JP3180949B2 - 車輌用埋設型リフト - Google Patents
車輌用埋設型リフトInfo
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Description
に関し、特に車輌支持板を除き、ラム用駆動装置、ラム
落下防止装置等の各構成部材がアウターケースと共にユ
ニット的に埋設されることを特徴とする車輌用埋設型リ
フトに関する。
平6−5355公報に開示されている。この公報記載の
実施例の主な目的は、作業上の危険性並びにリフト装置
のシール性の観点から床面と車輌支持板との空間部にラ
ム落下防止装置を露出させないことである。そこで、ラ
ム落下防止装置を外筒内に設けている。
動用の縦長油圧シリンダの側方にあたる床面下に適宜に
垂設されたラックと、油圧シリンダの下端部にリング状
の支持体を介して設けられ、かつ、回動軸、付勢バネ等
の作動部材により、前記ラックの歯面に対して常時押し
付け力が付与された係止爪と、この係止爪をラックから
解除させることができるようにラックと平行四辺形状に
枢支された複数本の平行リンク、垂直バー等を介して前
記外筒の外に配設された係止解除機構の操作ノブとから
構成されていた。
列挙するような問題点があった。一般にこの種のリフ
トは、車輌支持板を除き、ラム用駆動装置、ラム落下防
止装置等の各構成部材がアウターケース(外筒)と共に
予めユニット的に一体に製造され、車輌の整備場まで運
搬されるのが望ましい。けだし、据付け作業の効率化を
図るためには、アウターケースを床面下に据付けた後
は、車輌支持板を除き、可能な限り他の構成部材をラム
用ガイド部材、支持板等に取付けるべきではないからで
ある。しかるに、この実施例に於いては、少なくとも係
止爪を解除させるための操作ノブを現場で取付けなけれ
ば成らない。また一般にこの種のリフトは、稼働後の
メンテナンス(安全装置の点検・部品の交換、油圧シリ
ンダの交換等)が必要であるが、その際アウターケース
(外筒)の上壁部(上蓋)のみを外したならば、容易に
各構成部材の点検や交換ができることが望ましい。しか
るに、この実施例に於いては、例えば安全装置の点検や
交換の際には、車輌支持板をラムから取り外した後、ま
ず外筒の上蓋を外し、次に上部フランジ部を有するラム
案内部材を外し、次にラック吊り金具を外しと言う具合
に各構成部材をバラバラにしなければ成らない。それ故
に、安全装置の点検や交換が不便である。さらにこの
実施例ではラムの昇降時に於ける回転防止を十分に期待
することができない。加えて、この実施例のラム落下
防止装置は、ラックの歯面に対して押し付け力が付与さ
れた係止爪を構成要件とすることから、係止爪がラック
の歯面から容易に外れないようにロック機構を強力に構
成にしなければならないので、信頼性がもう一つであ
る。
従来の問題点に鑑み、第1の目的は据付け作業の効率化
を図ることができることである。第2の目的は稼働後の
メンテナンスを容易に行うことができることである。第
3の目的はラムの昇降時に於ける回転防止を十分に図る
ことができることである。第4の目的はラム落下防止装
置の確実な信頼性を確保することができることである。
フトは、車輌支持板12を除き、各構成部材がアウター
ケース2と共に埋設される車輌用埋設型リフトであっ
て、前記アウターケース2内に、ラム11筒状案内部材
10を固定的に支持するインナー支持部材5を組み込
み、前記ラム11にはラム用駆動装置13の作動杆15
が、一方、ラム11の下方に位置する固定ベース板16
にはラム用駆動装置13のシリンダ14の下端部がそれ
ぞれ取付けられており、また前記インナー支持部材5と
固定ベース板16とは連結板17及び垂直係合支持棒2
0をそれぞれ介してユニット的に連結され、かつ、固定
ベース板16はアウターケース2の底壁部2bとは別体
であると共に、ラム11に対して宙吊り状態に配設され
ており、さらに、前記ラムの下端部には取付けフレーム
部材25を介し、前記垂直係合支持棒と係脱する係脱手
段36を備えたラム落下防止装置30が設けられ、前記
インナー支持部材5を介してユニット化された各構成部
材がアウターケース2からそのままスポット取り外せる
ことを特徴とする。
は、係合解除手段用駆動源31と、この駆動源の駆動力
により伸縮動する作動杆32と、この作動杆32の先端
部に枢支された駆動リンク33と、この駆動リンク33
に固定的に連結され、かつ、半径方向に突出する摺動カ
ム片35を有する係合解除手段としての回動軸34と、
垂直係合支持棒20の複数個の係合部21とそれぞれ挟
み係脱する一対のキヤッチバー36と、このキヤッチバ
ー36を常時閉じる方向に付勢するバネ部材41とから
成ることを特徴とする。
支持板12を除き、各構成部材がアウターケース2Aと
共に埋設される車輌用埋設型リフトであって、前記アウ
ターケース2A内に、ラム11用筒状案内部材10を固
定的に支持するインナー支持部材5Aを組み込み、前記
ラム11にはラム用駆動装置13の作動杆15が、一
方、ラム11の下方に位置する固定ベース板16Aには
ラム用駆動装置13のシリンダ14の下端部がそれぞれ
取付けられており、また前記インナー支持部材5Aと固
定ベース板16Aとは連結板17及び垂直係合支持棒2
0Aをそれぞれ介してユニット的に連結され、かつ、固
定ベース板16Aはアウターケース2Aの底壁部2bと
は別体であると共に、ラム11に対して宙吊り状態に配
設されており、さらに、前記ラムの下端部には取付けフ
レーム部材25Aを介し、ラム落下防止装置30Aの一
部を構成すると共に前記垂直係合支持棒と係脱する係脱
手段36Aを設け、一方、この係脱手段36Aを開く摺
動カム部35Aを有する回動軸34Aを垂直係合支持棒
20Aに沿って配設し、この回動軸34Aの回転させる
ラム落下防止装置30Aの駆動源31A、作動杆32
A、駆動リンク33Aをそれぞれインナー支持部材5A
の上部支持フランジ部5aに装着し、インナー支持部材
5Aを介してユニット化された各構成部材がアウターケ
ース2Aからそのままスポット取り外せるこを特徴とす
る。
形態を第1実施例で説明する。図1は、例えば車輌支持
板を除き、主要部或いは要部の各構成部材が予めアウタ
ーケース2内ユニット的に組込まれ、据付け現場で該ア
ウターケース2と共に、整備ベイの床面1下に埋設され
る埋設型リフトXを示す一部切欠の概略説明図である。
下に据付ける前(例えば現場までリフトを運搬する前)
に、予めアウターケース2に後述するインナー支持部
材、ラム案内部材、シリンダー、ラム、ラム落下防止装
置が組込まれる。そして、ユニット化されたアウターケ
ース2を床面1下に埋設した後、ラムの上端部に車輌支
持板を固定する。
用可能であるが、一般に同一構造のものを左右に対設す
る。この実施例では、説明の便宜上1個だけ床面1下に
埋設した例で説明する。そこで、アウターケース2並び
に主要部或いは要部の各構成部材について説明する。
側壁部2aと、この筒状側壁部の下端部に固定された底
壁部2bと、筒状側壁部の上端部に固定され、かつ、中
央部にラム用貫通孔3を有する上壁部2cとから成る。
なお、筒状側壁部2aの上端縁には短径のフランジ部が
周設され、該アウターケース2を床面1に形成したピッ
ト内に埋設すると、前記フランジ部は丁度床面1と同一
平面上に位置する。据付けの際には、望ましくはアウタ
ーケース2の上壁部2cも床面1から突出しないように
すべきである。
固定的に設けられたインナー支持部材用支持部である。
この支持部4は、上述した縦長筒状側壁部2aの上端部
の内周壁面に環状的に溶着されている。なお、支持部4
の形状は、インナー支持部材を水平状態に支持すること
ができるように分割的又は対向的に設けた複数の板片で
も良い。
部4を介し、縦方向に内装支持された角筒状インナー支
持部材である。このインナー支持部材5は、環状的支持
部4の上面に支持される上部支持フランジ部5aと、こ
の上部支持フランジ部5aの下面に上端部が溶着された
角筒部5bとから成る。上部支持フランジ部5aは全体
として矩形状であり、中央部にはラム案内部材用嵌合孔
6が形成されている。また上部支持フランジ部5aの一
側壁には外(水平)方向に突出する係合支持棒用取付け
部7が連設している。この取付け部7は固着具8用のネ
ジ孔を有する。
ー支持部材5を介し、縦方向に内装支持された筒状案内
部材である。この筒状案内部材10も前記インナー支持
部材5と同様に上部フランジ部10aと、この上部フラ
ンジ部10aに連設し、かつ、インナー支持部材5の角
筒部5b内に入込んだ筒状案内部10bとから成る。こ
の筒状案内部材10は、ラムの昇降時に半径方向にぐら
つないようにインナー支持部材5に嵌合され、また望ま
しくは長筒状にされている。さらに、本実施例では、ラ
ムの昇降時に筒状案内部材10自体もぐらつないように
前記インナー支持部材5の上部フランジ部10aを肉厚
に形成している。
れ、かつ、床面1を基準に前記筒状案内部材10に案内
されながら昇降動するラムである。ラム11は上壁部を
有すると共に、下端部が開口する縦長の筒状体であり、
上壁部上面には車輌支持板12が固定されている。
かつ、前記ラム12に宙吊り状態に垂設されたラム用駆
動装置である。このラム用駆動装置13は、縦長の油圧
シリンダ14と、圧力媒体(油)により油圧シリンダ1
4から真上に上昇する作動杆としてのピストンロッド1
5とから成り、ピストンロッド15の突出上端部はラム
11の上壁部内面に固定されている。油圧シリンダ14
の下端部はラム11の下端部から突出し、かつ、ラムの
下方に水平状態に位置する宙吊り状態の固定ベース板1
6に枢支されている。但し、本実施例では、固定ベース
板16はラム11に対して宙吊り状態であるが、一対の
連結板17を介し、前述したインナー支持部材5の角筒
部5bに間接的に連結(固定)されている。この点に関
し、ベース板16をアウターケース2の底壁部2bの内
面に固定しても良いが、ユニット化された主要部或いは
要部の各構成部材のアウターケース2に対する組込みの
容易性や据付け後のメンテナンスの利便性を考慮し、ア
ウターケース2の底壁部2bとは別体の固定ベース板1
6を用いている。
固定された縦長状ラム11は、図示しない油圧ユニット
から管路を介して送られる圧力媒体によりラム用駆動装
置13が作動すると、固定ベース板16並びに油圧シリ
ンダ14はそのままの位置で、ピストンロッド15の伸
縮動により、筒状案内部材10に案内されながら昇降動
する。
ナー支持部材5の取付け部7に固着具8をそれぞれ介し
て固定的に設けられた垂直係合支持棒である。垂直係合
支持棒20はラム11に沿って配設されている。この垂
直係合支持棒20の上端部及び下端部を除く中途部に
は、外観上駒形状の係合部21が複数個規則的に並んで
設けられている。係合部21の形状は、その他台球状、
ソロバン球状等でも良い。要は次に説明するラム落下防
止装置のキヤッチバーが挟み係脱し易い形状であれば十
分である。この垂直係合支持棒20は、特にキヤッチバ
ー36と相俟ってラム11の落下防止機能及びラムの回
転防止機能を発揮する。
かつ、ラム12の下端部に固定されたラム落下防止装置
用取付けフレーム部材である。この取付けフレーム部材
25は、図1及び図2で示すようにラム12の下端部か
ら横方向に突出する下部水平板26と、この下部水平板
26の隅角部に立設された複数本の短杆27を介して設
けられた上部水平板28とから成り、これら下部及び上
部水平板26、28には垂直係合支持棒20用の貫通孔
がそれぞれ形成されている。
取付けられたラム落下防止装置である。このラム落下防
止装置30は、正確に言えば前述した垂直係合支持棒2
0や係合解除手段を作動させる圧力媒体供給源等も含む
が、本明細書では、係合解除手段の駆動源一例としての
小型エアシリンダ31、このエアシリンダにより伸縮動
する作動杆32、この作動杆32の先端部に枢支された
駆動リンク33、上端部がこの駆動リンク33に固定的
に連結され、かつ、下端部に半径方向に突出する摺動カ
ム片(部)35を有する係合解除手段としての回動軸3
4、垂直係合支持棒20の駒形状の各係合部21とそれ
ぞれ挟み係脱する係脱手段としての一対のキヤッチバー
36と、このキヤッチバー36の先端部に取付けられ、
かつ、一対のキヤッチバー36を常時閉じる方向へ付勢
するバネ部材41とから成る。
前記各部材の取付け箇所について説明する。まず小型エ
アシリンダ31は取付けフレーム部材25の上部水平板
28に横状態に配設され、かつ、端部が適宜に枢支され
ている。この小型エアシリンダ31には可撓性ホース3
7を介して圧力媒体(空気)が供給される。次に駆動リ
ンク33によって回動する回動軸34は、前記上部水平
板28に固定的に設けたアングル状の枢支片38を介し
て軸支されていると共に、その上端部に枢支片38と上
部水平板28との間に位置する大径摺動部39を備えて
いる。大径摺動部39は上部水平板28の上面を摺動回
転する。
板26と上部水平板28との間に位置するに配設されて
いる。しかして、図4又は図6で示すように一対のキヤ
ッチバー36は、基端部36a側が一対の垂直軸40を
介して取付けフレーム部材25に軸支されていると共
に、各先端部36bを連結するバネ部材41により常時
閉じる(挟む)方向に付勢されている。回動軸34の摺
動カム片35はこれらのキヤッチバー36の先端部36
b内に位置し、また垂直係合支持棒20の駒形状の各係
合部21は、各キヤッチバー36の基端部36a側の弧
状係止部(全体として円形状の係止縁部)42内に位置
している。
輌支持板12を除き、ラム用駆動装置13、ラム落下防
止装置30等の各構成部材がアウターケース2と共に予
めユニット的に一体に製造(組立)され、車輌の整備場
まで車輌で運搬される。
2と該アウターケース内にユニット化された他の主要部
の構成を車輌の整備場の床面1下に据付けた後、ラム1
1の上端面に車輌支持板12を取付ける。これで埋設型
リフトXの主たる据付けの完了である。
部品の交換、油圧シリンダの交換等)を実行する場合に
は、本実施例ではいわばアウターケース(外筒)と図2
で示すインナーケース5を含む他の主要部の構成とは別
体であるから、まずアウターケース(外筒)の上壁部
(上蓋)を外し、次いでインナーケース5をアウターケ
ースから引き上げれば良い。この場合図2で示すようイ
ンナーケース5と共にユニット化された他の主要部の構
成がアウターケースから「いわゆるスポット」抜けるの
で、安全装置の部品の交換、油圧シリンダの交換等を容
易に行うことができる。
ゆる安全装置)30について簡単に説明する。図1と図
7の対比から明らかなように、ラム落下防止装置30は
取付けフレーム部材25に全ての部材(エアシリンダ3
1、作動杆32、駆動リンク等)が装着されているの
で、ラム11と共に昇降動する。ラム11は前述したよ
うに圧力媒体によりラム用駆動装置13が作動すると、
固定ベース板16並びに油圧シリンダ14はそのままの
位置で、ピストンロッド15の伸縮動により、筒状案内
部材10に案内されながら昇降動する。
落下防止装置30は、図4及び図5で示すようにそのエ
アシリンダ31の作動杆32が収縮状態であり、一対の
キャッチバー36は垂直係合支持棒20の係合部21の
1つと係合している。
1の作動杆32が前記と同様に収縮状態であるが、一対
のキャッチバー36は、垂直係合支持棒20の係合部2
1の大径部に至にしたがってその各先端部36bがバネ
部材41のバネ力に抗して開く反面、前記係合部21の
大径部を越えて小径部(周溝部)に達するとバネ部材4
1のバネ力によって閉じ、以後各係合部21との摺動関
係によりこの作動状態を繰り返す。
1の作動杆32が伸長状態であり、図6で示すように駆
動リンク33を介して回転する回動軸34の摺動カム片
(部)35でその各先端部36bがバネ部材41のバネ
力に抗して開く。したがって、一対のキャッチバー36
は垂直係合支持棒20の係合部21と非接触状態とな
る。この非接触状態を図示しない感知手段(例えばエア
ースイッチ)で感知してから、ラム11(ピストンロッ
ド15)の下降動作を開始する。
2実施例)について説明する。なお、この実施例の説明
に当って、第1実施例と同一構成の部分には同一又は同
様の符号を付し、重複する説明を省略する。
要部の構成部材が上部支持フランジ部5aを有する角筒
状インナー支持部材5Aに一体的にユニット化され、か
つ、該インナー支持部材5Aを介してアウターケース2
Aに組込まれ、或いはアウターケース2Aから「スポッ
ト」取外し可能である点は同様であるが、ラム落下防止
装置30Aを構成する各部材の取付け箇所に相違があ
る。
2A、駆動リンク33Aがインナー支持部材5Aの上部
支持フランジ部5aの上面に装着され、また駆動リンク
33Aによって回転する回動軸34Aが垂直係合支持棒
20Aに沿って前記上部支持フランジ部5aと固定ベー
ス板16Aに枢支され、さらに、取付けフレーム部材2
5Aに設けられた一対のキャッチバー36Aは、前記回
動軸34Aの上端部寄りの部位から下端部寄りの部位に
形成された長尺状の摺動カム部35Aによって開くよう
に構成されている。
ンス(例えばラム落下防止装置30Aの部品の交換)を
実行する場合には、アウターケース2Aの上壁部2cを
取り外すだけで容易に行うことができる。
にあっては次に列挙するような効果がある。 (1)床面下に埋設されるアウターケースに、該アウタ
ーケースと別体のインナー支持部材にリフトに必要な各
構成部材をユニット的に設けたので、現場に於けるリフ
トの据付け作業の効率化を図ることができる。 (2)インナー支持部材を介してユニット化された各構
成部材をアウターケースからそのまま取り外せるので、
稼働後のメンテナンスを容易に行うことができる。特に
請求項3に記載の発明は、アウターケース2Aの上壁部
2cを取り外すだけで、ラム落下防止装置30Aの部品
の交換を容易に行うことができる。 (3)インナー支持部材と固定ベース板とは連結板及び
垂直係合支持棒をそれれ介して連結されていると共に、
ラムの下端部には取付けフレーム部材を介して垂直係合
支持棒と係脱する係脱手段を備えたラム落下防止装置を
設けたので、ラムの昇降時に於ける回転防止を十分に図
ることができる。 (4)特に請求項2に記載の発明は、ラム落下防止装置
の確実な信頼性を確保することができる。
8及び図9は要部の変形例(第2実施例)を示す一部切
欠の概略斜視図。
概略説明図。
をユニット的に設けた一例を示す一部切欠の概略斜視
図。
の説明図。
の説明図。
明図。
概略説明図。
5、5A…インナー支持部材、5a…上部支持フランジ
部、10…筒状案内部材、11…ラム、12…車輌支持
板、13…ラム用駆動装置、14…油圧シリンダ、15
…ピストンロッド、16、16A…固定ベース板、17
…連結板、20、20A…垂直係合支持棒、21…係合
部、25、25A…取付けフレーム部材、30、30A
…ラム落下防止装置、31、31A…エアシリンダ、3
2、32A…作動杆、33、33A…駆動リンク、3
4、34A…回動軸、35、35A…摺動カム片
(部)、36、36A…係脱手段(キャッチバー)、4
1…バネ部材。
Claims (3)
- 【請求項1】 車輌支持板12を除き、各構成部材がア
ウターケース2と共に埋設される車輌用埋設型リフトで
あって、前記アウターケース2内に、ラム11筒状案内
部材10を固定的に支持するインナー支持部材5を組み
込み、前記ラム11にはラム用駆動装置13の作動杆1
5が、一方、ラム11の下方に位置する固定ベース板1
6にはラム用駆動装置13のシリンダ14の下端部がそ
れぞれ取付けられており、また前記インナー支持部材5
と固定ベース板16とは連結板17及び垂直係合支持棒
20をそれぞれ介してユニット的に連結され、かつ、固
定ベース板16はアウターケース2の底壁部2bとは別
体であると共に、ラム11に対して宙吊り状態に配設さ
れており、さらに、前記ラムの下端部には取付けフレー
ム部材25を介し、前記垂直係合支持棒と係脱する係脱
手段36を備えたラム落下防止装置30が設けられ、前
記インナー支持部材5を介してユニット化された各構成
部材がアウターケース2からそのままスポット取り外せ
ることを特徴とする車輌用埋設型リフト。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、ラム落下防止装置
30は、係合解除手段用駆動源31と、この駆動源の駆
動力により伸縮動する作動杆32と、この作動杆32の
先端部に枢支された駆動リンク33と、この駆動リンク
33に固定的に連結され、かつ、半径方向に突出する摺
動カム片35を有する係合解除手段としての回動軸34
と、垂直係合支持棒20の複数個の係合部21とそれぞ
れ挟み係脱する一対のキヤッチバー36と、このキヤッ
チバー36を常時閉じる方向に付勢するバネ部材41と
から成ることを特徴とする車輌用埋設型リフト。 - 【請求項3】 車輌支持板12を除き、各構成部材がア
ウターケース2Aと共に埋設される車輌用埋設型リフト
であって、前記アウターケース2A内に、ラム11用筒
状案内部材10を固定的に支持するインナー支持部材5
Aを組み込み、前記ラム11にはラム用駆動装置13の
作動杆15が、一方、ラム11の下方に位置する固定ベ
ース板16Aにはラム用駆動装置13のシリンダ14の
下端部がそれぞれ取付けられており、また前記インナー
支持部材5Aと固定ベース板16Aとは連結板17及び
垂直係合支持棒20Aをそれぞれ介してユニット的に連
結され、かつ、固定ベース板16Aはアウターケース2
Aの底壁部2bとは別体であると共に、ラム11に対し
て宙吊り状態に配設されており、さらに、前記ラムの下
端部には取付けフレーム部材25Aを介し、ラム落下防
止装置30Aの一部を構成すると共に前記垂直係合支持
棒と係脱する係脱手段36Aを設け、一方、この係脱手
段36Aを開く摺動カム部35Aを有する回動軸34A
を垂直係合支持棒20Aに沿って配設し、この回動軸3
4Aの回転させるラム落下防止装置30Aの駆動源31
A、作動杆32A、駆動リンク33Aをそれぞれインナ
ー支持部材5Aの上部支持フランジ部5aに装着し、イ
ンナー支持部材5Aを介してユニット化された各構成部
材がアウターケース2Aからそのままスポット取り外せ
ることを特徴とする車輌用埋設型リフト。
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JP26487097A JP3180949B2 (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | 車輌用埋設型リフト |
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