JP3182153U - 袋物用の蓋体及びこれを備える袋物 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な袋物に容易に取り付けて蓋として使用することが可能な蓋体を提供し、以て、スリのような犯罪の被害にあうリスクを低減し、かつ、雨天時にも袋物に収めた物品が水濡れすることを防止可能とする。
【解決手段】シート素材によって構成された本体に、袋物の上面開口部の少なくとも半分を覆うことが可能とされた蓋部と、袋物の側面とほぼ当接可能とされた少なくとも一つの側部を備え、該側部には少なくとも一つの窓部が設けられ、該窓部は袋物が備える把手を通すことが可能とする。該窓部に袋物が備える把手を通すことで該蓋体が袋物にほぼ当接して保持される。
【選択図】図6

Description

本考案は、ショッピングバッグ等に代表される袋物に適用可能な蓋体及びこれを備える袋物に関するものである。より詳しくは、樹脂シートや樹脂フィルムコーティングされた紙のようなシート部材を裁断・折り畳み加工して得られる蓋体及び袋物に関する。
従来より、百貨店を含む小売店で顧客が購入した商品を収納し携帯容易とするため、いわゆるショッピングバッグが広く使用されている。ショッピングバッグは、その本体は、例えば紙を裁断した上で折り畳み、接着剤で数箇所を貼付して製造されることが多い。また、取っ手部分は紐や樹脂成形品など、さまざまな材料が使用されている。このようなショッピングバッグは比較的製造コストが低く、十分に丈夫であるので、例えば百貨店に代表される小売店にて顧客が購入した物品を収めて引き渡す際などに古くから利用されている。
また、近年では、実用新案登録第3169691号に開示された考案に係るショッピングバッグのように、樹脂シートによって構成されて透明部分を含む美しいデザインとしたものも実用に供せられている。また、ショッピングバッグに類似の袋物として、例えば、布地を縫製してショッピングバッグに類似する形態としたいわゆるエコバッグ等がある。これら袋物は日常生活において様々な物品を収めて持ち運ぶ際に広く利用されている。以下、ショッピングバッグやエコバッグのように、主に樹脂シートや紙類、布類を用いて袋状に製造され、物品を収めて使用可能とされたものを「袋物」と総称する。
ところで、フォーマルな印象の強い鞄類では通常は蓋を備えているが、カジュアルな印象が強い袋物では一般に蓋を備えていないことが多い。これは、袋物はあくまでも簡易的な鞄であり、内部に収めた物品をしっかりと保護する意図で作られているものではないことや、蓋を開け閉めする煩わしさなしに気軽に物品を出し入れできる機能性が重視されていることなどが理由であると想像される。しかし、蓋が無い為に、スリのような犯罪の被害にあうリスクが高く、また、雨天時に袋物に収めた物品が水濡れしてしまいやすいという問題がある。
実用新案登録第3169691号公報
本考案が解決しようとする課題は、以上説明した問題点を解決することである。すなわち、様々な袋物に容易に取り付けて蓋として使用することが可能な蓋体、及び、該蓋体を備えた袋物をも提供し、以て、スリのような犯罪の被害にあうリスクを低減し、かつ、雨天時にも袋物に収めた物品が水濡れすることを防止可能とすることを解決すべき課題としている。
(1)上記説明した課題を解決する為、本考案においては、
シート素材によって構成された本体に、袋物の上面開口部の少なくとも半分を覆うことが可能とされた蓋部と、袋物の側面とほぼ当接可能とされた少なくとも一つの側部を備え、
該側部には少なくとも一つの窓部が設けられ、
該窓部は袋物が備える把手を通すことが可能とされており、
該窓部に袋物が備える把手を通すことで該蓋体が袋物にほぼ当接され得るように構成されている
ことを特徴とする、袋物用の蓋体としている。
本考案は、形状、構造に特徴を有するものであるので、一実施例の説明図である図1及び使用状態を示す説明図である図2を参照すると理解が容易である。なお、本考案がこれらの図に表れた形状、構造といった態様に限られず、さまざまな態様を採り得ることは言うまでもないことである。
さて、シート素材としては、樹脂シートや紙、布等の任意の薄いシート状の素材を使用できるが、本考案に係る蓋体は、そもそもショッピングバッグに代表される袋物の蓋として使用することが目的である。袋物の蓋には、内部に収めた物品の落下防止や、スリのような犯罪被害の防止の機能が期待される。この目的においては、シート素材は袋物の上面開口部を覆うことができれば十分であり、素材は事実上任意のものを使用できる。例えば、多数の開口部を備えるメッシュ状の生地を使用することも可能である。ただし、ある程度の「腰の強さ」が無ければ、蓋体が容易にめくれあがったりして袋物の蓋としての機能を果たさなくなってしまうので、あまりに薄くしなやかすぎる素材は好ましくない。例えば、樹脂シートなら250μm以上の厚みのもの、紙なら400μm以上の厚みのものは好ましい選択例である。
また、袋物の蓋には、雨天の際に袋物内部に収めた物品の水濡れ防止機能が期待される場合がある。従って、シート素材はある程度の耐水性を備えていることが好ましい。塩化ビニル樹脂やポリオレフィン樹脂等では、この目的には必要十分な耐水性を元来備えているが、紙や布においては、表面を樹脂コーティングするなどして、容易に水が浸透・透過しないようにすることが好ましい。例えば、美しい意匠を凝らした紙素材の表面を透明樹脂シートによってラミネート加工したものは、本考案の蓋体に使用するシート素材として特に好ましいもののひとつである。
本体は、シート素材を裁断・曲げ加工を施して構成することができ、袋物に蓋体を取り付けた際に、袋物の上面開口部を覆うことになる部分を便宜上蓋部と称呼し、蓋部と折り目を介して隣接する部分で袋物の側面にほぼ当接することになる部分を便宜上側部と称呼する。蓋部の幅は、当然に袋物の上面開口部の幅にほぼ等しく設定されるが、ショッピングバッグに代表される袋物は通常柔軟で容易に変形し、上面開口部の幅も変化するものであるから、蓋部もある程度しなやかに反れるようにし、多少の幅の変化に追随できるようにしておくことが好ましい。
側部には、袋物の備える把手を通すことのできる穴である窓部を設ける。ここで、通常把手は、1本の紐やこれに類する部材の両端を袋物本体の側面に間隔をあけて取り付けることで構成されているので、窓部の幅は、把手の取り付けられている部分の幅よりも広く選ばれていることが好ましい。このようにすると、袋物の備える把手を窓部に通すことで、袋物と蓋体が固定する。しかも、利用者が袋物の把手をつかんだ際に、窓部付近が把手によって袋物の側面に押し付けられるので、袋物と蓋体が密着し、しっかりと袋物の上面開口部を閉じることができる。
(2)本考案においては、
前記窓部のうち、把手が固定されるべき部位の幅(W1)がそうでない部位の幅(W2)よりも広く設定され、これらの幅の比(W1/W2)が3以上である
ことを特徴とする、(1)に記載の袋物用の蓋体としている。
本考案も、形状、構造に特徴を有するものであるので、一実施例の説明図である図7を参照すると理解が容易である。なお、本考案がこれらの図に表れた形状、構造といった態様に限られず、さまざまな態様を採り得ることは言うまでもないことである。
窓部は長方形のような単純な形状とすることもできるが、より複雑な形状とすることも可能である。例えば、窓部の形状を美しい図形として袋物に取り付けた際に影絵のように見えるようにし、意匠的な効果を得ることができる。
しかし、より好ましくは、袋物に蓋体を取り付けた際に把手が固定される部分のみを、把手が余裕を以て通せる大きさとし、これ以外の部分を細いスリット状にするとよい。具体的には、把手が固定されるべき部位の幅をW1とし、そうでない部位の幅をW2とした際に、これらの比であるW1/W2が3以上となるようにすることが好ましい。このようにすると、把手を一度幅の広い部分に通してしまうと、これが幅の狭い部分にずれてしまって、蓋体と袋物の固定が不安定になってしまうというような不具合が防止され、利用者がより快適に蓋体を取り付けた袋物を使用できるようになるからである。
また、W1/W2の比が、事実上無限大であるような構成も本考案の好ましい形態の一つである。これは、把手が固定されるべき部位には適切な幅W1が設けられているが、そうでない部位の幅W2をほぼ0とした場合に相当する。本体がシート素材で構成されているため、本体は当然に可撓性を備えている。従って、W2が0であっても、この部分を押し開くように把手を通すことが可能であり、このような設計をしても本考案に係る蓋体は依然として使用可能である。また、このようにすると、袋物に蓋体を取り付けた際に、把手が固定されている部位以外の部分の窓部はぴたりと閉じていることになるので、窓部が目立たず、良好な外観が得られるという効果が得られる。
(3)本考案においては、
前記窓部は、その幅よりも狭い開口部を介して前記側部の外縁に開口している
ことを特徴とする、(1)または(2)に記載の袋物用の蓋体としている。
窓部を側部に設けた単純な穴とするのではなく、一部に切れ込み(開口部)を設けて側部の外縁に開口させることは、本考案の好ましい形態の一つである。窓部が単純な穴であると、袋物の把手を窓部に通す際に、把手の先端部を窓部に挿入しなければならない。しかし、把手はしばしば長尺であり、しかも、通常はしなやかで変形しやすい部材であるので、袋物をつかんださいに把手の先端は不安定になりやすい。そのため、把手を窓部に通させ難いことがある。一方、窓部に開口部が設けられることで、把手の付け根付近を開口部に挿入し、そのまま把手全体を窓部に入れてしまえるようにすると、蓋体の袋物への取り付けは頗る容易になる。
なお、開口部の位置は、窓部のほぼ中央付近に設けられ、側部の下方向に開口することが好ましい。これは、側部の強度の観点からの要請であるので、強靭な素材を用いた場合など必要な強度が確保されるのであれば、デザイン性を優先して窓部のほぼ中央付近以外の部分に開口部を設けることも可能である。また、開口部の幅は、把手が通過し得る幅であればよく、本体が柔軟性を持つシート素材で構成される本考案においては、事実上スリットが入っているのみで幅が無い状態とすることもできる。この場合は、開口部付近の側部をそらせて隙間を作りつつ把手を通すことになる。
(4)本考案においては、
前記側部の裏面の少なくとも前記窓部の周辺には、硬質のシート素材による裏張りをされている
ことを特徴とする、(1)乃至(3)のいずれか一に記載の袋物用の蓋体としている。
本考案に係る蓋体では、袋物に取り付けられた際には袋物の把手によって窓部付近が押さえつけられることになるので、側部が袋物の側面と密着し、この結果蓋部もぴったりと袋物の上面開口部にも密着することになり、安定感ある蓋体として機能する。しかし、本体を構成するシート素材があまりに柔軟で柔らかい場合には、側部の一部が把手で押し付けられても蓋体が全体として袋物に十分に密着しなくなる場合がある。例えば、側部の窓部付近は把手に抑えられているものの、ここから離れた部分はしわやたわみを生じて袋物表面から浮いた状態になってしまうことが考えられる。このような問題は、特に大型の袋物と大型の蓋体を組み合わせた場合に顕著となる。一般に、シート状の構造は、面積が大きくなると急激にその剛性が低下するからである。
このような課題に対して、本体を構成するシートを強靭なものとする、例えば、非常に厚いシート素材を使用することも考えられるが、厚いシート素材は裁断・折り曲げ加工が難しく生産性が低下するほか、蓋部も固くなることによって、袋物の上面開口部の幅変化への追随性が低下して逆に隙間ができやすくなってしまう。また、原材料のコストも上昇してしまうなどの副作用が大きい。そこで、側部の窓部の周辺にのみ、硬質のシート素材による裏張りを行うことが好ましい。窓部の周辺のみさえ腰が強い(剛性が高い)状態であれば、把手によって側部が袋物側面と密着するからである。また、裏張りの無い蓋部の柔軟性はそのままに保たれるので、袋物上面開口部の幅変化への追随性も悪化しない。
なお、硬質のシート素材とは、本体を構成するシート素材の種類に応じて選択すればよい。例えば、本体を軟質塩化ビニル樹脂シートで構成した場合には、硬質のシート素材として硬質塩化ビニル樹脂シートを選択できる。類似する樹脂同士であれば、良好な接着性が得られることが多く、また、熱溶着が可能な場合も多いため、丈夫かつ美しい仕上がりを安価に得られるからである。なお、本体を紙で構成した場合には、硬質のシート素材として厚紙を選択するなどすればよい。
(5)本考案においては、
前記シート素材とは、ベースシートと意匠シートと透明シートの少なくとも3層を積層されてなる
ことを特徴とする、(1)乃至(4)のいずれか一に記載の袋物用の蓋体としている。
本考案に係る蓋体を袋物に取り付けた場合、この蓋体が袋物の上部を覆うことになるとともに利用者がつかむ把手にも近いことから、外観上もっとも目立つことになる。つまり、意匠的な観点から、本考案に係る蓋体は非常に重要になる。すでに説明したとおり、本考案に係る蓋体は、本体を構成するシート素材に美しい彩色を施すことで良好な外観を得ることができるが、本考案の考案者は、高い意匠性を実現できることが好ましいと考え、シート素材として、ベースシートと意匠シートと透明シートの少なくとも3層を積層する構造を提案している。
すなわち、ベースシートとは主に機械強度的な機能を果たすものであり、例えば、軟質塩化ビニル樹脂シートや軟質ポリオレフィン樹脂製の250μm程度以上の厚みの丈夫なシートを用いる。また、紙であれば、400μm程度以上の厚みの丈夫な厚紙を用いる。このベースシートのみで、機能上は蓋体として利用可能である。
つぎに、ベースシートの上に、意匠シートを積層する。意匠シートは、美しい彩色・模様を備えた紙のような材料のほか、美しい布地(織物・編物を含む)を使用可能である。例えば、美しい光沢と質感を有する絹織物などを意匠シートとして使用すると、非常に高級感のある外観を演出することができる。また、意匠シートとしてはこれに限られず、様々な素材を使用することが可能である。例えば、薄くなめした皮革や、木の皮のような天然素材をそのまま使用することすら可能である。蓋体の強度はベースシートで得られているので、意匠シートは極めて薄い、強度の期待できない素材を使用することが可能である。
さらに、意匠シートの上に透明シートを積層する。透明シートの機能は、意匠シートを摩擦や汚損から保護することである。従って、意匠シートには透明性が高く、薄い樹脂シートを使用することが好ましい。例えば、軟質塩化ビニル樹脂シートや軟質ポリオレフィン樹脂製の200μm程度以下の厚みのシートを用いる。
なお、積層されたベースシート、意匠シート、透明シートは、任意の方法で固定することができるが、接着部位が表面に現れると、外観上見苦しくなることがあるので、透明樹脂シートでベースシートと意匠シートを包み込むようにして裏面で固定することが好ましい(図9に一実施例を示す)。また、固定方法は、接着剤のようなものを利用してもよいが、好ましくは熱溶着とする。熱溶着は、材料を適切に選択すると、強固な接着が得られ、水濡れにもつよく、また、製造も容易だからである。このため、ベースシートと透明シートはいずれも熱可塑性樹脂のシートを使用することが好ましく、より好ましくは同じ種類の樹脂を使用する。同じ種類の熱可塑性樹脂のシートどうしであれば、一般的に良好な熱溶着が可能だからである。また、融点が低く、熱溶着が容易である点で、塩化ビニル樹脂シートは、ベースシートや透明シートの素材として特に好ましい。
(6)本考案においては、
前記側部の前記窓部の下方には、少なくとも一部を透明部材で構成したポケットを備えている
ことを特徴とする、(1)乃至(5)のいずれか一に記載の袋物用の蓋体としている。
すでに説明したとおり、本考案に係る蓋体の解決しようとするもっとも重要な課題は、様々な袋物に容易に取り付けて蓋として使用することが可能な蓋体を提供し、スリのような犯罪の被害にあうリスクを低減し、雨天時にも袋物に収めた物品が水濡れすることを防止可能とすることである。しかし、様々な袋物に取り付けることのできる本考案に係る蓋体の効果はこれに限られない。
具体的には、例えばショッピングバッグを例にとると、百貨店等で商品を購入した顧客に商品を収めて提供するショッピングバッグはどの顧客に対しても基本的に同じ外観のものとなる。複数の種類のショッピングバッグを準備することも原理的には可能であるが、何十種類ものショッピングバッグを常時準備することは現実的には不可能である。この為、外観で区別できないショッピングバッグを顧客間で取り違えてしまったりする危険が発生する。しかし、数種類の蓋体をショッピングバッグに取り付けると、蓋体の種類、例えば、色彩などの意匠によって顧客は自身のショッピングバッグを識別可能となるので、前記のような危険は相当程度解消する。
さらに、ショッピングバッグ自体も数種類、蓋体も数種類を準備すると、組み合わせはこれらの積の数だけ作ることができるので、少ない種類のショッピングバッグ等を準備するのみで大きな効果を得ることができることになる。
さらに、蓋体の側部の窓部の下方に、少なくとも一部を透明素材で構成したポケットを備え、このポケットに任意のカード等を挿入可能とすると、前記の効果はさらに高まる。百貨店においては、店舗ごとに自店舗の商標を表示したカードを挿入することで識別性が高まることはもちろん、顧客にとっても、後日、個々の嗜好に合わせた写真等を挿入することで好みの外観を得ることができるなど、高い満足感を与えられることになる。このように、犯罪被害防止、雨除け、といった純粋に実用的な効果とは別の付加価値を実現できる。
(7)本考案においては、
前記シート素材は軟質ポリ塩化ビニル樹脂、または、軟質ポリオレフィン樹脂、または、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙のいずれかである
ことを特徴とする、(1)乃至(6)のいずれか一に記載の袋物用の蓋体としている。
すでに説明したとおり、本体を構成するシート素材はしなやかで適度な柔軟性を有し、かつ、ある程度の耐水性を有することが好ましい。この要件を満足する素材として、特に、軟質ポリ塩化ビニル樹脂シート、軟質ポリオレフィン樹脂シート、または、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙のいずれかを使用することが好ましい。
ここに、軟質ポリ塩化ビニル樹脂製のシートとは、塗布剤に軟質ポリ塩化樹脂を用いた人造皮革を含むものとする。この場合の利点は、主に意匠性のさらなる向上であり、より高級感あるショッピングバッグを供給できる利点がある。軟質ポリ塩化ビニル樹脂は融点の低いものが利用可能であり、熱溶着加工によって容易かつ確実に蓋体を組み立てられるという利点もある。
また、軟質ポリ塩化ビニル樹脂に近い程度の柔軟性を有する軟質ポリオレフィン樹脂製のシートによっても、軟質ポリ塩化ビニル樹脂の場合とほぼ同様の効果を得ることができる為、好ましい素材の一つである。典型的には、軟質ポリエチレンや軟質ポリプロピレンを使用することが可能であるが、これに限られない。例えば、エチレンやプロピレンと、ポリα−オレフィンの様々なコポリマーが柔軟性を有する樹脂として流通しているが、このようなコポリマーを使用することもできる。
さらに、樹脂ラミネート紙、特に、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙は紙に美しい意匠を施すことが容易であり、この上に優れた透明性を誇るポリエチレンテレフタラートシートがラミネートされることで耐水性・耐久性も優れたものとなる。非常に意匠性に優れた蓋体を容易に得られる点で特色があり、本考案に好ましい選択肢である。
(8)本考案においては、
(1)乃至(7)のいずれか一に記載した袋物用の蓋体を備える
ことを特徴とする、袋物としている。
本考案に係る蓋体は必ずしも袋物と別途独立したものである必然性はない。袋物の上端開口部の一辺に蓋部の一辺があらかじめ固定され、または一体に作られ、蓋部の他の一辺に側部が作り込まれることにより、蓋体を備えた袋物とすることができる。
この場合、袋物と蓋体の自由な組み合わせを楽しむことは不可能になるが、蓋体が袋物から脱落してしまう懸念が皆無となる。また、袋物本体の構造と蓋体本体の構造が一体化しているので、袋物から蓋体の浮き上がりが防止されるので、袋物に入りきらないほどの物品を入れた際に、蓋体で物品が落下しないように抑え込むように蓋をすることも可能となる。
(1)側部に窓部を設け、ここに袋物の備える把手を通すことで、蓋体が袋物にほぼ当接され得るように構成した蓋体としたので、袋物に取り付けた際に蓋体が袋物の上端開口部にほぼ密着して安定するため、内部に収めた物品の落下防止や、スリのような犯罪被害の防止を図ることができるという効果が得られる。また、袋物の上面の開口部の少なくとも半分を蓋部で覆うため、雨天時の雨水の袋物内部への侵入が起こりにくくなるという効果が得られる。
(2)側部に設けた窓部に、側部の端部に開口する開口部を設けたことにより、袋物の把手の先端部を窓部に通さなくても、把手の付け根付近を開口部に通すのみで蓋体の取り付けが可能になる。これにより、特に長くて先端部が不安定になりやすい把手を備えた袋物であっても、蓋体を容易かつ迅速に取り付けることができるようになるという効果が得られる。
(3)側部に設けた窓部の一部に開口部を設けて側部の外縁に開口させたので、把手の付け根付近を開口部に挿入し、そのまま把手全体を窓部に入れてしまうなど、本考案に係る蓋体の袋物への取り付けが頗る容易になるという効果が得られる。
(4)側部の裏面の少なくとも前記窓部の周辺に硬質のシート素材による裏張りを備えたため、特に大型の蓋体において側部の剛性が高まり、窓部に通された把手によって側部が袋物側面と安定して密着し、これによって、袋物上面開口部も蓋部によってしっかりとおおわれるという効果が得られる。
(5)シート素材を、ベースシートと意匠シートと透明シートの少なくとも3層を積層することで実現したので、様々な素材からなる美しい意匠シートを使用して、優れた外観の蓋体を実現できるという効果が得られる。また、透明シートで意匠シートが保護されるので、優れた外観でありつつ、摩擦・汚損に強い蓋体となるという効果が得られる。
(6)側部の窓部の下方に透明部材で構成したポケットを備えたので、蓋体の利用者が各自の好みに応じて写真等を挿入してデザインの変化を楽しむことが可能になるという効果が得られる。
(7)シート素材を軟質ポリ塩化ビニル樹脂、軟質ポリオレフィン樹脂、または、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙のいずれかによって構成したので、必要十分な耐水性・耐久性が得られる。また、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、軟質ポリオレフィン樹脂を使用した場合には、熱溶着加工によって蓋体の組み立てが可能であり、安価に製造できかつ美しい仕上がりが得られるとう効果が得られる。また、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙を使用した場合には、美しい意匠を凝らした蓋体を容易に得られるという効果が得られる。
(8)蓋体を一体に備えた袋物としたので、袋物から蓋体が脱落する危険が全くなくなるほか、蓋体で袋物に収めた物品が落下しないように抑え込むように蓋をすることも可能になるという効果が得られる。
本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体を取り付けた袋物の一例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る袋物の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図である。 本考案に係る蓋体の一実施例の断面を示した説明図である。
以下、図面を用いて本考案に係るショッピングバッグの一実施例について説明する。
図1は、本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図であり、図2はこの蓋体を袋物(ショッピングバッグ)に取り付けた状態を示した説明図である。
蓋体の本体(2)は、軟質ポリ塩化ビニル樹脂シートを裁断し、曲げ加工を施して組み立てられている。なお、図には現れないが、美しい外観の端部を得る為、端部は折り返して熱溶着によって固定されている。図に示す通り、本体(2)は袋物(1)に取り付けた際にその上面開口部を覆う蓋部(2a)と、袋物(1)の側面に当接する側部(2b)を備えている。
側部(2b)には、窓部(3)が設けられ、袋物(1)の備える把手(4)を通すことによって蓋体の本体(2)が袋物(1)に固定される。利用者が把手(4)をつかんで袋物(1)を持ち運ぶ際には、把手(4)によって窓部(3)付近の側部(2b)が袋物(1)の側面に押し付けられるので、蓋体の本体(2)は袋物(1)に密着して安定して蓋としての機能を果たすことになる。すなわち、蓋部(2a)と袋物の上面開口部の位置関係が安定して密着し、これによって、袋物内部に収めた物品の落下が防止され、あるいはスリなどの犯罪被害が防止され、または、雨天時の雨水の侵入によって袋物内部に収めた物品の水濡れが防止される。
図3は、本考案に係る蓋体の別の一実施例を示した説明図である。
この実施例では、側部(2b)に設けた窓部(3)の下端中央部付近に、側部(2b)の外縁に開口する開口部(5)を設けた。このようにすることで、袋物に蓋体を取り付ける際、袋物の備える把手の先端部を窓部(3)に通さなくても、把手の付け根付近を開口部(5)に通すことによって蓋体を取り付けることができる。
ショッピングバッグに代表される袋物はしばしば把手を長い紐などで構成するが、これの先端を穴である窓部に通すことはしばしば面倒な作業となる。これは、紐が本質的に形状が安定しない不安定なものであることによるが、開口部(5)が設けられていれば、紐を通すのではなく、紐を引っかける要領で蓋体を取り付けることができるので、非常に作業性が改善するのである。
ところで、開口部(5)を設けることで、側部(2b)の強度が低下してしまうことは避けられない。実際の使用上の不都合は生じないまでも、開口部(5)付近の端部(2b)がひらひらと不安定な状態になっていることは、外観上好ましくない。そこで、本実施例においては、窓部(3)の周囲に硬質ポリ塩化ビニル樹脂シートによる裏張りを行って補強することでこのような不都合を解決している。図4は、蓋体の側部(2b)に裏張りを行った領域を表示したものである。
図5は、本考案に係る蓋体の別の一実施例を示した説明図である。
この実施例では、側部(2b)に設けた窓部(3)の下方に、透明樹脂をはめ込んでポケット(7)を取り付けたものである。ポケット(7)には、写真等の任意のカードを挿入可能としており、外部から透明樹脂を通してカードの表面を視認可能としている。
このようにすることで、利用者が自由に各自の好みに応じて蓋体のデザインを変化させることが可能となり、利用者の満足感を高めることができる。
図6は、本考案に係る蓋体を備えた袋物の一実施例を示した説明図である。
この実施例では、蓋体の本体の蓋部(2a)の一辺が袋物(1)の上面開口部の一辺と共通に一体に組み立てられ、蓋付きの袋物としている。蓋体が単独で分離できない以外は、単独で取り付けることを意図した実施例1〜実施例3と同様の効果を得ることができることは明らかである。また、一体であることから、蓋体が脱落する懸念は皆無である。さらに、やはり一体であることから、蓋体が持ち上がることもないので、袋物に大量の物品を収めた際に、これがあふれ出さないように蓋体で抑え込むという使い方も可能である。
図7は、本考案に係る蓋体の一実施例を示した説明図であり、図8は該蓋体を取り付けた袋物の一実施例を示した説明図である。
この実施例では、蓋体の本体の側部(2b)に設けた窓部(3)の形状に特徴がある。すなわち、袋物(1)に蓋体を取り付けた際に把手(4)が通る部分の窓部(3)の幅はを把手(4)が無理なく通る程度の幅に設定する一方、袋物(1)に蓋体を取り付けた際に把手(4)が通っていない部分の窓部(3)の幅を極めて狭くしたものである。把手(4)を窓部(3)に通す際には、実質的に窓部(3)の幅が無いスリット状になっていても、側部(2b)がシート素材で構成されて可撓性に富んでいるため、狭い窓部(3)を押し広げるように撓ませつつ把手(4)と挿入し、図8にように無理なく袋物(1)に蓋体本体(2)を取り付けることができる。
この実施例では、蓋体本体の窓部の幅がきわめて狭く製造されるので、窓部が目立ちにくく、美しい外観が得られるという効果が得られる。
図9は、本考案に係る蓋体の一実施例の断面を示した説明図である。
この実施例では、蓋体本体を多層構造にすることで非常に美しい外観の蓋体を実現したものである。すなわち、蓋体本体を、比較的腰のあるしっかりとしたシート材で構成したベースシート(8)と、美しい意匠を施した意匠シート(9)を積層して構成し、さらに、この上から透明な透明シート(10)を積層した構成としている。ベースシート(8)は、本実施例では軟質ポリ塩化ビニル樹脂または軟質ポリオレフィン樹脂のいずれかの樹脂シートを使用した。
ここで、意匠シート(9)は、美しい色彩・模様を施した紙のような素材としたり、或いは、美しい彩色を施した布(織物・編物を含む)、薄くなめした皮革や木の皮のような天然素材など、任意の材料によって構成することができる。本実施例では、具体的には高級感を演出可能な絹織物を採用した。この意匠シート(9)は、透明シート(10)によって保護されるので、摩擦や雨水などによって汚損するおそれもない。
透明シート(10)は、透明度の高いポリ塩化ビニル樹脂またはポリオレフィン樹脂のシートとしている。これらはいずれも、汚れや水濡れに弱い意匠シート(9)を保護し得るだけの強度を有しており、任意の材料を使用することができるが、後述する理由により、本実施例ではベースシート(8)と同じ材質を使用した。
ベースシート(8)、意匠シート(9)、透明シート(10)の固定は、任意の手法を用いることができるが、本実施例では、透明シート(10)でベースシート(8)と意匠シート(9)を包みこむようにし、裏側で透明シート(10)とベースシート(8)を熱溶着部(11)で熱溶着した。また、熱溶着を容易とするため、ベースシート(8)と透明シート(10)には軟質塩化ビニル樹脂製のシートを使用した。軟質塩化ビニル樹脂は融点が低く熱溶着を容易に行え、また、同種の熱可塑性樹脂どうしであれば良好な熱溶着ができることが多いからである。また、熱溶着は、接着剤を利用する方法と比較しても強固な固定が可能で、かつ、水濡れにも強いなど優れた特徴がある。
この実施例では、布や天然素材を含む任意の材料を蓋体の意匠とすることができ、極めて美しい外観を得られるという利点がある。
以上説明した通り、本考案は、様々な袋物に容易に取り付けて蓋として使用することが可能な蓋体を提供し、以て、スリのような犯罪の被害にあうリスクを低減し、かつ、雨天時にも袋物に収めた物品が水濡れすることを防止可能とするものであり、産業上の利用価値の高いものである。
1 袋物
2 本体
2a 蓋部
2b 側部
3 窓部
4 把手
5 開口部
6 裏張り部
7 ポケット
8 ベースシート
9 意匠シート
10 透明シート
11 熱溶着部

Claims (8)

  1. シート素材によって構成された本体に、袋物の上面開口部の少なくとも半分を覆うことが可能とされた蓋部と、袋物の側面とほぼ当接可能とされた少なくとも一つの側部を備え、
    該側部には少なくとも一つの窓部が設けられ、
    該窓部は袋物が備える把手を通すことが可能とされており、
    該窓部に袋物が備える把手を通すことで該蓋体が袋物にほぼ当接され得るように構成されている
    ことを特徴とする、袋物用の蓋体。
  2. 前記窓部のうち、把手が固定されるべき部位の幅(W1)がそうでない部位の幅(W2)よりも広く設定され、これらの幅の比(W1/W2)が3以上である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の袋物用の蓋体。
  3. 前記窓部は、その幅よりも狭い開口部を介して前記側部の外縁に開口している
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の袋物用の蓋体。
  4. 前記側部の裏面の少なくとも前記窓部の周辺には、硬質のシート素材による裏張りをされている
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一の請求項に記載の袋物用の蓋体。
  5. 前記シート素材とは、ベースシートと意匠シートと透明シートの少なくとも3層を積層されてなる
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一の請求項に記載の袋物用の蓋体。
  6. 前記側部の前記窓部の下方には、少なくとも一部を透明部材で構成したポケットを備えている
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一の請求項に記載の袋物用の蓋体。
  7. 前記シート素材は軟質ポリ塩化ビニル樹脂、または、軟質ポリオレフィン樹脂、または、ポリエチレンテレフタラートラミネート紙のいずれかである
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれか一の請求項に記載の袋物用の蓋体。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一の請求項に記載した袋物用の蓋体を備える
    ことを特徴とする、袋物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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