JP5485456B1 - 組立玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、1種類のジョイント部材により3つ以上のブロック部材を適当な角度をもって固定して組み立て得る組立玩具を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る組立玩具は、平面形状が1種類以上のブロック部材1Aと、1種類のジョイント部材Bとを備え、ブロック部材1Aは平たい正多角形の形状をなし、ブロック部材の各側面には凸部及び凹部1,2,3よりなるブロック部材凹凸部を備え、ジョイント部材Bは、ブロック部材の正多角形の一辺の長さより長くない棒状をなし、ジョイント部材の周面には、前記ブロック部材凹凸部に嵌合する凸部b1,b2,b3及び凹部よりなるジョイント部材凹凸部を備え、ブロック部材凹凸部とジョイント部材凹凸部とを嵌合させることにより、1つのジョイント部材に3つ以上のブロック部材を連結することができるようにしたものである。
【選択図】 図9

Description

本発明は、組立玩具に関し、特に、複数の平板状のブロック部材を、ジョイント部材を介在させて連結していくことにより、種々の立体形状を組み立てることが可能な組立玩具に関する。
従来より、下記特許文献に示される組立玩具が知られている。公知の組立玩具においては、調査したところ、大別して、ブロック部材に連結構造が一体化されていてジョイント部材が不要な構造の組立玩具と、ジョイント部材を介してブロック部材が連結される構造の組立玩具とがある。
下記特許文献1〜7には、ブロック部材に連結構造が一体化されていてジョイント部材が不要な構造の組立玩具が示されている。これらの組立玩具は、少なくとも雌雄の連結部材を各辺に一体に構成した1種類のブロック部材と、当該1種類のブロック部材の連結部材に対して対称的に各辺に配置した雌雄の連結部材を一体に構成した他の種類のブロック部材とを必要とするもので、連結構造を備えることだけで複数種類のブロック部材が必要となる。
例えば、上記のうち特許文献5に記載の組立玩具は、第1及び第2ブロックを含む複数の連結可能なブロックを有し、該第1及び第2ブロックは、各ブロックをその端部同士で係合する第1の回動可能係合手段(第1のブロックに一対の離間表面を設け、第2のブロックに離間表面により形成されるスロットに進入する舌部を設けた構造)を有し、該第1の回動可能係合手段は第1及び第2ブロックを互いに横方向回動可能にし、また、前記第1及び第2ブロックをその端部同士で係合する第2の回動可能係合手段(第1のブロックは一対の離間した平行のヒンジアームを設け、該ヒンジアームはノブを有し、第2のブロックはノブか進入する孔を設けた構造)を有し、該第2の回動可能係合手段は、第1の回動可能係合手段による横方向回動に対して直交する方向に回動可能とした構造である。この構造により、第1及び第2ブロックはその連結部において、第1の回動可能係合手段により横方向に回動させ、第2の回動可能係合手段により横方向に直交する方向に回動させてその連結の組合せに自由度をもたせたものである。このように、特許文献5に記載の組立玩具は、連結のために複数種類のブロック部材を必要とするものである。
下記特許文献8〜12には、ジョイント部材を介してブロック部材が連結される構造の組立玩具が示されているが、これらの組立玩具におけるジョイント部材は、いずれもブロック部材に対して特別な結合構造を備えたものではない。特許文献8に示されるものは、四角柱の結合片からなるジョイント部材をキューブであるブロック部材の面取り部に接着剤により接着することによりブロック部材を連結する構造であって、ブロック部材とジョイント部材とが連結する構造を備えていないものである。また、特許文献9〜11に示されるものは、複数のブロック部材の各辺に、互いに他のブロック部材が嵌合するように環状部材を構成し、当該環状部材を嵌合させてジョイント部材であるピンを挿入する構造であって、当該ジョイント部材は複数のブロック部材が離間しないように挿入するものでブロック部材に対しての特別な結合構造を有さないものである。特許文献12に示されるものは、複数のブロック部材に穴を設け、当該穴にジョイント部材である棒の一方の端部を挿入し、他方の端部を別のブロック部材の穴に挿入することによりブロック同士を結合する構造であって、当該ジョイント部材はブロック部材に結合するための特別な結合構造を有さないものである。
下記特許文献13〜23には、ジョイント部材を介してブロック部材が連結される構造の組立玩具が示されている。そのうちの特許文献13〜15に示されるものは、ジョイント部材に対して、ブロック部材の取付角度を変えることができないものであり、したがって、ブロック部材同士の角度を自由に変えて連結することができないものである。
特許文献16〜20に示されるものは、ブロック部材同士の角度を変えて連結するためのジョイント部材が別個に備えられており、複数種類のジョイント部材を必要とするものである。
例えば特許文献16に記載の組立玩具は、正多角形のブロック板と、このブロック板の周囲の各側面に沿って連結される角柱形のジョイントブロックとの組合せからなり、ブロック板の各側面に連結用の受口を形成し、ブロック板の側面に沿うジョイントブロックの側面の少なくとも2面に、ブロック板の受口に着脱自在に嵌まるプラグを突設した構造をなすものである。この構造により、相対向する位置に120度の角度をもってプラグを配置した場合には、これに連結されるブロック板同士は120度の角度をもって連結されることになり、プラグ位置の異なる種々のジョイントブロックを使用してブロック板とジョイントブロックとを組合せると、いろんな形状の変化に富んだ立体を容易に、かつしっかりと組立てることができるので、玩具の他、家具やシャンデリアの飾りといった実用の物品の組立てにも利用できるようにしたものである。しかし、特許文献16に記載のものは、2つの平板状ブロック板のなす交差角を求める値にするために、該角柱形のジョイントブロックを複数種類の中から適切に選択する必要がある。換言すると、求める形状の立体構造を組み立てるために、ジョイントブロックを適宜選択する必要があり、求める形状のジョイントブロックが不足すれば、求める立体構造が組み立てられないということが起こる。また、複数形状のジョイントブロックが必要となるため、1セットの組立ブロックを製造するための製造コストが高くなるという課題があった。このように、特許文献16に記載の組立玩具は、ブロック板の角度を変更するために、複数種類のジョイントブロックを必要とするものである。
特許文献19に記載の組立玩具は、同一形状の被連結部が側面に設けられた複数の平板状のブロック部材を、被連結部に嵌着する連結部を設けた複数のジョイント部材を介在させて連結する組立ブロック玩具において、前記ブロック部材は、各辺の中央に同一形状の被連結部を有してなり、前記ジョイント部材は、アーム用ジョイント部材と枢軸用ジョイント部材とを含み、アーム用ジョイント部材は、ブロック部材の一辺より長く形成されて一のブロック部材の外側面に当接する当接面を有するアーム本体と、該当接面から突出する連結部と、該ブロック部材の外側面に嵌着させたとき該ブロック部材の外側面に当接しない箇所に設けた回動用嵌合部とを有し、枢軸用ジョイント部材は、ブロック部材の一辺の長さと実質的に等しく形成されて他のブロック部材の外側面に当接する当接面を有する枢軸本体と、該当接面から突出する連結部と、枢軸本体の両端面に設けられて前記アーム用ジョイント部材の回動用嵌合部に嵌合する回動用嵌合部とを有する構造をなすものである。この構造により、枢軸用ジョイント部材に対してアーム用ジョイント部材が相対的に回動してアーム用ジョイント部材に連結されたブロック部材と枢軸用ジョイント部材に連結されたブロック部材の角度が自由に変わり、様々なバリエーションを組み立てることができるようにしたものである。このように特許文献19に記載の組立玩具は、ブロック部材の角度を変更するために、少なくともアーム用ジョイント部材と枢軸用ジョイント部材との2種類のジョイント部材を必要とするものである。
特許文献21に記載の組立玩具は、ジョイント部材が左右対称形に折り曲げ可能な連結板よりなり、ブロック部材が連結板の半分が差込嵌合される嵌合溝を各辺の側面中央部に形成した直角二等辺三角形の基板よりなるものであり、ジョイント部材が折り曲げ可能であることにより2枚のブロック部材を適宜の角度で連結することが可能なものである。しかしながら、連結した2枚のブロック部材の角度を維持するためには他の部材と連結しておく必要があり、また、折り曲げ可能である構成であることから折り曲げを繰り返すことにより折り曲げ部が脆弱となって破損するおそれがある。
特許文献22に記載の組立玩具は、側面に、あり状(鳩尾状)の溝を有するブロックと星形の横断面と溝とを有する連結エレメントから構成されるものであり、ブロックを90度又は180度の角度をもって連結することができるようにしたものである。しかしながら、ブロックを90度の角度をもって連結するためには、ブロックを部分的にオーバーラップして連結しなければならず、玩具の組立が制約される欠点がある。
特許文献23に記載の組立玩具は、断面が2Nポイントの対称の星の形状を有する接続素子と、当該接続素子と摺動嵌合する溝を有するブロックとから構成されるものであって、接続素子の断面半円部に嵌合する断面半円状の溝がブロックの側面に形成されており、接続素子により2つのブロックの側面同士を一体に連結するものである。そのため、1つの接続素子に3つ以上のブロックを連結することができないために、玩具の組立が制約される欠点がある。また、当該ブロックは多角形の平坦な頂端及び底端の間に側面が延在してなる角柱であって、当該側面にのみ溝が形成されてなるものであり、頂端及び底端には溝を形成しないものであるから、玩具の組立が制約される欠点がある。さらに、当該側面に形成される溝は、頂端と底端とを結ぶ方向、すなわち高さ方向に溝を形成したものであり、側面の横幅方向に溝を形成したものではないので、玩具の組立が制約される欠点がある。いずれにしても、接続素子の一方の断面半円部に一方のブロックの断面半円状の溝が嵌合し、接続素子の他方の断面半円部に他方のブロックの断面半円状の溝が嵌合する構造であるから、1つの接続素子に2つのブロックの側面が連結される構造にすぎないものである。
カナダ特許887182号明細書 ドイツ公開特許第2356930号明細書 米国特許第4253268号明細書 特開昭61−76183号公報 特開平5−253357号公報 特開2003−19368号公報 特表2005−524502号公報 特開2001−321558号公報 米国特許第2057942号明細書 ドイツ特許第617011号明細書 ドイツ公開特許第3215282号明細書 特開2004−337202号公報 英国特許2224953号明細書 特開平11−179067号公報 特開2000−210478号公報 特開平6−304344号公報 特開2006−132762号公報 国際公開第2007/136047号公報 特開2009-39181号公報 特開2012−179274号公報 実開昭55−65098号のマイクロフィルム 特表平6−507086号公報 特表平11−508169号公報
本発明に係る解決しようとする課題は、目的とする立体構造を組み立てるために利用するべきジョイント部材を選択しなければならないこと、選択すべきジョイント部材が不足することにより求める構造が組み立てられなくなること、組立玩具のセットを構成するジョイント部材が多種類となるため、製造コストが高くなることを解決することである。
また、以上詳述した組立玩具においては、1種類のジョイント部材により3つ以上のブロック部材を適当な角度をもって固定して組み立て得る組立玩具は開発されていない。例えば、1種類のジョイント部材に3つのブロック部材を120度の角度、4つのブロック部材を90度、あるいは6つのブロックを60度の角度で固定できる組立玩具が開発されていない。
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、1種類のジョイント部材により3つ以上のブロック部材を適当な角度をもって固定して組み立て得る組立玩具を開発した。
本発明の請求項1に係る組立玩具は、少なくとも平面形状が1種類以上のブロック部材と、1種類のジョイント部材とを備え、ブロック部材は、正多角形の平坦な上下面と各上下面の間を架け渡す周囲の細幅の側面とからなる平たい正多角形の平面形状をなし、ブロック部材の各側面には、ブロック部材の正多角形の辺の長さ方向に沿って形成された凸部及び凹部よりなるブロック部材凹凸部よりなる係合手段が備えられ、ジョイント部材は、ブロック部材の正多角形の一辺の長さより長くない棒状をなし、ジョイント部材の周面には、前記ブロック部材凹凸部に嵌合する凸部及び凹部よりなり、ジョイント部材の長さ方向に沿って形成されたジョイント部材凹凸部よりなる被係合手段が備えられ、前記ジョイント部材の被係合手段は、ジョイント部材の周面に3つ以上のブロック部材の各係合手段を係合可能に構成されてなることを特徴とするものである。なお、棒状のジョイント部材が、円柱又は正多角形の角柱よりなる構成としてもよい。また、ジョイント部材凹凸部の長さは、ジョイント部材の長さより短くしてもよい。
本発明の請求項に係る組立玩具は、上記請求項に記載の構成に加えて、ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部は、ブロック部材の長さ方向に沿って配した上下の溝からなる2筋の凹部により形成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る組立玩具は、請求項に記載の構成に加えて、ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部における上下の溝には、各溝におけるブロック部材の上下面側の側壁面に、ブロック部材の辺の長さ方向に沿った係止凸部が形成されており、ジョイント部材の周面に形成したジョイント部材凹凸部は、その凸部には、ジョイント部材の長さ方向に沿って、ブロック部材の側溝における係止凸部に嵌合する係合凹部が形成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る組立玩具は、上記請求項又はの構成に加えて、ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部は、ブロック部材の長さ方向に沿って配した上下の溝の間に中央の主溝を配した3筋の凹部としたことを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る組立玩具は、上記請求項に記載の構成に加えて、ブロック部材凹凸部を形成する3筋の溝のうち、主溝はその長さがジョイント部材凹凸部における凸部の長さとほぼ等しく、上下の溝はその長さがジョイント部材凹凸部における凸部の長さよりも長いことを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る組立玩具は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の構成に加えて、ブロック部材の側面において、その左右両端に突出部が設けられ、該突出部の互いに向き合う対向面に補強係合部が設けられ、ジョイント部材は、その長さ方向の両端面に、ブロック部材の補強係合部に係合する補強被係合部が設けられ、ブロック部材の両突出部の間に嵌合可能に形成されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項に係る組立玩具は、上記請求項に記載の構成に加えて、ブロック部材の補強係合部が係合突起であり、ジョイント部材の補強被係合部が、ブロック部材の係合突起に係合可能な係合孔であることを特徴とするものである。
上記した本発明に係る組立玩具は、1種類以上のブロック部材と、1種類のジョイント部材とから構成され、正多角形をなすブロック部材の周囲側面に正多角形の辺の長さ方向に沿って形成されたブロック部材凹凸部と、棒状をなすジョイント部材の周面の長さ方向に沿って形成されたジョイント部材凹凸部とを嵌合させて結合する構成であるから、ジョイント部材に3つ以上のブロック部材を結合することができ、また、ブロック部材の周囲のいずれの側面にもジョイント部材を結合することができるので、多種多様の立体構造を容易に形成することができる。また、ジョイント部材は1種類のみであるから、製造コストを低減することができ、安価に製品を提供することができる。
本発明の実施例1に係る組立玩具における平たい正三角形の形状をなすブロック部材の概略全体斜視図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるブロック部材の側面の拡大斜視図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるブロック部材の部分拡大断面図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるブロック部材の変更例を示し、図中(a)は平たい正方形の形状をなすブロック部材の概略全体斜視図であり、図中(b)は平たい正五角形の形状をなすブロック部材の概略全体斜視図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるジョイント部材の概略全体斜視図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるジョイント部材の拡大断面図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具におけるジョイント部材とブロック部材との嵌合状態を示す説明図であり、図中(a)は嵌合前の状態を表し、図中(b)は嵌合途中の状態を表し、図中(c)は嵌合後の状態を表す。 図7(b)の部分拡大説明図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具における1つのジョイント部材に1つのブロック部材を結合した状態を示す断面斜視図である。 本発明の実施例1に係る組立玩具における1つのジョイント部材に2つのブロック部材を結合した状態を示す断面図(ハッチングを省略する)である。 本発明の実施例1に係る組立玩具における1つのジョイント部材に3つのブロック部材を結合した状態を示す断面図(ハッチングを省略する)である。 本発明の実施例1に係る組立玩具における1つのジョイント部材に4つのブロック部材を結合した状態を示す断面図(ハッチングを省略する)である。 本発明の実施例1に係る組立玩具を使用した立体構造物の斜視図である。 本発明の実施例2に係る組立玩具におけるブロック部材の部分拡大断面図である。 本発明の実施例2に係る組立玩具におけるジョイント部材の部分拡大断面図である。 本発明の実施例2に係る組立玩具におけるジョイント部材とブロック部材との嵌合状態を示す説明図であり、図中(a)は嵌合前の状態を表し、図中(b)は嵌合途中の状態を表し、図中(c)は嵌合後の状態を表す。 図16(b)の部分拡大説明図である。 本発明の実施例3に係る組立玩具におけるブロック部材の部分拡大断面図である。 本発明の実施例3に係る組立玩具におけるジョイント部材の部分拡大断面図である。 本発明の実施例3に係る組立玩具におけるジョイント部材とブロック部材との嵌合状態を示す説明図であり、図中(a)は嵌合前の状態を表し、図中(b)は嵌合途中の状態を表し、図中(c)は嵌合後の状態を表す。 図20(b)の部分拡大説明図である。 本発明の実施例4に係る組立玩具における平たい正三角形の形状をなすブロック部材の概略全体斜視図である。 本発明の実施例4に係る組立玩具におけるジョイント部材の概略全体斜視図である。 本発明の実施例4に係る組立玩具における1つのジョイント部材に2つのブロック部材を結合した状態を示す概略斜視図である。 本発明の実施例4に係る組立玩具を使用した立体構造物の斜視図である。 本発明の実施例5に係る組立玩具におけるブロック部材とジョイント部材との概略斜視図であり、図中(a)はブロック部材を表し、図中(b)はジョイント部材を表す。 本発明の実施例6に係る組立玩具におけるブロック部材とジョイント部材との概略斜視図であり、図中(a)はブロック部材を表し、図中(b)はジョイント部材を表す。
以下に、本発明に係る組立玩具の好適な実施例につき図面に基づいて詳述する。本発明に係る組立玩具は、形状が1種類以上の複数のブロック部材と、形状が1種類の複数のジョイント部材とが一組となって構成される。
図1〜図13は本発明に係る組立玩具の実施例1を示す。当該組立玩具は複数のブロック部材1Aと1つのジョイント部材Bとを一組として構成される。
図1において1Aは、本実施例のブロック部材を示す。ブロック部材1Aは、正三角形の平坦な上面1A1及び下面1A2と各上下面1A1,1A2の間を架け渡す周囲の細幅の側面1A3とから構成される平たい正三角形の形状をなすものである。
当該ブロック部材1Aは、図1〜図3に示すように、その側面1A3をやや湾入させると共に、ブロック部材1Aの形状を構成する正三角形の辺の長さ方向に沿って形成した中央の主溝11とその左右外側(図においては上下側)の側溝12,13とを有している。当該主溝11及び側溝12,13は、図3に示すように、側面1A3における4箇所の凸部a1,a2,a3,a4と、その間に形成される3筋の凹部(実際には、側面A3に3箇所のU字状の凹部を形成することにより4箇所の凸部a1,a2,a3,a4が形成される。)とからなるブロック部材凹凸部を形成する。
また、図1及び図2に示すように、ブロック部材凹凸部を形成する3筋の溝のうち、中央の主溝11は、その長さが後述するジョイント部材凹凸部における凸部の長さとほぼ等しく、左右の側溝12,13はその長さがジョイント部材凹凸部における凸部の長さよりも長く形成されている。
なお、上記ブロック部材は、本実施例に示す正三角形のブロック部材1Aに限るものではなく、図4(a)に示す正方形の形状のブロック部材2A、図4(b)に示す正五角形の形状のブロック部材3A、その他正六角形などの正多角形の形状からなるブロック部材であってもよい。図4(a)に示す正方形の形状のブロック部材2Aは、上記の本実施例における正三角形のブロック部材1Aの場合と同様に、正方形の平坦な上面2A1及び下面2A2と各上下面2A1,2A2の間を架け渡す周囲の細幅の側面2A3とから構成される平たい正方形の形状をなし、その側面2A3をやや湾入させると共に、ブロック部材2Aの形状をなす正方形の辺の長さ方向に沿って形成した中央の主溝21とその左右外側(図においては上下側)の側溝22,23とを有するものである。図4(b)に示す正五角形の形状のブロック部材3Aは、上記の本実施例における正三角形のブロック部材1Aの場合と同様に、正五角形の平坦な上面3A1及び下面3A2と各上下面3A1,3A2の間を架け渡す周囲の細幅の側面3A3とから構成される平たい正方形の形状をなし、その側面3A3をやや湾入させると共に、ブロック部材3Aの形状をなす正五角形の辺の長さ方向に沿って形成した中央の主溝31とその左右外側(図においては上下側)の側溝32,33とを有するものである。なお、ブロック部材2A及びブロック部材3Aその他の正多角形の形状なすブロック部材は、それらの各多角形の1辺の長さが全てブロック部材1Aの三角形の1辺の長さと同一に形成され、また、ブロック部材2A及びブロック部材3Aその他の正多角形の形状なすブロック部材における側面2A3,3A3の主溝21,31及び側溝22,23,32,33は全てブロック部材1Aの三角形における側面1A3における主溝11及び側溝12,13と同一に形成されており、後述する1種類のジョイント部材Bに対して全てのブロック部材が連結できるようにしておく。
図5及び図6に示すBは、ジョイント部材を示す。ジョイント部材Bは、上記のブロック部材A1を構成する三角形の一辺の長さとほぼ等しい長さの円柱よりなる棒状体をなし、当該棒状体の周面には、棒状体の長さ方向に沿って形成されたジョイント部材凹凸部を備えたものである。すなわちジョイント部材凹凸部は、ジョイント部材Bの長さ方向に沿って形成された12個の断面U字状の凸部b1,・・・,b12と、これら凸部の間に形成される12個の凹部c1,・・・,c12とにより構成される。そして、ジョイント部材凹凸部は、具体的には12個の凸部b1,・・・,b12はジョイント部材Bの長さより短く、上記したブロック部材A1の主溝11とほぼ同長さに形成されている。なお、ジョイント部材の形状は上記の円柱よりなる棒状のものに限らず、その底面及び頂面が同一の正多角形の角柱よりなる棒状のものであってもよい。
上記の構成をなすブロック部材1A(ブロック部材2A,3Aも同様である)及びジョイント部材Bは、図7に示すように、それぞれのブロック部材凹凸部とジョイント部材凹凸部とを嵌合させることにより連結される。この連結のメカニズムついて、図7及び図8に基づいて説明する。図7(a)に示すブロック部材1Aとジョイント部材Bとが分離している状態から、図7(b)に示すブロック部材1Aとジョイント部材Bとが嵌合しようとする過程において、図8に示すように、ジョイント部材Bにおける凸部b3はブロック部材1Aにおける凸部a1を矢符p1の方向に押し上げると共にジョイント部材Bにおける凸部b1はブロック部材1Aにおける凸部a4を矢符p2の方向に押し下げながら、ジョイント部材Bにおける凸部b1,b2,b3はブロック部材1Aにおける主溝11及び側溝12,13に進入し、ジョイント部材Bにおける凸部b1,b2,b3がブロック部材1Aにおける主溝11及び側溝12,13に嵌り込んだ後は、図7(c)に示すように、ブロック部材1Aにおける凸部a1,a4が元の状態に戻って、ブロック部材1Aとジョイント部材Bとが連結することになる。また、ジョイント部材Bからブロック部材1Aを分離する際も、図7(c)に示す状態から、図7(b)に示すブロック部材1Aとジョイント部材Bとが離脱しようとする過程において、図8に示すように、ジョイント部材Bにおける凸部b3はブロック部材1Aにおける凸部a1を押し上げると共にジョイント部材Bにおける凸部b1はブロック部材1Aにおける凸部a4を押し下げながら、最後には、図7(a)に示すようにブロック部材1Aとジョイント部材Bとが分離した状態となる。したがって、ブロック部材1Aとジョイント部材Bとの連結及び分離は、ブロック部材1Aにおける凸部a1,a4が、ジョイント部材Bにおける凸部b1,b3の進入に対して広がりを許容する弾力性と、元に戻ろうとする復元力とを備えていることにより達成される。その達成をスムーズに行うために、本実施例におけるブロック部材1Aの側溝12,13は主溝11よりも長く形成することによりブロック部材1Aにおける凸部a1,a4に弾力性及び復元性を付与している。
図9〜図12は1つのジョイント部材Bにブロック部材1A(ブロック部材2A,3Aなどの正多角形のものでも同様である)を1つ又は複数連結した状態を示す。なお、各ブロック部材の他の側面に他のジョイント部材Bを連結し、当該他のジョイント部材Bにさらに他のブロック部材を連結していけば、種々の形状の組立体を構築することができる。
図9は、ジョイント部材Bに1つのブロック部材1Aを連結した状態を示す。ジョイント部材Bにおける凸部b1,b2,b3がブロック部材1Aの主溝11及び側溝12,13に嵌合して連結されている。
図10は、ジョイント部材Bに2つのブロック部材1Aを各ブロック部材1Aが平板体をなすように180度の角度をもって相対抗するように連結した状態を示す。すなわち、ジョイント部材Bの凸部b1に一方のブロック部材1Aの側溝3が、ジョイント部材Bの凸部b2に一方のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b3に一方のブロック部材1Aの側溝2が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに一方のブロック部材1Aが連結されている。また、当該ジョイント部材Bの凸部b7に他方のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b8に他方のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b9に他方のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに他方のブロック部材1Aが連結されている。
なお、上記図10に示す他、ジョイント部材Bに対して2つのブロック部材1Aを連結する角度を変更して他の形状とすることもできる。すなわち、一方のブロック部材1Aを上記のようにジョイント部材Bに連結し、当該ジョイント部材Bの凸部b6に他方のブロック部材1Aの側溝2を、ジョイント部材Bの凸部b7に他方のブロック部材1Aの主溝1を、ジョイント部材Bの凸部b8に他方のブロック部材1Aの側溝3を、それぞれ嵌合させれば、一方のブロック部材1Aと他方のブロック部材1Aとを150度の角度をもって連結することができる。また、一方のブロック部材1Aを上記のようにジョイント部材Bに連結し、当該ジョイント部材Bの凸部b5に他方のブロック部材1Aの側溝2を、ジョイント部材Bの凸部b6に他方のブロック部材1Aの主溝1を、ジョイント部材Bの凸部b7に他方のブロック部材1Aの側溝3を、それぞれ嵌合させれば、一方のブロック部材1Aと他方のブロック部材1Aとを120度の角度をもって連結することができる。さらに、一方のブロック部材1Aを上記のようにジョイント部材Bに連結し、当該ジョイント部材Bの凸部b4に他方のブロック部材1Aの側溝2を、ジョイント部材Bの凸部b5に他方のブロック部材1Aの主溝1を、ジョイント部材Bの凸部b6に他方のブロック部材1Aの側溝3を、それぞれ嵌合させれば、一方のブロック部材1Aと他方のブロック部材1Aとを90度の角度をもって連結することができる。すなわち、連結した1つのブロック部材に対して90度、120度、150度、180度、210度、240度及び270度の30度刻みに変化させて他のブロック部材を連結することができる。
そこで、本実施例におけるブロック部材1Aとジョイント部材Bとにより、正三角錐すなわち正四面体を組み立てるとすると、その斜面同士の連結について1つのジョイント部材Bに対し2つのブロック部材1Aを70.5度の角度をもって連結できるようにする必要がある。上記したように、本実施例においては90度が最小角であるため、ジョイント部材Bに対してブロック部材1Aを約10度変形して連結できるようにしておく。そうすると、ジョイント部材Bに対して2つのブロック部材1Aをそれぞれ10度ずつ角度が狭まるように変形させて連結することが可能となり、正三角錐(正四面体)を組み立てることが可能となる。変形できる方法としては、ジョイント部材Bとブロック部材1Aとの連結構造に遊びを設けるか又はジョイント部材B及びブロック部材1Aのいずれか一方又は双方を柔軟性がある材質で製作すればよい。
また、本実施例におけるブロック部材1Aとジョイント部材Bとにより、正四角錐を組み立てるとすると、その斜面同士の連結について1つのジョイント部材Bに対し2つのブロック部材1Aを109.5度の角度をもって連結できるようにする必要がある。上記したように、本実施例においては120度の連結が可能であるため、上記のようにジョイント部材Bとブロック部材1Aとの連結構造に遊びを設けるか又はジョイント部材B及びブロック部材1Aのいずれか一方又は双方を柔軟性がある材質で製作すれば、ジョイント部材Bに対して2つのブロック部材1Aをそれぞれ5度ずつ角度が狭まるように変形させて連結することが可能となり、正四角錐を組み立てることが可能となる。
さらに、本実施例におけるブロック部材1Aとジョイント部材Bとにより、正五角錐を組み立てるとすると、その斜面同士の連結について1つのジョイント部材Bに対し2つのブロック部材1Aを138.2度の角度をもって連結できるようにする必要がある。上記したように、本実施例においては150度の連結が可能であるため、上記のようにジョイント部材Bとブロック部材1Aとの連結構造に遊びを設けるか又はジョイント部材B及びブロック部材1Aのいずれか一方又は双方を柔軟性がある材質で製作すれば、ジョイント部材Bに対して2つのブロック部材1Aをそれぞれ6度ずつ角度が狭まるように変形させて連結することが可能となり、正五角錐を組み立てることが可能となる。
図11は、ジョイント部材Bに3つのブロック部材1Aを各ブロック部材1Aが3方向等間隔に120度の角度をもって連結した状態を示す。すなわち、ジョイント部材Bの凸部b1に1つ目のブロック部材1Aの側溝3が、ジョイント部材Bの凸部b2に1つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b3に1つ目のブロック部材1Aの側溝2が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに1つ目のブロック部材1Aが連結されている。また、当該ジョイント部材Bの凸部b5に2つ目のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b6に2つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b7に2つ目のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに2つ目のブロック部材1Aが連結されている。さらに、当該ジョイント部材Bの凸部b9に3つ目のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b10に3つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b11に3つ目のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに3つ目のブロック部材1Aが連結されている。
なお、上記図11に示す他、ジョイント部材Bに対して3つのブロック部材1Aを連結する角度を変更して他の形状とすることもできる。例えば、1つ目のブロック部材1Aを上記のようにジョイント部材Bに連結し、当該ジョイント部材Bの凸部b4に2つ目のブロック部材1Aの側溝2を、ジョイント部材Bの凸部b5に2つ目のブロック部材1Aの主溝1を、ジョイント部材Bの凸部b6に2つ目のブロック部材1Aの側溝3を、それぞれ嵌合させ、また、当該ジョイント部材Bの凸部b7に3つ目のブロック部材1Aの側溝2を、ジョイント部材Bの凸部b8に3つ目のブロック部材1Aの主溝1を、ジョイント部材Bの凸部b9に3つ目のブロック部材1Aの側溝3を、それぞれ嵌合させると、1つ目のブロック部材1Aと3つ目のブロック部材1Aとにより180度の角度をなす平板体が形成され、この平板体に2つ目のブロック体1Aが直立する形状を形成することができる。もちろん、これ以外に変形することも可能である。
図12は、ジョイント部材Bに4つのブロック部材1Aを各ブロック部材1Aが4方向等間隔に90度の角度をもって連結した状態を示す。すなわち、ジョイント部材Bの凸部b1に1つ目のブロック部材1Aの側溝3が、ジョイント部材Bの凸部b2に1つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b3に1つ目のブロック部材1Aの側溝2が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに1つ目のブロック部材1Aが連結されている。また、当該ジョイント部材Bの凸部b4に2つ目のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b5に2つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b6に2つ目のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに2つ目のブロック部材1Aが連結されている。さらに、当該ジョイント部材Bの凸部b7に3つ目のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b8に3つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b9に3つ目のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに3つ目のブロック部材1Aが連結されている。さらにまた、当該ジョイント部材Bの凸部b10に4つ目のブロック部材1Aの側溝2が、ジョイント部材Bの凸部b11に4つ目のブロック部材1Aの主溝1が、ジョイント部材Bの凸部b12に4つ目のブロック部材1Aの側溝3が、それぞれ嵌合して、ジョイント部材Bに3つ目のブロック部材1Aが連結されている。
図13は、複数のジョイント部材Bに複数のブロック部材1Aを連結して組み立てた例を示す。本例においては、中空の柱状としたものを示したが、正多面体や分岐した枝状のもの又はそれらを連結したものなど種々のものを組み立てることが可能である。
図14〜図17は本発明に係る組立玩具の実施例2を示す。
本実施例は、実施例1におけるブロック部材1A〜3Aにおける主溝11〜31、側溝12〜32,13〜33及びジョイント部材Bにおける凸部b1〜b12を変更したものである。したがって、それ以外の構成は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
図14に示す4Aは、ブロック部材を示し、図15に示す4Bはジョイント部材を示す。 ジョイント部材4Bにおいては、図15に示すように、その凸部4b1〜4b12の断面形状は、その先端部4B1が三角状をなし、三角状先端部4B1の両下端部から細幅のくびれ部4B2を介して棒状体側の基部4B3へ連続する形状をなしていて、三角状先端部の両下端部すなわちジョイント部材の長さ方向に沿う係止凸部4B4を形成した形状である。
ブロック部材4Aは、上記ジョイント部材4Bの凸部4b1〜4b12が嵌合する主溝41及び側溝42,43が形成されている。主溝41の断面は、その奥部41aが、図14に示すように、ジョイント部材4Bの三角状の先端部4B1が嵌るように三角状をなしており、ジョイント部材4Bの凸部4b1〜4b12が主溝41内にスムーズに進行するように主溝41の奥部41aから外方(図において左方)に向けて広げた形状をなしている。一方、側溝42,43においては、それらの奥部42a、43aは、ジョイント部材4Bの三角状の先端部4B1が嵌るように三角状をなしており、各奥部42a、43aから外方に向けてはジョイント部材4Bのくびれ部4B3に合致する形状をなしている。詳細に説明すると、側溝42は、その奥部42aから外方に向かって、上端すなわち側溝における外側の側壁面には側溝42内方に屈曲する屈曲部42bが形成されていてその間に係止凹部42cが形成され、下端は側溝42内方に屈曲する屈曲部42dが形成されていてその間にジョイント部材4Bが嵌る方向と同一の平面部42eが形成されている。したがって、ブロック部材4Aの側溝42における係止凹部42cに対応するジョイント部材4Bの凸部4b1における一方の係止凸部4B4は、側溝42における屈曲部42bを押し上げて側溝42における係止凹部42cに嵌り込むことになる。一方、ブロック部材4Aの側溝42における平面部42eに対応するジョイント部材4Bの凸部4b1における他方の係止凸部4B4は、平面部42e上をスムーズにスライドして嵌り込むこととなる。側溝43は、その奥部43aから外方に向かって、下端すなわち側溝における外側の側壁面には側溝43内方に屈曲する屈曲部43bが形成されていてその間に係止凹部43cが形成され、下端は側溝43内方に屈曲する屈曲部43dが形成されていてその間にジョイント部材4Bが嵌る方向と同一の平面部43eが形成されている。したがって、ブロック部材4Aの側溝43における係止凹部43cに対応するジョイント部材4Bの凸部4b11における一方の係止凸部4B4は、側溝43における屈曲部43bを押し下げて側溝43における係止凹部43cに嵌り込むことになる。一方、ブロック部材4Aの側溝43における平面部43eに対応するジョイント部材4Bの凸部4b11における他方の係止凸部4B4は、平面部43e上をスムーズにスライドして嵌り込むこととなる。
上記の構成をなすブロック部材4A及びジョイント部材4Bは、図16に示すように、それぞれのブロック部材凹凸部とジョイント部材凹凸部とを嵌合させることにより連結される。この連結のメカニズムついて、図16及び図17に基づいて説明する。図16(a)に示すブロック部材4Aとジョイント部材4Bとが分離している状態から、図16(b)に示すブロック部材4Aとジョイント部材4Bとが嵌合しようとする過程において、図17に示すように、ジョイント部材4Bにおける係止凸部4B4はブロック部材4Aにおける屈曲部42bを矢符q1の方向に押し上げると共にジョイント部材4Bにおける係止凸部4B4はブロック部材4Aにおける屈曲部43bを矢符q2の方向に押し下げながら、ジョイント部材4Bにおける凸部4b1,4b2,4b3はブロック部材4Aにおける主溝41及び側溝42,43に進入し、ジョイント部材4Bにおける係止凸部4B4がそれぞれブロック部材4Aにおける側溝42,43の係止凹部42c,43cに嵌り込んだ後は、図16(c)に示すように、ブロック部材4Aにおける屈曲部42b,43bが元の状態に戻って、ブロック部材4Aとジョイント部材4Bとが連結することになる。また、ジョイント部材4Bからブロック部材4Aを分離する際も、図16(c)に示す状態から、図16(b)に示すブロック部材4Aとジョイント部材4Bとが離脱しようとする過程において、図17に示すように、ジョイント部材4Bにおける凸部4b1側の係止凸部4B4はブロック部材4Aにおける屈曲部42bを押し上げると共にジョイント部材4Bにおける凸部4b3の係止凸部4B4はブロック部材4Aにおける屈曲部43bを押し下げながら、最後には、図16(a)に示すようにブロック部材4Aとジョイント部材4Bとが分離した状態となる。したがって、ブロック部材4Aとジョイント部材4Bとの連結及び分離は、ブロック部材4Aにおける屈曲部42b,43bが、ジョイント部材4Bにおける各係止凸部4B4の進入に対して広がりを許容する弾力性と、元に戻ろうとする復元力とを備えていることにより達成される。その達成をスムーズに行うために、本実施例においても実施例1と同様にブロック部材4Aの側溝42,43は主溝41よりも長く形成することによりブロック部材4Aにおける屈曲部42b,43bに弾力性及び復元性を付与している。
図18〜図21は本発明に係る組立玩具の実施例3を示す。
本実施例は、実施例1のようにブロック部材1A〜3Aにおける主溝11〜31を形成せず、上下2筋の側溝のみとしたものである。したがって、ブロック部材における側溝以外のブロック部材の構成は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
図18に示す5Aは、ブロック部材を示し、図19に示す5Bはジョイント部材を示す。ジョイント部材5Bにおいては、図19に示すように、12個の凸部5b1〜5b12を有しており、その凸部5b1〜5b12の断面形状は、その先端部5B1が三角状をなし、三角状先端部5B1から、幅に対して約3倍の長さの細長部5B2を介して棒状体側の基部5B3へ連続する形状をなしている。
ブロック部材5Aは、中央の三角状の突起部51と上下の突起部51a,51bとを備えている。
前記ジョイント部材5Bにおける各凸部5b1〜5b12間に形成される凹部にブロック部材5Aの中央の三角状の突起部51と上下の突起部51a,51bとが嵌合し、中央の三角状の突起部51と上下の突起部51a,51bとから形成される側溝52,53にジョイント部材5Bの凸部5b1〜5b12が嵌合するようになっている。また、該上下の突起部51a,51bとを背中合わせに重ねるとほぼ中央の三角状の突起部51と同様の形状となるように構成されている。これにより、2つのブロック部材5Aを隣り合わせにしてジョイント部材5Bに嵌合すると、一方のブロック部材5Aの突起部51aと隣接する他方のブロック部材5Aの突起部51bとが2個一組となってジョイント部材5Bにおける各凸部5b1〜5b12間に形成される凹部に嵌り込むことになる。その場合、隣接するブロック部材5Aの最小角は60°となる。したがって、12個の凸部5b1〜5b12を有するジョイント部材5Bと、上下2筋の溝を有するブロック部材5Aとを組み合わせると、1つのジョイント部材5Bに最大6個のブロック部材5Aを嵌合させることが可能となる。
そして、側溝52,53においては、それらの奥部52a、53aは、ジョイント部材5Bの三角状の先端部5B1が嵌るように三角状をなしており、各奥部52a、53aから外方に向けて上下の各突起部51a,51bの内面をやや膨らませた湾曲面52b、53bとしている。したがって、ブロック部材5Aの側溝52に対してジョイント部材5Bの凸部5b2を進入させると、三角状先端部5B1は、側溝52おける湾曲面52bを押し上げ、三角状の突起部51と上側の突起部51aとがなす側溝52の間隔を押し広げながら奥部52aに嵌り込むことになる。一方、ブロック部材5Aの側溝53に対してジョイント部材5Bの凸部5b1を進入させると、三角状先端部5B1は、側溝52おける湾曲面53bを押し下げ、三角状の突起部51と下側の突起部51bとがなす側溝53の間隔を押し広げながら奥部53aに嵌り込むことになる。
上記の構成をなすブロック部材5A及びジョイント部材5Bは、図20に示すように、それぞれのブロック部材凹凸部とジョイント部材凹凸部とを嵌合させることにより連結される。この連結のメカニズムついて、図20及び図21に基づいて説明する。図20(a)に示すブロック部材5Aとジョイント部材5Bとが分離している状態から、図20(b)に示すブロック部材5Aとジョイント部材5Bとが嵌合しようとする過程において、図21に示すように、ジョイント部材5Bにおける凸部5b2はブロック部材5Aにおける側溝52の湾曲面を矢符r1の方向に押し上げると共にジョイント部材5Bにおける凸部5b1はブロック部材5Aにおける湾曲面52bを矢符r2の方向に押し下げながら、ジョイント部材5Bにおける凸部5b1,5b2はブロック部材5Aにおける側溝52,53に進入し、ジョイント部材5Bにおける凸部5b1,5b2がそれぞれブロック部材5Aにおける側溝52,53に嵌り込んだ後は、図20(c)に示すように、ブロック部材5Aにおける湾曲面52b,53bが元の状態に戻って、ブロック部材5Aとジョイント部材5Bとが連結することになる。また、ジョイント部材5Bからブロック部材5Aを分離する際も、図20(c)に示す状態から、図20(b)に示すブロック部材5Aとジョイント部材5Bとが離脱しようとする過程において、図21に示すように、ジョイント部材5Bにおける凸部5b2はブロック部材5Aにおける湾曲面52bを押し上げると共にジョイント部材5Bにおける凸部5b1はブロック部材5Aにおける湾曲面53bを押し下げながら、最後には、図20(a)に示すようにブロック部材5Aとジョイント部材5Bとが分離した状態となる。
したがって、ブロック部材5Aとジョイント部材5Bとの連結及び分離は、ブロック部材5Aにおける湾曲面52b,53bが、ジョイント部材5Bにおける凸部5b1,5b2の進入に対して広がりを許容する弾力性と、元に戻ろうとする復元力とを備えていることにより達成される。その達成をスムーズに行うために、本実施例においても実施例1と同様にブロック部材5Aの側溝52,53を長く形成することによりブロック部材5Aにおける湾曲面52b,53bに弾力性及び復元性を付与すると共にジョイント部材5Bが細長の凸部5b1,5b2を備えることにより凸部5b1,5b2に弾力性及び復元性を付与している。
図22〜図25は実施例4を示す。各図において6Aはブロック部材を示し、6Bはジョイント部材を示す。
ブロック部材6Aは、図22に示すように、その各側面において、それぞれの左右両端に突出部6A1,6A2が設けられ、これら突出部6A1,6A2の互いに向き合う対向面に補強係合部6a1,6a2が設けられてなる。補強係合部6a1,6a2には、突出部6A1,6A2の互いに向き合う方向にやや尖った三角形状の係合突起6a3,6a4が形成されている。
ジョイント部材6Bは、図23に示すように、その長さ方向の両端面6B1,6B2に、ブロック部材6Aに形成された補強係合部6a1,6a2に係合する補強被係合部6b1,6b2が設けられている。補強被係合部6b1,6b2には、ジョイント部材6Bの円形をなす両端面の中央をやや窪ませた係合孔6b3,6b4が形成されている。
そして、ジョイント部材6Bの補強被係合部6b1,6b2におけるやや窪んだ係合孔6b3,6b4に、ブロック部材6Aの補強係合部6a1,6a2におけるやや尖った三角状の形状をなす係合突起6a3,6a4を嵌合させることにより、図24に示すように、ブロック部材6Aがジョイント部材6Bに連結することになる。
上記の連結状態においては、ジョイント部材6Bを軸としてブロック部材6Aがジョイント部材6Bの回りに回転することになり固定されない。
そこで、ジョイント部材6Bに対してブロック部材6Aが回転しないように、ブロック部材6Aとジョイント部材6Bとに係合手段が設けられている。
ブロック部材6Aにおける係合手段は、両突出部6A1,6A2の間に形成されたブロック部材6Aの側面の長さ方向に沿った2筋の溝と3筋の凸部とからなるジョイント部材嵌合凹凸部6A3と、突出部6A1とジョイント部材嵌合凹凸部6A3との間及び突出部6A2とジョイント部材嵌合凹凸部6A3との間にそれぞれ形成されたジョイント部材嵌合凹部6A4,6A5とから構成されている。前記のブロック部材6Aの側面の長さ方向に沿った3筋の凸部は、中央凸部とその両側の端凸部とからなり、2個のブロック部材6Aを隣接させて一方の端凸部を隣接する他のブロック部材6Aの隣接する端凸部に背中合わせに重ね合わせると、重ね合わされた2つの端凸部は中央凸部と同様の形態になるように構成されている。一方、ジョイント部材6Bにおける係合手段は、ジョイント部材6Bの周面に形成されたジョイント部材6Bの長さ方向に沿った12筋のブロック部材嵌合凹凸部6B3と、ジョイント部材6Bの左右の両端部に形成された環状のブロック部材嵌合凸部6B4,6B5とから構成されている。したがって、2つのブロック部材6Aを隣り合わせにしてジョイント部材6Bに嵌合すると、一方のブロック部材6Aの端凸部と隣接する他方のブロック部材6Aの端凸部とが2個一組となってジョイント部材6Bにおけるブロック部材嵌合凹凸部6B3の凹部に嵌り込むことになる。その場合、隣接するブロック部材6Aの最小角は60°となる。したがって、12筋のブロック部材嵌合凹凸部6B3を有するジョイント部材6Bと、上下2筋の溝を有するブロック部材6Aとを組み合わせると、1つのジョイント部材6Bに最大6個のブロック部材6Aを嵌合させることが可能となる。
そして、ジョイント部材6Bの係合孔6b3,6b4にブロック部材6Aの係合突起6a3,6a4を嵌合させるのと同時に、前記ブロック部材6Aにおけるジョイント部材嵌合凹部6A4,6A5にジョイント部材6Bにおける環状のブロック部材嵌合凸部6B4,6B5が嵌合すると共に、ブロック部材6Aにおけるジョイント部材嵌合凹凸部6A3とジョイント部材6Bにおけるブロック部材嵌合凹凸部6B3とが嵌合することにより、ブロック部材6Aがジョイント部材6Bに回転しないように連結される。なお、ブロック部材嵌合凹凸部6B3とジョイント部材嵌合凹凸部6A3との嵌合は、ジョイント部材6Bに対するブロック部材6Aの回転を阻止するためのものであるから、実施例1に示すような、両者の連結を固定して離れなくする構成を備える必要はない。
図25は、複数のジョイント部材6Bに複数のブロック部材6Aを連結して組み立てた例を示す。本例においては、2つの正八面体を1つに連結したものを示したが、他の正多面体や分岐した枝状のもの、又はそれらを連結したものなど種々の形態のものを組み立てることが可能である。
図26は実施例5を示し、図中(a)の7Aはブロック部材を示し、図中(b)の7Bはジョイント部材を示す。実施例5は、実施例1におけるブロック部材凹凸部及びジョイント部材凹凸部を変更したものである。したがって、それ以外の構成は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
ブロック部材7Aは、その各側面7A1において、側面の長手方向に沿って2箇所の嵌合突起部7a1,7a2が設けられている。嵌合突起部7a1,7a2は、側面7A1から離れる端部側7a3が側面7A1の基部側7a4より大きく形成されている。
ジョイント部材7Bには、その周囲において、ブロック部材7Aの嵌合突起部7a1,7a2に合致する位置に周方向に12箇所の嵌合凹部7b1,7b2が設けられている。嵌合凹部7b1,7b2の開口部の大きさは嵌合突起部7a1,7a2の端部側7a3の大きさよりやや小さく形成されており、嵌合突起部7a1,7a2は嵌合凹部7b1,7b2に無理嵌め式に嵌合するようになっている。
したがって、実施例5の組立玩具は、ジョイント部材7Bに対して適当な角度をおいて3箇以上の複数のブロック部材7Aを取り付けることが可能となる。
図27は実施例6を示し、図中(a)の8Aはブロック部材を示し、図中(b)の8Bはジョイント部材を示す。実施例6は、実施例1におけるブロック部材凹凸部及びジョイント部材凹凸部を変更したものである。したがって、それ以外の構成は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
ブロック部材8Aは、その各側面8A1において、側面の長手方向に沿って2箇所の嵌合筒部8a1,8a2が設けられている。嵌合筒部8a1,8a2は、その長手方向に細長中空部8a3,8a4が形成されている。
ジョイント部材8Bには、その周囲において、ブロック部材8Aの嵌合筒部8a1,8a2に合致する位置に周方向に12箇所の嵌合フック部8b1,8b2が形成されている。また、嵌合フック部8b1,8b2には、嵌合筒部8a1,8a2の細長中空部8a3,8a4に無理嵌め式に嵌入できる挿入軸部8b3,8b4が設けられている。
したがって、実施例6の組立玩具は、ジョイント部材8Bに対して適当な角度をおいて3箇以上の複数のブロック部材8Aを取り付けることが可能となる。
本発明のいくつかの実施例を説明したが、これら実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1A・・・・・ブロック部材
1A1・・・・ブロック部材の上面 1A2・・・・ブロック部材の下面
1A3・・・・ブロック部材の側面 11・・・・・ブロック部材の主溝
12・・・・・ブロック部材の側溝 13・・・・・ブロック部材の側溝
a1〜a4・・側面における凸部
2A・・・・・ブロック部材
2A1・・・・ブロック部材の上面 2A2・・・・ブロック部材の下面
2A3・・・・ブロック部材の側面 21・・・・・ブロック部材の主溝
22・・・・・ブロック部材の側溝 23・・・・・ブロック部材の側溝
3A・・・・・ブロック部材
3A1・・・・ブロック部材の上面 3A2・・・・ブロック部材の下面
3A3・・・・ブロック部材の側面 31・・・・・ブロック部材の主溝
32・・・・・ブロック部材の側溝 33・・・・・ブロック部材の側溝
B・・・・・・ジョイント部材
b1〜b12・ジョイント部材の凸部 c1〜c12・ジョイント部材の凹部
4A・・・・・ブロック部材
41・・・・・ブロック部材の主溝
41a・・・・ブロック部材の主溝の奥部
42・・・・・ブロック部材の側溝
42a・・・・ブロック部材の側溝の奥部
42b・・・・ブロック部材の側溝の屈曲部
42c・・・・ブロック部材の側溝の係止凹部
42d・・・・ブロック部材の側溝の屈曲部
42e・・・・ブロック部材の側溝の平面部
43・・・・・ブロック部材の側溝
43a・・・・ブロック部材の側溝の奥部
43b・・・・ブロック部材の側溝の屈曲部
43c・・・・ブロック部材の側溝の係止凹部
43d・・・・ブロック部材の側溝の屈曲部
43e・・・・ブロック部材の側溝の平面部
4B・・・・・ジョイント部材
4b1〜4b12・ジョイント部材の凸部
4B1・・・・ジョイント部材の凸部の先端部
4B2・・・・ジョイント部材の凸部のくびれ部
4B3・・・・ジョイント部材の凸部の基部
4B4・・・・ジョイント部材の凸部の係止凸部
5A・・・・・ブロック部材
5B・・・・・ジョイント部材
5b1〜5b12・ジョイント部材の凸部
5B1・・・・ジョイント部材の三角状先端部
5B2・・・・ジョイント部材の細長部
5B3・・・・ジョイント部材の棒状体側の基部
51・・・・・ブロック部材中央の三角状の突起部
51a,51b・ブロック部材中央の上下の突起部
52,53・・側溝
52a、53a・側溝の奥部
52b、53b・湾曲面
6A・・・・・ブロック部材
6B・・・・・ジョイント部材
6A1,6A2・ブロック部材の突出部
6a1,6a2・ブロック部材の補強係合部
6a3,6a4・ブロック部材の三角形状の係合突起
6B1,6B2・ジョイント部材の両端面
6b1,6b2・ジョイント部材の補強被係合部
6b3,6b4・ジョイント部材の係合孔
6A3・・・・ジョイント部材嵌合凹凸部
6A4,6A5・ジョイント部材嵌合凹部
6B3・・・・ブロック部材嵌合凹凸部
6B4,6B5・環状のブロック部材嵌合凸部
7A・・・・・ブロック部材
7B・・・・・ジョイント部材
7A1・・・・ブロック部材の側面
7a1,7a2・ブロック部材の嵌合突起部
7a3・・・・ブロック部材の嵌合突起部の端部側
7a4・・・・ブロック部材の嵌合突起部の基部側
7b1,7b2・ジョイント部材の嵌合凹部
8A・・・・・ブロック部材
8B・・・・・ジョイント部材
8A1・・・・ブロック部材の側面
8a1,8a2・ブロック部材の嵌合筒部
8a3,8a4・ブロック部材の嵌合筒部の細長中空部
8b1,8b2・ジョイント部材の嵌合フック部
8b3,8b4・ジョイント部材の嵌合フック部の挿入軸部

Claims (7)

  1. 少なくとも平面形状が1種類以上のブロック部材と、1種類のジョイント部材とを備え、
    ブロック部材は、正多角形の平坦な上下面と各上下面の間を架け渡す周囲の細幅の側面とからなる平たい正多角形の平面形状をなし、
    ブロック部材の各側面には、ブロック部材の正多角形の辺の長さ方向に沿って形成された凸部及び凹部よりなるブロック部材凹凸部よりなる係合手段が備えられ、
    ジョイント部材は、ブロック部材の正多角形の一辺の長さより長くない棒状をなし、
    ジョイント部材の周面には、前記ブロック部材凹凸部に嵌合する凸部及び凹部よりなり、ジョイント部材の長さ方向に沿って形成されたジョイント部材凹凸部よりなる被係合手段が備えられ、
    前記ジョイント部材の被係合手段は、ジョイント部材の周面に3つ以上のブロック部材の各係合手段を係合可能に構成されてなる
    ことを特徴とする組立玩具。
  2. ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部は、ブロック部材の長さ方向に沿って配した上下の溝からなる2筋の凹部により形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の組立玩具。
  3. ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部における上下の溝には、各溝におけるブロック部材の上下面側の側壁面に、ブロック部材の辺の長さ方向に沿った係止凸部が形成されており、
    ジョイント部材の周面に形成したジョイント部材凹凸部は、その凸部には、ジョイント部材の長さ方向に沿って、ブロック部材の側溝における係止凸部に嵌合する係合凹部が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項2に記載の組立玩具。
  4. ブロック部材の側面に形成したブロック部材凹凸部は、ブロック部材の長さ方向に沿って配した上下の溝の間に中央の主溝を配した3筋の凹部とした
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の組立玩具。
  5. ブロック部材凹凸部を形成する3筋の溝のうち、
    主溝はその長さがジョイント部材凹凸部における凸部の長さとほぼ等しく、
    上下の溝はその長さがジョイント部材凹凸部における凸部の長さよりも長い
    ことを特徴とする請求項4に記載の組立玩具。
  6. ブロック部材の側面において、その左右両端に突出部が設けられ、該突出部の互いに向き合う対向面に補強係合部が設けられ、
    ジョイント部材は、その長さ方向の両端面に、ブロック部材の補強係合部に係合する補強被係合部が設けられ、ブロック部材の両突出部の間に嵌合可能に形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の組立玩具。
  7. ブロック部材の補強係合部が係合突起であり、ジョイント部材の補強被係合部が、ブロック部材の係合突起に係合可能な係合孔である
    ことを特徴とする請求項6に記載の組立玩具。
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