JP3180876B2 - ディスクプレーヤーのドライブシャーシ支持用ダンパー - Google Patents

ディスクプレーヤーのドライブシャーシ支持用ダンパー

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JP3180876B2
JP3180876B2 JP01029795A JP1029795A JP3180876B2 JP 3180876 B2 JP3180876 B2 JP 3180876B2 JP 01029795 A JP01029795 A JP 01029795A JP 1029795 A JP1029795 A JP 1029795A JP 3180876 B2 JP3180876 B2 JP 3180876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDと称されるコンパ
クトディスク(以下、ディスクと略称する)用ディスク
プレーヤーのドライブシャーシ支持用ダンパーに関し、
そのディスクプレーヤーを横置き型としても縦置き型と
しても使用可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクプレーヤーの一例として
図6〜図8に示すものがある。これは、プレーヤー本体
1に出退可能に設けたディスク支持用トレー2の裏面適
所に複数本の筒状突出部2aが一体突設され、該各突出
部2aに筒状ゴム製ダンパー3が外嵌され、該各突出部
2aの孔に座金4を介してストッパーボルト5をねじ込
むことにより、座金4とトレー2とで前記ダンパー3が
挟持され、該ダンパー3の外周面に形成した小径部3a
にドライブシャーシ6に形成した凹部6aを取り外し可
能に嵌合させることにより、そのドライブシャーシ6が
各ダンパー3を介してトレー2に支持され、前記ドライ
ブシャーシ6にスピンドルモーター7などのドライブ機
構が搭載されており、図8に示すように、プレーヤー本
体1からトレー2を突出させ、ディスクDをスピンドル
モーター7の回転軸に固着したターンテーブル8にセッ
トした後、トレー2をプレーヤー本体1内に後退させ、
スタートボタンを押すことにより、前記ドライブ機構が
作動し、スピンドルモーター7を回転駆動してディスク
Dを回転させると共に、光ピックアップ(図示せず)を
ディスクDの径方向に移動させて、ディスクDに記録さ
れている情報を読み取るようになっており、また、前記
各ダンパー3が突出部2aの軸心方向に沿って伸縮する
ことにより、ドライブ機構を作動させることにより発生
するドライブシャーシ6の振動を吸収して、読み取りエ
ラーが生じないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の機構では、
図6実線に示すように、プレーヤー本体1を横置きした
場合には、ドライブ機構を作動させることにより発生す
るドライブシャーシ6の振動を各ダンパー3で吸収し
て、読み取りエラーが生じないようにできるが、図6仮
想線で示すように、プレーヤー本体1を設置スペースの
関係で縦置きした場合には、ドライブ機構を作動させる
ことにより発生するドライブシャーシ6の振動を各ダン
パー3で吸収することが困難であり、読み取りエラーが
生じる虞れがある。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、プレー
ヤー本体を横置きと縦置きとのいずれの置き方をして
も、読み取りエラーを生じさせないようにしたディスク
プレーヤーのドライブシャーシ支持用ダンパーを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ディスクプレーヤーのプレ
ーヤー本体に出退可能に設けたディスク支持用トレーと
該トレーの裏面側に配置されたドライブ機構支持用ドラ
イブシャーシとの間に設けられるドライブシャーシ支持
用ダンパーであって、前記プレーヤー本体を水平状に横
置きした状態でドライブシャーシを上下方向揺動可能に
支持する横置き用ダンパー部材と、前記プレーヤー本体
を縦置きした状態でドライブシャーシを上下方向揺動可
能に支持する縦置き用ダンパー部材とを備え、前記横置
き用ダンパー部材と縦置き用ダンパー部材とは一体形成
され、前記横置き用ダンパー部材が、前記トレーの裏面
に突設した突出部に外嵌されると共に、該突出部の先端
に取り付けたストッパー部材とトレーとで挟持され、そ
の外周面に形成した小径部にドライブシャーシに形成し
た凹部が取り外し可能に嵌合されており、前記縦置き用
ダンパー部材が、横置き用ダンパー部材に一体形成され
た弾性変形可能なダンパー本体と、該ダンパー本体に一
体突設され、前記トレーの裏面に一体突設した突出部に
形成した凹部に取り外し可能に係合する係合部とを備え
ていることを特徴としている。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4及び図5は本発明の一実施例であるゴム製ド
ライブシャーシ支持用ダンパー10を用いたディスクプレ
ーヤーを縦置きした状態を示すものであって、前記ダン
パー10は、横置き用ダンパー部材10aと、縦置き用ダン
パー部材10bとを備えている。
【0007】前記横置き用ダンパー部材10aは、ゴムな
どの弾性体からなり、図1〜図3に示すように、冒頭に
述べた従来のダンパー3(図6〜図8参照)とほぼ同一
の筒状に形成され、トレー2の裏面適所に一体突設され
た複数本の筒状突出部2aに外嵌され、該各突出部2a
の孔に座金4を介してストッパーボルト(ストッパー部
材)5をねじ込むことにより、座金4とトレー2とで挟
持され、該横置き用ダンパー部材10aの外周面に形成
した小径部11にドライブシャーシ6に形成した鍵穴状の
凹部6aを取り外し可能に嵌合させることにより、その
ドライブシャーシ6が各横置き用ダンパー部材10aを
介してトレー2に取り付けられている。
【0008】前記縦置き用ダンパー部材10bは、図1
〜図3に示すように、横置き用ダンパー部材10aの外
周面中央部に一体形成された矩形状のダンパー本体13
と、該ダンパー本体13に互いに所定間隔をおいて一体突
設され、トレー9の出退方向とは直交する方向に延びる
一対の突起状係合部14、14とからなり、前記ダンパー本
体13の外周面に前記凹部6aに連通する凹溝15が形成さ
れており、ドライブシャーシ6の凹部6aを小径部11に
係合させる際に、その係合を阻害せず、また、ダンパー
本体13の中央部に貫通孔16を貫設することにより、その
ダンパー本体13が弾性変形可能に構成されている。更
に、トレー2の各突出部2aに隣接する外側位置に略コ
字状の突出部2bが突設され、該各突出部2bの中央平
板部に前記各係合部14、14に対向して鍵穴状の凹部17、
17が形成され、該各凹部17、17に前記各係合部14、14を
係合させることにより、その各係合部14、14の先端大径
頭部14a、14aとダンパー本体13とで突出部2bを挟持
して、縦置き用ダンパー部材10bがトレー2に取り外し
可能に取り付けられている。なお、各凹部17、17の入口
部分が外広がりのテーパー面17aに形成されており、そ
の各凹部17、17に係合部14、14を容易に係合させること
ができるようにしている。
【0009】上記構成において、図4及び図5に示すよ
うに、プレーヤー本体1から突出させたトレー2にディ
スクDをセットした後、該トレー2をプレーヤー本体1
内に後退させ、スタートボタンを押すことにより、前記
トレー2の裏面側に配置したドライブシャーシ6に支持
されているドライブ機構が作動し、スピンドルモーター
7を回転駆動してディスクDを回転させると共に、光ピ
ックアップをディスクDの径方向に移動させて、該ディ
スクDに記録されている情報を光ピックアップにより読
み取ることができるようになっている。
【0010】この場合、プレーヤー本体1が縦置きされ
ているので、ドライブ機構を作動させることにより発生
するドライブシャーシ6の上下振動により縦置き用ダン
パー部材10bのダンパー本体13が弾性変形して、その
振動を吸収し、読み取りエラーが生じないようにでき
る。
【0011】また、図6仮想線に示すように、プレーヤ
ー本体1が横置きされた場合には、ドライブ機構を作動
させることにより発生するドライブシャーシ6の上下振
動により横置き用ダンパー部材10aが弾性変形して、そ
の振動を吸収し、読み取りエラーが生じないようにでき
る。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プレーヤ
ー本体を水平状に横置きした場合には、横置き用ダンパ
ー部材によりドライブシャーシが上下方向揺動自在に支
持され、また、プレーヤー本体を縦置きした場合には、
縦置き用ダンパー部材により前記ドライブシャーシが上
下方向揺動自在に支持されるので、いずれの場合も、ド
ライブ機構を作動させることにより発生するドライブシ
ャーシの振動を前記いずれか一方のダンパー部材により
吸収して、読み取りエラーが生じないようにできる上
に、前記横置き用ダンパー部材をトレーの裏面に突設し
た突出部に外嵌させた後、該突出部の先端にストッパー
部材を取り付けるだけで、その横置き用ダンパー部材を
トレーの裏面に簡単に取り付けることができ、また、前
記横置き用ダンパー部材の外周面に形成した小径部にド
ライブシャーシに形成した凹部を嵌合させるだけで、そ
のドライブシャーシを横置き用ダンパー部材を介してト
レーに容易に取り付けることができる。
【0013】さらに、縦置き用ダンパー部材が、横置き
用ダンパー部材に一体形成されたダンパー本体と、該ダ
ンパー本体に一体突設された係合部とを備えているか
ら、前述したように、横置き用ダンパー部材をトレーに
取り付けると共に、前記係合部をトレーの裏面に一体突
設した突出部に形成した凹部に係合させるだけで、その
縦置き用ダンパー部材をトレーに簡単に取り付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるドライブシャーシ支持
用ダンパーを用いたディスクプレーヤーの横断面図(図
4のA−A矢視図)である。
【図2】同要部の拡大横断面図である。
【図3】同要部の分解斜視図である。
【図4】同ディスクプレーヤーの側面図である。
【図5】同ディスクプレーヤーの斜視図である。
【図6】従来例を示す横断面図(図8のB−B矢視図)
である。
【図7】同要部の拡大横断面図である。
【図8】同平面図である。
【符号の説明】
1 プレーヤー本体 2 トレー 2a 突出部 2b 突出部 5 ストッパーボルト(ストッパー部材) 6 ドライブシャーシ 6a 凹部 10 ダンパー 10a 横置き用ダンパー部材 10b 縦置き用ダンパー部材 11 小径部 13 ダンパー本体 14 係合部 17 凹部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクプレーヤーのプレーヤー本体に出
    退可能に設けたディスク支持用トレーと該トレーの裏面
    側に配置されたドライブ機構支持用ドライブシャーシと
    の間に設けられるドライブシャーシ支持用ダンパーであ
    って、前記プレーヤー本体を水平状に横置きした状態で
    ドライブシャーシを上下方向揺動可能に支持する横置き
    用ダンパー部材と、前記プレーヤー本体を縦置きした状
    態でドライブシャーシを上下方向揺動可能に支持する縦
    置き用ダンパー部材とを備え、前記横置き用ダンパー部
    材と縦置き用ダンパー部材とは一体形成され、前記横置
    き用ダンパー部材は、前記トレーの裏面に突設した突出
    部に外嵌されると共に、該突出部の先端に取り付けたス
    トッパー部材とトレーとで挟持され、その外周面に形成
    した小径部にドライブシャーシに形成した凹部が取り外
    し可能に嵌合されており、前記縦置き用ダンパー部材
    は、横置き用ダンパー部材に一体形成された弾性変形可
    能なダンパー本体と、該ダンパー本体に一体突設され、
    前記トレーの裏面に一体突設した突出部に形成した凹部
    に取り外し可能に係合する係合部とを備えていることを
    特徴とするディスクプレーヤーのドライブシャーシ支持
    用ダンパー。
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