JP3181123U - 盗難防止用固定装置およびその特定固定具、ナット部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外周にねじ部20aが形成された軸状部材20が、機器の取付フランジ3を貫通して、基礎床1に形成されたねじ孔10aに螺合される。ナット部材30が、取付フランジ3の上方から軸状部材20に螺合されて、取付フランジ3を上方から押圧して固定する。ナット部材30の外周面30cは例えば略半球面とされて、回転工具の係合部や回転のための外力を付与するための凹部を有しない円滑面として形成されている。
【選択図】図3
Description
被取付部材を特定固定具によって取付部材に対して固定するようにした盗難防止用固定装置であって、
前記特定固定具が、外周にねじ部が形成された軸状部材と、該軸状部材に螺合されるナット部材とを有し、
前記軸状部材が、前記被取付部材に設けられた取付孔を貫通して前記取付部材に形成されたねじ孔に螺合されており、
前記軸状部材に螺合された前記ナット部材が、前記被取付部材のうち前記取付孔の周縁部を押圧して該被取付部材を前記取付部材に対して固定しており、
前記ナット部材の外周面が、前記軸状部材の軸線方向に沿ういずれの断面においても前記取付孔から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ようにしてある。
前記軸状部材が、前記ナット部材の頂面から露出しないか殆ど露出しないようにされている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、軸状部材そのものを回転させようとすることがより不可能となるので、盗難防止効果をより一層高める上で好ましいものとなる。
前記大径頭部への回転力付与によって前記ナット部材による前記取付孔の周縁部の押圧が行われた固定状態では、前記ナット部材の頂面直近において前記軸部が破断されていることにより前記大径頭部が除去されている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、一般的なボルトを利用して軸状部材を構成することができる。また、ナット部材による締付力の確保を、ボルト大径頭部に係合された回転工具を利用して十分に得ることが可能となる。
前記特定固定具による固定箇所が、複数箇所でかつ前記複数の所定箇所よりも少ない箇所とされている、
ようにしてある(請求項7対応)。この場合、盗難防止効果を十分に得ることと、固定作業を極力容易に行なえるようにすることとを、共に高い次元で満足させることができる。
ボルトとナット部材との組み合わせからなり、盗難防止用固定装置に用いる特定固定具であって、
前記ボルトが、外周にねじ部を有する軸部と、基端部に回転工具が相対回転不能に係合される大径頭部とを有し、
前記軸部に螺合される前記ナット部材の外周面が、前記軸部の軸線方向に沿ういずれの断面においても該ナット部材の座面から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1に記載の盗難防止用固定装置に用いる特定固定具が提供される。
前記ナット部材の外周面が、略半球面として形成されている、ようにしてある(請求項9対応)。
ねじ孔が形成されており、
外周面が、前記ねじ孔の軸線方向に沿ういずれの断面においても該ねじ孔の一端側にある座面から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1に記載の盗難防止用固定装置に用いるナット部材を提供することができる。
外周面が、略半球面として形成されている、ようにしてある(請求項12対応)。
K:回転工具
1:基礎床(取付部材)
2:機器(被取付部材)
3:取付フランジ
3a:取付孔
10:固定用部材
10a:ねじ孔
20:軸状部材
20a:ねじ部
30:ナット部材
30a:ねじ孔
30b:座面
30c:外表面
30d:フランジ部
30B:ナット部材(図12)
30C:ナット部材(図13)
30D:ナット部材(図14)
Claims (13)
- 被取付部材を特定固定具によって取付部材に対して固定するようにした盗難防止用固定装置であって、
前記特定固定具が、外周にねじ部が形成された軸状部材と、該軸状部材に螺合されるナット部材とを有し、
前記軸状部材が、前記被取付部材に設けられた取付孔を貫通して前記取付部材に形成されたねじ孔に螺合されており、
前記軸状部材に螺合された前記ナット部材が、前記被取付部材のうち前記取付孔の周縁部を押圧して該被取付部材を前記取付部材に対して固定しており、
前記ナット部材の外周面が、前記軸状部材の軸線方向に沿ういずれの断面においても前記取付孔から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項1において、
前記軸状部材が、前記ナット部材の頂面から露出しないか殆ど露出しないようにされている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記軸状部材が、基端部に回転工具が相対回転不能に係合される大径頭部を有するボルトの軸部とされ、
前記大径頭部への回転力付与によって前記ナット部材による前記取付孔の周縁部の押圧が行われた固定状態では、前記ナット部材の頂面直近において前記軸部が破断されていることにより前記大径頭部が除去されている、
ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記ナット部材の外周面が、略球面の一部として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項4において、
前記前記ナット部材の外周面が、略半球面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記ナット部材の外周面が、略円錐面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記被取付部材の前記取付部材に対する固定が複数の所定箇所で行われており、
前記特定固定具による固定箇所が、複数箇所でかつ前記複数の所定箇所よりも少ない箇所とされている、
ことを特徴とする盗難防止用固定装置。 - ボルトとナット部材との組み合わせからなり、盗難防止用固定装置に用いる特定固定具であって、
前記ボルトが、外周にねじ部を有する軸部と、基端部に回転工具が相対回転不能に係合される大径頭部とを有し、
前記軸部に螺合される前記ナット部材の外周面が、前記軸部の軸線方向に沿ういずれの断面においても該ナット部材の座面から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いる特定固定具。 - 請求項8において、
前記ナット部材の外周面が、略半球面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いる特定固定具。 - 請求項8において、
前記ナット部材の外周面が、略円錐面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いる特定固定具。 - ねじ孔が形成されており、
外周面が、前記ねじ孔の軸線方向に沿ういずれの断面においても該ねじ孔の一端側にある座面から離れるにしたがって徐々に径方向内方側に位置するように形成されると共に、回転工具用の係合部や回転のための外力を作用させるための凹凸部を有しないようにされている、
ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いるナット部材。 - 請求項11において、
外周面が、略半球面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いるナット部材。 - 請求項11において、
外周面が、略円錐面として形成されている、ことを特徴とする盗難防止用固定装置に用いるナット部材。
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JP2012006837U JP3181123U (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 盗難防止用固定装置およびその特定固定具、ナット部材 |
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JP2015055061A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | トヨタホーム株式会社 | 付加構造物の設置構造 |
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2012
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