JP3183538U - 遠隔操作型ヒーター - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒーターが設置されている部屋とは別の部屋から操作しても、誤動作を引き起こすことなく、ヒーターの起動と停止を行うことが可能な遠隔操作型ヒーターを提供する。
【解決手段】居室1内で使用される送信器2には、電源スイッチ3と操作ボタン4が設けられている。トイレ5内には、受信器6とヒーター7とが設置されている。受信器6とヒーター7とは、スイッチ回路8を介して電気的に接続されており、スイッチ回路8にはタイマー9が接続されている。送信器2の操作ボタン4を押すと、予め定められたコード情報が付加された無線電波が送信される。受信器6は、無線電波を受信し、無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリに記録されたコード情報のIDが一致すると、スイッチ回路8にON信号が送出され、ヒーター7の電源をONにする。
【選択図】図1
【解決手段】居室1内で使用される送信器2には、電源スイッチ3と操作ボタン4が設けられている。トイレ5内には、受信器6とヒーター7とが設置されている。受信器6とヒーター7とは、スイッチ回路8を介して電気的に接続されており、スイッチ回路8にはタイマー9が接続されている。送信器2の操作ボタン4を押すと、予め定められたコード情報が付加された無線電波が送信される。受信器6は、無線電波を受信し、無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリに記録されたコード情報のIDが一致すると、スイッチ回路8にON信号が送出され、ヒーター7の電源をONにする。
【選択図】図1
Description
本考案は、ヒーターが設置されている部屋とは別の部屋から操作してヒーターの起動と停止を行うことが可能な遠隔操作型ヒーターに関する。
家電の分野では、リモコンが普及しており、テレビやエアコンにおいて多用されている。これらの家電製品に使用されているリモコンは赤外線を用いているため、家電製品が設置されている部屋内でリモコンを用いて操作するのが通常である。これは、赤外線が部屋を隔てる壁を越えて伝搬しないことに起因している。
リモコンを用いた技術の一例として、トイレ内の設備や暖房器具をリモコンで操作する際の技術に関するものが、特許文献1に記載されている。
リモコンを用いた技術の一例として、トイレ内の設備や暖房器具をリモコンで操作する際の技術に関するものが、特許文献1に記載されている。
冬季のトイレはかなりの低温になるため、特に高齢者にとっては危険な状況が生じ得る。そのため、トイレにヒーターを設置している家庭も存在している。しかし、通常のリモコンでは、トイレ以外の部屋からヒーターを起動させることができず、予めトイレ内を暖めてから使用することができない。
その一方で、比較的距離を隔てた位置からでもリモコンが機能するようにすると、室内の他の機器がリモコンに反応してしまい、誤動作の原因となる。
本考案は、このような事情を考慮してなされたもので、ヒーターが設置されている部屋とは別の部屋から操作しても、誤動作を引き起こすことなく、ヒーターの起動と停止を行うことが可能な遠隔操作型ヒーターを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本考案の遠隔操作型ヒーターは、無線電波を送信する送信器と、前記送信器から送信される無線電波を受信し、前記送信器とのペアリングがなされている受信器と、前記受信器にスイッチ回路を介して接続されたヒーターとを備えたものである。
一般的なリモコンで使用されている赤外線よりも波長の長い無線電波を用いているため、受信器とヒーターとが設置されている部屋とは別の部屋で送信器を操作しても、無線電波は回折しやすいため、壁やドアを隔てていても、送信器が送信した無線電波は受信器に受信される。受信器が無線電波を受信すると、スイッチ回路によってヒーターが起動する。
また、送信器と受信器とはペアリングがなされているため、ペアリングがなされていない他の送信器によってヒーターが起動することがない。そのため、自家で使用している他の送信器や、近隣の他家で使用している送信器による誤動作を防止することができる。
本考案の遠隔操作型ヒーターにおいては、前記送信器は、ペアリングのためのIDを含むコード情報を無線電波に付加する送信制御部と、電池とを備えている構造とすることができる。
送信制御部によってペアリングのためのIDを含むコード情報を無線電波に付加することによって、ペアリングの対象となる受信器のみが応答する無線電波を送信することができる。また、電池を備えているため、可搬型の送信器として用いることができる。
本考案の遠隔操作型ヒーターにおいては、前記受信器は、登録時のコード情報を記録する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記録されたコード情報と前記送信器から受信したコード情報との同一性を検出する受信制御部とを備えている構造とすることができる。
受信制御部が不揮発性メモリに記録されたコード情報と送信器から受信したコード情報との同一性を検出し、同一の場合のみヒーターを起動させるため、誤動作を防止することができる。
本考案によると、ヒーターが設置されている部屋とは別の部屋から操作しても、誤動作を引き起こすことなく、ヒーターの起動と停止を行うことが可能な遠隔操作型ヒーターを実現することができる。
以下に、本考案の遠隔操作型ヒーターを、その実施形態に基づいて説明する。
図1に、本考案の実施形態に係る遠隔操作型ヒーターの構成を示す。
居室1内で使用される送信器2には、電源スイッチ3と操作ボタン4が設けられている。送信器2はペアリングされた無線電波を送信する。ペアリングの機能については後に詳述する。無線電波の一例として、2.4GHzの周波数帯の電波を用いることができる。
図1に、本考案の実施形態に係る遠隔操作型ヒーターの構成を示す。
居室1内で使用される送信器2には、電源スイッチ3と操作ボタン4が設けられている。送信器2はペアリングされた無線電波を送信する。ペアリングの機能については後に詳述する。無線電波の一例として、2.4GHzの周波数帯の電波を用いることができる。
トイレ5内には、受信器6とヒーター7とが設置されている。受信器6とヒーター7とは、スイッチ回路8を介して電気的に接続されており、スイッチ回路8にはタイマー9が接続されている。ヒーター7の一例として、ハロゲンヒーターを用いることができる。
図2に、送信器2の構成を示す。
送信器2は、電池11と送信制御部12とを備えている。送信制御部12は、ペアリングのためのID13を含むコード情報を無線電波に付加し、無線送信部14から無線電波を送信する。ペアリングとは、送信器2と受信器6とを対応付ける機能を持たせることを言い、互いに対応付けられた送信器2と受信器6との間でのみ選択的に無線電波の受信が可能となるようにすることである。この機能は、特定のID13を含むコード情報を無線電波に付加することによって実現できる。送信制御部12として、制御用として通常使用されるICを用いることができる。
送信器2は、電池11と送信制御部12とを備えている。送信制御部12は、ペアリングのためのID13を含むコード情報を無線電波に付加し、無線送信部14から無線電波を送信する。ペアリングとは、送信器2と受信器6とを対応付ける機能を持たせることを言い、互いに対応付けられた送信器2と受信器6との間でのみ選択的に無線電波の受信が可能となるようにすることである。この機能は、特定のID13を含むコード情報を無線電波に付加することによって実現できる。送信制御部12として、制御用として通常使用されるICを用いることができる。
図3に、受信器6の構成を示す。
受信器6は、無線受信部21、受信制御部22、不揮発性メモリ23、接点信号出力部24を備えている。不揮発性メモリ23には、製品出荷の際の登録時のコード情報が記録されており、無線受信部21が受信した無線電波のコード情報と、不揮発性メモリ23に記録されたコード情報との同一性を受信制御部22が検出する。無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリ23に記録されたコード情報のIDが一致すると、接点信号出力部24の接点信号出力をONにする。受信制御部22として、制御用として通常使用されるICを用いることができる。
受信器6は、無線受信部21、受信制御部22、不揮発性メモリ23、接点信号出力部24を備えている。不揮発性メモリ23には、製品出荷の際の登録時のコード情報が記録されており、無線受信部21が受信した無線電波のコード情報と、不揮発性メモリ23に記録されたコード情報との同一性を受信制御部22が検出する。無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリ23に記録されたコード情報のIDが一致すると、接点信号出力部24の接点信号出力をONにする。受信制御部22として、制御用として通常使用されるICを用いることができる。
次に、本考案の実施形態に係る遠隔操作型ヒーターの使用方法について説明する。
最初に、製品出荷時のペアリング設定の操作について説明する。
送信器2と受信器6を登録モードに設定し、送信器電源スイッチ3をONにする。送信器2は、通常使用時の電波出力よりも弱い出力で、登録用の自己IDを含むコード情報が付加された無線電波を無線送信部14から送信する。受信器6は、受信した登録用コードを不揮発性メモリ23に記録する。受信器6は登録用コードの記録が終了すると、音または光を発して正常終了したことを通知する。
最初に、製品出荷時のペアリング設定の操作について説明する。
送信器2と受信器6を登録モードに設定し、送信器電源スイッチ3をONにする。送信器2は、通常使用時の電波出力よりも弱い出力で、登録用の自己IDを含むコード情報が付加された無線電波を無線送信部14から送信する。受信器6は、受信した登録用コードを不揮発性メモリ23に記録する。受信器6は登録用コードの記録が終了すると、音または光を発して正常終了したことを通知する。
図4に、複数の組の送信器2と受信器6について、同時に登録時のペアリングを行っている様子を示す。
登録時のペアリングに使用される電波出力を、通常使用時の電波出力よりも弱い出力で行っているため、数メートル程度離れていれば、同時に複数の組の送信器2と受信器6についてペアリングを行うことが可能である。
登録時のペアリングに使用される電波出力を、通常使用時の電波出力よりも弱い出力で行っているため、数メートル程度離れていれば、同時に複数の組の送信器2と受信器6についてペアリングを行うことが可能である。
次に、通常動作時の操作について説明する。
送信器2の操作ボタン4を押すと、予め定められたコード情報が付加された無線電波が送信される。受信器6は、無線電波を受信し、無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリ23に記録されたコード情報のIDが一致すると、接点信号出力部24の接点信号出力をONにする。接点信号出力部24の接点信号出力がONになると、図1に示すスイッチ回路8にON信号が送出され、スイッチ回路8はON信号を受け取ると、ヒーター7の電源をONにする。
送信器2の操作ボタン4を押すと、予め定められたコード情報が付加された無線電波が送信される。受信器6は、無線電波を受信し、無線電波のコード情報のIDと不揮発性メモリ23に記録されたコード情報のIDが一致すると、接点信号出力部24の接点信号出力をONにする。接点信号出力部24の接点信号出力がONになると、図1に示すスイッチ回路8にON信号が送出され、スイッチ回路8はON信号を受け取ると、ヒーター7の電源をONにする。
ヒーター7が起動すると、これと同時にタイマー9が稼働し、所定の時間が経過すると、タイマー9はスイッチ回路8にOFF信号を送出する。これにより、ヒーター7の電源が切れる。なお、タイマー9はヒーター7が長時間に亘って稼働したままの状態となることを防止するために設置しており、タイマー9の設置は状況に応じて適宜選択できる。
このように、本考案の遠隔操作型ヒーターを用いると、居室1で就寝中等にトイレ5を使用したくなったときに、送信器2を用いてトイレ5内に設置されたヒーター7を予め起動させておき、所定の時間が経過して、トイレ5内の室温が上昇したころにトイレ5を利用することが可能である。そのため、気温の低いトイレ5で体調不良になったり、倒れたりすることを防止できる。
なお、上述した実施形態においては、受信器6とヒーター7をトイレ内に設置した場合について説明しているが、受信器6とヒーター7を設置する場所はこれに限定されない。
本考案は、ヒーターが設置されている部屋とは別の部屋から操作しても、誤動作を引き起こすことなく、ヒーターの起動と停止を行うことが可能な遠隔操作型ヒーターとして利用することができる。特に、トイレのように、冬季に低温となる場所に対して、別の居室から操作してヒーターを予め起動させて、温度が適温となってから使用することができるため、高齢者や病人が安全に使用することができる。
1 居室
2 送信器
3 電源スイッチ
4 操作ボタン
5 トイレ
6 受信器
7 ヒーター
8 スイッチ回路
9 タイマー
11 電池
12 送信制御部
13 ID
14 無線送信部
21 無線受信部
22 受信制御部
23 不揮発性メモリ
24 接点信号出力部
2 送信器
3 電源スイッチ
4 操作ボタン
5 トイレ
6 受信器
7 ヒーター
8 スイッチ回路
9 タイマー
11 電池
12 送信制御部
13 ID
14 無線送信部
21 無線受信部
22 受信制御部
23 不揮発性メモリ
24 接点信号出力部
Claims (3)
- 無線電波を送信する送信器と、前記送信器から送信される無線電波を受信し、前記送信器とのペアリングがなされている受信器と、前記受信器にスイッチ回路を介して接続されたヒーターとを備えた遠隔操作型ヒーター。
- 前記送信器は、ペアリングのためのIDを含むコード情報を無線電波に付加する送信制御部と、電池とを備えていることを特徴とする請求項1記載の遠隔操作型ヒーター。
- 前記受信器は、登録時のコード情報を記録する不揮発性メモリと、前記不揮発性メモリに記録されたコード情報と前記送信器から受信したコード情報との同一性を検出する受信制御部とを備えていることを特徴とする請求項1または2記載の遠隔操作型ヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001178U JP3183538U (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 遠隔操作型ヒーター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013001178U JP3183538U (ja) | 2013-03-05 | 2013-03-05 | 遠隔操作型ヒーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3183538U true JP3183538U (ja) | 2013-05-23 |
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JP (1) | JP3183538U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015148396A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 富士通株式会社 | 制御システム、および制御方法 |
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2013
- 2013-03-05 JP JP2013001178U patent/JP3183538U/ja not_active Expired - Fee Related
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