JP3179539B2 - 円環状レンズ成形型アーバ - Google Patents

円環状レンズ成形型アーバ

Info

Publication number
JP3179539B2
JP3179539B2 JP31695991A JP31695991A JP3179539B2 JP 3179539 B2 JP3179539 B2 JP 3179539B2 JP 31695991 A JP31695991 A JP 31695991A JP 31695991 A JP31695991 A JP 31695991A JP 3179539 B2 JP3179539 B2 JP 3179539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arbor
annular
lens
mold
mold body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31695991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04301424A (ja
Inventor
ブルーカー アイジー
サットン テート ジョン
Original Assignee
ピービーエイチ インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピービーエイチ インコーポレイテッド filed Critical ピービーエイチ インコーポレイテッド
Publication of JPH04301424A publication Critical patent/JPH04301424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3179539B2 publication Critical patent/JP3179539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00932Combined cutting and grinding thereof
    • B29D11/00942Combined cutting and grinding thereof where the lens material is mounted in a support for mounting onto a cutting device, e.g. a lathe, and where the support is of machinable material, e.g. plastics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B13/00Machines or devices designed for grinding or polishing optical surfaces on lenses or surfaces of similar shape on other work; Accessories therefor
    • B24B13/005Blocking means, chucks or the like; Alignment devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/808Lens mold

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円環状コンタクトレン
ズの製造において使用すレンズ成形型を製作する器具及
び方法に関し、特に本発明は円環状レンズ曲線の円筒軸
に関して正しく配向されたプリズムバラストを有する円
環状レンズの製造のための成形型の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の眼の角膜は、ほぼ球形の形状を有
し、従ってコンタクトレンズを嵌めたとき、眼に接触す
るレンズの面がほぼ球形基本曲線を成しているレンズを
使用することが有用である。しかし、嵌められた眼が、
嵌めたレンズの球形の基本曲線の使用を妨害するに十分
な程度の角膜円環性を有する場合には、複雑になる。
【0003】この複雑さを克服するためにしばしば使用
される方法の一つは、円環状角膜面の形状にほぼ合致す
る円環状基本曲線を備えたレンズを提供することであ
る。そのような曲線のレンズを使用すると、レンズの形
状に別の要件が加わる−即ちそれは眼の中で回転しない
のでレンズの円環軸は、角膜の円環軸と整列したままで
ある。レンズのこの子午線のような方位を維持するため
の共通に使用される技術は、プリズムバラストを備えた
レンズを提供することであり、それにより重力はより厚
いプリズムが底瞼に隣接する中立の位置を探す。プリズ
ムバラストの使用は、円環状曲線とプリズムバラストの
配向軸との間に設定された関係又はオフセットを備えた
レンズを作ることを要求する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の性質のレンズを
製作するための現在の商業的手順において、前面にプリ
ズム並びにレンズの裏面に円環状曲線を形成するために
は精密旋盤を使用するのが共通である。更に、手順は、
個々のレンズの準備において多数の正確な測定と調整を
行う旋盤工の技能と信頼性に相当依存する。例えば、現
在の手順では、原料レンズボタンは、先ず寸法を計り、
次いで基本曲線を切削する旋盤コレットに取り付けられ
る。これに続いて、半径測定器で測定して所望の円環状
円筒を得るまで、ボタンを挟んで締めつけ、次いで締め
つけたボタンを球形に削り、締めつけを解除して円環状
面を作成する。次に、オペレータは、円筒軸を半径測定
器に整列し、ボタンを所望の軸に合わせて印を付け、ジ
オプターのための球形切断及びプリズムバラストのため
の厚板に切ることを前面で実行する場合、最後にボタン
を旋盤コレットから取り外す。ボタンの取り付けと掛止
及び円環軸を形成及び印付けけのためのラディウスコー
プの使用は、旋盤オペレータの役割に正確さを要求する
工程である。工程の各々における変動の蓄積効果は、目
標を外れた軸になり、レンズを不合格品とする。更に、
締めつけ及び締めつけ解除工程中にボタンに加えられた
圧力は、圧力下で殆ど全てをガラス状ポリマーにより示
される避けがたいクリープとなる。従って、別のジオプ
ターと円筒形の変動が導入される。
【0005】レンズ製造会社が数千のレンズになるコン
タクトレンズの在庫を維持し、かつ旋盤オペレータは製
造されるレンズの各型に対して一日中上述の手順を常に
繰り返すによりそのような在庫を維持するフルタイムの
仕事を有することを考慮すると、眼の緊張と疲れは、オ
ペレータの正確さを犠牲にする。上述の全ての因子の結
果、現在の製造手順は、90%から98%の不良率とな
る。
【0006】従来技術は、この所望でない高いスクラッ
プ率を減少するために種々のアプローチを含む。例え
ば、ネーフェの米国特許第4,188,353 号、米国特許第4,
229,390 号及び米国特許第4,239,712 号は旋盤にかける
よりは寧ろコンタクトレンズの基本曲線を成形するの方
法及び装置を開示する。手順は、底部に所望の基本曲線
を有するプラスチック製のコップ状成形型キャビティに
液状モノマーを成形型に注入する工程、このように形成
された基本曲線にレンズ底部を形成するためにモノマー
を重合させる工程、及び次いでレンズボタンを尚残留さ
せたままで成形型をレンズの前面に所望の曲線を機械加
工するための旋盤アーバとして使用する工程とを含む。
寸法決め、締めつけ及び球面への切削の精密工程が旋盤
加工よりは寧ろ成形工程において遂行されるので、手順
は、部分的に旋盤オペレータの仕事量を減らす。しか
し、手順が円環状基本曲線を備えたレンズの製作に適用
されたならば、プリズムバラストの軸に関して円環状軸
を位置決めし、又はそれを配向するためにはどうにもな
らない。旋盤オペレータは、個々のレンズに関して、円
環軸を位置決めし、かつ印を付けるためにやはりラディ
ウスコープを使用し、次いで所望のジオプターとプリズ
ム切削を遂行する前に各レンズに旋盤の調整を必要とす
る。
【0007】クンツラーの米国特許第4,749,530 号は、
外面に1個ないし2個以上のキー溝又はスロットを有す
る中空の半球形基部を含むコップ状の成形型キャビティ
の改変を含む、上述の方法の改良を示唆している。液状
モノマーをコップ状キャビティで重合させて所望の基本
曲線を有するレンズ半完成品を製作した後、レンズ半完
成品を有する成形型は、半球形の位置決めリングを有す
るレンズ作成旋盤に、成形型台部の外面のキー溝が旋盤
の位置決めリングに案内キーに合致するように、配置さ
れる。これにより、レンズに成形型を取り付けたとき、
後部レンズ面曲線の位置を確立する。従って、旋盤の切
削工具を一個の位置に設定し、続く同じようなレンズの
前面を基本曲線軸を再測定し、かつ各レンズに対して切
削工具を再設定すること無く切削できる。しかし、この
アプローチは、異なる円環軸を有するレンズの間で切り
換える場合、旋盤の切削工具を各軸に再設定する必要が
あるので、切削工具オペレータに調整を要求する。異な
るレンズの数が限られているとき、これは有用である
が、大量生産の場合又はオートメーションで操作する生
産ラインが所望の場合、被効率性とオペレータの過誤の
機会を生む。
【0008】
【課題を解決するための手段】本件発明は、円環状基本
曲線レンズ成形型を製作するための方法を提供する。そ
の方法は、全ての円環状基本曲線切削工程、測定工程及
び整合工程が切削オペレータから予備的自動射出成形手
順に移行し、そこではオペレータが何かを決定する必要
はない。
【0009】本発明により、中空の頂部と底部とを有
し、頂部と底部は頂部面に形成された円環状面を有する
分離素子により分離され、また底端面を有するレンズ成
形型アーバを製作するための射出成形方法が提供され
る。前記方法は、 a.前記アーバの横面、頂部縁面及び円環状面を形成す
る射出成形キャビティを準備する工程、 b.前記アーバの底端面に設ける少なくとも1個の整列
手段に補完し合う形状の少なくとも1個の整列手段を形
成した上面を有する回転自在なリング板素子を前記キャ
ビティの底縁面に配置する工程、 c.前記リング板素子を回転し、かつ前記リング板素子
の前記整列手段が前記円環状面の円環軸から設定度数だ
けオフセットしている点に前記リング板素子を掛止する
工程、 d.前記キャビティに樹脂状の成形材料を導入し、かつ
熱と圧力を加えて底端面に円環状面の円環軸から設定度
数のオフセットした整列手段を有するレンズ成形アーバ
を製作する工程を備えている。本発明は、射出成形型本
体の中に調整された回転自在リング機構の使用を含む。
それにより、成形型に形成された円環状曲線の軸から設
定度数オフセットしている点でレンズ成形型にスロット
又は他の整列手段を作る。新たに成形されるレンズを含
む成形型が精密旋盤に取り付けられたとき、旋盤スパッ
ドの永久隆起部とスロットとの合致は、型が切削工具の
位置に関して都度同じ確立された位置で旋盤に座ること
を補償する。円環軸と切削工具の位置との間のオフセッ
トは、既に確立されており、従って旋盤オペレータが切
削工具の計測又は再設置を行う必要はない。円環軸オフ
セットがバッチからバッチで変動したとしても、オフセ
ットは各バッチに対して使用された成形型アーバの中に
存在するので、旋盤工具はレンズの連続するバッチにバ
ラスト及び他の切削を行うための永久的位置に残る。
【0010】本発明の第2態様により、円環状基本曲線
とその前面曲線に相関プリズムを備えた光学レンズを製
作する方法が提供される。その方法は、 a.頂部面に形成された円環状面を有する分離素子によ
り分離された中空の頂部と底部とを有し、また底端面を
有する成形型アーバの横面、頂部縁面及び円環状面を形
成する射出成形キャビティを準備する工程、 b.前記アーバの底端面に設ける少なくとも1個の整列
手段に補完し合う形状の少なくとも1個の整列手段を形
成した上面を有する回転自在なリング板素子を前記キャ
ビティの底縁面に配置する工程、 c.前記リング板素子を回転し、かつ前記リング板素子
の前記整列手段が前記円環状面の円環軸から設定度数だ
けオフセットしている点に前記リング板素子を掛止する
工程、 d.前記キャビティに樹脂状の成形材料を導入し、かつ
熱と圧力を加えて底端面に円環状面の円環軸から設定度
数のオフセットした整列手段を有するレンズ成形アーバ
を製作する工程、 e.前記レンズ成形型アーバの頂部に充填して、前記円
環状面を液状モノマーレンズ材料で覆い、前記材料を重
合して前記アーバの円環状面に対して成形された1個の
仕上げられた基本曲線円環状光学面を備えるレンズボタ
ンを形成する工程、 f.精密旋盤に前記レンズボタンを有する前記アーバを
取り付け、前記アーバの底縁部の整列手段を前記旋盤の
対応する整列手段と合致させる工程、及び g.前記レンズボタンの前面を機械加工して前記レンズ
の円環軸から設定度数オフセットしたプリズムを与える
工程とを備えている。
【0011】本発明の第3態様は、中空の頂部と底部と
を有し、頂部と底部は頂部面に形成された円環状面を有
する分離素子により分離された、レンズ成形型アーバを
製作するための射出成形装置を提供する。前記装置は、 a.前記アーバの外部横面を形成するような形状の内部
開口を有する射出成形型本体と、 b.前記型本体の前記内部開口の底部に挿入された第1
コアピンと、 c.円環状レンズ曲線のプラス部を底端部に有する円環
状コアピンと、 d.前記型本体の上部の対応する整列手段と合致して前
記円環コアピンの円環軸は静止位置に維持されるように
前記円環コアピンに形成された整列手段と、 e.前記アーバの底端面を構成するために前記型本体に
挿入された回転自在なリング板と、 f.前記リング板の整列手段が前記円環コアピンの円環
軸から設定度数オフセットしている点にくるよう前記回
転自在なリング板を回転して掛止するための手段と、及
び g.樹脂状成形材料を前記キャビティに導入し、熱と圧
力を加えて前記レンズ成形型アーバを形成する手段とを
備え、前記コアピンの外面は前記型本体の内部開口の面
から離隔して前記アーバの下部の形状を有する曲線を構
成し、前記円環状コアピンは、前記型本体の前記内部開
口の上部部分に挿入され、かつ前記型本体の外部横面を
有して前記アーバの上部の形状を有するキャビティを作
り、かつ前記円環コアピンの円環状下端部は、前記第1
コアピンの上端部から離隔して前記アーバの上部と下部
を分離する前記分離素子の形状を有するキャビティを作
り、前記回転自在なリング板の上面には、前記アーバの
底端面に設ける少なくとも1個の整列手段に補完し合う
形状の少なくとも1個の整列手段を有するものとしたこ
とを特徴とするレンズ成形型アーバを製作するための射
出成形装置である。
【0012】本発明の第4態様は、分離素子により分離
された中空頂部と底部を有する、レンズ成形型アーバを
製作するための射出成形装置を提供する。前記射出成形
装置は、 a. 内部開口を有し、リング板座として機能する第1型
本体板と、 b. 第1型本体板の上に位置し、前記第1型本体板の開
口とぴったり合う内部開口を有する第2型本体板と、 c. 前記第1型本体板の開口に挿入された第1コアピン
と、 d. 第2型本体板の上に位置し、前記第2型本体板の開
口とぴったり合う内部開口を有する第3型本体板と、 e. プラス部の円環状レンズ曲線を底端面に有する円環
状コアピンと、 f. 前記第3型本体板の対応する整列スロットと合致し
て、前記円環状ピンの円環軸を静止した位置に維持する
ために、前記円環状ピンに形成された少なくとも1個の
整列隆起部と、 g. 前記アーバの底端面を形成するために前記第1型本
体板に挿入される回転自在なリング板と、 h. 前記リング板の前記隆起部が前記円環状ピンの円環
軸から設定度数オフセットしている点に前記回転自在リ
ング板を回転し、かつ掛止する手段と、 i. 樹脂状成形材料を前記キャビティに導入し、かつ熱
と圧力を加えて前記レンズ成形型アーバを製作する手段
とを備え、前記第2型本体板の開口の横面は、前記アー
バの底部の外部横面を形成する形状とし、前記第1コア
ピンの外面は前記第2型本体板の開口の横面から離隔し
て前記アーバの下部の形状を有するキャビティを与え、
前記第3型本体板の開口の横面は、前記アーバの頂部の
外部横面を形成する形状とし、前記円環状コアピンは、
前記第3型本体板の前記内部開口の上部に挿入され、前
記第3型本体板の内部横面から離隔した外部横面を有し
て、前記アーバの上部の形状を有するキャビティを作
り、かつ前記円環状ピンの円環状下部は前記第1コアピ
ンの上端から離隔して前記アーバの上部及び下部を分離
する前記分離素子の形状を有するキャビティを作り、前
記回転自在リング板は、前記アーバの底端面の整列スロ
ットを形成するために少なくとも1個の隆起部を上面に
有する。
【0013】
【実施例】本発明に係る方法及び装置により製作される
円環状レンズ成形型アーバは図1から図4に図示されて
いる。アーバは、分離部材12により分離された中空頂
部10と中空底部11から基本的には構成されている。
頂部10は、光学レンズ半完成品13を成形し、養生す
るコップ状容器を備えている。中空底部11は、旋盤取
り付け部材として機能し、かつ旋盤スッパドのマッチン
グテーパと合致するようにされた内面を有する精密なテ
ーパを有する。
【0014】精密円環状基本曲線15は、分離部材12
の上面のコップ10の底に形成されている。コップ10
の底の円環状曲線15は、レンズボタンの成形の前に、
円環軸の位置を示す線A−A’を備えた図3の頂部から
見える。整列スロット16は、旋盤取り付け部材11の
底縁部17に形成される。図4に示すように、整列スロ
ット16は、底縁部17の周縁の回りに所望の位置に配
置されて、それらを通る線B−B’軸は、図3に示す円
環軸A−A’に関して所望の又は設定オフセットを形成
することができる。成形型アーバは、レンズボタンの目
標中心厚さを計算する基線高さを決定するために、旋盤
のLVDTと協働する段部18を有している。
【0015】図1から図4に示す円環状成形型アーバ
は、正確な円環状基本曲線とほぼ平坦な前面を有するレ
ンズボタンの製作に使用される。それは、ボタンが型内
に残留している間に、所望の前部のジオプターとプリズ
ム曲線の旋盤切削に取りかかれる状態にある。レンズボ
タンの製作は、適当な重合触媒を含む液体モノマー材料
をコップ状型10に充填することにより開始される。注
入液体は、常用のモノマー及びその混合体のいずれかで
ある。それらは、アクリルエステル、親水性モノマー及
び疏水性モノマー混合体、シリコーンエラストマー、セ
ルロースエステル、及び類似のもの等の、硬質又は軟質
レンズの製作のために従来既知のものである。レンズを
形成する材料と触媒をコップ状型10に充填した後、重
合が開始され、適当な既知の養生条件の下で完成され
る。既知の養生条件は、炉内の養生又は紫外線及びマイ
クロ波を含む放射等の他の技術の使用及び浴と水及びシ
リコーン油等の熱媒との使用を含む。
【0016】レンズ半完成品の養生と安定化の後、まだ
そこに残留するレンズボタンと共に円環状成形型アーバ
は、次いで前面を切削するために精密旋盤に取り付けら
れる。図5に示すように、アーバは、その内部テーパ面
14が旋盤スパッドの外部テーパ面19と合致するよう
に、かつアーバ部11の底縁部17の整列スロット16
は、旋盤の整列リング21の整列ラグ20と合致するよ
うに取り付けられる。
【0017】図5のように取り付けられたアーバで、レ
ンズ半完成品の前面は、旋盤切削工具(図示しない)に
より機械加工されて前部光学面を作る工程において、レ
ンズ半完成品13はレンズコップ状型10により強固に
保持されて、レンズ半完成品とプラスチック製のレンズ
コップ状型の側壁は、同時に切削される。本発明により
製作される成形型アーバの特徴は、円環軸のためレンズ
を測定することも、及び円環軸とプリズムカットとの間
の所望のオフセット得るために旋盤工具を再設定するも
必要ないことである。旋盤工具は、円環軸に関するかぎ
り、所望オフセット角度にかかわらず、固定された位置
に止まる。それは、オフセット角度が、成形型アーバ自
体の射出成形製作において整列スロット16の先の位置
により予め設定されるからである。従って、円環状の特
徴に関して誤りをしがちな全ての旋盤オペレータ手順
は、オペレータからオペレータの技量及び疲労が関係し
ない精密射出成形製作に移行される。本発明の精密射出
成形方法と装置は以下に説明される。
【0018】図6は、射出成形装置の図解的断面図であ
る。図示の装置に限定されないが、本発明の好適実施例
は、射出成形型本体は、板又はカートリッジの組立体で
あって、それはフレームに挿入され、かつ一緒に掛止さ
れて所望の型キャビティ22を形成する。図示のよう
に、装置は、ベースプレート23と、そのすぐ上にその
横面が25にある内部開口を備える第1型本体板24を
有する。板24は、回転自在リング板26のための座と
して機能し、回転自在リング板26は板24の肩部28
に座るフランジ27を有する。その横内面が30にある
内部開口を備える第2型本体板29が第1型本体板24
の頂部に位置する。第2型本体板29の内部開口は、第
1型本体板24の内部開口にぴったり合い、板29の横
内面30は、キャビティ22に形成されるアーバの底部
の外部横面を形成するような形状になっている。
【0019】第1コアピン31は、第1型本体板24と
第2型本体板29の内部開口の中に位置し、コアピン3
1の外面32は、第1型本体板29の横内面30から離
隔してキャビティ22の下部の形状を作る。所望なら
ば、コアピン31は、ピンが永久的に変化しない外部形
状を有し、かつ1個のバッチから別の1個のバッチに変
更される必要がないので、ベース23に固定することも
できる。
【0020】その横内面が34にある内部開口を備える
第3型本体板33が第2型本体板29の頂部に位置す
る。第3型本体板33の内部開口は、第1型本体板24
と第2型本体板29の内部開口にぴったり合い、板33
の横内面34は、キャビティ22に形成されるアーバの
頂部、コップ状部の外部横面を形成するような形状にな
っている。板33は、図7に示すように、円環コアピン
の整列ラグと合致するためのタイミングスロット35を
有する。
【0021】底縁部37の円環状レンズ曲線のプラス部
を有する円環コアピン36は、第3型本体板33の内部
開口に挿入されるようにされている。コアピン36は、
下部でその点での第3型本体板33の内部開口の直径よ
り僅かに小さい直径を有して、コアピン36の外部横内
面は、板33の内部横面34から離隔して、キャビティ
22の頂部、コップ状部の形状を作る。円環コアピン3
6は第3型本体板33の肩部39に当接するフランジ3
8を有して、コアピン36の円環下端部37は、第1コ
アピン31の上端部40から離隔してキャビティ22に
形成されるアーバの上部と下部とを分離する分離部材の
形状を有するキャビティを作る。円環ピン36には、第
3型本体板33のタイミングスロット35と合致するよ
うにされたタイミング又は整列ラグ又は隆起部41が設
けてあって、射出成形型の位置決めのためのピン軸に円
環状基本曲線軸の位置決めを行う。
【0022】円環コアピン36は、ニッケル又はニッケ
ル合金等の金属又は他の適当な永久的材料で作られ、凹
面の円環状端面37を有する。円環状面は、例えば磨き
仕上げ工程がその後に来る旋盤機械加工工程、電鋳工
程、又は磨き仕上げ工程がその後に来るエレクトロディ
スチャージ機械加工工程を含む、既知の製造手順により
製造される。かかる製作手順のいずれかで必須のもの
は、ピンの底端部に作られた凹曲線の円環軸がコアピン
のタイミングラグ又は隆起部41と正確に整列している
ことである。コアピン36の底端部を示す図8にあるよ
うに、円環軸C−C’は、ラグ41に対して変化のない
関係で整列していなければならない。それにより、円環
ピンが型本体板33の開口に挿入されたとき、凹面37
の円環軸は常に同じ方向に整列する。
【0023】先に述べたように、射出成形型本体はフレ
ームに挿入され、かつ一緒に掛止されて所望の型キャビ
ティ22を形成する板又はカートリッヂの組立体であ
る。図7の型本体板33の場合に示すように、型本体板
24、29及び33の各々は、線42に沿って分離され
た2個の部品で構成され、各板の半分は、対向する方向
からフレームに挿入されて所望の内部キャビティを提供
する。
【0024】回転自在リング板26の上面には、本発明
の必須の特徴を構成し、成形型アーバの底端部17に設
ける整列手段に補完し合う形状の整列手段を設ける。図
6に示し、かつ図9から図11の実施例では、リング板
26は、管状本体部43、フランジ27及び円筒形型部
44で構成されている。フランジ27は、第1型本体板
24の肩部28に着座するようにされており、リング板
26の開口は、第1コアピン31の回りに嵌まるように
されている。円筒形肩部44の頂部面45は、キャビテ
ィ22に形成されるべき、成形型の底端部17に設ける
整列手段に補完し合う形状の整列手段形成ラグ46は、
円筒形肩部44の頂部面45に設け、かつこれらのラグ
は、キャビティ22に突出し、かつ成形型アーバの仕上
げ形状の底端部17の整列手段である整列スロット16
に対応する。
【0025】一連の位置決め孔47は、フランジ27の
底周縁に回りに位置し、フランジの回り180°にわた
り延在している。これらの孔は、指示された位置で型本
体板24に固定された位置決めピン48と合致するよう
にされている。フランジ27の上面は、フランジの底部
の位置決め孔の位置に対応す較正標49を保持する。
【0026】射出成形型本体を組み立てるとき、回転自
在リング板26の座として機能する第1型本体板24
は、ベースプレート23の頂部でコアピン31に上に位
置される。成形オペレータは、円環軸がプリズムバラス
トの配向軸からオフセットさせる度数を指定している規
定を読み、第1型本体板24に適所に回転自在リング板
26を落下させる。これにより、指定された度数に対応
する孔47は、位置決めピン48と合致する。好適に
は、リング板26は、セットスクリュウ50とそれに対
応するスロット51の使用により適所に掛止される。こ
れに続いて、第2型本体板29と第3型本体板33は射
出成形フレームに挿入され、最終的に円環コアピン36
は、適所に配置され、タイミングラグ41は、タイミン
グスロット35と合致する。本発明の特徴は、タイミン
グスロット35と位置決めピン48が相互に正確な関係
で永久的に射出成形型本体に固定され、回転自在リング
板26が所望の円環軸オフセットに対応する孔47に係
合する位置決めピン48と共に着座することである。更
に、成形型アーバの底縁部のスロット16は、円環軸と
成形型アーバに製作されたレンズのプリズム配向軸との
間のオフセットの設定度数を常に与えることである。
【0027】射出成形型は上述のように組み立てられ、
ポリイミド、ポリカーボネート、ポリメチルペンテン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、又は他の成形材料は、
射出手段(図示しない)を介してキャビティ22に導入
され、標準の射出成形技術を使用して必要な熱と圧力を
加え、所望の成形型アーバを作成する。適宜な冷却と、
安定化の後、アーバはモノマーを充填し、養生して先に
述べた方法でレンズボタンを作れる状態となる。
【0028】
【発明の効果】本発明により製作された成形型アーバを
使用した円環状基本曲線コンタクトレンズの製作は、現
行の商業的手順に比較して、多数の利点と効率を与え
る。製作工程の数は、顕著に減少する。円環状基本曲線
レンズを製作するための現行手順に含まれた旋盤オペレ
ータ依存型決定の全てが、射出成形段階に移行され、そ
こでは基本曲線と軸オフセットがオペレータ調整よりは
寧ろ射出成形装置自身により永久的に確立される。締め
つけられた状態のレンズポリマーのプラスチック流れに
より導入された過誤は避けられる。裏面及び前面曲線を
切削し、磨き、測定し、及び旋盤工具を設定し、再設定
する過程で旋盤オペレータの眼の緊張と疲労により生じ
た高い不良品発生率は、排除される。旋盤工具は、例え
円環軸オフセットがバッチからバッチへ変化したとして
も、レンズの連続するバッチでバラスト及び他の切削を
行うための永久的位置に留まる。それは、オフセットが
各バッチに対して使用された成形型アーバに形成される
からである。スクラップ率は、現行の90−98%から
只の約50%に減少する。
【0029】本発明の好適実施例を詳細に記載したが、
本発明の要旨から逸脱しない範囲で改変が可能である。
例えば、成形型アーバを図12に示す形状に作ることが
できる。これでは、中空底部11Aは、旋盤スパッド5
3の上のコップ52と合致するために、外面に旋盤取り
付けテーパを設けている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円環状成形型アドレスの下縁部に
整列スロットを示す斜視図である。
【図2】図1の2−2の線に沿った、アーバの長手方向
断面図である。
【図3】線A−A’に沿って整列した円環状曲線を有す
る、コップ状容器の底部を示す、アーバの平面図であ
る。
【図4】アーバの底面図で、底縁部の整列スロットを示
している。
【図5】スパッドに取り付けられた円環状成形型アーバ
を有する精密旋盤の長手方向断面図である。
【図6】本発明に係る射出成形装置の長手方向断面図で
ある。
【図7】適所に円環コアピンを有する、射出成形装置の
平面図で、コアピンと射出型本体とを整列させるタイミ
ングピンを示している。
【図8】円環コアピンの底面図で、底端部の円環軸及び
タイミングピンに対するその関係を示している。
【図9】射出成形装置のベースプレートの所定の位置に
落下寸前の回転自在リング板の拡大分解図である。
【図10】回転自在リング板の斜視底面図で、割り出し
位置孔を示す。
【図11】回転自在リング板の斜視平面図で、成形型ア
ーバの底縁部に整列スロットを形成するための上縁部の
肩部を示す。
【図12】外側に旋盤取り付けテーパを有している、成
形型アーバの別の実施例の長手方向断面図である。
【符号の説明】
10 コップ状型 11 アーバ部 13 半完成品 14 内部テーパ面 15 スロット 16 整列スロット 20 整列ラグ 21 整列リング 22 型キャビティ 23 ベースプレート 24 第1型本体板 26 回転自在リング板 27,38 フランジ 29 第2型本体板 31 第1コアピン 33 第3型本体板 35 タイミングスロット 36 円環コアピン 37 円環状端面 41 隆起部 43 管状本体部 44 円筒形型部 45 頂部面 46 整列手段形成ラグ 47 位置決め孔 48 位置決めピン 49 較正標 50 セットスクリュウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−114401(JP,A) 特開 昭50−151966(JP,A) 特開 昭52−117647(JP,A) 欧州特許出願公開325673(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 33/00 - 33/76

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の頂部(10)と底部(11)とを
    有し、頂部と底部は頂部面に形成された円環状面(1
    5)を有する分離素子(12)により分離され、また底
    端面を有するレンズ成形型アーバを製作するための射出
    成形方法において、 a.前記アーバの横面、頂部縁面及び円環状面を形成す
    る射出成形キャビティ(22)を準備する工程、 b.前記アーバの前記底端面(17)に設ける少なくと
    も1個の整列手段に補完し合う形状の少なくとも1個の
    整列手段を形成した上面を有する回転自在なリング板
    (26)を前記キャビティ(22)の底縁面に配置する
    工程、 c.前記リング板素子を回転し、かつ前記リング板素子
    の前記整列手段が前記円環状面の円環軸から設定度数だ
    けオフセットしている点に前記リング板素子を掛止する
    工程、 d.前記キャビティに樹脂状の成形材料を導入し、かつ
    熱と圧力を加えて底端面に円環状面の円環軸から設定度
    数のオフセットした整列手段を有するレンズ成形アーバ
    を製作する工程、からなる射出成形方法。
  2. 【請求項2】 前記回転自在なリング板(26)の上面
    の整列手段のマイナス部をラグ(46)とし、これに対
    応する前記アーバの底端面(17)の整列手段のプラス
    部をスロット(16)とした請求項1に記載の射出成形
    方法。
  3. 【請求項3】 円環状基本曲線とその前面曲線に相関プ
    リズムを備えた光学レンズを製作する方法において、 a.頂部面に形成された円環状面を有する分離素子(1
    2)により分離された中空の頂部(10)と底部(1
    1)とを有し、また底端面を有する成形型アーバの横
    面、頂部縁面及び円環状面(15)を形成する射出成形
    キャビティ(22)を準備する工程、 b.前記アーバの底端面(17)に設ける少なくとも1
    個の整列手段に補完し合う形状の少なくとも1個の整列
    手段を形成した上面を有する回転自在なリング板素子
    (26)を前記キャビティ(22)の底縁面に配置する
    工程、 c.前記リング板素子を回転し、かつ前記リング板素子
    の前記整列手段が前記円環状面の円環軸から設定度数だ
    けオフセットしている点に前記リング板素子を掛止する
    工程、 d.前記キャビティに樹脂状の成形材料を導入し、かつ
    熱と圧力を加えて底端面に円環状面の円環軸から設定度
    数のオフセットした整列手段を有するレンズ成形アーバ
    を製作する工程、 e.前記レンズ成形型アーバの頂部に充填して、前記円
    環状面を液状モノマーレンズ材料で覆い、前記材料を重
    合して前記アーバの円環状面に対して成形された1個の
    仕上げられた基本曲線円環状光学面を備えるレンズボタ
    ン(13)を形成する工程、 f.精密旋盤に前記レンズボタンを有する前記アーバを
    取り付け、前記アーバの底縁部の整列手段を前記旋盤の
    対応する整列手段と合致させる工程、及び g.前記レンズボタンの前面を機械加工して前記レンズ
    の円環軸から設定度数オフセットしたプリズムを与える
    工程とからなる、円環状基本曲線とその前面曲線に相関
    プリズムを備えた光学レンズを製作する方法。
  4. 【請求項4】 レンズ成形型アーバを製作するための射
    出成形装置であって、前記アーバは、中空の頂部(1
    0)と底部(11)とを有し、頂部と底部は頂部面に形
    成された円環状面(15)を有する分離素子(12)に
    より分離され、前記装置は、 a.前記アーバの外部横面を形成するような形状の内部
    開口を有する射出成形型本体(24,29,33)と、 b.前記型本体の前記内部開口の底部に挿入された第1
    コアピン(31)と、 c.円環状レンズ曲線のプラス部を底端部に有する円環
    状コアピン(36)と、 d.前記型本体の上部の対応する整列手段(35)と合
    致して前記円環コアピンの円環軸は静止位置に維持され
    るように前記円環コアピンに形成された整列手段(4
    1)と、 e.前記アーバの底端面(17)を構成するために前記
    型本体に挿入された回転自在なリング板(26)と、 f.前記リング板の前記整列手段が前記円環コアピンの
    円環軸から設定度数オフセットしている点にくるよう前
    記回転自在なリング板を回転して掛止するための手段
    (50)と、及び g.樹脂状成形材料を前記キャビティに導入し、熱と圧
    力を加えて前記レンズ成形型アーバを形成する手段とを
    備え、 前記コアピンの外面は前記型本体の内部開口の
    面から離隔して前記アーバの下部の形状を有する曲線を
    構成し、前記円環状コアピンは、前記型本体の前記内部
    開口の上部部分に挿入され、かつ前記型本体の外部横面
    を有して前記アーバの上部の形状を有するキャビティを
    作り、かつ前記円環コアピンの円環状下端部は、前記第
    1コアピンの上端部から離隔して前記アーバの上部と下
    部を分離する前記分離素子の形状を有するキャビティを
    作り、前記回転自在なリング板の上面には、前記アーバ
    の底端面に設ける少なくとも1個の整列手段に補完し合
    う形状の少なくとも1個の整列手段を有するものとした
    ことを特徴とするレンズ成形型アーバを製作するための
    射出成形装置。
  5. 【請求項5】 前記回転リング板には、少なくともその
    周囲の部分の回りに一連の離隔した孔が設けてあり、前
    記孔は前記型本体に固定されたピンと合致するようにさ
    れた請求項4に記載の射出成形装置。
  6. 【請求項6】 前記回転リング板の上面の整列手段は隆
    起部であって、それにより前記アーバの底端面の整列手
    段がスロットになる、請求項4又は5に記載の射出成形
    装置。
  7. 【請求項7】 レンズ成形型アーバを製作するための射
    出成形装置であって、前記アーバは分離素子により分離
    された中空頂部と底部を有し、前記射出成形装置は、 a. 内部開口を有し、リング板座として機能する第1型
    本体板(24)と、 b. 第1型本体板(24)の上に位置し、前記第1型本
    体板の開口とぴったり合う内部開口を有する第2型本体
    板(29)と、 c. 前記第1型本体板の開口に挿入された第1コアピン
    (31)と、 d. 前記第2型本体板(29)の上に位置し、前記第2
    型本体板の開口とぴったり合う内部開口を有する第3型
    本体板(33)と、 e. プラス部の円環状レンズ曲線を底端面に有する円環
    状コアピン(36)と、 f. 前記第3型本体板の対応する整列スロット(35)
    と合致して、前記円環状ピンの円環軸を静止した位置に
    維持するために、前記円環状ピンに形成された少なくと
    も1個の整列隆起部(41)と、 g. 前記アーバの底端面を形成するために前記第1型本
    体板に挿入される回転自在なリング板(26)と、 h. 前記リング板の前記隆起部が前記円環状ピンの円環
    軸から設定度数オフセットしている点に前記回転自在リ
    ング板を回転し、かつ掛止する手段(50)と、 i. 樹脂状成形材料を前記キャビティに導入し、かつ熱
    と圧力を加えて前記レンズ成形型アーバを製作する手段
    とを備え、 前記第2型本体板の開口の横面は、前記アーバの底部の
    外部横面を形成する形状とし、前記第1コアピン(3
    1)の外面は前記第2型本体板の開口の横面から離隔し
    て前記アーバの下部の形状を有するキャビティを与え、
    前記第3型本体板の開口の横面は、前記アーバの頂部の
    外部横面を形成する形状とし、前記円環状コアピン(3
    6)は、前記第3型本体板の前記内部開口の上部に挿入
    され、前記第3型本体板の内部横面から離隔した外部横
    面を有して、前記アーバの上部の形状を有するキャビテ
    ィを作り、かつ前記円環状コアピン(36)の円環状下
    部は前記第1コアピン(31)の上端から離隔して前記
    アーバの上部及び下部を分離する前記分離素子(12)
    の形状を有するキャビティを作り、前記回転自在リング
    板(26)は、前記アーバの底端面(17)の整列スロ
    ット(16)を形成するために少なくとも1個のラグ部
    (46)を上面に有することを特徴とする射出成形装
    置。
  8. 【請求項8】 前記回転リング板には、少なくともその
    周囲の部分の回りに一連の離隔した孔が設けてあり、前
    記孔は前記第1型本体板に固定されたピンと合致するよ
    うにされた請求項7に記載の射出成形装置。
  9. 【請求項9】 前記第1型本体板と第2型本体板と第3
    型本体板は、組立られ、かつ適所に掛止される多数のセ
    クションから構成されて単一の型本体を作る、請求項8
    に記載の射出成形装置。
JP31695991A 1990-11-30 1991-11-29 円環状レンズ成形型アーバ Expired - Fee Related JP3179539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/621449 1990-11-30
US07/621,449 US5110278A (en) 1990-11-30 1990-11-30 Injection molding apparatus for producing a toric lens casting mold arbor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04301424A JPH04301424A (ja) 1992-10-26
JP3179539B2 true JP3179539B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=24490223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31695991A Expired - Fee Related JP3179539B2 (ja) 1990-11-30 1991-11-29 円環状レンズ成形型アーバ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5110278A (ja)
EP (1) EP0488626B1 (ja)
JP (1) JP3179539B2 (ja)
AU (1) AU636804B2 (ja)
CA (1) CA2056305A1 (ja)
DE (1) DE69116658T2 (ja)
ES (1) ES2082943T3 (ja)

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE163593T1 (de) * 1992-09-29 1998-03-15 Bausch & Lomb Verfahren zum herstellen von plastikformen und verfahren zum giessen von kontaktlinsen
US5269105A (en) * 1992-09-29 1993-12-14 Bausch & Lomb Incorporated Method of generating a toric surface on a molding tool
WO1995020483A1 (en) * 1994-01-31 1995-08-03 Bausch & Lomb Incorporated Method of cast molding toric contact lenses
US5733585A (en) * 1996-09-06 1998-03-31 Bausch & Lomb Incorporated Apparatus for rotationally aligning a feature of an optical tool with a gate in an injection molding apparatus
US5972251A (en) * 1996-10-16 1999-10-26 Bausch & Lomb Incorporated Method for blocking a contact lens button
US5779529A (en) * 1996-11-25 1998-07-14 Bizer Industries Thermoplastic optical lap with reinforced webbing
BR9810501A (pt) * 1997-06-30 2000-09-05 Bausch & Lomb Método e aparelho para moldar por injeção superfìcies de lente de contato rotacionalmente assimétricas
AR013512A1 (es) 1997-09-24 2000-12-27 Novartis Ag Metodo para fabricar una lente de contacto astigmatica
AU737389B2 (en) 1998-01-16 2001-08-16 Bausch & Lomb Incorporated Toric axis alignment machine and method
JPH11258553A (ja) * 1998-03-09 1999-09-24 Menicon Co Ltd プリズムバラスト型コンタクトレンズ及びその製造方法並びにそれに用いられるモールド型
USD458023S1 (en) 1999-10-13 2002-06-04 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Contact lens container
US6368522B1 (en) 2000-01-03 2002-04-09 Johnson & Johnson Vision Care, Inc. Mold for forming a contact lens and method of preventing formation of small strands of contact lens material during contact lens manufacture
US6555029B1 (en) 2000-06-27 2003-04-29 Bausch & Lomb Incorporated Arbor for lathing a lens
US6773107B2 (en) * 2000-08-17 2004-08-10 Novartis Ag Soft translating contact lens for presbyopia
US6673283B2 (en) * 2002-01-30 2004-01-06 Empire Level Mfg. Corp. Method for optical control of an adjustable core pin for vial molding
US20030164565A1 (en) * 2002-03-04 2003-09-04 O'brien Keith T. Method of fabricating an injection mold insert for molding lens molds
US10340424B2 (en) 2002-08-30 2019-07-02 GE Lighting Solutions, LLC Light emitting diode component
KR20110118848A (ko) * 2002-09-19 2011-11-01 크리 인코포레이티드 경사 측벽을 포함하고 인광물질이 코팅된 발광 다이오드, 및 그의 제조방법
US20050104072A1 (en) 2003-08-14 2005-05-19 Slater David B.Jr. Localized annealing of metal-silicon carbide ohmic contacts and devices so formed
US7183587B2 (en) * 2003-09-09 2007-02-27 Cree, Inc. Solid metal block mounting substrates for semiconductor light emitting devices
US7029935B2 (en) * 2003-09-09 2006-04-18 Cree, Inc. Transmissive optical elements including transparent plastic shell having a phosphor dispersed therein, and methods of fabricating same
DE102004051744A1 (de) * 2004-10-23 2006-04-27 Otto Männer Innovation GmbH Vorrichtung zum Herstellen eines rohrförmigen Körpers
US20060097385A1 (en) * 2004-10-25 2006-05-11 Negley Gerald H Solid metal block semiconductor light emitting device mounting substrates and packages including cavities and heat sinks, and methods of packaging same
US7322732B2 (en) 2004-12-23 2008-01-29 Cree, Inc. Light emitting diode arrays for direct backlighting of liquid crystal displays
US20060145369A1 (en) * 2004-12-30 2006-07-06 Lawton Bruce E Non-optical multi-piece core assembly for rapid tool change
US7585167B2 (en) * 2004-12-30 2009-09-08 Bausch + Lomb Incorporated Core locking assembly and method for orientation of asymmetric tooling
US7304694B2 (en) * 2005-01-12 2007-12-04 Cree, Inc. Solid colloidal dispersions for backlighting of liquid crystal displays
BRPI0620397A2 (pt) 2005-12-22 2011-11-16 Cree Led Lighting Solutions dispositivo de iluminação
CN1990207B (zh) * 2005-12-30 2010-12-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 一种模具装置
JP4758772B2 (ja) * 2006-01-19 2011-08-31 富士フイルム株式会社 成形用金型および成形方法
US8441179B2 (en) 2006-01-20 2013-05-14 Cree, Inc. Lighting devices having remote lumiphors that are excited by lumiphor-converted semiconductor excitation sources
EP2002488A4 (en) * 2006-01-20 2012-05-30 Cree Inc DISTRIBUTION OF SPECTRAL CONTENT IN SOLID PHYSICIANS BY SPATIAL SEPARATION OF LUMIPHORIDE FILMS
JP5196338B2 (ja) * 2006-03-09 2013-05-15 富士フイルム株式会社 光学部品の成形型、及びその成形方法
EP2027412B1 (en) * 2006-05-23 2018-07-04 Cree, Inc. Lighting device
CN101468870A (zh) * 2007-12-29 2009-07-01 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 模造玻璃镜片的模具及模造玻璃镜片的方法
CN101602238B (zh) * 2008-06-10 2012-08-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 模仁及其加工方法
US8593040B2 (en) 2009-10-02 2013-11-26 Ge Lighting Solutions Llc LED lamp with surface area enhancing fins
US8466611B2 (en) 2009-12-14 2013-06-18 Cree, Inc. Lighting device with shaped remote phosphor
US8772817B2 (en) 2010-12-22 2014-07-08 Cree, Inc. Electronic device submounts including substrates with thermally conductive vias
US9500355B2 (en) 2012-05-04 2016-11-22 GE Lighting Solutions, LLC Lamp with light emitting elements surrounding active cooling device
WO2014207443A1 (en) 2013-06-26 2014-12-31 Coopervision International Holding Company, Lp Methods of manufacturing and apparatus useful in manufacturing toric contact lenses
EP3294538B1 (en) 2015-05-13 2020-02-19 Bausch & Lomb Incorporated Cast molding toric contact lenses
CN107186550B (zh) * 2017-06-22 2018-03-13 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种弯曲狭缝的加工方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4197266A (en) * 1974-05-06 1980-04-08 Bausch & Lomb Incorporated Method for forming optical lenses
US4208364A (en) * 1976-03-24 1980-06-17 Shepherd Thomas H Process for the production of contact lenses
FR2366103A1 (fr) * 1976-05-18 1978-04-28 Essilor Int Bloc de montage d'une lentille sur une machine a deborder et biseauter les lentilles ophtalmiques
US4202848A (en) * 1977-05-25 1980-05-13 Neefe Charles W Method of making bifocal contact lenses
US4239712A (en) * 1977-05-25 1980-12-16 Neefe Optical Laboratory Method of making bifocal contact lenses
US4188353A (en) * 1977-05-25 1980-02-12 Neefe Charles W Method of making aspheric lenses
US4155962A (en) * 1977-05-25 1979-05-22 Neefe Optical Laboratory, Inc. Method of removing molded lenses from the mold
US4229390A (en) * 1979-07-16 1980-10-21 Neefe Charles W Method of making cast aspheric lenses
US4441795A (en) * 1980-03-24 1984-04-10 Camelot Industries Corporation Molded multifocal lens and mold assembly
GB2084493B (en) * 1980-10-03 1984-03-07 Duff Gordon Method and apparatus for blocking lenses during grinding and polishing operations
JPS5995118A (ja) * 1982-11-22 1984-06-01 Toyo Contact Lens Co Ltd 軟質材料製のコンタクトレンズの製造法
US4647261A (en) * 1983-09-19 1987-03-03 International Hydron Corporation Cutting device and method for the precision trimming of the edge of a cast lens
AU577315B2 (en) * 1983-09-27 1988-09-22 Barnes-Hind Inc. Lens mould and moulding
US4854089A (en) * 1985-04-05 1989-08-08 Sola U.S.A. Inc. Method of making a rigid gas permeable bifocal contact lens
US4686798A (en) * 1985-06-21 1987-08-18 Sola U.S.A. Inc. Optical blank carrier for lathing lenses and process therefor
US4749530A (en) * 1986-11-12 1988-06-07 Kunzler Wilhelm F Mold for and method of making contact and intraocular lenses

Also Published As

Publication number Publication date
EP0488626A2 (en) 1992-06-03
DE69116658T2 (de) 1996-09-19
EP0488626B1 (en) 1996-01-24
CA2056305A1 (en) 1992-05-31
AU636804B2 (en) 1993-05-06
AU8813091A (en) 1992-06-04
US5110278A (en) 1992-05-05
EP0488626A3 (en) 1992-08-12
JPH04301424A (ja) 1992-10-26
DE69116658D1 (de) 1996-03-07
ES2082943T3 (es) 1996-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3179539B2 (ja) 円環状レンズ成形型アーバ
US5951934A (en) Method of making plastic molds
EP1248702B1 (en) Method for cast molding toric contact lenses
JP2842945B2 (ja) トーリックコンタクトレンズの注型成形法
EP0993364B1 (en) Injection molding process for rotationally asymmetric contact lens surfaces
US4921205A (en) Lens mold assembly
US4749530A (en) Mold for and method of making contact and intraocular lenses
CN103978593A (zh) 用于形成眼科装置的铸杯组件
JPH11258553A (ja) プリズムバラスト型コンタクトレンズ及びその製造方法並びにそれに用いられるモールド型
EP0377020A1 (en) Method and apparatus for manufacturing disposable optical molds
US5269105A (en) Method of generating a toric surface on a molding tool
US3331102A (en) Production of ophthalmic lenses of moulded thermosetting resin
US4940205A (en) Duplex lens
US11207854B2 (en) Method for manufacturing toric contact lenses
CA1281863C (en) Mold for and method of making contact and intraocular lenses

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees