JP3181860B2 - メディアンフィルタ - Google Patents

メディアンフィルタ

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JP3181860B2 JP18287097A JP18287097A JP3181860B2 JP 3181860 B2 JP3181860 B2 JP 3181860B2 JP 18287097 A JP18287097 A JP 18287097A JP 18287097 A JP18287097 A JP 18287097A JP 3181860 B2 JP3181860 B2 JP 3181860B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/0248Filters characterised by a particular frequency response or filtering method
    • H03H17/0261Non linear filters
    • H03H17/0263Rank order filters

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  • Computer Hardware Design (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメディアンフィルタ
(median filter) に係り、さらに詳しくは具現し易く次
数変更も簡単なメディアンフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】メディアンフィルタは、所定のデータ列
の中から中央値、中間の大きさの値を出力する非線形フ
ィルタである。メディアンフィルタに入力されるN+1
個のデータのうち中央値はN/2個のデータより大きい
か等しく、N/2個のデータより小さいか等しい。ここ
で、Nは偶数であり、フィルタの次数を示す。
【0003】図1の(A)及び(B)はメディアンフィ
ルタの特性を説明するための図である。図1は3×3メ
ディアンフィルタを用いて二次元映像をフィルタリング
する例を示す。図1の(A)において、二進値“10
0”は隣値(“1”)に対するインパルスノイズであ
る。インパルスノイズが発生した画素の値はメディアン
フィルタにより隣値との中間値に代替される。メディア
ンフィルタはこのようにインパルスノイズを効率よく取
り除く。フィルタの入力値を平均する線形フィルタは映
像の境界部分を劣化させうる。しかし、メディアンフィ
ルタを使用すれば、図1の(B)に示したように、映像
の境界特性が保たれる。かかる特性を有するメディアン
フィルタはTVや医療機器などのための映像信号処理に
幅広く用いられている。
【0004】メディアンフィルタは、ソフトウェアを用
いる方法とハードウェアを用いる方法を通して具現され
る。ソフトウェアを用いる方法は汎用のマイクロプロセ
ッサやDSPを用いてデータストリームを所定の整列ア
ルゴリズムを用いて整列させてからその中央値を得る。
しかし、この方法は処理速度が遅いので実時間にデータ
を処理できない問題点がある。処理速度を上げるため
に、ASICやFPGAなどのようにハードウェアでメ
ディアンフィルタを具現する方法が研究されている。メ
ディアンフィルタをハードウェアで具現した先行技術が
アメリカ特許5,138,567 号に開示されている。
【0005】図2は先行技術で提示したメディアンフィ
ルタを示した図であって、特に4次メディアンフィルタ
の例を示す。図2において、順次に入力された四つの値
I1〜I4は遅延器221〜224を通して所定時間ほ
どずつ遅延される。次に入力する値I5は第1遅延器2
21と加算器211〜214に入力される。加算器21
1〜214は入力値I5と遅延器221〜224の出力
値との差値を個別的に計算し、計算された値はシフトレ
ジスタ231〜233にそれぞれ格納される。シフトレ
ジスタ231〜233に格納された値は選択素子24に
出力する。選択素子24はシフトレジスタ231〜23
3の出力値の大きさを判断して、判断結果をマルチプレ
クサ25に選択制御信号として供給する。マルチプレク
サ25は、選択素子24から受信された選択制御信号に
応じて遅延器221〜224の出力値のうち中央値を出
力する。
【0006】メディアンフィルタをハードウェアで具現
する場合、できるだけ少数のゲートを用いて具現するの
が値段と集積度の面において有利である。しかし、図2
の選択素子はシフトレジスタの出力値の大きさを比較す
る比較ロジックで具現する。この比較ロジックはフィル
タの次数を変更しようとする場合再設計しなければなら
ず、特に次数が高くなるほどロジックも複雑になって設
計し難い問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は具現
し易く次数変更も簡単なメディアンフィルタを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明によるメディアンフィルタは、入力部と、
各メディアンセルが前記入力部、上流のメディアンセル
及び下流のメディアンセルに連結され一つのデータを格
納する複数のメディアンセルと、前記複数のメディアン
セルのうち中央に位置したメディアンセルの出力を前記
複数のメディアンセルに格納されたデータのうち中央値
として出力するための出力手段を含み、前記複数のメデ
ィアンセルは、整列され格納されたデータのうち前記入
力部を通して最先に入力されたデータを削除し、データ
が削除されたメディアンセルにその下流のメディアンセ
ルに格納されたデータを格納する動作を最下流のメディ
アンセルまで繰り返し、各メディアンセルが上流のメデ
ィアンセルからデータが印加されない場合、自ら格納し
ているデータと前記入力部を介して入力されたデータと
を比較し、比較結果により二つのデータのうち一つを選
択し、選択したデータが前記入力部を介して入力された
データなら格納していたデータを下流のメディアンセル
に出力し、前記入力部を介して入力されたデータを格納
し、上流のメディアンセルからデータが印加される場
合、格納していたデータを下流のメディアンセルに出力
し、上流のメディアンセルから印加されるデータを格納
する方式で、前記入力部を介して入力されるデータと格
納している複数のデータを再整列させること、を特徴と
する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい一実施例を詳述する。本発明はN次数のメ
ディアンフィルタを具現するためにN+1個のメディア
ンセルを用いる。
【0010】図3を参照すれば、本発明の一実施例によ
るメディアンセルは4次メディアンフィルタであって、
直列に配置された5個のメディアンセル31ないし35
を含む。第1〜第5メディアンセル31〜35は入力部
36に個別的に連結され、同一な構成を有する。各メデ
ィアンセル31〜35はそれぞれ、自分の直前に連結さ
れたメディアンセル及び直後に連結されたメディアンセ
ルから出力されるデータを受信する。メディアンセル3
1〜35は入力部36を通して連続的に入力されるデー
タのうち最近に入力された5個のデータを大きさ順に整
列させて格納(記憶)する。次のデータが入力部36を
通して図3のメディアンフィルタに入力されれば、メデ
ィアンセル31〜35には、受信されたデータを含む最
近に入力された5個のデータが大きさ順に再整列され
る。再整列は一番目メディアンセル31から後端に順次
に連結されたメディアンセル32〜35に降順にデータ
を一つずつ格納する方式でなされる。その結果、メディ
アンセル31〜35のうち中央に位置したメディアンセ
ル33から中央値が出力部37を通して外部に出力され
る。
【0011】メディアンセル31〜35により最近に入
力された5個のデータが大きさ順に再整列されてから、
入力部36を通して新たに入力されるデータに対する再
整列をメディアンセル33の詳細な構成を示す図4に基
づき説明する。
【0012】入力部36を通して受信するデータを再整
列に用いるためには、メディアンセル31〜35により
以前に再整列されたデータのうち最初に入力されたデー
タが、入力部36を通して新たなデータが入力される前
に除かれるべきである。入力部36を通した新たなデー
タの入力前にメディアンセル31〜35に格納されたデ
ータのうち最先に入力されたデータの除去を説明すれば
次の通りである。
【0013】カウンター45はレジスタ42に格納され
たデータが5個のデータのうち何番目に入力されたデー
タであるかを示すカウント値を発生する。第2比較器
(第2コンパレータ)46はカウンター45から出力さ
れるカウント値が既設定値“N+1”と等しいかを比較
し、比較結果信号を制御部(コントローラ)47に供給
する。ここで、既設定値“N+1”は各メディアンセル
31〜35が出力するデータのうち最先に入力されたデ
ータを判断するためのものである。従って、既設定値は
メディアンセル31〜35の個数と同一の“5”であ
り、メディアンフィルタの次数を変更させる度に変更さ
れた次数に適宜にフィルタ設計者により再設定される。
【0014】制御部47は第2比較器46からの比較結
果信号に基づき第1制御信号CTL1を発生する。第1
マルチプレクサ41は、メディアンセル32、34のレ
ジスタ(図示せず)から出力されるデータ及び入力部3
6を通してデータを受信するもので、第1制御信号CT
L1に応じて入力データのうち一つを選択してレジスタ
42に供給する。第2比較器46からの比較結果信号が
既に設定された値“N+1”とカウンター45の出力が
同一であることを示せば、制御部47は、メディアンセ
ル34から受信するデータを選択するための第1制御信
号CTL1及びメディアンセル34から受信するデータ
がレジスタ42に格納されることを示すための第1状態
信号S1を発生する。第1マルチプレクサ41は、制御
部47の第1制御信号CTL1に応じてメディアンセル
34から受信するデータを選択してレジスタ42に出力
する。また、制御部47はレジスタ42に格納されるデ
ータに応ずるカウント値、すなわちメディアンセル34
から受信するデータに応ずるカウント値をカウンター4
5に入力させるための第2及び第3制御信号CTL2及
びCTL3を発生する。この際、メディアンセル34は
内部のレジスタに格納されたデータを保ち続ける。従っ
て、メディアンセル34に格納されたデータは、メディ
アンセル33の第1マルチプレクサ41に印加される。
【0015】一方、第2比較器46からの比較結果信号
が、カウンター45の出力が既設定された値“N+1”
より小さいことを示す場合、制御部47はメディアンセ
ル32から第2状態信号S2が入力されるまで待機す
る。メディアンセル33から出力されるデータがメディ
アンセル32内部のレジスタに格納されることを示すた
めの第2状態信号S2がメディアンセル32から印加さ
れる場合、メディアンセル33の制御部47は、メディ
アンセル34から供給されるデータを格納するための第
1制御信号CTL1を発生し、メディアンセル34から
出力されるデータがレジスタ42に格納されることを示
すための第1状態信号S1を発生する。また、制御部4
7はメディアンセル34から供給されるデータに応ずる
カウント値、すなわちメディアンセル34から受信され
るデータに応ずるカウント値をカウンター45に入力さ
せるための第2及び第3制御信号CTL2及びCTL3
を発生する。
【0016】かかる方式で最先のデータがメディアンセ
ル31〜35から削除された後、メディアンセル31〜
35に残された四つのデータ及び入力部36を通して新
たに入力されるデータに対する整列動作を説明すれば次
の通りである。入力部36を通して図3の装置に新たに
入力されるデータはメディアンセル31〜35のそれぞ
れに印加される。メディアンセル33の第1比較器(第
1コンパレータ)43は新たに入力されるデータとレジ
スタ42に格納されたデータとを比較し、その比較結果
信号は制御部47に入力される。制御部47は第1比較
器43から入力される比較結果信号に基づき第1状態信
号S1を発生する。入力される比較結果信号が、新たな
入力データがレジスタ42に格納されたデータより小さ
いことを示す場合、制御部47はレジスタ42に格納さ
れたデータをそのまま保持させる第1制御信号CTL1
を生成し、またカウンター45が格納していたカウント
値を“1”ほど増加させる第3制御信号CLT3を発生
する。第1マルチプレクサ41は第1制御信号CTL1
に応じてレジスタ42からのデータを選択する。カウン
ター45は第3制御信号CTL3に応じて格納していた
カウント値を“1”ほど増やし、増えたカウント値は第
2比較器46に入力される。
【0017】一方、入力される比較結果信号が、新たな
入力データがレジスタ42に格納されたデータより大き
いか等しいことを示す場合、制御部47はこれを示すた
めの第1状態信号S1をメディアンセル34に出力した
後、メディアンセル32から受信した第2状態信号S2
が、新たな入力データが格納されたデータより大きいか
等しいことを示すかを判断する。第2状態信号S2が、
新たな入力データが格納されたデータより小さいことを
示す場合、制御部47は入力部36を介して入力される
データをレジスタ42に格納するための第1制御信号C
TL1を発生する。制御部47もカウンター45を初期
値“1”にリセットさせる第3制御信号CTL3を発生
する。
【0018】一方、第1比較器43の比較結果信号が、
新たな入力データがレジスタ42に格納されたデータよ
り大きいか等しいことを示す場合、メディアンセル32
から受信される第2状態信号S2が、新たな入力データ
が格納されたデータより大きいか等しいことを示せば、
制御部47はメディアンセル32から受信されるデータ
をレジスタ42に格納するための第1制御信号CTL1
を発生する。また、制御部47はメディアンセル32か
ら受信されるカウント値、すなわちメディアンセル32
から受信されるデータに応ずるカウント値をカウンター
45に供給するための第2制御信号CTL2と、カウン
ター45が第2マルチプレクサ44から受信されるカウ
ント値を“1”ほど増やす第3制御信号CTL3を発生
する。これにより、第2マルチプレクサ44はメディア
ンセル32から受信されるカウント値を選択し、カウン
ター45が第2マルチプレクサ44により選択されたカ
ウント値を“1”ほど増やす。
【0019】このように入力部36を通して入力するデ
ータを格納するメディアンセルからその後端に順次に連
結されたメディアンセルに格納されていたデータは後端
のメディアンセルにそれぞれ移動される。その結果、5
個のデータが降順に再整列され、かつメディアンセル3
3からのデータが再整列されたデータの中間値として出
力部を通して外部に出力される。
【0020】再整列されたデータのうち対応するカウン
ト値が“5”となるデータは入入力部36を通して次の
データが入力される前に前述したように除去され、入力
部36を通して入力するデータは降順を保たせる位置に
挿入される動作を前述した通りに繰り返す。前述した本
発明ではデータを降順に整列する例を説明したが、昇順
に整列して中間値を求めるよう構成できることは当業者
にとって自明である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるメディ
アン次数を変更させる場合は“次数+1”個のメディア
ンセルを備えて一列に連結してから中央に位置したメデ
ィアンセルの出力手段をフィルタの出力手段に連結させ
れば済む。従って、本発明はメディアンフィルタの次数
を変更する際ロジックを再設計しなくてもよい利点があ
る。かかる本発明は高い次数のメディアンフィルタを具
現するほどさらに効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】メディアンフィルタの特性を説明するための図
である。
【図2】従来の技術によるメディアンフィルタの構成図
である。
【図3】本発明の一実施例によるメディアンフィルタの
構成図である。
【図4】図3のメディアンフィルタの第三番目のメディ
アンセルの詳細構成図である。
【符号の説明】
31 メディアンセル 32 メディアンセル 33 メディアンセル 34 メディアンセル 35 メディアンセル 36 入力部 37 出力部 41 マルチプレクサ 42 レジスタ 43 比較器 44 マルチプレクサ 45 カウンター 46 比較器 47 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−260913(JP,A) 特表 平1−503341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 7/02 H03H 17/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部と、 前記入力部、上流のメディアンセル及び下流のメディア
    ンセルに連結された、それぞれが一つのデータを格納す
    る複数のメディアンセルと、 前記複数のメディアンセルのうち中央に位置したメディ
    アンセルの出力を前記複数のメディアンセルに格納され
    たデータのうち中央値として出力する出力部を含み、 前記複数のメディアンセルは、整列され格納されたデー
    タのうち前記入力部を介して最先に入力されたデータを
    削除し、データを削除したメディアンセルにその下流の
    メディアンセルに格納されたデータを格納する動作を最
    下流のメディアンセルまで繰り返し、 各メディアンセルは、 上流のメディアンセルからデータが入力されない場合、
    自ら格納しているデータと前記入力部を介して入力され
    るデータとを比較し、比較結果により二つのデータのう
    ち一つを選択し、選択されたデータが前記入力部を介し
    て入力されたデータなら格納していたデータを下流のメ
    ディアンセルに出力すると共に前記入力部を介して入力
    されたデータを格納し、 上流のメディアンセルからデータが入力される場合、格
    納していたデータを下流のメディアンセルに出力すると
    共に上流のメディアンセルから入力されるデータを格納
    する方式で、前記入力部を介して入力されるデータと格
    納している複数のデータを再整列させることを特徴とす
    るメディアンフィルタ。
  2. 【請求項2】 最も上流のメディアンセルが最小値を格
    納する場合、前記複数のメディアンセルのそれぞれは自
    ら格納しているデータと前記入力部を介して入力される
    データのうち小さい値のデータを選択することを特徴と
    する請求項1に記載のメディアンフィルタ。
  3. 【請求項3】 最も上流のメディアンセルが最大値を格
    納する場合、前記複数のメディアンセルのそれぞれは自
    ら格納しているデータと前記入力部を介して入力される
    データのうち大きい値のデータを選択することを特徴と
    する請求項1に記載のメディアンフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記各メディアンセルは、 レジスタと、 入力部、レジスタ、上流メディアンセル及び下流メディ
    アンセルから受信されるデータのうち一つを選択して前
    記レジスタに供給するマルチプレクサと、 入力部及びレジスタから受信されるデータと、上流メデ
    ィアンセルから受信される状態信号に応じて前記マルチ
    プレクサを制御する制御手段を含み、 前記制御手段は、状態信号が、上流のメディアンセルが
    入力部を介して入力されるデータを格納することを示す
    場合、上流のメディアンセルから出力されるデータが前
    記レジスタに格納されるよう前記マルチプレクサを制御
    し、 状態信号が、上流のメディアンセルが入力部を介して入
    力されたデータを格納していないことを示す場合、レジ
    スタに格納されたデータと前記入力部を介して入力され
    るデータのうち大きい値のデータが前記レジスタに格納
    されるよう前記マルチプレクサを制御し、前記入力部を
    介して入力されるデータの方が大きい値である場合、そ
    のデータがレジスタに格納されることを示す状態信号を
    下流のメディアンセルに出力することを特徴とする請求
    項3に記載のメディアンフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記入力部及び前記レジスタから受信されるデータを比
    較して、比較結果信号を出力する第1比較器と、 上流のメディアンセルから入力するカウント値、下流の
    メディアンセルから入力するカウント値のうち一つを選
    択して出力するマルチプレクサと、 前記マルチプレクサから入力するカウント値と前記レジ
    スタに格納されたデータに応ずるカウント値のうち一つ
    をカウントして出力するカウンターと、 既に設定された値と前記カウンターから出力されるカウ
    ント値とを比較し、第2比較結果信号を出力する第2比
    較器と、 第1及び第2比較結果信号、及び上流メディアンセルか
    らの状態信号に応じて前記マルチプレクサ及びカウンタ
    ーを制御する制御器を含み、 前記カウンターから出力するカウント値は前記レジスタ
    に格納されたデータが複数のメディアンセルに格納され
    たデータのうち何番目に入力されたデータであるかを示
    すことを特徴とする請求項4に記載のメディアンフィル
    タ。
  6. 【請求項6】 前記既に設定された値は、前記複数のメ
    ディアンセルの個数と同一であることを特徴とする請求
    項5に記載のメディアンフィルタ。
  7. 【請求項7】 前記制御器は、前記第2比較結果信号
    が、レジスタに格納されたデータが最先に入力されたデ
    ータであることを示せば、下流のメディアンセルから受
    信されるデータを前記レジスタに格納させ、対応するカ
    ウント値が前記カウンターに入力されるよう前記マルチ
    プレクサを制御することを特徴とする請求項5に記載の
    メディアンフィルタ。
  8. 【請求項8】 前記制御器は、前記状態信号が、前記レ
    ジスタに格納されたデータが上流のメディアンセルに格
    納されることを示せば、下流のメディアンセルから受信
    されるデータを前記レジスタに格納させ、対応するカウ
    ント値が前記カウンターに入力されるよう前記マルチプ
    レクサを制御することを特徴とする請求項5に記載のメ
    ディアンフィルタ。
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