JP3179219U - バインダー類のポケットの構造 - Google Patents

バインダー類のポケットの構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3179219U
JP3179219U JP2012004887U JP2012004887U JP3179219U JP 3179219 U JP3179219 U JP 3179219U JP 2012004887 U JP2012004887 U JP 2012004887U JP 2012004887 U JP2012004887 U JP 2012004887U JP 3179219 U JP3179219 U JP 3179219U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pocket
binder
sheet material
board surface
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012004887U
Other languages
English (en)
Inventor
庸一 熊谷
Original Assignee
石塚株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石塚株式会社 filed Critical 石塚株式会社
Priority to JP2012004887U priority Critical patent/JP3179219U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3179219U publication Critical patent/JP3179219U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】作業手間や材料費の点でコストダウンを図ることができる、マチ部を備えたバインダー類のポケットの構造を提供する。
【解決手段】バインダー類のボード面11aに、書類や紙葉を差し込んで収納するために設けられるポケット12の構造であって、該ポケット12の構造は、ボード面11aに対して、ポケット12用のシート材12aの隅部13aに至る2辺13、13に沿った部位が溶着又は接着されると共に、当該2辺13、13に沿って所定傾斜角度の切込み部14が所定の間隔を開けて連続的に形成され、シート材12aの隅部13aに至る部位の近傍は、切欠き部15が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、ファイル、バインダー、クリップボード、あるいは回覧板等であるバインダー類のボード面に、書類や紙葉等を差し込んで収納するために設けられる、バインダー類のポケットの構造に関するものである。
従来、この種のポケットの構造としては、次のような構成のものが知られている。このポケットの構造は、合成樹脂製のファイルのボード面における縁部に沿って、ポケット用のシード材の2辺に沿った部位が熱溶着されてポケットが形成されている(特許文献1及び2参照)。
このようなポケットの構造は、マチ部が設けられていないので、ポケットの厚みが薄手に形成されることとなり、ポケットは薄手の収納物を収納するのに適する。
一方、次のようなポケットの構造が知られている。このポケットの構造は、ファイルに設けたポケットの底部と側部とに複数段に折り畳んだマチ部が一体に設けられている。このマチ部は必要に応じて広がるので、ポケットには多少の厚手の書類等を収納することが可能である(特許文献3参照)。
実用新案登録第3009495号公報 実用新案登録第3155040号公報 実用新案登録第3147538号公報
この従来例のマチ部を有するポケットの構造においては、製造する過程で人手によってマチ部を折り畳んで形成するのであり、作業手間が掛かるだけでなく、マチ部の分の材料が余分に必要であって、作業手間と材料費の点でコストアップの要因となるという問題点を有している。
また、マチ部は複数段に折り畳んで形成するので、当該マチ部が厚くなる。つまり、収納物がない場合でもポケットが厚手になり、書類がマチ部に引っ掛かったりする場合があるという欠点を有している。
従って、従来例におけるマチ部を有するポケットの構造においては、作業手間と材料費の点でコストアップにならないようにすることと、マチ部が厚くならないようにすることとに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本考案の要旨は、バインダー類のボード面に、書類や紙葉を差し込んで収納するために設けられるポケットの構造であって、該ポケットの構造は、前記ボード面に対して、ポケット用のシート材の隅部に至る2辺に沿った部位が溶着又は接着されると共に、当該2辺に沿って所定傾斜角度の切込み部が所定の間隔を開けて連続的に形成され、前記シート材の隅部に至る部位の近傍は、切欠き部が形成されていることである。
また、バインダー類は、ファイル、バインダー、クリップボード、又は回覧板であること、;
前記シート材は、合成樹脂材又は紙材であること、;
を含むものである。
本考案に係るバインダー類のポケットの構造によれば、ポケットのシート材が切欠き部側にズレると、連続的に形成された切込み部が折り曲がって、シート材の隅部に至る2辺に沿ってマチ部の厚みが形成される。
このポケットの構造は、シート材の所定位置に切込み部と切欠き部とを形成すればよいので、従来例と比較して加工作業が極めて簡単である。
また、切込み部14の長さを適宜に変えれば、マチ部の厚さを自由に変更することができる。
そして、従来例のような人手で折り畳む作業や、マチ部の分の材料が必要ないので、作業手間や材料費の点でコストダウンを図ることができる。
更に、マチ部の厚みが必要ないときには、切込み部が平らであるので、マチ部が薄手に維持されるという種々の優れた効果を奏する。
また、シート材は、合成樹脂材又は紙材であることによって、例えば、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等の合成樹脂材だけでなく、加工紙等の紙材でポケットを形成することができるという優れた効果を奏する。
本考案に係るバインダー類のポケットの構造を備えるファイル11の正面図である。 ポケット12の要部を拡大して示した正面図である。 ポケット12の一部を示した斜視図である。 マチ部16が形成された状態のポケット12の一部を示した斜視図である。
次に、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1において、符号11はファイル(バインダー類)を示し、このファイル11のボード面11a(表表紙及び裏表紙)には、書類や紙葉を差し込んで収納するためのポケット12が設けられている。
バインダー類は、図1においてはファィル11を示したが、このファィル11以外にもバインダー、クリップボード、あるいは回覧板等のようなボード面11aを備える文具品が含まれる。
ボード面11aは、ファィル11やバインダーの表表紙及び裏表紙だけでなく、クリップボードや回覧板等の表裏面が含まれる。
ポケット12は、当該ポケット12用のシート材12aの隅部13aに至る2辺13、13に沿った部位が、ボード面11aの縁部に沿って溶着又は接着されている。
シート材12aは、ポリプロピレンやポリ塩化ビニル等の合成樹脂材、あるいは、強度が向上する加工を施した加工紙等の紙材が用いられる。
また、ポケット12は、シート材12aの隅部13aに至る2辺13、13に沿って、所定傾斜角度の切込み部14が所定の間隔を開けて連続的に形成されている。
切込み部14の傾斜角度θは、約45度が望ましい。切込み部14同士の間隔L1は、5〜10mm程度が望ましい。また、切込み部14の長さL2は、5〜15mm程度が望ましい(図2参照)。
シート材12aの隅部13aに至る部位の近傍は、切欠き部15が形成されている。この切欠き部15の存在によって、シート材12aが切欠き部15側(矢印A方向)にズレることができる。
このようにシート材12aが切欠き部15側にズレると、連続的に形成された切込み部14が折り曲がって、2辺13、13に沿ってマチ部16の厚みが形成されるのである(図4照)。
以上のように構成されるバインダー類のポケットの構造は、シート材12aの所定位置に切込み部14と切欠き部15とを形成すればよいので、従来例と比較して加工作業が極めて簡単である。
また、切込み部14の長さを適宜に変えれば、マチ部16の厚さを自由に変更することができる。
そして、従来例のような人手で折り畳む作業や、マチ部16の分の材料が必要ないので、作業手間や材料費の点でコストダウンを図ることができる。
更に、マチ部16の厚みが必要ないときには、切込み部14が平らであるので、マチ部16が薄手に維持される。
11 ファイル(バインダー類)
11a ボード面(表表紙及び裏表紙)
12 ポケット
12a シート材
13 辺
13a 隅部
14 切込み部
15 切欠き部
16 マチ部

Claims (3)

  1. バインダー類のボード面に、書類や紙葉を差し込んで収納するために設けられるポケットの構造であって、
    該ポケットの構造は、前記ボード面に対して、ポケット用のシート材の隅部に至る2辺に沿った部位が溶着又は接着されると共に、当該2辺に沿って所定傾斜角度の切込み部が所定の間隔を開けて連続的に形成され、
    前記シート材の隅部に至る部位の近傍は、切欠き部が形成されていること
    を特徴とするバインダー類のポケットの構造。
  2. バインダー類は、ファイル、バインダー、クリップボード、又は回覧板であること
    を特徴とする請求項1に記載のバインダー類のポケットの構造。
  3. 前記シート材は、合成樹脂材又は紙材であること
    を特徴とする請求項1に記載のバインダー類のポケットの構造。
JP2012004887U 2012-08-09 2012-08-09 バインダー類のポケットの構造 Expired - Lifetime JP3179219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004887U JP3179219U (ja) 2012-08-09 2012-08-09 バインダー類のポケットの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004887U JP3179219U (ja) 2012-08-09 2012-08-09 バインダー類のポケットの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3179219U true JP3179219U (ja) 2012-10-18

Family

ID=48005905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012004887U Expired - Lifetime JP3179219U (ja) 2012-08-09 2012-08-09 バインダー類のポケットの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3179219U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120645A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社アルファ・ドゥー 紙挟み
JP2017043000A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 ナカバヤシ株式会社 綴りシート、及びファイル
KR102090299B1 (ko) * 2018-12-06 2020-03-18 (주)엘리트프랜즈 다단 접이식 문서 수납용 폴더

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120645A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社アルファ・ドゥー 紙挟み
JP2017043000A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 ナカバヤシ株式会社 綴りシート、及びファイル
KR102090299B1 (ko) * 2018-12-06 2020-03-18 (주)엘리트프랜즈 다단 접이식 문서 수납용 폴더

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD622320S1 (en) File folder
JP3179219U (ja) バインダー類のポケットの構造
CA2838532C (en) Expandable capacity pocket divider
JP3177545U (ja) ファイル用ポケット及びそれを用いたファイル
US20080211220A1 (en) Photograph album with cap
JP3232968U (ja) 箱用シート
JP2011148105A (ja) 紙挟み
JP2014172345A (ja) 綴じ部を有するシート及び該シートの綴じ方法
JP3185021U (ja) 製本用治具
JP5687124B2 (ja) 製本構造及び紙見本の見本帳
US20160368303A1 (en) Book provided with storage groove for writing implements
JP6505669B2 (ja) ファイル及びファイルノート
JP2013237202A (ja) 紙挟み
JP4544547B1 (ja) ファイリング用具
JP3184301U (ja) クリアファイルブック
JP2014124950A (ja) ファイルおよびファイル集合体
JP2016120645A (ja) 紙挟み
JP3223845U (ja) ファイル用補助シート
JP3237346U (ja) 箱用シート
CN210792567U (zh) 一种适用于多场合的档案夹
JP3214343U (ja) ブックカバー
JP2009241390A (ja) 収納ホルダ
JP2013107309A (ja) 新規書類収納フォルダー
TW201141713A (en) Card jacket and notebook, file folder having the same
JP2009190194A (ja) 書類収納箱

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3179219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150926

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term