JP3179833U - 部分かつら - Google Patents

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Inventor
一英 榊
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株式会社カトリ
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Abstract

【課題】ずれたり、外れたりせず頭部に安定して装着する事が出来る部分かつらを提供する。
【解決手段】部分かつら1は主に人毛又は人工毛2を植毛する為のベース部3と、このベース部3に面ファスナー5が取り付けられて形成されている。人毛又は人工毛を植毛する為のネット部の裏面の全面に面ファスナー5を設ける。又面ファスナー5の固着方法はネット部裏面(自毛に接する頭皮側)に縫着、接着、熱溶着による固着方法を用いる。面ファスナー5のフック部先端にマッシュルーム状あるいは矢じり状のフック部を多数全面に形成する事により装着時の密着度が高まりズレ難く外れ難いかつらとする事ができる。又かつらの裏面の面ファスナー5の中心部のつむじの位置に突起物4が設けられているために希望する位置を触覚を働かせながら沈めて装着することが出来る。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
本考案は自毛があるが白髪が目立つ、又頭頂部などが薄くなっている人が装着することに適した部分かつらに関する。
一般に部分かつらは薄毛に悩む人が外見上薄毛ではないように見せるために着用するものである。そこで、ここでの部分かつらは、ずれたり、外れたりせず、一部が持ち上がったりせず誰でも簡便に装着出来、取り外しが出来ることが要求される。
上記要求を満足する装着方法については従来から様々な方法が提案されている。その代表的な方法は両面テープや接着剤を用いて部分かつらを使用者の頭皮に直接貼り付ける方法、金属製のクリップを用いて部分かつらを使用者の自毛に取り付ける方法、及び人毛又は人工毛を植毛させたネットの網目より自毛を引き出して人毛又は人工毛と自毛を混毛させて頭部に保持する方法などがある。
両面テープや接着剤使用の装着方法は固着方法としては優れているが皮膚がかぶれる、又取り外すときに自毛を損傷させるという問題があった。
又ネットの網目から自毛を引き出して自毛と混毛させる方法は個人ではうまく引き出せず又その際に希望する位置におさまらず、手間が掛かるという問題があった。また一般的に金属製のクリップを用いる方法があるが自毛の根元には装着させる事は出来ず、自毛の根元より何ミリか何センチか浮いた状態で装着せざるを得ないという問題があった。
例えば特許文献1に記載のかつらは開口部から外部に導き出した使用者の自毛とかつらベースに植毛させた人毛又は人工毛とを混毛させ開口部に毛髪係止部材が設けられていることによりかつらがずれにくく安定した装着感と密着間を高めることは満足させられているが、かつらの装着時には自毛を開口部より取り出して自毛と混毛させる事は非常に手間がかかる。又文献2に記載のかつらは両面接着テープ使用し又面ファスナーも使用することによりかつらを頭部に固定する方法が示されているが、両面接着テープの使用は皮膚のかぶれの問題が残り、面ファスナーの使用は部分的な使用で強力保持力を実現し難いものである。
そうして一般的に用いられているかつら止めクリップは自毛の根元に止着させることは出来ず、常に浮いたままの状態で止着させて置くしかなかった。従って浮いたままの状態で装着する為にかつら本体が装着時の位置からズレ易く外れ易いという問題があった。また金属製なので重く感じたり、ごつごつした感じは拭い去れなかった。
特開2008−184714 特許第4917691
本発明の課題は部分かつらのズレ易さや外れ易さ一部の持ち上がり易さを解消し頭部に安定した装着感と密着感を高めることを可能にした部分かつらを提供するものである。又かつら止めクリップや両面テープ、接着剤を使用する事無く、もしくはそれらの使用を極力抑えることが出来、所定の位置に装着することでズレることなく簡単に装着することが出来、取り外すことができる。又装着するときに位置を定めた所に容易に装着する事が可能な部分かつらを提供するものである。
従って本考案の課題は部分かつらの一部が浮いてきたり、ズレ易さや外れ易さを解消するために頭部に簡便に安定した装着感と密着感を高めることを可能にした部分かつらを提供する事である。又金属製によるかつら止め具では重くなり、ごつごつ感を無くす事を可能にするかつらを提供する事である。又本考案の課題は装着する時にかつら止めクリップに自毛を挟んで止着する時に所定の場所に収まらず何回か行ない調整する必要があったが、本記載のかつらは単に所定の位置に置くだけで理想の位置に装着が可能なかつらを提供することである。
課題を解決する手段
人毛又は人工毛を植毛する為のネット部の裏面の全面に面ファスナーが設けられてなる事を特徴としたものである。
人毛又は人工毛を植毛する為のネット部の裏面の面ファスナーの一部に切り込み又は開口部が設けられるように構成した。
人毛又は人工毛が植毛された部材の裏面の面ファスナー部材の中央部分のつむじの部分に突起物を設けてある構成とした。
考案の効果
本考案の部分かつらは、ベース部裏面全体に面ファスナーが施されているため、希望の位置に装着出来、浮き上がりも、ズレも生じることなく使用することができる。
又、本考案の部分かつらによれば、その部分かつらの裏面に面ファスナーを備える事により、又そのつむじの部分に突起物を備える事により希望の位置に当たりをつけて簡便に装着出来、又自毛に面ファスナーが密着して装着時の密着度が高まり、使用者が装着した際に希望の位置に装着出来,一部が持ち上がる事無く、ズレる事無く、又外れる事無く安心して長時間装着することが出来る。
以下本発明の実施の形態に係わる部分かつらについて図を用いて説明を行う。
図1は第一の実施の形態の部分かつら1の全体を示す平面図である。図1において部分かつら1は主に人毛又は人工毛2を植毛する為のベース部3と、このベース部3に面ファスナー5が取り付けられて形成されている。
又面ファスナー5の固着方法はネット部裏面(自毛に接する頭皮側)に縫着、接着、熱溶着による固着方法を用いると良い。
この様にして面ファスナー5のフック部先端にマッシュルーム状あるいは矢じり状のフック部を多数全面に形成する事により装着時の密着度が高まりズレ難く外れ難いかつらとする事ができる。又かつらの裏面の面ファスナー5の中心部のつむじの位置に突起物4が設けられているために希望する位置を触覚を働かせながら沈めて装着することが出来、より自然なかつらの装着が簡便にできる事が可能になる。
ここで使用する面ファスナー5は樹脂系であるプラスチック、ポリエステル,ポリプロピレン、ナイロン、及びアクリル等の素材が適している。面ファスナー部材は密集した櫛歯状に形成されており又 その先端はマッシュルーム状や矢じり状に形成されている。
図4は面ファスナーの上端部のフック部の形状を表した断面図である。
(変形例1)
次に図2は図1に於ける部分かつら1の変形例の全体を示した平面図である。この図は部分かつら1の面ファスナーに直線の切り込み7が形成されている図である
直線の切り込みは複数本でも良く、曲線でも良い。
直線の切り込みを設ける事により平面の面ファスナー部材を必要に応じて、湾曲に変形し易くなる。従って人の頭部の湾曲の形に合わせる事ができ、面ファスナー部材が自毛に万遍無く絡まり密着感が高まり一部が持ち上がったり、ズレたり外れたりしない。
(変形例2)
図3は開口部8を形成した部分かつらの例。
部分かつらの平面図である。 部分かつらに切り込みが設けられた平面図である。 部分かつらに開口部が設けられた平面図である。 部分かつらの断面図である。
1 部分かつら
2 人毛 人工毛
3 ベース部
4 突起物
5 面ファスナー
6 フック
7 切り込み
8 開口部

Claims (5)

  1. 上面に植毛されたベース部の裏面全体に面ファスナーが設けられてなることを特徴とする部分かつら。
  2. 面ファスナー部に切り込み又は開口部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の部分かつら。
  3. 面ファスナーのフックの先端がマッシュルーム状、あるいは矢じり状に形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の部分かつら。
  4. 面ファスナーの中心部付近に突起物が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の部分かつら。
  5. 面ファスナーのフック部は直径が0、05ミリ〜2ミリの太さになっており、長さは2ミリ〜8ミリに形成され、又その密度は1cm平方メートルに50本〜200本設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の部分かつら。
JP2012005583U 2012-08-28 2012-08-28 部分かつら Expired - Lifetime JP3179833U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101722878B1 (ko) * 2016-07-13 2017-04-03 최원희 두상 형태에 따라 밀착되는 신축성 가발

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