JP3180744B2 - Pll回路およびpll回路の制御方法 - Google Patents

Pll回路およびpll回路の制御方法

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数変換や変
調波の復調等に用いられるPLL回路とPLL回路の制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のPLL(Phase Locked
Loop)回路の構成例を示すブロック図である。図8に
おいて、基準発振器2-1の出力は、固定分周器2-2に入
力される。2-3はVCO(Voltage Controlled Osci
llator:電圧制御発振器)であり、このVCO2-3の出
力は可変分周器2-4に入力される。
【0003】上述の固定分周器2-2の出力と可変分周器
2-4の出力とは、位相比較器2-5に入力され、この位相
比較器2-5の出力はLPF(Loop Pass Filter)2-
6および変換利得切替回路2-7を介してVCO2-3に入
力される。
【0004】変換利得切替回路2-7が有するアナログス
イッチSW1およびSW2は、各々切替信号により直
接、あるいはインバータU1を介して交互にオン/オフ
される。
【0005】これによって、アナログスイッチSW1が
オン、ならびにSW2がオフのときに、変換利得切替回
路2-7の出力はLPF2-6の出力電圧である電圧Vとな
り、VCO2-3に入力される。
【0006】一方、アナログスイッチSW1がオフ、な
らびにSW2がオンのときには、変換利得切替回路2-7
の出力は電圧V’となる。この電圧V’は、LPF2-6
の出力電圧をVとすると、キャパシタの静電容量C1
2によって次のように示される。 V’=V・C1/(C1+C2) ・・・(1) 即ち、変換利得切替回路2-7によりVCO2-3の変換利
得を、1倍とC1/(C1+C2)倍との何れかに切替える
ことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPLL
回路では、変換利得切替回路2-7中のキャパシタの静電
容量C1C2によりVCO2-3の発振周波数を制御して
いる。このため、キャパシタをチップ内蔵とするとプロ
セスによるバラツキが大きく、またキャパシタの静電容
量値にも制限がある。
【0008】一方、キャパシタをチップパッケージ外部
への外付けとした場合には、組み立て工数が増えるとい
う欠点がある。この発明は、このような背景の下になさ
れたもので、キャパシタを使用せずに回路のループ利得
が変更でき、目的とする周波数へのロックアップ時間を
短縮するとともに、ロック後は入力信号に含まれるジッ
タや雑音の影響を受け難いPLL回路およびPLL回路
の制御方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、外部から比較対象信号が入力される
位相比較手段と、前記位相比較手段の出力を制御電圧に
変換する制御電圧生成手段と、前記制御電圧によって発
振周波数が制御される第1の電圧制御発振手段と、前記
制御電圧によって発振周波数が制御される第2の電圧制
御発振手段と、前記第1の電圧制御発振手段の出力と前
記第2の電圧制御発振手段の出力の何れかを選択して前
記位相比較手段に供給する第1の選択手段と前記制御
電圧にオフセット電圧を加え得るレベル変換手段と、前
記制御電圧に前記オフセット電圧を加えるか否かを選択
する第2の選択手段とを具備し、前記第1の電圧制御発
振手段と前記第2の電圧制御発振手段とは、互いに制御
電圧変化対発振周波数変化比が異なることを特徴とする
PLL回路に存する。 また、この発明の請求項2に記載
の発明の要旨は、前記制御電圧生成手段が出力する制御
電圧が所定の基準電圧を越えているか否かを比較する比
較手段を具備し、前記第1の選択手段と前記第2の選択
手段とは前記比較手段の出力によって制御されることを
特徴とする請求項1に記載のPLL回路に存する。
た、この発明の請求項3に記載の発明の要旨は、前記第
1の電圧制御発振手段の制御電圧変化対発振周波数変化
比は前記第2の電圧制御発振手段の制御電圧変化対発振
周波数変化比より大きく、前記制御電圧生成手段が出力
する制御電圧が所定の基準電圧を下回る場合には前記第
1の選択手段は前記第1の電圧制御発振手段を選択する
とともに前記第2の選択手段は前記制御電圧に前記オフ
セット電圧を加えず、前記制御電圧生成手段が出力する
制御電圧が所定の基準電圧を越える場合には前記第1の
選択手段は前記第2の電圧制御発振手段を選択するとと
もに前記第2の選択手段は前記制御電圧に前記オフセッ
ト電圧を加えることを特徴とする請求項2に記載のPL
L回路に存する。 また、この発明の請求項4に記載の発
明の要旨は、外部から比較対象信号が入力される位相比
較手段と制御電圧によって発振周波数が制御される第1
の電圧制御発振手段と制御電圧変化対発振周波数変化比
が前記第1の電圧制御発振手段より小さい第2の電圧制
御発振手段とを有するPLL回路の制御方法であって、
当該PLL回路がロック状態でない場合には前記第1の
電圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給し、
当該PLL回路がロック状態である場合には前記第2の
電圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給する
ことを特徴とするPLL回路に対して、前記位相比較手
段の出力を制御電圧に変換する制御電圧生成手段と前記
制御電圧にオフセット電圧を加え得るレベル変換手段と
を有し、当該PLL回路がロック状態でない場合には前
記制御電圧生成手段の出力を前記第1の電圧制御発振手
段に供給し、当該PLL回路がロック状態である場合に
は前記制御電圧生成手段の出力に前記オフセット電圧を
加えて前記第2の電圧制御発振手段に供給することを特
徴とするPLL回路の制御方法に存する。 また、この発
明の請求項5に記載の発明の要旨は、前記制御電圧生成
手段が出力する制御電圧が所定の基準電圧を越えている
か否かを比較する比較手段を有し、前記制御電圧生成手
段が出力する制御電圧が所定の基準電圧を下回る場合に
は前記制御電圧生成手段の出力を前記第1の電圧制御発
振手段に供給するとともに第1の電圧制御発振手段の出
力を前記位相比較手段に供給し、前記制御電圧生成手段
が出力する制御電圧が所定の基準電圧を越える場合には
前記制御電圧生成手段の出力に前記オフセット電圧を加
えて前記第2の電圧制御発振手段に供給するとともに第
2の電圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給
することを特徴とする請求項4に記載のPLL回路の制
御方法に存する。
【0010】この発明によれば、ロック過程においてP
LL回路のループ利得を上げロックアップタイムを短縮
し、ロック後はPLL回路のループ利得を下げる。
【0011】
【発明の実施の形態】A.構成 以下に、本発明について説明する。図1は、本発明の一
実施の形態にかかるPLL回路の電気的構成を示すブロ
ック図である。図1において1-1は位相比較器であり、
入力端の一方に入力されたクロックと後述するVCO1
-8あるいは1-9の出力との位相差を電圧値として出力す
る。この位相比較器1-1の出力は、チャージポンプ1-2
に入力される。
【0012】チャージポンプ1-2の出力は、LPF(ル
ープパスフィルタ)1-3に入力される。LPF1-3の出
力は、SEL(セレクタ回路)1-5の入力端の一方とL
C(レベル変換回路)1-4を介してSEL1-5の入力端
の他方とCMP(コンパレータ)1-6の入力端の一方と
に入力される。
【0013】また、CMP1-6の入力端の他方には、B
G(基準電圧発生器)1-7の出力が接続される。なお
MP1-6の出力は、上述のSEL1-5の制御端ならびに
後述するSEL1-10の制御端に供給される。
【0014】SEL1-5の出力は、VCO1-8およびV
CO1-9に入力され、これらVCO1-8およびVCO1
-9の出力は、SEL1-10の各々の入力端に入力され
る。そしてSEL1-10の出力は、上述した位相比較器1
-1の入力端の他方に入力される。
【0015】図2は、VCO1-8とVCO1-9の入力電
圧−発振周波数特性を示す図である。図2に示すよう
に、VCO1-9と比較してVCO1-8は入力電圧−発振
周波数比が大きく、このためロックアップするまでの過
程で使用する。一方、VCO1-9はロックする少し前の
状態から使用され、入力ジッタ等のロック状態を不安定
にする要素を減衰する。
【0016】図3は、LC1-4の入力電圧(V1)−出
力電圧(V2)特性を示す図である。この図3からもわ
かるように、LC1-4は入力されるLPF1-3の電圧に
オフセットを付加してSEL1-5に供給する。
【0017】これは、VCO1-8からVCO1-9への切
替がおこなわれるときに生じる発振周波数のずれを補正
するためである。即ち図2に示すように、VCO1-9の
発振周波数をVCO1-8の発振周波数と等しくするため
には、図3中にあるようにV2−V1分入力電圧を上昇さ
せる必要がある。
【0018】図4は、CMP1-6の入力電圧(BG)−
出力電圧特性を示す図である。この図4中のBGは、B
G1-7で生成される電圧の値を表している。CMP1-6
は、LPF1-3の出力がBG1-7で生成された電圧以下
である場合にはハイレベルを出力し、それを越える場合
にはローレベルを出力する。
【0019】図5は、本実施の形態におけるPLL回路
のロックアップ動作に関し、各VCOに入力される電圧
の時間変化を示す図である。図5中の破線は、BG1-7
で生成される電圧値を表している。各VCOに入力され
る電圧がこの値となったときに、VCO1-8からVCO
1-9への切り替えが行われる。
【0020】B.動作 以下に、本実施の形態の動作(PLL回路のロックアッ
プ過程)について説明する。通常、電源投入直後のLP
F1-3の出力は0に近い状態にあるため、図5のように
VCO1-8とVCO1-9に入力される電圧も0に近い状
態である。
【0021】このとき、CMP1-6の出力はハイレベル
となり、SEL1-5では2つの入力端の内、LPF1-3
側が選択される。また、SEL1-10ではVCO1-8側が
選択され、位相比較器1-1による位相比較は、入力され
たクロックとVCO1-8の出力とで行われる。
【0022】この状態では、入力クロックとの位相比較
には入力電圧−発振周波数比の高いVCO1-8が使用さ
れるため、PLL回路のループ利得が大きくなりロック
アップ時間が短縮される。
【0023】さらに位相比較が継続し、LPF1-3の出
力電圧が上昇してBG1-7が生成する電圧値を越える
と、CMP1-6の出力はローレベルとなり、SEL1-5
はLC1-4側を選択する。またこのとき、SEL1-10
はVCO1-9側を選択する。
【0024】このとき、VCO1-8の出力とVCO1-9
の出力との位相は等しくない。このため、位相比較器1
-1で検出される位相差は切り替え前とは異なる。しか
し、切り替え時のVCO1-9の発振周波数をVCO1-8
の発振周波数と同じ、あるいはこれより高くすることに
より、ロックアップ過程の時間に影響を与えることなく
VCOの切替が可能となる。
【0025】VCOをVCO1-9に切り替えた後は、V
CO1-8を使用した場合と比較してPLL回路のループ
利得が低くなるが、代わりに入力ジッタや入力雑音の影
響を軽減することができる。このため、安定したロック
状態を達成できる。
【0026】図6は、VCO1-8ならびにVCO1-9
と、これら各VCOにより合成されたVCO3の入力電
圧−発振周波数特性を示す図である。
【0027】VCOの特性のみ異なるPLL回路の動作
について説明する。電源投入後、ロックアップ周波数に
達するまでの時間は、図6に示すVCOの傾きに反比例
する。
【0028】これは、入力データとVCO出力の位相差
に対するPLL回路のループ利得が、VCOの傾きに比
例すること、即ち位相差に対するVCOの発振周波数の
変化が、VCOの傾きによって決定されるためである。
【0029】VCO1-8VCO1-9とを使用したPL
L回路を比較した場合、VCO1-8の傾きがVCO1-9
より大きいため、ロックアップ周波数に達するまでの時
間はVCO1-8の方が速くなる。
【0030】一方、入力データに付加されるジッタや雑
音のVCO出力に対する影響は、ロックアップ特性と反
対となる。VCOの傾きが大きくなるとジッタまたは雑
音によるVCOの発振周波数に与える影響も大きくな
る。従って、VCO1-9を使用した方が、VCO1-8
使用するより入力ジッタあるいは雑音に強いPLL回路
が実現可能である。
【0031】このようにして、図6に示すように2つの
異なる特性のVCOの特性を合成してVCO3とするこ
とで、ロックアップ時間の短縮とロック後の入力ジッタ
あるいは雑音に対して強いPLL回路となる。図7は、
このようにしてVCO1-8VCO1-9とを個別に使用
したときのロックアップ特性を示す図である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、PLL回路がロック状態でない場合には制御電圧生
成手段の出力を第1の電圧制御発振手段に供給するとと
もに第1の電圧制御発振手段の出力を位相比較手段に供
給し、PLL回路がロック状態である場合には制御電圧
生成手段の出力にオフセット電圧を加えて第2の電圧制
御発振手段に供給するとともに第2の電圧制御発振手段
の出力を位相比較手段に供給するので、キャパシタを使
用せずに回路のループ利得が変更でき、目的とする周波
数へのロックアップ時間を短縮するとともに、ロック後
は入力信号に含まれるジッタや雑音の影響を受け難いP
LL回路およびPLL回路の制御方法が実現可能である
という効果が得られる。
【0033】即ち本発明では、PLL回路におけるルー
プ利得を、LPFの出力電圧により制御される複数のV
COを使用することで可変とし、ロックアップ過程では
ループ利得を大きく、ロック後には小さくすることで周
波数同期に対し速い応答性を有し、同期後は入力ジッタ
または入力雑音の影響を受け難いPLL回路を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかるPLL回路の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態におけるVCO1-8とVCO1
-9の入力電圧−発振周波数特性を示す図である。
【図3】 同実施の形態におけるLC1-4の入力電圧−
出力電圧特性を示す図である。
【図4】 同実施の形態におけるCMP1-6の入力電圧
−出力電圧特性を示す図である。
【図5】 同実施の形態におけるPLL回路のロックア
ップ動作に関し、各VCOに入力される電圧の時間変化
を示す図である。
【図6】 同実施の形態におけるVCO1-8ならびに
CO1-9と、これら各VCOにより合成されたVCO3
の入力電圧−発振周波数特性を示す図である。
【図7】 同実施の形態においてVCO1-8VCO1
-9とを個別に使用したときのロックアップ特性を示す図
である。
【図8】 従来のPLL回路の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1-1 位相比較器 1-4 LC 1-51-10 SEL 1-6 CMP 1-7 BG 1-81-9 VCO

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から比較対象信号が入力される位相
    比較手段と、 前記位相比較手段の出力を制御電圧に変換する制御電圧
    生成手段と、 前記制御電圧によって発振周波数が制御される第1の電
    圧制御発振手段と、 前記制御電圧によって発振周波数が制御される第2の電
    圧制御発振手段と、 前記第1の電圧制御発振手段の出力と前記第2の電圧制
    御発振手段の出力の何れかを選択して前記位相比較手段
    に供給する第1の選択手段と 前記制御電圧にオフセット電圧を加え得るレベル変換手
    段と、 前記制御電圧に前記オフセット電圧を加えるか否かを選
    択する第2の選択手段とを具備し、 前記第1の電圧制御発振手段と前記第2の電圧制御発振
    手段とは、互いに制御電圧変化対発振周波数変化比が異
    なることを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 前記制御電圧生成手段が出力する制御電
    圧が所定の基準電圧を越えているか否かを比較する比較
    手段を具備し、 前記第1の選択手段と前記第2の選択手段とは前記比較
    手段の出力によって制御されることを特徴とする請求項
    に記載のPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の電圧制御発振手段の制御電圧
    変化対発振周波数変化比は前記第2の電圧制御発振手段
    の制御電圧変化対発振周波数変化比より大きく、 前記制御電圧生成手段が出力する制御電圧が所定の基準
    電圧を下回る場合には前記第1の選択手段は前記第1の
    電圧制御発振手段を選択するとともに前記第2の選択手
    段は前記制御電圧に前記オフセット電圧を加えず、 前記制御電圧生成手段が出力する制御電圧が所定の基準
    電圧を越える場合には前記第1の選択手段は前記第2の
    電圧制御発振手段を選択するとともに前記第2の選択手
    段は前記制御電圧に前記オフセット電圧を加えることを
    特徴とする請求項に記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】 外部から比較対象信号が入力される位相
    比較手段と制御電圧によって発振周波数が制御される第
    1の電圧制御発振手段と制御電圧変化対発振周波数変化
    比が前記第1の電圧制御発振手段より小さい第2の電圧
    制御発振手段とを有するPLL回路の制御方法であっ
    て、 当該PLL回路がロック状態でない場合には前記第1の
    電圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給し、
    当該PLL回路がロック状態である場合には前記第2の
    電圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給する
    ことを特徴とするPLL回路に対して、前記位相比較手
    段の出力を制御電圧に変換する制御電圧生成手段と前記
    制御電圧にオフセット電圧を加え得るレベル変換手段と
    を有し、 当該PLL回路がロック状態でない場合には前記制御電
    圧生成手段の出力を前記第1の電圧制御発振手段に供給
    し、 当該PLL回路がロック状態である場合には前記制御電
    圧生成手段の出力に前記オフセット電圧を加えて前記第
    2の電圧制御発振手段に供給することを特徴とするPL
    L回路の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記制御電圧生成手段が出力する制御電
    圧が所定の基準電圧を越えているか否かを比較する比較
    手段を有し、 前記制御電圧生成手段が出力する制御電圧が所定の基準
    電圧を下回る場合には前記制御電圧生成手段の出力を前
    記第1の電圧制御発振手段に供給するとともに第1の電
    圧制御発振手段の出力を前記位相比較手段に供給し、 前記制御電圧生成手段が出力する制御電圧が所定の基準
    電圧を越える場合には前記制御電圧生成手段の出力に前
    記オフセット電圧を加えて前記第2の電圧制御発振手段
    に供給するとともに第2の電圧制御発振手段の出力を前
    記位相比較手段に供給することを特徴とする請求項
    記載のPLL回路の制御方法。
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