JP3180578B2 - 電気魚焼き器 - Google Patents
電気魚焼き器Info
- Publication number
- JP3180578B2 JP3180578B2 JP24531594A JP24531594A JP3180578B2 JP 3180578 B2 JP3180578 B2 JP 3180578B2 JP 24531594 A JP24531594 A JP 24531594A JP 24531594 A JP24531594 A JP 24531594A JP 3180578 B2 JP3180578 B2 JP 3180578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- catalyst body
- cooking
- fan motor
- heating element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、魚等を焼く両面焼きの
電気魚焼き器に関するものである。
電気魚焼き器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の電気魚焼き器は、図３に
示すような構成が一般的であつた。すなわち、内部に上
部発熱体１を有し天面部に触媒体２と、それを覆う排気
金具３を設けた上部容器４と、受け皿容器５を有した下
部容器６と、受け皿容器５の上部に位置する載置台７と
受け皿容器５と載置台７の間に位置する下部発熱体８か
らなり、上部容器４は後部に設けた蝶番（図示せず）に
より開閉自在になっている。
示すような構成が一般的であつた。すなわち、内部に上
部発熱体１を有し天面部に触媒体２と、それを覆う排気
金具３を設けた上部容器４と、受け皿容器５を有した下
部容器６と、受け皿容器５の上部に位置する載置台７と
受け皿容器５と載置台７の間に位置する下部発熱体８か
らなり、上部容器４は後部に設けた蝶番（図示せず）に
より開閉自在になっている。
【０００３】上記構成において、載置台７に魚９等を載
せ、上部発熱体１と下部発熱体８への通電を行うことに
より調理を行うものである。
せ、上部発熱体１と下部発熱体８への通電を行うことに
より調理を行うものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
魚焼き器で魚を焼く場合、上部発熱体１と下部発熱体８
の両面から同時に加熱調理を行なうため、下部発熱体８
により受け皿容器５の温度が上がり魚９から流出した魚
油が下部発熱体８上はもちろん受け皿容器５上に滴下し
ても油煙が発生し、その量が多いと、触媒体２だけでは
完全に酸化浄化しきれず、その油煙の一部は未浄化のま
ま調理庫外に排出されていた。また、受け皿容器５上に
水を入れて調理する場合は水の温度が上がり多量の蒸気
となり、触媒体２について触媒体２の性能を低下させた
り、そのまま煙の様に調理庫外に排出されてしまうとい
う課題があった。また、発生した油煙がスムーズに触媒
体２の方に流れず調理庫内に溜った場合は圧損が大きく
なり、上部容器４の周囲から油煙がもれたり、触媒体２
を通ってもスピードが速いため未浄化のまま調理庫外に
排出されたりしていた。また、この様な状態が繰り返さ
れると上部容器４はすぐ油煙により汚れ、臭いが付着し
てしまうという課題があった。
魚焼き器で魚を焼く場合、上部発熱体１と下部発熱体８
の両面から同時に加熱調理を行なうため、下部発熱体８
により受け皿容器５の温度が上がり魚９から流出した魚
油が下部発熱体８上はもちろん受け皿容器５上に滴下し
ても油煙が発生し、その量が多いと、触媒体２だけでは
完全に酸化浄化しきれず、その油煙の一部は未浄化のま
ま調理庫外に排出されていた。また、受け皿容器５上に
水を入れて調理する場合は水の温度が上がり多量の蒸気
となり、触媒体２について触媒体２の性能を低下させた
り、そのまま煙の様に調理庫外に排出されてしまうとい
う課題があった。また、発生した油煙がスムーズに触媒
体２の方に流れず調理庫内に溜った場合は圧損が大きく
なり、上部容器４の周囲から油煙がもれたり、触媒体２
を通ってもスピードが速いため未浄化のまま調理庫外に
排出されたりしていた。また、この様な状態が繰り返さ
れると上部容器４はすぐ油煙により汚れ、臭いが付着し
てしまうという課題があった。
【０００５】本発明は、以上の課題を解決するもので、
下部容器の後部にファンモーター及び外部に通じる通路
を設けることにより、受け皿容器と下部容器の間を外部
の冷たい空気を循環させ調理中の受け皿容器の温度を下
げた電気魚焼き器を提供することを第１の目的としてい
る。
下部容器の後部にファンモーター及び外部に通じる通路
を設けることにより、受け皿容器と下部容器の間を外部
の冷たい空気を循環させ調理中の受け皿容器の温度を下
げた電気魚焼き器を提供することを第１の目的としてい
る。
【０００６】また、ファンモーターと連動したアタッチ
メント式の調理物載置台を配することにより調理物載置
台を回転させ、容易に均一な焼き色を出すとともに、調
理物が回転するため下部発熱体を廃止しても両面焼きと
同じ様に裏返す手間なく調理が出来るため油煙量が大幅
に低減されることを第２の目的としている。
メント式の調理物載置台を配することにより調理物載置
台を回転させ、容易に均一な焼き色を出すとともに、調
理物が回転するため下部発熱体を廃止しても両面焼きと
同じ様に裏返す手間なく調理が出来るため油煙量が大幅
に低減されることを第２の目的としている。
【０００７】また、触媒体と排気金具との間に、ファン
モーター及び外部に通じる通路を設けることにより常に
一定の速度で一定の量の油煙を引き外部に排出すること
が出来るため油煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなる
のを防ぐことを第３の目的としている。
モーター及び外部に通じる通路を設けることにより常に
一定の速度で一定の量の油煙を引き外部に排出すること
が出来るため油煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなる
のを防ぐことを第３の目的としている。
【０００８】また、触媒体の通気穴を下部が大きい略円
錐形状に構成して、触媒体内を油煙が通り易くすること
を第４の目的としている。
錐形状に構成して、触媒体内を油煙が通り易くすること
を第４の目的としている。
【０００９】また、触媒体に帯ヒーターを配し、触媒体
の温度を上げることにより酸化浄化性能を高めることを
第５の目的としている。
の温度を上げることにより酸化浄化性能を高めることを
第５の目的としている。
【００１０】また、上部容器の内面にＳｉ及びＭｎ系の
化合物を有し、セルフクリーニング及び脱臭機能を有す
る塗料を被覆することにより油煙により調理庫内が汚れ
たり、臭いがこびりついたりするのを防ぐことを第６の
目的としている。
化合物を有し、セルフクリーニング及び脱臭機能を有す
る塗料を被覆することにより油煙により調理庫内が汚れ
たり、臭いがこびりついたりするのを防ぐことを第６の
目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この第１の目的を達成す
るために本発明の第１の手段は、天面部に設けた凹部に
通気穴を有する触媒体を配し、その上を排気穴を有する
排気金具で覆った上部容器と、この上部容器を受けて調
理庫を形成する受け皿容器と、この受け皿容器を受ける
下部容器と、調理庫内には調理物を載せる載置台を備え
るとともに、前記上部容器と前記載置台の間に位置する
上部発熱体及び前記載置台と前記受け皿容器の間に位置
する下部発熱体を備え、前記下部容器の後部にファンモ
ーター及び外部に通じる通路を設けたものである。
るために本発明の第１の手段は、天面部に設けた凹部に
通気穴を有する触媒体を配し、その上を排気穴を有する
排気金具で覆った上部容器と、この上部容器を受けて調
理庫を形成する受け皿容器と、この受け皿容器を受ける
下部容器と、調理庫内には調理物を載せる載置台を備え
るとともに、前記上部容器と前記載置台の間に位置する
上部発熱体及び前記載置台と前記受け皿容器の間に位置
する下部発熱体を備え、前記下部容器の後部にファンモ
ーター及び外部に通じる通路を設けたものである。
【００１２】また、第２の目的を達成するために本発明
の第２の手段は、第１の手段に加えてファンモーターと
連動したアタッチメント式の調理物載置台を配したもの
である。
の第２の手段は、第１の手段に加えてファンモーターと
連動したアタッチメント式の調理物載置台を配したもの
である。
【００１３】また、第３の目的を達成するために本発明
の第３の手段は、第１の手段に加えて触媒体と排気金具
との間に、ファンモーター及び外部に通じる通路を設け
たものである。
の第３の手段は、第１の手段に加えて触媒体と排気金具
との間に、ファンモーター及び外部に通じる通路を設け
たものである。
【００１４】また、第４の目的を達成するために本発明
の第４の手段は、第１の手段に加えて触媒体の通気穴を
下部が大きい略円錐形状に構成したものである。
の第４の手段は、第１の手段に加えて触媒体の通気穴を
下部が大きい略円錐形状に構成したものである。
【００１５】また、第５の目的を達成するために本発明
の第５の手段は、第１の手段に加えて触媒体に帯ヒータ
ーを配したものである。
の第５の手段は、第１の手段に加えて触媒体に帯ヒータ
ーを配したものである。
【００１６】また、第６の目的を達成するために本発明
の第６の手段は、第１の手段に加えて上部容器の内面に
Ｓｉ及びＭｎ系の化合物を有し、セルフクリーニング及
び脱臭機能を有する塗料を被覆したものである。
の第６の手段は、第１の手段に加えて上部容器の内面に
Ｓｉ及びＭｎ系の化合物を有し、セルフクリーニング及
び脱臭機能を有する塗料を被覆したものである。
【００１７】
【作用】本発明は上記した第１の手段により、下部容器
の後部にファンモーター及び外部に通じる通路を設けて
いるため、受け皿容器と下部容器の間を外部の冷たい空
気を循環させ、調理中の受け皿容器の温度を下げること
ができ受け皿容器上に滴下した魚油による油煙の発生及
び水をいれた場合の蒸気の発生を防ぐことのできるもの
である。
の後部にファンモーター及び外部に通じる通路を設けて
いるため、受け皿容器と下部容器の間を外部の冷たい空
気を循環させ、調理中の受け皿容器の温度を下げること
ができ受け皿容器上に滴下した魚油による油煙の発生及
び水をいれた場合の蒸気の発生を防ぐことのできるもの
である。
【００１８】また、第２の手段により、前記ファンモー
ターと連動したアタッチメント式の調理物載置台を配す
ることにより調理物載置台を回転させ、容易に均一な焼
き色を出すとともに、調理物が回転するため下部発熱体
を廃止しても両面焼きと同じ様に裏返す手間なく調理が
出来るため魚油が下部発熱体に滴下することがなく油煙
量を大幅に低減することができるものである。
ターと連動したアタッチメント式の調理物載置台を配す
ることにより調理物載置台を回転させ、容易に均一な焼
き色を出すとともに、調理物が回転するため下部発熱体
を廃止しても両面焼きと同じ様に裏返す手間なく調理が
出来るため魚油が下部発熱体に滴下することがなく油煙
量を大幅に低減することができるものである。
【００１９】また、第３の手段により、前記触媒体と排
気金具との間に、ファンモーター及び外部に通じる通路
を設けることにより常に一定の速度で一定の量の油煙を
引くことができるため触媒体を通して油煙を酸化浄化し
炭酸ガスと水にして外部に排出することが出来るため油
煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなり、油煙が上部容
器の周囲より漏れるのを防ぐことができるものである。
気金具との間に、ファンモーター及び外部に通じる通路
を設けることにより常に一定の速度で一定の量の油煙を
引くことができるため触媒体を通して油煙を酸化浄化し
炭酸ガスと水にして外部に排出することが出来るため油
煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなり、油煙が上部容
器の周囲より漏れるのを防ぐことができるものである。
【００２０】また、第４の手段により、前記触媒体の通
気穴を下部が大きい略円錐形状に構成しているため、ベ
ルヌーイの定理より触媒体内の油煙は下部より上部に通
り易くなっているものである。
気穴を下部が大きい略円錐形状に構成しているため、ベ
ルヌーイの定理より触媒体内の油煙は下部より上部に通
り易くなっているものである。
【００２１】また、第５の手段により、前記触媒体に帯
ヒーターを配しているため、帯ヒーターへの通電により
触媒体の温度が上がり酸化浄化性能を高めることをでき
るものである。
ヒーターを配しているため、帯ヒーターへの通電により
触媒体の温度が上がり酸化浄化性能を高めることをでき
るものである。
【００２２】また、第６の手段により、前記上部容器の
内面にＳｉ及びＭｎ系の化合物を有し、セルフクリーニ
ング及び脱臭機能を有する塗料を被覆しているため油煙
及び魚の臭いを酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いが
こびりついたりするのを防ぐことができるものである。
内面にＳｉ及びＭｎ系の化合物を有し、セルフクリーニ
ング及び脱臭機能を有する塗料を被覆しているため油煙
及び魚の臭いを酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いが
こびりついたりするのを防ぐことができるものである。
【００２３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
いて説明する。
【００２４】図１において、１０は本体で、上部容器１
１を受ける受け皿容器１２と受け皿容器１２を支える下
部容器１３とで調理庫１４を形成し、調理庫１４の内部
には上部発熱体１５と載置台１６と下部発熱体１７が配
置されている。また上部容器１１の天面部に設けた凹部
には通気穴１８を有する触媒体１９を設け、その上を排
気穴を有する排気金具２０で覆っている。そして、載置
台１６に魚２１をとりつけ調理を行なう。また下部容器
１３の後部にはファンモーター２２と外部に通じる通路
２３がもうけられている。また、このファンモーター２
２はファンベルト２４により載置台１６と連動してお
り、ファンモーター２２の回転により載置台１６も回転
する様になっている。載置台１６はアタッチメント式で
あり、図１の様に魚２１を串ざしにしてとりつけてもい
いし、魚２１を上下より挟み込む方式でとりつけてもい
い。また、触媒体１９と排気金具２０の間にもファンモ
ーター２５と外部に通じる通路２６がもうけられてい
る。また、触媒体１９の通気穴１８は略円錐形状となっ
ている。また、上部容器１１の内面にはＳｉ及びＭｎ系
の化合物を有し、セルフクリーニング及び脱臭機能を有
する塗料２７がコーティングされている。そして図２に
示す様に触媒体１９に通気穴１８を逃げて帯ヒーター２
８を巻き付けている。この帯ヒーター２８上に絶縁処理
を施しているのはもちろんである。
１を受ける受け皿容器１２と受け皿容器１２を支える下
部容器１３とで調理庫１４を形成し、調理庫１４の内部
には上部発熱体１５と載置台１６と下部発熱体１７が配
置されている。また上部容器１１の天面部に設けた凹部
には通気穴１８を有する触媒体１９を設け、その上を排
気穴を有する排気金具２０で覆っている。そして、載置
台１６に魚２１をとりつけ調理を行なう。また下部容器
１３の後部にはファンモーター２２と外部に通じる通路
２３がもうけられている。また、このファンモーター２
２はファンベルト２４により載置台１６と連動してお
り、ファンモーター２２の回転により載置台１６も回転
する様になっている。載置台１６はアタッチメント式で
あり、図１の様に魚２１を串ざしにしてとりつけてもい
いし、魚２１を上下より挟み込む方式でとりつけてもい
い。また、触媒体１９と排気金具２０の間にもファンモ
ーター２５と外部に通じる通路２６がもうけられてい
る。また、触媒体１９の通気穴１８は略円錐形状となっ
ている。また、上部容器１１の内面にはＳｉ及びＭｎ系
の化合物を有し、セルフクリーニング及び脱臭機能を有
する塗料２７がコーティングされている。そして図２に
示す様に触媒体１９に通気穴１８を逃げて帯ヒーター２
８を巻き付けている。この帯ヒーター２８上に絶縁処理
を施しているのはもちろんである。
【００２５】次に、この一実施例の構成における動作に
ついて説明する。先ず、図１において、タイムスイッチ
（図示せず）を必要な時間位置まで巻き上げることによ
り上部発熱体１５及び下部発熱体１７への通電がはじま
る。この時ファンモーター２２も回転を始め、外部から
冷たい空気が通路２３を通って受け皿容器１２と下部容
器１３の間に流れ込み受け皿容器１２の周囲を回って別
の通路２３’を通って本体１０の外に出る。このため冷
たい空気が循環し受け皿容器１２を冷やすことができる
ため、水を入れずに調理する場合に魚２１より滴下した
魚油が油煙になるのを防ぎ、また水を入れて調理する場
合においても水の温度が上がり蒸気となって触媒体１９
に付着し触媒体１９の性能を低下させたり、蒸気が煙の
様に排気金具２０から外に流出するのを防ぐことができ
る。
ついて説明する。先ず、図１において、タイムスイッチ
（図示せず）を必要な時間位置まで巻き上げることによ
り上部発熱体１５及び下部発熱体１７への通電がはじま
る。この時ファンモーター２２も回転を始め、外部から
冷たい空気が通路２３を通って受け皿容器１２と下部容
器１３の間に流れ込み受け皿容器１２の周囲を回って別
の通路２３’を通って本体１０の外に出る。このため冷
たい空気が循環し受け皿容器１２を冷やすことができる
ため、水を入れずに調理する場合に魚２１より滴下した
魚油が油煙になるのを防ぎ、また水を入れて調理する場
合においても水の温度が上がり蒸気となって触媒体１９
に付着し触媒体１９の性能を低下させたり、蒸気が煙の
様に排気金具２０から外に流出するのを防ぐことができ
る。
【００２６】また、ファンモーター２２と着脱自在の調
理物載置台１６をファンベルト２４により連動させてい
るためファンモーター２２の回転により調理物載置台１
６も矢印の様に回転するため、全体を容易に均一に焼き
上げることができるとともに、調理物が回転するため下
部発熱体１７を廃止しても両面焼きと同じ様に裏返す手
間なく調理が出来るため下部発熱体１７への魚油の滴下
による油煙の発生がなくなり、油煙量を大幅に低減する
ことができる。また上部発熱体１５の消費電力を大きく
でき強火でおいしく調理できるものである。
理物載置台１６をファンベルト２４により連動させてい
るためファンモーター２２の回転により調理物載置台１
６も矢印の様に回転するため、全体を容易に均一に焼き
上げることができるとともに、調理物が回転するため下
部発熱体１７を廃止しても両面焼きと同じ様に裏返す手
間なく調理が出来るため下部発熱体１７への魚油の滴下
による油煙の発生がなくなり、油煙量を大幅に低減する
ことができる。また上部発熱体１５の消費電力を大きく
でき強火でおいしく調理できるものである。
【００２７】また、触媒体１９と排気金具２０との間に
設けたファンモーター２５が回転するため、常にファン
により発生した油煙を引き上げ触媒体１９を通して酸化
浄化し、通路２６を通して外に排出することができる。
このため油煙の流れが悪く油煙が調理庫内１４に溜り、
圧力損失が大きくなり上部容器１１の周囲やその他の隙
間から油煙が漏れるのを防ぐことができる。また、触媒
体１９自体も通気穴１８を下部が大きい略円錐形状に構
成しているため、触媒体１９内を通る油煙は流体力学の
べルヌーイの定理によりスムーズに通り抜けることがで
きる。この時ファンモーター２５はファンモーター２２
のモーターで動かす構成とすることもできる。
設けたファンモーター２５が回転するため、常にファン
により発生した油煙を引き上げ触媒体１９を通して酸化
浄化し、通路２６を通して外に排出することができる。
このため油煙の流れが悪く油煙が調理庫内１４に溜り、
圧力損失が大きくなり上部容器１１の周囲やその他の隙
間から油煙が漏れるのを防ぐことができる。また、触媒
体１９自体も通気穴１８を下部が大きい略円錐形状に構
成しているため、触媒体１９内を通る油煙は流体力学の
べルヌーイの定理によりスムーズに通り抜けることがで
きる。この時ファンモーター２５はファンモーター２２
のモーターで動かす構成とすることもできる。
【００２８】また図２に示す様に触媒体１９に帯ヒータ
ー２８を巻き調理中に通電することにより触媒体１９の
温度を常に高温に保つことが出来、また帯ヒーター２８
であるため通気穴１８を避けて卷くことが出来、触媒体
１９の表面積を有効に利用でき触媒体１９の酸化浄化性
能を大幅に向上させることができるものである。
ー２８を巻き調理中に通電することにより触媒体１９の
温度を常に高温に保つことが出来、また帯ヒーター２８
であるため通気穴１８を避けて卷くことが出来、触媒体
１９の表面積を有効に利用でき触媒体１９の酸化浄化性
能を大幅に向上させることができるものである。
【００２９】また、上部容器１１の内面にＳｉ及びＭｎ
系の化合物を有したセルフクリーニング及び脱臭機能を
有する塗料２７を被覆しているため、油煙及び魚の臭い
を酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いがこびりついた
りするのを防ぐことができ、お手入れ性の大幅な向上と
共に魚以外の調理も臭い等を気にすることなく快適に調
理できるものである。
系の化合物を有したセルフクリーニング及び脱臭機能を
有する塗料２７を被覆しているため、油煙及び魚の臭い
を酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いがこびりついた
りするのを防ぐことができ、お手入れ性の大幅な向上と
共に魚以外の調理も臭い等を気にすることなく快適に調
理できるものである。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明は、下部容器の後部
にファンモーター及び外部に通じる通路を設けているた
め、受け皿容器と下部容器の間を外部の冷たい空気を循
環させ、調理中の受け皿容器の温度を下げることができ
受け皿容器上に滴下した魚油による油煙の発生及び水を
いれた場合の蒸気の発生を防ぐことのできるものであ
る。
にファンモーター及び外部に通じる通路を設けているた
め、受け皿容器と下部容器の間を外部の冷たい空気を循
環させ、調理中の受け皿容器の温度を下げることができ
受け皿容器上に滴下した魚油による油煙の発生及び水を
いれた場合の蒸気の発生を防ぐことのできるものであ
る。
【００３１】また、本発明はファンモーターとアタッチ
メント式の調理物載置台を連動させているためファンモ
ーターの回転により調理物載置台も回転するため、魚全
体を容易に均一に焼き上げることができるとともに、調
理物が回転するため下部発熱体を廃止しても両面焼きと
同じ様に裏返す手間なく調理が出来るため下部発熱体へ
の魚油の滴下による油煙の発生がなくなり、油煙量を大
幅に低減することができる。また上部発熱体の消費電力
を大きくでき強火でおいしく調理できるものである。
メント式の調理物載置台を連動させているためファンモ
ーターの回転により調理物載置台も回転するため、魚全
体を容易に均一に焼き上げることができるとともに、調
理物が回転するため下部発熱体を廃止しても両面焼きと
同じ様に裏返す手間なく調理が出来るため下部発熱体へ
の魚油の滴下による油煙の発生がなくなり、油煙量を大
幅に低減することができる。また上部発熱体の消費電力
を大きくでき強火でおいしく調理できるものである。
【００３２】また、本発明は触媒体と排気金具との間
に、ファンモーター及び外部に通じる通路を設けること
により常に油煙を引き触媒体を通して油煙を酸化浄化し
炭酸ガスと水にして外部に排出することが出来るため油
煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなり、油煙が上部容
器の周囲より漏れるのを防ぐことができるものである。
に、ファンモーター及び外部に通じる通路を設けること
により常に油煙を引き触媒体を通して油煙を酸化浄化し
炭酸ガスと水にして外部に排出することが出来るため油
煙が調理庫内に溜り、圧損が大きくなり、油煙が上部容
器の周囲より漏れるのを防ぐことができるものである。
【００３３】また、本発明は触媒体自体も通気穴を下部
が大きい略円錐形状に構成しているため、触媒体内を通
る油煙は流体力学のべルヌーイの定理によりスムーズに
通り抜けることができる。
が大きい略円錐形状に構成しているため、触媒体内を通
る油煙は流体力学のべルヌーイの定理によりスムーズに
通り抜けることができる。
【００３４】また、本発明は触媒体に帯ヒーターを巻い
ているため触媒体の温度を常に高温に保つことが出来、
また帯ヒーターであるため通気穴を避けて卷くことが出
来、触媒体の表面積を有効に利用でき触媒体の酸化浄化
性能を大幅に向上させることができるものである。
ているため触媒体の温度を常に高温に保つことが出来、
また帯ヒーターであるため通気穴を避けて卷くことが出
来、触媒体の表面積を有効に利用でき触媒体の酸化浄化
性能を大幅に向上させることができるものである。
【００３５】また、本発明は上部容器の内面にＳｉ及び
Ｍｎ系の化合物を有した、セルフクリーニング及び脱臭
機能を有する塗料を被覆しているため油煙及び魚の臭い
を酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いがこびりついた
りするのを防ぐことができ、お手入れ性の大幅な向上と
共に魚以外の調理も臭い等を気にすることなく快適に調
理できるものである。
Ｍｎ系の化合物を有した、セルフクリーニング及び脱臭
機能を有する塗料を被覆しているため油煙及び魚の臭い
を酸化分解し調理庫内が汚れたり、臭いがこびりついた
りするのを防ぐことができ、お手入れ性の大幅な向上と
共に魚以外の調理も臭い等を気にすることなく快適に調
理できるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す電気魚焼き器の横断面
図
図
【図２】本発明の一実施例を示す触媒体の斜視図
【図３】従来の電気魚焼き器の要部横断面図
１１ 上部容器 １２ 受け皿容器 １３ 下部容器 １４ 調理庫 １５ 上部発熱体 １６ 載置台 １７ 下部発熱体 １８ 通気穴 １９ 触媒体 ２０ 排気金具 ２２、２５ ファンモーター ２３、２６ 通路 ２７ 塗料 ２８ 帯ヒーター
Claims (6)
- 【請求項１】 天面部に設けた凹部に通気穴を有する触
媒体と、前記触媒体を排気穴を有する排気金具で覆った
上部容器と、この上部容器を受けて調理庫を形成する受
け皿容器と、この受け皿容器を受ける下部容器と、調理
庫内には調理物を載せる載置台を備えるとともに、前記
上部容器と前記載置台の間に位置する上部発熱体及び前
記載置台と前記受け皿容器の間に位置する下部発熱体を
備え、前記下部容器の後部にファンモーター及び外部に
通じる通路を設けた電気魚焼き器。 - 【請求項２】 ファンモーターと連動した着脱自在の調
理物載置台を配した請求項１記載の電気魚焼き器。 - 【請求項３】 触媒体と排気金具との間に、ファンモー
ター及び外部に通じる通路を設けた請求項１記載の電気
魚焼き器。 - 【請求項４】 触媒体の通気穴を下部が大きい略円錐形
状に構成した請求項１記載の電気魚焼き器。 - 【請求項５】 触媒体に帯ヒーターを配した請求項１記
載の電気魚焼き器。 - 【請求項６】 上部容器の内面にＳｉ及びＭｎ系の化合
物を有し、セルフクリーニング及び脱臭機能を有する塗
料を被覆した請求項１記載の電気魚焼き器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24531594A JP3180578B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 電気魚焼き器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24531594A JP3180578B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 電気魚焼き器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08107828A JPH08107828A (ja) | 1996-04-30 |
| JP3180578B2 true JP3180578B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=17131846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24531594A Expired - Fee Related JP3180578B2 (ja) | 1994-10-11 | 1994-10-11 | 電気魚焼き器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3180578B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4654096B2 (ja) * | 2005-09-02 | 2011-03-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 加熱調理器 |
-
1994
- 1994-10-11 JP JP24531594A patent/JP3180578B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08107828A (ja) | 1996-04-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0632875B1 (en) | Hot-air oven for preparation of food by hot air | |
| JP4654096B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP2007017033A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| EP0463657B1 (en) | Appliance for the preparation of meat or similar products | |
| JP2007075471A (ja) | 加熱調理器 | |
| FI95764B (fi) | Paistolaite, nimenomaan grillausta varten | |
| JP6143901B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP3180578B2 (ja) | 電気魚焼き器 | |
| JP3909868B2 (ja) | ディープフライ装置 | |
| JP5940903B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP6198888B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| CN213696616U (zh) | 一种炸篮、盖板一体式空气炸锅 | |
| JP3587177B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP3683098B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| KR19990022243U (ko) | 구이장치 | |
| JP3166712B2 (ja) | 電気調理器 | |
| JP5890142B2 (ja) | 加熱調理器 | |
| JP3087652B2 (ja) | 電気調理器 | |
| JP2870193B2 (ja) | グリラー | |
| JP2001017330A (ja) | 電気魚焼き器 | |
| JP3266060B2 (ja) | 電気調理器 | |
| JP2002153385A (ja) | 除煙焼肉器 | |
| JPH0464824A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPH06105751A (ja) | 加熱調理器 | |
| JPS6113851Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |