JP3181262U - 環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造を提供する。
【解決手段】
タオル組織構造である、環境に優しい皮膚洗浄タオル構造は、材料が綿糸である地組織、および地組織の上層に形成されるループ組織であり、マイクロファイバー糸を材料とするパイル組織を含む。地組織は綿糸であり、摩擦力が優れた特性を有し、パイル組織は極細繊維の浸透特性を有するマイクロファイバー糸であり、皮膚の毛細孔に入り込み汚れを取り除くことができる機能を有する。この構造の特徴により、洗浄剤を使用する必要はなく、直接環境に優しい皮膚洗浄タオルを水にぬらし、皮膚を洗浄することができる。
【選択図】図1
【解決手段】
タオル組織構造である、環境に優しい皮膚洗浄タオル構造は、材料が綿糸である地組織、および地組織の上層に形成されるループ組織であり、マイクロファイバー糸を材料とするパイル組織を含む。地組織は綿糸であり、摩擦力が優れた特性を有し、パイル組織は極細繊維の浸透特性を有するマイクロファイバー糸であり、皮膚の毛細孔に入り込み汚れを取り除くことができる機能を有する。この構造の特徴により、洗浄剤を使用する必要はなく、直接環境に優しい皮膚洗浄タオルを水にぬらし、皮膚を洗浄することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造に関し、特に皮膚の毛穴組織に入り込むことができ、深層を洗浄する機能を有する環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造に関する。
市場のタオルの構造は、地組織およびパイル組織を交織して構成されるタオル構造である。このパイル組織で使用される織糸の材料は、全てが綿糸または全てが合成繊維糸であるか、2種もしくは2種以上の糸を混合した糸で織られる。例えば全てが綿糸である組織は、綿繊維が強い吸水性および水収縮性を有するため、水分を吸収すると、綿繊維は膨張し、綿糸は縮んで変形する。さらに、綿繊維は比較的太く、皮膚の毛細孔に入り込み、垢を取り除くことができない。全てがウルトラファインマイクロファイバーまたは合成繊維糸で作られると、ウルトラファインマイクロファイバーまたはマイクロファイバー糸自体が過度に柔らかく、細く、滑らかである特性要素のため、吸水すると滑らかで柔らかすぎ、逆に皮膚の表層の垢を取り除くことができない。実験によれば、垢はもとの場所で押し出されたり入ったりし、洗浄効果が好ましくないことが示された。混合糸は異なる繊維を混合させるため、逆に各繊維の特性を発揮することができない。
本考案の主な目的は、いかなる洗浄剤を使用する必要も無く、タオルに適量の水分を吸収させ、湿度を保持した状態で皮膚をふくだけで、水分子により皮膚の老化した角質層および垢を軟化させることができ、さらにパイル組織および地組織が異なる繊維特性で構成される構造を提供し、皮膚を洗浄する効果を達成することである。
この点を踏まえて、本考案人は、上記欠点に対し改良を行って新しいものを作り出し、新機軸および変化を求めて研鑽を重ね、完全な構想の下、多数の試作および実験を通して、ついに本考案を完成し、本実用新案の出願を行う。
本考案の環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造は、地組織およびパイル組織を含み、地組織は綿糸繊維材料で織成される経緯組織であり、パイル組織は極細繊維で織成されるループ組織であることを特徴とする。
パイル組織の極細繊維の特性により、繊維を皮膚の毛細孔に入り込ませ、汚れおよび角質層を取り除き、毛穴内につまった垢または油脂を取り出す。さらに地組織の綿糸の油吸収および摩擦の特性により、皮膚表面を摩擦し、極細繊維で取り出した汚れを地組織の綿繊維で取り除き、さらに皮膚の分泌過多の油分を吸着し、汚れが皮膚表面で繰り返し移動することがないようにする。洗いやすく、皮膚の微細表面に効果的に入り込み、洗浄することができる高い洗浄力を有し、さらに皮膚を傷つけない環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造を達成する。
綿糸で織成される地組織により、摩擦および油吸収の機能を有し、皮膚表層の角質を除去し、多すぎる油分を吸着する機能が提供される。マイクロファイバー糸を交織して形成されるループにより、皮膚の毛穴に入り込むことができる特徴を有し、毛穴に詰まった垢、角質、老廃物が徹底的に取り除かれる。
本考案を十分に理解するため、以下に好ましい実例を挙げ、添付の図面を組み合わせて詳細に説明する。ここでは、さらに本考案の好ましい実施例の図式を組み合わせ、以下のようにさらなる説明を行い、当業者が本明細書の記載に基づき実施することができるようにする。さらに、これは本考案の技術範囲を限定するものではない。
まず、図1から図2を併せて参照されたい。図1から図2は、本考案の環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造であり、地組織10およびパイル組織20からなることを含む。
当該地組織10は綿糸を主要材料としており、経緯織りで交織され、下地が形成される。
当該パイル組織20は地組織10の表層の片面に形成されるか、または地組織10の表層に両面パイル組織20が形成される。毛経糸21および緯糸22を交織し、盛り上がったループ23が形成される。さらにパイル組織20の基礎である底部の経緯糸21、22は、地組織10の上表層の経緯糸11、12に交織される。このうち、当該形成されたループ23の毛経糸21は、吸水力が高いマイクロファイバー糸であり、当該マイクロファイバー糸は人工ポリエステル繊維(Polyester Fiber)を指し、滑らかな表面を有し、吸水力は普通の綿糸の7倍以上である。当該マイクロファイバー糸の繊維サイズは1ミクロン(μm)であり、その径は毛細孔の径より小さい。普通の毛穴は、最も細い皮膚の毛穴径でおよそ20〜50ミクロン(μm)であり、最大の毛穴径はおよそ100〜200ミクロン(μm)である。したがって、マイクロファイバー糸は皮膚の毛細孔に入り込むことができる。
上記構造の交織により形成される環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造について、綿糸で織成される地組織10は有機物の糸であるため、繊維表面に毛細孔を有し、組織のきめが比較的粗く、摩擦および油吸収が可能な機能を有することができる。マイクロファイバー糸を交織して形成されるループ23は無機物の糸であり、その極細のらせん繊維および表面が滑らかである特性により、皮膚の毛穴に入り込み、毛穴内の汚れを掻き出すが、滑らかな表面組織により、皮膚を傷つけることはない。いかなる洗浄料も使用しない状況において、マイクロファイバー糸が毛穴の垢を徹底的に取り出し、さらに地組織の綿糸材質により、皮膚表面を摩擦して垢を取り除くことができると同時に、皮膚表面の角質層を摩擦して角質を除去する機能を有する。
本考案の環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造における、地組織10上のパイル組織20について、そのループ23の密度は、地組織10の面積の60%〜65%に相対すると、洗浄効果が最も好ましい。ループ23が過密すぎると地組織10が皮膚を摩擦することができなくなり、ループ23が少なすぎると地組織10の摩擦係数が高くなりすぎ、マイクロファイバー糸による全面的で効果的な毛穴の汚れの除去を行うことができなくなる。
ほかに、当該パイル組織20のループ23の高さは、0.3mm〜0.6mmの高度が最も好ましく、洗浄効果が最も優れている。ループ23の高さが高すぎると、組織が柔らかすぎて弾性が無くなり、ループ23の高さが低すぎると、その組織が硬すぎて柔軟性が不十分となり、パイル組織20が地組織10を遮り、地組織10が皮膚表面に触れることができなくなる。
以上をまとめると、本考案の好ましい実施例に過ぎず、本考案の実施範囲を制限するものではない。すなわち、本考案の実用新案登録請求の範囲に基づいて行われる均等な変化および修飾は、すべて本考案の特許範囲に包含される。
10 地組織
11 地経糸
12 緯糸
20 パイル組織
21 毛経糸
22 緯糸
23 ループ
11 地経糸
12 緯糸
20 パイル組織
21 毛経糸
22 緯糸
23 ループ
Claims (3)
- タオル組織構造である、環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造であって、主に綿糸で織成される組織である地組織、および地組織に交織して形成されるループ組織であり、マイクロファイバー糸を織って材料とするパイル組織を含み、当該パイル組織のループの密度が、地組織の面積の60%〜65%に相対するのが最も好ましい、環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造。
- 当該パイル組織が、地組織の表層の片面または両面に形成され、毛経糸および緯糸を交織して盛り上がったループが形成され、パイル組織の基礎である底部の経緯糸が地組織の上表層の経緯糸に交織される、請求項1に記載の環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造。
- 当該パイル組織のループの高さは、0.3mm〜0.6mmが最も好ましい、請求項1に記載の環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造
Priority Applications (1)
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JP2012006936U JP3181262U (ja) | 2012-11-14 | 2012-11-14 | 環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造 |
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JP2012006936U JP3181262U (ja) | 2012-11-14 | 2012-11-14 | 環境に優しい皮膚洗浄タオルの構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020174606A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | サージミヤワキ株式会社 | ロールパックサイレージ用のネット及び該ネットの使用方法 |
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2012
- 2012-11-14 JP JP2012006936U patent/JP3181262U/ja not_active Expired - Fee Related
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