JP3183565U - 電動式やすり - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯することができる電動式やすりであって、刃物に対する細かな位置調整などを気にせずに容易に刃物を研磨することができ、やすり部の研磨する面をこまめに掃除するなどのメンテナンスを行わなくても、やすり部の使用寿命を延ばすことができる電動式やすりを提供する。
【解決手段】両面に砥粒11を固着させた平板状のやすり部1と、やすり部の一端を固定する連結具2と、連結具と着脱可能であり、偏心回転子を有するモーターを内蔵し、電池を内蔵可能である筺体3と、を有し、やすり部には、凹状の溝部12が網目状に設けられており、砥粒が溝部以外の両面に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯性に優れたコンパクトな電動式であって、包丁、はさみ、刀、ナイフなどの刃物を研磨するやすりに関する。
従来、片手で使用でき、携帯することができる電動式であって、包丁、はさみ、刀、ナイフなどの刃物を研磨するやすりについて種々知られている。このような電動式のやすりは刃物を研磨する作業を容易にすることができる。
例えば、特許文献1には、砥石を着脱可能に装着した振動体を本体に対して直線往復動自在に装着し、動力伝達機構により、モーターの回転を小振幅の直線高速振動に変換して振動体に伝達するようにした刃物研ぎ器が開示されている。
また、特許文献2には、グリップ本体の先端に振動体を装着し、モーターの回転を微細振動に変換して振動体に伝達するようにし、振動体に着脱自在な研磨材を装着した刃物研ぎ器が開示されている。特に、特許文献2の図7において、グリップ本体に振動体としての軸部を、研磨材には接続部をそれぞれ設け、軸部に接続部を嵌合させて使用する刃物研ぎ器が開示されている。
特開平10−6192号公報 登録実用新案第3092580号公報
しかしながら、特許文献1に記載の刃物研ぎ器では、砥石が直線往復動しかしないために刃物に対する角度を一定にして使用しなければ均一に研磨することができず、また、使用を重ねると研磨したときに生じる微細な研磨くずが粗い砥石に目詰まりを生じるため、こまめに掃除をして取り除くか、研磨の性能が劣化したときに砥石を交換するしかなかった。
また、特許文献2に記載の刃物研ぎ器では、微細振動により研磨し易くなっているが、やはり使用を重ねると研磨したときに生じる微細な研磨くずが研磨材に目詰まりを生じるため、こまめに掃除をして取り除くか、研磨の性能が劣化したときに研磨材を交換するしかなかった。
そこで、本考案では、前述した課題に対し、携帯することができる電動式やすりであって、刃物に対する細かな位置調整などを気にせずに容易に刃物を研磨することができ、やすり部の研磨する面をこまめに掃除するなどのメンテナンスを行わなくても、やすり部の使用寿命を延ばすことができる電動式やすりを提供することを目的とする。
(1)すなわち本考案に係る電動式やすりは、両面に砥粒を固着させた平板状のやすり部と、前記やすり部の一端を固定する連結具と、前記連結具と着脱可能であり、偏心回転子を有するモーターを内蔵し、電池を内蔵可能である筺体と、を有し、前記やすり部には、凹状の溝部が網目状に設けられており、前記砥粒が前記溝部以外の前記両面に設けられていることを特徴とする電動式やすりである。
(2)そして、前記やすり部の一方面と他方面において、前記一方面における前記砥粒の粒度が前記他方面おける前記砥粒の粒度よりも大きく、前記一方面における前記溝部における網目の間隔が、前記他方面における前記溝部における網目の間隔よりも広いことを特徴とする前記(1)に記載の電動式やすりである。
(3)そして、前記連結具が、前記やすり部と固着している箇所と反対側に開口を有する中空の略半球状であり、前記筐体と嵌合自在であることを特徴とする前記(1)又は前記(2)に記載の電動式やすりである。
本考案に係る電動式やすりによれば、刃物に対する細かな位置調整などを気にせずに容易に刃物を研磨することができ、やすり部の研磨する面をこまめに掃除するなどのメンテナンスを行わなくても、やすり部の使用寿命を延ばすことができる。
本考案の一実施例における電動式やすりの斜視図である。 本考案の一実施例における電動式やすりの正面図である。 本考案の一実施例における電動式やすりの背面図である。 本考案の一実施例における電動式やすりの分解斜視図である。 本考案の一実施例における電動式やすりの平面部分破断図である。 本考案の一実施例における電動式やすりのA部拡大図である。
以下、本考案に係る電動式やすりに関する一実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。また、説明中における範囲を示す表記のある場合は、上限と下限を含有するものである。
図1〜図6は、本考案に係る電動式やすりに関する一実施形態を示している。
図1に本考案の一実施例における電動式やすりの斜視図を示しており、両面に砥粒11を固着させた平板状のやすり部1と、やすり部1の一端、すなわち筐体3側を固定する連結具2と、連結具2と着脱可能であり、偏心回転子4を有するモーター5を内蔵し、電池6を内蔵可能である筺体3と、を有している。そして、やすり部1には、凹状の、すなわち、やすり部1の一部が窪んで形成されている溝部12が網目状に設けられており、砥粒11が溝部12以外のやすり部1の両面に設けられている。
やすり部1は、先端側が円弧状に加工された細長い平板状の形状を有しており、一方面、すなわち、図2に示す正面図であらわれている面と、他方面、すなわち、図3に示す背面図であらわれている面それぞれに、硬度の大きい砥粒11が固着されている。やすり部1は、包丁、はさみ、刀、ナイフ、ピーラーなどの刃物の刃先を研磨する部材である。そして、やすり部1は、一端、すなわち、やすり部1の筐体3側において連結具2に嵌合して固定されている。また、やすり部1は、筐体3に取り付けて、または、筐体3から取り外して、収納箱や収納袋に収納して持ち運びやすくするために、細長い平板状の形状であることが好ましい。
そして、やすり部1の一方面及び他方面に接着剤又は溶融により固着されている砥粒11は、互いに粒度が異なり、具体的には、一方面における砥粒11の粒度の方が、他方面における砥粒11の粒度よりも大きいことが好ましい。やすり部1の一方面及び他方面に固着する砥粒11の粒度が異なる砥粒11を使用することで、削り方を変えることができる。すなわち、粒度が大きい砥粒11を使用した一方面において研磨すると、包丁、はさみ、刀、ナイフ、ピーラーなどの刃物の刃先を荒く削ることができ、一方、粒度が小さい砥粒11を使用した他方面において研磨すると、刃先をきめ細やかに研磨して仕上げることができる。
そして、砥粒11の粒度としては、一方面において、JIS B 4130「ふるいによる分級」における16/20(平均粒子径が1180μm)〜60/80(平均粒子径が250μm)であることが好ましい。また、他方面において、140/170(平均粒子径が105μm)〜325/400(平均粒子径が44μm)であることが好ましい。砥粒11の粒度がこの範囲にあると、電動式のやすりにおいて荒削りと仕上げ磨きのバランスが良く、使用しやすい。
また、砥粒11の材質としては、褐色アルミナ系、白色アルミナ系、単結晶アルミナ系等のアルミナ系、黒色炭化ケイ素系、緑色炭化ケイ素系などの炭化ケイ素系、ダイヤモンドなど、包丁、はさみ、刀、ナイフ、ピーラーなどの刃物の刃先に使用される材質の硬度よりも高い硬度を有する材質であることが好ましい。
そして、図1〜図4に示すように、やすり部1の一方面及び他方面には、一部が窪んだ凹状に形成された溝12が、網目状に設けられている。そして、部分的に拡大した図6に示すように、溝12は、略U字状に設けられている。溝12は、砥粒11によって研磨された刃物の削り屑を外部に排出しやすくするために加工された部分である。すなわち、やすり部1が振動すると、砥粒11によって研磨された刃物の削り屑は、砥粒11の間で目詰まりすることなく溝12に抜け、刃物の下側からやすり部1をあてがって刃物を研磨しても研磨の程度が劣化することなく、また、長期間使用しても目詰まりが生じにくく、やすり部1の交換頻度を減らせられるので、やすり部1の研磨する面である一方面及び他方面をこまめに掃除するなどのメンテナンスを行わなくても、やすり部1の使用寿命を延ばすことができる。なお、本実施例においては、溝12は、略U字状に設けられているが、略V字状などの形状で設けられていてもよい。
溝12は、一方面、すなわち、図2に示す正面図であらわれている面と、他方面、すなわち、図3に示す背面図であらわれている面それぞれに固着されている砥粒11の粒度に対応して、網目状の間隔が異なっている。すなわち、粒度が大きい砥粒11が固着されているやすり部1の一方面における溝12によって形成される網目状の間隔が、粒度が小さい砥粒11が固着されているやすり部1の他方面における溝12によって形成される網目状の間隔よりも大きい。これは、粒度の大きい砥粒11により研磨された刃物の削り屑よりも、粒度の小さい砥粒11により研磨された刃物の削り屑の方が細かいので、その削り屑による砥粒11の間の目詰まりを防止するために、粒度が小さい砥粒11が固着されているやすり部1の他方面における溝12によって形成される網目状の間隔の方を小さく設けている。なお、本実施例において、やすり部1の一方面及び他方面に設けられている溝12は、長手方向に対して平行及び垂直となるよう網目状に設けられているが、他の実施例において、長手方向に対して45度傾くなど斜めとなるよう網目状に設けてもよい。
連結具2は、部分的にやすり部1と固着しており、その固着している箇所と反対側に開口を有する中空の略円柱状であり、図1に示すように、筐体3の筐体基部31の端部と嵌合することにより筐体3と取り付けることができ、また、図4に示すように、逆に筐体3の筐体基部31の嵌合箇所を分離することにより筐体3から取り外すことができる部材である。連結具2により、やすり部1に触れることなく、やすり部1を着脱することができるので、取替え作業中に誤って作業の手を傷つけることがなく安全に取替え作業を行うことができる。
連結具2の材質は、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの高分子材料が好ましい。高分子材料であると、軽量であるため持ち運びが容易である。
筺体3は、略円筒状の形状を有しており、略円筒状の筐体基部31と略円筒状の筐体蓋部32とを係合することにより形成されている。そして、図5に示すように、筐体基部31の内部には、偏心回転子4が取り付けられたモーター5が固定されており、さらに、筐体基部31及び筐体蓋部32の内部に電池6が内蔵されている。図示しないが、筐体蓋部32を筐体基部31に対して回転させることにより、電池6とモーター5が電気的に接続され、モーター5の軸心51に連動して偏心回転子4が回転して、筐体3に微細な振動が生じる。また、筐体蓋部32を筐体基部31に対して逆に回転させることにより、電池6とモーター5が電気的に分断され、モーター5の回転が止まり、筐体3に生じていた微細な振動が止まる。図1に示すように、筐体基部31には、径が小さくなる段差が設けられており、この径が小さい部分が連結具2と嵌合し、連結具2と筐体基部31の径の大きい部分とが同一の曲面となっている。
筐体基部31及び筐体蓋部32の材質は、連結具2の材質と同じく、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの高分子材料が好ましい。高分子材料であると、軽量であるため持ち運びが容易である。
偏心回転子4は、筐体3の筐体基部31の内部に位置し、モーター5の軸心51に設けられたおもりであり、モーター5の軸心51が回転することにより連動して回転し、筐体3に振動を生じさせる部材である。偏心回転子4は、鋳鉄などの所定の重さを有する金属であることが好ましい。
モーター5は、筐体3の筐体基部31の内部に位置し、電池6の電圧により軸心51を回転駆動させる部材であり、筐体3に振動を生じさせる部材である。図5において、モーター5の内部構造を図示していないが、周囲に位置する永久磁石の内側にコイルを有するローターが位置し、コイルに電流が流れることで周囲の永久磁石の磁力を受けてローターが回転するDCモーターであることが好ましく、1.5〜3.0Vで駆動するものがさらに好ましい。
電池6は、筐体基部31及び筐体蓋部32に内蔵されており、筐体3に振動を生じさせる動力原である。図5において、電池6として、単三電池を示しているが、他の実施例において、単一電池、単二電池、単四電池、ボタン電池などを使用してもよい。持ち運び容易である軽量とするために、筐体3に内蔵される電池6の個数は1個であることが好ましい。
1・・・やすり部
11・・砥粒
12・・溝部
2・・・連結具
3・・・筐体
31・・筐体基部
32・・筐体蓋部
4・・・偏心回転子
5・・・モーター
51・・軸心
6・・・電池

Claims (3)

  1. 両面に砥粒を固着させた平板状のやすり部と、
    前記やすり部の一端を固定する連結具と、
    前記連結具と着脱可能であり、偏心回転子を有するモーターを内蔵し、電池を内蔵可能である筺体と、
    を有し、
    前記やすり部には、凹状の溝部が網目状に設けられており、前記砥粒が前記溝部以外の前記両面に設けられていることを特徴とする電動式やすり。
  2. 前記やすり部の一方面と他方面において、前記一方面における前記砥粒の粒度が前記他方面おける前記砥粒の粒度よりも大きく、前記一方面における前記溝部における網目の間隔が、前記他方面における前記溝部における網目の間隔よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の電動式やすり。
  3. 前記連結具が、前記やすり部と固着している箇所と反対側に開口を有する中空の略円柱状であり、前記筐体と嵌合自在であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動式やすり。
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