JP3180055U - パラレルリンクロボット - Google Patents

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健 原
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Abstract

【課題】ベース部に対するエンド部の移動速度が低下するのを防止しつつ、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することができるパラレルリンクロボットを提供する。
【解決手段】パラレルリンクロボット1は、ベース部3と、ツールTの着脱が可能となっており、ベース部3に対して移動させられるエンド部4と、ベース部3とエンド部4との間に掛け渡された少なくとも3組のリンク機構5と、を備えている。各リンク機構5は、ベース部3に配置された駆動モータ6と、駆動モータ6に連結され、駆動モータ6によって揺動させられると共に、伸縮が可能となっている第1アーム7と、第1アーム7に連結され且つエンド部4に連結された第2アーム8と、第1アーム7を伸縮させるエアシリンダ18と、を有している。
【選択図】図2

Description

本考案は、パラレルリンクロボットに関する。
産業用ロボットとして、ベース部とエンド部との間に3組のリンク機構が並列に掛け渡されたパラレルリンクロボットが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなパラレルリンクロボットにおいては、3組のリンク機構によって、ベース部に対するエンド部の位置及び姿勢が調整され、エンド部に取り付けられたツールによって、作業対象物に所定の作業が施される。
特開2011−56661号公報
上述したようなパラレルリンクロボットでは、リンク機構を構成するアームの長さを長くすれば、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することもできるが、単にアームの長さを長くするだけでは、慣性が大きくなることに起因して、ベース部に対するエンド部の移動速度が低下するおそれがある。
そこで、本考案は、ベース部に対するエンド部の移動速度が低下するのを防止しつつ、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することができるパラレルリンクロボットを提供することを目的とする。
本考案のパラレルリンクロボットは、ベース部と、ツールの着脱が可能となっており、ベース部に対して移動させられるエンド部と、ベース部とエンド部との間に掛け渡された少なくとも3組のリンク機構と、を備え、リンク機構のそれぞれは、ベース部に配置された第1駆動源と、第1駆動源に連結され、第1駆動源によって揺動させられると共に、伸縮が可能となっている第1アームと、第1アームに連結され且つエンド部に連結された第2アームと、第1アームを伸縮させる第2駆動源と、を有する。
このパラレルリンクロボットでは、ベース部側の第1アームが第2駆動源によって伸縮させられる。これにより、例えば、エンド部側の第2アームが伸縮させられるものに比べ、エンド部側の慣性が小さくなり、その結果、エンド部を高速に移動させることができる。よって、このパラレルリンクロボットによれば、ベース部に対するエンド部の移動速度が低下するのを防止しつつ、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することが可能となる。
また、パラレルリンクロボットは、リンク機構の動作を制御するコントローラを更に備え、コントローラは、第2駆動源を動作させて、第1アームの全てを一斉に伸縮させてもよい。この構成によれば、エンド部を所定の姿勢に維持させつつ、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することができる。或いは、コントローラは、第2駆動源を動作させて、第1アームのそれぞれを別々に伸縮させてもよい。この構成によれば、エンド部に上記所定の姿勢以外の姿勢をとらせることができる。
本考案によれば、ベース部に対するエンド部の移動速度が低下するのを防止しつつ、ベース部に対するエンド部の移動領域を拡大することができるパラレルリンクロボットを提供することが可能となる。
本考案の一実施形態のパラレルリンクロボットが適用されたパラレルリンクロボットシステムの平面図である。 本考案の一実施形態のパラレルリンクロボットの側面図である。 図2のパラレルリンクロボットの下面図である。 図2のパラレルリンクロボットの概念図である。 図2のパラレルリンクロボットの概念図である。
以下、本考案の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、パラレルリンクロボット1は、コンベア51によって搬送されてくる作業対象物S(例えば、パッケージされた商品等)をチャックし、コンベア52上に載置された箱Cの内部に作業対象物Sを詰めていく産業用ロボットである。コンベア51上には、パラレルリンクロボット1の上流側に位置するようにカメラ53が設置されている。パラレルリンクロボット1が備えるコントローラ2は、カメラ53によって撮像された作業対象物Sの画像に基づいて、当該作業対象物Sの状態情報(位置、向き、種類等)を取得し、パラレルリンクロボット1の動作を制御する。パラレルリンクロボット1によって所定数の作業対象物Sが箱Cに詰められると、コンベア52は、当該箱Cを搬出する。本実施形態では、パラレルリンクロボット1、コンベア51,52及びカメラ53によってパラレルリンクロボットシステム10が構成されている。
図2及び図3に示されるように、パラレルリンクロボット1は、コンベア51の上方における所定の位置に固定されたベース部3と、ベース部3に対して移動させられるエンド部4と、ベース部3とエンド部4との間に掛け渡された3組のリンク機構5と、を備えている。パラレルリンクロボット1は、3自由度のパラレルメカニズムを採用しており、3組のリンク機構5は、エンド部4を所定の姿勢(本実施形態では、水平)に維持させつつ、ベース部3に対してエンド部4を3軸並進運動させる。エンド部4は、ツールチェンジャ等の構成を有しており、作業対象物Sに種々の作業を施すために種々のツールTの着脱が可能となっている。本実施形態では、作業対象物Sを吸引チャックするためのツールTがエンド部4に取り付けられている。
各リンク機構5は、ベース部3に配置された駆動モータ(第1駆動源)6と、駆動モータ6に連結された第1アーム7と、第1アーム7に連結され且つエンド部4に連結された1対の第2アーム8と、第1アーム7に内蔵されたエアシリンダ(第2駆動源)18と、を有している。各リンク機構5において、駆動モータ6は、ベース部3に設けられたブラケット3aに固定されている。第1アーム7におけるベース部3側の基端部7aは、駆動モータ6の回転軸6aに固定されている。これにより、第1アーム7は、駆動モータ6によって揺動させられる。なお、各駆動モータ6の回転軸6aの中心線は、同一平面P1(本実施形態では、水平面)上に位置しており、互いに交差する位置関係を有している。
第1アーム7は、エアシリンダ18が内蔵された本体部71と、本体部71に対して進退可能となっている進退部72と、を有している。進退部72は、エアシリンダ18によって、基端部7aと反対側に前進させられると共に、基端部7a側に後退させられる。つまり、第1アーム7は、伸縮が可能となっており、エアシリンダ18によって伸縮させられる。なお、本体部71におけるベース部3側の端部は、第1アーム7におけるベース部3側の基端部7aに相当しており、進退部72における第2アーム8側の端部は、第1アーム7における第2アーム8側の先端部7bに相当している。
各リンク機構5において、第1アーム7における第2アーム8側の先端部7bは、1対の第2アーム8における第1アーム7側の基端部8a,8a間に位置しており、各第2アーム8の基端部8aは、ボールジョイント9aを介して第1アーム7の先端部7bに両側から連結されている。一方、エンド部4の一部は、1対の第2アーム8におけるエンド部4側の先端部8b,8b間に位置しており、各第2アーム8の先端部8bは、ボールジョイント9bを介してエンド部4の当該一部に両側から連結されている。更に、1対の第2アーム8は、基端部8a,8a間に掛け渡された第1リンク部11と、先端部8b,8b間に掛け渡された第2リンク部12と、によって、平行四辺形リンクを構成している。
以上説明したように、パラレルリンクロボット1では、ベース部3側の第1アーム7がエアシリンダ18によって伸縮させられる。これにより、例えば、エンド部4側の第2アーム8が伸縮させられるものに比べ、エンド部4側の慣性が小さくなり、その結果、エンド部4を高速に移動させることができる。よって、パラレルリンクロボット1によれば、ベース部3に対するエンド部4の移動速度が低下するのを防止しつつ、ベース部3に対するエンド部4の移動領域を拡大することが可能となる。
ここで、コントローラ2が、エアシリンダ18を動作させて、第1アーム7の全てを一斉に伸縮させれば、エンド部4を所定の姿勢(本実施形態では、水平)に維持させつつ、ベース部3に対するエンド部4の移動領域を拡大することができる。図4及び図5は、パラレルリンクロボット1の概念図である。図4に示される第1アーム7が縮んだ状態に比べ、図5に示される第1アーム7が伸びた状態の方が、ベース部3から離れる側(本実施形態では、下側)に移動領域Rが拡大する。
また、コントローラ2が、エアシリンダ18を動作させて、第1アーム7のそれぞれを別々に伸縮させれば、エンド部4に上記所定の姿勢以外の姿勢をとらせることができる。これにより、例えば、エンド部4に上記所定の姿勢以外の姿勢をとらせることで拡大した移動領域を、エンド部4にツールTを着脱するための領域として利用することが可能となる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、パラレルリンクロボット1は、3組のリンク機構5を備えるものに限定されず、4組以上のリンク機構5を備えていてもよい。また、第1アーム7を揺動させる駆動源は、駆動モータ6に限定されず、他のアクチュエータであってもよい。更に、第1アーム7を伸縮させる駆動源は、エアシリンダ18に限定されず、駆動モータによってワイヤを巻き取ることで伸縮させるなど、他のアクチュエータであってもよい。
1…パラレルリンクロボット、2…コントローラ、3…ベース部、4…エンド部、5…リンク機構、6…駆動モータ(第1駆動源)、7…第1アーム、8…第2アーム、18…エアシリンダ(第2駆動源)。

Claims (3)

  1. ベース部と、
    ツールの着脱が可能となっており、前記ベース部に対して移動させられるエンド部と、
    前記ベース部と前記エンド部との間に掛け渡された少なくとも3組のリンク機構と、を備え、
    前記リンク機構のそれぞれは、
    前記ベース部に配置された第1駆動源と、
    前記第1駆動源に連結され、前記第1駆動源によって揺動させられると共に、伸縮が可能となっている第1アームと、
    前記第1アームに連結され且つ前記エンド部に連結された第2アームと、
    前記第1アームを伸縮させる第2駆動源と、を有する、パラレルリンクロボット。
  2. 前記リンク機構の動作を制御するコントローラを更に備え、
    前記コントローラは、前記第2駆動源を動作させて、前記第1アームの全てを一斉に伸縮させる、請求項1記載のパラレルリンクロボット。
  3. 前記リンク機構の動作を制御するコントローラを更に備え、
    前記コントローラは、前記第2駆動源を動作させて、前記第1アームのそれぞれを別々に伸縮させる、請求項1記載のパラレルリンクロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016013867A (ja) * 2014-06-09 2016-01-28 株式会社イシダ 箱詰め装置

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