JP3179025U - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】停電の有無に拘らず地震時には光源を点灯させる照明器具を提供する。
【解決手段】LED光源11と、電源2から前記光源11へ電力を供給する電力供給線17と、地震の震度を感知する地震センサ13と、前記電力供給線に直列に設けられ、前記地震センサにより感知した震度が所定値以上の場合にONする自動入切スイッチ12と、設置場所に固定されるスイッチボックス18と、を備え、スイッチボックスに、少なくとも手動入切スイッチ14、地震センサ13及びリセットスイッチ19が固定して収納されている。
【選択図】 図1
【解決手段】LED光源11と、電源2から前記光源11へ電力を供給する電力供給線17と、地震の震度を感知する地震センサ13と、前記電力供給線に直列に設けられ、前記地震センサにより感知した震度が所定値以上の場合にONする自動入切スイッチ12と、設置場所に固定されるスイッチボックス18と、を備え、スイッチボックスに、少なくとも手動入切スイッチ14、地震センサ13及びリセットスイッチ19が固定して収納されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、停電の有無に拘らず地震を感知して点灯する照明器具に関するものである。
地震等で停電しても、非難する際の誘導灯として非常灯を点灯させる照明器具が提案されている(特許文献1)。しかしながら、この種の照明器具は停電しない限り非常灯が点灯しない回路構成とされているので、停電しない地震時には照明器具のスイッチを入れる操作が必要となり、逃げ遅れたりするという問題がある。また、出願人は、光源、地震センサ、入切スイッチ、二次電池及び電力調整回路を筐体に収納するよう構成して、屋外等に携帯できる照明器具を先に提案した(特許文献2)。しかしながら、地震センサを筐体に収納した構成では、誤って倒したりすると誤検知するおそれがあった。
本考案が解決しようとする課題は、停電の有無に拘らず地震時には光源を点灯させるとともに誤検知を防止できる照明器具を提供することである。
本考案は、所定値以上の震度を感知したら光源のスイッチを自動入力する回路を備えるとともに、設置場所に固定されるスイッチボックスに地震センサを固定して設けることにより、上記課題を解決する。
本考案によれば、停電の有無に拘らず、所定値以上の震度を感知したら光源のスイッチが自動入力し、これにより光源が点灯するので、停電しない地震が発生しても暗所を自動的に照明することができ、照明器具のスイッチを入力する操作が不要となる。その結果、暗所で衝突して怪我をしたり逃げ遅れたりすることがなくなり、安全に非難することができる。また、地震センサをスイッチボックスに固定しているので、誤って接触するなどして生じる誤検出を防止することができる。
本考案に係る照明器具1は、家屋内外に設けられ、地震災害時に非常用照明として機能する照明器具あり、LED光源11と、商用交流電源2からLED光源11へ電力を供給する電力供給線17と、交流電力を整流して直流電力に変換する整流回路15と、整流された直流電力をLED光源の定格電圧に降圧する降圧回路16と、手動入切スイッチ14と、を備える。
また、商用交流電源2と照明器具1との間には無停電電源装置3が設けられている。本例の無停電電源装置3は、商用交流電源2の交流電力を直流電力に変換するAC/DC変換回路31と、変換された直流電力を蓄電するバッテリ32と、変換された直流電力を再び交流電力に変換するDC/AC変換回路33と、変換された交流電力を整流する波形整形回路34とを備える。なお、波形整形回路34は、変圧器やフィルタ回路などで構成されている。そして、商用電源2が停電した場合にはバッテリ32がDC/AC変換回路33の電力供給源となり、停電しない場合には商用電源2がDC/AC変換回路33の電力供給源となる。
したがって、本例の照明器具1は、非停電時には無停電電源装置3を介して商用交流電源2から供給される交流電力が電力供給線17から供給され、停電時には無停電電源装置3のバッテリ32から供給される交流電力が電力供給線17から供給される。そして、手動入切スイッチ14をONすることでLED光源11が点灯し、手動入切スイッチ14をOFFすることでLED光源11が消灯する。
特に本例の照明器具1は、地震の震度を感知する地震センサ13と、電力供給線17に直列に設けられ、且つ手動入切スイッチ14に並列に設けられた自動入切スイッチ12と、自動入切スイッチ12がONした場合にこれをリセットしてOFF状態に戻すためのリセットスイッチ19と、自動入切スイッチ12がOFF状態の場合に点灯又は点滅するLEDなどからなるスタンバイ確認灯20と、をさらに備える。そしてこのうち、電力供給線17の一部、地震センサ13、手動入切スイッチ14、自動入切スイッチ12、リセットスイッチ19及びスタンバイ確認灯20は、図2に示すように壁などの適宜箇所に固定されるスイッチボックス18に固定して収納されている。
地震センサ13は、機械式又は電気式のいずれも採用することができるが、電気式地震センサを採用する場合には、停電時においても当該地震センサにも電力が供給されるように回路構成する必要がある。したがって、機械式地震センサを用いることが望ましい。
本例の自動入切スイッチ12は、地震センサ13により感知した震度が、たとえば震度4以上の場合にONするように構成されている。この機構は機械式で構成することが望ましいが、停電時においても電力が供給される回路構成とする場合には電気式機構で構成してもよい。自動入切スイッチ12は、地震センサ13により感知した震度が所定震度以上の場合にONし、この状態を保持するが、地震が落ち着いた場合には、リセットスイッチ19を押すことでOFF状態に戻る。同時にスタンバイ確認灯20が点灯することで、地震センサ13による光源11の自動点灯が待機状態になったことを使用者に喚起することができる。
なお、本考案の光源11はLED光源にのみ限定されず、交流電力で作動する白熱灯や蛍光灯も適用することができる。交流電力の光源を用いる場合は、整流回路15及び降圧回路16を省略することもできる。
また、本考案の照明器具1は、無停電電源装置3を必ずしも必要とせず電力供給線17を直接商用交流電源2に接続してもよい。
以上のように、本例の照明器具1によれば、震度が所定以上、たとえば震度4を感知すると、停電の有無に拘らず自動的に光源11が点灯するので、非停電時において照明器具1の手動入切スイッチ14をONする操作が不要となる。その結果、暗所で衝突して怪我をしたり逃げ遅れたりすることがなくなり、安全に非難することができる。
また、無停電電源装置3に接続し、LED光源11を用いているので、停電時には長時間の照明が可能となり、暗所において必要な家財道具等を持ち出すことができる。
また、少なくとも地震センサ13が、壁などに固定されたスイッチボックス18内に固定して設けられているので、地震を良好に検知できるとともに、使用者が誤って接触したりして誤動作するのを防止することができる。また、リセットスイッチ19を押すことで光源11の自動点灯がスタンバイ状態に戻り、スタンバイ確認灯20により当該スタンバイ状態を表示するので、使用者の操作も極めて簡単である。
1…照明器具
11…LED光源
12…自動入切スイッチ
13…地震センサ
14…手動入切スイッチ
15…整流回路
16…降圧回路
17…電力供給線
18…スイッチボックス
19…リセットスイッチ
20…スタンバイ確認灯
2…商用交流電源
3…無停電電源装置
31…AC/DC変換回路
32…バッテリ
33…DC/AC変換回路
34…波形整形回路
11…LED光源
12…自動入切スイッチ
13…地震センサ
14…手動入切スイッチ
15…整流回路
16…降圧回路
17…電力供給線
18…スイッチボックス
19…リセットスイッチ
20…スタンバイ確認灯
2…商用交流電源
3…無停電電源装置
31…AC/DC変換回路
32…バッテリ
33…DC/AC変換回路
34…波形整形回路
Claims (5)
- 光源と、
電源から前記光源へ電力を供給する電力供給線と、
地震の震度を感知する地震センサと、
前記電力供給線に直列に設けられ、前記地震センサにより感知した震度が所定値以上の場合にONする自動入切スイッチと、
前記電力供給線の、前記自動入切スイッチに対して並列に設けられ、前記光源への電力供給を手動にてON/OFFする手動入切スイッチと、
前記自動入切スイッチがONした場合に、これをリセットしてOFF状態に設定するリセットスイッチと、
設置場所に固定されるスイッチボックスと、を備え、
前記スイッチボックスに、少なくとも前記手動入切スイッチ、前記地震センサ及び前記リセットスイッチが固定して収納されている照明器具。 - 前記スイッチボックスに設けられ、前記自動入切スイッチがOFF状態の場合に点灯又は点滅するスタンバイ確認灯をさらに備える請求項1に記載の照明器具。
- 前記自動入切スイッチは、少なくとも震度が4以上の場合にONする請求項1又は2に記載の照明器具。
- 前記電力供給線は、無停電電源装置を介して前記電源に接続される請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
- 前記光源がLEDである請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004665U JP3179025U (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012004665U JP3179025U (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3179025U true JP3179025U (ja) | 2012-10-11 |
Family
ID=48005723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012004665U Expired - Fee Related JP3179025U (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3179025U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI678851B (zh) * | 2018-01-18 | 2019-12-01 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 開關裝置 |
-
2012
- 2012-07-31 JP JP2012004665U patent/JP3179025U/ja not_active Expired - Fee Related
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