JP3182233U - 椅子型こたつ布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常家庭で使用している椅子をそのまま使用でき、椅子の脚部の間からの冷気の浸入がなく、暖房効果が高い椅子型こたつ布団を提供する。
【解決手段】テーブルの内側上面に電気ヒーター2を取付け、テーブル全体を覆うようにこたつ布団3を掛けて、椅子4に座ってテーブルに両足5を入れて暖房する椅子型こたつにおいて、こたつ布団3の側面に両足5を挿入するスリット7を横方向に形成して、このスリット7にファスナー8を取付けて、スリット7を開閉自在に形成したものである。
【選択図】図5

Description

本考案は、椅子型こたつに入った時に、冷気の侵入を防止する布団の改良に関するものである。
一般にこたつは、テーブルの内側上面に電気ヒーターを取付け、テーブル全体を覆うように布団を掛け、畳に座って両足を伸ばして入るタイプのものが利用されている。この畳に座って両足を伸ばして入るタイプのこたつは、こたつ布団と体の両脇の間に隙間ができて、ここから暖気が漏れるのを防止するために、こたつ布団の各辺の中間にギャザーを形成して隙間ができないようにした構造のものがある(特許文献1)。
また畳に座るタイプのこたつで、こたつ布団の対抗する辺に、長尺な舌片部を重ね、この舌片部に体を入れるスリットを縦方向に形成し、通常は折り返して二重にして、舌片部を使用する時は、広げて体を入れ、スリットから顔を出して寝たり、舌片部を体に巻き付けて、こたつ布団から出た体の部分を暖める構造のこたつ布団も提案されている(特許文献2)。
一方、近年生活の洋風化により畳の部屋が少なくなり、ダイニングなどの床の上に設置し、椅子に座ったままで体を温める椅子型のこたつが普及してきた。これは図9に示すようにテーブル1の内側上面に電気ヒーター2を取付け、テーブル全体を覆うようにこたつ布団3を掛けて、椅子4に座ってテーブル1の内側に両足5を入れて暖房するもので、椅子4に座ったまま食事や読書などができる椅子型のこたつが普及してきている。
しかしながら、この椅子型のこたつは椅子4に座ったままテーブル1の下に両足5を入れると、椅子4の4本の脚部の間に隙間があるので、ここから冷気がこたつの内側に侵入し、暖房効果が低下する問題がある。このため椅子4の脚部の間に遮蔽板を取付けて冷気がこたつの内側に侵入しないようにした椅子4も開発されている。この遮蔽板を取付けた椅子4は椅子型こたつ専用であり、その座る高さも一定で、回転式の椅子や、普段使用している椅子の場合には、冷気がこたつの内側に侵入してしまう問題があった。
特開平9−236269号公報 実用新案登録第3170047号公報
本考案は上記問題を改善し、通常家庭で使用している椅子をそのまま使用でき、椅子の脚部の間からの冷気の浸入がなく、暖房効果が高い椅子型こたつ布団を提供するものである。
本考案の請求項1記載の椅子型こたつ布団は、テーブルの内側上面に電気ヒーターを取付け、テーブル全体を覆うように布団を掛けて、椅子に座ってテーブルに両足を入れて暖房する椅子型こたつにおいて、こたつ布団の側面に両足を挿入するスリットを横方向に形成して、このスリットにファスナーを取付けて、スリットを開閉自在に形成したことを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の椅子型こたつ布団は、こたつ布団の側面に両足を挿入するスリットが直線状またはV形状に形成され、ここにファスナーが開閉自在に取付けられていることを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の椅子型こたつ布団は、請求項1において、ファスナーが線ファスナーまたは面ファスナーで形成されていることを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の椅子型こたつ布団によれば、椅子型こたつのこたつ布団に横方向のスリットを形成し、ここに開閉自在にファスナーを設けて、ここから両足を内部に挿入するので、こたつ布団がめくれ上がったり、椅子の脚の隙間から冷気が侵入するのを防止し、暖房効果を高めて省エネ化を達成することができる。
また請求項2記載の椅子型こたつ布団によれば、こたつ布団の側面に両足を挿入するスリットが直線状またはV形状に形成され、ここにファスナーが開閉自在に取付けられているので、椅子の高さに応じて使用することができる。
また請求項3記載の椅子型こたつ布団によれば、ファスナーが線ファスナーまたは面ファスナーで形成されているので、開閉が容易である。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1は椅子型こたつ布団を示すもので、テーブル1の内側上面に電気ヒーター2を取付け、テーブル全体を覆うようにこたつ布団3を掛けて、椅子4に座ってテーブル4の下に両足5を入れて暖房する椅子型こたつ布団である。このこたつ布団3の側面に、直線状のスリット7が横方向に形成され、このスリット7に線ファスナー8を取付けて、スリット7が開閉自在に形成されている。この線ファスナー8は両側にスライダー9、9を設けた両開き構造のものである。
このスリット7は椅子4の座る高さが例えば43cmの場合、図1に示すように床12から30〜40cmの高さが望ましく、その横幅は48〜52cm程度が望ましい。線ファスナー8の両側にスライダー9、9を両開きした時、図3に示すようにスリット7は大きく口を開いた状態となり、その下部エレメントの中間部の高さは床12から24cm程度になる。両スライダー9を途中で止めるとスリット7の横幅を狭く調整することができる。
上記構成の椅子型こたつに入る場合、先ず椅子4に斜めに腰掛けてから、線ファスナー8のスライダー9、9を両開きにして図3に示すように、スリット7を大きく開いた状態とする。この後、先ず左足5をスリット7から内部に挿入してから、最後に右足5をスリット7から内部に挿入し、両スライダー9、9を寄せると図4および図5に示すように、こたつ布団3のスリット7との間に隙間が無く、両足5、5だけが挿入される。なお11はこたつ布団3の下に掛けた下掛け毛布である。
従って、こたつ布団3に横方向のスリット7を形成し、ここに開閉自在に線ファスナー8を設けて、ここから両足5を内部に挿入するので、こたつ布団3がめくれ上がったり、椅子4の脚の隙間から冷気が侵入するのを防止して暖房効果を高めて省エネ化を達成することができる。
スリット7の高さは床12から30〜40cmの高さが望ましく、これより低いと、両足5、5を挿入した時にこたつ布団3の裾が持ち上がって床12との間に隙間ができ冷気が浸入する恐れがある。また40cmを越えると、足5の不自由な人は、持ち上げてスリット7に挿入するのが面倒である。またスリット7の高さは、回転椅子や子供用の椅子など、椅子4の種類に応じて決める。またこたつ布団3の一方の側面には高いスリット7を形成し、反対側の側面には低いスリット7を形成した構造でも良い。
図6は本考案の他の実施の形態を示すもので、こたつ布団3の片側側面に、高さの異なるスリット7、7を段違いに形成したものである。これは高さの異なる椅子4にも対応することができる。
図7は本考案の異なる他の実施の形態を示すもので、4人掛けの長方形状の椅子型こたつで、こたつ布団3の片側側面に、間隔をおいて2本のスリット7、7を形成したものである。
図8は本考案の異なる他の実施の形態を示すもので、こたつ布団3の片側側面に、V形のスリット7、7を形成したもので、この両側に線ファスナー8、8がそれぞれ取付けられ、足5を挿入し易くなっている。
なお上記説明ではスリット7に線ファスナー8として2個のスライダー9、9を取付けて両開き構造の場合について示したが、片開き構造でも良い。また線ファスナー8を取付けた場合について説明したが、フック面とループ面を組合せる面ファスナーを用いて開閉自在にした構造でも良い。
本考案の実施の一形態による椅子型こたつの斜視図である。 図1の椅子型こたつを示す正面図である。 図1の椅子型こたつの線ファスナーを両開きしてスリットが大きく開いた状態を示す正面図である。 図1の椅子型こたつに、椅子に腰かけて両足を挿入している状態を示す斜視図である。 図4の断面図である。 本考案の他の実施の形態によるスリットを段違いに形成した椅子型こたつ布団の正面図である。 本考案の他の実施の形態によるスリットを、間隔をおいて形成した4人掛け用の椅子型こたつ布団の正面図である。 本考案の異なる他の実施の形態によるV形のスリットを形成した椅子型こたつ布団の正面図である。 従来の椅子型こたつに、椅子に腰かけて両足を挿入している状態を示す正面図である。
1 テーブル
2 電気ヒーター
3 こたつ布団
4 椅子
5 足
6 天板
7 スリット
8 線ファスナー
9 スライダー
11 下掛け毛布
12 床

Claims (3)

  1. テーブルの内側上面に電気ヒーターを取付け、テーブル全体を覆うように布団を掛けて、椅子に座ってテーブルに両足を入れて暖房する椅子型こたつにおいて、こたつ布団の側面に両足を挿入するスリットを横方向に形成して、このスリットにファスナーを取付けて、スリットを開閉自在に形成したことを特徴とする椅子型こたつ布団。
  2. こたつ布団の側面に両足を挿入するスリットが直線状またはV形状に形成され、ここにファスナーが開閉自在に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の椅子型こたつ布団。
  3. ファスナーが線ファスナーまたは面ファスナーで形成されていることを特徴とする請求項1記載の椅子型こたつ布団。


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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5212576Y2 (ja) * 1973-01-20 1977-03-19
JPS55125171U (ja) * 1979-02-27 1980-09-04
JPS58116943U (ja) * 1982-02-01 1983-08-10 一期崎 徹雄 伸縮自在脚部をもつこたつとこたつ掛けぶとん又は毛布
JPH02140202U (ja) * 1989-04-27 1990-11-22

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