JP3183470U - 自転車カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】自転車カバーに関し、前輪側と後輪側各々において自転車カバー内側に設けられた面ファスナー等の脱着構造部が、前輪及び後輪を包み込んで脱着出来、その外側には各々の位置で簡単に脱着しやすいように前輪側取っ手及び後輪側取っ手が設けられている取り付け易く風で飛ばされにくい自転車カバーを提供する。
【解決手段】下部に開口部2を有する袋状の自転車の前輪3から後輪4まで覆い被せて使用する自転車カバーにおいて、前記自転車カバー開口部2の前輪3及び後輪4各々の端部分において自転車カバー内側に前輪3及び後輪4を包み込んで脱着出来るように面ファスナーが各々の位置で設けられる。更に前記自転車カバー内側に設けられた面ファスナーの有る自転車カバー外側の各々の位置で前輪側取っ手5及び後輪側取っ手6を各々設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】下部に開口部2を有する袋状の自転車の前輪3から後輪4まで覆い被せて使用する自転車カバーにおいて、前記自転車カバー開口部2の前輪3及び後輪4各々の端部分において自転車カバー内側に前輪3及び後輪4を包み込んで脱着出来るように面ファスナーが各々の位置で設けられる。更に前記自転車カバー内側に設けられた面ファスナーの有る自転車カバー外側の各々の位置で前輪側取っ手5及び後輪側取っ手6を各々設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、自転車カバーに関し、前輪側と後輪側各々において自転車カバー内側に設けられた面ファスナー等の脱着構造部が、前輪及び後輪を包み込んで脱着出来、その外側には各々の位置で簡単に脱着しやすいように前輪側取っ手及び後輪側取っ手が設けられている取り付け易く風で飛ばされにくい自転車カバーに関するものである。
従来、自転車カバーとしては防水や防塵のために、ポリエステル生地に撥水加工した下部に開口部を有する前輪から後輪まで被せて使用する袋状のものが知られている。
一方、自転車カバーを装着後、雨や風等で自転車カバー自体が飛ばされないように後輪部付近の開口部に紐体を設けて巾着状に絞れるようにしたり、サドル付近の真ん中の下部開口部に面ファスナーを設けて脱着するものが知られている。
しかしながら先述の自転車カバーにおいては少しでも強い風が吹いたり雨が激しく降ると巾着状の紐体も真ん中に設けた面ファスナーも開口部の下から吹き返す風の強さに負けて自転車カバーが飛ばされてしまう事が多々有った。もちろんハンドル部だけがめくれあがったりという課題も有った。
なお、それを防ぐ方法として自転車カバーを被せた後に、例えば洗濯バサミ等で前カゴや後カゴと自転車カバーとを挟んで飛ばされない様にする場合も有るが、取り付ける洗濯バサミの置き場所や保管にも手間がかかり、特に洗濯バサミ等で挟むと前カゴや後カゴと自転車カバーとで出来る凹み部分に水たまりが出来る事も多く、その際には慎重に自転車カバーを取り外さなければならない欠点が有った。
又、例えば雨に濡れた自転車カバーは、乾かすとしても大きな袋状となっているため、使用していない他の自転車に被せたり、門柱等に洗濯バサミ等を使用して引っ掛けておく程度で乾かすことしか出来ない問題点も有った。
上記課題を解決するために本考案は、下部に開口部(2)を有する袋状の自転車の前輪(3)から後輪(4)まで覆い被せて使用する自転車カバーにおいて、前記自転車カバー開口部(2)の前輪(3)及び後輪(4)各々の端部分において自転車カバー内側に前輪(3)及び後輪(4)を包み込んで脱着出来るように面ファスナー(8)、(8’)が各々の位置で設けられており、更に前記自転車カバー内側に設けられた面ファスナー(8)、(8’)の有る自転車カバー外側の各々の位置で前輪側取っ手(5)及び後輪側取っ手(6)を各々設けたことを特徴とする自転車カバー(1)である。
更に、前記自転車カバー外側の各々の位置で設けられる前輪側取っ手(5)及び後輪側取っ手(6)のそれぞれにおける一端部(10)、(10’)は、自転車カバー本体(7)に直接縫い付けた縫製部(9)、(9’)とし、もう一端部(11)、(11’)は、自転車カバー本体(7)と脱着可能な手段として面ファスナー、ボタン又はホックで構成されたことを特徴としている自転車カバー(1)である。
本考案の自転車カバーは以上のような構成であるため、前輪と後輪各々において自転車カバー内側の面ファスナーが包み込んでしっかりと保持するため、強風や強い雨が降っても自転車カバー自体が飛ばされることがなくなる優れたものとなる。
又、自転車カバー内側に設けられた面ファスナーの有るカバー外側の各々の位置で前輪側取っ手及び後輪側取っ手が設けられているため、腰をかがめたりしゃがんだりすることなく簡単に外側から取っ手を握って内側の面ファスナーの脱着を行える優れたものとなる。
もちろん従来のように強風で飛ばされないよう例えば洗濯バサミで前カゴや後カゴと自転車カバーとを挟む必要も無くなり、特に前カゴや後カゴに出来る雨がたまりやすい凹み部も形成されないという副次的効果も有る。
なお、雨に濡れた自転車カバーにおいては、取っ手のそれぞれにおける一端部が自転車カバー本体に直接縫い付けた縫製部と、もう一端部が自転車カバー本体と例えば面ファスナー等の簡単に脱着可能な手段で構成されているため、前記取っ手部の脱着部を外して、物干し竿、自転車置場にある手すり等様々な引っ掛け部分に引っ掛けて風に飛ばされずに乾かす事の出来る別の副次的効果も得られる優れたものとなる。
脱着可能な手段としては、面ファスナーだけでなく、ボタンやホックの手段として構成されても良い。
本考案における自転車カバーの大きさ、形状、デザイン、材質、製造方法等は特に限定されないが、通常は撥水加工を施した防水性のあるポリエステル生地を縫製の手段で縫い合わせて大量生産の出来る縫製品が好ましい。
以下、本考案の一実施例を図1、図2、図3、図4、図5及び図6で説明するが、これによって本考案は何ら限定されるものではない。
図1は、本考案の自転車カバー(1)の使用時の一例を示しており、下部に開口部(2)を有する袋状の自転車の前輪(3)から後輪(4)まで覆い被せており、自転車カバー本体(7)の開口部(2)の前輪(3)及び後輪(4)各々の端部分において、自転車カバー内側に前輪(3)及び後輪(4)を包み込んで脱着出来るように面ファスナー(8)及び(8’)が各々の位置で設けられているのがわかる。
図2では、図1の前輪(3)付近の状態を示しており、前記前輪側取っ手(5)及び前輪側取っ手(5’)が自転車カバー本体(7)の右側面及び左側面に各々別に設けられている。
図3は、本考案の自転車カバーの前輪側取っ手(5)が、自転車カバー本体(7)の右側面及び左側面にまたがって輪っか状として設けられている。
図4は、図1の前輪(3)付近を正面から見た図である。
図5は、図1のA−A部の断面を示しており、左の図の状態においては前輪(3)を包み込んで脱着出来るように面ファスナー(8)及び(8’)が向かい合って自転車カバー本体(7)の内側に縫製の手段で設けられており、前記面ファスナー(8)及び(8’)の有る自転車カバー本体(7)の外側の位置で前輪側取っ手(5)及び(5’)が縫製されて設けられているのがわかる。
そして右の図の状態で面ファスナー(8)及び(8’)がくっついて前輪(3)を包み込んで保持されるのもわかる。もちろん後輪(4)側も同様の構造である。
そして右の図の状態で面ファスナー(8)及び(8’)がくっついて前輪(3)を包み込んで保持されるのもわかる。もちろん後輪(4)側も同様の構造である。
図6は、本考案の前輪側取っ手(5)及び(5’)部の構造の別の一例を示した断面図である。自転車カバー本体(7)の外側の位置にある前記前輪側取っ手部(5)及び(5’)の一端部(11)及び(11’)においては各々予め設けられている取っ手部面ファスナー(12)及び(12’)によって、自転車カバー本体(7)に予め設けられている取っ手部面ファスナー(13)及び(13’)とで脱着が可能となることを示している。もちろん、前記前輪側取っ手(5)及び(5’)の反対側のもう一端部(10)及び(10’)は、各々縫製部(9)及び(9’)にて予め縫い付けて一体化されている。
1 自転車カバー 2 開口部 3 前輪 4 後輪
5 前輪側取っ手 6 後輪側取っ手 7 自転車カバー本体
8、8’ 面ファスナー 9、9’ 縫製部 10、10’ 一端部
11、11’ 一端部 12、12’ 取っ手部面ファスナー
13、13’ カバー本体側面ファスナー
5 前輪側取っ手 6 後輪側取っ手 7 自転車カバー本体
8、8’ 面ファスナー 9、9’ 縫製部 10、10’ 一端部
11、11’ 一端部 12、12’ 取っ手部面ファスナー
13、13’ カバー本体側面ファスナー
Claims (2)
- 下部に開口部(2)を有する袋状の自転車の前輪(3)から後輪(4)まで覆い被せて使用する自転車カバーにおいて、前記自転車カバー開口部(2)の前輪(3)及び後輪(4)各々の端部分において自転車カバー内側に前輪(3)及び後輪(4)を包み込んで脱着出来るように面ファスナー(8)、(8’)が各々の位置で設けられており、更に前記自転車カバー内側に設けられた面ファスナー(8)、(8’)の有る自転車カバー外側の各々の位置で前輪側取っ手(5)及び後輪側取っ手(6)を各々設けたことを特徴とする自転車カバー(1)。
- 前記自転車カバー外側の各々の位置で設けられる前輪側取っ手(5)及び後輪側取っ手(6)のそれぞれにおける一端部(10)、(10’)は、自転車カバー本体(7)に直接縫い付けた縫製部(9)、(9’)とし、もう一端部(11)、(11’)は、自転車カバー本体(7)と脱着可能な手段として面ファスナー、ボタン又はホックで構成されたことを特徴とする請求項1に記載の自転車カバー(1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001327U JP3183470U (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 自転車カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013001327U JP3183470U (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 自転車カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3183470U true JP3183470U (ja) | 2013-05-23 |
Family
ID=50427429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3183470U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3184048U (ja) * | 2013-02-26 | 2013-06-13 | 有限会社川住製作所 | 取っ手付自転車カバー |
-
2013
- 2013-02-21 JP JP2013001327U patent/JP3183470U/ja not_active Expired - Fee Related
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