JP3183206U - 単方向ラチェットレンチ制御構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを減らして操作の耐久性を高める単方向ラチェットレンチ制御構造を提供する。
【解決手段】レンチ10の駆動部11に収容部12が設けられ、収容部12の内側後端部には、収容部12に連通した当接溝部13が形成される。収容部12内には、歯車15を有する駆動部材14が配置される。当接溝部13内には、押圧ブロック20が配置される。押圧ブロック20には、駆動部材14の歯車15に噛合される歯部21が前端面に形成される。押圧ブロック20の内側端面には、溝部又はバンプが設けられる。溝部22又はバンプには、弾片30が嵌合される。弾片30は、一体成形された構造であり、係止端31、回転端32及び当接端33を有する。係止端31は、押圧ブロック20の溝部22又はバンプ内に挿着されるか係止される。
【選択図】図2

Description

本考案は、単方向ラチェットレンチ制御構造に関するものであり、さらに詳しくは、押圧ブロックと弾片との結合により、弾片の回転構造を有するレンチが良好な単方向ラチェット機能を有する単方向ラチェットレンチ制御構造に関するものである。
図7に示すように、従来の単方向ラチェットレンチは、構造上、駆動部40の駆動部材41の歯車42が、当接溝部43の係合ブロック44に係合されている。当接溝部43には、係合ブロック44が配置されていない側に切欠部47が形成されている。切欠部47内には、復帰スプリング46が配置されている。復帰スプリング46の他端は、係合ブロック44の内側端に突設された接続端45に接合される。復帰スプリング46の弾性回復力により係合ブロック44が引き込み裕度を得るため、レンチが、係合ブロック44の動作方向と同じ方向に回されるとき、係合ブロック44は、単方向ラチェット機能を得ることができる。
しかし従来の単方向ラチェットレンチは、復帰スプリング46が長期間の使用により弾性疲労を起こして変形し、切欠部47又は接続端45の係合が外れて単方向のラチェット機能に悪影響を与える虞がある上、製造の際に切欠部47を付加的に製作する必要があるため、全体のコストが増える。その結果、耐久性及び経済性の改善が求められていた。
実用新案登録第3114109号公報(以下、「特許文献1」という。)には、ラチェ
ットレンチのレンチ本体中に溝孔とスプリングが嵌め込まれた改良構造が記載されている。しかし、特許文献1には、良好な単方向ラチェット機能を有するように構成することについては十分開示されていない。
実用新案登録第3114109号公報
従って、本考案の課題は、復帰スプリングの弾性疲労を改善すると共に、接続部の安定性に優れ、コストを減らして操作の耐久性を高めた単方向ラチェットレンチ制御構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、後述するように、押圧ブロックと弾片とを結合すると共に、弾片自体が有する回転構造の弾性回復力を利用することにより、上記課題を解決できることに着目し、本考案を想定するに至った。
かくして、本考案によれば、駆動部を有する単方向ラチェットレンチ構造であって、駆動部に収容部が設けられ、前記収容部の内側後端部には、前記収容部に連通した当接溝部が形成され、
前記収容部内には、歯車を有する駆動部材が配置され、前記当接溝部内には、押圧ブロックが配置され、前記押圧ブロックには、前記駆動部材の前記歯車に噛合される歯部が前端面に形成され、前記押圧ブロックの内側端面には、溝部又はバンプが設けられ、前記溝部又は前記バンプには、弾片が嵌合され、
前記弾片は、一体成形された構造であり、係止端、回転端及び当接端を有し、前記係止端は、前記押圧ブロックの前記溝部又は前記バンプ内に挿着されるか係止されるとともに、前記当接溝部の他端に達するまで外方へ延びて前記回転端が形成された後、前記当接溝部の後端に向けて折り返されて前記押圧ブロックの後側まで延び、前記当接溝部の後端面に押圧される当接端が形成され、
前記レンチが前記押圧ブロックの動作方向と反対に回されるとき、前記押圧ブロックの前記歯部が、前記駆動部材の前記歯車に噛合されて係合状態となり、
前記レンチが、前記押圧ブロックの動作方向と同じ方向に回されるとき、前記押圧ブロックは、前記弾片の回転により押圧され、裕度により引き込み空間が形成されるため、ラチェットレンチが、正回転させたときに係合したワークを回転させ、逆回転させたときに空転することを特徴とする単方向ラチェットレンチ制御構造が提供される。
本考案は、上記の通りの構成からなり、ラチェットレンチが、押圧ブロックの動作方向と反対に回されるとき、押圧ブロックの歯部が駆動部材の歯車に噛合されて係合状態となり、構成部材を回転させることができる。
反対に、ラチェットレンチが、押圧ブロックの動作方向と同方向に回されると、押圧ブロックは、弾片の回転により押圧され、引込み空間が形成されるため、ラチェットレンチを正回転させた場合、係合した部材と回転させ、ラチェットレンチを逆回転させたとき空転する。この場合において、弾片が有する回転構造の弾性回復力を利用することにより、コストを低減させると共に耐久性に優れたラチェットレンチ構造を提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造を示す斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造を示す分解斜視図である。 図3は、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造の動作を示す側断面図(1)である。 図4は、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造の動作を示す側断面図(2)である。 図5は、本考案の他の実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造の弾片構造を示す斜視図である。 図6は、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造の動作を示す側断面図である。 図7は、従来のラチェットレンチを示す側断面図である。
以下、本考案の単方向ラチェットレンチ制御構造の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係る単方向ラチェットレンチ制御構造は、レンチ10の駆動部11に収容部12が設けられている。収容部12の内側後端部には、収容部12と連通した当接溝部13が形成されている。収容部12内には、歯車15を有する駆動部材14が配置されている。当接溝部13内には、押圧ブロック20が配置されている。押圧ブロック20には、駆動部材14の歯車15が噛合される歯部21が前端面に形成されている。押圧ブロック20の内側端面には、溝部22が設けられている。溝部22は、弾片30と嵌合される。この弾片30は、一体成形された構造であり、係止端31、回転端32、当接端33などを有する。係止端31は、押圧ブロック20の溝部22内に挿着されるとともに、当接溝部13の他端に達するまで外方へ延びて回転端32が形成された後、当接溝部13の後端に向けて折り返されて押圧ブロック20の後側まで延び、当接溝部13の後端面に押圧される当接端33が形成されている。そのため弾片30は、略C字状の構造に形成される。
続いて、図3及び図4を参照する。図3及び図4に示すように、レンチ10が押圧ブロック20の動作方向と反対に回されるとき、押圧ブロック20の歯部21が、駆動部材14の歯車15に噛合されて係合状態となり、ワークを回転させることができる。反対に、レンチ10が、押圧ブロック20の動作方向と同じ方向に回されるとき、押圧ブロック20は、弾片30の回転により押圧され、裕度が生じて引き込み空間が形成されるため、ラチェットレンチが、正回転させたときに係合したワークを回転させ、逆回転させたときに空転する(単方向ラチェット機能)。
また、弾片30は、図2に示すように、非中空状に一体成形されてもよいし、図5に示すように、一部が中空状に一体成形されてもよい。
図6を参照する。図6に示すように、押圧ブロック20は、内側縁に突設されたバンプ23の構造を介し、弾片30の係止端31と結合され、弾性により支えられている。
以上、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案に係る実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 レンチ
11 駆動部
12 収容部
13 当接溝部
14 駆動部材
15 歯車
20 押圧ブロック
21 歯部
22 溝部
23 バンプ
30 弾片
31 係止端
32 回転端
33 当接端
40 駆動部
41 駆動部材
42 歯車
43 当接溝部
44 係合ブロック
45 接続端
46 復帰スプリング
47 切欠部

Claims (1)

  1. 駆動部を有する単方向ラチェットレンチ構造であって、
    駆動部に収容部が設けられ、前記収容部の内側後端部には、前記収容部に連通した当接溝部が形成され、
    前記収容部内には、歯車を有する駆動部材が配置され、
    前記当接溝部内には、押圧ブロックが配置され、前記押圧ブロックには、前記駆動部材の前記歯車に噛合される歯部が前端面に形成され、前記押圧ブロックの内側端面には、溝部又はバンプが設けられ、前記溝部又は前記バンプには、弾片が嵌合され、
    前記弾片は、一体成形された構造であり、係止端、回転端及び当接端を有し、前記係止端は、前記押圧ブロックの前記溝部又は前記バンプ内に挿着されるか係止されるとともに、前記当接溝部の他端に達するまで外方へ延びて前記回転端が形成された後、前記当接溝部の後端に向けて折り返されて前記押圧ブロックの後側まで延び、前記当接溝部の後端面に押圧される当接端が形成され、
    前記ラチェットレンチが前記押圧ブロックの動作方向と反対に回されるとき、前記押圧ブロックの前記歯部が、前記駆動部材の前記歯車に噛合されて係合状態となり、
    前記ラチェットレンチが、前記押圧ブロックの動作方向と同一方向に回されるとき、前記押圧ブロックは、前記弾片の回転により押圧され、裕度により引き込み空間が形成されるため、ラチェットレンチが、正回転させたときに係合したワークを回転させ、逆回転させたときに空転することを特徴とする単方向ラチェットレンチ制御構造。
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