JP3181429U - 組立てパズル - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑形状の立体や多面体を組立てることにより思考訓練ができ、それ故に、従来の単一タイプの組立ピースを用いる組立てパズルでは得られなかった造形上の興趣を味わうことができる組立てパズルを提供する。
【解決手段】2つ以上のピースからなる立体又は多面体を組立てるための組立てパズルであって、前記ピースは、2つ以上の平面視略正多角形の板状に形成されたピース部材2と、該2つ以上のピース部材2同士を回動可能に連結する棒状のピン部材と、からなり、前記ピース部材2の各辺は、他のピース部材2の任意の辺と、該辺を軸として回動可能に嵌合できる嵌合部を備え、前記2つ以上のピースは、所定の2枚のピース同士が、前記嵌合部により嵌合され、かつ、該嵌合部にピン部材を挿嵌することにより回動可能に連結されたこと。
【選択図】図2

Description

本考案は接続して様々な形態の主として多面体(立体)に組立てることができる組立パズル用に関し、より具体的には、任意の立体又は多面体を展開した平面形状の一部の形状を備えた組立て用ピースを用いる組立てパズルに関する。
従来から正多面体等の立体形状に組立てることができるようにした互に接続可能なピースを用いた組立てパズルは、特許文献1〜5などにより数多く提案されており、中には実用化されているものもある。
提案されている立体乃至多面体(以下、単に「多面体」ともいう)の組立てパズル用のピースは、平面から見て正三角形,正方形,正五角形のように各辺の長さがすべて等しい平板状で各1枚が独立した単一形態のピース部材により形成されており、各ピース部材の外周縁には、各ピース部材同士を相互に接続できる構造が付与されている。
すなわち、従来の組立てパズル用のピースは、単一形状で単一の各ピース部材が互に分離,接続自在であることが構造上の特徴であるため、そのピース部材を適当に組み合わせると適宜の立体や多面体を作ることができた。従って、このタイプの組立てパズルは、組立て途中で1ピース分の穴が残ってもその穴をピース部材で埋めると立体や多面体が完成されるから、複雑形態の立体や多面体であっても作り易く、従って、立体や多面体の組立てにおける造形上の思考訓練にはなり難い面があった。
上記のような互に形状が異なっても、一枚タイプのピース部材を用いる組立パズルは、各ピース部材が相互に接続できること、接続されるとその接続状態をきちっと保持できる一方で、接続を解くことも容易になし得ることを設計要件として作られている。しかし乍ら、各ピース部材は一枚タイプの単一形状であるため、複雑な立体や多面体の組立てパズルにおいても造形上の思考訓練になり難い。
特開昭49−12941号公報 特開昭59−183783号公報 特許第3193719号公報 特許第2599952号公報 特許第3822062号公報
そこで本考案は、従来の立体や多面体の組立に用いられるピース部材が単一タイプのものしかないこと、並びに、単一タイプのピース部材同士を連結した平面形状を有する新規なタイプのピース部材を用いた組立てパズルは未だ見られないことの現状に鑑み、単一タイプのピース部材を、適宜の立体又は多面体を展開した状態の一部になるが、互いに異なる平面形状に連結して複数種類の連結ピースを形成し、この複数種類の連結ピースを用いて与えられた課題の多面体や平面パターンを作って遊ぶことができる組立てパズルにすることにより、従来の単一タイプのピース部材の接続,組立てでは得にくかった複雑形状の立体や多面体を組立てる際の思考訓練ができ、それ故に、従来の単一タイプの組立ピースを用いる組立てパズルでは得られなかった造形上の興趣を味わうことができる組立てパズルを提供することを、課題とする。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案組立てパズルの構成は、2つ以上のピースからなる立体又は多面体を組立てるための組立てパズルであって、
前記ピースは、2つ以上の平面視略正多角形の板状に形成されたピース部材と、該2つ以上のピース部材同士を回動可能に連結する棒状のピン部材と、からなり、
前記ピース部材の各辺は、他のピース部材の任意の辺と、該辺を軸として回動可能に嵌合できる嵌合部を備え、
前記2つ以上のピースは、所定の2枚のピース同士が、前記嵌合部により嵌合され、かつ、該嵌合部にピン部材を挿嵌することにより回動可能に連結された
ことを特徴とするものである。
本考案は、正三角形ピース部材と正方形ピース部材の夫々同じもの同士を少なくとも2枚,3枚,4枚で接続し少なくとも6種類の複数個の連結ピースを使用する組立てパズルにしたものである。この組立てパズルには、1枚の正三角形ピース部材と1枚の正方形ピース部材を連結して成る連結ピースを、上記連結ピースに加えることができる。
本考案組立てパズルでは、同一ピース部材を同じ枚数で連結した連結ピースを、連結パターン(平面パターン)が異なる複数種類の連結ピースに形成して用いるようにしたので、組立てることが可能な多面体(立体)の作例を増やすことができ、また組立形態(多面体又は立体)も多様化できる。
また、本考案組立てパズルでは、組立てて同じ形態(外観)になる多面体(又は立体)を、使用する連結ピースの異なる組合せによって複数個の作例を実現できるので、多面体(立体)を造形する思考訓練を効果的に行うことができる。
さらに、本考案組立てパズルでは、連結したピース部材の枚数の違い、並びに、連結パターンの違いによって、各連結ピースごとに異なる色彩を付けておくことにより、組立てに用いる連結ピースが組立てられる多面体(立体)のどの部位に用いられるかを、絵解きなどにより説明する上で便利である。
本考案は、2つ以上のピースからなる立体又は多面体を組立てるための組立てパズルであって、前記ピースは、2つ以上の平面視略正多角形の板状に形成されたピース部材と、該2つ以上のピース部材同士を回動可能に連結する棒状のピン部材とからなり、前記ピース部材の各辺は、他のピース部材の任意の辺と、該辺を軸として回動可能に嵌合できる嵌合部を備え、前記2つ以上のピースは、所定の2枚のピース同士が、前記嵌合部により嵌合され、かつ、該嵌合部にピン部材を挿嵌することにより回動可能に連結されたピースを用いる組立てパズルを構成したから、前記連結ピース同士の開放辺を接続することにより様々な形態の多面体又は立体に組立てることができる。また、この組立てにおいて使用する色分けされた連結ピースが、組立てた多面体のどの部位に存在しているかを知ることにより、組立てた多面体(立体)を通しての空間認識や立体図形をイメージする力(能力)、その展開図をイメージする力(能力)を養う思考訓練を行うことができる。
本考案組立てパズルの連結ピースに用いる正三角形ピース部材の一例の平面図。 本考案組立てパズルの連結ピースに用いる正方形ピース部材の一例の平面図。 図2のピース部材を連結して形成される本考案組立てパズルに用いる連結ピースにおいて使用するピース部材の個数と連結ピースの形状、及び、各連結ピースに付与した色彩を模式的に示した4組の連結ピースの平面図。 図1と図2のピース部材を用いて形成した本考案組立てパズルに用いる連結ピースの残り4組の連結ピースの平面図。 本考案組立てパズルにおいて使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第1例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第2例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第3例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第4例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第5例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第6例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第7例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第8例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第9例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第10例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第11例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第12例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第13例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第14例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第15例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される立体(多面体)の第16例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第17例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第18例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第19例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第20例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第21例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第22例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第23例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第24例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第25例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第26例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第27例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第28例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第29例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第30例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第31例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第32例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第33例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第34例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第35例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第36例の説明図。 使用する連結ピースとそれにより形成される多面体(立体)の第37例の説明図。
次に、本考案組立てパズルに用いる連結ピースについて図を参照して説明する。
図1は平面から見て正三角形状をなすピース部材1で、外周上の3辺の各辺には接続される嵌合部を形成する凹部11と凸部12とが、それぞれの辺に形成されている。凹部11の内幅と凸部12の外幅は、実際には凸部12が凹部11に渋く収まる程度の微差を有するが、設計上はほぼ等しい大きさである。
各凹部11の一方の内側面(図1では各凹部11の底を下に見て左側)には小突起11aが設けられている。
一方、凸部12の一方の外側面(図1では各凸部12の上辺を上に見て右側)には、前記小突起11aに対応した大きさの小凹部12aが設けられている。
前記凸部12において、小凹部12aが設けられている近傍には、凸部12の側辺と平行にスリット13が設けられ、このスリット13で仕切られた薄片13aが小凹部12aに対するバネとして作用するように形成されている。また、各辺における小突起11aと凸部12と小凹部12aの中心部には、これらを貫通する棒状のピン部材たる連結軸4(図1には示されていない。)を挿通できる軸穴3が形成されている。
図2は平面から見て正方形状をなすピース部材2であり、この部材2の外周を形成する4つの辺には、接続される嵌合部を形成する凹部21と凸部22とが、それぞれの辺に形成されている。各凹部21と各凸部22は、上記の正三角形のピース部材1の対応する凹部と凸部11,21と同一形態である。
すなわち、各凹部21の一方の内側面(図2では左側)には小突起21aが設けられている。一方、各凸部22の一方の外側面(図2では右側)には、前記小突起21aに対応した大きさの小凹部22aが設けられている。
なお、凸部22においても、小凹部22aが設けられている近傍は、凸部22の側辺と平行にスリット23が設けられており、このスリット23で仕切られた薄片23aが小凹部22aに対するバネとして作用するように形成されている。また、図2では部分的に示したが、2個のピース部材2,2が互に対応する凸部22と凹部21による嵌合部において嵌合され連結軸4によって連結されている。
上記のように形成された正三角形ピース部材1と正方形ピース部材2は、それぞれの凹部11と21、及び、凸部12と22を含む大きさにおいて、各辺の長さが略等しく形成されていると同時に、正三角形状のピース部材1と正方形状のピース部材2における凹部11,21と凸部12,22は、左右幅,高さ(深さ)が等しく形成されているので、互に嵌まり合うことができる。つまり、接合される嵌合部を形成するのである。また、両ピース部材1,2の外周辺は、部材の厚さ方向の中点において、断面略45度で面取りされた斜面に形成されている。この面は、断面半円形状の円弧面であってもよい。この斜面又は円弧面は、ピース部材1及び/又は同2同士を嵌合部において接続辺で接続したとき、両部材1,2が仮想の連結軸に関して首を振ることを許容するために設けたものである。
本考案において、上記ピース部材1は、原則として、三角形状のピース部材1の2枚,3枚,4枚を、それぞれ図3a,図3bに例示したパターンで嵌合部を軸4で連結することにより、本考案における第一の連結ピースP1〜P3に形成されている。この実施例では、連結ピースP1は4個、同じくP2も4個であるが、連結ピースP3は2個が用意される。
一方、正方形ピース部材2もその2枚,3枚,4枚が、それぞれ図3に例示したパターンに嵌合部で連結軸4を介して連結されることにより、本考案の第二の連結ピースQ1〜Q6に形成されている。
この実施例では、連結ピースQ1は4個、連結ピースQ2,Q3,Q4はそれぞれ2個、連結ピースQ5,Q6はそれぞれ1個が用意される。
本考案では、正三角形のピース部材1と正方形のピース部材2とをその嵌合部において連結軸4により連結し、本考案の第三の連結ピースRを形成している。この連結ピースRは実施例では2個が用意される。
上記のように本考案の実施例では、第一と第二のピース部材1と2は、同じもの同士を互に嵌合部で連結し、図3a,図3bの表に示した上記の各連結ピースP1〜P3、Q1〜Q6に形成され、ピース部材1と2が嵌合部で連結されて第三の連結ピースRに形成されている。
また、本考案の実施例では、ピース部材1と2の連結のために、各ピース部材1,2の各辺に設けられた嵌合部を形成する凹部11,21と凸部12,22において、これらの凸部12,22(又は凹部11,21)の高さ方向(又は深さ)の中間部位に、各辺と平行な向きに貫通する軸穴3を設けている。
ピース部材1,1同士、或は、ピース部材2,2同士、若しくは、ピース部材1と2を、これらの凹部11,21と対応した凸部12,22とを互に嵌め合わせた状態で前記貫通する軸穴3に連結軸4を通すことにより、ピース部材1同士、又はピース部材2同士、若しくは、ピース部材1と2を、分離することがないように連結して、本考案組立てパズルに用いる各連結ピースP1〜P3、Q1〜Q6、Rに形成されている(図3a,図3b参照)。この連結において、先に述べた小突起11a,21aと小凹部12a,22aは、互に対面したもの同士が嵌まり合っている。この嵌まり合いは、以下に説明する各連結ピースP1〜P3、同Q1〜Q6、同Rの連結においても実現される。
図3a,図3bに例示した上記の本考案組立てパズルに用いる第一の連結ピースP1〜P3,第二の連結ピースQ1〜Q6,第三の連結ピースRを用いることによって、図4〜図40に例示したように、様々な多面体(立体)を組立てることができるので、以下、図に従って説明する。なお、図4以降の図においては、図4〜図9までは、模様によって図3a,図3bの連結ピースと同じ彩色表現を施したが、図10以降は模様による彩色表現は省略した。
図4は正三角形ピース部材1の3枚により形成された連結ピースP3により形成した四面体、図5は正方形ピース部材2を3枚用いた連結ピースQ4と2枚の連結ピースQ1により組立てた正六面体、図6は正方形ピース部材2を3枚用いた連結ピースQ3の2組を用いて組立てた正六面体、図7は、正方形ピース部材2枚の連結ピースQ1を3組用いて組立てた正六面体である。図5〜図7の正六面体は、使用する連結ピースが異なる点で、従来の単一パターンのパーツによる多面体とは趣が全く異なる。図示した正六面体は上記以外の連結ピースQ1,Q5、Q1,Q6を用いても組立てられる。
図8は1個の連結ピースRと正三角形ピース部材の連結ピースP2を用いて組立てたピラミッド型(テント型)の多面体、図9は連結ピースR、同P2、同Q4の各1個を用いて組立てた家型の多面体、図10は連結ピースP1を2個、連結ピースQ1,Q2を各1個用いて組立てた家型の多面体、図11は1個の連結ピースQ1と2個の連結ピースQ4を用いて組立てたビル状の多面体、図12は2個の連結ピースQ3とQ1を用いて組立てたビル状の多面体、図12は2個の連結ピースRと1個の連結ピースQ1とQ2を用いて組立てた家型の多面体、図13は各2個の連結ピースRとQ1とで組立てたテント型の多面体である。このように本考案組立てパズルでは、上記の連結ピースを用いると、使用する連結ピースの組合せによって多種多様な多面体を形成することができる。
図14は2個の連結ピースP2と各1個の連結ピースQ1とQ2を用いて組立てたコタツ状の多面体、図15は図14と同じ外観のコタツ状多面体を、4個の連結ピースP1,1個の連結ピースP2,2個の連結ピースQ1,1個の連結ピースRにより組立てた例である。
図16は、3個の連結ピースP1で組立てた正6面体、図17は4個の連結ピースP1で組立てた正8面体で、同じ連結ピースを使用しても、用いる個数で形成できる多面体が異なる例である。
図18は2個の連結ピースP1,各1個の連結ピースP3,Q4,Q5により組立てた横長直方体状の多面体、図19は、各2個の連結ピースQ2,Q3と1個の連結ピースQ1により組立てた「いす」状の多面体である。
図20は、各1個の連結ピースR,P2,Q1,Q6と2個の連結ピースQ3により組立てた二階建家状の多面体、図21は各2個の連結ピースP1,P3,Q2を用いて組立てた短い三角柱状(ケーキ状ともいう)の多面体、図22は、1個の連結ピースP3と4個の連結ピースP2、3個の連結ピースQ1によって組立てたロケット状の多面体である。
本考案組立てパズルの多面体又は立体組立用のピースは、特に正方形ピース部材2を連結した第二の連結ピースQ1〜Q6を、様々な組合せ個数で用いると、立体形状が様々に異なる多面体に組立てることができる。(図21〜図37参照)また、第二の連結ピースQ1〜Q6に加え、第一の連結ピースP1〜P3を用いると、図38〜図40のように、これまでのものとは趣が大幅に異なる立体を形成することができる。
本考案組立てパズルに用いるピースは、特に連結パターンごとに色彩を異にしているので、色彩の異なる連結ピースの用い方の違いによって出来上る多面体(立体)の形状が異なることを、視覚的に容易に判別することができる。これにより本考案組立てパズルは、使用する連結ピースを選択することにより、組立てられる多面体又は立体の形状を予測したり、予測した形状に基づく組立て訓練をする上で効果的な組立てパズルである。
以上の説明は、三種類の連結ピースを用いて多面体又は立体を組立てる例についてのものであったが、本考案組立てパズルに用いる連結ピースは、任意の多面体又は立体を展開した形状の一部をなす形状を少なくとも2つのピース部材を接続して形成されているから、任意の平面形状(平面パターン)を課題とし、この課題の平面パターンを前記連結ピースを用いて作成するといった使用形態も採ることができる。この場合も、使用する連結ピースは、各ピース毎に色分けされているので、作成される平面パターンも配置する連結ピースの色によって好みの色彩パターンや色彩配列を作ることができる。
P1〜P3、Q1〜Q6、R 本考案組立てパズルに用いる連結ピース
1 正三角形ピース部材
2 正方形ピース部材
11,21 凹部
12,22 凸部
11a,21a 小突起
12a,22a 小凹部
13,23 スリット
13a,23a 薄片
3 貫通する軸穴
4 連結軸

Claims (6)

  1. 2つ以上のピースからなる立体又は多面体を組立てるための組立てパズルであって、
    前記ピースは、2つ以上の平面視略正多角形の板状に形成されたピース部材と、該2つ以上のピース部材同士を回動可能に連結する棒状のピン部材とからなり、
    前記ピース部材の各辺は、他のピース部材の任意の辺と、当該辺を軸として回動可能に嵌合できる嵌合部を備え、
    前記2つ以上のピースは、所定の2枚のピース同士が、前記嵌合部により嵌合され、かつ、該嵌合部にピン部材を挿通することにより回動可能に連結された
    ことを特徴とする組立てパズル。
  2. ピース部材は、平面視略正三角形又は平面視略正四角形の板状に形成された請求項1に記載の組立てパズル。
  3. 嵌合部は、各ピースにおける各辺同士が互に凹凸関係で嵌まり合い、互に嵌まり合った2つの辺を貫通するピン部材で連結するようにした請求項1又は2に記載の組立てパズル。
  4. 組立てパズルは、
    平面視略正三角形のピース部材のみを連結したピースと、
    平面視略正四角形のピース部材のみを連結したピースと、
    平面視略正三角形のピース部材と、前記平面視略四角形のピース部材を連結したピースと、からなる請求項3に記載の組立てパズル。
  5. 平面視略三角形のピース部材のみを連結したピース部材と平面視正四角形のピース部材のみを連結したピース部材とは、それぞれ少なくとも2枚のピース部材を連結したピースが複数個ある請求項4に記載の組立てパズル。
  6. 少なくとも2枚のピース部材を連結したピースは、同じピース部材を2枚連結したものと3枚連結したものと4枚連結したものからなる請求項5に記載の組立てパズル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020089521A (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 モリト株式会社 組立かばんおよびそれに使用する生地部品

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