JP3182588U - 防水機能を有する電気加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
中空管体10aと、PTC加熱モジュール21とを有し、中空管体は、シール端11及び開口端12を有し、PTC加熱モジュールは、一対の電極板22と、対電極板の間に挟持されるPTC加熱ユニット21と、各電極板にそれぞれ接続する導電端子24とを有し、対電極板及びPTC加熱ユニットを中空管体開口端から中空管体内に挿入して配置し、防水シールで開口端を充填密閉して各伝導電端子を防水シールの外部に露出させる。
防水シールにより中空管体の開口端を充填密閉し、水分が中空管体に進入することを防止する。
【選択図】図1
Description
これらはそれぞれ本考案の第1実施例の立体分解図、フィン説明図、立体組み合わせ図、絶縁導熱板説明図及び組み合わせ断面図であり、本考案が提供する防水機能を有する電気加熱装置1は、中空管体10、PTC加熱モジュール20及び防水シール30を有する。
防水シール30は、中空管体10aの開口端12を充填密閉し、各導電端子24を防水シール30の外部に露出させ、これにより中空管体10a外部の水分が中空管体10a内に進入し、各電極板22に錆又は損壊が生じ、或いは、PTC加熱ユニット21が損傷を受け、ショートして電気加熱装置1の使用寿命を短縮することを防止するものであって、防水シール30を中空管体10aの開口端12に中点密閉することによって、防水の効果を増加し、電気加熱装置1の使用寿命を向上することができる。
各金属片411及び各固定板42は、アルミ又はアルミ合金材料から形成される部材である。
本考案の第1実施例の使用状態図であり、使用時、該一対の導電端子24を電源に接続し、電源を各電極板22に供給し、電源が各電極板22を介して、PTC加熱ユニット21に伝達され、PTC加熱ユニット21が正の温度係数のセラミック材料で形成される部材であるので、電気抵抗値が大きく、更に、電源を熱エネルギーに変換し、熱エネルギーを、各電極板22を経由して、各絶縁導熱板23に伝達し、各絶縁導熱板23を経由して、中空管体10aに伝達し、さらに中空管体10aを経由して、隔熱拡散体40に伝達し、最後に各熱拡散体40により空気と熱交換を行い、空気を加熱する効果を達成する。
本考案の第2実施例の中空管体の説明図(一)及び中空管体の説明図(二)であり、前記実施例との主な差異は、以下にある。中空管体10aに換えて中空管体10bを採用し、中空管体10bは、上殻体13及び下殻体14から構成される。
上殻体13の一側面に「U」字状の上立板131を成型し、下殻体14一側面に「U」字状の下立板141を成型する。各上立板131の両側にそれぞれ内向きに湾曲する上フック132を成型し、各下立板141の両側にそれぞれ外向きに湾曲する下フック142を成型し、各上殻体13は、それぞれ各下殻体14と各上フック132及び各下フック142を介して相互に嵌合固定し、1体に構成する。
それぞれ本考案の第3実施例の中空管体の説明図(一)及び中空管体説明図(二)であって、前記各実施例との主な差異は、以下にある。中空管体10aに換えて中空管体10cを採用し、中空管体10cは、上殻体13、下殻体14及び一対のストリップ体15により構成する。上殻体13の断面形状が「U」字状となるように両側辺に上立板131を成型し、下殻体14にも同様に「U」字状となる下立板141を成型する。
ストリップ体15の断面は、「H」字型を呈し、各ストリップ体15の両端にそれぞれ滑動溝151を成型する。
上殻体13の各上立板131をそれぞれ各ストリップ体15の滑動溝151内にスライド可能に接続し、同様にして下殻体14の各下立板141をそれぞれもう1つの滑動溝151’内にスライド可能に接続することにより、上殻体13及び下殻体14を1体に接続する。
それぞれ本考案の第4実施例のフィン説明図及び使用状態図であり、前記各実施例との主な差異は、以下にある。熱拡散体40の各フィン41に換えて各フィン41bを採用する。各フィン14bは、波浪型の金属片411bで形成され、各フィン41bの一側にそれぞれ複数の溝412bを開設する。但し、これに限定するものではなく、各固定板42は、それぞれ各フィン41bの両側に接続し、これにより、各フィン41b及び空気との接触面積を増加することができ、各熱拡散体40及び空気の熱交換効果を向上する効果を達成する。また、同様な放熱効果を得ることができ、金属片411cの厚みを減少し、材料コストを節減する効果を達成する。
本考案の第6実施例の絶縁導熱板の説明図であり、前記各実施例との主な差異は、以下にある。各絶縁導熱板23に換えて各絶縁導熱板23bを採用する。各絶縁導熱板23bは、複数の絶縁ユニット231bが順次に重なって接する方式で配列され、組み合わさってなり、各絶縁ユニット231bは、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化シリコン、炭化シリコン、プラスチック又はガラス繊維材料から形成される部材である。
本考案の第7実施例の絶縁導熱板の説明図であり、前記各実施例との主な差異は、以下にある。各絶縁導熱板23に換えて各絶縁導熱板23cを採用する。各絶縁導熱板23cは、主絶縁ユニット231c及び複数の副絶縁ユニット232cの組み合わせからなる。各副絶縁ユニット232cは、等間隔で配列される方式で各主絶縁ユニット231cの両側に接続する。各主絶縁ユニット231c及び各副絶縁ユニット232cは、それぞれ酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、窒化シリコン、炭化シリコン、プラスチック又はガラス繊維材料から形成される部材である。
本考案の第8実施例の組み合わせ断面図であり、前記実施例との主な差異は、以下である。PTC加熱モジュール20は、更に固定フレーム25を有し、固定フレーム25は、少なくとも1つの固定溝251を開設し、PTC加熱ユニット21は、固定溝251内に固定され、各電極板22は、導熱接着剤60を介してPTC加熱ユニット21の両側に接続する。これにより、各電極板22が導熱接着剤60を介してPTC加熱ユニット21の両側に接続する時、PTC加熱ユニット21の定位が容易でないことにより歪みを招くことを防止し、固定フレーム25によりPTC加熱ユニット21に対し、定位の効果を達成することができる。また、PTC加熱ユニット21を固定溝251内に固定することにより、PTC加熱ユニット21及び固定フレーム25の間に隙間を残させ、PTC加熱ユニット21の特性を更に発揮させることができ、また、PTC加熱ユニット21及び固定フレーム25の間の隙間を利用し、防水シール30を中空管体10a内に充填密閉する時、真空状態を発生し、PTC加熱モジュール20の内部構造に破裂が発生する状況を回避することができる。
1 電気加熱装置
10a,10b,10c 中空管体
11 シール端
12 開口端
13 上殻体
131 上立板
132 上フック
14 下殻体
141 下立板
142 下フック
15 ストリップ体
151,151’ 滑動溝
20 PTC加熱モジュール
21 PTC加熱ユニット
211 金属層
22 電極板
23,23b、23c 絶縁導熱板
231,231b 絶縁ユニット
231c 主絶縁ユニット
232c 副絶縁ユニット
24 導電端子
25 固定フレーム
251 固定溝
30 防水シール
40 熱拡散体
41、41b、41c フィン
411,411b、411c 金属片
412 ストリップ状窪み
412b、412c 溝
42 固定板
50 絶縁導熱接着剤
60 導熱接着剤
Claims (17)
- シール端及び開口端を有する中空管体と、一対の電極板と、該対電極板の間に挟まれて設けられるPTC(Positive Temperature Coefficient)加熱ユニットと、それぞれ各該電極板に接続する導電端子と、を有し、
該対電極板及び該PTC加熱ユニットを中空管体内に該開口端から挿入して配置してPTC加熱モジュールを構成し、
該開口端を防水シールによって充填密閉すると共に各該導電端子が該防水シールの外部に露出してなる、
防水機能を有する電気加熱装置。 - 更に、一対の熱拡散体を備え、各該熱拡散体はそれぞれ該絶縁導熱接着剤を介して電気的に絶縁して該中空管体の両側外表面に接続してなる、
請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記熱拡散体は、複数のフィンを有し、各該フィンは、波浪型の金属片で形成され、該金属片の一側に複数のストリップ状凹部を成型した、
請求項2に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記熱拡散体は、複数のフィンを有し、各該フィンは、波浪型の金属片で形成され、該金属片の一側に複数の溝を開設した、
請求項2に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記熱拡散体は、複数のフィンを有し、各該フィンは、波浪型の金属片で形成され、該金属片の腹面に複数の溝を設けた、
請求項2に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記熱拡散体は、一対の固定板を更に具え、各該固定板が各該フィンの両側にそれぞれ接続された、
請求項3乃至請求項5の何れか1項に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 更に、上記電極板は、導熱接着剤を介して上記PTC加熱ユニットの一側に接着固定された請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記PTC加熱ユニットは、溶射により該PTC加熱ユニット側面に成型した金属層を更に有し、該金属層は、アルミニウム又はアルミ合金材料で形成される部材である請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記PTC加熱モジュールは、固定フレームを更に具え、該固定フレームは、該PTC加熱ユニットを固定させる少なくとも1つの固定溝を開設した、
請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記PTC加熱モジュールは、更に、一対の絶縁導熱板を有し、各該絶縁導熱板は、各電極板と該中空管体の間に挟まれて設けられた請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 更に、上記絶縁導熱板の一側は、該導熱接着剤を介して電気的に絶縁して上記電極板上に接着固定され、他側は、該絶縁導熱接着剤を介して電気的に絶縁して該中空管体の内表面に接着固定される請求項10に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記絶縁接着板は、複数の絶縁ユニットが配列されてなる請求項10に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記絶縁ユニットは、矩形体、平行四辺形体又は「T」字状体である請求項12に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記絶縁導熱板は主絶縁ユニット及び複数の副絶縁ユニットを有し、各該副絶縁ユニットが等間隔で配列される方式で該主絶縁ユニットの両側に接続される請求項10に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
- 前記中空管体は、上殻体及び下殻体からなり、該上殻体の断面両側「U」字状の上立板を成型し、該下殻体断面両側にも「U」字状の下立板を成型し、該上立板を該下立板に接続して上殻体及び下殻体を一体に構成した、
請求項1に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記上立板の両側にそれぞれ内向きに湾曲した上フックを成型し、該下立板の両側にそれぞれ外向きに湾曲した下フックを成型し、各該上フック及び各該下フックを相互に嵌合固定して上殻体及び下殻体一体に構成した、
請求項15に記載の防水機能を有する電気加熱装置。 - 前記中空管体は、断面が「H」字型を呈するストリップ体を具え、該ストリップ体の両側にそれぞれ滑動溝を成型し、前記該上立板を該滑動溝内に接続し、該下立板を該滑動溝内に接続して上殻体及び下殻体を一体に構成した、
請求項14に記載の防水機能を有する電気加熱装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW101216982U TWM448665U (zh) | 2012-09-04 | 2012-09-04 | 具有防水機制的電加熱裝置 |
TW101216982 | 2012-09-04 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3182588U true JP3182588U (ja) | 2013-04-04 |
Family
ID=48472153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013000216U Expired - Lifetime JP3182588U (ja) | 2012-09-04 | 2013-01-18 | 防水機能を有する電気加熱装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3182588U (ja) |
TW (1) | TWM448665U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190050468A (ko) * | 2017-11-03 | 2019-05-13 | 엘지이노텍 주식회사 | 히터 및 이를 포함하는 히팅 시스템 |
CN110831269A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-21 | 深圳市德润明宇科技有限公司 | 发热体的成型方法及发热体 |
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2012
- 2012-09-04 TW TW101216982U patent/TWM448665U/zh not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-01-18 JP JP2013000216U patent/JP3182588U/ja not_active Expired - Lifetime
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CN110831269A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-02-21 | 深圳市德润明宇科技有限公司 | 发热体的成型方法及发热体 |
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