JP3182381U - 粘着フィルムメモポップアップディスペンサー - Google Patents

Abstract

【課題】連続、積層されており、書き込み可能なメモ作り機能と、防水性、及び矢印の方向表示機能を有し、一端は書き込み可能な半透明フィルム面で、他端の先端は、透明フィルム面であり、どんな物の表面に貼り付けても、方向付けの表示機能を果す効果がある粘着フィルムメモポップアップディスペンサーを提供する。
【解決手段】ポップアップ粘着フィルムメモ紙２が納められ、筐体１を備えてなり、該筐体１の片面は開口があり、薄いシート１０で閉められるように設けられ、内部は、一枚以上の仕切板１２で独立した収納空間に仕切られ、そこに、異なる形態の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙を納められるが、それと対向した該筐体１の他面には一個以上の開口があり、そこから該メモ紙が出されるように設けられていることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、メモディスペンサーに関わり、特に、矢印表示のポップアップ粘着フィルムメモを納められており、それを引き出して、物の表面に貼り付け、表面へのマーク付けや、書き込みが可能な粘着フィルムメモ紙を納める用途に供するものに関する。

一般的な粘着付箋紙・メモは、弱粘着性のある部分を、書き込み可能な材料の紙に付けてなり、メモ付け、いつでも書き込み、貼り付けが可能である利便性のほかに、作業やマーク付けの表示機能を有し、一般的に、異なるいろいろな種類や色で、作業の補助として使用されている、簡単な包装でなる粘着付箋紙・メモセットであり、一般的に、紙からなる粘着付箋紙・メモであるが、防水でないため、書き込み可能な面に汚損などが生じ、粘着性を失くし、貼り付けた部位から外れたりして、大事なメモが紛失などする恐れがあるのが、主な欠点である。

普通の付箋紙・メモのもう一つの欠点と言えば、様式が簡単なところにあり、外観はおおよそ、長い板状、正方形や長方形などを呈し、一般的なメモ作りのみに使用され、特に、マーク印を付ける必要がある場合、なかなか十分な機能を発揮することができず、それを改善する必要がある。

上記点に鑑みて、付箋紙・メモを身につけて持ち歩き、いつでも持ち出して使い易いようにし、それと同時に、防水機能を持たせるため、本考案は、上述した欠点に関して、色付け部分に書き込みでき、多種多様な形態や色が可能になる透明な接着フィルムを提供するが、本考案の付箋紙・メモを細やかで、実用的な考案にし、従来の使用上や機能上の制限を解決して、人々に更なる大きな福をもたらすことができるものである。

本考案は、物の表面に貼り付けて、マーク付け、書き込みが可能な機能を備えてなり、矢印ラベル表示機能と防水性を有するポップアップ粘着フィルムメモを納めるための透明なメモディスペンサーを提供することを目的とする。

上述した目的を達成させるため、本考案は、ポップアップ粘着フィルムメモ紙が納められており、筐体が備わり、該筐体の片面は開口があり、薄いシートで閉められるように設けられ、内部は、一枚以上の仕切板で独立した収納空間に仕切られ、そこに、異なる形態の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙を納められるが、それと対向した該筐体の他面には一個以上の開口があり、そこから該メモ紙が出されるように設けられているメモディスペンサーを提供するが、本考案の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙は、連続、積層されており、書き込み可能なメモ作り機能のほかに、更に、一般的な付箋紙・メモと異なり、防水性、及び矢印の方向表示機能を有するもので、一端は書き込み可能な半透明フィルム面で、他端の先端は透明フィルム面であり、それをどんな物の表面に貼り付けても、方向付けの表示機能を果す効果があり、それに、透明な入れ物の筐体からなるメモディスペンサーを使用して、鮮やかで明るく見た目が良い。

本考案の構造や組合せ、技術手段、効果に関して、図面を参照して、例を挙げて次のように説明する。

本考案の好適な実施例の立体分解図である。 本考案のポップアップ粘着フィルムメモ紙の展開イメージ図である。 本考案の背面の組合せイメージ図である。 本考案のポップアップ粘着フィルムメモ紙を取り出すイメージ図である。 本考案のもう一つの好適な実施例の立体分解図である。 図５のポップアップ粘着フィルムメモ紙を取り出すイメージ図である。 本考案の更にもう一つの好適な実施例の立体分解図である。 図７のポップアップ粘着フィルムメモ紙を取り出すイメージ図である。

本考案は、いつでも、書き込み可能なマーク付け、メモ作りに利用できる粘着フィルムメモポップアップディスペンサーを提供する。図１は、本考案の好適な実施例の立体分解図、図２は、ポップアップ粘着フィルムメモ紙の展開イメージ、図３は背面の組合せイメージ、図４は、ポップアップ粘着フィルムメモ紙を取り出すイメージであり、本考案は、ポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を保護するための筐体（１）が備わってなるものである。

該筐体（１）は、長方形の透明材料で作られた入れ物の筐体で、該筐体（１）の片面は、階段状に配置された開口があり、底面は、薄いシート（１０）で閉められ、それに、階段状の開口の両側縁には、それぞれ、長い突起物（１１）があり、それにより、該薄いシート（１０）を嵌め入れてから、容易に抜けたりしないように設けられており、該筐体（１）の内部には、一枚以上の仕切板（１２）で、該筐体（１）の内部を、大小なる空間に仕切られ、異なる形態の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を納められるように設けられ、その上、異なる形態の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）は更に、それぞれ、該筐体（１）の該薄いシート（１０）の他面の中央部に対応した、一個以上の長方形の開口（１３）から出されることになっており、そのように、本考案のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）が長方形の開口（１３）の両側から引き出されるようになり、本考案の多種多様なポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）は、その両端に表示用矢印が設けられ、一端は書き込み可能な半透明フィルムの矢印（２０）で、他端の先端は透明フィルムの矢印（２１）であり、書き込み可能な半透明フィルムの矢印（２０）は、色付けで、異なった色の蛍光面になるが、積層してなるポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）はそれぞれ、一端の矢印を弱粘着剤で積層させ、連続した複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）に設けられるが、該ポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）の形態は、幅広い板状、幅中程度の板状、細長い板状になるが、本実施例の該筐体（１）内では、二枚の該仕切板（１２）で、三つの独立した収納空間に仕切られ、それぞれ、幅中程度の板状のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）が納められ、それに、二枚の該仕切板（１２）で仕切られた三長方形の開口（１３）が並べられ、それぞれ、幅中程度の板状のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を納められているが、該筐体（１）の片面は、該薄いシート（１０）で閉められているが、該薄いシート（１０）を取り除いて、ポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を取り出すことができる。

図５、図６は、本考案のもう一つの好適な実施例の分解図と組合図で、該筐体（１）では、四枚の該仕切板（１２）で、五つの独立した収納空間に仕切られ、それぞれ、細長い板状ポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）が一つずつ納められ、四枚の該仕切板（１２）で仕切られた、五つの小さな長方形の開口（１４）が並べられ、そこから細長い板状之ポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）をそれぞれ取り出すことになっている。

図７、図８は、本考案の更にもう一つの好適な実施例の分解図と組合図で、該筐体（１）では、その内部は、一枚の該仕切板（１２）で、隣接した一大きな収納空間（１５）及び一小さな収納空間（１６）に仕切られ、それに対応した該筐体（１）の他面では、中央部は、一枚の該仕切板（１２）で、隣接した一大きな長方形の開口（１７）、一小さな長方形の開口（１８）に仕切られ、該大きな収納空間（１５）は、幅広い板状のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を、それに対応した該大きな長方形の開口（１７）から、該小さな収納空間（１５）は、細長い板状のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）を、それに対応した該小さな長方形の開口（１８）から出されることになっている。

上述した３つの実施例を見て分かるように、本考案のポップアップ粘着フィルムメモ紙（２）は、矢印ラベル表示機能を有するもので、従来のよく見られる付箋紙と異なり、防水、色付け可能な粘着フィルム材を使用し、書き込み可能な面に色付けて、鮮やかな蛍光色になり、書き込み可能な鮮やかなカラーの半透明蛍光面で、従来の地味な付箋紙を徹底的に一変させること、そして、ユニークで明るいカラーと矢印ラベル機能を有する形態で、書き込みなどのメモをいつでも、貼り付けたり、書き込んだりすることが可能で、書き込んだ文字など時間が経つと、汚損などされたりすることも心配不用なこと、更に、保護用の適当なメモディスペンサーを提供することで、全体として、オリジナルな新型の考案である。

上述したように、確実に優れた本考案の産業上利用可能性、実用性があることを説明してきたが、確かに、優れたオリジナルな設計を有するもので、法の定めにより、実用新案登録出願を行う所以である。

上述した詳細な説明は、本考案の実施可能な実施例に関する具体的な説明だが、これらの実施例を以って、本考案の実用新案登録請求の範囲を制限することもなく、本考案のコンセプトや考えに基づき、その実施や変更などを行い、それと同等な効果を得たとしても、すべて本考案の実用新案登録請求範囲に含まれるものとする。

筐体 1
薄いシート １０
長い突起物 １１
仕切板 １２
長方形の開口 １３
小さな長方形の開口 １４
大きな収納空間 １５
小さな収納空間 １６
大きな長方形の開口 １７
小さな長方形の開口 １８
ポップアップ粘着フィルムメモ紙 ２
半透明フィルムの矢印 ２０
透明フィルムの矢印 ２１

Claims (5)

1. 筐体を備えてなり、該筐体の片面は開口があり、薄いシートで閉められるように設けられ、該筐体の内部は、一枚以上の仕切板で独立した収納空間に仕切られ、そこに、異なる形態の複数のポップアップ粘着フィルムメモ紙を納められるが、それと対向した該筐体の他面には一個以上の開口があり、そこから該メモ紙が出されるように設けられていることを特徴とする粘着フィルムメモポップアップディスペンサー。
2. 前記筐体は、透明な筐体であることを特徴とする請求項１に記載の粘着フィルムメモポップアップディスペンサー。
3. 前記筐体の開口の両側縁にはそれぞれ、長い突起物が設けられ、前記薄いシートを嵌め入れてから、容易に抜けたりしないように設けられていることを特徴とする請求項１に記載の粘着フィルムメモポップアップディスペンサー。
4. 異なる形態の複数の前記ポップアップ粘着フィルムメモ紙は、幅広い板状、幅中程度の板状、または細長い板状の形態に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の粘着フィルムメモポップアップディスペンサー。
5. 前記ポップアップ粘着フィルムメモ紙の両側に表示用矢印が設けられ、一端は書き込み可能な半透明フィルムの色付け矢印で、他端の先端は透明フィルムの矢印であることを特徴とする請求項１に記載の粘着フィルムメモポップアップディスペンサー。