JP3180719U - 人形制作用芯材 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に人形を制作することができる人形制作用芯材を提供する。
【解決手段】人形制作用芯材10を金型内でポリスチレンビーズを発泡して成型したビーズ法発泡スチロールにより構成する。この人形制作用芯材10を用い、その周りに粘土を張り付けて人形の形を作り、粘土を乾燥させた後、人形制作用芯材10を取り出す。人形制作用芯材10は成型されているので、人形制作用芯材10を作る作業を行わずに、直ちに、人形制作用芯材10に粘土を張り付ける作業から行うことができる。また、ビーズ法発泡スチロールは非常に柔らかいので、人形の中から取り出す際に、細かく崩して簡単に取り出すことができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、粘土を張り付けて人形の形を作るための人形制作用芯材に関する。
従来より、自在なポーズをとらせることができる人形として、関節部を球体によって形成した球体関節人形が知られている。この球体関節人形は、様々な素材により制作されるが、例えば、石粉粘土等の粘土により制作する場合には、芯材に粘土を張り付けて人形の形を作り、粘土を乾燥させた後、関節部などの穴から芯材を取りだして組み立てられる。芯材には、例えば、押出発泡ポリスチレンが用いられ、人形制作者が押出発泡ポリスチレンよりなるブロック材を任意の形状に削って用いていた。
実開昭52−62191号公報
しかしながら、芯材は人形の形を作るための基礎となるものであり、人の体を模して微妙な湾曲面を表現しなければならないので、芯材作りは初心者には非常に難しい作業であった。そのため、芯材を作る段階で人形の制作を挫折してしまう者も多く、手軽に人形制作を楽しむことができないという問題があった。また、従来は芯材に硬質の押出発泡ポリスチレンを用いていたので、粘土を乾燥させた後に関節部などの穴から芯材を取りだす際に簡単に取りだすことができず、手間がかかるという問題もあった。
本考案は、このような問題に基づきなされたものであり、簡単に人形を制作することができる人形制作用芯材及びそれを用いた人形制作方法を提供することを目的とする。
なお、特許文献1には、発泡スチレンなどの合成樹脂製の芯胴本体に藁を束ねた頭受部を設け、この頭受部に頭の下端を差し込んで頭を取り付けることができるようにした雛人形の芯胴が記載されている。しかし、特許文献1は雛人形に関する考案であり、粘土で制作する人形に関する本願考案とは、人形の種類が異なっている。具体的には、特許文献1の芯胴は、着物を着せる土台であり、人形の一部を構成するのに対して、本願考案の人形制作用芯材は、粘土を張り付けて人形の形を作る際の芯であり、形ができた後で人形の中から取り出されるものである。すなわち、特許文献1の芯胴と、本願考案の人形制作用芯材とは、用い方が全く異なるものである。
本考案の人形制作用芯材は、周りに粘土を張り付けて人形の形を作った後に人形の中から取り出されるものであって、金型内でポリスチレンビーズを発泡して成型したビーズ法発泡スチロールによりそれぞれ構成された胴体部芯材と、腕部芯材と、脚部芯材と、頭部芯材とを有するものである。
本考案によれば、人形制作用芯材を金型内でポリスチレンビーズを発泡して成型したビーズ法発泡スチロールにより構成するようにしたので、人形制作者が削って人形制作用芯材を作らなくても、そのまま用いることができる。すなわち、人形制作用芯材を作る作業を行わずに、直ちに、人形制作用芯材に粘土を張り付ける作業から行うことができる。よって、簡単に人形制作を行うことができ、手軽に人形制作を楽しむことができる。
また、ビーズ法発泡スチロールは非常に柔らかいので、後で人形の中から人形制作用芯材を取り出す際に、細かく崩して簡単に取り出すことができる。
本考案の一実施の形態に係る人形制作用芯材の構成を表す外観図である。 図1に示した人形制作用芯材を用いて人形を制作する手順を説明する流れ図である。 図1及び図2に示した人形制作用芯材を用いて人形を制作する手順を示す流れ図である。 図3に示した一作業工程を表す外観図である。 図4に続く作業工程を表す断面図である。 図5に続く作業工程を表す外観図である。 図6に続く作業工程を表す外観図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2は、本考案の一実施の形態に係る人形制作用芯材10の構成を表すものであり、図1は正面から見た構造を表し、図2は側面から見た構造を表している。この人形制作用芯材10は、周りに粘土を張り付けて人形の形を作る際に用いられ、人形の形を作った後で、人形の中から取り出されるものである。例えば、この人形制作用芯材10は、関節部を球体により形成し、自在なポーズをとらせることができるようにした球体関節人形を制作する際に用いられる。この人形制作用芯材10は、例えば、1つの胴体部芯材11と、左右1つずつの腕部芯材12と、左右1つずつの脚部芯材13と、1つの頭部芯材14とをそれぞれ独立して有している。これら胴体部芯材11、腕部芯材12、脚部芯材13、及び頭部芯材14は、それぞれ人間の形を模して立体的に形成されている。
また、この人形制作用芯材10は、ビーズ法発泡スチロールにより構成され、人形制作用芯材10の形に合わせて作られた金型内でポリスチレンビーズを発泡させて成型されたものである。このように、人形制作用芯材10の形に合わせて金型を作製し、ビーズ法発泡スチロールにより構成するようにすれば、人形を制作する際に、人形制作用芯材10を作る作業を行うことなく、直ちに、人形制作用芯材10に粘土を張り付ける作業から行うことが可能となる。
図3から図7は、本考案の一実施の形態に係る人形制作用芯材10を用いて人形を制作する方法を説明するものである。図3は全体の手順を表し、図4から図7は各作業工程を表わしている。まず、図1及び図2に示した人形制作用芯材10を用意し、例えば図4に示したように、その周りに粘土21を張り付ける(ステップS101)。具体的には、例えば、胴体部芯材11、腕部芯材12、脚部芯材13、及び頭部芯材14に対して、それぞれ粘土21を張り付ける。なお、図4は胴体部芯材11に粘土21を張り付けている様子を表しており、粘土21を梨地で表している。
粘土21は、どのようなものでもよく、例えば、石粉粘土、陶芸用粘土、樹脂粘土、ペースト状粘土、液状粘土、木質粘土、繊維系粘土、パン粘土、又は油粘土を使用することができる。また、粘土21は、例えば3mmから7mm程度の厚みの板状に延ばしておき、胴体部芯材11、腕部芯材12、脚部芯材13、及び頭部芯材14に対して、それぞれ押さえつけるようにして固定し、例えば図5に断面構造で示したように、全体にほぼ均一の厚みで巻きつけていく。次いで、人形制作用芯材10に張り付けた粘土21の形をへら等を使用して整え、人形の基本的な形を作る(ステップS102)。具体的には、例えば図6に示したように、胴体部22、腕部23、脚部24、及び頭部25の基本的な形をそれぞれ作る。なお、図6では粘土21を梨地で表している。続いて、粘土21を乾燥させる(ステップS103)。
粘土21を乾燥させたのち、胴体部22、腕部23、脚部24、及び頭部25の関節部分等に必要に応じてカッター等を用いて穴を開け、中の人形制作用芯材10を細かく崩して取り出す(ステップS104)。具体的には、胴体部22であれば、例えば図7に示したように、腕の付け根及び脚の付け根に穴26を開けて、腕の付け根及び脚の付け根から胴体部芯材11を細かく崩して取り出す。なお、図7は胴体部22の腕の付け根に穴26を開けた状態を表すものであり、粘土21を梨地で表している。また、腕部23であれば、例えば、肘部分で切断すると共に、腕の付け根及び手首に穴を開けて、肘部分、腕の付け根及び手首から腕部芯材12を細かく崩して取り出す。脚部24であれば、例えば、膝部分で切断すると共に、脚の付け根及び足首に穴を開けて、膝部分、脚の付け根及び足首から脚部芯材13を細かく崩して取り出す。頭部25であれば、例えば、首の部分に穴を開けて、首の部分から頭部芯材14を細かく崩して取り出す。その際、本実施の形態によれば、人形制作用芯材10をビーズ法発泡スチロールにより構成しているので、簡単に崩して取り出すことができる。
次いで、必要に応じて、胴体部22に粘土21で肉付けをすると共に、頭部25の細部を仕上げる(ステップS105)。続いて、関節部の形状を整え、球体を配設する(ステップS106)。そののち、着色する(ステップS107)。最後に、フック及びゴム等を用いて、胴体部22、腕部23、脚部24、頭部25、並びに別途作成した足及び手を結合し、組み立てる(ステップS108)。これにより、人形が完成する。
このように、本実施の形態によれば、人形制作用芯材10を金型内でポリスチレンビーズを発泡して成型したビーズ法発泡スチロールにより構成するようにしたので、人形制作者が削って人形制作用芯材10を作らなくても、そのまま用いることができる。すなわち、人形制作用芯材10を作る作業を行わずに、直ちに、人形制作用芯材10に粘土21を張り付ける作業から行うことができる。よって、簡単に人形制作を行うことができ、手軽に人形制作を楽しむことができる。
また、ビーズ法発泡スチロールは非常に柔らかいので、後で人形の中から人形制作用芯材10を取り出す際に、細かく崩して簡単に取り出すことができる。
以上、実施の形態を挙げて本考案を説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、球体関節人形について具体的に説明したが、本考案は、球体関節人形に限らず、人形制作用芯材10に粘土を張り付けて人形を制作する場合について広く適用することができる。
また、上記実施の形態では、人形制作用芯材10を胴体部芯材11と腕部芯材12と脚部芯材13と頭部芯材14とにより構成する場合について説明したが、全てを備えていなくてもよく、また、更に細分化されていてもよい。
更に、上記実施の形態では、人形の制作手順について具体的に説明したが、全ての手順を備えていなくてもよく、また、他の手順を備えていてもよい。更に、手順の順番が異なっていてもよい。
人形制作用芯材を用いて粘土により人形を制作する際に用いることができる。
10…人形制作用芯材、11…胴体部芯材、12…腕部芯材、13…脚部芯材、14…頭部芯材、21…粘土、22…胴体部、23…腕部、24…脚部、25…頭部、26…穴

Claims (1)

  1. 周りに粘土を張り付けて人形の形を作った後に人形の中から取り出される人形制作用芯材であって、
    金型内でポリスチレンビーズを発泡して成型したビーズ法発泡スチロールによりそれぞれ構成された胴体部芯材と、腕部芯材と、脚部芯材と、頭部芯材とを有することを特徴とする人形制作用芯材。
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