JP3181197U - フォーマーの線材切断装置 - Google Patents

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株式会社阪村機械製作所
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Abstract

【課題】切断ナイフとクイルとにおける各切断面の位置変更が回転操作により簡単容易にかつ迅速に行えるフォーマーの線材切断装置を提供する。
【解決手段】中心に切断用透孔を有する円板形状の切断ナイフ8をクイル6の先端口に沿って進退動するナイフケース9の先端部にその切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持し、かつ、回転により選択した所望の切断面位置で切断ナイフ8をナイフケース9に固定する固定手段を設ける。一方、クイル6を機台2に回転のみ可能に支持すると共に、クイル6の後端部に外部に設けられるモータからの動力により回転する歯車部61を一体に設け、モータで選択した所望の切断面位置でクイル6を機台2に固定するようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は、ボルトやナット、その他各種のパーツ部品などを圧造成形するフォーマーの線材切断装置に関するものである。
従来、例えば多段式フォーマーの線材切断装置としては、ラムの正面側に複数のダイを備えた機台の一側部に、機台の後方から長尺の金属線材をラム側へ間歇的に供給すると同時に固定刃の機能を有するクイルが設けられると共に、供給線材を切断するための切断ナイフがクイルの先端口に沿って横切るように進退動すべく設けられている。その場合、切断ナイフには、刃部を開放側前端部に設けた形式のものや、円板体の中心に切断用透孔を設けた形式のものが使用されている。
そして、この線材切断装置により供給素材を切断する際には、長尺の金属線材をクイルの先端口から所定長さ送り出して、切断ナイフをクイルの先端口を横切るように移動させて切断するようになっている。また、その後においては、所定長さに切断されて運ばれた切断素材をプッシャーピンの押し出しにより切断ナイフから素材移送チャックに挟持させ、素材移送チャックで複数段の圧造ステーションに順次移送しながらパンチとダイスで叩打して所定の形状に圧造するようになっている。
実公平3−28981号公報
ところで、上記した線材切断装置の切断ナイフやクイルにあっては、ラムの一往復動ごとに切断ナイフが進退動作して線材を切断するものであるため、切断ナイフやクイルにおける切断部分の消耗が激しいばかりか、せん断荷重が一箇所に集中してかかり局部的に摩耗することになる。その結果、切断精度を低下させ、またバリなどを発生させたりする原因となっていた。そこで、比較的早期に切断ナイフやクイルを取り替えたり、摩耗した切断面を研磨し直したりする必要があるし、また、このように切断ナイフやクイルを取り替えたり、切断面を研磨した場合には面倒で手間のかかる切断ナイフとクイルとの隙間の寸法出し作業をその都度行わなければならず、作業性が悪くなる問題を有していた。
そこで、本考案は、上記した問題に鑑み考案したもので、切断ナイフとクイルとの両方をナイフケースや機台から取り出したりしないで、切断ナイフとクイルとにおける各切断面の位置変更が迅速容易に行えるようにして、切断精度の低下防止と同時に作業性の向上化を図り、その上、長期間にわたる使用を可能にすることのできるフォーマーの線材切断装置の提供を課題とする。
上記した課題を解決するために、本考案は、ダイを備えた機台の一側後方から長尺の金属線材をラム側へ供給すると同時に固定刃の機能を有するクイルと、クイルの先端口に沿って横切るように進退動して供給線材を切断する切断ナイフとからなるフォーマーの線材切断装置であって、上記切断ナイフが中心に切断用透孔を有する円板形状を呈すると共に、この切断ナイフがクイルとプッシャーピンの中心間を横移動するナイフケースの先端部にその切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持され、かつ、回転により選択した所望の切断面位置で切断ナイフをナイフケースに固定する固定手段が設けられている一方、上記クイルが機台に回転のみ可能に支持されていると共に、このクイルの後端部に外部に設けられる回転作動手段の操作により回転する歯車部が一体に設けられ、回転操作手段による回転により選択した所望の切断面位置でクイルを機台に固定するようにしたことをしたことを特徴とする。
なお、機台とは、クイルやダイを支持するダイブロックなどを含む概念である。
本考案のフォーマーの線材切断装置によれば、上記したように切断ナイフがナイフケースにその切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持され、また、クイルが機台にその切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持されているので、使用により切断ナイフやクイルの切断面が局部的に摩耗して切断素材の切り口が悪くなった場合、切断ナイフとクイルとの両方をナイフケースや機台から取り出して取り替えたり、摩耗した切断面を研磨し直したりするたりすることなく、切断ナイフとクイルとにおける各切断面の位置変更が迅速容易に行える。これにより切断精度の低下防止と同時に作業性の向上化を図るがことができ、その上、切断ナイフとクイルを長期間にわたって使用できる。
本考案に係るフォーマーの線材切断装置の横断面図である。 同線材切断装置における切断ナイフ部分の正面図である。 図2のX−X断面図である。 同線材切断装置におけるクイル部分の縦断面図である。 フォーマーの圧造部の概略平面図である。
以下本考案に係る線材切断装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1〜図5は、本考案に係る線材切断装置が装備された多段式のフォーマーを示すもので、該フォーマー1は図5に示すように機台2の所定位置に複数のダイ3…3が設けられていると共に、ダイ3の正面にあって前後動するラム4にはダイ3…3に対向するパンチ5…5が装備されている。また、図1に示すように、前段側ダイ3の側方部には、機台2の一側部にその後方より導入される長尺丸棒の金属線材Aを供給すると同時に固定刃の機能を有するクイル6と、該クイル6より前部のストッパー7に向けて供給された一定寸法の線材Aを切断する切断ナイフ8とを備えた線材切断装置Sが配設されている。さらに、機台2のクイル6と前段側ダイ3の間には、切断ナイフ8により切断された状態で運ばれた切断線材Bの後端を押圧して該線材Bを素材移送チャック11に挟持させるプッシャーピン12が備えられている。素材移送チャック11に挟持された切断素材Bは素材移送チャック11により複数段の圧造ステーションに順次移送され、パンチ5…5とダイ3…3で叩打されて所定の形状に圧造成形される。なお、金属線材Aとしては、長尺の丸棒に限定されるものではなく長尺の棒材やコイル線材などであってもよい。また、機台2とは、クイル6やダイ3…3を支持するダイブロックなどを含む概念である。
そして、上記した線材切断装置Sにおける切断ナイフ8は、図2及び図3に示すように、中心に切断用透孔8aを有する円板形状を呈し、この切断ナイフ8はラム4の1前後動ごとにクイル6とプッシャーピン11の中心間を横移動するナイフケース9の先端保持孔9aに切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持されている。また、ナイフケース9の前面には、回転により選択した所望の切断面で切断ナイフ8を該ケース9に固定するロックボルト(固定手段)10が設けられている。図に示す実施の形態では、ナイフケース9の保持孔9aに切断ナイフ8を回転可能で抜け出し不能に支持する構造として、切断ナイフ8における切断ナイフ8の幅方向中間部に大径係止部8bを一体に形成する一方、ナイフケース9における保持孔9aの周辺部分を、上記大径係止部8bが係合する係合凹部9bを有する本体部90と蓋体91とに分割形成して、これら本体部90と蓋体91間に切断ナイフ8を挟み込み回転可能でかつ抜け出し不能に支持している。また、切断ナイフ8の切断面の位置変更が正確に行えるようにクリックタイプの位置決め手段13が設けられている。この位置決め手段13としては、ナイフケース9に係合体14とバネ15と止めねじ16とからなる係合部材が設けられる一方、切断ナイフ8の外周に、上記係合部材の係合体12がクリック係合して位置決めをする複数の位置決め用の係合凹所(図では90度の角度をおいて4個)8c…8cが複数形成されている。さらに、切断ナイフ8の前面には、切断ナイフ8を回転させるための回転操作治具(図示せず)が挿入可能な複数の凹部(図では90度の角度をおいて4個)8d…8dが形成されている。
一方、線材切断装置Sにおけるクイル6は、図1及び図4に示すように、機台2の受け部2aに回転可能に支持されると共に、このクイル6の後端部に、外部に設けられるモータ(回転作動手段)17からの動力を受けて回転する歯車部61が一体に設けられている。クイル6は機台2内において回転自由であるが、クイル6の外周に設けられた環状凹部6aへのロックピン18の嵌合により機台2に定着され、前方への抜け出しが阻止されている。また、図1中、19…19は歯車部61をクイル6に固定する固定ボルトである。
本考案は、以上のように構成されているので、使用により切断ナイフ8やクイル6の切断面が局部的に摩耗して切断素材Bの切り口が悪くなった場合には、切断ナイフ8とクイル6をそれぞれ回転させて切断ナイフ8とクイル6における各切断面を位置変更すればよい。
具体的には、まず、切断ナイフ8の切断面が局部的に摩耗した場合、ロックボルト10を緩めて切断ナイフ8をナイフケース9に対し回転可能にした後、切断ナイフ8の凹部に回転操作治具を挿入し、90度切断ナイフ8を回転させて切断ナイフ8の切断面の位置変更を行う。この際、位置決め手段13の係合体14がバネ15に抗して係合凹所を乗り越え、次の係合凹所に再び落ち込んで係合し、これにより90度の位置変更が正確に行われたことが確認できる。このように切断ナイフ8位置保持手段13で変更位置を保持した状態のもとでロックボルト10を締め付けて切断ナイフ8をナイフケース9に固定する。これにより、切断面の位置変更が簡単容易かつ正確に行える。
また、クイル6の切断面が局部的に摩耗した場合、外部に設けられるモータ17を駆動してクイル6の後端部に一体に設けた歯車部61を所定角度回転させることにより、クイル6を例えば90度回転させクイル6の切断面の位置を所望の位置に変更することができる。このクイル6の場合には、機械の運転中において任意の角度に自由に回動してクイル6の切断面位置を変更することができる。
以上のように、切断ナイフ8とクイル6との両方をナイフケース9や機台2から取り出して取り替えたり、摩耗した切断面を研磨し直したりするたりすることなく、切断ナイフ8とクイル6とにおける各切断面の位置変更を迅速容易に行うことができ、その結果、切断精度の低下防止と同時に作業性の向上化を図るがことができ、その上、切断ナイフ8とクイル6を長期間にわたって使用できる。
以上の実施の形態では、切断ナイフ8及びクイル6をそれぞれ90度回転させて切断面の変更を行うようにしたが、何ら90度に限定されるものではない。
1 フォーマー
2 機台
3 ダイ
4 ラム
5 パンチ
6 クイル
8 切断ナイフ
9 ナイフケース

Claims (1)

  1. ダイを備えた機台の一側後方から長尺の金属線材をラム側へ供給すると同時に固定刃の機能を有するクイルと、クイルの先端口に沿って横切るように進退動して供給線材を切断する切断ナイフとからなるフォーマーの線材切断装置であって、上記切断ナイフが中心に切断用透孔を有する円板形状を呈すると共に、この切断ナイフがクイルとプッシャーピンの中心間を横移動するナイフケースの先端部にその切断面の位置変更が可能となるように回転可能に支持され、かつ、回転により選択した所望の切断面位置で切断ナイフをナイフケースに固定する固定手段が設けられている一方、上記クイルが機台に回転のみ可能に支持されていると共に、このクイルの後端部に外部に設けられる回転作動手段の操作により回転する歯車部が一体に設けられ、回転操作手段による回転により選択した所望の切断面位置でクイルを機台に固定するようにしたことをしたことを特徴とするフォーマーの線材切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107812822A (zh) * 2017-11-27 2018-03-20 蓬溪河冶高科有限责任公司 一种冲床用小圆钢棒多支冲切机构
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