JP3179556U

JP3179556U - 折り畳みキックボード

Info

Publication number: JP3179556U
Application number: JP2012005022U
Authority: JP
Inventors: 学燦廖
Original assignee: 鴻権実業有限公司
Priority date: 2012-08-17
Filing date: 2012-08-17
Publication date: 2012-11-08
Anticipated expiration: 2022-08-17

Abstract

【課題】運搬及び保管に便利な折り畳みキックボードを提供する。
【解決手段】折り畳みキックボードは、踏み板１、前輪組２、後輪組３、ライザ４及び把手５を含む。踏み板は、前踏み板１０及び後踏み板１２がヒンジ接合してなり、踏み板底面は、前踏み板及び後踏み板が相対回転して折り畳まれることを防止する固定ピン１４を更に設け、前踏み板及び後踏み板上にそれぞれ踏み板前後方向に沿って延伸する前回転軸及び後回転軸を設け、前輪組は、ライザ管２０、前フォーク２２、前輪及びライザ管側壁上に固定する接続体２６を含む。さらに、接続体後端及び前踏み板の間は、前輪組２を固定する定位接続ロッド２８を設け、後輪組３は、後回転軸の後端に固定され、且つ後輪組及び後踏み板の間に更に後輪組が後輪軸の周りに後踏み板に相対して回転することを阻止するロック部材を設ける。
【選択図】図１

Description

本考案は、キックボード構造に関し、特に、折り畳み式キックボードに関する。

キックボードは、スポーツ、フィットネスに用いることができ、手早く行うことができ、且つ簡単に学ぶことができ、日増しに流行となっている。キックボードの主な構造は、踏み板、踏み板前端及び後端に組み込む前輪組及び後輪組、前輪組上端に設けるライザ及びライザと接合する把手を有する。早期のキックボードは、折り畳みの機能を提供しておらず、比較的大きな空間を占有し、運搬及び保管に不便であり、このため、業界は、折り畳み式キックボードを研究開発している。

現有の折り畳みキックボードの折り畳み構造は、主に、把手がライザに相対して折り畳まれ、ライザが前輪組のライザ管に対して折り畳まれる等である。折り畳みキックボードの具体的折り畳み方式及び構造は、通常一般の折り畳み自転車、折り畳みフィットネス機器等のスポーツ又はフィットネス機器上によく見られるクイックリリース式折り畳み器の補助を受けて実現されている。しかしながら、この類型の折り畳み機構は、キックボード上に応用する場合、以下の欠陥を有する：前輪組、後輪組が同一直線上に位置することにより、折り畳み時に干渉を生じ、踏み板を効率的に折り畳むことができず、折り畳みが不完全になり、折り畳み後の専有空間が依然として比較的大きく、運搬及び保管に不便等の問題が依然として最も効率的には解決されてはいない。

登録実用新案第３１０９１７９号公報

本考案が解決しようとする技術的問題及び考案の目的は、踏み板を効率的に折り畳むことができるようにし、折り畳み後の占有空間を減少させることにある。

考案の目的を達成する為、本考案は、以下の技術試案を提供する：折り畳みキックボードであり、踏み板と、それぞれ踏板前端及び後端に設けられる前輪組及び後輪組と、前輪組の上端に設けられるライザと、ライザ上端に設けられる把手と、を含み、前記前輪組は、ライザ管と、ライザ管底端に設けられる前フォークと、前フォーク中に軸回転可能に設けられる前輪と、ライザ管後側壁上に固定される接続体と、を更に含み、踏み板は、前踏み板及び後踏み板がヒンジ接合してなり、前記踏み板の底面は、更に前踏み板及び後踏み板が互いに回転して折り畳まれることを防止する固定ピンを設け、前記前踏み板及び後踏み板上にそれぞれ踏み板前後方向に沿って延伸する前回転軸及び後回転軸を設け、前記前輪組の接続体後端は、前回転軸前端と固定接続し、前記絶族体及び前踏み板の間に更に、前輪組を固定することに用いる定位接続ロッドを設ける。前記後輪組は、後回転軸の後端に固定され、且つ後輪組及び後踏み板の間は、更に、後輪組が後回転軸の周りを後踏み板に相対して回転することを阻止するロック部材を設ける。

上記技術試案を採用し、本考案は、以下の効果を有する：本考案の折り畳みキックボードの前輪組及び後輪組は、何れも対応する前回転軸及び後回転軸を軸心として開店することができ、前輪組及び後輪組をそれぞれタイヤの側面が踏み板と平行になるまで回転させることができ、折り畳み時前輪組及び後輪組は、それぞれ踏み板の両側に平行に位置し、相互に位置を交錯させて干渉を発生させず、効率的に踏み板を折り畳むことができ、折り畳み後の全体の占有空間寸法もより小さくさせ、運搬及び保管に便利である。

本考案の折り畳みキックボードの全体分解状態説明図である。本考案の折り畳みキックボードの局部分解状態説明図である。本考案の折り畳みキックボードの組み立て状態説明図である。本考案の折り畳みキックボードの組み立て状態の他の視角の立体説明図である。本考案の折り畳みキックボードの折り畳み過程の連続動作説明図である。本考案の折り畳みキックボードの折り畳み過程の連続動作説明図である。本考案の折り畳みキックボードの折り畳み過程の連続動作説明図である。本考案の折り畳みキックボードの折り畳み過程の連続動作説明図である。本考案の折り畳みキックボードの折り畳み過程の連続動作説明図である。

図１〜図４に示すように、本考案が提供する折り畳みキックボードは、踏み板１と、踏み板１前端及び後端にそれぞれ設けられる前輪組２及び後輪組３と、前輪組２上端に設けられるライザ４と、ライザ４上端とヒンジ接合する把手５と、を含む。

前記踏み板１は、前踏み板１０及び後踏み板１２がヒンジ接合してなり、前記踏み板１の底面は、更に前踏み板１０及び後踏み板１２が相対回転して折り畳まれることを防止する固定ピン１４を設ける。図１に示す実施例において、前記固定ピン１４は、前踏み板１０上に軸回転可能に設けられ、後踏み板１２上に固定ピン１４自由端を嵌合定位するロック溝１４０を設ける。

前記前踏み板１０及び後踏み板１２上にそれぞれ踏み板１前後方向に沿って延伸し、且つ何れも軸方向に沿って限定範囲内で移動可能な前回転軸１６及び後回転軸１８を設ける。前記前回転軸１６を支持する為、前踏み板１０底面前方に前回転軸１６の前端及び後端を貫通させる第１前軸ソケット１００及び第２前軸ソケット１０２を設ける。前回転軸１６上に前回転軸１６の軸方向移動範囲を限定する前位置制限部材１６０及び前回転軸１６を軸方向移動範囲の後端寄りの位置に位置させる前弾性部材１６２を固定する。前記前弾性部材１６２は、前回転軸１６上に被せ設ける前圧縮バネを選択することが好ましく、前記弾性部材１６２の両端は、それぞれ第１前軸ソケット１００及び前回転軸１６上に設ける係止片１６４上に係止される。前記前回転軸１６は、２本の軸桿により螺合され、前係止片１６４は、２つの軸桿により挟持固定されるように設計することができる。

前記後回転軸１８を支持する為、前記後踏み板１２底面後部にそれぞれ後回転軸１８の前端及び後端を貫通させる第１後軸ソケット（図示せず）及び第２後軸ソケット１２２を設ける。前記後回転軸１８上に後回転軸１８の軸方向移動範囲を限定する後位置制限部材１８０及び後回転軸１８を軸方向移動範囲の前端寄りに位置するよう保持させる後弾性部材１８２を固定し、前記後弾性部材１８２は、後回転軸１８上に被せ設ける圧縮バネであることが好ましく、前記後弾性部材１８２の両端は、それぞれ第２後回転軸ソケット１２２及び後回転軸１８上に設けられる後係止片１８４上に係止する。前記後回転軸１８は、２本の軸桿が螺合してなり、後係止片１８４が前記軸桿により挟持固定されるよう設計することができる。

前記踏み板１２底面は、更に、位置制限クイックリリース部材１９を設け、前記位置制限クイックリリース部材１９上に前回転片１９０及び後回転片１９２を軸回転可能に設け、前位置制限部材１６０及び後位置制限部材１８０は、それぞれ対応する前回転片及び後回転片１９２上に貫通設置され、位置制限クイックリリース部材１９は、kl男性ピン１９４により後踏み板１２の底面に固定され、理解すべき点として、前記位置制限クイックリリース部材１９は、前踏み板１０の底面に設置することもできる。

前記前輪組２は、更にライザ管２０と、ライザ管２０底端に設ける前フォーク２２と、前フォーク２２中に回転可能に設けられる前輪２４と、ライザ管２０後側壁上に固定される接続体２６と、を更に含む。前記接続体２６後端は、前回転軸１６前端と固定接続し、前記接続体２６及び踏み板１の間に前輪組２に固定することに用いる定位接続ロッド２８を更に設ける。前記定位接続ロッド２８の一端は、踏み板１上にヒンジ接道し、他端は、定位ピン２８０及び接続体２７のヒンジ接合を補助する。

前記後輪組３は、更に、後フォーク３０と、後フォーク３０中に軸回転可能に設けられる後輪３２と、後泥除け板３４と、を含み、前記後フォーク３０及び踏み板１２の間は、更に後輪組３が後回転軸１８の周りを軸方向に回転することを阻止するロック部材６を設け、図２に示す実施例において、前記ロック部材６は、後フォーク３０上に設ける挿入ブロック６０及び後踏み板１２上に設ける定位溝６２を含む。

前記ライザ４は、内スリーブ４０及び外スリーブ４２ら被去り合い接続する設計を採用し、クイックリリース部材４４によりロック可能な伸縮可能式ライザであることが好ましい。前記ライザ４の底端は、クイックリリース式折り畳み器７が前輪組２のライザ管２０上端に接続することを補助し、前記クイックリリース式折り畳み器７は、更に、ライザ管２０上端に固定する底台７０と、底台７０中部から上向きに進出する中柱７１と、ライザ４底端に設けるジャケット７２と、ジャケット７２を中柱７１上にクランプすることに用いるクイックリリースパーツ７３と、底台７０から中柱７１に平行に延伸し、且つ上部に螺子孔７４を設ける回転ソケット７５と、ジャケット７２から側面に延伸し、互いに平行な２つの滑動片７６と、を含み、前記２つの滑動片７６上に長溝７７を設け、該回転軸ソケット７５は、２つの滑動片７６の間に挿入設置され、螺子７８が一側滑動片７６上の長溝７７から挿入され、螺子孔７４に螺合し、貫通後、更に、他側の滑動片７６上の長溝７７内に伸入するよう補助する。

前記ライザ４の上端にクイックリリーススリーブ部材８を設け、クイックリリーススリーブ部材８は、更に、該ライザ４に垂直であり、横方向に把手を挿入させ、正常に使用させる横方向スリーブ８０と、把手をライザ４の軸方向に平行に挿入させる直立方向クランピングスリーブ８２と、を含む。占有空間を減少するよう折り畳む必要がある時、把手を横方向スリーブ８０中から外して直立方向クランピングスリーブ８２中に挿入すればよい。

図５〜図９に示すように、本考案は、折り畳みキックボードを折り畳む過程の連続説明図である。折り畳む時、先ず、把手５を横方向スリーブ８０中から取り出し、直立方向クランピングスリーブ８２中に挿入し、その後、クイックリリース式折り畳み器７のクイックリリースパーツ７３を緩め、ライザ４を上向きに持ち上げ、ジャケット７２及び中柱７１を離脱させ、螺子７８の周りにライザ４を図５に示す状態まで回転することができ、その後、図６に示すように、位置制限クイックリリース部材１９を緩め、定位ピン２８０を抜き出し、定位ピン２８に接続体２６との接続から離脱させ、後向きに後輪組３を抜き出し、後回転軸１８の周りに後輪側面が踏み板と平行となる前回転させ、前輪組２を引き出し、前回転軸１６の周りに前輪側面が踏み板と平行となるまで回転させ、図７に示すように、固定ピン１４をロック溝１４０中から離脱させ、図８に示すように、最後に、後踏み板１２を後輪組３と連動して前踏み板１０に相対して回転して折り畳ませることができ、図９に示す最終折り畳み状態を達成する。

なお、本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。

１踏み板
１０前踏み板
１００第１前軸ソケット
１０２第２前軸ソケット
１２後踏み板
１２２第２後軸ソケット
１４固定ピン
１４０ロック溝
１６前輪軸
１６０前位置制限部材
１６２前弾性部材
１６４前係止部材
１８後輪軸
１８０後位置制限部材
１８２後弾性部材
１８４後係止部材
１９位置制限クイックリリース部材
１９０前回転片
１９２後回転片
１９４弾性ピン
２前輪組
２０ライザ管
２２前フォーク
２４前輪
２６接続体
２８定位接続ロッド
２８０定位ピン
３後輪組
３０後フォーク
３３２後輪
３４後泥除け板
４ライザ
４０内スリーブ
４２外スリーブ
４４クイックリリース部材
５把手
６ロック部材
６０挿入ブロック
６２定位溝
７クイックリリース式折り畳み器
７０底台
７１中柱
７２ジャケット
７３クイックパーツ
７４螺子孔
７５回転ソケット
７６滑動片
７７長溝
８クイックリリーススリーブ部材
８０横方向スリーブ
８２クランピングスリーブ

Claims

踏み板と、それぞれ踏板前端及び後端に設けられる前輪組及び後輪組と、前輪組の上端に設けられるライザと、ライザ上端に設けられる把手と、を含む折り畳みキックボードであり、前記前輪組は、ライザ管と、ライザ管底端に設けられる前フォークと、前フォーク中に軸回転可能に設けられる前輪と、ライザ管後側壁上に固定される接続体と、を更に含み、踏み板は、前踏み板及び後踏み板がヒンジ接合してなり、前記踏み板の底面は、更に前踏み板及び後踏み板が互いに回転して折り畳まれることを防止する固定ピンを設け、前記前踏み板及び後踏み板上にそれぞれ踏み板前後方向に沿って延伸する前回転軸及び後回転軸を設け、前記前輪組の接続体後端は、前回転軸前端と固定接続し、前記絶族体及び前踏み板の間に更に、前輪組を固定することに用いる定位接続ロッドを設ける。前記後輪組は、後回転軸の後端に固定され、且つ後輪組及び後踏み板の間は、更に、後輪組が後回転軸の周りを後踏み板に相対して回転することを阻止するロック部材を設けることを特徴とする折り畳みキックボード。
前記前踏み板底面前方にそれぞれ前回転軸の前端及び後端を貫通させる第１前軸ソケット及び第２前軸ソケットを設け、前記前回転軸上に前回転軸の軸方向の移動範囲を固定する前位置制限部材及び前回転軸を軸方向移動範囲の後端よりに位置させる前弾性部材を固定し、前記後踏み板底面後方にそれぞれ後回転軸前端及び後端を貫通させる第１後軸ソケット及び第２後軸ソケットを設け、前記後回転軸上に後回転軸の軸方向の移動範囲を固定する後位置制限部材及び後回転軸を軸方向移動範囲の前端寄りに位置するよう保持する後弾性部材を固定し、前記前踏み板又は後踏み板の底面に更に、弾性ピンで固定させる位置制限クイックリリース部材を設け、前記位置制限クイックリリース部材上に２組の回転片を軸回転可能に設け、前位置制限部材及び後位置制限部材がそれぞれ１組の回転片上に貫通設置される請求項１に記載の折り畳みキックボード。
前記前弾性部材及び後弾性部材は、それぞれ前回転軸及び後回転軸上に被せ設ける圧縮バネであり、前記前弾性部材の両端は、それぞれ第１前軸ソケット及び前回転軸上に設けられる後係止片上に係止され、前記後弾性部材の両端は、第２後軸ソケット及び後軸上に設けられる後係止片上に係止される請求項２に記載の折り畳みキックボード。
前記ロック部材は、互いに組み合わさる挿入ブロック及び挿入溝であり、前記固定ピンは、前踏み板上に軸回転可能に設けられ、後踏み板上に固定ピンの自由端を嵌合し、定位するロック溝を設ける請求項１に記載の折り畳みキックボード。
前記ライザの底端は、クイックリリース式折り畳み器が前輪組のライザ管上端に接続することを補助し、前記クイックリリース折り畳み器は、ライザ管上端に固定する底台と、底台中部から上向きに伸出する中柱と、ライザ底端に設けられるジャケットと、ジャケットを中柱上にクランプするクイックリリース部材と、底台から中柱に平行に伸出し、且つ上部に螺子孔を設ける回転ソケットと、ジャケット側面から伸出する２つの滑動片と、を含み、前記２つの滑動片上に長溝を設け、回転ソケットが２つの滑動片の間に挿入設置され、螺子がそのうち一側の滑動片上の長溝から挿入され、螺子孔に螺合貫通した後、更に他側の滑動片の長溝内に伸入する請求項１に記載の折り畳みキックボード。
前記ライザ上端にクイックリリーススリーブ部材を設け、該クイックリリーススリーブ部材は、ライザに垂直に且つ横方向に把手を挿入使用させる横方向スリーブと、把手をライザに平行に軸方向に挿入させる直立方向クランピングスリーブと、を含む請求項１又は請求項５に記載の折り畳みキックボード。