JP3179557B2 - 浴液から異物粒子を除くための帯状フイルタ - Google Patents

浴液から異物粒子を除くための帯状フイルタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴液を収容する浴槽と
上方からこの浴槽内に導入されてこの浴槽の底部から間
隔をもってこの底部上方を案内されて上方へと再び導出
されているフイルタベルトのための上記浴槽内に設けら
れる案内ローラとを備え、上記フイルタベルトが駆動さ
れる無端の帯状篩織物として或いは同様に無端の駆動さ
れる担持ベルトに載り、浴槽の外側に設けられているロ
ーラから引出されるフイルタフリースとして形成されて
おり、この場合フイルタベルトの下方に濾過された液体
を収容するための負圧室が設けられている様式の、浴液
から異物粒子を除くための帯状フイルタに関する。
【0002】この様式の公知の帯状フイルタにあって
は、負圧室の負圧によって発生された圧力の底部表面へ
の作用が中断した後、多孔性の底板上に載っているフイ
ルタベルトは新しいベルト部分を繰出すためその都度歩
進的に底板を介して更に送られる。これに伴いそれぞれ
新しい一つ或いは多数のベルト部分が定位置に来るまで
フイルタの駆動は中断されている。このような事情によ
り、一方では浄化されていない液体がフイルタに沿って
流れ、他方では濾過行程を絶えず遮断したり、また接続
したりする必要があることから装置上多額の経費を要す
る。このスタート−ストップ−作動は以下のような欠点
を生じる。即ち、濾過行程を遮断した直後、フイルタ底
部の領域内における流れ逆転により、またフイルタベル
トがその比密度が僅かなことから浮揚することにより、
底に存在しているフイルタベルトが浮揚してしまう。こ
の効果は更に上昇する気泡により促進される。このよう
な不利な点に対処するため、このようなフイルタにフイ
ルタベルトの走行方向に対して横方向で挿入して棒体を
設け、この棒体がフイルタベルトをその自重で負荷し、
これにより浮揚を阻止するようにした。しかし、このよ
うな負荷の下でフイルタベルトが更に歩進的に送られた
際、しばしばフイルタベルトが孔或いは亀裂を生じて損
傷される。これらの棒体はその重量によりフイルタベル
トと底板間の摩擦を増大させる。従って特別耐引張り強
度の大きなフイルタベルトを使用しなければならず、経
費が嵩む。
【0003】こう言った事情から、既に連続的な運転を
可能にするためにフイルタベルトを固定されたロールに
底板を介して支持することが提案されている。しかし、
フイルタベルトをこのようなローラに載置には同様に困
難を伴う。何故なら、ベルトがローラ間で垂れ下がり、
従って濾液のための通過開口から一定した、即ち調整可
能な間隔をもって底板内にフイルタ面を形成することが
不可能であるからである。ローラ自体の形成およびその
配設もまた構造的に経費を要し、付加的な保守を必要と
する。これに加えて、フイルタベルトの側方縁部を濾過
されていない液体の負圧室内への直接的な流過に対して
十分に封隙することが実際に不可能であり、従ってまた
このような装置の濾過作業率は阻害される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、上記の種々の難点を克服し、濾過作業率を改善す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によ
り、浴槽の底部に面したフイルタベルトの面がフイルタ
ベルト案内方向に対して横方向で間隔をおいて互いに平
行に並列している多数の支持面上に載置可能に、かつ底
部とは反対側のフイルタベルトの面上に浴槽内に設けら
れた押圧ローラが載置およびこの面から持上り可能に構
成されていることによって解決される。
【0006】この構成により、フイルタベルトは完全に
濾過作用を行うベルト部分をもって均一に浴槽空域を負
圧室から分離する底部構造上に載り、濾過作用を行うベ
ルト部分が比較的大きくとも限られた引張り力増大の下
にフイルタベルトの連続的な送りが可能となる。
【0007】本発明による他の構成により、押圧ローラ
を上方から浴槽内に降下およびこの浴槽から持上がり可
能なケージ枠内に、また場合によってはこのケージ枠内
に押圧ローラ以外に案内ローラとこの案内ローラを中心
にして駆動案内される循環ベルトを設けた場合、このケ
ージ枠により押圧ローラと案内ローラとが浴槽から持上
がり、移動することが可能となり、しかもこの場合この
目的のため先ず浴槽を空にする必要がない。更に、この
際押圧ローラ組と案内ローラ組とをケージ枠と共に他方
の押圧ローラ組と案内ローラ組と交換することが可能で
ある。すかてきな特別な利点は、作業のため担持ベルト
上に載るフイルタフリースを設けることによって得られ
る。何故なら、その際フイルタフリースのベルト始端部
がこのフイルタフリースのための駆動される循環ベルト
と担持ベルトとにより浴槽内に引込まれ、作用位置にも
たらされ、引続きこの浴槽から再び上方へと引出される
からである。押圧ローラおよび/またはケージ枠はこの
際持上がり方向で位置調節可能にかつその位置に固定可
能であるように構成されているのが適当である。
【0008】本発明により支持面は浴槽の底部上に設け
られているレール状の条片を移動可能であり、この条片
はその際構造的に僅かな経費で構成可能な格子を形成し
ているか或いは浴槽の底部上方で間隔をもって案内方向
でこの浴槽内に支承されている多数の担持ローラのリン
グカラーの環状周面によって形成されている。この担持
ローラを使用した際本発明により、押圧ローラをこれら
の担持ローラ間に形成された間隔間隙内に入込み可能
に、かつ担持ベルトで間隔間隙を橋絡し、周面部分を形
成し、担持ベルト上に載るフイルタベルト上に押圧可能
に形成することが可能となる。このような形成および配
設により比較的小さい浴槽内において有効な大きな濾過
面を形成することができる。フイルタフリースの担持ベ
ルトもしくは帯状篩織物上に及ぼされる引張り力が担持
ローラおよびこれらの間に存在している押圧ローラを巡
って担持ローラのピッチ間を案内される度毎に形成され
かつ再び崩壊されるので、浴槽内において極めて長い、
また幅広い有効な濾過面が得られる。
【0009】押圧ローラがリングカラーを備えているの
が有利であり、このリングカラーの配設と幅は、平行な
支持面の配設と幅に相応し、その際これらの平行な支持
面がレール状の条片によって形成されているか或いは担
持ローラのリングカラーで形成されているかは関係な
い。この際、支持面はその担持体内に挿入可能な合成物
質表面から成るのが有利である。担持ローラおよび/ま
たは押圧ローラの周面は液体の流過を促進する孔を備え
ており、押圧ローラはルーズに支承されたローラとして
かつ担持ローラは駆動されるローラとして形成される。
本発明による他の構成により、ベルトフリースの帯状篩
織物もしくは担持ベルトはリンクチェーンから成り、こ
れらのリンクチェーンのチェーンボルトは間隔をもって
並列して枢着されている多数の列のリンク板とそれぞれ
ベルト全幅にわたって結合されており、この場合リンク
板の浴槽の底部に面している平坦な外面は支持面に載っ
ている。この際、ベルト幅全体にわたって分散された各
々の列のリンク板は密接して並列している一群の板に分
割されており、これらの群が支持面のそれぞれ一つの支
持面の上方の領域内に設けられている。これにより支持
面上にリンクチェーンの特別均一な平坦な支え台が形成
される。チェーンリンクの幅全体にわたってそれぞれ外
方に存在している両群のリンク板の幅が等しいか或いは
その下方に存在している二つの外方の支持面の幅よりも
大きい寸法を有している場合、浴槽と負圧室間の特別有
効な封隙が達せられる。浴槽の底部上方で設けられてい
るレール状の条片上を移動する支持面の場合、負圧室内
の負圧によって形成される圧力により負荷される外方リ
ンク板群は支持面と共にそれぞれ浴槽の底部の上方のフ
イルタベルトの全運動路の長さにわたって中断すること
のない幅広い封隙線を形成し、この封隙線はフイルタベ
ルトの運動の間も形成されてままである。
【0010】本発明によりリンク板を帯状篩織物或いは
フイルタベルトの担持ベルト内にまとめることにより大
きな引張り力の伝達が−この引張り力がリンク板によっ
てのみ伝達されるので−可能となり、リンク板列間に存
在している帯状篩織物もしくはベルト面が引張り力の負
荷を受けない。引張り力はフイルタフリースの支持機能
のみを行う。従って引張り力は構造的にこれらの支持面
のためにのみ形成され、調整されなければならない。
【0011】本発明により、ケージ枠内において循環ベ
ルトを無端担持チェーンから形成し、この無端担持チェ
ーンをその案内方向に対して横方向で相前後して設けら
れている棒体を介して結合し、その際浴槽内に降下され
たケージ枠の作動状態にあって上記の棒体がフイルタベ
ルトの上側に当接しながらもしくはこの上側から間隔を
もって等しい速度で或いは異なる速度で回動するように
し、棒体を自体公知のように磁気材料から形成した場合
特別有利な利点が得られる。何故なら、本発明によるこ
のような構成により異物粒子が完全に液浴から搬出され
るのみならず、フエライト性の粒子までもがこれらの粒
子がフイルタベルトに到達する以前に予め搬出されるか
らである。その際フエライト性の粒子のこの暫定的な磁
化により、極めて小さいフエライト性の粒子が凝集して
より大きな粒子成形体に成長し、これにより粒子が磁気
材料から成る棒体の表面に沈降しなかった場合でも、上
記の成長によりフイルタベルトによって捕集されると言
う相乗効果が達せられる。この装置により、磁気フイル
タとして或いはフリースフイルタとして或いは両者を組
合わせたフイルタ様式として任意に連続した作業にあっ
て変えることが可能である。
【0012】循環ベルトとフイルタベルトは、本発明に
よる他の構成により、選択的に同期駆動或いは非同期駆
動することが可能であり,これにより例えばフエライト
性の粒子の分離効率を高めるため、磁気材料から成る棒
体を備えたこの循環ベルトをフイルタベルトの速度に比
して高められた速度で回動させることが可能となる。
【0013】循環ベルトは、本発明による他の構成によ
り、押圧ローラおよび担持ローラを巡って行われるその
回動案内の領域内において担持枠内に固定して設けられ
ている側方の案内リンク板内を案内され、押圧ローラの
周囲には、棒体の断面に適合されて、ローラ軸に対して
平行に指向している帯行切欠き部が設けられている。
【0014】磁気材料から成る棒体を備えたこの循環ベ
ルトの連続的に作動に関連して、自体公知の装置により
棒体の周面に付着しているフエライト性の粒子が棒体の
断面を二つの側面から捕らえていてかつ棒体の全長にわ
たって移動可能な掻取り形材によりこの周面から除去さ
れる。その際装置の構成は以下のように行われる。上記
の掻取り形材が棒状形材の上方および下方に設けられて
いて弾性的にこれらの棒状形材に押圧可能な二つの或い
は多数の対の状態で互いに並列して設けられている循環
移送装置上にそれぞれ設けられており、この場合これら
の移送装置対の移送方向は担持チエーンの運動方向に対
して或る角度で指向しており、この角度にあって、循環
ベルトと循環移送装置とが互いに一致した運動を行った
際第一の循環移送装置の掻取り形材の掻取り運動の時間
間隔が、棒状形材がこの第一の循環移送装置の下方を移
動して行く時間間隔に棒体の全長にわたって相応し、次
の循環移送装置の掻取り形材対の相応する掻取り運動が
相応する等しい時間間隔で上記の第一の循環移送装置に
直ぐ続いて行われる。
【0015】本発明により形成された帯状フイルタにあ
っては、浴液の水準を可能な限り一定に保持する必要が
あるので、どの程度多量の或いは少量の未処理の液体が
浴槽に供給されるかは関係がない。何故なら連続的な濾
過作業は循環ポンプを使用した際浴液の一定した量の連
続的な吸取りを前提としているからである。従って本発
明にあっては、浴槽内の液体の水準が浴液の供給量が変
わってもまた吸取られる浴液の一定の量であっても実際
に、流出方向で給送ポンプの後方に無段で調節可能な流
量分配装置が設けられ、この流量分配装置が流出する処
理された液体の全量の一部を浴槽内に戻し、他の量もし
くは浴液の全量を浴槽から更に送出すように構成するこ
とによって一定に保持される。これは浴槽内の浴液の水
準に依存して行われる。この流量分配装置を設けること
により、一方において処理された液体の流出を絞ること
ができ、他方ではこの浴液の全量を或いは一部の浴槽内
への還流を行うことが可能となる。浴液の水準が降下し
た際は、相応して多量の液体は浴槽に戻され、少量の処
理された液体は後続して設けられている貯蔵容器内に導
出される。この際、この流量分配装置は、本発明による
他の構成により、円筒体内で垂直方向で上下動可能な弁
ピストンから成り、この弁ピストンがてこ棒を介して浴
液によって担持されているフロートと結合されている。
この弁ピストンは中央の供給切欠き部とこの供給切欠き
部から半径方向で分岐していて軸方向で互いに位置ずれ
している二つの流出開口とを備えており、これらの流出
開口には円筒体内で共通の半径方向の面内に設けられて
いる流出開口が所属している。また流量分配装置は同心
的に互い当接し合って、互いに挿入されておりかつ互い
に反対方向に回転可能な円筒管体から成っていてもよ
い。この際この円筒管体の外方の円筒管体は固定して設
けられていて軸平行な流出開口を備えており、内方の円
筒管体は回転可能に支承されており上記の流出開口に所
属する、同様に軸平行な流出開口を備えており、端面に
は流入切欠き部を備えており、他方の閉じられている端
面にあってはフロートを担持している一腕状のレバーと
結合されている。
【0016】上記の特徴を有する装置により、循環ベル
トを棒状形材と共に連続的に回動させることが可能とな
り、また回動の間同様に連続的にこの棒体の表面に付着
した粒子を掻取って除去することが可能となる。
【0017】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳しく説明する。
【0018】
【実施例】図1、図2および図3から認められるよう
に、液浴を収容している浴槽内に案内ローラ2,10,
10b,2a,2b,2cが設けられており、これらの
案内ローラのうち案内ローラ2はモータ3により中間歯
車機構4を介して駆動される駆動ローラを形成してい
る。他の案内ローラ10,10b,2a,2b,2cは
一点鎖線で示した無端の、ここでは担持ベルトとして形
成されているフイルタベルト5を案内ローラ2aから記
入した矢印Sの方向で斜めに下方へと浴槽BW内に、そ
してこのフイルタベルトを底部6の上方の水平な面に転
向させ、引続き再び上方へと浴槽BWから引出して駆動
ローラを形成している案内ローラ2へと案内している。
担持ベルト上には浴槽BWの端面に設けられているロー
ラ7から巻戻されるフイルタフリース8が載っており、
これと共にフイルタベルト5を形成している。フイルタ
ベルト5は矢印Sで示したベルト案内方向で平行に並列
して指向している支持面に載っており(図3参照)、こ
の支持面は浴槽BWの底部6の上方に設けられているレ
ール状に条片9によって形成されている(図2と図3参
照)。この条片9の領域内においてフイルタベルト5上
に押圧ローラ10,10bが載置可能であり、これらの
押圧ローラは(図2と図3に示すように)リングカラー
10aを備えており、これらのリングカラーの配設幅は
レール状に条片9によって形成されている支持面の幅に
相当する。使用済みのフイルタフリース8は、これが浴
槽BWから導出された後、担持ベルトから持上げられ
て、ローラ7aに巻取られる。
【0019】フイルタフリース8が載っている担持ベル
トはここでは(図4参照)ではリンクチェーンから成
り、このリンクチェーンのチェーンのチェーンボルト1
1にベルトの全幅にわたってそれぞれ多数のチェーンリ
ンク12の列が間隔をおいて互いに並列して枢着されて
いる。このチェーンリンク12の列は同様に支持面上に
−ここではレール状の条片9上に、特に各々の列が密接
して並列しているチェーンリンク12の群を形成するよ
うに載っている平坦な外面を形成している。これらの群
はレール状の条片9によって形成される支持面のそれぞ
れの上方の領域内に設けられている。図4から認められ
るように、リンクチェーンの幅全体にわたってそれぞれ
外方に存在している両リンクチェーンの群の幅はその下
方に存在している−ここではレール状の条片9aによっ
て形成されている−支持面の幅と等しいか或いは−この
実施例では−大きい。このような配設により、リンクチ
ェーンとフイルタフリース8によって形成されるフイル
タベルトの上方に存在している浴槽BWの空域のその下
方に存在している負圧室を形成している空域(図3参
照)に対する特別有効な封隙が達せられる。
【0020】レール状の条片9上には支持面の滑り性質
を良好にする合成物質上張り13が設けられている(図
4参照)。このようにして形成されたリンクチェーン1
1,12とその上に存在しているフイルタフリース8に
よって形成されたフイルタベルト5は−特に図4から認
められるように−、平坦な垂れ下がっていない濾過面と
して浴槽BWの底部6の上方を案内され、フイルタフリ
ース8はこの案内の間、例えば負圧を遮断した際浮遊す
ることがない。何故なら押圧ローラ10がそのリングカ
ラー10aと共にこの状態を阻止するからである。
【0021】図5による実施例の場合案内ローラ16と
特に押圧ローラ15はケージ枠14内に設けられてい
る。このケージ枠は浴槽BW内の図示した位置から二方
向矢印Kの方向でこの浴槽から、例えば一点鎖線で示し
た位置に持上げられ再び降下可能である。その際、ケー
ジ枠14のその都度の位置は図示していない様式で調節
固定可能である。ただ押圧ローラのみを担持しているか
或いは案内ローラとこれらの案内ローラを中心にして駆
動案内される循環ベルトをも担持している、相応して形
成されたケージ枠は図1かち図4による上記した構成に
おいても使用可能であり、その際そこに図示した押圧ロ
ーラ10は必要ではない。ここに記載した実施例の場
合、浴槽BWの底部6の上方で間隔をおいてフイルタベ
ルト5の案内方向で担持ローラ17が支承されており、
ケージ枠14内に支承されている押圧ローラ15はケー
ジ枠14が降下した際これらの担持ローラ17間に形成
される間隔間隙内にもたらされる。これらの担持ローラ
はその際フイルタベルト5をその都度の間隔間隙を形成
する担持ローラ17の周面部分に押圧する。案内ローラ
16と押圧ローラ15とを巡って案内される循環ベルト
はこの実施例の場合二つの無端の担持チェーン18から
成り、これらの担持チェーンとその案内方向に対して横
方向で相前後している棒体19が結合されている。これ
らの棒体は浴槽BW内のケージ枠14の図示した位置に
おいてフイルタベルト5の上側に当接している。このフ
イルタベルト5は、既に説明したように、案内ローラ1
により浴槽BWを引通し案内される。所属しているフイ
ルタフリースは上に説明した実施例の場合と同様にロー
ラ7から巻戻され、フイルタベルト5に載せられる。押
圧ローラ15、場合によっては案内ローラ16は、図6
と図8から明らかであるように、その周面にローラ軸に
対して平行に指向している帯行凹部20を備えており、
この帯行凹部は棒体19の断面に適合されている。無端
の担持チェーン18は、押圧ローラ15と担持ローラ1
7の周囲を巡って移動する領域内において、ケージ枠1
4内に不動に設けられている側方の案内リンク板21内
を図6および図7から明らかな様式で案内される。
【0022】担持ローラ17はリングカラー17aを備
えており、このリングカラーの周面は浴槽BWに設けら
れている環状支持部39と共にフイルタベルト5の中央
領域と側面のための支持面を形成している。押圧ローラ
15の下方領域内においてフイルタベルト5は同様に浴
槽BWと結合されている部分円筒形の支持半割り体37
を備えている(図6および図7参照)。
【0023】磁気材料から成り、無端の担持チェーン1
8と結合結合されている棒体19は、この無端の担持チ
ェーン18を浴槽BW内の液浴から出て、液体水準の上
方で戻し案内された後、この棒体の断面を両側から捉え
る掻取り形材22によって捕捉される。この掻取り形材
は棒体の全長にわたってこの棒体に対して平行に移動可
能であり、この際棒体の周面上に付着しているフエライ
ト性の粒子が除去される。これらの掻取り形材はそれぞ
れ、ここでは二つの並列した対の形で設けられている循
環移送装置、ここでは弾性的にばね24で懸垂されて棒
体19に対して押圧可能なベルト案内部材23上に設け
られている。この際、これらのベルト案内部材23によ
って形成される掻取り形材22の運動は棒体19と共に
無端の担持チェーン18の運動方向に対して角度αをも
って行われ、この角度は無端の担持チェーン18とベル
ト案内部材23とが互いに一定した運動を行った際無端
の担持チェーン18の運動方向で見て第一のベルト案内
部材23の掻取り形材22の掻取り運動の時間間隔が、
棒体19の全長にわたって棒体19がこの第一のベルト
案内部材23の下方で更に運動し続ける時間間隔に相当
するように設定されている。次のベルト案内部材23の
掻取り形材22の相応する掻取り運動は、引続き上記の
掻取り運動と同じ時間間隔で次の棒体19上で行われ
る。この第二の掻取り運動に続いて同じ様式で第三の掻
取り運動が行われ、この掻取り運動は第一のベルト案内
部材23の掻取り形材によって行われる。
【0024】図12による駆動形態から明らかなよう
に、可逆モータ25は軸26とはすば歯車27とを介し
てここには図示していない掻取り形材22のためのベル
ト案内部材23を駆動する。軸26上にはウオーム28
が設けられており、このウオームはウオーム歯車29と
噛合っており、このウオーム歯車とチェーン駆動機構3
0,31とを介して棒体19を備えた無端の担持チェー
ン18が駆動される。駆動歯車34はクラッチ33を介
してウオーム歯車29の軸32と係合および係脱可能で
ある。この駆動歯車34はチェーン35,36とを介し
て担持ローラ17とここには図示しなかったフイルタベ
ルト5を駆動する。ウオーム28とウオーム歯車29と
の変速比は棒体19を介して行われる掻取り形材22の
運動とこの棒体19の無端の担持チェーン18の案内方
向での運動間の比率を決定し、(図11参照)、他方ウ
オーム歯車29と駆動歯車34間の係合は無端の担持チ
ェーン18とフイルタベルト5の同期運動を保証する。
【0025】図5に示した状態において、フイルタフリ
ース8はローラ7から無端の担持チェーン18と共に回
動する棒体19により浴槽BW内に引出され、押圧ロー
ラ15と担持ローラ17とを巡回して再び上方へと浴槽
BWから引出される。この作業状態はフエライト性の粒
子の含有量が比較的僅かな液体にあって適用される。し
かしこの粒子の含有量が直接フイルタフリース内に固持
される非フエライト性の粒子の含有量を越えた際は、ケ
ージ枠14は持上げられ、無端の担持チェーン18はフ
イルタベルト5よりも早い速度で駆動される。これはク
ラッチ33を切換えることによって行われる。この駆動
様式により、例えば液体が異質油で汚れている場合憂慮
されるフイルタフリース8の目詰まりを十分に回避する
ことが可能となる。何故なら、この異質油およびフエラ
イト性の粒子は一般に互い硬く結合し合っており、従っ
て一緒に棒体19に付着したままであるからである。実
験によれば、棒体19からはぎ取られたスラッジ内のフ
エライト性の粒子の含有量は2〜10%であるに過ぎ
ず、残分は異質油と他の汚物から成ることが分かった。
【0026】汚化したフイルタフリースは転向ローラ1
を介して浴槽BWから引出されるか、或いは直接図示し
ていない容器に入れられるか、或いは同様に図示してい
ない方法により巻かれて団塊に形成される。
【0027】フエライト性の粒子が生じない場合の適用
ケースにあって、棒体19は非磁性材料から成っていて
もよく掻取り形材22を有する装置を必要としない。図
13から明瞭であるように、未処理の液体の浴槽BW内
への供給導入は矢印Zの方向で行われる。浴槽BWの底
部41a内の流出導管43は区切った二重線で概略示し
たフイルタ44の下側に存在している。この流出導管4
3は圧送ポンプ45を経て流量分配装置46に通じてい
る。この流量分配装置は内部で上下動可能に案内されて
いる弁ピストン47を備えた垂直な円筒体46aから成
る。この弁ピストンは中央の供給切欠き部47aと二つ
の流出開口47bと47cとを備えており、これらの切
欠き部は半径方向でこの供給切欠き部部47aから外方
へと分岐していて、互いに軸線方向で位置ずれして設け
られている。これらの両流出開口47bと47cにはそ
れぞれ流出開口46bと46cが所属しており、これら
の切欠き部のうち流出開口46bは導管48を経て浴槽
BWに戻り、流出開口46cは導管49を経て図示して
いない後続して設けられている貯蔵部へと通じている。
弁ピストン47はピストンロッド50とてこロッド5
1,52とを介してフロート53と結合されており、こ
のフロートは浴液−その水準は参照符号Nで示されてい
る−上に浮いている。
【0028】弁ピストン47とフロート53の図示した
位置において圧送ポンプにより流出導管43を経て中央
の供給切欠き部47a内に導出されて来る処理された浴
液の全量は流出開口47cと46bとが互いに面一の状
態に来た際導管49を経て導出される。浴液の水準Nが
低下した際、フロート53は同様に下方へと運動し、て
こロッド51,52を介して弁ピストン47を備えたピ
ストンロッド50の持上がりが行われる。この結果、互
いに逆方向に摺動する流出開口46c,47cを介して
行われる浴液の流出が低減し、その代わり流出開口47
b,46cを介して導管48を経た浴液の一部分の浴槽
BW内への還流が行われる。
【0029】図14および図15による流量分配装置は
二つの円筒形管体54と55から形成されており、これ
らの円筒形管体はそれらの内面および外面で互いに当接
し合うように同心状態で互いに挿入されている。外方の
円筒形管体54は担持リングフランジ56と固く結合さ
れており、この担持リングフランジは例えば浴槽BWが
固定されている不動の担持枠58にねじ57で固定され
ている。外方の円筒形管体54の壁部内には下方領域お
よび上方領域内において互いに相対している軸平行なス
リット状流出開口59,60が設けられている。、これ
らのスリット状流出開口の下方のスリット状流出開口5
9は図示していない浴槽BW内に開口しており、一方上
方のスリット状流出開口60は図13による構成におけ
る導管49に相当する図示していない導管を介して貯蔵
容器と結合されている。この内方の円筒形管体55は軸
受ローラ61により外方の円筒形管体54内に回転可能
に支承されており、その一方の端面において流入開口5
5aを備えている。この流入開口内に図13による構成
における圧送ポンプ45に相当する図示していない圧送
ポンプから来る導管43が開口している。内方の円筒形
管体55の他の側は円板62によって閉じられている。
この円板62上には、ねじ63で固定されて一腕状のレ
バー64が設けられている。このレバーはその自由端部
にフロート65を担持している。内方の円筒形管体の壁
部内には同様に軸線平行に指向している二つの流出開口
66と67が設けられている。これらの流出開口のうち
流出開口66は外方の円筒形管体54の流出開口60
に、流出開口67は流出開口59に所属している。
【0030】内方の円筒形管体55の外方の円筒形管体
54に対する図14と15に示した回転位置において、
流入開口55a内で示した矢印Eの方向で流出導管43
から流入して来る浴液の流れは、互いに同一位置に来る
スリット状流出開口66と60とを経て分割されること
なく図示していない貯蔵容器に供給される。何故ならフ
ロート65(図15参照)が浴液の水準Nによって定ま
るその位置に存在しているからである。この水準Nが降
下した際フロート65は図15に示した矢印Eの方向で
下方へと運動した際、スリット状流出開口66,60と
67,59が相互方向に摺動することにより、スリット
状流出開口66,60から貯蔵容器内に流れる浴液の量
が低減し、スリット状流出開口67,59により浴液の
適当な量割合での浴槽BWへの還流が可能となる。
【0031】本発明による装置の作動態様は以下の通り
である。圧送ポンプ45(図13)はフイルタベルト5
の下方の空域からこのフイルタベルトを流過して来る液
体を吸引し、その際この空域内に負圧が生じる。その際
フイルタベルト5の上方の空域内の圧力が高くなるので
生じる圧力差は、この圧力が所定の最大値に達した場
合、フイルタベルト5の汚化した長さが濾過作用を行う
位置から移動し、次の汚化されていない長さ部分がこの
位置内に引込まれるようになる。担持ローラ17のフイ
ルタベルト5により巻回された面はこれらの担持ローラ
間に設けられているフイルタベルト5の面よりも大きい
ので、両ローラの摩擦係数がほぼ等しい場合押圧ローラ
15は圧力差によりこの上に加えられる押圧力にもかか
わらず更に移送される。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明による帯状フイルタ
にあっては、負圧室において負圧により発生された圧力
の底部表面への作用が中断された後でも、濾過作業が中
断されることがなく、また濾過作業の停止および始動に
あってもフイルタベルトに大きな力が加わることがな
く、底部に存在しているフイルタベルトが浮揚してしま
うこともなく、濾過作業に不利な影響を与えることがな
い。更に、フイルタベルトの側方縁部を濾過されていな
い液体の直接的な流過に対して実際に封隙する必要もな
く、濾過作業率が阻害されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽の側面から見た垂直断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の切断線A−Aに沿った断面図である。
【図4】図2の切断線B−Bに沿った細部の拡大図であ
る。
【図5】フイルタベルトの他の構成を浴槽と共に側方か
ら見た垂直断面図である。
【図6】図5の切断線C−Cに沿った拡大断面図であ
る。
【図7】図5の切断線D−Dに沿った拡大断面図である
【図8】図6の側面図の細部を示す図である。
【図9】他の実施例の側方から見た図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】図9の平面図である。
【図12】駆動態様を示す図である。
【図13】流量分配装置の構成と配設を示す図である。
【図14】図13による流量分配装置の他の構成を軸方
向の断面図でひ示した図である。
【図15】図13の切断線E−Eに沿った断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2,2a,2b,2c,16 案内ローラ 3、25 モータ 4 中間歯車機構 5 フイルタベルト 6,41a 底部 7,7a ローラ 9 条片 10,10a,10b,15 押圧ローラ 11 チェーンボルト 12 チェーンリンク 13 合成物質上張り 17 担持ローラ 17a リングカラー 18 無端の担持チェーン 19 棒体 20 帯行凹部 21 案内リンク板 22 掻取り形材 23 ベルト案内部材 24 ばね 26 軸 27 はすば歯車 28 ウオーム 29 ウオーム歯車 30,31 チェーン駆動機構 32 ウオーム歯車の軸 34 チェーンホイール 35,36 チェーン 37 支持半割り体 39 環状支持体 BW 浴槽 43 流出導管 44 フイルタ 45 圧送ボンプ 46 流量分配装置 46a 垂直円筒体 46b,46c,47b、47c,59,60,66,
67 スリット状流出開口 48,49 導管 50 ピストンロッド 51,52 てこロッド 53,65 フロート 54,55 円筒管体 55a 流入開口 56 担持リング 58 担持枠 61 軸受ローラ 62 円板 64 レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール・ヨット・ベルトラント ドイツ連邦共和国、ノイッス、フオメル スウエルテル・ストラーセ、23 (72)発明者 フーベルト・ユング ドイツ連邦共和国、ヒルヒエンバッハ、 ヒルンヒュッテルストラーセ、18 (56)参考文献 実開 昭51−2779(JP,U) 米国特許3704787(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 33/04 B01D 29/09

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 浴液を収容する浴槽と上方からこの浴
    槽内に導入されてこの浴槽の底部から間隔をもってこの
    底部上方を案内されて上方へと再び導出されているフイ
    ルタベルトのための上記浴槽内に設けられる案内ローラ
    とを備え、上記フイルタベルトが駆動される無端の帯状
    篩織物として或いは同様に無端の駆動される担持ベルト
    に載り、浴槽の外側に設けられているローラから引出さ
    れるフイルタフリースとして形成されており、この場合
    フイルタベルトの下方に濾過された液体を収容するため
    の負圧室が設けられている様式の、浴液から異物粒子を
    除くための帯状フイルタにおいて、浴槽(BW)の底部
    (6)に面したフイルタベルト(5)の面がフイルタベ
    ルト案内方向に対して横方向で間隔をおいて互いに平行
    に並列している多数の支持面上に載置可能に、かつ底部
    (6)とは反対側のフイルタベルトの面上に浴槽(B
    W)内に設けられた押圧ローラ(10;15)が載置お
    よびこの面から持上り可能に構成されていることを特徴
    とする浴液から異物粒子を除くための帯状フイルタ。
  2. 【請求項02】 押圧ローラ(15)が上方から浴槽
    (BW)内に降下およびこの浴槽から持上がり可能なケ
    ージ枠(14)内に設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の帯状フイルタ。
  3. 【請求項03】 ケージ枠内に押圧ローラ(15)以外
    に案内ローラ(16)とこの案内ローラを巡回して駆動
    案内される循環ベルトが設けられていることを特徴とす
    る請求項2に記載の帯状フイルタ。
  4. 【請求項04】 押圧ローラ(10;15)および/ま
    たはケージ枠(14)が持上がり方向で位置調節かつこ
    の位置に固定可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1から3までのいずれか一つに記載の帯状フイル
    タ。
  5. 【請求項05】 支持面が浴槽(BW)の底部(6)上
    方にベルト運動方向で設けられているレール状条片
    (9)上を移動されるように構成されていることを特徴
    とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の帯状
    フイルタ。
  6. 【請求項06】 支持面が浴槽(BW)の底部(6)の
    上方で間隔をおいてフイルタベルト(5)の案内方向で
    この浴槽内に支承されている多数の担持ローラ(17)
    のリングカラー(17a)の周面によって形成されてい
    ることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つ
    に記載の帯状フイルタ。
  7. 【請求項07】 押圧ローラ(15)が担持ローラ(1
    7)間で形成されている間隙内に押込み可能に、そして
    担持ローラ(17)のこの間隙を形成している周面部分
    上に載っているフイルタベルト(5)に対して押圧可能
    であるように構成されていることを特徴とする請求項1
    から4までのいずれか一つ或いは請求項6に記載の帯状
    フイルタ。
  8. 【請求項08】 支持面がその担持体(9;17a)上
    に挿入可能な合成物質上張りから成ることを特徴とする
    請求項1から7までのいずれか一つに記載の帯状フイル
    タ。
  9. 【請求項09】 担持ローラ(17)および/または押
    圧ローラ(10;15)の周面が多孔性に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つ
    に記載の帯状フイルタ。
  10. 【請求項10】 押圧ローラ(10;15)がルーズに
    支承されたローラとして形成されていることを特徴とす
    る請求項1から9までのいずれか一つに記載の帯状フイ
    ルタ。
  11. 【請求項11】 担持ローラ(17)が駆動されるロー
    ラとして形成されていることを特徴とする請求項1から
    10までのいずれか一つに記載の帯状フイルタ。
  12. 【請求項12】 担持ベルトがリンクチェーンから成
    り、このリンクチェーンのリンクピン(11)に間隔を
    おいてベルト幅全体にわたってそれぞれ一列の多数のリ
    ンク板(12)が並列して枢着されており、この場合浴
    槽(BW)の底部(6)に面しているリンク板(12)
    の平坦な外面が支持面に載っていることを特徴とする請
    求項1から11までのいずれか一つに記載の帯状フイル
    タ。
  13. 【請求項13】 ベルト幅全体にわたって分散されて設
    けられている列の各々のリンク板(12)が密接して並
    列して設けられているリンク板(12)の群に分割され
    ており、この群がそれぞれ支持面の上方領域内に設けら
    れていることを特徴とする請求項12に記載の帯状フイ
    ルタ。
  14. 【請求項14】 リンクチェーン(11,12)の幅全
    体にわたってそれぞれ外方に存在している両群のリンク
    板(12)の幅が等しいか、或いはその下方に存在して
    いる両外方の支持面の幅よりも大きく設定されているこ
    とを特徴とする請求項12或いは13に記載の帯状フイ
    ルタ。
  15. 【請求項15】 循環ベルトがケージ枠(14)内にお
    いて無端担持チェーン(18)から形成されており、こ
    れらの無端担持チェーンとその案内方向に対して横方向
    で相前後して設けられている棒体(19)が結合されて
    おり、これらの棒体が無端担持チェーン(18)が循環
    している間の浴槽(BW)内にケージ枠(14)が降下
    している作業状態にあってはフイルタベルト(5)の上
    面に当接するかもしくはこのフイルタベルトから間隔を
    おいて循環するように構成されていることを特徴とする
    請求項2から4もしくは請求項6から14までのいずれ
    か一つに記載の帯状フイルタ。
  16. 【請求項16】 棒体(19)が公知の様式で磁気材料
    から成ることを特徴とする請求項15に記載の帯状フイ
    ルタ。
  17. 【請求項17】 無端担持チェーン(18)と篩ベルト
    (5)とが選択的に同期駆動もしくは非同期駆動可能で
    あるように構成されていることを特徴とする請求項15
    に記載の帯状フイルタ。
  18. 【請求項18】 無端担持チェーン(18)が少なくと
    もその押圧ローラ(15)と担持ローラ(17)の周囲
    を巡回する領域内においてケージ枠(14)内固定して
    設けられている側方の案内リンク板(21)内を案内さ
    れていることを特徴とする請求項15或いは16に記載
    の帯状フイルタ。
  19. 【請求項19】 押圧ローラ(15)の周囲に棒体の断
    面に適合した、ローラ軸に対して平行に指向している帯
    行凹部(20)が設けられていることを特徴とする請求
    項15から18までのいずれか一つに記載の帯状フイル
    タ。
  20. 【請求項20】 フイルタベルト(5)が担持ローラ
    (17)の領域内でその側方領域でもって環状支持体
    (39)に、押圧ローラ(15)の下方の領域内でそれ
    ぞれ浴槽(BW)と結合されている支持半割り体(3
    7)に載っていることを特徴とする請求項15から19
    までのいずれか一つに記載の帯状フイルタ。
  21. 【請求項21】 それぞれ二つの或いは多数の互いに並
    列して設けられている対の掻取り形材(22)が棒体
    (19)の上方と下方に設けられていてかつ弾性的にこ
    れらに押圧可能な循環移送装置(23)に設けられてお
    り、この場合その移送方向が無端担持チェーン(18)
    の運動方向に対して角度(α)で指向しており、この角
    度が無端担持チェーン(18)と循環移送装置(23)
    とが互いに一致した運動を行った際、無端担持チェーン
    (18)の運動方向で第一の循環移送装置(23)の掻
    取り形材対(22)の掻取り運動の開始と終了間の時間
    間隔が棒体の長さにわたって、棒体(19)がこの第一
    の循環移送装置(23)の下方で移送される時間間隔に
    相当し、次の循環移送装置(23)の掻取り形材対(2
    2)の相応する掻取り運動が相応して等しい時間間隔で
    直ぐに上記運動に続いて行われるように選択されている
    ことを特徴とする棒体の周面上に付着したフエライト性
    粒子がこの棒体の断面を両側から囲繞していてかつ棒体
    全長にわたって移動可能な掻取り形材により棒体の周面
    から除去される様式の請求項15から20までのいずれ
    か一つに記載の帯状フイルタ。
  22. 【請求項22】 処理された流出する浴液の全量の部分
    量を浴槽(BW)に戻し、浴液の他の部分量もしくは全
    量を浴槽(BW)から導出する、浴槽(BW)内の浴液
    の水準に依存して無段で調節可能な流量分配装置が流出
    方向で圧送ポンプ(45)の前方に設けられていること
    を特徴とする浴槽の流出導管内に圧送ポンプによ浴液の
    水準を制御する機構が設けられている請求項1から21
    までのいずれか一つに記載の帯状フイルタ。
  23. 【請求項23】 流量分配装置(46)が円筒体(46
    a)内で垂直方向で上下運動可能な弁ピストン(47)
    から成り、この弁ピストンがてこレバー(51,52)
    を介して浴液によって浮いているフロート(53)と結
    合していることを特徴とする請求項22に記載の帯状フ
    イルタ。
  24. 【請求項24】 フロート(53)が中央の供給孔(4
    7a)とこの供給孔から半径方向で軸方向で互いに位置
    ずれして分岐されている二つの流出開口(47b,47
    c)とを備えており、これらの流出開口に円筒体(46
    a)内で共通の半径方向面内に設けられている流出開口
    (46a,46b)が所属していることを特徴とする請
    求項23に記載の帯状フイルタ。
  25. 【請求項25】 流量分配装置が同心的に互いに当接し
    合って、互いに挿入されていてかつ互いに回転可能な円
    筒管体(54,55)から成り、その際外方の円筒管体
    (54)が不動に設けられている軸平行なスリット状の
    流出凹部(59,60)を備えており、内方の円筒管体
    (55)が回転可能に支承されていて、上記のスリット
    状の流出凹部(59,60)に相応する同様に軸平行な
    スリット状の流出凹部(67,66)と端面側に流入開
    口(55a)を備えており、他方の閉じられている端面
    側でフロート(65)を担持している一腕のレバー(6
    4)と結合していることを特徴とする請求項22に記載
    の帯状フイルタ。
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