JP3179435U - 養生板 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別な機器を要することなく簡易に連結することが可能で、かつ、連結部の耐久性が高い養生板を提供する。
【解決手段】板状の本体部2と、軸心が横向きとなるように本体部2の端面に配置された筒状部3とを備える養生板1であって、連続して複数敷き並べるとともに、隣り合う養生板1の筒状部3に跨って同一の棒状部材4を挿通させることにより連結する。本体部2が台形の養生板1を使用すれば、曲線状に配置することができる。
【選択図】図1
【解決手段】板状の本体部2と、軸心が横向きとなるように本体部2の端面に配置された筒状部3とを備える養生板1であって、連続して複数敷き並べるとともに、隣り合う養生板1の筒状部3に跨って同一の棒状部材4を挿通させることにより連結する。本体部2が台形の養生板1を使用すれば、曲線状に配置することができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、走行路等の表面を養生するための養生板に関する。
建設現場等の作業現場内において、車両走行路に敷鉄板を敷き並べることにより、路面を養生する場合がある。
ところが、単に敷き並べられただけの敷鉄板は、車両や重機の走行により位置がずれてしまう。
そのため、並設された敷鉄板同士を連結することで、全体の重量を増加させるとともに、全体の摩擦抵抗を増加させて、敷鉄板と地面とのズレや滑りの防止を図る場合がある。
そのため、並設された敷鉄板同士を連結することで、全体の重量を増加させるとともに、全体の摩擦抵抗を増加させて、敷鉄板と地面とのズレや滑りの防止を図る場合がある。
敷鉄板同士の連結方法としては、並設された敷鉄板の上面を跨ぐように配置したフラットバーや棒鋼等を溶接する方法や、並設された敷鉄板の少なくとも上面を跨くように配設されたプレート等をボルト等により締着する方法等がある。
ところが、敷鉄板同士を溶接により接合する場合には、溶接工や溶接機器の手配が必要となるため工費が嵩むとともに、その作業に手間がかかる。
また、プレート等を締着する連結方法は、敷鉄板同士の接続がボルトの締め付けトルクのみで行われているため、接続強度が弱かった。また、敷鉄板の上面に突出する治具上を車両のタイヤや重機のクローラーが走行することにより、この治具が破損するおそれがあった。
本考案は、前記の問題点を解決することを目的とするものであり、特別な機器を要することなく簡易に連結することが可能で、かつ、連結部の耐久性が高い養生板を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本考案の養生板は、板状の本体部と、軸心が横向きとなるように前記本体部の端面に配置された筒状部とを備えることを特徴としている。
かかる養生板によれば、養生板同士の連結を簡易に行うことができる。つまり、並設された2枚の養生板のうちの一方の養生板の筒状部と他方の養生板の筒状部とに跨ってボルトやピン等の棒状部材を差し込むことで、養生板同士を連結することができるため、作業性に優れている。
また、筒状部の軸心が横向きに形成されているため、筒状部に挿し込まれる棒状部材が、本体部の上面より上に突出することがない。そのため、養生板同士の接合部が破損するおそれもない。
前記本体部が台形であれば、複数の養生板を直線状にも曲線状にも敷設することができる。
また、前記本体部が矩形または台形である場合に、前記筒状部が前記本体部の四辺に配置されていれば、養生板同士を縦横に連結することが可能になるので、面的に養生することが可能である。
また、前記本体部が矩形または台形である場合に、前記筒状部が前記本体部の四辺に配置されていれば、養生板同士を縦横に連結することが可能になるので、面的に養生することが可能である。
本考案の養生板によれば、特別な機器や治具を要することなく簡易に連結することが可能で、かつ、連結部における破損を防止することができる。
本考案の実施形態に係る養生板1は、建設現場等の作業現場内において、連続して敷き並べることで車両走行路の路面を養生するものであって、図1に示すように、本体部2と複数の筒状部3,3,…とを備えて構成されている。
本実施形態の養生板1の寸法は、人力による持ち運びが可能な重量となるように設定する。
本実施形態の養生板1の寸法は、人力による持ち運びが可能な重量となるように設定する。
本体部2は、鋼板からなり、車両や重機等が上面を走行しても破損することが無い厚みを備えている。
なお、本体部2を構成する材料は、上載荷重に対して十分な耐力を備えるものであれば鋼板に限定さるものではなく、例えば、アルミニウム合金板、ゴム板、合成樹脂板等であってもよい。
なお、本体部2を構成する材料は、上載荷重に対して十分な耐力を備えるものであれば鋼板に限定さるものではなく、例えば、アルミニウム合金板、ゴム板、合成樹脂板等であってもよい。
本実施形態の養生板1には、図1の(a)に示すように、本体部2が平面視矩形の矩形板21により形成されたタイプ(第一養生板11)と、図1の(b)に示すように、本体部2が平面視台形の台形板22により形成されたタイプ(第二養生板12)とがある。
なお、本体部2の形状は矩形または台形に限定されるものではない。
なお、本体部2の形状は矩形または台形に限定されるものではない。
本実施形態の矩形板21は、短辺1aと長辺1bとを備えた長方形を呈しているが、正方形であってもよいし、ひし形などであってもよい。
本実施形態の台形板22は、互いに平行な対辺(第一辺2a,第二辺2b)と、底辺2a,2bに対して傾斜した辺(第三辺2c)と、両底辺に対して直角に交わる辺(第四辺2d)とを備えており、平面視で長方形と直角三角形とを組み合わせた形を呈している。
台形板22の底辺2a,2bのうちの一方の辺(第一辺2a)は矩形板21の短辺1aと同じ長さを有しており、他方の辺(第二辺2b)は矩形板21の長辺1bと同じ長さを有している。また、台形板22の第四辺2dも矩形板21の長辺1bと同じ長さを有している。
なお、台形板22の形状寸法は限定されるものではなく、例えば、底辺2a,2bと交差するもう一方の対辺2c,2dが、いずれも底辺2a,2bに対して傾斜していてもよい。
なお、台形板22の形状寸法は限定されるものではなく、例えば、底辺2a,2bと交差するもう一方の対辺2c,2dが、いずれも底辺2a,2bに対して傾斜していてもよい。
本実施形態の本体部2(矩形板21および台形板22)の四辺には、筒状部3がそれぞれ二つずつ配置されている。なお、本体部2の一辺に配設される筒状部3の数は、限定されるものではなく、1つまたは3つ以上配置されていてもよい。
本実施形態の筒状部3は、断面U字状の鋼製部材の両端を、本体部2の端面に固定することより、貫通孔31を有した筒状に形成されている。筒状部3は、軸心が横向きとなるように配置されており、貫通孔31は横向きに貫通している。すなわち、貫通孔31の軸心は、筒状部3が固定される本体部2の辺と平行になっている。
筒状部3は、本体部2の厚さ以下の高さを有しており、本体部2の上面よりも上方に突出することがないように形成されている。
筒状部3は、本体部2の厚さ以下の高さを有しており、本体部2の上面よりも上方に突出することがないように形成されている。
筒状部3の固定方法は、限定されるものではないが、本実施形態では溶接接合している。また、筒状部3は、断面U字状の部材に限定されるものではなく、例えば鋼管等を利用してもよい。さらに、筒状部3の材質も本体部2の端面への固定が可能であれば限定されるものではない。
同一の辺に配設される二つ筒状部3,3のうちの一方の筒状部3は、辺の中心からの距離が、他方の筒状部3の中心からの距離よりも大きく設定されている。こうすることで、図2に示すように、養生板1,1を前後に並べた際に、養生板1,1の突き合わせ面に配設された互いの筒状部3,3同士が、左右に並設される。
走行路は、図2に示すように、複数の養生板1を連続して敷き並べるとともに、隣り合う養生板1同士を連結することで形成される。
養生板1同士の連結は、両養生板1,1の筒状部3,3に跨ってピン4やボルトを挿入することにより行う。
養生板1同士の連結は、両養生板1,1の筒状部3,3に跨ってピン4やボルトを挿入することにより行う。
ピン4は、一端に頭部を有した棒状部材であって、横方向から一方の養生板1の筒状部3を貫通するとともに、他方の養生板1の筒状部3に挿入または貫通することで、養生板1同士を連結している。
なお、ピン4の先端に抜け止めを配置してもよい。また、養生板1同士の連結部材(棒状部材)は、筒状部を利用してヒンジ機構を形成することが可能な部材であれば、ピン4やボルトに限定されるものではない。
なお、ピン4の先端に抜け止めを配置してもよい。また、養生板1同士の連結部材(棒状部材)は、筒状部を利用してヒンジ機構を形成することが可能な部材であれば、ピン4やボルトに限定されるものではない。
養生板1を利用して直線状の走行路を形成する場合には、図3に示すように、第一養生板11を連続して配置するか、第二養生板12を表向きと裏向きとに交互に反転させながら配置すればよい。
また、養生板1を利用して、曲線を含む走行路を形成する場合には、図4に示すように、第二養生板12を連続して配置したり、第一養生板11と第二養生板12とを交互に配置することで、曲線の角度を調整しながら配置すればよい。
さらに、面的に養生する必要がある場合には、図5に示すように、養生板1を前後左右に連結すればよい。広範囲に養生する場合であっても、複数の養生板1をつなぎ合わせることで養生することができる。
以上、本実施形態の養生板1によれば、隣り合う養生板1,1の筒状部3,3に跨ってピン4を挿し込むことで養生板1同士を連結できるため、溶接作業等を要することなく、簡易に作業を行うことができる。
筒状部3(連結部)は、本体部2の上面より上方に突出していないため、走行車両の車輪等が接触することで破損するおそれがない。
連結部において前後の養生板1,1の角度を変化させることができるため、図6に示すように、勾配が変化する地盤であっても、追従することができる。
矩形板21からなる第一養生板11と台形板22からなる第二養生板12とを組み合わせることで、養生箇所の形状(線形)が限定されることなく、自由に養生することができる。
複数の養生板1を連結することで、全体重量が増加するとともに、全体構造的な摩擦抵抗力も増加するため、ズレや滑りを防止することができる。
また、養生板1同士の連結部において隙間が形成されているため、走行路(養生範囲)に凹凸が形成されて、タイヤと養生板1との間の滑り止め効果を期待できる。
人力により持ち運びが可能な大きさ、重量に形成されているため、作業性に優れているとともに、重機等が入れない箇所においても養生作業を行うことができる。
以上、本考案に係る実施形態について説明した。しかし、本考案は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、本体部の四辺に筒状部が配置されている場合について説明したが、筒状部は必ずしも本体部の全ての辺(四辺)に配置されている必要なない。養生板を前後にしか連結しない場合には、本体部の一対の辺のみに筒状部が配置されていればよい。
また、本体部の表面に突起を形成したり、本体部に溝や貫通孔を形成することにより、養生板の表面に凹凸を形成し、滑り止め効果を得るようにしてもよい。
前記実施形態では、養生板を人力により運ぶものとしたが、養生板の寸法(重量)は限定されるものではない。養生板の寸法(重量)が大きい場合には、重機等により運べばよい。
また、養生板の使用箇所は、建設現場に限定されるものではなく、自然災害等の地盤崩落部等に通路を設ける場合や、凹凸の多い地盤や湿地帯などの悪路養生においても使用してもよい。
1 養生板
2 本体部
21 矩形板
22 台形板
3 筒状部
31 貫通孔
4 ピン(棒状部材)
2 本体部
21 矩形板
22 台形板
3 筒状部
31 貫通孔
4 ピン(棒状部材)
Claims (3)
- 板状の本体部と、軸心が横向きとなるように前記本体部の端面に配置された筒状部と、を備えることを特徴とする、養生板。
- 前記本体部が、台形であることを特徴とする、請求項1に記載の養生板。
- 前記本体部が矩形または台形であって、前記筒状部が前記本体部の四辺に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の養生板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005104U JP3179435U (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | 養生板 |
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JP2012005104U JP3179435U (ja) | 2012-08-21 | 2012-08-21 | 養生板 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014163069A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Imai Sumiko Design Jimusho Kk | 駐車場の舗装構造 |
-
2012
- 2012-08-21 JP JP2012005104U patent/JP3179435U/ja not_active Expired - Fee Related
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