JP3182812U - 仮設トイレの防臭構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】便槽の上に、床と便器が積層されて接続された仮設トイレにおいて、便槽に収容した汚物の臭気の漏洩を簡易かつ確実に防止する仮設トイレの防臭構造を提供する。
【解決手段】仮設トイレ100の防臭構造において、床20の通し孔の通し孔上縁面と便器30の外周下縁面との間に介装された上部シール材52が、床20の上に積層される便器30の重量を受けて、それらの床20の通し孔上縁面と便器30の外周下縁面との間に挟圧される。さらに、便槽10の上部開口の開口上縁面と床20の通し孔の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材53が、便槽10の上に積層される床20及び便器30の重量を受けて、それらの便槽10の開口上縁面と床20の通し孔下縁面との間に挟圧されてなる。
【選択図】図2

Description

本考案は仮設トイレの防臭構造に関する。
工事現場等に設置される仮設トイレとして、特許文献1に記載の如く、便槽の上に、床と便器が積層されて接続され、便器の底部の落とし口に便蓋が設けられるとともに、該落とし口が床の通し孔を介して便槽の上部開口に連通されてなるものがある。便槽の樹脂成形の簡易化のために、便器が固定される床と便槽を別体に成形し、その後、便槽の上に床を積層して接続一体化するものである。
また、同一の便槽を和式便器と洋式便器に共用するために、床を上下2段の上段床と下段床の積層体からなるものにしている。即ち、便座高さの低い和式便器では、上段床を下段床の上に載せることにより便器を嵩上げするものである。また、便座高さの高い洋式便器では、下段床の上に便器を直接固定するものである。
特開2010-222869
しかしながら、従来技術では、便槽と床(上段床及び下段床)をブロー成形等によって樹脂成形していて、それらの寸法精度が悪い。
それ故に、床(上段床)の通し孔上縁面に便器の外周下縁面を載置して両者を積層するとき、床(上段床)の通し孔上縁面は平面精度が悪く凹凸面となる。また、便槽の上部開口の開口上縁面に床(下段床)の通し孔下縁面を載置して両者を積層するとき、床(下段床)の通し孔下縁面と便槽の開口上縁面は共に平面精度が悪く凹凸面となる。
従って、便槽の上に、床を介して、便器を積層して接続一体化した仮設トイレにおいて、床(上段床)の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との接続部、便槽の開口上縁面と床(下段床)の通し孔下縁面との接続部が密着せずに隙間を生ずる。更に、床が上下2段の上段床と下段床の積層体からなるものにあっては、上段床の通し孔下縁面と下段床の通し孔上縁面との接続部が密着せずに隙間を生ずる。これにより、便槽に収容した汚物の臭気がそれらの接続部の隙間から外部空間に容易に漏洩し、仮設トイレの使用環境を損なう。
本考案の課題は、便槽の上に、床と便器が積層されて接続された仮設トイレにおいて、便槽に収容した汚物の臭気の漏洩を簡易かつ確実に防止することにある。
請求項1に係る考案は、便槽の上に、床と便器が積層されて接続され、便器の底部の落とし口に便蓋が設けられるとともに、該落とし口が床の通し孔を介して便槽の上部開口に連通されてなる仮設トイレの防臭構造において、床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に介装された上部シール材が、床の上に積層される便器の重量を受けて、それらの床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に挟圧され、便槽の上部開口の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材が、便槽の上に積層される床及び便器の重量を受けて、それらの便槽の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に挟圧されてなるようにしたものである。
請求項2に係る考案は、請求項1に係る考案において更に、前記床が上下2段をなす上段床と下段床の積層体からなり、上段床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に介装された上部シール材が、上段床の上に積層される便器の重量を受けて、それらの上段床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に挟圧され、下段床の通し孔上縁面と上段床の通し孔下縁面との間に介装された中間シール材が、下段床の上に積層される上段床及び便器の重量を受けて、それらの下段床の通し孔上縁面と上段床の通し孔下縁面との間に挟圧され、便槽の上部開口の開口上縁面と下段床の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材が、便槽の上に積層される下段床、上段床及び便器の重量を受けて、それらの便槽の開口上縁面と下段床の通し孔下縁面との間に挟圧されてなるようにしたものである。
請求項3に係る考案は、請求項1又は2に係る考案において更に、前記床にハウスの下端部を取着し、床及び便器がハウス内に配置されてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)便槽の上に、床を介して、便器を積層して接続一体化した仮設トイレにおいて、床(上段床)の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との接続部、便槽の開口上縁面と床(下段床)の通し孔下縁面との接続部のそれぞれに上部シール材と下部シール材のそれぞれが介装される。そして、便槽の上に床と便器を積層するだけで、床(上段床)の上に積層される便器の重量が上部シール材に自然に及んでこれを挟圧し、便槽の上に積層される床(上段床と下段床)及び便器の重量が下部シール材に自然に及んでこれを挟圧するものになる。これにより、床(上段床と下段床)と便槽がブロー成形等によって樹脂成形され、床(上段床)の通し孔上縁面の平面精度、床(下段床)の通し孔下縁面の平面精度、便槽の開口上縁面の平面精度が悪く凹凸面となっている場合にも、上部シール材と下部シール材がそれらの床(上段床)の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との接続部、便槽の開口上縁面と床(下段床)の通し孔下縁面との接続部の隙間を完全に埋めるものになる。
従って、便器が固定される床と便槽を別体に成形し、それらを積層して接続一体化した仮設トイレにあっても、床と便槽が当初から一体成形されたものと同様の気密構造を簡易に形成できる。即ち、便槽に収容した汚物の臭気が、便槽と床の接続部、床と便器の接続部の隙間から外部空間に漏洩する如くがない。よって、便槽に収容した汚物の臭気の漏洩を簡易かつ確実に防止できる。
(請求項2)
(b)同一の便槽を和式便器と洋式便器に共用するために、床を上下2段の上段床と下段床の積層体からなるものにした仮設トイレにあっても、上述(a)と実質的に同様にして、下段床の上に積層される上段床及び便器の重量が上段床の通し孔上縁面と下段床の通し孔上縁面との接続部に介装された中間シール材に自然に及んでこれを挟圧し、その接続部の隙間を埋め、臭気の漏洩を確実に防止できる。
(請求項3)
(c)床にハウスの下端部を取着し、床及び便器がハウス内に配置されてなる仮設トイレにおいては、上述(a)の各接続部に介装される上部シール材と下部シール材、更には上述(b)の接続部に介装される中間シール材を挟圧する重量として、床に取着したハウスの重量も自然に及ぶものになる。従って、それらのシール材を一層確実に挟圧し、それらの接続部の隙間を一層完全に埋め、臭気の漏洩を一層確実に防止できる。
図1は仮設トイレを破断して示す正面図である。 図2は仮設トイレの防臭構造を示す断面図である。 図3は仮設トイレの防臭構造を分解して示す断面図である。 図4は仮設トイレの防臭構造を分解して示す斜視図である。 図5は仮設トイレの組立手順を示す模式図である。 図6は仮設トイレの組立手順を示す模式図である。
図1に示した仮設トイレ100は、工事現場等に設置されて使用される。仮設トイレ100は、地面に据付けられる便槽10の上に、床20と便器30を積層して接続一体化される。
本実施例において、床20は、上下2段をなす下段床21と上段床22の積層体からなる。便器30が和式のときには、下段床21の上に上段床22を載せることにより、便器30を嵩上げする。便器30が洋式のときには、下段床21の上に便器30を直接固定する。
仮設トイレ100は、床20(下段床21)にハウス40の下端部を取着し、床20(下段床21と上段床22)及び便器30がハウス40内に設置される。ハウス40は、床20(下段床21)の外周に沿って立設される後面及び両側面のパネル41、並びに前面の扉用フレーム42と、パネル41及びフレーム42の上端部に固定される屋根43と、フレーム42にヒンジ結合される開閉扉44とから構成される。
便槽10及び床20(下段床21と上段床22)は、例えばHDPE硬質ポリエチレン等の樹脂材料から形成され、その樹脂成形の簡易化や取扱いの容易化のために互いに別体とされていて、ブロー成形等により樹脂成形される。
便槽10は、図3、図4に示す如く、扁平容器状をなし、上部開口10Aを備える。床20を構成する下段床21は、板状をなし、上下貫通する下通し孔21Aを備える。上段床22は、中空箱状をなし、上下貫通する上通し孔22Aを備える。便器30は、底部の落とし口30Aを備えるとともに、この落とし口30Aを開閉する便蓋31を備える。
仮設トイレ100にあっては、便器30の落とし口30Aが床20(下段床21と上段床22)の通し孔21A、22Aを介して便槽10の上部開口10Aに連通される。そして、不図示のフットペダルスイッチの押込み操作により、洗浄水の射出とともに、便器30の弁蓋31が開く。洗浄水は糞尿とともに便器30内を洗浄して汚物となり、便器30の落とし口30Aから床20の通し孔21A、22A、更には便槽10の上部開口10Aを落下する。落下後に、弁蓋31は閉まる。汚物は便槽10内に収容され、便槽10内で生じた臭気は、便槽10から上方へ延びる臭気排出管45(図6)を通って外部に排出される。
以下、便槽10の上に、床20(下段床21と上段床22)と便器30が積層されて接続された仮設トイレ100において、便槽10に収容した汚物の臭気の漏洩を防止する構造について説明する(図2〜図4)。
(i)下段床21の下通し孔21Aの周辺の通し孔上縁面(通し孔上縁部の上面)51i(図3)と、上段床22の上通し孔22Aの周辺の通し孔下縁面(通し孔下縁部の下面)51j(図3)との間に中間シール材51を介装する。そして、この中間シール材51が、下段床21の上に積層される上段床22及び便器30の重量を受けて、それらの下段床21の通し孔上縁面51iと上段床22の通し孔下縁面51jとの間に挟圧されるものとする。これにより、下段床21の通し孔上縁面51iと上段床22の通し孔下縁面51jの接続部が封止される。中間シール材51は、柔軟ゴム等の弾性材料からなるものとされ、下段床21の通し孔上縁面51iと上段床22の通し孔下縁面51jに対する取付面に、予め両面粘着テープが付与されたものを用いる。
(ii)上段床22の上通し孔22Aの周辺の通し孔上縁面(通し孔上縁部の上面)52i(図3)と、便器30の外周フランジ32の下面である外周下縁面(通し孔下縁部の下面)52j(図3)との間に、上部シール材52を介装する。そして、この上部シール材52が、上段床22の上に積層される便器30の重量を受けて、それらの上段床22の通し孔上縁面52iと便器30の外周下縁面52jとの間に挟圧されるものとする。これにより、上段床22の通し孔上縁面52iと便器30の外周下縁面52jの接続部が封止される。上部シール材52は、柔軟ゴム等の弾性材料からなるものとされ、上段床22の通し孔上縁面52iと便器30の外周下縁面52jに対する取付面に、予め両面粘着テープが付されたものを用いる。
(iii)便槽10の上部開口10Aの周辺の開口上縁面(開口上縁部の上面)53i(図3)と、下段床21の下通し孔21Aの周辺の通し孔下縁面(通し孔下縁部の下面)53j(図3)との間に下部シール材53を介装する。そして、この下部シール材53が、便槽10の上に積層される下段床21、上段床22及び便器30の重量を受けて、それらの便槽10の開口上縁面53iと下段床21の通し孔下縁面53jとの間に積層されるものとする。これにより、便槽10の開口上縁面53iと下段床21の通し孔下縁面53jの接続部が封止される。下部シール材53は、柔軟ゴム等の弾性材料からなるものとされ、便槽10の開口上縁面53iと下段床21の通し孔下縁面53jに対する取付面に、予め両面粘着テープが付されたものを用いる。
尚、便槽10にあっては、便槽10内で生じた臭気を臭気排出管45等に排気させるように開いているスリット状開口11を、消臭シート54で封止する(図4)。
次に、仮設トイレ10の組立手順について説明する(図5、図6)。
(1)下段床21にハウス40のパネル41の下端部を取着する(図5(A))。
(2)下段床21の上に上段床22を積層して固定する(図5(B))。このとき、前述の如く、下段床21の下通し孔21Aの周辺の通し孔上縁面51i(図3)と、上段床22の上通し孔22Aの周辺の通し孔下縁面51j(図3)との間に中間シール材51を介装する。
(3)下段床21にハウス40の扉用フレーム42の下端部を取着し、パネル41及び扉用フレーム42の上に屋根43を取着する(図5(C))。更に、ハウス40の扉用フレーム42に開閉扉44をヒンジ結合する。
(4)上段床22の上に便器30を積層して固定する(図6(A))。このとき、前述の如く、上段床22の上通し孔22Aの周辺の通し孔上縁面52i(図3)と、便器30の外周フランジ32の下面である外周下縁面52j(図3)との間に、上部シール材52を介装する。
(5)便槽10の上に、上段床22、便器30及びハウス40を上述の如くにして伴う下段床21を積層して固定する(図6(B)、(C))。このとき、前述の如く、便槽10の上部開口10Aの周辺の開口上縁面53i(図3)と、下段床21の下通し孔21Aの周辺の通し孔下縁面53j(図3)との間に下部シール材53を介装する。
従って、本実施例よれば以下の作用効果を奏する。
(a)便槽10の上に、床20を介して、便器30を積層して接続一体化した仮設トイレ100において、床20(上段床22)の通し孔上縁面52iと便器30の外周下縁面52jとの接続部、便槽10の開口上縁面53iと床20(下段床21)の通し孔下縁面53jとの接続部のそれぞれに上部シール材52と下部シール材53のそれぞれが介装される。そして、便槽10の上に床20と便器30を積層するだけで、床20(上段床22)の上に積層される便器30の重量が上部シール材52に自然に及んでこれを挟圧し、便槽10の上に積層される床20(上段床22と下段床21)及び便器30の重量が下部シール材53に自然に及んでこれを挟圧するものになる。これにより、床20(上段床22と下段床21)と便槽10がブロー成形等によって樹脂成形され、床20(上段床22)の通し孔上縁面52iの平面精度、床20(下段床21)の通し孔下縁面53jの平面精度、便槽10の開口上縁面53iの平面精度が悪く凹凸面となっている場合にも、上部シール材52と下部シール材53がそれらの床20(上段床22)の通し孔上縁面52iと便器30の外周下縁面52jとの接続部、便槽10の開口上縁面53iと床20(下段床21)の通し孔下縁面53jとの接続部の隙間を完全に埋めるものになる。
従って、便器30が固定される床20と便槽10を別体に成形し、それらを積層して接続一体化した仮設トイレ100にあっても、床20と便槽10が当初から一体成形されたものと同様の気密構造を簡易に形成できる。即ち、便槽10に収容した汚物の臭気が、便槽10と下段床21の接続部、下段床21と上段床22の接続部、上段床22と便器30の接続部の隙間から外部空間に漏洩する如くがない。よって、便槽10に収容した汚物の臭気の漏洩を簡易かつ確実に防止できる。
(b)同一の便槽10を和式便器と洋式便器に共用するために、床20を上下2段の上段床22と下段床21の積層体からなるものにした仮設トイレ100にあっても、上述(a)と実質的に同様にして、下段床21の上に積層される上段床22及び便器30の重量が上段床22の通し孔上縁面51jと下段床21の通し孔上縁面51iとの接続部に介装された中間シール材51に自然に及んでこれを挟圧し、その接続部の隙間を埋め、臭気の漏洩を確実に防止できる。
(c)床20にハウス40の下端部を取着し、床20及び便器30がハウス40内に配置されてなる仮設トイレ100においては、上述(a)の各接続部に介装される上部シール材52と下部シール材53、更には上述(b)の接続部に介装される中間シール材51を挟圧する重量として、床20に取着したハウス40の重量も自然に及ぶものになる。従って、それらのシール材51、52、53を一層確実に挟圧し、それらの接続部の隙間を一層完全に埋め、臭気の漏洩を一層確実に防止できる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。例えば、仮設トイレの床は上下2段をなす上段床と下段床の積層体からなるものに限らず、1段の単一成形体からなるものでも良い。
本考案は、便槽の上に、床と便器が積層されて接続され、便器の底部の落とし口に便蓋が設けられるとともに、該落とし口が床の通し孔を介して便槽の上部開口に連通されてなる仮設トイレの防臭構造において、床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に介装された上部シール材が、床の上に積層される便器の重量を受けて、それらの床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に挟圧され、便槽の上部開口の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材が、便槽の上に積層される床及び便器の重量を受けて、それらの便槽の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に挟圧される。これにより、便槽の上に、床と便器が積層されて接続された仮設トイレにおいて、便槽に収容した汚物の臭気の漏洩を簡易かつ確実に防止することができる。
10 便槽
10A 上部開口
20 床
21 下段床
21A 下通し孔
22 上段床
22A 上通し孔
30 便器
30A 落とし口
31 便蓋
40 ハウス
51 中間シール材
51i 下段床の通し孔上縁面
51j 上段床の通し孔下縁面
52 上部シール材
52i 上段床の通し孔上縁面
52j 便器の外周下縁面
53 下部シール材
53i 便槽の開口上縁面
53j 下段床の通し孔下縁面
100 仮設トイレ

Claims (3)

  1. 便槽の上に、床と便器が積層されて接続され、
    便器の底部の落とし口に便蓋が設けられるとともに、該落とし口が床の通し孔を介して便槽の上部開口に連通されてなる仮設トイレの防臭構造において、
    床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に介装された上部シール材が、床の上に積層される便器の重量を受けて、それらの床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に挟圧され、
    便槽の上部開口の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材が、便槽の上に積層される床及び便器の重量を受けて、それらの便槽の開口上縁面と床の通し孔下縁面との間に挟圧されてなることを特徴とする仮設トイレの防臭構造。
  2. 前記床が上下2段をなす上段床と下段床の積層体からなり、
    上段床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に介装された上部シール材が、上段床の上に積層される便器の重量を受けて、それらの上段床の通し孔上縁面と便器の外周下縁面との間に挟圧され、
    下段床の通し孔上縁面と上段床の通し孔下縁面との間に介装された中間シール材が、下段床の上に積層される上段床及び便器の重量を受けて、それらの下段床の通し孔上縁面と上段床の通し孔下縁面との間に挟圧され、
    便槽の上部開口の開口上縁面と下段床の通し孔下縁面との間に介装された下部シール材が、便槽の上に積層される下段床、上段床及び便器の重量を受けて、それらの便槽の開口上縁面と下段床の通し孔下縁面との間に挟圧されてなる請求項1に記載の仮設トイレの防臭構造。
  3. 前記床にハウスの下端部を取着し、床及び便器がハウス内に配置されてなる請求項1又は2に記載の仮設トイレの防臭構造。
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