JP3181814B2 - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JP3181814B2
JP3181814B2 JP20218095A JP20218095A JP3181814B2 JP 3181814 B2 JP3181814 B2 JP 3181814B2 JP 20218095 A JP20218095 A JP 20218095A JP 20218095 A JP20218095 A JP 20218095A JP 3181814 B2 JP3181814 B2 JP 3181814B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電話局にお
ける局内回線終端盤等のようなディジタル伝送装置のク
ロック供給装置に用いられる位相同期(Phase-Locked L
oop 、以下、PLLという)回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のPLL回路の一構成例を
示す回路図である。このPLL回路は基準クロックRi
nを入力する入力端子INを有し、該入力端子INが位
相比較器1の基準クロック入力端子RINに接続されて
いる。位相比較器1の進み情報S1uの出力端子Uou
t及び遅れ情報S1dの出力端子Doutは、チャージ
ポンプ2の進み情報入力端子及び遅れ情報入力端子にそ
れぞれ接続されている。チャージポンプ2の出力端子
は、ループフィルタ3の入力端子に接続され、該ループ
フィルタ3の出力端子が電圧制御発振器(Voltage Cont
roled Oscillator、以下、VCOという)4の入力端子
に接続されている。VCO4の出力端子は、出力端子O
UTに接続されると共に、位相比較器1の帰還クロック
入力端子VINに接続されている。図3は、図2中の位
相比較器1の一構成例を示す回路図である。
【0003】基準クロック入力端子RINは遅延フリッ
プフロップ(以下、D−FFという)1aのクロック入
力端子CKに接続され、帰還クロック入力端子VINが
D−FF1bのクロック入力端子CKに接続されてい
る。D−FF1aのデータ入力端子D及びセット入力端
子PRNは電源電位Vccに接続され、同様にD−FF
1bのデータ入力端子D及びセット入力端子PRNが電
源電位Vccに接続されている。D−FF1aの出力端
子Qは、インバータ1cの入力端子に接続されると共
に、2入力NAND回路1dの第1の入力端子に接続さ
れている。インバータ1cの出力端子は、2入力NOR
回路1eの第1の入力端子に接続されている。D−FF
1bの出力端子Qは、インバータ1fの入力端子に接続
されると共に、2入力NAND回路1gの第1の入力端
子に接続されている。インバータ1fの出力端子は、2
入力NOR回路1hの第1の入力端子に接続されてい
る。NAND回路1dの出力端子は3入力AND回路1
iの第1の入力端子に接続され、NAND回路1gの出
力端子はAND回路1iの第2の入力端子に接続されて
いる。リセット入力端子DRSTは、AND回路1iの
第3の入力端子に接続されている。
【0004】AND回路1iの出力端子は、D−FF1
a,1bの各リセット入力端子CLRNに接続されてい
る。NOR回路1eの出力端子は、NOR回路1hの第
2の入力端子及びNAND回路1gの第2の入力端子に
接続されると共に、進み情報出力端子UOUTに接続さ
れている。NOR回路1hの出力端子は、NOR回路1
eの第2の入力端子及びNAND回路1dの第2の入力
端子に接続されると共に、インバータ1jを介して遅れ
情報出力端子DOUTに接続されている。尚、たすきが
け接続されたNOR回路1e,1hでセット/リセット
型フリップフロップ(以下、SR−FFという)が構成
されている。次に、図2の動作を説明する。位相比較器
1は、基準クロックRinの位相とVCO4からの帰還
クロックS4の位相とを比較し、帰還クロックS4の位
相が基準クロックRinの位相よりも遅れている場合に
進み情報S1uを出力し、帰還クロックの位相が前記基
準クロックの位相よりも進んでいる場合に遅れ情報S1
dを出力する。チャージポンプ2は、進み情報S1u又
は遅れ情報S1dを入力し、それらを直流電圧レベルに
変換して出力信号S2を出力する。ループフィルタ3は
出力信号S2に含まれる高周波成分を除去して直流電圧
の出力信号S3を出力する。VCO4は、ループフィル
タ3からの出力信号S3に基づいた周波数の出力信号で
ある前記帰還クロックS4を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
PLL回路では、次のような課題があった。即ち、図2
中の位相比較器1が図3に示す構成の場合、基準クロッ
クRinが該基準クロックRinの周波数よりも低い周
波数のクロック、つまり歯抜け状のクロックが入力した
場合、該位相比較器1が誤動作を起こす可能性があっ
た。図4は、図3の動作を説明するためのタイムチャー
トであり、縦軸に論理レベル、及び横軸に時間がとられ
ている。この図を参照しつつ、従来の位相比較器におい
て、基準クロックRinに歯抜け(即ち、クロックが断
になる状態) が起こった時の動作を説明する。期間T1
において、SR−FFは基準クロックRinの立上がり
エッジに基づきセットし、該基準クロックRinの位相
よりも遅れている帰還クロックS4の立上がりエッジに
基づきリセットすることにより進み情報S1uを生成す
る。期間TBにおいて、基準クロックRinに歯抜けが
起こる。
【0006】期間T2において、SR−FFは帰還クロ
ックS4の立上がりエッジに基づきセットし、該帰還ク
ロックS4の後に入力する基準クロックRinの立上が
りエッジに基づきリセットすることにより遅れ情報S1
dの反転信号を生成する。つまり、期間TBにおいて基
準クロックRinに歯抜けが起ったため、本来進み情報
S1uを生成すべき期間T2において、遅れ情報S1d
の反転信号を生成するので、出力信号S4の周波数の制
御方向が反転し、位相はずれが起きてしまうことにな
る。これは本来PLL回路では起こってはならないこと
である。この位相比較器が正常に動作するためには、基
準クロックRinの立上がり又は立ち下がりのエッジの
後では必ず帰還クロックS4のエッジの変化が必要であ
り、帰還クロックS4の立上がり又は立ち下がりのエッ
ジの後では、必ず基準クロックRinのエッジの変化が
必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、帰還クロックの位相が基準クロックの位
相よりも遅れている場合、該基準クロックのエッジに基
づきセットし、かつ該帰還クロックのエッジに基づきリ
セットすることにより進み情報を生成し、前記帰還クロ
ックの位相が前記基準クロックの位相よりも進んでいる
場合、該帰還クロックのエッジに基づきセットし、かつ
該基準クロックのエッジに基づきリセットすることによ
り遅れ情報を生成するSR−FFを有する位相比較回路
と、前記進み情報又は前記遅れ情報を入力し、該進み情
報又は該遅れ情報に対応した直流電圧を出力するチャー
ジポンプと、前記チャージポンプの出力信号に含まれる
高周波成分を除去するフィルタと、前記フィルタの出力
信号に応じた周波数の前記帰還クロックを出力するVC
Oとを、備えた位相同期回路において、次のような手段
を設けている。即ち、前記基準クロックが高レベル(以
下、“H”という)の期間に、該基準クロックよりも高
い周波数の検出クロックのパルス数をカウントし、その
カウント数が該基準クロックの“H”の定常時の期間よ
りも長い期間に対応して設定されたカウント数に達した
とき、又は前記基準クロックが低レベル(以下、“L”
という)の期間に、前記検出クロックのパルスをカウン
トし、そのカウント数が該基準クロックの“L”の定常
時の期間よりも長い期間に対応して設定されたカウント
数に達したとき、前記SR−FFをリセット状態に固定
し、その後前記基準クロックのレベルが遷移したとき前
記リセット状態を解除する歯抜けクロック検出回路を設
けている。
【0008】本発明によれば、以上のように位相同期回
路を構成したので、定常時において、位相比較回路中の
SR−FFは、帰還クロックの位相が基準クロックの位
相よりも遅れている場合、該基準クロックのエッジに基
づきセットし、かつ該帰還クロックのエッジに基づきリ
セットすることにより進み情報を生成し、前記帰還クロ
ックの位相が前記基準クロックの位相よりも進んでいる
場合、該帰還クロックのエッジに基づきセットし、かつ
該基準クロックのエッジに基づきリセットすることによ
り遅れ情報を生成する。次に、基準クロックに歯抜けが
発生した場合、歯抜けクロック検出回路は、基準クロッ
クが“H”の期間に、検出クロックのパルス数をカウン
トし、そのカウント数が該基準クロックの“H”の定常
時の期間よりも長い期間に対応して設定されたカウント
数に達したとき、SR−FFをリセット状態に固定し、
その後基準クロックのレベルが“H”から“L”へ遷移
したとき前記リセット状態を解除する。その後、前記S
R−FFは、定常時と同様の動作を行う。同様に、歯抜
けクロック検出回路は、前記基準クロックが“L”の期
間に、前記検出クロックのパルスをカウントし、そのカ
ウント数が該基準クロックの“L”の定常時の期間より
も長い期間に対応して設定されたカウント数に達したと
き、SR−FFをリセット状態に固定し、その後基準ク
ロックのレベルが“L”から“H”へ遷移したとき前記
リセット状態を解除する。その後、前記SR−FFは、
定常時と同様の動作を行い、進み情報又は遅れ情報を出
力する。チャージポンプは、進み情報又は遅れ情報を入
力し、それらを直流電圧レベルに変換してフィルタへ出
力する。フィルタはチャージポンプの出力信号に含まれ
る高周波成分を除去して直流電圧の出力信号を出力す
る。VCOは、フィルタの出力信号に基づいた周波数の
出力信号である前記帰還クロックを出力する。そのた
め、この位相同期回路では、基準クロックに歯抜けが発
生しても、従来のような位相はずれが起こらない。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
位相比較器の構成ブロック図である。この位相比較器
は、従来の図2中の位相比較器1に歯抜けクロック検出
回路5を接続したものである。歯抜けクロック検出回路
5は、基準クロックRinの入力端子RIN及び該基準
クロックRinよりも高速なクロックである検出クロッ
クDETCK の入力端子DINを備えている。又、図1で
は、位相比較器1は、リセット入力端子DRSTから歯
抜けクロック検出回路5の出力信号S5を入力したと
き、初期状態(即ち、進み情報S1uが“L”、かつ遅
れ情報S1dが“H”の状態)ヘ戻る構成である。更
に、図示しないが図2と同様に、位相比較器1の進み情
報S1uの出力端子Uout及び遅れ情報S1dの出力
端子Doutは、チャージポンプ2の進み情報入力端子
及び遅れ情報入力端子にそれぞれ接続されている。チャ
ージポンプ2の出力端子は、ループフィルタ3の入力端
子に接続され、該ループフィルタ3の出力端子がVCO
4の入力端子に接続されている。VCO4の出力端子
は、出力端子OUTに接続されると共に、位相比較器1
の帰還クロック入力端子VINに接続されている。
【0010】図5は、図1中の歯抜けクロック検出回路
の一構成例を示す回路図である。入力端子RINは、D
−FF5A1〜5A8の各リセット端子CLRNに共通
に接続されると共に、インバータ5cを介してD−FF
5B1〜5B8の各リセット端子CLRNに共通に接続
されている。入力端子DETCKは、D−FF5A1〜
5A8,5B1〜5B8の各クロック入力端子ckに共
通に接続されている。D−FF5A1のデータ入力端子
D及びD−FF5A1〜5A8の各セット入力端子PR
Nは、電源電位Vccに接続されている。D−FF5A
1の出力端子Qは、D−FF5A2のデータ入力端子D
に接続されている。D−FF5A2の出力端子Qは、D
−FF5A3のデータ入力端子Dに接続されている。D
−FF5A3の出力端子Qは、D−FF5A4のデータ
入力端子Dに接続されている。D−FF5A4の出力端
子Qは、D−FF5A5のデータ入力端子Dに接続され
ている。D−FF5A5の出力端子Qは、D−FF5A
6のデータ入力端子Dに接続されている。D−FF5A
6の出力端子Qは、D−FF5A7のデータ入力端子D
に接続されている。D−FF5A7の出力端子Qは、D
−FF5A8のデータ入力端子Dに接続されている。D
−FF5A8の出力端子Qは、2入力NOR回路5Dの
第1の入力端子に接続されている。尚、D−FF5A1
〜5A8で、基準クロックRinが“H”の期間に、検
出クロックDETCK のパルス数をカウントするシフトレジ
スタ5Aが構成されている。
【0011】同様に、D−FF5B1のデータ入力端子
D及びD−FF5B1〜5B8の各セット入力端子PR
Nは、電源電位Vccに接続されている。D−FF5B
1の出力端子Qは、D−FF5B2のデータ入力端子D
に接続されている。D−FF5B2の出力端子Qは、D
−FF5B3のデータ入力端子Dに接続されている。D
−FF5B3の出力端子Qは、D−FF5B4のデータ
入力端子Dに接続されている。D−FF5B4の出力端
子Qは、D−FF5B5のデータ入力端子Dに接続され
ている。D−FF5B5の出力端子Qは、D−FF5B
6のデータ入力端子Dに接続されている。D−FF5B
6の出力端子Qは、D−FF5B7のデータ入力端子D
に接続されている。D−FF5B7の出力端子Qは、D
−FF5B8のデータ入力端子Dに接続されている。D
−FF5B8の出力端子Qは、NOR回路5Dの第2の
入力端子に接続されている。尚、D−FF5B1〜5B
8及びインバータ5Cで、基準クロックRinが“L”
の期間に、検出クロックDETCK のパルス数をカウントす
るシフトレジスタ5Bが構成されている。NOR回路5
Dの出力端子は、出力端子DRSTに接続されている。
【0012】図6は、図1の動作を説明するためのタイ
ムチャートであり、縦軸に論理レベル、及び横軸に時間
がとられている。この図を参照しつつ、図1の動作を説
明する。期間T1において、従来の図2と同様に、SR
−FFは基準クロックRinの立上がりエッジに基づき
セットし、該基準クロックRinの位相よりも遅れてい
る帰還クロックS4の立上がりエッジに基づきリセット
することにより進み情報S1uを生成する。期間TAに
おいて、歯抜けクロック検出回路5は、基準クロックR
inが“H”の期間に、該基準クロックRinよりも高
い周波数の検出クロックDETCKのパルス数をカウン
トし、そのカウント数が該基準クロックRinの“H”
の定常時の期間よりも長い期間に対応して設定されたカ
ウント数(本実施形態では8)に達したとき、つまり、
基準クロックRinに歯抜けTbが発生したとき、
“L”の出力信号S5を出力する。
【0013】位相比較器1は、リセット入力端子DRS
Tから出力信号S5を入力したとき、初期状態ヘ戻り、
進み情報S1uが“L”、かつ遅れ情報S1dが“H”
の状態になる。尚、検出クロックDETCK の周波数fh(H
Z)と基準クロックRinの周波数fR(HZ)との間に、fh
=m・fR (mは、一般に、8〜16を選ぶが、整数で
ある必要はない。)なる関係がある場合の検出クロック
DETCKのカウント数nはm/2<n<mと設定すれ
ばよい。期間T2において、基準クロックRinが
“H”から“L”へ遷移したとき、出力信号S5が
“H”になり、再び期間T1と同様に、SR−FFは基
準クロックRinの立上がりエッジに基づきセットし、
該基準クロックRinの位相よりも遅れている帰還クロ
ックS4の立上がりエッジに基づきリセットすることに
より、進み情報S1uを生成する。そして、チャージポ
ンプ2は、進み情報S1uを入力し、それを直流電圧レ
ベルに変換して出力信号S2を出力する。ループフィル
タ3は出力信号S2に含まれる高周波成分を除去して直
流電圧の出力信号S3を出力する。VCO4は、ループ
フィルタ3からの出力信号S3に基づいた周波数の出力
信号である前記帰還クロックS4を出力する。
【0014】以上のように、本実施形態では、期間TA
のように、基準クロックRinに歯抜けTBが発生した
とき、歯抜けクロック検出回路5は“L”の出力信号S
5を出力する。位相比較器1は、リセット入力端子DR
STから“L”の出力信号S5を入力して初期状態ヘ戻
り、進み情報S1uが“L”、かつ遅れ情報S1dが
“H”の状態になる。そのため、期間T2において、基
準クロックRinが“H”から“L”へ遷移しても、位
相比較器1は、誤動作することなく、正常に動作する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が
可能である。その変形例としては、例えば次のようなも
のがある。
【0015】(a) 実施形態では、基準クロックRi
nが“H”の期間において歯抜けTBが発生する例を説
明したが、該基準クロックRinが“L”の期間におい
て歯抜けが発生した場合でも本発明が同様に適用され
る。 (b) 本発明は、ディジタル伝送装置において、用い
られることのある高速クロック(a(Hz))に、それよ
りも低速な低速クロック(b(Hz))(この時、aとb
にはa=n・bなる関係が成立していることが必要であ
り、nは整数)を時分割的に多重されたものから、高速
クロック成分のみを抽出し、PLL回路を高速クロック
に同期させることが可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、帰還クロックの位相が基準クロックの位相よりも
遅れている場合、該基準クロックのエッジに基づきセッ
トし、該帰還クロックのエッジに基づきリセットするこ
とにより進み情報を生成し、前記帰還クロックの位相が
前記基準クロックの位相よりも進んでいる場合、該帰還
クロックのエッジに基づきセットし、該基準クロックの
エッジに基づきリセットすることにより遅れ情報を生成
するセット/リセット型フリップフロップを有する位相
比較回路を用いている場合、基準クロックに歯抜け(即
ち、断)が発生しても、前記位相比較回路に対してリセ
ットを掛けて初期状態に戻す歯抜けクロック検出回路を
設けたので、該位相比較回路が誤動作することを防止で
きる。更に、この歯抜けクロック検出回路を設けること
によって、該位相比較回路を用いたPLL回路が基準ク
ロックの歯抜けにより擾乱することなく、安定に動作で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の位相比較器の回路図であ
る。
【図2】従来のPLL回路の構成ブロック図である。
【図3】図2中の位相比較器の回路図である。
【図4】図3のタイムチャートである。
【図5】図1中の歯抜けクロック検出回路の回路図であ
る。
【図6】図1のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 位相比較回路 2 チャージポンプ 3 ループフィルタ 4 電圧制御発振器 5 歯抜けクロック検出
回路 1e,1h NOR回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−18447(JP,A) 実開 平5−68132(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/06 - 7/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帰還クロックの位相が基準クロックの位
    相よりも遅れている場合、該基準クロックのエッジに基
    づきセットし、かつ該帰還クロックのエッジに基づきリ
    セットすることにより進み情報を生成し、前記帰還クロ
    ックの位相が前記基準クロックの位相よりも進んでいる
    場合、該帰還クロックのエッジに基づきセットし、かつ
    該基準クロックのエッジに基づきリセットすることによ
    り遅れ情報を生成するセット/リセット型フリップフロ
    ップを有する位相比較回路と、 前記進み情報又は前記遅れ情報を入力し、該進み情報又
    は該遅れ情報に対応した直流電圧を出力するチャージポ
    ンプと、 前記チャージポンプの出力信号に含まれる高周波成分を
    除去するフィルタと、 前記フィルタの出力信号に応じた周波数の前記帰還クロ
    ックを出力する電圧制御発振器とを、 備えた位相同期回路において、 前記基準クロックが高レベルの期間に、該基準クロック
    よりも高い周波数の検出クロックのパルス数をカウント
    し、そのカウント数が該基準クロックの高レベルの定常
    時の期間よりも長い期間に対応して設定されたカウント
    数に達したとき、又は前記基準クロックが低レベルの期
    間に、前記検出クロックのパルスをカウントし、そのカ
    ウント数が該基準クロックの低レベルの定常時の期間よ
    りも長い期間に対応して設定されたカウント数に達した
    とき、前記セット/リセット型フリップフロップをリセ
    ット状態に固定し、その後前記基準クロックのレベルが
    遷移したとき前記リセット状態を解除する歯抜けクロッ
    ク検出回路を、 設けたことを特徴とする位相同期回路。
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