JP3181239B2 - 断熱材中の発泡ガスの回収方法及び回収装置 - Google Patents

断熱材中の発泡ガスの回収方法及び回収装置

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JP3181239B2 JP11568397A JP11568397A JP3181239B2 JP 3181239 B2 JP3181239 B2 JP 3181239B2 JP 11568397 A JP11568397 A JP 11568397A JP 11568397 A JP11568397 A JP 11568397A JP 3181239 B2 JP3181239 B2 JP 3181239B2
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術文野】本発明は、冷蔵庫などに用い
られた不要な発泡断熱材の処理方法及び処理装置に関
し、特にフロンを発泡剤とした硬質発泡ポリウレタンか
らのフロン回収方法及び処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫などの断熱材は、CFC11やC
FC114などの特定フロン、あるいはHCFC142
などの代替フロンを発泡剤にしてプラスチックから製造
される。これらのフロンはオゾン層を破壊する恐れがあ
るため、前記特定フロンは1995年末までに使用廃止
となり、代替フロンについても1996年から消費規制
されることになっている。しかし、使用済みとなった断
熱材中の前記フロン(以下単にフロン等)の処置につい
ては、まだ配慮がされていない。
【0003】従来、使用済み発泡断熱材は、例えば特開
平2−144183号公報に示されるように、粒度3m
m以下に粗破砕した後、シリンダー型減容機等により圧
力140Kg/cm2以上に加圧圧縮して減容固化し、
埋立てまたは焼却処分していた。この場合に断熱材中に
残存するフロン等の処置については考慮されておらず、
一部が大気中に放散され、環境を破壊する恐れがあると
いう問題があった。
【0004】この対策として粗破砕した断熱材をプレス
等で圧縮して残存するフロンを脱気、回収する方法が試
みられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術について発明者らが実験した結果、50mm立方
の硬質発泡ポリウレタン断熱材に約5トンの圧縮荷重を
かけても脱気出来ないことが判った。これは発泡ポリウ
レタンが独立気泡で形成されており、気泡径が数百μm
と小さいため、圧縮しただけでは気泡を形成する膜が破
壊出来ないためと考えられる。
【0006】本発明の目的は、発泡断熱材中の有害な発
泡ガスを効率よく回収する方法及び装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、フロン
を発泡剤とした硬質発泡ウレタンからなり機器の断熱材
として使用された発泡断熱材を破砕機に投入し、該破砕
機により剪断力を作用させて前記発泡断熱材を微粉砕
し、分離装置で前記発泡断熱材中の独立気泡に含まれる
フロンを分離回収する発泡ガスの回収方法において、
記破砕機において前記発泡断熱材に剪断力を作用させて
0.2〜2.0 mmの粒径に微粉砕することにより該発
泡断熱材中の独立気泡を破壊し、前記分離装置で前記発
泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断熱材の独立気泡の破壊
に伴って発生したフロンとを分離して回収すると共に、
該分離したフロンの一部を前記破砕機に還流させる、
熱材中の発泡ガスの回収方法にある。
【0008】
【作用】発泡断熱材に粉砕機で剪断力、衝撃力等の動的
な外力を加えることによって独立気泡が破壊されて樹脂
と気泡内気体が分離される。独立気泡の破壊に伴って発
生したフロンを微粉砕物と分離して回収することによ
リ、発泡断熱材中の有害なフロンガスを効率よく回収で
きる。また、分離したフロンの一部を前記破砕機に還流
させることにより、発泡ガスの濃度を高め、発泡ガスの
液化をより容易に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例の基本フ
ローを示す。図において、1は処理の対象となる発泡断
熱材で、以下に述べるようにして、微粉樹脂2と液化発
泡ガス3とに分離回収される。10は断熱材1の供給
部、30は断熱材の粉砕部、40は粉砕された樹脂と発
泡ガスの分離部である。93は分離した発泡ガスと同伴
空気を含む気体が通る配管、93Aはこの気体の一部を
供給部10に還流させる分岐配管、93Bはこの気体の
他の部分を冷却液化部60へ導く分岐配管である。
【0010】処理される発泡断熱材1は密閉した供給部
10内に充填され、粉砕部30に送られて剪断力、衝撃
力等の動的な外力によって独立気泡が破壊される。さら
に、分離部40で樹脂2と気泡内気体が分離し、次いで
分離した発泡ガスと同伴空気を含む気体は配管93及び
分岐配管93Aを通って供給部10に還流されて気体中
の発泡ガス濃度を高める。このようにして発泡ガス濃度
を高められた気体は分岐配管93Bより抜き取られ、冷
却液化部60で冷却されて液化し発泡ガス3となる。こ
のようにして発泡断熱材1は微粉樹脂2と液化発泡ガス
3に分離して回収される。
【0011】図2に本発明の実施例のより詳細な構成を
示す。供給部10の供給ホッパー11は、被処理物の投
入口12と仕切弁13で仕切られて、被処理物を外部か
ら密閉して被処理物を供給スクリュウ18へ導くように
構成されている。供給スクリュウ18の出口に近接して
粉砕部30を構成する高速回転式粉砕機31のロータ3
2が取り付けられている。ロータ32の下部にはスクリ
ーン33があり、さらに仕切円筒34が下部ホッパー3
5の内側に設けられている。
【0012】分離部40を構成するバグフィルタ41は
その上部にファン42を持ち、側面の配管43及び底部
の配管44で下部ホッパー34に接続されている。一
方、バグフィルタ41の上部は、配管93及び分岐配管
93A、93Bを介して供給ホッパー11及び圧縮機6
1に接続されている。圧縮機61と第1凝縮器62、第
2凝縮器63は冷却、液化部60を構成するもので、こ
れらの間はそれぞれ配管94及び95で接続され、さら
に第2凝縮器63の出口側上部及び下部はそれぞれ配管
96、97で供給ホッパー11及び凝縮液の捕集タンク
81に、接続されている。71は微粉砕した樹脂2の減
容スクリュウである。そして第1凝縮器61及び第2凝
縮器62はそれぞれ冷媒供給装置64及び65により所
定の温度に冷却される。なお、圧縮機51としては、往
復動式または回転式のものが用いられ、特に密閉型が推
奨される。
【0013】このような装置において、硬質発泡ポリウ
レタン断熱材等の被処理物1は予め前処理され、約5c
m角の大きさに粉砕されている。そして、投入口12よ
り仕切弁13を通って供給ホッパー11に充填され、供
給スクリュウ18により粉砕部30の高速回転式粉砕機
31に導かれる。ここで被処理物1は、ロータ32によ
り剪断及び衝撃作用を受けて粉砕され、断熱構造を形成
している独立気泡が破壊される。
【0014】被処理物1を独立気泡の径dの2〜3倍以
下の粒径に砕くことによって、断熱材中の独立気泡はほ
ゞ破壊される。
【0015】すなわち、図3に示すように断熱材1は、
外殻がウレタン樹脂112で構成された0.1〜1.0
mmの内径の独立気泡111を多数有し、この独立気泡
内にフロン等の発泡ガスが閉じ込められている。そして
この断熱材に剪断力を作用させると図中の点線113で
示すように割れ目が入ったり、分割されたりして各独立
気泡111内のフロンが排出される。この時の破砕片の
粒径は0.2〜2.0mmとなる。
【0016】粉砕機31は、その要部断面を図4に示す
ように、鋸歯状の固定刃36と板状の回転刃37とを備
えている。断熱材1は、回転刃の先端と固定刃の隙間に
(約1〜2mm)に押し付けられ、剪断力で前記大きさ
に砕断される。断熱材が硬質発泡ポリウレタンの場合、
剪断力の大きさは、1000/s以上、望ましくは50
00/s〜50000/sである。図4の例では回転刃
を約3000rpmとすることによって必要な剪断力が
得られる。
【0017】なお、粉砕機としては、ロータリー式に限
定する必要はなく、例えば各々外周に回転刃を備えた一
対のロータを平行に配置し、回転刃間において断熱材に
衝撃力を与える方式の衝撃粉砕機のように、断熱材に動
的な外力を作用させうるものであればよい。
【0018】図2に戻って、粉砕機31の下部には、約
3mm角(または直径)の穴を有するスクリーン33が
設けられており、粉砕機31で2mm程度以下に粉砕さ
れた断熱材破砕片のみが落下し、これより大きいものは
再度ロータ32により付与される剪断力によって粉砕さ
れる。
【0019】なお、ロータ32の回転刃37は、供給ホ
ッパー11や粉砕機31内のガスや空気をバグフィルタ
41に送る送風機の機能も有している。
【0020】もし粉砕機が、スクリュウ形、ミキサー形
あるいはカッター形のような、充分な送風機能を備えて
いない場合は、粉砕機の上流または下流に、独立した送
風機を設けるのがよい。
【0021】粉砕機31で断熱材を粉砕することにより
発生したフロン等の発泡ガスは、断熱材と一緒に取り込
まれた同伴空気と共に配管43を通ってバグフィルタ4
1に導かれる。バグフィルタは、布またはセラミックス
製の仕切45を備えており、ここで、微粉樹脂を分離し
配管93を介して下部ホッパー35に戻し、ガスはファ
ン42により配管93に排出する。
【0022】このとき、フロン等の発泡ガスは空気を含
むので気体中のガスの濃度が低い。そこで、気体(F
1)の一部(F3)は分岐配管93Aを通って供給ホッ
パー11に戻り、気体の残りの部分(F2)は分岐配管
93Bを通って圧縮機61に送られる。このような還流
ルートを設けることにより、気体中の発泡ガス濃度を高
めることができる。圧縮機61で発泡ガスを含む気体は
0.2〜1.1Paに加圧されその結果、温度が40゜
〜50゜Cになる。次に第1凝縮器62に送られ、冷却
水等により10゜〜20゜Cに冷されて第2凝縮器63
へ導かれる。
【0023】第2凝縮器63において、発泡ガスを含む
気体は冷媒等によりさらに−30゜C程度に冷却され、
発泡ガスが液化し捕集タンク81において沈降分離さ
れ、液化発泡ガス3として回収される。また、発泡ガス
に同伴した空気等の非凝縮性のガスと凝縮しなかった一
部の発泡ガスは、配管96を介して供給ホッパー11に
戻され、再び被処理物と共に高速回転式粉砕機31に送
られる。このようにして発泡ガスは、本装置内を循環す
る間に新たに粉砕される被処理物から発生するガスで濃
縮されて高濃度になり、凝縮液化しやすくなる。すなわ
ち低い圧力と高い温度で液化できる。
【0024】運転条件は発泡ガスの量及び同伴空気の量
で異なるが、濃縮された発泡ガスの濃度20〜50Vo
l%で圧力0.2〜1.1Pa、液化温度0〜−50℃
である。
【0025】一方、高速回転式粉砕機31で粉砕した微
粉樹脂2は、減容スクリュウ71で押しかためられ、発
泡ガスを分離して微粉樹脂2のみ系外に取り出される。
【0026】本実施例の装置において、硬質発泡ポリウ
レタン断熱材を処理量20Kg/hで処理し、配管91
内の循環気体流量F1=30Nm3/h、分岐配管93
A内の循環気体流量F3=28.6Nm3/h、分岐配
管93B内の気体流量F2=1.4Nm3/hで運転
し、循環気体の組成をフロン40Vo1%(空気60V
o1%)まで濃縮して、発泡ポリウレタン中のフロンの
約90%を液化させ回収することができた。
【0027】このように、発泡ポリウレタン中のフロン
は、独立気泡を破壊することによりウレタンから脱気
し、次いで脱気した気体を冷却して液化させることによ
り大気中に放散させることなく回収することができる。
【0028】本発明のより望ましい実施例によれば、図
5に示すように供給ホッパー11と投入口12の間に中
間タンク14が設けられ、これらがロータリー弁15及
び16で接続され、凝縮器63と中間タンク14とが配
管96で接続されている。この実施例では、発泡ガスが
高濃度となる供給ホッパー11と投入口12の間を、ロ
ータリー弁15及び16で仕切ることができ、発泡ガス
の投入口12への逆流による放散を防止できる。また凝
縮器63からの低濃度となった発泡ガスを中間タンク1
4に還流させることにより、供給ホッパー11内の発泡
ガスを高濃度に保つことができる。
【0029】さらに推奨される他の実施例によれば、図
6に示すように、中間タンク14の上部に配管97が設
けられ吸着塔101に接続されている。この実施例で
は、ロータリー弁15から供給される被処理物1に同伴
して流入した空気を、ベントガスとして配管97から系
外に排出でき、この時ベントガス中に同伴する発泡ガス
を吸着塔101で捕集することができる。このような方
法によって発泡ポリウレタン中のフロンの回収率をさら
に高めることができる。
【0030】さらに他の実施例によれば、図7に示すよ
うに、供給スクリュウ18と高速回転式粉砕機31との
間に、分岐配管93A及び配管96をつないで気体を循
環させるものがある。本実施例では、供給スクリュウ1
8で被処理物に同伴して流入した空気を後方に逃がして
分離し、同伴空気量を減らし気体を循環させることがで
きる。また回転式粉砕機31として、2軸かみあい型の
ものを使用することもできる。
【0031】さらに他の実施例によれば図8に示すよう
に、分岐配管93Bに流量調節弁98を設け、分岐配管
93Aにフロン濃度センサ99を取り付けて制御器20
0により、分岐配管93のフロン濃度に応じて流量調節
弁98の開度を変えるものが考えられる。
【0032】図8の実施例では、図9に示すように、運
転開始時のフロン濃度が低いときには流量調節弁98を
絞って流量F2を減らし、循環流量F3を増してフロン
濃度を高める運転を行い、時間が経過しフロン濃度が上
がってきたとき流量調節弁98を開いて流量F2を増す
ように制御することによって、所定の濃度で効率の良い
運転ができる。
【0033】本発明は発泡剤を用いて作られた断熱材の
うち、発泡に使われたガスが、フロン、代替フロン等の
ように環境破壊等の観点から回収されるべきものである
場合に用いて効果がある。
【0034】また、断熱材の固相部の材料としては、実
施例に挙げた樹脂の外、セラミック以外の高分子材料を
用いたものにも適用できる。
【0035】また、断熱材の粉砕手段としては、低温冷
凍と衝撃力の組合せのような回転力以外の手段を用いる
こともできる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、硬質発泡ポリウレタン
等の断熱材に含まれる発泡ガスを確実に分離回収でき、
フロン等の有害ガスを大気中に放散させることがないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本フローシートである。
【図2】図1の実施例の詳細を示す図である。
【図3】発泡断熱材の構成を示す拡大図である。
【図4】図2の粉砕部の要部断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す部分断面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示すフローシート
である。
【図9】図8の実施例における循環流量調節方法の説明
図である。
【符号の説明】
11…供給ホッパー、18…供給スクリュウ、31…高
速回転式粉砕機、41…バグフィルタ、62…圧縮機、
63…第1凝縮器、64…第2凝縮器、71…減容スク
リュウ、81…凝縮液の捕集タンク、93…分離した発
泡ガスと同伴空気を含む気体が通る配管、93A…気体
の一部を供給部に還流させる分岐配管、93B…気体の
他部を冷却液化部へ導く分岐配管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 105:26 (72)発明者 高村 義之 山口県下松市東豊井794番地 株式会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 内山 吉治 山口県下松市東豊井794番地 株式会社 日立製作所 笠戸工場内 (72)発明者 木村 信夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 小林 広明 山口県下松市東豊井794番地 株式会社 日立製作所 笠戸工場内 (56)参考文献 特開 平4−243501(JP,A) 岩田掲示編「ポリウレタン樹脂ハンド ブック」(S62.9.25),日刊工業新 聞社,p.267−268 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 11/00 B09B 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、分離装置で前記発泡断熱材中の独
    立気泡に含まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収
    方法において、前記破砕機において 前記発泡断熱材に剪断力を作用させ
    て0.2〜2.0 mmの粒径に微粉砕することにより該
    発泡断熱材中の独立気泡を破壊し、前記分離装置で 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断
    熱材の独立気泡の破壊に伴って発生したフロンとを分離
    して回収すると共に、該分離したフロンの一部を前記破
    砕機に還流させることを特徴とする断熱材中の発泡ガス
    の回収方法。
  2. 【請求項2】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、分離装置で前記発泡断熱材中の独
    立気泡に含まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収
    方法において、前記破砕機において 前記発泡断熱材に剪断力を作用させ
    て該発泡断熱材中の独立気泡の径の3倍以下の粒径に微
    粉砕することにより該発泡断熱材中の独立気泡を破壊
    し、前記分離装置で 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断
    熱材の独立気泡の破壊に伴って発生したフロンとを分離
    して回収すると共に、該分離したフロンの一部を前記破
    砕機に還流させることを特徴とする断熱材中の発泡ガス
    の回収方法。
  3. 【請求項3】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、分離装置で前記発泡断熱材中の独
    立気泡に含まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収
    方法において、前記破砕機において 前記発泡断熱材に剪断力を作用させ
    て該発泡断熱材中の独立気泡の径の2倍以下の粒径に微
    粉砕することにより該発泡断熱材中の独立気泡を破壊
    し、前記分離装置で 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断
    熱材の独立気泡の破壊に伴って発生したフロンとを分離
    して回収すると共に、該分離したフロンの一部を前記破
    砕機に還流させることを特徴とする断熱材中の発泡ガス
    の回収方法。
  4. 【請求項4】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、分離装置で前記発泡断熱材中の独
    立気泡に含まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収
    方法において、前記破砕機において 前記発泡断熱材に剪断力を作用させ
    て該破砕機に投入される発泡断熱材中に含まれる独立気
    泡の90%以上の気泡を破壊し、前記分離装置で 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断
    熱材の独立気泡の破壊に伴って発生したフロンとを分離
    して回収すると共に、該分離したフロンの一部を前記破
    砕機に還流させることを特徴とする断熱材中の発泡ガス
    の回収方法。
  5. 【請求項5】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、前記発泡断熱材中の独立気泡に含
    まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収装置におい
    て、 発泡断熱材に剪断力を作用させて0.2〜2.0 mmの
    粒径に微粉砕することにより該発泡断熱材中の独立気泡
    を破壊する破砕機と、 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断熱材の独立気泡
    の破壊に伴って発生したフロンとを分離して回収する
    回収手段と、 該分離したフロンの一部を前記破砕機に還流させる還流
    手段と を備えたことを特徴とする断熱材中の発泡ガスの
    回収装置。
  6. 【請求項6】フロンを発泡剤とした硬質発泡ウレタンか
    らなり機器の断熱材として使用された発泡断熱材を破砕
    機に投入し、該破砕機により剪断力を作用させて前記発
    泡断熱材を微粉砕し、前記発泡断熱材中の独立気泡に含
    まれるフロンを分離回収する発泡ガスの回収装置におい
    て、 前記発泡断熱材に剪断力を作用させて該発泡断熱材中の
    独立気泡の径の3倍以下の粒径に微粉砕することにより
    該発泡断熱材中の独立気泡を破壊する破砕機と、 前記発泡断熱材の微粉砕物と、該発泡断熱材の独立気泡
    の破壊に伴って発生したフロンとを分離して回収する
    回収手段と、 該分離したフロンの一部を前記破砕機に還流させる還流
    手段と を備えたことを特徴とする断熱材中の発泡ガスの
    回収装置。
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岩田掲示編「ポリウレタン樹脂ハンドブック」(S62.9.25),日刊工業新聞社,p.267−268

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