JP3178770U - 商品吊り下げ陳列パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】脚体の先端にサンプル収納部を形成し、このサンプル収納部にサンプル用筆記具を差し込んで置くことで、顧客は陳列されている筆記具を自由に試し書きが行えるので、陳列されている筆記具の書き味等を知ることができる商品吊り下げ陳列パネルを提供する。
【解決手段】上記の脚体4は、脚体3より長さを長くすると共に先端にサンプル用筆記具71を入れるためのサンプル収納部41を形成する。また、脚体4の長さを長くすることで、サンプル収納部41が前記した脚体3の先端より前方に突出することで、サンプル収納部41に収納されているサンプル用筆記具71の取り出しが容易に行えると共に、陳列されている筆記具7が邪魔になることがない。
【選択図】図2

Description

本考案は、脚体によって起立状態のパネルに包装袋に収納した商品をパネルに吊り下げて販売する方法と、筆記具等の吊り下げた商品の試し書きを顧客が望むような場合には、サンプル収納部を有する脚体と交換することで試し書きが行えるようにした商品吊り下げ陳列パネルに関する。
従来における商品吊り下げ陳列パネルとしては、例えば、特開2007−54461号公報に開示されている発明がある。この発明は、フレームにフックを取付けると共にフレームの下端にスタンドを取付けて所望の位置に載置する。前記フレームに取付けた該フックに多芯筆記具を包装袋に入れた状態で吊り下げて販売に供するものである。
すなわち、前記包装袋には、複数本の筆記具が収納されていない軸筒と、該軸筒内に収納するのに適した複数種類の筆記具を個別に収納した包装袋を前記フックに吊り下げた状態で販売するものである。
このような販売方法により、顧客が多芯筆記具を最初に購入するとき、好みの筆記具の組み合わせのものが得られ、しかも、前記軸筒とそれに適正に対応した筆記具を容易に見つけ出すことができることから、顧客の好みの筆記具を選択して軸筒にセットすることで好みの多芯筆記具を得ることができるというものであった。
特開2007−54461号公報
ところで、前記した陳列パネルにおいては、筆記具を購入する際に該筆記具の種類、例えば、硬めの書き味、柔らかめの書き味、水性ペンと油性ペン等での書き味の相違などから、購入者が自分に合った書き味を有しているかいなかを試し書きしたいと欲しても行えないといった問題がある。
本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、脚体によって起立状態のパネルに包装袋に収納した商品をパネルに吊り下げて販売する方法と、筆記具等の吊り下げた商品の試し書きを顧客が望むような場合には、サンプル収納部を有する脚体と交換することで試し書きが行える商品吊り下げ陳列パネル筆記具提供せんとするにある。
本考案の商品釣り下げ陳列パネルは前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、商品を吊り下げるフックが形成されたパネルの下端に脚体を着脱自在に取付けた陳列パネルにおいて、前記脚体はパネルの下部に直交する方向に取付けられ、商品のサンプルを必要とする陳列パネルにあっては前記筐体の先端にサンプル挿入部を形成したことを特徴とする。
請求項2の手段は、前記した請求項1において、パネルにサンプル挿入部が形成された脚部は、サンプル挿入部が存在しない脚体の先端より前記サンプル挿入部が前方に突出するような長さに形成されていることを特徴とする。
本考案は前記したように、サンプルを必要としない陳列パネルにあっては、サンプル収納部が存在しない脚体のみで構成することで、前記サンプル収納部が邪魔になることがなく、一方、サンプルを必要とする陳列パネルにあっては、サンプル収納部が形成された少なくとも1つの脚体を配置することで、該サンプル収納部に催置されたサンプル品を手に持って試し作業が行え満足度を高めることができる。
また、パネルにサンプル収納部が形成された脚部を、サンプル挿入部が存在しない脚体の先端より前記サンプル挿入部が前方に突出するような長さとしたことで、サンプルを取り出す時にパネルに吊り下げられている商品が邪魔になることがない等の効果を有するものである。
サンプルを必要としない商品を吊り下げ販売する場合の斜視図である。 脚体を交換してサンプルを収納した状態の斜視図である。
以下、本考案に係る商品吊り下げ陳列パネルの実施例を図1、図2と共に説明する。
1は合成樹脂で構成した箱状のパネルにして、前面側の水平方向に複数個のガイド溝11(図示では2個)が形成されている。また、パネル1における下端の起立辺12には少なくとも2個の中空状に形成され、かつ、丸形状以外の形状に形成された突起受け13が上方に向かって一体的に形成されている。
2は前記パネルのガイド溝11に対して脱着、かつ、スライド可能に形成されたフックにして、前方に向かって商品が収納された包装袋を吊り下げるための吊り下げ杆21が一体的に形成されている。
3は合成樹脂で構成した棒状の脚体(実施例では角柱体)にして、該脚体3の一面の略中間部には前記パネル1の突起受け13に脱着可能に嵌合される突起部31が一体的に形成されている。
前記した少なくとも2本の脚体3における突起部31を前記パネル1の突起受け13に嵌合することで、パネル1は起立状態となるので展示棚に設置することが可能となる。そして、前記フック2の吊り下げ杆21に包装袋に入れた商品を吊り下げることで商品の陳列を行うことができる。
ところで、前記した陳列方法にあっては、吊り下げ状態において商品を見ることで、如何なる商品であるかを顧客は確認することが可能であるが、商品が筆記具のような場合には、多様な外観デザインで形成された筆記具を収納袋に収納して陳列した場合に、顧客はその筆記具の書き味や色合いが如何なるものであるかの試し書きを望むものである。
そこで、収納袋6に入れた筆記具7を陳列するような場合には、図2に示すような脚体4を採用する。すなわち、この脚体4は、前記した脚体3より長さを長くすると共に先端にサンプル用筆記具71を入れるためのサンプル収納部41を形成する。また、脚体4の長さを長くすることで、サンプル収納部41が前記した脚体3の先端より前方に突出することで、サンプル収納部41に収納されているサンプル用筆記具71の取り出しが容易に行えると共に、陳列されている筆記具7が邪魔になることがない。なお、42は脚体3における突起部31と同様な突起部である。
このように、脚体4の先端にサンプル収納部41を形成し、このサンプル収納部41にサンプル用筆記具71を差し込んで置くことで、顧客は陳列されている筆記具7を自由に試し書きが行えるので、陳列されている筆記具7の書き味等を知ることができる。
なお、前記したフック2の吊り下げ杆21に吊り下げられている筆記具7は、全て同じ芯を採用しボディーのデザイン等が異なるような筆記具とすることで、1つのサンプル用筆記具7で陳列されている全ての筆記具7の書き味等を知ることが可能となる。また、2つの脚体の双方をサンプル収納部41付きの脚体4とすることで2種類のサンプルを提供することも可能である。
前記したサンプル収納部41に収納するサンプルとしては筆記具に限定されるものではなく、顧客が手に持って見たり、試し操作することを望む商品の全てに応用することもできる。また、実施例では2本の脚体3,4をパネル1に取付けたものを示したが、多数の商品を吊り下げるためにパネル1の大きさを大きくしたり、商品個々の重量が重いような場合には、多数の脚体を取付けることも可能である。
1 パネル
2 フック
3 脚体
3,4 筐体
31,42 突起
41 サンプル収納部

Claims (2)

  1. 商品を吊り下げるフックが形成されたパネルの下端に脚体を着脱自在に取付けた陳列パネルにおいて、前記脚体はパネルの下部に直交する方向に取付けられ、商品のサンプルを必要とする陳列パネルにあっては前記筐体の先端にサンプル挿入部を形成したことを特徴とする商品吊り下げ陳列パネル。
  2. 前記サンプル挿入部が形成された脚部は、サンプル挿入部が存在しない脚体の先端より前記サンプル挿入部が前方に突出するような長さに形成されていることを特徴とする請求項1記載の商品吊り下げ陳列パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102550899B1 (ko) * 2022-08-26 2023-07-05 (주)지엘어소시에이츠 전시용 진열대

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