面に当接した状態で自立可能であるので、立ち座り動作補助具1を自立した状態で狭いスペースに収納することができ、使用者は膝を屈めて持ち上げることなくそのまま使用することができる。
1 立ち座り動作補助具
2 肘載置部
3 ガススプリング
4 脚部
5 前端面
6 後端面
7 ピストンロッド
8 シリンダ
9 ガス圧調整用突栓
10 ブラケット
11 操作レバー
12 当接部
13 操作部
14 カバー
15 ゴム部材
16 足
17 肘
18 膝
19 臀部
20 椅子
21 座面
22 当接板

Claims (3)

  1. 使用者が覆い被さるようにして両肘を載置可能な肘載置部と、肘載置部の下面側にガススプリングを介して伸縮可能に連設され床面に当接する脚部と、肘載置部の前面下部に設けられガススプリングのガス圧を調整可能な操作レバーとを備えている立ち座り動作補助具。
  2. 前記脚部は下端部に弾性体を介して回動自在に連結された当接板を備えており、前記当接板が床面に当接することを特徴とする請求項1に記載の立ち座り動作補助具。
  3. 前記当接板が床面に当接した状態で自立可能であることを特徴とする請求項2に記載の立ち座り動作補助具。
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