JP3178767B2 - フォークリフト用無線ｌａｎシステム - Google Patents

フォークリフト用無線ｌａｎシステム

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JP3178767B2
JP3178767B2 JP14528194A JP14528194A JP3178767B2 JP 3178767 B2 JP3178767 B2 JP 3178767B2 JP 14528194 A JP14528194 A JP 14528194A JP 14528194 A JP14528194 A JP 14528194A JP 3178767 B2 JP3178767 B2 JP 3178767B2
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哲夫 佐藤
実 岡田
日出樹 長谷
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日本トランスシティ株式会社
日本輸送機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、入出庫作業を行うフォ
ークリフト車の各々について作業者毎の作業管理が行え
るようにした無線ＬＡＮシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、センター側端末機と複数台の
フォークリフト車に搭載した端末機との間で入出庫に係
るデータを無線にて送受信して入出庫作業を行うフォー
クリフト用無線ＬＡＮシステムが知られている。この種
の無線ＬＡＮシステムにおいて、荷物の入出庫を複数台
のフォークリフト車で行い、複数の作業者がいくつかの
フォークリフト車を乗り換えて運転することが多い。こ
の作業者毎の作業実績データを取るために、フォークリ
フト車を乗り換える毎に、作業者は車上端末機のキーボ
ード等を操作して自分のコードナンバー等を入力するよ
うになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
が車上端末機のキーボード等から自分のコードナンバー
等を入力するため、入力ミスが起こり易く、その結果、
作業実績データが誤ったものとなり易く、データの信頼
性に難点があった。本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたものであり、作業者が保有するＩＤカ
ードを読取るカードリーダを設けたことにより、キーボ
ード等を操作して自分のコードナンバー等を入力する手
間がかからず、しかも、入力ミスが起こり難く、信頼性
の高い作業実績データを作成できるフォークリフト用無
線ＬＡＮシステムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、センター側端末機と複数台のフォークリフ
ト車に搭載した端末機との間で入出庫に係るデータを無
線にて送受信して入出庫作業を行うフォークリフト用無
線ＬＡＮシステムにおいて、フォークリフト側端末機
は、フォークリフト車で行われた作業処理データを該端
末機へ入力する入力手段と、各作業者がそれぞれ保有す
るＩＤカードを読取るカードリーダと、前記入力手段に
より入力された作業処理データ及びカードリーダにより
読み取られたＩＤカードデータを前記センター側端末機
に伝送する伝送手段を備え、センター側端末機は、伝送
手段により伝送された作業処理データに基づいて各フォ
ークリフト車毎の作業実績データを集計し、かつ、各フ
ォークリフト車毎の作業実績データを、伝送手段により
伝送された前記ＩＤカードデータに基づいて更に各作業
者毎に区分けして集計するデータ処理手段を備えたもの
である。
【０００５】
【作用】上記構成を有するフォークリフト用無線ＬＡＮ
システムによれば、作業者はフォークリフト車を乗り換
える都度、各自が保有するＩＤカードをカードリーダに
読取らせ、また、入力手段により作業処理データをフォ
ークリフト側端末機に入力する。これらのカードリーダ
により読み取られたＩＤカードデータ及び入力された作
業処理データは、センター側端末機に伝送手段により伝
送される。この伝送された各データに基づいてセンター
側端末機のデータ処理手段により、各フォークリフト車
毎の作業実績データを集計し、かつ、各フォークリフト
車毎の作業実績データを、前記ＩＤカードデータに基づ
いて更に各作業者毎に区分けして作業実績データを集計
する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図１はフォークリフト用無線ＬＡＮ
システムの全体構成を示す。事務所には、荷物の入出庫
データを登録管理する在庫管理機１（センター側端末
機）と、荷物管理情報やエラーメッセージを出力するプ
リンタ２とが設置されている。また、倉庫には荷物３を
積載するラック（図示なし）が配設され、フォークリフ
ト車５が倉庫内を動き回って荷物３を運びラックに対し
て入出庫作業を行う。事務所の在庫管理機１は、倉庫内
の無線端末機６と回線で接続されていて、無線端末機６
は調整器７及び分配器８を介してアンテナ９と回線で接
続されている。在庫管理機１とフォークリフト車５と
は、アンテナ９及び後述の車上端末機１２を介して、無
線にて入出庫データを授受する。また、在庫管理機１
は、受信した各種データに基づいてフォークリフト車５
の作業者毎の作業実績データを集計するデータ処理の機
能を備えている。
【０００７】図２、図３はフォークリフト車５に車上端
末機１２が搭載された状態を示す。車上端末機１２に
は、上記アンテナ９と無線にて交信するための車上アン
テナ１３と、入出庫指示データなどを表示する表示画面
１４と、車上端末機１２にデータを入力するキーボード
（入力手段）１５とが設けられている。また、車上端末
機１２には、作業者が保有する磁気ＩＤカード１６を読
取るカードリーダ１７が接続されている。このカードリ
ーダ１７で読み取られたＩＤカードデータは、キーボー
ド１５により入力された作業処理データと共に在庫管理
機１に送信される。
【０００８】また、在庫管理機１と車上端末機１２との
データ授受の媒体は、無線に限られず、ＩＣカード等を
使用してもよい。その場合、入出庫作業中は車上端末機
１２にＩＣカードを搭載して随時ＩＣカードに入出庫デ
ータを書き込み、入出庫作業後にＩＣカードを在庫管理
機１に渡すようにすればよい。請求の範囲に記載の「伝
送手段」は、そのようにしてデータを渡す場合をも含む
ものである。
【０００９】上記構成において、作業者は、フォークリ
フト車５を乗り換える毎に、作業前に、自己が保有する
ＩＤカード１６をカードリーダ１７に読み込ませる。ま
た、キーボード１５を操作してフォークリフト車５で行
った作業処理データを入力する。この作業処理データ
と、カードリーダ１７により読み取られたＩＤカード１
６のデータは、車上端末機１２より在庫管理機１に伝送
され、在庫管理機１ではフォークリフト車別に、また、
作業者別に作業実績データを集計する。
【００１０】図４は在庫管理機１により作成されたフォ
ークリフト車毎で、かつ、作業者別の作業実績データ例
を示す。このような作業実績データが作業者に煩わしい
操作を強いることなく容易に得られ、しかも得られるデ
ータは作業者が頻繁にフォークリフト車を乗り換えたと
しても信頼性のある正確なものとなる。
【００１１】なお、本発明は上記実施例構成に限られる
ことなく種々の変形が可能であり、例えば、上記では、
作業者がキーボード１５を操作してフォークリフト車５
で行った作業処理データを入力する場合を示したが、入
出庫ラックにバーコードを設けると共に、このバーコー
ドを読み取るリーダをフォークリフト車５に搭載して、
自動で入出庫に関するデータが車上端末機１２に入力さ
れるようにしてもよい。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明のフォークリフト用
無線ＬＡＮシステムによれば、作業者がフォークリフト
車を乗り換えたときにＩＤカードをカードリーダに読み
込みさせるだけで、正しい作業者のデータがフォークリ
フト端末機からセンター側端末機へ送信され、正確な作
業実績データを集計することができる。特に、各フォー
クリフト車毎の作業実績データを集計し、更に各作業者
毎に作業実績データを集計するので、有効な管理データ
を作成することができる。また、作業者は従来のキーボ
ード等の入力装置による煩わしい入力操作をする必要が
なく、手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例によるフォークリフト用無線
ＬＡＮシステムの全体構成図である。
【図２】フォークリフト車の斜視図である。
【図３】フォークリフト車の車上端末機部の斜視図であ
る。
【図４】作成された作業実績データの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
１ 在庫管理機（センター側端末機） １２ 車上端末機 １５ キーボード（入力手段） １６ ＩＤカード １７ カードリーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷 日出樹 京都府長岡京市東神足２丁目１番１号 日本輸送機株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−46645（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−79491（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−306789（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B66F 9/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 センター側端末機と複数台のフォークリ
    フト車に搭載した端末機との間で入出庫に係るデータを
    無線にて送受信して入出庫作業を行うフォークリフト用
    無線ＬＡＮシステムにおいて、 前記フォークリフト側端末機は、フォークリフト車で行
    われた作業処理データを該端末機へ入力する入力手段
    と、各作業者がそれぞれ保有するＩＤカードを読取るカ
    ードリーダと、前記入力手段により入力された作業処理
    データ及び前記カードリーダにより読み取られたＩＤカ
    ードデータを前記センター側端末機に伝送する伝送手段
    を備え、 前記センター側端末機は、前記伝送手段により伝送され
    た前記作業処理データに基づいて各フォークリフト車毎
    の作業実績データを集計し、かつ、各フォークリフト車
    毎の作業実績データを、前記伝送手段により伝送された
    前記ＩＤカードデータに基づいて更に各作業者毎に区分
    けして集計するデータ処理手段を備えたことを特徴とす
    るフォークリフト用無線ＬＡＮシステム。
JP14528194A 1994-06-03 1994-06-03 フォークリフト用無線ｌａｎシステム Expired - Fee Related JP3178767B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005139000A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Toyota Industries Corp 産業車両の稼働状況を管理するシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005139000A (ja) * 2003-10-14 2005-06-02 Toyota Industries Corp 産業車両の稼働状況を管理するシステムおよび方法

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