JP3182093U - 新型りん - Google Patents

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Abstract

【課題】仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、種々の装飾部と組み合わせることにより、多様な用途に対応できる新型りんを提供する。
【解決手段】開口部14を上部に備えた器状の金属製のりん本体部11と、りん本体部11に接続される装飾部15とからなる新型りん10であって、りん本体部11にはその内側底面の中央部に開口部14方向に立上った立上り部12と、この立上り部12の上下方向に形成された連結部とを備え、装飾部15には接続状態でりん本体部11の開口部14及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された連結部と連結する被連結部とを備えたもの。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、「燭台」と組み合わせたり、「線香立て」と組み合わせたり、また、「花立て」と組み合わせることができ、更には、音の出る玩具のように使用することのできる「新型りん」に関するものである。
本考案者の一人は、仏壇に御参りする際にリン棒で叩いて音を出す器状の金属製のおりんと、これを支えるリン台とからなり、前記おりんの底面中央部に、リン台とを一体に連結する連結手段を備える高台りんを既に提案している(特許文献1参照)。
おりんとは、仏壇、祭壇等に載置され、勤行(ごんぎょう)の際に椀状のりん本体をりん棒と呼ばれるバチで打って音を出すものある。
本来、仏壇は所謂「お寺のミニチュア」として本尊を祀るものであった。しかし、近年では、ライフスタイルの変化により、フローリングのみの畳みを敷いた部屋のない家屋、マンション等の住居が現れるに従い、従来の仏間に置かれた仏壇とは相違する現代的な仏壇が現れてもいる。この現代的な仏壇は、故人や先祖を供養するためのものとして仏壇を捉える人も増えてきている。
この現代的な仏壇のデザインとしては、リビングに置いておいても何ら違和感のないようなインテリアとして、華美な装飾を施さないシンプルな仏壇が好まれるため「家具調仏壇」とも呼ばれ、この仏壇に応じて仏壇内に収納される仏具も従来にない、よりシンプルなデザインのものが好まれつつある。
実用新案登録第3054607号公報
伝統的な仏壇内に収納される仏具としては、宗派により種々のものがあるが、例えば、灯籠、花立、香炉、火立、りん、りん棒等が挙げられる。しかしながら、灯籠については、仏壇自体に照明を施してその代わりとされており、また、他の仏具を仏壇内の棚上に全て揃えて配置することは、宗教にこだわっていない者の多くは、特別な場合を除いて行う必要はないと考える者が多い。
しかしながら、毎日の日常的な礼拝においては、花立、香炉、火立、りん、りん棒等をより簡素にしたものを仏壇内や仏壇前に配置することを希望する者の要望を叶えることのできる仏具自体が市場になかった。
本考案は、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、種々の装飾部と組み合わせることにより、多様な用途に対応できる「新型りん」を得ることを目的とする。具体的には、蝋燭を立てる「燭台」と組み合わせたり、線香を立てる「線香立て」と組み合わせたり、また、「花立て」「仏像」「誕生仏」「蓮飾り」と組み合わせることができ、更には、例えばクリスマスの飾りとしてのツリー等の建築物の模型や人形等と組み合わせて音の出る玩具のように使用することのできる「新型りん」を得ることを目的とする。
請求項1に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備え、
前記りん本体部の外面側壁に彫金装飾が施されたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成され、上面に装飾品を載置させる載置台状の上部構造とを備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造とを備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造と、器状の上部構造内に入れられた装飾品又は装飾品の下端部を支持する支持構体とを備えたことを特徴とするものである。
請求項6に記載された考案に係る新型りんは、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
前記装飾部が、人形又は建築物の模型であり、
前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備えたことを特徴とするものである。
本考案は、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、種々の装飾部と組み合わせることにより、新たに多様な用途に対応できる「新型りん」を得るという効果がある。例えば、蝋燭を立てる「燭台」と組み合わせたり、線香を立てる「線香立て」と組み合わせたり、また、「花立て」「仏像」「誕生仏」「蓮飾り」と組み合わせることができ、更には、例えばクリスマスの飾りとしてのツリー等の建築物の模型や人形等と組み合わせて音の出る玩具のように使用することができる。
本考案の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は断面図、d図は装飾部の平面図である。 本考案の別の実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は断面図、d図は装飾部の平面図である。 本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。 本考案の別の実施例の構成を示す正面図である。 本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。 本考案の別の実施例の構成を示す正面図である。
本考案においては、開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、前記装飾部には、りん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結される被連結部とを備える。これにより、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、種々の装飾部と組み合わせることにより、多様な用途に対応できる「新型りん」を得ることができる。
本考案のりん本体部としては、開口部を上部に備えた器状の金属製である点は、一般的なりんと同じであるが、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備える。立上り部はりん本体部をりん棒等のバチで打った場合に発される音を阻害しないように内側底面の中央部から立上ればよく、連結部が形成された立上り部をりん本体の内側底面の中央部に溶接等で取付けても良いが、りん本体の内側を削る際に立上り部を削り出すものの方が、美しく、良好な音が発せられることになる。また、立上り部の形状は角柱状、円柱状、角錐台状、円錐台状等のものが選択されるが、円錐台状のものがりん本体の内側を削って立上り部を削り出す場合に有利である。
また、りん本体部の外側底面は通常のりんと同様に、重心を低くして、最下面の平面が小さく又は最下面の平面部がなく曲面を持たせて削り出されたものの方が、バチで打った際に本体部が微妙に揺れて面白い動きをさせることができる。尚、従来の伝統的なおりんと同様に座布団の上に載置させて使用するようにしても何ら問題はない。
尚、りん本体部については、通常のりんと同様に磨き仕上げを行った状態のものでも良いが、好ましくは、表面に塗装・メッキ等を施した上で彫金加工して装飾したものの方が、デザイン上の多様性が達成でき、りんの内側面についても鏡面仕上げを行っている方が、装飾部によってはその装飾部の背面等の周囲が鏡面に反射されて良好な印象を与える。
本考案の連結部及び被連結部については、互いに連結されて装飾部がりん本体部に取付けられるものであれば良い。例えば、りん本体部の立上り部に挿入孔を上下方向に形成し、この挿入孔に挿入される挿入部材を挿入し、立上り部に挿入孔と挿入部材とを上下方向に交叉する方向に閂部材やネジ部材等を通して固定してもよく、より好ましくは螺合部と被螺合部で固定するものが固定が簡便となる。この螺合部及び被螺合部については、何れかを雄ねじ又は雌ねじにしてもよく、装飾部の下端に雄ねじ又は雌ねじを配し、りん本体部の立上り部に係合する雌ねじ又は雄ねじを配すればよい。
本考案の修飾部としては、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備えるものであれば如何なるデザインをも取り得る。例えば、後述する実施例に示した通り、装飾部が、下部構造の上部に形成され上面に装飾品を載置させる載置台状の上部構造とを備えるもの、また、装飾部が、下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造とを備えるもの、装飾部が、下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造と、器状の上部構造内に入れられた装飾品又は装飾品の下端部を支持する支持構体とを備えるもの等が挙げられる。
また、装飾部で支持される装飾品としては、「蝋燭」「花」「線香」「仏像」「蓮飾り」等が選ばれる。即ち、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、装飾部を「燭台」「線香立て」「花立て」「仏像」「誕生仏」「蓮飾り」を選択することにより、これらを組み合わせて仏壇内や仏壇前に簡素に配置することができる。例えば、装飾部を仏像とすることにより、おりんと仏像とを組み合わせることにより、より身近におけるお守りとなる。
また、仏像の一つに「誕生仏」と呼ばれる仏像がある。これは釈迦の降誕の姿を現す仏像であり、花祭りとも呼ばれる「灌仏会(かんぶつえ)」では、誕生仏を灌仏桶の中央に安置し、柄杓で像に甘茶をかけて祝う風習がある。花祭りの時期には、おりん内に小さな誕生仏を配置し、おりん自体を灌仏桶と見立ててお参りすることも可能である。
また、「蓮飾り」と呼ばれるりんの内部に入れる蓮の花をかたどったアクセントが市販されている。これは緑色の座布団の上に蓮の花をかたどったおりん用の金製・銀製等の装飾品であるが、おりん内部に入れた場合には、座布団がおりんの周壁に触れることがあり、りんの音が濁る等のこともあったが、本考案の通り、装飾部に蓮飾りを施すことにより、りん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結される被連結部とを備えるために、蓮飾りがおりんの周壁に触れることがなくなり、内部に蓮飾りを施した状態でりんを鳴らしても音が濁ることがない。
また、例えば装飾部が、ツリーの幹部下端に前記被螺合部が形成されたクリスマスツリーの模型であるものでは、仏具とは全く切り離して、音の出る玩具として使用することができる。また、クリスマスツリー以外にも、サンタクロース、トナカイ、バレリーナ等のキャラクター人形や、東京タワー、東京スカイツリー、自由の女神像等のシンボル的な建築物等の模型をりん本体部に取付けることにより、音の出る玩具や、思い出を想起させる置物として使用することができる。
このように本考案の「新型りん」は、りん本体部の内側底面の中央部に形成された連結部により、修飾部を連結することができるため、修飾部を種々に変更させることにより、従来の仏具としての「おりん」としての機能に加えて他の機能を取付けられることになった。即ち、例えば「燭台」「線香立て」「花立て」「仏像」「誕生仏」「蓮飾り」等を選択することにより、これらを組み合わせて仏壇内や仏壇前に簡素に配置することができ、また、装飾部を、例えばクリスマスの飾りとしてのツリー等の建築物の模型や人形等と組み合わせて音の出る玩具のように使用することのできる「新型りん」を得ることができる。
図1は本考案の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は断面図、d図は装飾部の平面図である。図に示す通り、本実施例の新型りん10は、開口部14を上部に備えた器状の金属製のりん本体部11と、りん本体部11に接続される装飾部15とからなる。りん本体部11には、その内側底面の中央部に開口部14方向に立上った立上り部12と、この立上り部12の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴13とを備える。
装飾部15には、りん本体部11との接続状態で開口部14とりん本体部11の側部との何れにも接触しない器状の下端部構造16と、この下端部構造16の最下面に形成された前記雌ねじ穴13と螺合する被結合部としての雄ねじ部17とを備える。
更に、装飾部15は、器状の下端部構造16から上方外方に向かって広がった花弁状の上部構造18とを備え、下端部構造16内部には、蝋燭の下端部を支持する蝋燭立て19がその中央部に載置されている。これにより、燭台とりんとが組み合わされた新型りん10として、現代的な仏壇に利用することができる。尚、金属製のりん本体部11の外側壁面に彫金を施しても良い。
図2は本考案の別の実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は断面図、d図は装飾部の平面図である。図に示す通り、別の実施例の新型りん20は、開口部24を上部に備えた器状の金属製のりん本体部21と、りん本体部21に接続される装飾部25とからなる。りん本体部21には、その内側底面の中央部に開口部24方向に立上った立上り部22と、この立上り部22の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴23とを備える。
装飾部25には、りん本体部21との接続状態で開口部24とりん本体部21の側部との何れにも接触しない器状の下端部構造26と、この下端部構造26の最下面に形成された前記雌ねじ穴23と螺合する被結合部としての雄ねじ部27とを備える。
更に、装飾部25は、器状の下端部構造26から上方外方に向かって広がった花弁状の上部構造28とを備え、下端部構造26内部には、線香の下端部を支持する線香立て29がその中央部に載置されている。これにより、線香立てとりんとが組み合わされた新型りん20として、現代的な仏壇に利用することができる。尚、線香立て29を取り除いて、装飾部25を一輪立ての花立てとしても用いることも可能である。また、金属製のりん本体部21の外側壁面に彫金を施しても良い。
図3は本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。図に示す通り、更に別の実施例の新型りん30は、開口部34を上部に備えた器状の金属製のりん本体部31と、りん本体部31に接続される装飾部35とからなる。りん本体部31には、その内側底面の中央部に開口部34方向に立上った立上り部32と、この立上り部32の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴33とを備える。
装飾部35には、りん本体部31との接続状態で開口部34とりん本体部31の側部との何れにも接触しない下端部構造36と、この下端部構造36の最下面に形成された前記雌ねじ穴33と螺合する被結合部としての雄ねじ部37とを備える。
更に、装飾部35は、下端部構造36から上方外方に向かって広がった円錐状の上部構造38とを備え、上部構造38の上面には、蓮華座に座した仏像39が載置されている。これにより、仏像とりんとが組み合わされた新型りん30として、より身近におけるお守りとなる。尚、金属製のりん本体部31の外側壁面に彫金を施しても良い。
図4は本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。図に示す通り、更に別の実施例の新型りん40は、図1の蝋燭立て19の代わりに誕生仏49を装着したものである。即ち、開口部44を上部に備えた器状の金属製のりん本体部41と、りん本体部41に接続される装飾部45とからなる。りん本体部41には、その内側底面の中央部に開口部44方向に立上った立上り部42と、この立上り部42の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴43とを備える。
装飾部45には、りん本体部41との接続状態で開口部44とりん本体部41の側部との何れにも接触しない下端部構造46と、この下端部構造46の最下面に形成された前記雌ねじ穴43と螺合する被結合部としての雄ねじ部47とを備える。
更に、装飾部45は、器状の下端部構造46から上方外方に向かって広がった花弁状の上部構造48とを備え、この上部構造48の内部には、誕生仏49が載置されている。これにより、誕生仏とりんとが組み合わされた新型りん40として、花祭りの時期には、おりん自体を灌仏桶と見立ててお参りすることも可能である。尚、金属製のりん本体部41の外側壁面に彫金を施しても良い。
図5は本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。図に示す通り、更に別の実施例の新型りん50は、開口部54を上部に備えた器状の金属製のりん本体部51と、りん本体部51に接続される装飾部55とからなる。りん本体部51には、その内側底面の中央部に開口部54方向に立上った立上り部52と、この立上り部52の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴53とを備える。
装飾部55には、りん本体部51との接続状態で開口部54とりん本体部51の側部との何れにも接触しない下端部構造56と、この下端部構造56の最下面に形成された前記雌ねじ穴53と螺合する被結合部としての雄ねじ部57とを備える。
更に、装飾部55は、器状の下端部構造56の上部に形成され、その上面に蓮飾り59を載置させる載置台状の上部構造58とを備え、この上部構造58の内部には、蓮飾り59が載置されている。これにより、蓮飾りとりんとが組み合わされた新型りん50として、蓮飾りがおりんの周壁に触れることがなくなり、内部に蓮飾りを施した状態でりんを鳴らしても音が濁ることがない。尚、金属製のりん本体部51の外側壁面に彫金を施しても良い。
図6は本考案の更に別の実施例の構成を示す正面図である。図に示す通り、更に別の実施例の新型りん60は、開口部64を上部に備えた器状の金属製のりん本体部61と、りん本体部61に接続される装飾部65とからなる。りん本体部61には、図示してはいないが、その内側底面の中央部に開口部64方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された結合部としての雌ねじ穴とを備える。
装飾部65には、クリスマスツリーの模型65であり、りん本体部61との接続状態で開口部64とりん本体部61の側部との何れにも接触しない幹構造66と、図示しないが、この幹構造66の最下面に形成された前記雌ねじ穴と螺合する被結合部としての雄ねじ部とを備える。
これにより、クリスマスツリーの模型65とりんとが組み合わされた新型りん60として、音の出る玩具のように使用することのできる。また、金属製のりん本体部61の外側壁面には氷の結晶状の彫金69が施されている。
以上の通り、仏具としての「おりん」として用いることは勿論のこと、「燭台」「線香立て」「花立て」「仏像」「蓮飾り」等と組み合わせることができ、更には、音の出る玩具のように使用することもできる。
10、20、30、40、50、60…新型りん、
11、21、31、41、51、61…りん本体部、
12、22、32、42、52 …立上り部、
13、23、33、43、53 …雌ねじ穴(結合部)、
14、24、34、44、54、64…開口部、
15、25、35、45、55 …装飾部、
65…模型、
16、26、36、46、56 …下端部構造、
66…幹構造、
17、27、37、47、57 …雄ねじ部(被結合部)、
18、28、38、48、58 …上部構造、
19 …蝋燭立て(支持機構)、
29 …線香立て(支持機構)、
39 …仏像、
49 …誕生仏、
59 …蓮飾り、
69…彫金、

Claims (6)

  1. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備えたことを特徴とする新型りん。
  2. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備え、
    前記りん本体部の外面側壁に彫金装飾が施されたことを特徴とする新型りん。
  3. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成され、上面に装飾品を載置させる載置台状の上部構造とを備えたことを特徴とする新型りん。
  4. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造とを備えたことを特徴とする新型りん。
  5. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部と、前記下部構造の上部に形成された載置台及びその周縁部が上方に向かって立上った周縁壁とを有する器状の上部構造と、器状の上部構造内に入れられた装飾品又は装飾品の下端部を支持する支持構体とを備えたことを特徴とする新型りん。
  6. 開口部を上部に備えた器状の金属製のりん本体部と、りん本体部に接続される装飾部とからなる新型りんであって、
    前記りん本体部には、その内側底面の中央部に開口部方向に立上った立上り部と、この立上り部の上下方向に形成された連結部とを備え、
    前記装飾部が、人形又は建築物の模型であり、
    前記装飾部には、前記接続状態でりん本体部の開口部及び側部に接触しない下端部構造と、この下端部構造の最下面に形成された前記連結部と連結する被連結部とを備えたことを特徴とする新型りん。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014150853A (ja) * 2013-02-06 2014-08-25 Koizumi Mfg Co Ltd 照明付き仏鈴
JP2017185298A (ja) * 2014-09-11 2017-10-12 株式会社小泉製作所 りん型独楽
JP7330504B2 (ja) 2019-04-10 2023-08-22 株式会社小泉製作所 遺骨・遺灰入れ

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