JP3179642U - ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム - Google Patents

ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3179642U
JP3179642U JP2012005319U JP2012005319U JP3179642U JP 3179642 U JP3179642 U JP 3179642U JP 2012005319 U JP2012005319 U JP 2012005319U JP 2012005319 U JP2012005319 U JP 2012005319U JP 3179642 U JP3179642 U JP 3179642U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
drive recorder
recorder
time
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012005319U
Other languages
English (en)
Inventor
勝彦 平山
憲 土佐林
謙一 杉井
欣也 山下
政憲 奥尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CREW SYSTEMS, INC.
Original Assignee
CREW SYSTEMS, INC.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CREW SYSTEMS, INC. filed Critical CREW SYSTEMS, INC.
Priority to JP2012005319U priority Critical patent/JP3179642U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3179642U publication Critical patent/JP3179642U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

【課題】情報の変換手段を複数個設けなくても、車両の運行に関する複数の情報を取得できるドライブレコーダ及びドライブレコーダシステムを提供する。
【解決手段】ドライブレコーダシステムは、マスタレコーダMと第1乃至第3スレーブレコーダを、通信ケーブルで接続してマルチドロップ通信を行う。第1スレーブレコーダがマスタレコーダMから、第1スレーブレコーダを示すアドレス情報を含む指令信号を受信すると、第1スレーブレコーダが収集した運行関連情報を、第1返信データとしてマスタレコーダMに返信する。マスタレコーダMは、Gセンサ4が衝撃を検知すると、カメラモジュール1及びマイクユニット2の収集データをSDメモリカード9に記憶すると共に、第1スレーブレコーダの運行関連情報を、受信制御部6がSDメモリカード9に記憶する。
【選択図】図2

Description

本考案は、車両に搭載されて運行状況を記録するドライブレコーダと、複数のドライブレコーダで構成されたドライブレコーダシステムに関する。
従来より、車両に関する事故や事件の証拠を収集するため、車両の運行状況を記録するドライブレコーダが普及している。この種のドライブレコーダは、車両のフロントガラスやダッシュボードに固定するための固定具を有する本体に、車外や車内の様子を撮影するカメラと、音声を収集するマイクロフォンと、車両の加速度を検出する加速度センサと、情報を記憶するメモリカードと、これらの動作を制御するCPUを備えたものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。このドライブレコーダは、事故等によって加速度センサの検出した加速度がしきい値を超えたときに、所定期間のカメラの撮影画像とマイクロフォンの収集音声をメモリカードに記録するように構成されている。
最近、事故や事件に関する詳細な証拠を収集するために、複数の視野から車外や車内の様子を収録する要求が高まっている。このような要求に呼応して、複数のカメラ及びマイクロフォンを接続し、これら複数のカメラの撮影画像と、複数のマイクロフォンの収集音声を、同時に記録するように構成されたドライブレコーダが開発されている。
特開平06−237463号公報
しかしながら、複数のカメラの撮影画像とマイクロフォンの収集音声を同時に記録するドライブレコーダは、複数の撮影画像と収録音声を同時に処理するために、処理速度の高い映像エンコーダと音声エンコーダが必須であるため、コストが嵩む問題がある。また、ドライブレコーダに接続する複数のカメラは、車内の異なる位置で撮影を行うため、ドライブレコーダから離れて設置される。したがって、比較的長いケーブルで接続可能なアナログカメラを用いる必要があり、撮影画像の品質が低いという問題がある。
そこで、本考案の目的は、車両の運行に関する複数の情報を取得できるドライブレコーダ及びドライブレコーダシステムであって、撮影画像や収集音声のエンコーダのような情報の変換手段に処理速度の高いものが不要であり、また、品質の高い情報を取得できるドライブレコーダ及びドライブレコーダシステムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案のドライブレコーダは、
車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、
上記情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段と、
上記変換手段で変換された運行関連情報を記憶する記憶手段と、
他のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号を生成する要求信号生成部と、
上記要求信号生成部で生成された要求信号を、少なくとも1つの他のドライブレコーダに送信する送信部と、
上記要求信号を受信した他のドライブレコーダから、識別情報と時刻情報と運行関連情報を含む返信情報を受信する受信部と、
上記受信部が受信した返信情報の運行関連情報を、上記返信情報に含まれる識別情報と時刻情報に基づいて、上記他のドライブレコーダの系列毎に時系列に沿って上記記憶手段に記憶させる受信情報制御部と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、情報取得手段によって車両の運行状況に関する情報が取得され、この情報取得手段で取得された情報が、変換手段で運行関連情報に変換される。情報取得手段としては、例えば動画を撮影するカメラや、音声を収集するマイクロフォン等が該当し、変換手段としては、例えば画像エンコーダや音声エンコーダ等が該当する。なお、変換手段は、情報取得手段が取得した情報を変換する機能を有するものが広く該当し、変換の目的は限定されない。運行関連情報は、記憶手段に記憶される。要求信号生成部により、他のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号が生成され、この要求信号が、送信部により、少なくとも1つの他のドライブレコーダに送信される。この要求信号を受信した他のドライブレコーダにより、識別情報と時刻情報と運行関連情報を含む返信情報が送信され、この送信情報が受信部で受信される。受信部で受信された返信情報の運行関連情報が、返信情報に含まれる識別情報と時刻情報に基づいて、受信情報制御部により、他のドライブレコーダの系列毎に時系列に沿って記憶手段に記憶される。こうして、記憶手段に、ドライブレコーダの運行関連情報と共に、他のドライブレコーダの運行関連情報を、他のドライブレコーダの系列毎に時系列に沿って記憶させることができる。したがって、ドライブレコーダに複数のカメラやマイクロフォンを接続することなく、他のドライブレコーダによって取得された運行関連情報を収集することができる。その結果、複数の情報取得手段を準備して接続することなく、複数の運行関連情報を収集可能なドライブレコーダが得られる。また、複数の情報取得手段が取得した情報を変換するための高速の変換手段を設ける必要が無いので、装置コストの増大を抑えながら、複数の運行関連情報を収集可能なドライブレコーダが得られる。また、他のドライブレコーダが設置された位置で情報取得手段により取得されて変換手段により変換された運行関連情報を、本考案のドライブレコーダが収集するので、情報取得手段としてのカメラが取得した情報を比較的長いケーブルで伝達し、変換手段としてのエンコーダで変換する場合のような情報の劣化が少ない。したがって、従来よりも高い品質の運行関連情報が得られる。
一実施形態のドライブレコーダは、上記情報取得手段は、動画を撮影するカメラと、音声を収集するマイクロフォンと、車両の加速度を検出する加速度計と、車両の速度を検出する速度計と、車両の操作状態を示す操作情報を取得する操作情報取得部との少なくとも1つを含む。
上記実施形態によれば、カメラによって車両の内外の状況を撮影した動画を取得でき、マイクロフォンによって車両の内外の状況を収録した音声を収集でき、加速度計によって車両の加速度を検出でき、速度計によって車両の速度を検出でき、操作情報取得部によって車両の操作状態を示す操作情報が取得できる。操作状態としては、ステアリングホイールの操舵角度や、方向指示器のオン・オフや、灯火の点滅や、アクセルペダルの踏み込み量や、ブレーキペダルの踏み込み量や、ワイパーのオン・オフ等を採用できる。
一実施形態のドライブレコーダは、上記要求信号生成部は、上記時刻情報を暗号化して要求信号を生成する。
上記実施形態によれば、要求信号に含まれる時刻情報が暗号化されているので、要求信号の改竄を防止でき、運行関連情報の不正な収集を防止できる。
一実施形態のドライブレコーダは、上記送信部は、複数の他のドライブレコーダに対してマルチドロップ通信を行う。
上記実施形態によれば、複数の他のドライブレコーダを容易に接続して、複数の運行関連情報を用意に収集できる。ここで、マルチドロップ通信とは、ドライブレコーダに接続された単一の通信線上に複数の他のドライブレコーダを直列に接続し、他のドライブレコーダのアドレスを指定することにより、所定の他のドライブレコーダと1対1で情報を交換する通信をいう。
一実施形態のドライブレコーダは、上記受信部が受信する返信情報は、上記運行関連情報を所定時間単位に分割してなる分割情報と、この分割情報の代表値とを含むフレーム情報で構成されている。
上記実施形態によれば、受信部が他のドライブレコーダから受信する返信情報が、運行関連情報の分割情報と代表値を含むフレーム情報で構成されているので、代表値を分割情報と照合することにより、情報の改竄と破損を検知することができる。
一実施形態のドライブレコーダは、上記受信情報制御部は、上記返信情報の運行関連情報を、上記時刻情報で特定される時刻の順に上記記憶手段に記憶させる。
上記実施形態によれば、受信情報制御部により、他のドライブレコーダから受信した返信情報に含まれる運行関連情報を、時系列に沿って記憶手段に記憶させることができる。
本考案のドライブレコーダシステムは、車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段と、この変換手段で変換された運行関連情報を記憶する記憶手段を備えた第1のドライブレコーダと、車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段とを少なくとも備えた第2のドライブレコーダとで構成され、
上記第1のドライブレコーダは、上記第2のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号を上記第2のドライブレコーダに送信し、
上記第2のドライブレコーダは、上記第1のドライブレコーダから受信した要求信号の時刻情報に対応する運行関連情報を、識別情報及び時刻情報と共に第1のドライブレコーダに送信し、
上記第1のドライブレコーダは、上記第2のドライブレコーダから受信した運行関連情報を、この第2のドライブレコーダの系列毎に、上記時刻情報で特定される時刻の順に上記記憶手段に記憶させるように形成されたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1のドライブレコーダでは、情報取得手段によって車両の運行状況に関する情報が取得され、この情報が変換手段で変換されて運行関連情報が生成され、この運行関連情報が記憶手段に記憶される。第2ドライブレコーダでは、情報取得手段によって車両の運行状況に関する情報が取得され、この情報が変換手段で変換されて運行関連情報が生成される。第1のドライブレコーダにより、第2のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号が第2のドライブレコーダに送信される。この要求信号を受信した第2のドライブレコーダは、要求信号の時刻情報に対応する運行関連情報を、識別情報及び時刻情報と共に第1のドライブレコーダに送信する。第2のドライブレコーダから運行関連情報を受信した第1のドライブレコーダは、第2のドライブレコーダの系列毎に、時刻情報で特定される時刻の順に、受信した運行関連情報を記憶手段に記憶させる。こうして、第1のドライブレコーダは、情報取得手段及び変換手段を複数個設けなくても、第2のドライブレコーダで取得された運行関連情報を収集することができる。また、第2のドライブレコーダが、運行関連情報を記憶する記憶手段を備えることにより、第1のドライブレコーダと第2のドライブレコーダを異なる車両に夫々搭載して運行関連情報の取集を各々行うことができる一方、第1のドライブレコーダと第2のドライブレコーダを同一の車両に搭載して複数の運行関連情報を同時に収集することができる。このように、第1のドライブレコーダと第2のドライブレコーダを、必要に応じて個別又は協同して使用することができるので、汎用性の高いドライブレコーダシステムが得られる。
本考案のドライブレコーダシステムの実施形態を示す模式図である。 マスタ・ドライブレコーダを示す模式図である。 マスタ・ドライブレコーダの受信制御部を示す模式図である。 スレーブ・ドライブレコーダを示す模式図である。 マスタ・ドライブレコーダが生成する送信指令を示す模式図である。 送信指令に対応してスレーブ・ドライブレコーダが生成する返信データを示す模式図である。 変形例のドライブレコーダシステムを示す模式図である。 変形例のマスタ・ドライブレコーダを示す模式図である。 変形例のマスタ・ドライブレコーダの受信制御部を示す模式図である。
以下、添付の図面を参照しながら本考案を詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態のドライブレコーダシステムを示す模式図である。実施形態のドライブレコーダシステムSは、マスタ・ドライブレコーダ(以下「マスタレコーダ」という)Mと、このマスタレコーダMに接続された3台の他のドライブレコーダとしての第1乃至第3スレーブ・ドライブレコーダ(以下「スレーブレコーダ」という)R1,R2,R3によって構成されている。なお、マスタレコーダに接続するスレーブレコーダの数は、3台に限られない。
このドライブレコーダシステムSは、車両としての乗合バスに設置されるものであり、マスタレコーダMと第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を車内の複数個所に設置し、複数の箇所で乗合バスの運行状況を収録するものである。
マスタレコーダMと、第1スレーブレコーダR1と、第2スレーブレコーダR2と、第3スレーブレコーダR3は、いずれも独立して単独でドライブレコーダとして使用可能であり、互いに通信ケーブルで接続されている。詳しくは、マスタレコーダMから第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に送信指令を送る指令線L1はマルチドロップ接続であり、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3からマスタレコーダMに第1乃至第3返信データを各々送るデータ線L21,L22,L23は、1対1接続である。
マスタレコーダMは、図2に示すように、動画を撮影するカメラモジュール1と、音声を収集するマイクユニット2と、人工衛星の電波を利用して位置情報を取得するGPS受信機3と、加速度を検出するGセンサ4と、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3にデータを送信する送信部5と、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3からデータを受信して系列毎に時系列に沿ってデータを出力する受信制御部6と、マスタレコーダMの動作を制御するCPU(中央処理装置)7と、CPU7が実行するプログラムが格納されたプログラムメモリ8と、記憶手段としてのSDメモリカード9と、表示装置や入力装置に接続されて信号の入出力を行うI/O10とで大略構成されている。なお、記憶手段としては、SDメモリカード9以外の記憶媒体を採用してもよい。
カメラモジュール1は、車両の運行状況に関する情報として、車両の内部又は外部の映像を取得する情報取得手段であり、デジタルカメラで構成される。カメラモジュール1の映像信号は、フレームバッファ11に一旦蓄積され、エンコーダ12で圧縮されて、運行関連情報としての画像データが形成される。画像データは画像バッファ13に一旦蓄積された後、CPU7により、SDメモリカード9に格納する処理が行われる。
マイクユニット2は、車両の運行状況に関する情報として、車両の内部又は外部の音声を取得する情報取得手段であり、デジタルマイクロフォンで構成される。マイクユニット2の音声信号は、エンコーダ21で圧縮されて、運行関連情報としての音声データが形成される。音声データは音声バッファ22に一旦蓄積された後、CPU7により、SDメモリカード9に格納する処理が行われる。音声データは、画像データと関連付けられて保存される。
GPS受信機3は、車両の運行状況に関する情報として、車両の位置情報を取得する情報取得手段である。GPS受信機3で収集された位置情報は、CPU7により、SDメモリカード9に格納する処理が行われる。位置情報は、画像データと関連付けられて保存される。
Gセンサ4は、車両の運行状況に関する情報として、車両に作用する加速度を取得する情報取得手段であり、MEMS(微小電気機械素子)で形成され、錘に接続された差動容量型トランスデューサの変位量に基づいて加速度を検出する加速度センサ等を採用することができる。
送信部5は、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に、返信データの送信を求める旨の指令信号を送信して送信指令を行う。送信部5が送信する指令データには、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を特定する識別情報としてのアドレスと、時刻を特定する時刻情報とを含む。指令信号は、以下のようにして生成される。すなわち、電波時計51から出力された時刻情報を暗号化処理部52で暗号化する一方、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に対応して予め設定された識別情報であるアドレス情報をアドレス生成部54が生成する。アドレス生成部54はCPU7に接続されており、CPU7の制御の下、運行関連情報を取得すべき第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3のアドレスを生成してフレーム制御部53に出力する。電波時計51は、標準電波を受信し、受信時の標準時を示す時刻情報を出力するものである。時刻情報としては、GPS受信機3が衛星から位置情報と共に受信する時刻情報に基づいて生成した時刻情報を採用してもよい。また、携帯電話のデータ通信モジュールを搭載し、このデータ通信モジュールが携帯電話基地局と通信を行って取得した時刻情報を用いてもよい。上記暗号化処理部52で暗号化された時刻情報と、上記アドレス生成部54で生成されたアドレス情報とをフレーム制御部53が統合して指令信号を生成し、送信部5に出力する。送信部5は、暗号化された時刻情報とアドレス情報とを含む指令信号を、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に、指令線L1を通してマルチドロップ通信で送信するように構成されている。また、フレーム制御部53は、アドレス情報を含むフレーム制御信号をCPU7に出力し、CPU7は、フレーム制御部53から入力されたフレーム制御信号に基づいて受信制御部6を制御する。
図3は、マスタレコーダMの受信制御部6を示す模式図である。受信制御部6は、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から、データ線L21,L22,L23を通して1対1通信で返信データを各々受信し、受信した返信データをCPU7の制御に従って順次出力するものである。受信制御部6は、データの出力を制御するFIFO制御部60と、シフトレジスタで構成されて入力された順にデータを出力する第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63を有する。FIFO制御部60は、CPU7から第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を特定するアドレスを含む制御信号を受け、この制御信号に含まれるアドレスに対応する第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63を駆動する。第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63には、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から送信された第1乃至第3返信データが、送信された順に各々入力される。FIFO制御部60が、CPU7から受けた制御信号のアドレスに対応する第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63を駆動することにより、第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63に蓄積された第1乃至第3返信データをCPU7に出力する。こうして、受信制御部6により、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3で収集された運行関連情報である第1乃至第3返信データが、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3系列毎に、時系列に沿ってCPU7に出力される。
図4は、第1スレーブレコーダR1を示す模式図である。第1スレーブレコーダR1は、動画を撮影するカメラモジュール101と、音声を収集するマイクユニット102と、マスタレコーダMから指令信号を受信する受信部105と、第1スレーブレコーダR1で取得された運行関連情報をマスタレコーダMに送信する送信部106と、第1スレーブレコーダR1の動作を制御するCPU107と、CPU107が実行するプログラムが格納されたプログラムメモリ108と、記憶手段としてのSDメモリカード109とで大略構成されている。なお、第1スレーブレコーダR1は、マスタレコーダMと同様に、PS受信機やGセンサを備えてもよい。
カメラモジュール101は、車両の運行状況に関する情報として、車両の内部又は外部の映像を取得する情報取得手段であり、デジタルカメラで構成される。カメラモジュール101の映像信号は、フレームバッファ111に一旦蓄積され、エンコーダ112で圧縮されて、運行関連情報としての画像データが形成される。画像データは画像バッファ113に一旦蓄積された後、CPU107により、SDメモリカード109に格納する処理が行われる。
マイクユニット102は、車両の運行状況に関する情報として、車両の内部又は外部の音声を取得する情報取得手段であり、デジタルマイクロフォンで構成される。マイクユニット102の音声信号は、エンコーダ121で圧縮されて、運行関連情報としての音声データが形成される。音声データは音声バッファ122に一旦蓄積された後、CPU107により、SDメモリカード109に格納する処理が行われる。音声データは、画像データと関連付けられて保存される。
受信部105は、マスタレコーダMからの指令信号を受信する。受信部105が指令信号を受信すると、指令信号に含まれるアドレス情報をアドレス比較部151が参照し、予め第1スレーブレコーダR1に付与されたアドレス情報と、指令信号に含まれるアドレス情報とを比較する。指令信号のアドレス情報が、予め付与されたアドレス情報と一致すると、アドレス比較部151はFIFOメモリ152を駆動する。アドレス比較部151には、アドレス設定スイッチ153により、予め第1スレーブレコーダR1に付与されたアドレス情報が設定されている。FIFOメモリ152には、CPU107の制御により、SDメモリカード109に格納された運行関連情報が時系列に沿って入力される。FIFOメモリ152が駆動される際に、運行関連情報に、指令信号に含まれるアドレス情報と時刻情報が付加されて第1返信データが形成され、この第1返信データを送信部106がマスタレコーダMに返信する。
第2スレーブレコーダR2及び第3スレーブレコーダR3は、図示しないが、上記第1スレーブレコーダR1と同様の構成を有する。
次に、上記構成のドライブレコーダシステムSが作動する様子を説明する。ドライブレコーダシステムSが車両に搭載されて起動されると、マスタレコーダMは、カメラモジュール1の撮影した画像データを画像バッファ13に蓄積すると共に、マイクユニット2の収集した音声データを音声バッファ22に蓄積する。
一方、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3は、CPU107が、カメラモジュール101の撮影した画像データとマイクユニット2の収集した音声データをFIFOメモリ152に書き込むと共に、SDメモリカード109に蓄積する。なお、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3は、SDメモリカード109を削除し、画像データや音声データ等の運行関連情報をFIFOメモリ152のみに書き込んでもよい。
ドライブレコーダシステムSが起動されると、マスタレコーダMにおける運行関連情報の取得と、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3における運行関連情報の取得は、同時に開始される。
マスタレコーダMは、CPU7の制御の下、第1スレーブレコーダR1を表すアドレスがアドレス生成部54で生成され、このアドレスと、電波時計51から出力されて暗号化処理部52で暗号化された時刻情報とを含む指令信号が生成される。この指令信号が、送信部5により、第1スレーブレコーダR1に送信される。図5は、マスタレコーダMが送信する指令信号90を示す模式図である。指令信号90は、20ビットの送信フレームで形成され、1ビットのスタートビット91と、時刻情報及びアドレス情報を表す16ビットのデータ92と、1ビットのチェックサム93と、2ビットのストップビット94で構成されている。指令信号90は、20000000ビットの全フレーム毎に送信される。
第1スレーブレコーダR1は、受信部105が指令信号90を受信すると、アドレス比較部151が、指令信号に含まれるアドレス情報と、第1スレーブレコーダR1に予め付与されたアドレス情報とを比較する。指令信号のアドレス情報が、第1スレーブレコーダR1に予め付与されたアドレス情報と一致すると、アドレス比較部151はFIFOメモリ152を駆動し、CPU7からFIFOメモリ152に入力された画像データ及び音声データを、入力された順に送信部106に出力する。送信部106は、FIFOメモリ152からの画像データ及び音声データを、第1返信データとしてマスタレコーダMに送信する。
図6は、マスタレコーダMと、第1スレーブレコーダR1との間で送受信される信号及びデータを示す図である。マスタレコーダMが指令信号90を第1スレーブレコーダR1に送信すると、第1スレーブレコーダR1は、時刻情報を含む第1ヘッダフレーム96と、第1スレーブレコーダR1を表すアドレス情報を含む第2ヘッダフレーム97と、運行関連情報としての画像データ及び音声データが20ビット毎に分割されてなる複数のデータフレーム98と、データフレームのハッシュ値を含む末尾データフレーム99で形成された第1返信データを出力する。第1ヘッダフレーム96に含まれる時刻情報は、指令信号90に含まれる時刻情報をそのまま返信するものである。第1ヘッダフレーム96と第2ヘッダフレーム97と複数のデータフレーム98と末尾データフレーム99で形成される第1返信データは、運行関連情報の1秒分毎に生成される。すなわち、第1返信データは、運行関連情報を1秒単位で分割して形成される。
第1スレーブレコーダR1から返信された第1返信データは、マスタレコーダMの受信制御部6で受信され、受信制御部6の第1FIFOメモリ61に蓄積される。
事故等に起因して車両に衝撃が作用し、マスタレコーダMのGセンサ4が所定のしきい値を超えた加速度を検出すると、CPU7が、画像バッファ13の画像データと音声バッファ22の音声データをSDメモリカード9に記憶する。これと共に、CPU7は、フレーム制御部53から入力されたフレーム制御信号に対応するアドレス情報を受信制御部6に出力する。受信制御部6は、CPU7からアドレス情報が入力されると、FIFO制御部60がアドレス情報に対応する第1FIFOメモリ61を駆動する。これにより、第1FIFOメモリ61に蓄積されていた第1返信データがCPU7に入力され、CPU7は第1返信データをSDカードメモリ9に格納する。このようにして、Gセンサ4が衝撃を検知したことをトリガーとして、マスタレコーダMで収集された運行関連情報と共に、第1スレーブレコーダR1で収集された運行関連情報が、時系列に沿ってSDカードメモリ9に記憶される。第2スレーブレコーダR2及び第3スレーブレコーダR3が収集した運行関連情報についても、同様にしてSDカードメモリ9に記憶される。
上記マスタレコーダMは、CPU7の制御の下、アドレス生成部54が第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を表すアドレスを順次生成して送信部5が指令信号を順次送信する順次指令モードと、アドレス生成部54が第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の全てを表すアドレスを生成して送信部5が指令信号を一斉送信する一斉指令モードを有する。
順次指令モードでは、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に指令信号を順次送信し、これらの指令信号を受けた第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から、異なるタイミングで順次第1乃至第3返信データを受信制御部6が受信する。CPU7の処理負荷が高い場合には、CPU7は、アドレス生成部54のアドレスの生成を遅らせ、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に指令信号を送信するタイミングを遅らせる。これにより、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に第1乃至第3返信データを返信させるタイミングを遅らせ、受信制御部6が第1乃至第3返信データを受信してCPU7が記憶処理を行うタイミングを遅らせる。これにより、CPU7の処理負荷が過大になる不都合を防止できる。なお、アドレス生成部54がアドレスを生成する順や、送信部5が指令信号を送信する順や、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3が第1乃至第3返信データを送信する順は、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の間において、どのような順序でもよい。
一方、一斉指令モードでは、アドレス生成部54が、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の全てを表すアドレスである同報アドレスを生成する。この同報アドレスを含む指令信号を、送信部5が第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に一斉送信する。これに応じて、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から略同時に第1乃至第3返信データが返信され、これら第1乃至第3返信データが、受信制御部6の第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63に蓄積される。CPU7は、第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63を順次駆動させて、第1乃至第3返信データをSDメモリカード9に順次格納する。このように、受信制御部6が、返信データを一時格納する一時格納手段として、第1乃至第3FIFOメモリ61,62,63を有するので、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に第1乃至第3返信データを一斉に返信させても、CPU7の負荷を過大にすることなく記憶処理を行うことができる。
このように、本実施形態のドライブレコーダシステムSによれば、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3でリアルタイムで取得され、互いに同期可能な運行関連情報を、受信のタイミングを調整しながら、また、記憶処理のタイミングを調整しながら取得することができる。したがって、CPU7の処理能力は高くなくてよいので、装置コストを低廉にすることができる。また、本実施形態のドライブレコーダシステムSによれば、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3が取得した運行関連情報を同期可能な状態でマスタレコーダMに格納するので、ドライブレコーダに複数のカメラを接続した場合と同様に同期された運行関連情報を得ることができる。しかも、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3からマスタレコーダMに返信された運行関連情報は、第1乃至第3スレーブレコーダR1に内蔵されたカメラモジュール101で撮影されてエンコーダ112でエンコードされた画像データを含むので、ドライブレコーダに複数のアナログカメラを接続する場合よりも高品質の運行関連情報を取得できる。
このように、本実施形態のドライブレコーダシステムSによれば、複数のカメラやマイクロフォンを接続することなく、単独で使用可能なマスタレコーダM及び第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を接続することにより、同一の車両内で複数の運行関連情報を収集することができる。また、マスタレコーダMは、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から運行関連情報としての画像データ及び音声データを受け取るので、複数のカメラを接続するために高速処理が可能なエンコーダを設ける必要が無い。したがって、装置コストの増大を抑えながら、複数の運行関連情報を収集可能なドライブレコーダが得られる。また、マスタレコーダMは、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から運行関連情報としての画像データ及び音声データを受け取るので、複数のアナログカメラを比較的長いケーブルでドライブレコーダに接続する場合のような情報の劣化が少ない。したがって、従来よりも高い品質の運行関連情報が得られる。
図7は、本実施形態の変形例のドライブレコーダシステムSを示す模式図であり、図8は変形例のマスタレコーダMを示す模式図であり、図9は変形例のマスタレコーダMが有する受信制御部106を示す模式図である。変形例のドライブレコーダシステムSは、マスタレコーダMと第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3との間の接続形態と、マスタレコーダMの受信制御部106とが、実施形態と異なる。変形例において、実施形態と同様の構成部分は同一の参照番号を引用し、詳細な説明を省略する。
変形例のドライブレコーダシステムSは、マスタレコーダMから第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に送信指令を送る指令線L1と、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3からマスタレコーダMに第1乃至第3返信データを送るデータ線L2のいずれもマルチドロップ接続である。
マスタレコーダMの受信制御部106は、1つのFIFOメモリ161を有する。変形例の受信制御部106は、実施形態の受信制御部6のようなCPU7からアドレスを含む制御信号が入力されるFIFO制御部60が無い。変形例の受信制御部106は、単一のFIFOメモリ161を有し、CPU7からの読み出し指令に基づいて、FIFOメモリ161に蓄積された返信データを読み出すように構成されている。
変形例のドライブレコーダシステムSのマスタレコーダMは、CPU7の制御の下、アドレス生成部54が第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3を表すアドレスを順次生成し、このアドレスを含む指令信号を送信部5が順次送信する順次指令モードのみを有する。マスタレコーダMから指令信号を受けた第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3は、異なるタイミングで第1乃至第3返信データを順次送信する。これにより、受信制御部106は、異なるタイミングで第1乃至第3返信データのいずれかを受信し、FIFOメモリ161に蓄積する。受信制御部106は、第1乃至第3返信データのいずれかを受信すると、CPU7からの読み出し指令に基づいて、FIFOメモリ161に蓄積された返信データを読み出す。読み出された返信データは、CPU7を通じてSDメモリカード9に格納される。このように、マスタレコーダMは、異なるタイミングで第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3に第1乃至第3返信データを返信させ、異なるタイミングで、受信制御部6が第1乃至第3返信データを受信してCPU7が記憶処理を行う。したがって、CPU7の処理負荷が過大になる不都合を防止しながら、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の運行関連情報を取得できる。なお、アドレス生成部54がアドレスを生成する順や、送信部5が指令信号を送信する順や、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3が第1乃至第3返信データを送信する順は、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の間において、どのような順序でもよい。
上記実施形態及び変形例において、マスタレコーダMのGセンサ4の出力をトリガーとして、SDメモリカード9に運行関連情報を記録したが、他のトリガーにより運行関連情報を記憶手段に記憶してもよい。他のトリガーとしては、例えば車両に設置されて他の車両や障害に対する距離を測定する測距センサの出力や、車両の運転者の入力や、遠隔地に設置した管理センターからの指令等を採用することができる。また、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3が運行関連情報をSDメモリカード109に記憶した後に、事後的にマスタレコーダMが第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3から運行関連情報を取得してもよい。また、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3は、必ずしも全てのデータをSDメモリカード109に記憶する必要は無く、例えば、Gセンサを設け、マスタレコーダMと同じタイミング又はマスタレコーダMよりも長時間にわたって運行関連情報を記憶してもよい。また、運行関連情報として画像データ及び音声データを収集したが、運行関連情報として、画像データや音声データのほか、衝突時の車両の加速度や、速度や、アクセルペダルの踏み込み量や、ブレーキペダルの踏み込み量や、ハンドルの操作角や、方向指示器の作動状況や、ライトの点灯状況や、ワイパーの作動状況等を表すデータを収集してもよい。
また、上記実施形態及び変形例において、マスタレコーダMと、第1乃至第3スレーブレコーダR1,R2,R3の間は、通信ケーブルで接続したが、無線通信により情報を交換可能に接続してもよい。
また、本考案のドライブレコーダシステムSは、乗合バス以外に、自家用車や、事業用車両や、緊急車両等の種々の車両に設置することができる。
1 カメラモジュール
2 マイクユニット
3 GPS受信機
4 Gセンサ
5 送信部
6 受信制御部
7 CPU
8 プログラムメモリ
9 SDメモリカード
10 I/O
S ドライブレコーダシステム
M マスタ・ドライブレコーダ
R1 第1スレーブ・ドライブレコーダ
R2 第2スレーブ・ドライブレコーダ
R3 第3スレーブ・ドライブレコーダ

Claims (7)

  1. 車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、
    上記情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段と、
    上記変換手段で変換された運行関連情報を記憶する記憶手段と、
    他のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号を生成する要求信号生成部と、
    上記要求信号生成部で生成された要求信号を、少なくとも1つの他のドライブレコーダに送信する送信部と、
    上記要求信号を受信した他のドライブレコーダから、識別情報と時刻情報と運行関連情報を含む返信情報を受信する受信部と、
    上記受信部が受信した返信情報の運行関連情報を、上記返信情報に含まれる識別情報と時刻情報に基づいて、上記他のドライブレコーダの系列毎に時系列に沿って上記記憶手段に記憶させる受信情報制御部と
    を備えることを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 請求項1に記載のドライブレコーダにおいて、
    上記情報取得手段は、動画を撮影するカメラと、音声を収集するマイクロフォンと、車両の加速度を検出する加速度計と、車両の速度を検出する速度計と、車両の操作状態を示す操作情報を取得する操作情報取得部との少なくとも1つを含むことを特徴とするドライブレコーダ。
  3. 請求項1又は2に記載のドライブレコーダにおいて、
    上記要求信号生成部は、上記時刻情報を暗号化して要求信号を生成することを特徴とするドライブレコーダ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のドライブレコーダにおいて、
    上記送信部は、複数の他のドライブレコーダに対してマルチドロップ通信を行うことを特徴とするドライブレコーダ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のドライブレコーダにおいて、
    上記受信部が受信する返信情報は、上記運行関連情報を所定時間単位に分割してなる分割情報と、この分割情報の代表値とを含むフレーム情報で構成されていることを特徴とするドライブレコーダ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のドライブレコーダにおいて、
    上記受信情報制御部は、上記返信情報の運行関連情報を、上記時刻情報で特定される時刻の順に上記記憶手段に記憶させることを特徴とするドライブレコーダ。
  7. 車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段と、この変換手段で変換された運行関連情報を記憶する記憶手段を備えた第1のドライブレコーダと、車両の運行状況に関する情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段で取得された情報を変換して運行関連情報を生成する変換手段とを少なくとも備えた第2のドライブレコーダとで構成され、
    上記第1のドライブレコーダは、上記第2のドライブレコーダを特定する識別情報と、時刻を特定する時刻情報とを含む要求信号を上記第2のドライブレコーダに送信し、
    上記第2のドライブレコーダは、上記第1のドライブレコーダから受信した要求信号の時刻情報に対応する運行関連情報を、識別情報及び時刻情報と共に第1のドライブレコーダに送信し、
    上記第1のドライブレコーダは、上記第2のドライブレコーダから受信した運行関連情報を、この第2のドライブレコーダの系列毎に、上記時刻情報で特定される時刻の順に上記記憶手段に記憶させるように形成されたことを特徴とするドライブレコーダシステム。
JP2012005319U 2012-08-30 2012-08-30 ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム Expired - Fee Related JP3179642U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005319U JP3179642U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012005319U JP3179642U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3179642U true JP3179642U (ja) 2012-11-08

Family

ID=48006271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012005319U Expired - Fee Related JP3179642U (ja) 2012-08-30 2012-08-30 ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3179642U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215875A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社マルチウエーブ 緊急発報機能付きデジタルタコグラフ
JP2021027381A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 ナカシャ クリエイテブ株式会社 撮像システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215875A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社マルチウエーブ 緊急発報機能付きデジタルタコグラフ
JP2021027381A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 ナカシャ クリエイテブ株式会社 撮像システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5137981B2 (ja) 車載用監視カメラ
CN101625772B (zh) 车载导航与视频记录一体化系统及方法
JP6627361B2 (ja) 運転情報記録装置、運転情報再生装置、制御装置、運転情報記録方法、及び運転情報記録プログラム
KR100836073B1 (ko) 캔통신을 이용한 차량용 영상블랙박스 시스템
US10349004B2 (en) Method for saving image data of a camera in an accident data recorder of a vehicle
JP2007320359A (ja) ドライブレコーダシステムおよび車載装置
JP2012160115A (ja) 走行情報記録装置
JP4903443B2 (ja) ドライブレコーダ
JP2017107475A (ja) 車載システム及びドライブレコーダー
US20160292935A1 (en) Documentation of a Motor Vehicle Condition
JP3179642U (ja) ドライブレコーダ及びドライブレコーダシステム
JP5230279B2 (ja) データ送信システム
KR100943410B1 (ko) 차량용 복합정보 기록장치
WO2014136378A1 (ja) 車外画像保存システム、車外画像保存装置、及び車車間通信装置
US20190071043A1 (en) Advanced collision detection and enhanced automotive crash notification
JP2019200728A (ja) 車載カメラ
JP2002293271A (ja) 車両用事故情報記憶システム
CN201463902U (zh) 车载导航与视频记录一体化装置
JP2005258598A (ja) 移動体の運行履歴記録装置及び方法、コンピュータプログラム
CN115297461B (zh) 数据交互方法、装置、车辆、可读存储介质及芯片
JP4541118B2 (ja) 車両情報収集システム、端末、および車両側装置
JP2007140614A (ja) 運転情報記録装置
KR101788663B1 (ko) 초음파 센서와 영상 센서의 데이터 통합처리 시스템
CN110139051B (zh) 视频信息采集系统及汽车
TW202105997A (zh) 可擴充式智慧行車安全影像整合控制系統

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151017

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees