JP3181528U - テープ切断用舌片を設けた結束テープ付き線香束 - Google Patents

テープ切断用舌片を設けた結束テープ付き線香束 Download PDF

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Abstract

【課題】線香束の結束テープを容易に切断して個別に分離することが出来る安全で使い勝手が良く、製造や量産に適したテープ切断用舌片を設けた結束テープ付き線香束を提供する。
【解決手段】結束テープ自体に、テープ3と一体的な舌片4が設けられており、舌片の付け根から結束テープ切断用の連続するミシン目5を有する結束テープ付き線香束であって、結束テープの側面やテープの平面内に舌片4が設けられていると共にテープの接続部の先端部も糊代を超えた部分を切断用舌片として使用することができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、墓前や仏前に供えるための線香束の結束テープに関するものである。
従来から、線香の先端部に点火するためには、マッチやライター又は点火用の特殊なガスバーナーが使用されていた。そして、それらの着火装置が手元に無い場合には直接線香の先端に発火剤を設けて摩擦板に擦り付けて点火しようとするものも考案されている(例えば、特許文献1参照)が、管理や携帯に危険が伴うため実用には至っていない。
自宅の仏壇に供えるような場合は、線香の数は1本〜2本であるからマッチやライターでもよいが、特に野外の墓参りなどでは、一度に20本〜50本の線香の束に直接点火して使用することが多く、風の強い日などの野外では困難を極め、一度紙くずや枯れ葉を燃して着火させることが行われてきたが、失火や火傷等の原因となり危険である。
しかも、墓参りに使用する線香の全てが一束毎に使用されるとは限らず、線香の結束を解いて数本づつ個別に使用する場合もよくあることである。そのような場合結束テープできつく結束された線香束は容易に結束テープが解除出来ないため、カッターナイフなどの切断器具を忘れた場合は、特に着火助成剤や発火剤を設けた線香束において、結束テープの切断解除が遅れると、束ねられたまま着火した線香が、折れたり、散乱したりして枯れ草などの多い野外の墓地では失火や火傷の危険性が高い。
そのために、本考案者は、先に結束テープの下に「テープ切断用紐」を設けたものを出願した(特許文献2参照、)が、使い勝手と製造工程の問題で量産して実用化するにはあまり有利ではないことが判明した。紙袋の取り出し口を開口するため、ハサミやナイフなどの切断具を使用する代りにミシン目を設けることは、一般に知られた方法ではあるが、線香の結束テープを容易に切断するもので、使い勝手が良くて量産化に適したものは未だに知られていない。
登録実用新案第3004586号公報 登録実用新案第3176627号公報
この考案は、前記従来の不都合を解決するため、線香束の着火が容易な着火助成剤を設けた線香束を使用した場合の線香束に限らず、通常の線香束を使用した場合でも、着火した線香束の結束テープを容易に切断して個別に分離することが出来る安全で使い勝手が良く、製造や量産に適した結束テープ付き線香束を提供することを目的とするものである。
考案を解決するための手段
この考案は、線香束に前述した特許文献2に記載された断用紐のような特別な手段を付加することなく、結束テープ自体に切断解除手段としての舌片状の摘み(以下「舌片」と言う)を形成したものである。
そして、その第1の手段は結束テープ自体に直接連続する細孔列(以下「ミシン目」と言う)を設けたものであり、第2の手段は結束テープ自体に結束のための接着部の糊代を引き剥がして結束テープを切断解除する舌片状の摘みを設けたものである。
この考案は、線香の結束テープ自体に切断用の舌片を設けたもので、線香の縦方向に向けて突出した舌片の付け根から結束テープ切断用の連続するミシン目を設けた結束テープ付き線香束であって、結束テープの一方の側面から突出した舌片の付け根から結束テープの他の側面に向かって設けられたテープ切断用の連続するミシン目が形成されている。
この舌片は、結束テープのどちらの側に設けても良い。また、線香の結束テープ自体の幅内に円周方向に沿って起伏可能な部分的に切断形成された舌片を設け、その舌片の付け根から結束テープの両側面に向かって設けられたテープ切断用の連続するミシン目を形成することも出来る。そして、この舌片の方向は円周上でどの方向を向けて設けられても良い。
またこの考案は、ミシン目を設ける代りに結束テープ自体の接続部の糊代と重複する結束テープの接合端部に糊代よりも円周方向に糊代を超えて伸びる接着しない舌片部分を設けてこれを切断用の舌片とすることも出来る。通常この糊代は結束テープの端部に設けられて指で摘むことが出来る程度の長さがあれば良い。そしてこの糊代は線香束を結束するに十分な接着力を有するが、舌片を摘んで引っ張った時には結束テープの接着部分から剥がれる程度の糊代の接着力が好ましい。そのためには、糊代の幅を調整したり、糊代部分を断続的に飛び石のように塗布することもでも可能である。
考案の効果
この考案によれば、墓参りなどで野外の墓前に線香を供える場合、風の強い日や周りに落ち葉や雑草が茂っているような所で線香束の先端部に可燃性の着火助成剤が塗布されている線香束を使用しても、常に摘み易い線香束の外部にあって結束テープに設けられた切断用の舌片を指で摘んで剥ぎ取るだけで素早く容易に結束テープを切断することが出来るので、線香束の結束テープを切断するときに線香束の線香が折れて着火したままの線香が周囲に散らばったりすることが少なく、失火や火傷などの事故の恐れが少なくなる。
また、製造工程においても、切断用紐を結束テープに潜らせた特許文献2に比べ、線香束に紐を組込む手間が省けると共に結束テープに直接舌片を一体的に設けたので新規部材追加の必要が無く、結束テープにワンタッチのプレス加工による切り込み形成を施すだけで容易に結束テープに切断機能を付与することが出来るのである。そして舌片とミシン目の作成も結束テープをカットする工程で同時に抜き型プレスで形成加工できるので作業工程の増加も無いと思われる。更に、結束テープ自体の接着部分をそのまま舌片として使用した場合は、ミシン目の形成も省略出来る。
そして、テープに設けた舌片を図2又は図3のように結束テープの円周方向に沿った方向に設けることにより、材料取りも容易であり、結束テープの形状も大きさも使用前の状態ではほとんど従来の線香束と変わらないので、箱詰めにして線香セットを作る際にも従来のものと比べ、ほとんど違和感がない。
この考案の第1の実施例の説明図である。 この考案の第2の実施例の説明図である。 この考案の他の実施例の説明図である。 この考案品の一実施例の箱詰め収納例を示す平面図である。
以下にこの考案の実施例を図面に基づき説明するが、同一の機能を有する部材や部位、構成については同一の符号を付け、或いは説明を省略する場合がある。
図1はこの考案の第1の実施例で、図1の(A)において、1はこの考案の線香束であって、従来品の着火助成剤部分2を有する単体の線香を束ねたものであるが、着火助成剤を使用しない線香束でも良い。3はこの考案の結束テープで、4は舌片、5はミシン目であって、結束テープ3の側面に設けた舌片4の付け根から結束テープの他の側面に向かって設けられている。前述したようにこのミシン目5は孔の形状や大きを線香束のテープの材質や大きさ、強度、形状等によって任意に成形することが出来る。
舌片4の形状や大きさ、数も必要に応じて任意に決定すべき設計事項であって、図に記載されているように一方の側面3a面または3b面に設けることも3a面、3b面の両側面に設けることも任意である。また、使用する結束テープ3の位置や幅、数等は線香束の大きさや長さに応じて任意に選択するできる設計事項である。
図1(B)は、この考案の結束テープの切断説明図であって、(A)における結束テープ3の舌片4を指で摘んで、ミシン目の方向に引けば、(B)のように結束テープはミシン目から裂けて結束テープ3を切断し、結束テープの結束を解除することができる。
図2は、この考案の第2の実施例で、図2(A)は、結束テープの平面内に円周方向に沿って起伏可能な状態に部分的に切込み形成された舌片4を設け、その舌片の付け根から結束テープ3の両側面3a、3bに向かって設けられたミシン目5を有するものである。したがって、この結束テープ3を切断する場合は、結束テープ3に切り込み形成された舌片4を指で摘んで引き上げ、ミシン目5の方向に引っ張ることにより、結束テープは容易に切断解除されるのである。
図3はこの考案の他の実施例で、ミシン目を設ける代りに結束テープ自体の接着端部を直接舌片に利用するもので、糊代と重複する結束テープの接着端部に糊代よりも円周方向に糊代を超えて伸びる接着しない舌片部分を設けたものである。
図3では線香の結束部の一部だけを表示しており、(A)は結束状態を示す説明図、(B)は結束テープの切断解除状態を示す説明図で、(C)、(D)はそれぞれ図3における(A)、(B)のY−Y断面図を示している。
図3において、1は線香束で、3は結束テープ、6は糊代で、結束テープの一方の端部表面に塗布されて結束テープの他方の端部内面と接着するようになっている。糊代と重複する結束テープの接着端部は糊代よりも線香束の円周方向に糊代を乗り越えて延長した接着しない突出部分である舌片4を構成している。
このように構成された結束テープは、図3(A)、(C)の状態から舌片4を摘んで図面上右方向に引っ張ると、接着部の糊代6の部分が剥れて図3(B)、(D)のように接着が解除され、結束テープは切断解除される。
こうして、この考案では線香束に結束テープを切断解除するための特別な部品を何ら使用せず、結束テープ自体の構成により結束テープの切断解除が出来る効果を有するのである。
図4は、この考案品の箱詰め収納例で、この考案の線香束を線香セットとして使用したものである。このセットは、蓋(図示せず)付きの箱8の中に線香束1とマッチやライター等の点火装置6及びロウソク7が収納されるようになっており、墓参りだけではなく通常の法事用線香としても結束テープの切断が容易で使い勝手の良い線香セットとして使用することが出来る。
以上説明したように、この考案によれば、墓参りなどで野外の墓前に線香を供える場合、風の強い日や周りに枯れ草や落ち葉の多い墓地であっても、線香束の先端部に可燃性の着火助成剤が塗布された線香を使用した場合でも、結束テープ自体に直接設けた結束テープ切断用の舌片を引っ張って結束テープを簡単に切断できるので、結束されている線香束の線香を容易に個別に分散して取り出すことが出来る。そして、カッターナイフなどの切断器具が無くても容易に、且つ安全で迅速に着火後の線香を個別に分離出来るので、線香束の結束テープを切断するときに線香束の線香が折れて着火したままの線香が周囲に散らばったり、失火や火傷などの事故の恐れが少ないと言う効果が期待される。
1・・・線香束
2・・・着火助成剤部
3・・・結束テープ
3a、3b・・・結束テープ側面
4・・・舌片
5・・・ミシン目
6・・・糊代

Claims (4)

  1. 線香の結束テープ3自体に線香結束テープ切断用の舌片を設けたことを特徴とする結束テープ付き線香束。
  2. 線香の結束テープ3自体から線香の縦方向に向けて突出した舌片4を設け、該舌片の付け根から結束テープ切断用の連続するミシン目5が形成されていることを特徴とする請求項1記載の結束テープ付き線香束。
  3. 線香の結束テープ3自体の幅内に円周方向に沿って起伏可能で部分的に切断形成された舌片4の付け根からテープ切断用の連続するミシン目5が形成されていることを特徴とする請求項1記載の結束テープ付き線香束。
  4. 線香の結束テープ3自体の接続部の表面の糊代6と重複する結束テープ3の先端部に糊代を乗り越えて延長した結束テープの端部を舌片4とすることを特徴とする請求項1記載の結束テープ付き線香束。
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