JP3181553B2 - 勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を有する連設管渠型側溝体 - Google Patents
勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を有する連設管渠型側溝体Info
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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- Y02A30/60—Planning or developing urban green infrastructure
Landscapes
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、勾配水路面を有す
る単位管渠型側溝の製造方法およびその製造装置、勾配
水路面を有する連設管渠型側溝体に関し、特に予め形成
された単位管渠型側溝体の水路面に対し勾配水路面を形
成する製造方法およびその製造装置、並びに勾配水路面
を有する連設管渠型側溝体に関する。
る単位管渠型側溝の製造方法およびその製造装置、勾配
水路面を有する連設管渠型側溝体に関し、特に予め形成
された単位管渠型側溝体の水路面に対し勾配水路面を形
成する製造方法およびその製造装置、並びに勾配水路面
を有する連設管渠型側溝体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、下水を流すために地中に埋設
されて敷設される側溝体として、暗渠型、管渠型、門型
及びＵ字型側溝体等が使用されている。
されて敷設される側溝体として、暗渠型、管渠型、門型
及びＵ字型側溝体等が使用されている。
【０００３】このような側溝体は、複数の側溝体を連設
して敷設されるもので、これらは地面の形状に沿って敷
設される関係から、勾配を有する地面上に敷設される場
合にはそれに合わせた勾配で施工されることとなる。
して敷設されるもので、これらは地面の形状に沿って敷
設される関係から、勾配を有する地面上に敷設される場
合にはそれに合わせた勾配で施工されることとなる。
【０００４】ところが、水平な地面でも特定方向に流れ
を形成するために勾配状態に施工する必要が生じ、多少
の勾配を有する地面であってもこの勾配に対し逆勾配に
施工する必要が生ずる場合がある。
を形成するために勾配状態に施工する必要が生じ、多少
の勾配を有する地面であってもこの勾配に対し逆勾配に
施工する必要が生ずる場合がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような勾配を形成
する際には、従来では特別な構造として例えば門型のよ
うな底面が開放した構成の側溝体でなければ、前述した
勾配構造の施工が困難であった。
する際には、従来では特別な構造として例えば門型のよ
うな底面が開放した構成の側溝体でなければ、前述した
勾配構造の施工が困難であった。
【０００６】すなわち、門型側溝体の場合には、先ず連
設して敷設される個所を予め掘削して溝を形成し、該溝
の平坦な底面に門型の底板となる側溝体幅に略相当する
幅でコンクリートを打設して縦断方向に所定勾配の勾配
面を形成するか、または平板状のコンクリート板を敷設
した上にコンクリートによって勾配面が形成される。
設して敷設される個所を予め掘削して溝を形成し、該溝
の平坦な底面に門型の底板となる側溝体幅に略相当する
幅でコンクリートを打設して縦断方向に所定勾配の勾配
面を形成するか、または平板状のコンクリート板を敷設
した上にコンクリートによって勾配面が形成される。
【０００７】次にその勾配面として形成された水路面上
に門型側溝体を水平に設置し、その底板との接合面を目
地等によりシール施工して勾配水路面を有する側溝体を
形成していた。
に門型側溝体を水平に設置し、その底板との接合面を目
地等によりシール施工して勾配水路面を有する側溝体を
形成していた。
【０００８】このような従来の施工方法では、側溝体の
構造が門型に限定されてしまうのと、底板の勾配面成形
が現場での作業となるため基準位置に対する勾配のレベ
ル出しが困難となり、勾配面が形成されても打設された
コンクリートが固まるまでに時間を要し、勾配の設定が
完成しても底板に接続する際の目地によるシール作業等
が必要となる等、施工作業性が著しく低下する問題を有
していた。
構造が門型に限定されてしまうのと、底板の勾配面成形
が現場での作業となるため基準位置に対する勾配のレベ
ル出しが困難となり、勾配面が形成されても打設された
コンクリートが固まるまでに時間を要し、勾配の設定が
完成しても底板に接続する際の目地によるシール作業等
が必要となる等、施工作業性が著しく低下する問題を有
していた。
【０００９】本発明はこのような問題点を解決するた
め、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面上に底型
を用いて所望の勾配面を形成して連設管渠型側溝体また
は単一の管渠型側溝体として工場での生産が可能とな
り、現場での勾配水路面を有する側溝体の施工作業を著
しく向上することができる勾配水路面を有する単位管渠
型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を
有する連設管渠型側溝体を提供することを目的としてい
る。
め、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面上に底型
を用いて所望の勾配面を形成して連設管渠型側溝体また
は単一の管渠型側溝体として工場での生産が可能とな
り、現場での勾配水路面を有する側溝体の施工作業を著
しく向上することができる勾配水路面を有する単位管渠
型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を
有する連設管渠型側溝体を提供することを目的としてい
る。
【００１０】
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の単位管渠型側溝
体の製造方法は、予め形成された単位管渠型側溝体の水
路面上方の両水路内壁に弾性体から成る底型を前記単位
管渠型側溝体の水路内壁に押圧保持し密接接合させて勾
配状態に設定する押圧保持工程と、押圧保持された底型
を前記管渠型側溝体の水路面に対し空間状の勾配面が形
成されるよう少なくともその両端を前記管渠型側溝体の
高さ方向に設定保持する高さ設定工程と、前記単位管渠
型側溝体を直立状態に立設させた状態で前記空間内にコ
ンクリートを充填する工程とにより単位管渠型側溝体の
水路面に勾配を形成することを特徴としている。この特
徴によれば、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面
上方に押圧保持された底型によって空間が形成されるの
で、この状態の単位管渠型側溝体を直立状態に立設させ
て前記空間内にコンクリートを充填するだけで容易に勾
配水路面を形成することができ、工場での量産が可能と
なる。
体の製造方法は、予め形成された単位管渠型側溝体の水
路面上方の両水路内壁に弾性体から成る底型を前記単位
管渠型側溝体の水路内壁に押圧保持し密接接合させて勾
配状態に設定する押圧保持工程と、押圧保持された底型
を前記管渠型側溝体の水路面に対し空間状の勾配面が形
成されるよう少なくともその両端を前記管渠型側溝体の
高さ方向に設定保持する高さ設定工程と、前記単位管渠
型側溝体を直立状態に立設させた状態で前記空間内にコ
ンクリートを充填する工程とにより単位管渠型側溝体の
水路面に勾配を形成することを特徴としている。この特
徴によれば、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面
上方に押圧保持された底型によって空間が形成されるの
で、この状態の単位管渠型側溝体を直立状態に立設させ
て前記空間内にコンクリートを充填するだけで容易に勾
配水路面を形成することができ、工場での量産が可能と
なる。
【００１２】本発明の勾配水路面を有する単位管渠型側
溝体の製造装置は、予め形成された単位管渠型側溝体の
水路面上方の両水路内壁に密接接合させて勾配状態で設
定される底型と、該底型の少なくとも両端を単位管渠型
側溝体の水路内壁に対し更に幅方向に押圧保持して勾配
状態に設定する押圧手段と、勾配状態に押圧保持された
前記底型の少なくとも両端を前記単位管渠型側溝体の水
路面に対し所定高さ位置に設定保持して底型底面と前記
管渠型側溝体水路面との間に空間を形成する高さ設定手
段とで構成することを特徴とている。この特徴によれ
ば、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面上方の両
水路内壁に底型を勾配状態に密接接合させて保持させる
だけで空間を形成することができるので、勾配水路面を
有する単位管渠型側溝体を工場内で容易に量産すること
ができる。
溝体の製造装置は、予め形成された単位管渠型側溝体の
水路面上方の両水路内壁に密接接合させて勾配状態で設
定される底型と、該底型の少なくとも両端を単位管渠型
側溝体の水路内壁に対し更に幅方向に押圧保持して勾配
状態に設定する押圧手段と、勾配状態に押圧保持された
前記底型の少なくとも両端を前記単位管渠型側溝体の水
路面に対し所定高さ位置に設定保持して底型底面と前記
管渠型側溝体水路面との間に空間を形成する高さ設定手
段とで構成することを特徴とている。この特徴によれ
ば、予め形成された単位管渠型側溝体の水路面上方の両
水路内壁に底型を勾配状態に密接接合させて保持させる
だけで空間を形成することができるので、勾配水路面を
有する単位管渠型側溝体を工場内で容易に量産すること
ができる。
【００１３】本発明の勾配水路面を有する単位管渠型側
溝体の製造装置は、前記底型が、合成樹脂製又は鋼製の
管体であって単位管渠型側溝体の水路幅より若干大径に
構成され、前記管体の一側面を少なくとも該管体の直径
より小さい幅で縦断方向に切断して成り、対向する切断
端部を伸縮可能な牽引手段により弾性力に抗して引き寄
せて前記管渠型側溝体の水路内に挿嵌したのち復帰弾力
により管渠型側溝体水路面上に傾斜させて挿嵌保持され
れば好適である。このようにすることにより、底型が通
常の弾性変形可能な合成樹脂管から成る管体の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
するだけの簡単な加工で形成することができ、これを単
位管渠型側溝体の水路面上に自分自身の弾性力を利用し
て保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
溝体の製造装置は、前記底型が、合成樹脂製又は鋼製の
管体であって単位管渠型側溝体の水路幅より若干大径に
構成され、前記管体の一側面を少なくとも該管体の直径
より小さい幅で縦断方向に切断して成り、対向する切断
端部を伸縮可能な牽引手段により弾性力に抗して引き寄
せて前記管渠型側溝体の水路内に挿嵌したのち復帰弾力
により管渠型側溝体水路面上に傾斜させて挿嵌保持され
れば好適である。このようにすることにより、底型が通
常の弾性変形可能な合成樹脂管から成る管体の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
するだけの簡単な加工で形成することができ、これを単
位管渠型側溝体の水路面上に自分自身の弾性力を利用し
て保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
【００１４】本発明の勾配水路面を有する単位管渠型側
溝体の製造装置は、前記押圧手段が、中央にタンバック
ルを有し、該タンバックルの両端に螺合し先端にストッ
パを設けた逆ねじの組合せから成る一対のねじ軸と、該
ねじ軸に軸方向移動可能に挿通保持されて前記ストッパ
に対し回転不能に且つ離脱不能に係止する一対の押圧体
と、該押圧体を前記タンバックルの両端に対し外方に向
けて弾力的に押圧する付勢手段とで構成されれば好適で
ある。このようにすることにより、水路内壁の寸法にバ
ラツキが生じていても所定圧力により押圧体を弾力的に
押圧して仮保持することができるので、この状態でタン
バックルを回転することにより前記押圧体に代えてスト
ッパにより管体の内側が押圧され所定の勾配角度に設定
された管体を確実に保持することができる。
溝体の製造装置は、前記押圧手段が、中央にタンバック
ルを有し、該タンバックルの両端に螺合し先端にストッ
パを設けた逆ねじの組合せから成る一対のねじ軸と、該
ねじ軸に軸方向移動可能に挿通保持されて前記ストッパ
に対し回転不能に且つ離脱不能に係止する一対の押圧体
と、該押圧体を前記タンバックルの両端に対し外方に向
けて弾力的に押圧する付勢手段とで構成されれば好適で
ある。このようにすることにより、水路内壁の寸法にバ
ラツキが生じていても所定圧力により押圧体を弾力的に
押圧して仮保持することができるので、この状態でタン
バックルを回転することにより前記押圧体に代えてスト
ッパにより管体の内側が押圧され所定の勾配角度に設定
された管体を確実に保持することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明の勾配水路面を有す
る単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置によ
り形成された単位管渠型側溝体の部分断面を有する斜視
図、図２は勾配水路面を有する連設管渠型側溝体の断面
図、図３は勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造
装置の斜視図、図４〜図６及び図８は底型を製造装置に
よって単位管渠型側溝体内に設定する手順の説明図であ
り、図７は押圧手段の斜視図である。
に基づいて説明する。図１は本発明の勾配水路面を有す
る単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置によ
り形成された単位管渠型側溝体の部分断面を有する斜視
図、図２は勾配水路面を有する連設管渠型側溝体の断面
図、図３は勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造
装置の斜視図、図４〜図６及び図８は底型を製造装置に
よって単位管渠型側溝体内に設定する手順の説明図であ
り、図７は押圧手段の斜視図である。
【００１６】図１に示されるように、１は本発明の製造
方法により水路内に勾配が形成された単位管渠型側溝体
を示し、この単位管渠型側溝体１は、通常の単位管渠型
側溝体の水路面にコンクリートＣを充填することにより
水路面が所定勾配になるよう断面が湾曲した状態に形成
される。
方法により水路内に勾配が形成された単位管渠型側溝体
を示し、この単位管渠型側溝体１は、通常の単位管渠型
側溝体の水路面にコンクリートＣを充填することにより
水路面が所定勾配になるよう断面が湾曲した状態に形成
される。
【００１７】図２は、単位管渠型側溝体１が複数個連設
接続させて勾配水路面を有する連設管渠型側溝体１０を
構成したもので、この連設管渠型側溝体１０は、予め形
成された単位管渠型側溝体１の水路底Ｂ上にコンクリー
トＣを充填させて所定の勾配を形成した複数の単位管渠
型側溝体１、２、３を連設して所定長さの連続した勾配
水路面が形成される。
接続させて勾配水路面を有する連設管渠型側溝体１０を
構成したもので、この連設管渠型側溝体１０は、予め形
成された単位管渠型側溝体１の水路底Ｂ上にコンクリー
トＣを充填させて所定の勾配を形成した複数の単位管渠
型側溝体１、２、３を連設して所定長さの連続した勾配
水路面が形成される。
【００１８】この連設管渠型側溝体１０は、単位管渠型
側溝体１の一端接合部Ｓ１における水路底面Ｂが該接合
部Ａに接合される他の第１単位管渠型側溝体２の底面か
ら水路底面までの高さｈ１と同一の高さｈ１を有し、こ
の単位管渠型側溝体１の他端接合部Ｓ２における水路底
Ｂの高さｈ２が該接合部Ｓ２に接合される他の第２単位
管渠型側溝体３の底面から水路底までの高さｈ２と同一
の高さｈ２を有し、他端の水路底の高さｈ２は一端の高
さｈ１より低い高さに形成されて所定勾配の水路に形成
されている。
側溝体１の一端接合部Ｓ１における水路底面Ｂが該接合
部Ａに接合される他の第１単位管渠型側溝体２の底面か
ら水路底面までの高さｈ１と同一の高さｈ１を有し、こ
の単位管渠型側溝体１の他端接合部Ｓ２における水路底
Ｂの高さｈ２が該接合部Ｓ２に接合される他の第２単位
管渠型側溝体３の底面から水路底までの高さｈ２と同一
の高さｈ２を有し、他端の水路底の高さｈ２は一端の高
さｈ１より低い高さに形成されて所定勾配の水路に形成
されている。
【００１９】そして、中央に配置される単位管渠側溝体
１の一端Ｓ１に接合される他方の単位管渠側溝体２の接
合面Ｓ１と反対側端面の水路底高さｈ０は、接合面Ｓ１
側の水路底高さｈ１より低く形成され、同様に単位管渠
型側溝体１の他端Ｓ２側に接合される他方の第２単位管
渠型側溝体３の接合面Ｓ２と反対側端面の水路底高さｈ
３は接合面Ｓ２側の水路底高さｈ２より高く形成され、
３個の単位管渠型側溝体が接合された状態では連続した
勾配水路面が形成される。
１の一端Ｓ１に接合される他方の単位管渠側溝体２の接
合面Ｓ１と反対側端面の水路底高さｈ０は、接合面Ｓ１
側の水路底高さｈ１より低く形成され、同様に単位管渠
型側溝体１の他端Ｓ２側に接合される他方の第２単位管
渠型側溝体３の接合面Ｓ２と反対側端面の水路底高さｈ
３は接合面Ｓ２側の水路底高さｈ２より高く形成され、
３個の単位管渠型側溝体が接合された状態では連続した
勾配水路面が形成される。
【００２０】次に、上記のように形成された連設管渠型
側溝体１０では、例えば各単位管渠型側溝体１、２、３
が順次連設して接合されると各接合面Ｓ１、Ｓ２におけ
る水路底Ｂの高さｈ１、ｈ２が互いに一致するので、現
場で水平に掘削された溝内に所定長さに応じて連接した
単位管渠型側溝体を水平に埋設するだけの作業で敷設す
ることができ、現場での施工作業性を向上させることが
できる。
側溝体１０では、例えば各単位管渠型側溝体１、２、３
が順次連設して接合されると各接合面Ｓ１、Ｓ２におけ
る水路底Ｂの高さｈ１、ｈ２が互いに一致するので、現
場で水平に掘削された溝内に所定長さに応じて連接した
単位管渠型側溝体を水平に埋設するだけの作業で敷設す
ることができ、現場での施工作業性を向上させることが
できる。
【００２１】尚、これら連設される複数の単位管渠型側
溝体は、所望に応じて必要な施工長さを設定することが
できる。
溝体は、所望に応じて必要な施工長さを設定することが
できる。
【００２２】次に、本発明の勾配水路面を有する単位管
渠型側溝体の製造装置につき説明する。先ず図３に示さ
れるように、単位管渠型側溝体の製造装置は、予め形成
された単位管渠型側溝体１の水路底Ｂ上方の両水路内壁
Ｈに密接接合させて全長に亘って勾配状態で設定される
底型４と、該底型４の少なくとも両端を単位管渠型側溝
体１の水路内壁Ｈに対し幅方向に押圧保持して単位管渠
型側溝体１全長に亘って勾配状態に設定する押圧手段５
と、勾配状態に押圧保持された底型４の少なくとも両端
を単位管渠型側溝体１水路底Ｂに対し所定高さ位置に設
定保持して底型４底面と単位管渠型側溝体１の水路面Ｂ
との間に形成された空間を保持する高さ設定手段６とで
構成されている。
渠型側溝体の製造装置につき説明する。先ず図３に示さ
れるように、単位管渠型側溝体の製造装置は、予め形成
された単位管渠型側溝体１の水路底Ｂ上方の両水路内壁
Ｈに密接接合させて全長に亘って勾配状態で設定される
底型４と、該底型４の少なくとも両端を単位管渠型側溝
体１の水路内壁Ｈに対し幅方向に押圧保持して単位管渠
型側溝体１全長に亘って勾配状態に設定する押圧手段５
と、勾配状態に押圧保持された底型４の少なくとも両端
を単位管渠型側溝体１水路底Ｂに対し所定高さ位置に設
定保持して底型４底面と単位管渠型側溝体１の水路面Ｂ
との間に形成された空間を保持する高さ設定手段６とで
構成されている。
【００２３】更に詳しくは、底型４は、合成樹脂製又は
鋼製として例えば弾性を有する塩化ビニール等の管体が
使用され、単位管渠型側溝体１の水路幅と同径か又は水
路幅より若干大径に構成されており、管体４の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
されて成り、対向する切断端部を伸縮可能な牽引手段７
により弾性力に抗して引き寄せて管渠型側溝体１の水路
内に挿嵌したのち管体自体の復帰弾力により管渠型側溝
体１の水路底Ｂ上に傾斜させて挿嵌保持されると、管体
４の底面と管渠型側溝体１水路面Ｂとの間に空間が形成
されるようになっている。
鋼製として例えば弾性を有する塩化ビニール等の管体が
使用され、単位管渠型側溝体１の水路幅と同径か又は水
路幅より若干大径に構成されており、管体４の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
されて成り、対向する切断端部を伸縮可能な牽引手段７
により弾性力に抗して引き寄せて管渠型側溝体１の水路
内に挿嵌したのち管体自体の復帰弾力により管渠型側溝
体１の水路底Ｂ上に傾斜させて挿嵌保持されると、管体
４の底面と管渠型側溝体１水路面Ｂとの間に空間が形成
されるようになっている。
【００２４】次に牽引手段７は、図３及び図４に示され
るように、中央にタンバックル８を有し、このタンバッ
クル８に螺合し先端がＬ字状に折曲形成された逆ねじの
組合わせから成る一対のねじ軸９ａ、９ｂから構成され
ている。
るように、中央にタンバックル８を有し、このタンバッ
クル８に螺合し先端がＬ字状に折曲形成された逆ねじの
組合わせから成る一対のねじ軸９ａ、９ｂから構成され
ている。
【００２５】また、押圧手段５は、図７に示されるよう
に、中央にタンバックル１３を有し、該タンバックル１
３の両端に螺合し先端に角形のストッパ１４、１４を設
けた逆ねじの組合わせから成る一対のねじ軸１５ａ、１
５ｂと、該ねじ軸１５ａ、１５ｂに軸方向移動可能に挿
通保持されてコ字形に形成されたストッパ１４、１４に
嵌合されて回転不能に係止し、且つ離脱不能に係止する
一対の押圧体１７、１７と、該押圧体１７、１７をタン
バックル１３の両端に対し外側に弾力的に押圧する付勢
手段としての圧縮ばね１６、１６で構成されている。
に、中央にタンバックル１３を有し、該タンバックル１
３の両端に螺合し先端に角形のストッパ１４、１４を設
けた逆ねじの組合わせから成る一対のねじ軸１５ａ、１
５ｂと、該ねじ軸１５ａ、１５ｂに軸方向移動可能に挿
通保持されてコ字形に形成されたストッパ１４、１４に
嵌合されて回転不能に係止し、且つ離脱不能に係止する
一対の押圧体１７、１７と、該押圧体１７、１７をタン
バックル１３の両端に対し外側に弾力的に押圧する付勢
手段としての圧縮ばね１６、１６で構成されている。
【００２６】次に高さ設定手段６は、図６に示されるよ
うに中央にタンバックル２５を有し、該タンバックル２
５の一端上部に貫通穴１８が形成された押圧部材１９を
先端に固定したねじ軸２０が螺合され、他端下部には、
底型となる管体４の底部内壁に縦断方向に当接するアン
グル材２２の一部にピン穴を挿通したピン２３介して挿
通係止する板状のブラケット２１が固定された逆ねじと
なるねじ軸２４が螺合されて構成される。
うに中央にタンバックル２５を有し、該タンバックル２
５の一端上部に貫通穴１８が形成された押圧部材１９を
先端に固定したねじ軸２０が螺合され、他端下部には、
底型となる管体４の底部内壁に縦断方向に当接するアン
グル材２２の一部にピン穴を挿通したピン２３介して挿
通係止する板状のブラケット２１が固定された逆ねじと
なるねじ軸２４が螺合されて構成される。
【００２７】これにより、高さ設定手段６は、管体４の
内面底部が単位管渠型側溝体１の天井部との間でタンバ
ックル２５を回転させることにより押圧され、管体４
を、単位管渠型側溝体１の縦断方向両端の水路底Ｂとの
間隔、すなわち単位管渠型側溝体１の底面から水路底Ｂ
までの高さｈ１、ｈ２に設定し、所定の勾配に設定して
保持することができる。
内面底部が単位管渠型側溝体１の天井部との間でタンバ
ックル２５を回転させることにより押圧され、管体４
を、単位管渠型側溝体１の縦断方向両端の水路底Ｂとの
間隔、すなわち単位管渠型側溝体１の底面から水路底Ｂ
までの高さｈ１、ｈ２に設定し、所定の勾配に設定して
保持することができる。
【００２８】次に、上記のよう構成された製造装置を用
いて勾配水路面を有する単位側溝体を製造する製造方法
につき説明する。
いて勾配水路面を有する単位側溝体を製造する製造方法
につき説明する。
【００２９】先ず、底型としての管体４を単位管渠型側
溝体１内に設定する手順につき説明する。図４に示され
るように、水平状態に設置された単位管渠型側溝体１の
水路内に管体４の対向する切断端部を伸縮可能な牽引手
段７により牽引する。
溝体１内に設定する手順につき説明する。図４に示され
るように、水平状態に設置された単位管渠型側溝体１の
水路内に管体４の対向する切断端部を伸縮可能な牽引手
段７により牽引する。
【００３０】そこで、予め形成されている単位側溝体１
の水路面Ｂ上方の両水路内壁Ｈに弾性体から成る底型と
しての管体４を牽引手段７により幅方向に牽引して縮径
した上で単位側溝体１の水路内に挿入した後に再び拡径
し、幅方向の復帰弾性力により単位管渠型側溝体１の水
路内壁Ｈに押圧状態に密接接合させて全長に亘って勾配
状態に設定する。
の水路面Ｂ上方の両水路内壁Ｈに弾性体から成る底型と
しての管体４を牽引手段７により幅方向に牽引して縮径
した上で単位側溝体１の水路内に挿入した後に再び拡径
し、幅方向の復帰弾性力により単位管渠型側溝体１の水
路内壁Ｈに押圧状態に密接接合させて全長に亘って勾配
状態に設定する。
【００３１】次に、図５に示されるように、所定の勾配
角度に設定保持された管体４を押圧手段５により、管渠
型側溝体内壁Ｈに押し付けて押圧保持し、該管体４の底
面と管渠型側溝体１の水路底Ｂとの間に空間を形成す
る。尚、水路幅と同径の管体４が使用される場合は、牽
引手段７を使用して縮径させずに管体４の内壁を押圧手
段５によって押圧保持する。この場合、管体４は牽引手
段７によって縮径されないので、管体４の底面は水路幅
と同径の円弧を得ることができる。
角度に設定保持された管体４を押圧手段５により、管渠
型側溝体内壁Ｈに押し付けて押圧保持し、該管体４の底
面と管渠型側溝体１の水路底Ｂとの間に空間を形成す
る。尚、水路幅と同径の管体４が使用される場合は、牽
引手段７を使用して縮径させずに管体４の内壁を押圧手
段５によって押圧保持する。この場合、管体４は牽引手
段７によって縮径されないので、管体４の底面は水路幅
と同径の円弧を得ることができる。
【００３２】続いて、図６に示されるように、押圧保持
された管体４を管渠型側溝体１の水路底Ｂに対し勾配が
形成されるよう少なくとも両端を高さ設定手段６により
管渠型側溝体１の高さ方向に調整保持する。
された管体４を管渠型側溝体１の水路底Ｂに対し勾配が
形成されるよう少なくとも両端を高さ設定手段６により
管渠型側溝体１の高さ方向に調整保持する。
【００３３】次に、図８に示されるように単位管渠型側
溝体１を直立状態に立設させた状態で空間内にコンクリ
ートＣを充填することにより単位管渠型側溝体１の水路
底Ｂに勾配が形成される。
溝体１を直立状態に立設させた状態で空間内にコンクリ
ートＣを充填することにより単位管渠型側溝体１の水路
底Ｂに勾配が形成される。
【００３４】このように、底型４として、通常の弾性変
形可能な合成樹脂管から成る例えば塩化ビニール製の管
体４を用いることにより、この管体４の一側面を少なく
とも該管体４の直径より小さい幅で縦断方向に切断する
だけの簡単な加工で形成することができ、これを単位管
渠型側溝体１の水路面Ｂ上に自己の弾性力を利用して仮
保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
形可能な合成樹脂管から成る例えば塩化ビニール製の管
体４を用いることにより、この管体４の一側面を少なく
とも該管体４の直径より小さい幅で縦断方向に切断する
だけの簡単な加工で形成することができ、これを単位管
渠型側溝体１の水路面Ｂ上に自己の弾性力を利用して仮
保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
【００３５】また、水路面内壁Ｈの寸法にバラツキが生
じていても所定圧力により押圧体１７を弾力的に押圧し
て仮保持することができるので、この状態でタンバック
ル１３を回転することにより押圧体１７に代えてストッ
パ１４により管体４の内側が押圧され所定の勾配角度に
設定された管体を確実に押圧保持することができる。
じていても所定圧力により押圧体１７を弾力的に押圧し
て仮保持することができるので、この状態でタンバック
ル１３を回転することにより押圧体１７に代えてストッ
パ１４により管体４の内側が押圧され所定の勾配角度に
設定された管体を確実に押圧保持することができる。
【００３６】さらに、予め形成された単位管渠型側溝体
１の水路底Ｂ上方に押圧保持された管体４によって勾配
状の空間が形成されるので、この状態の単位管渠型側溝
体１を直立状態に立設させて空間内にコンクリートＣを
充填するだけで容易に勾配水路面を形成することがで
き、工場での量産が可能となる。
１の水路底Ｂ上方に押圧保持された管体４によって勾配
状の空間が形成されるので、この状態の単位管渠型側溝
体１を直立状態に立設させて空間内にコンクリートＣを
充填するだけで容易に勾配水路面を形成することがで
き、工場での量産が可能となる。
【００３７】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【００３８】
【００３９】（ａ）請求項１の発明によれば、予め形成
された単位管渠型側溝体の水路面上方に押圧保持された
底型によって空間が形成されるので、この状態の単位管
渠型側溝体を直立状態に立設させて前記空間内にコンク
リートを充填するだけで容易に勾配水路面を形成するこ
とができ、工場での量産が可能となる。
された単位管渠型側溝体の水路面上方に押圧保持された
底型によって空間が形成されるので、この状態の単位管
渠型側溝体を直立状態に立設させて前記空間内にコンク
リートを充填するだけで容易に勾配水路面を形成するこ
とができ、工場での量産が可能となる。
【００４０】（ｂ）請求項２の発明によれば、予め形成
された単位管渠型側溝体の水路面上方の両水路内壁に底
型を勾配状態に密接接合させて保持させるだけで空間を
形成することができるので、勾配水路面を有する単位管
渠型側溝体を工場内で容易に量産することができる。
された単位管渠型側溝体の水路面上方の両水路内壁に底
型を勾配状態に密接接合させて保持させるだけで空間を
形成することができるので、勾配水路面を有する単位管
渠型側溝体を工場内で容易に量産することができる。
【００４１】（ｃ）請求項３の発明によれば、底型が通
常の弾性変形可能な合成樹脂管から成る管体の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
するだけの簡単な加工で形成することができ、これを単
位管渠型側溝体の水路面上に自分自身の弾性力を利用し
て保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
常の弾性変形可能な合成樹脂管から成る管体の一側面を
少なくとも該管体の直径より小さい幅で縦断方向に切断
するだけの簡単な加工で形成することができ、これを単
位管渠型側溝体の水路面上に自分自身の弾性力を利用し
て保持され、この状態で確実に挿嵌保持することができ
る。
【００４２】（ｄ）請求項４の発明によれば、水路内壁
の寸法にバラツキが生じていても所定圧力により押圧体
を弾力的に押圧して仮保持することができるので、この
状態でタンバックルを回転することにより前記押圧体に
代えてストッパにより管体の内側が押圧され所定の勾配
角度に設定された管体を確実に保持することができる。
の寸法にバラツキが生じていても所定圧力により押圧体
を弾力的に押圧して仮保持することができるので、この
状態でタンバックルを回転することにより前記押圧体に
代えてストッパにより管体の内側が押圧され所定の勾配
角度に設定された管体を確実に保持することができる。
【００４３】
【図１】本発明の勾配水路面を有する単位管渠型側溝体
の製造方法およびその製造装置により形成された単位管
渠型側溝体の部分断面を有する斜視図である。
の製造方法およびその製造装置により形成された単位管
渠型側溝体の部分断面を有する斜視図である。
【図２】勾配水路面を有する連設管渠型側溝体の断面図
である。
である。
【図３】勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図４】底型を製造装置によって単位管渠型側溝体内に
設定する手順の説明図である。
設定する手順の説明図である。
【図５】底型を製造装置によって単位管渠型側溝体内に
設定する手順の説明図である。
設定する手順の説明図である。
【図６】底型を製造装置によって単位管渠型側溝体内に
設定する手順の説明図である。
設定する手順の説明図である。
【図７】押圧手段の斜視図である。
【図８】底型を製造装置によって単位管渠型側溝体内に
設定する手順の説明図である。
設定する手順の説明図である。
１ 単位管渠型側溝体 ２ 単位管渠型側溝体 ３ 単位管渠型側溝体 ４ 管体 ５ 押圧手段 ６ 高さ設定手段 ７ 牽引手段 ８ タンバックル ９ａ、９ｂ ねじ軸 １０ 連設管渠型側溝体 １３ タンバックル １４ ストッパ １５ａ、１５ｂ ねじ軸 １６ 圧縮ばね １７ 押圧体 １８ 貫通穴 １９ 押圧部材 ２０ ねじ軸 ２１ ブラケット ２２ アングル材 ２３ ピン ２４ ねじ軸 ２５ タンバックル Ｂ 水路面 ｈ０、ｈ１、ｈ２、ｈ３高さ Ｈ 内壁 Ｓ１、Ｓ２ 接合面
Claims (4)
- 【請求項１】 予め形成された単位管渠型側溝体の水路
面上方の両水路内壁に弾性体から成る底型を前記単位管
渠型側溝体の水路内壁に押圧保持し密接接合させて勾配
状態に設定する押圧保持工程と、押圧保持された底型を
前記管渠型側溝体の水路面に対し空間状の勾配面が形成
されるよう少なくともその両端を前記管渠型側溝体の高
さ方向に設定保持する高さ設定工程と、前記単位管渠型
側溝体を直立状態に立設させた状態で前記空間内にコン
クリートを充填する工程とにより単位管渠型側溝体の水
路面に勾配を形成することを特徴とする勾配水路面を有
する単位管渠型側溝体の製造方法。 - 【請求項２】 予め形成された単位管渠型側溝体の水路
面上方の両水路内壁に密接接合させて勾配状態で設定さ
れる底型と、該底型の少なくとも両端を単位管渠型側溝
体の水路内壁に対し更に幅方向に押圧保持して勾配状態
に設定する押圧手段と、勾配状態に押圧保持された前記
底型の少なくとも両端を前記単位管渠型側溝体の水路面
に対し所定高さ位置に設定保持して底型底面と前記管渠
型側溝体水路面との間に空間を形成する高さ設定手段と
で構成することを特徴とする勾配水路面を有する単位管
渠型側溝体の製造装置。 - 【請求項３】 前記底型は、合成樹脂製又は鋼製の管体
であって単位管渠型側溝体の水路幅より若干大径に構成
され、前記管体の一側面を少なくとも該管体の直径より
小さい幅で縦断方向に切断して成り、対向する切断端部
を伸縮可能な牽引手段により弾性力に抗して引き寄せて
前記管渠型側溝体の水路内に挿嵌したのち復帰弾力によ
り管渠型側溝体水路面上に傾斜させて挿嵌保持されるこ
とを特徴とする請求項２に記載の単位管渠型側溝体の製
造装置。 - 【請求項４】 前記押圧手段は、中央にタンバックルを
有し、該タンバックルの両端に螺合し先端にストッパを
設けた逆ねじの組合せから成る一対のねじ軸と、該ねじ
軸に軸方向移動可能に挿通保持されて前記ストッパに対
し回転不能に且つ離脱不能に係止する一対の押圧体と、
該押圧体を前記タンバックルの両端に対し外方に向けて
弾力的に押圧する付勢手段とで構成されて成る請求項２
に記載の単位管渠型側溝体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08926398A JP3181553B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を有する連設管渠型側溝体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08926398A JP3181553B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を有する連設管渠型側溝体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264178A JPH11264178A (ja) | 1999-09-28 |
| JP3181553B2 true JP3181553B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=13965878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08926398A Expired - Fee Related JP3181553B2 (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 勾配水路面を有する単位管渠型側溝体の製造方法およびその製造装置、勾配水路面を有する連設管渠型側溝体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3181553B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109610609B (zh) * | 2018-12-19 | 2021-07-27 | 中冶南方工程技术有限公司 | 一种隧道洞口整体式截水沟 |
| CN113235356B (zh) * | 2021-05-31 | 2021-12-31 | 江苏全心建设有限公司 | 一种卵形排水沟及其施工方法 |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP08926398A patent/JP3181553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11264178A (ja) | 1999-09-28 |
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