JP3179118B2 - 水溶液の蒸発濃縮装置 - Google Patents

水溶液の蒸発濃縮装置

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宗一郎 柴田
典行 嶋村
雅行 榑松
聡 湯沢
俊明 川田
悠紀夫 吉岡屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は写真処理廃液等の水溶
液の蒸発濃縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来知られている水溶液の蒸発濃縮装置
としては、例えば、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処
理工程にて生ずる処理廃液(現像,定着,水洗等の処理
廃液)を、活性汚泥法,蒸発法,電解酸化法,イオン交
換法,逆浸透法,化学的処理法などの公知の公害処理方
法を施してから廃棄するようにしているが、未だ確実な
処理方法を得るには至っていない。ここで、本件出願人
等が先に提案した写真処理廃液の蒸発濃縮装置もある
が、この蒸発濃縮装置は上部を連通した加熱手段を配設
する蒸発濃縮室(カラム)とこの外側に冷却手段を配設
する冷却凝縮室(カラム)を同心的とした二重の気密室
構成とし、この加熱手段をヒートポンプの凝縮器とし冷
却手段を蒸発器とし、且つこの凝縮器(加熱部熱交換
器)と蒸発器(冷却部熱交換器)を構成するコイルは、
双方とも同一の所定間隔(ピッチ)をもたせた螺旋巻き
構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記蒸発濃縮
装置では第一蒸発器の前段に介在する減圧装置が単一の
抵抗となるキャピラリーチューブの構造をもたせただけ
のため、運転初期の水溶液の加熱時と、水溶液が蒸発し
凝縮する濃縮運転時という二つの異なった状況下におい
て、同一の冷凍サイクルをとることになり、水溶液の加
熱時には蒸発器での熱交換不足により、蒸発器で蒸発を
完了しない冷媒が圧縮機に戻り、液圧縮の心配があっ
た。従来は圧縮機の液圧縮と云うことは考慮されず、初
期運転にあって第二蒸発器の出入口に温度差が生じな
く、即ち、加熱室の温度が十分上がっていないとき液冷
媒のまま圧縮機に戻り液圧縮状態となる。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、第一蒸発器に臨
む減圧装置を、抵抗の異なる二つの減圧装置を並列とし
第二蒸発器内の冷媒の蒸発が完了しているかどうかで切
替え、運転初期の廃液加熱時冷媒量を減じるようにし、
前記課題を解決する水溶液の蒸発濃縮装置を提供するこ
とを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱室及び冷
却室を有する濃縮釜と、圧縮機,凝縮器,減圧装置並び
に直列に接続された第一蒸発器及び第二蒸発器を接続し
てなるヒートポンプと、加熱室に水溶液を供給する供液
装置と、濃縮釜内部を減圧する脱気装置と、冷却室にて
生成された凝縮水が貯留される水タンクとを備え、ヒー
トポンプの凝縮器を加熱室に配置すると共に、減圧装置
側の第一蒸発器を水タンクに配置し、さらに第二蒸発器
冷却室に配置してなる水溶液の蒸発濃縮装置におい
て、第二蒸発器の出口側の冷媒温度が入り口側の冷媒温
度より高いときにはヒートポンプの冷媒流量を大きく
し、それ以外のときにはヒートポンプの冷媒流量を小さ
くする冷媒流量調整手段を備えたものである。
【0006】
【作用】上記のような構成のため、運転初期の廃液加熱
時、濃縮釜内にあって冷却部熱交換器となる第二蒸発器
の出入口の温度差を検出し、出口側の温度から入口側の
温度を引いた値が零より大きい場合、冷媒用電磁弁の切
替えで減圧抵抗の小さな減圧装置を選定し、前記温度差
が零又は負側になったときは減圧抵抗の大きな減圧装置
を通過するように選定することにより、冷媒流量を調整
し液冷媒が圧縮機に戻ることがなく、適切な冷媒循環量
を得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づい説明す
れば、次の通りである。
【0008】図1は蒸発濃縮装置の概略図面を示し、1
は上方が互に連通し同心的二重構造となる加熱室2と冷
却室3を形成した濃縮釜で、この廃液貯留となる加熱室
2内にヒートポンプ4の凝縮器5を収容し、冷却室3内
には第二蒸発器6を収容する。この場合、加熱管となる
凝縮器5の螺旋状コイルピッチは少なくとも貯留廃液の
液面付近を密着巻きとすると共に、該凝縮器5の下端出
口部には細管7が上方から挿入される配管をし液冷媒の
みが流れるようにし、且つ第二蒸発器6の凝縮管の螺旋
状コイルピッチは前記凝縮器5のコイルピッチよりも粗
な螺旋巻きとし、冷却室3の空間を有効に活用し液滴の
落下時間を長くしている。8は廃液タンク9に接続した
給液装置で、先端を加熱室2の上部に導き、加熱室2の
底部の一端には濃縮液用排出口10を設けている。11
は濃縮液タンク。12は冷却室3の底部の凝縮液回収口
3aに接続したエジェクタ配管で、該エジェクタ配管1
2を脱気装置13となるエジェクタ14に接続すると共
に、このエジェクタ14は一端をエジェクタ用水タンク
15の水面内に臨む配管と、該水タンク15より導出の
エジェクタ用ポンプ16を備えた配管の先端を他端に接
続する循環回路を構成している。また、水タンク15に
は前記凝縮器5から導出の配管に並列接続した大なる抵
抗をもつ減圧装置17と小なる抵抗をもつ減圧装置18
の先端を連結した冷却手段となる第一蒸発器19を収容
し、該第一蒸発器19の先端を冷却室3の第二蒸発器6
の上端に接続し、且つ第二蒸発器6の下端から導いた配
管を圧縮機20に接続し、この圧縮機20をファン21
で冷却する第一凝縮器22から前記凝縮器5の上端に接
続し、全体としてヒートポンプ4を構成する。23,2
4,25は廃液タンク9内に配設した廃液レベルセンサ
で、廃液タンク9の底まで達する廃液レベルセンサ23
は基準電極で、中間の長さをもつ廃液レベルセンサ24
は最低液面を示す電極で、短い長さの廃液レベルセンサ
25は装置運転指示用の電極である。また、加熱室5内
には廃液貯留の容器レベルセンサ26,27,28を備
え、このうち長いレベルセンサ26は基準電極で、中間
の長さのレベルセンサ27は沸騰液面検出の電極で、短
いレベルセンサ28は液面の異常検出の電極である。2
9は濃縮釜1に設置した大気開放用電磁弁で、その手前
側の配管部に容器内圧力スイッチ30を取付けている。
31は水タンク15内に配設したフロートスイッチであ
る。32,33は前記減圧装置17,18のそれぞれの
前段に設けた冷媒用電磁弁。34,35は凝縮水タンク
36内に挿通する満水レベルセンサである。37は給液
装置8に設けた廃液吸引用電磁弁である。Th1は凝縮器
5の出口側の配管に設けた冷媒凝縮温度検出器、Th2 は
圧縮機20の出口側に設けた吐出ガス温度検出器、Th3
は加熱室2の容器側部に差込んだ廃液温度検出器、Th4
は第一蒸発器19の前部又は後部の配管に設けた冷媒蒸
発温度検出器、Th5 は第二蒸発器6の出口側の配管に設
けた冷媒蒸発温度検出器である。
【0009】次にこの作用を説明すると、先ず蒸発濃縮
装置の運転に際し電源を投入すると(電源ON)、図2
に示すフローチャートのように常時制御がきき始める。
この状態ではヒートポンプ4の減圧装置17,18の前
段の冷媒用電磁弁32,33のどちらかが開いている。
また、この時点では冷却室3側の第二蒸発器6の前後位
置に有する冷媒蒸発温度検出器Th4,Th5 が、Th5 −Th4
>0以上の条件を満たさないため、減圧抵抗の大きい減
圧装置17の電磁弁32を開く。
【0010】ここにおいて、運転スイッチをONとす
る。ここでは電磁弁32,33の選択だけである。この
状態では圧縮機20がONとならない(圧縮機20をO
Nにするには一定の条件を満たす必要がある)。先ず廃
液タンク9の液面を廃液レベルセンサ25で検出し十分
は廃液が有るかどうかを判断し、運転立上げに進む。即
ち、ここでは図3に示す詳細のように大気開放用電磁弁
29を閉じ、エジェクタ用ポンプ16を回転し、ここで
エジェクタ14が作動して濃縮釜1内の減圧が開始され
る。このポンプ16の回転と同時にON時間のタイマー
が掛かる。この場合、加熱室2内は空であるために容器
レベルセンサ27がOFFで、給液装置8の電磁弁37
を開き、前記濃縮釜1内の減圧開始に起因しては廃液を
廃液タンク9より吸い上げて給液する。但し、この給液
は間歇的に行い廃液の泡立てを阻止すると共に、電極の
洗浄にもなる。ここで加熱室2に所定量の廃液が溜まれ
ば前記廃液吸引用電磁弁37がOFFとする。また、こ
の時前記タイマーの一定時間内に圧力スイッチ30がO
Nしないときは機器停止を行う。即ち、濃縮釜1内の圧
力が規定圧力に達しないと(容器内圧力スイッチ30が
ONしないと)減圧異常と云うことで機器が停止し圧力
異常を表示する。この容器内圧力スイッチ30のONで
始めて前記圧縮機20がONする。
【0011】この様に、圧縮機20が回転すればヒート
ポンプ4にあって冷媒が流れ定常運転になる。この場
合、第一凝縮器22に対するファンモータ制御は図5に
示すように廃液温度Th3 が35℃以下のときはファンモ
ータ38をOFFとし、40℃以上のときはファンモー
タ38をONとする。実際には運転立上がりにはファン
モータ38はOFFで、廃液温度が上がって行き定常な
運転状態になる。
【0012】而して、圧縮機20が駆動し冷媒が第一凝
縮器22を経て濃縮釜1の加熱室2の凝縮器5に流れる
ため、該凝縮器5での熱交換にて加熱室2内の廃液が加
熱され低温沸騰する。この場合、凝縮器5のコイルピッ
チは少なくとも液面付近で密となり伝熱面積が集中的と
なっているので良好な沸騰が起こる。この蒸発した水蒸
気は外周位置の冷却室3に流れ、第二蒸発器6の凝縮管
にて冷却凝縮され水滴として回収される。このとき、
蒸発器6のコイルピッチは粗となっているため、水蒸
気の落下時間が長く、不凝縮ガスを吸収し易い。ここ
で、冷却室3の底部に溜まった廃液の凝縮水をエジェク
タ用水タンク15に導き、該水タンク15の凝縮水はオ
ーバーフローにて別途の凝縮水タンク36に排出する。
この様に、加熱室2にあっては廃液が順次濃縮されて行
く。
【0013】この後、廃液レベルセンサ24で液面検出
をし量が減ると電磁弁37を開き新しい廃液を補充す
る。即ち、運転中は基準液面に合うように液面が制御さ
れる。圧力スイッチ30は常に安全スイッチとして働
き、圧力をみて立上げのときの圧力のディファレンシャ
ルを検出し70トールでONして運転し、運転中100
トールぐらいで異常とする。廃液の濃縮が進んで初期
(ヒートポンプの限界)の判定下にある冷媒凝縮温度検
出器Th1 で第二の凝縮器5の出口冷媒温度を拾い、この
冷媒凝縮温度検出器Th1 は濃縮が進めばが廃液の沸点上
昇によって温度が上がる。例えば、通常運転だと冷媒凝
縮温度検出器Th1 の温度が50℃ぐらいで、廃液の温度
35〜40℃ぐらいで、濃縮が進行してくると冷媒温度
が上がって行く。冷媒凝縮温度検出器Th1 がある温度
(例えば62℃)以上になったら機器停止を行ない濃縮
完了を表示する。
【0014】要は、減圧装置17,18の電磁弁32,
33の制御は圧力スイッチ30が入る前であっても温度
条件が、図6に示すように冷媒温度がTh5 −Th4 >0の
条件で開閉が決まる。エジェクタ用ポンプ16の回転に
て濃縮釜1内の減圧を行う。所定の減圧力になったら圧
縮機20が自動的に入りファンモータ制御を行って加熱
室2内の廃液温度を35〜40℃に設定し廃液を低温沸
騰させるようにする。ヒートポンプ4の圧縮機20の吐
ガス温度検出を温度検出器Th2 で行い異常を検出する
(図7参照)。
【0015】圧縮機20の運転開始直後は蒸発温度がTh
5 −Th4 >0の条件を満たさないため、電磁弁32が
開、電磁弁33が閉となり冷媒流量が小さい状態で運転
され、これによって廃液が加熱されていく廃液温度が適
当に上昇すると、沸騰が起こり水蒸気が多量に発生し、
これにより第二蒸発器6内の冷媒は、蒸発を完了し大き
な過熱度をもつことになる。これによってTh5 −Th4 >
0の条件が満たされ電磁弁33が開、電磁弁32が閉と
なって冷媒流量の大きい冷凍サイクルに切り替えられ
る。ここで、この冷凍サイクルは沸騰・蒸発・凝縮が安
定的に継続するとき、Th5 −Th4 >0を満足する様に設
定されているので濃縮運転中はこの冷媒流量が大きい冷
凍サイクルで運転が継続されていく。
【0016】
【発明の効果】上記のように、本発明は廃液を入れる加
熱室と冷却室を形成した濃縮釜に凝縮器と蒸発器を配設
し、且つ圧縮機,減圧装置を接続してヒートポンプを構
成するようにし、しかも減圧装置を抵抗の大きい減圧装
置と抵抗の小さい減圧装置の2個を並列とし電磁弁で切
替えるようにし、該電磁弁を冷却室内の第二蒸発器の出
入口の温度を検出し、第二蒸発器内冷媒が蒸発を完了し
ているかどうを判断して制御するので、圧縮機の液圧縮
運転の防止が出来、運転初期の廃液加熱時、冷媒流量を
減じて液圧縮の防止ができる。また、前記制御にもかか
わらず第二蒸発器内で冷媒の蒸発が完了しない状態が一
定時間以上連続した場合でも、異常と検出し判断して機
器を停止させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施例を示す概略図。
【図2】装置全体のフローチャート
【図3】図2の運転立上げ部のフローチャート
【図4】図2の定常運転部のフローチャート
【図5】ファンモータ制御のフローチャート
【図6】常時制御のフローチャート
【図7】常時検出のフローチャート
【符号の説明】
1 濃縮釜 2 加熱室 3 冷却室 4 ヒートポンプ 5 凝縮器 6 第二蒸発器 8 給液装置 13 脱気装置15 水タンク 17 抵抗の大なる減圧装置 18 抵抗の小なる減圧装置 19 第一蒸発器 20 圧縮機 21 ファン 22 第一凝縮器 27 廃液レベルセンサ 32,33 冷媒用電磁弁 37 廃液吸引用電磁弁 Th1 冷媒凝縮温度検出器 Th2 吐出ガス温度検出器 Th3 廃液温度検出器 Th4 ,Th5 冷媒蒸発温度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03D 3/00 G03D 3/00 F (72)発明者 柴田 宗一郎 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 嶋村 典行 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 東京電力株式会社内 (72)発明者 榑松 雅行 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社 日野事業所内 (72)発明者 湯沢 聡 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社 日野事業所内 (72)発明者 川田 俊明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 吉岡屋 悠紀夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−156502(JP,A) 特開 昭60−140049(JP,A) 特開 昭55−99552(JP,A) 特公 昭40−11045(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 1/00 - 1/30 C02F 1/04 F25B 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室及び冷却室を有する濃縮釜と、圧
    縮機,凝縮器,減圧装置並びに直列に接続された第一蒸
    発器及び第二蒸発器を接続してなるヒートポンプと、加
    熱室に水溶液を供給する供液装置と、濃縮釜内部を減圧
    する脱気装置と、冷却室にて生成された凝縮水が貯留さ
    れる水タンクとを備え、ヒートポンプの凝縮器を加熱室
    に配置すると共に、減圧装置側の第一蒸発器を水タンク
    に配置し、さらに第二蒸発器を冷却室に配置してなる水
    溶液の蒸発濃縮装置において、 第二蒸発器の出口側の冷媒温度が入り口側の冷媒温度よ
    り高いときにはヒートポンプの冷媒流量を大きくし、そ
    れ以外のときにはヒートポンプの冷媒流量を小さくする
    冷媒流量調整手段を備えたことを特徴とする水溶液の蒸
    発濃縮装置。
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JP5806489B2 (ja) * 2011-03-30 2015-11-10 株式会社大川原製作所 遠心式薄膜真空蒸発装置が具えられた濃縮装置並びにその運転方法

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