JP3178711U - リモート端末備忘装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置が容易で検知感度が良好なスイッチ機構を備え、乗務員がリモート端末の不在を確実に察知することができるリモート端末備忘装置を提供する。
【解決手段】移動車両の乗務員によって使用されるリモート端末の紛失を防止するためのリモート端末備忘装置1であって、リモート端末を収容可能な筐体部2と、警報を発する警報部5と、この警報部5の電源の入切を操作するスイッチ部と、警報部5に電力を供給する電力供給部とを有する。スイッチ部はリモート端末に接して動作する動作部4を備え、この動作部4は、リモート端末の載荷を受けるときは導電しない切状態となり、リモート端末の載荷を受けないときは導電する入状態となるものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、移動車両の乗務員によって使用されるリモート端末の紛失を防止するためのリモート端末備忘装置に関する。
一般に、車載式トラッククレーンやショベルカー等では遠隔操作が可能な無線の送信機であるリモート端末を用いて操縦を行うことが多い。このようなリモート端末を用いると従来の作業に比べると作業性が著しく改善されるが、当該車両で持ち運んで使用するので作業終了後に収容することを忘れてしまい作業現場に置き忘れたり、アウトリガー等の車外に置いて発車してしまい走行中に落下させて紛失したり、また、リヤタイヤで踏んで破損させるような事例も発生している。このようなリモート端末は高価であり、また、送信側のリモート端末を紛失すると受信機も交換修理や買い替えすることもあり、所有者にとっては大きな負担になっているし、そもそも交換修理や買い替えまでの期間、リモート端末がないことから遠隔操作が不可能となり、事業に支障が生ずる。また、近年では、宅配業者等において配送先で決済が可能なモバイル決済端末機なども普及しており、高価なリモート端末機器の置き忘れによる紛失を防ぐための方法や装置が必要とされている。
例えば、特許文献1には、「コントロール部材の置き忘れ防止装置」という名称で、車両のサイドブレーキと連動させて置き忘れ時に警報を発するコントロール部材の置き忘れ防止装置に関する考案が開示されている。
この特許文献1に開示された考案は、コントロール部材を収容可能な箱体と、この箱体の底部に設置される板部材と、この板部材に載置されるコントロール部材を検知するコントロール部材検知手段と、車両のサイドブレーキの動作状況を検知するサイドブレーキ検知手段と、コントロール部材検出手段とサイドブレーキ検知手段の検知信号に基づいてコントロール部材が置き忘れられていることを告知する警報手段を有するものである。
そして、コントロール部材検知手段は、箱体の底部と板部材の間に設置されるばね部材とスイッチ部材とを備えており、板部材上にコントロール部材が載置されてばね部材が縮んでいるときはスイッチ部材は導通せず、一方、板部材上にコントロール部材が載置されておらず板部材が伸びているときにスイッチ部材を導通させておくように構成されている。また、サイドブレーキ検知手段は、サイドブレーキによって押圧されるスイッチ手段を備えており、このスイッチ手段は、サイドブレーキを引いた状態では導通せず、一方、サイドブレーキを戻した状態では導通するように構成されている。そして、コントロール部材検知手段が導通し検知状態となり、サイドブレーキ検知手段が導通して検知状態になったとき、すなわち、コントロール部材を箱体に収容してない状態で車両を発進させようとしたときに、警報であるブザーが鳴るようになっており、使用者はコントロール部材の置き忘れに気付くことができる。
実開平7−44189号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された考案は、車両のサイドブレーキと連動させた構成であるので、簡単に設置することが困難であるという課題があった。また、平面状の板部材の上下動は平面状であるので場所によって偏りを生じ易く、スイッチ部材による検知がうまく作動しない可能性があるという課題もあった。
本考案はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、設置が容易で検知感度が良好なスイッチ機構を備え、乗務員がリモート端末の不在を確実に察知することができるリモート端末備忘装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案であるリモート端末備忘装置は、移動車両の乗務員によって使用されるリモート端末の紛失を防止するためのリモート端末備忘装置であって、リモート端末を収容可能な筐体部と、警報を発する警報部と、この警報部の電源の入切を操作するスイッチ部と、警報部に電力を供給する電力供給部とを有し、スイッチ部はリモート端末に接して動作する動作部を備え、この動作部は、リモート端末の載荷を受けるときは導電しない切状態となり,リモート端末の載荷を受けないときは導電する入状態となるものである。
このような構成のリモート端末備忘装置によれば、リモート端末が筐体に収容されて動作部がリモート端末の載荷を受けるときには、スイッチ部においては回路を開けた状態を保持して導電しない切状態となるように作用し、警報部の電源は入らず警報は発せられない。一方、リモート端末が筐体に収容されなくて動作部がリモート端末の載荷を受けないときは、スイッチ部においては回路を閉じて導電する入状態を保持し、警報部の電源を入れて警報が発せられるように作用する。
また、請求項2記載の考案は、請求項1記載のリモート端末備忘装置において、警報部が発する警報は、視認可能な警告灯又は聴認可能な警報音又は警告灯と警報音の組合せであるものである。
このような構成のリモート端末備忘装置においては、請求項1に記載の考案の作用に加えて、警告灯は視覚的に乗務員に警報を伝達し、警報音は聴覚的に乗務員に警報を伝達し、さらに、警告灯と警報音を組み合わせると視覚的及び聴覚的の両方の感覚を刺激して警報を伝達するように作用する。
そして、請求項3記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載のリモート端末備忘装置において、筐体に枢設され筐体の開放部の少なくとも一部を覆う扉部を備えるものである。
このような構成のリモート端末備忘装置においては、請求項1又は請求項2に記載の考案の作用に加えて、扉部はリモート端末を筐体部に確実に収容し筐体部から落下したり外れたりすることを防止するように作用する。
以上説明したように、本考案の請求項1に記載のリモート端末備忘装置においては、リモート端末を筐体部に収容していないと、スイッチ部の電源が入状態となり、警報部の電源が入って警報が発せられるので、移動車両の乗務員はリモート端末の置き忘れや紛失に迅速に気付くことができる。また、簡単な構成であるので、安価に作製でき、なおかつ設置も容易となる。
また、本考案の請求項2に記載のリモート端末備忘装置においては、警報部での警報が、警告灯、警報音又は警告灯と警報音の組合せであるので、移動車両の乗務員は視覚的又は聴覚的に、あるいはその両方で警報を察知し、リモート端末がリモート端末備忘装置に収容されていないことに容易に気付くことが可能となる。
そして、本考案の請求項3に記載のリモート端末備忘装置においては、扉部を備えているので、筐体部に収容されるリモート端末が車両の振動等があっても筐体部から外部に飛び出すことなく、安定して収容することができる。また、外部からの衝撃や、塵や埃から筐体部内部及びリモート端末を保護することも可能となる。
本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の斜視図である。 (a)は本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の上面図であり、(b)は同じくリモート端末備忘装置にリモート端末を収容した場合の上面図である。 図2(b)中にA−A線で示された部分の矢視断面図である。 本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部にフックを用いた変形例を示す概念図である。 (a)は本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部に一対の押しボタンを用いた変形例を示す上面図であり、(b)は同じくリモート端末備忘装置の動作部に一対の押しボタンを用いた変形例にリモート端末を収容した場合の上面図である。 (a)は本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部に押しボタンを用いた変形例を示す上面図であり、(b)は同じくリモート端末備忘装置の動作部に押しボタンを用いた変形例にリモート端末を収容した場合の上面図である。
以下に、本考案に係るリモート端末備忘装置の実施の形態を図1乃至図3を参照しながら説明する。(請求項1及び請求項2に対応)
図1は、本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の斜視図である。
図1において、リモート端末備忘装置1は、内部にリモート端末が収容可能な筐体2と、警告灯5と、この警告灯5が設置される水平な設置板7aと垂直な設置板7bからなる設置台7の内部に収容されて図示していないが、スイッチ部としてのリミットスイッチと、このリミットスイッチの一部で動作部である棒状体4を備えている。
また、導線6a,6bは車両に搭載されているバッテリー等の外部電力に接続して警告灯5に電力を供給するための配線である。通常、車両の運転席には近傍にヒューズボックスが備えられているため、導線6a,6bをそのヒューズボックス内から誘電するとよい。また、その際には運転席内鉄部にアース接続するとよい。このような導線6a,6bを設けることで取付が容易で車両の代替え時にも対応が容易となるのである。
凸部9a,10a,10bは筐体2に収容されるリモート端末の形状に合わせて形成されリモート端末の筐体2内部での移動を抑制するものである。そして、符号8はねじであり、4か所において螺合されて設置板7aを設置板7bに固定している。設置台7の内部に収容されたリミットスイッチの修理やメンテナンスは、このねじ8を緩めて警告灯5と設置板7aを取り外して行う。
リモート端末備忘装置1は、移動車両内に設置されて、リモート端末がリモート端末備忘装置1に収容されていないときに警告灯5が点灯して乗務員にリモート端末の不在を知らせる装置であり、警告灯5の点灯及び消灯は、棒状体4の動作によって決定される。すなわち、筐体2内にリモート端末が収容されて棒状体4がリモート端末に接してリモート端末の載荷を受けているときにはリミットスイッチが導電しない切状態となるように設定されているので警告灯5は消灯している。
一方、筐体2内にリモート端末が収容されてなくて棒状体4がリモート端末の載荷を受けていないときにはリミットスイッチは導電する入状態となるように設定されているので警告灯5は電力の供給を受けて点灯する。したがって、移動車両の乗務員は、警告灯5が点灯していることを視認すると、リモート端末が筐体2内に収容されていないことに気付くので、リモート端末の置き忘れ等によるリモート端末の紛失や損傷を防止することができる。
なお、本実施の形態では、警報部として視覚的に警報を捉えることが可能な警告灯5を用いているが、ブザーやサイレン等の警報音を発して聴覚的に警報を捉えることが可能な警報音発生器を用いることも可能である。さらには、警告灯5と警報音発生器を組み合わせるように回路を構成して設置し、視覚的及び聴覚的に警報を捉えるようにするとこともできる。また、警告灯5の形状、種類及び色についても特に限定されるものでなく、信号灯のように表面が平らな形状のものを用いてもよいし、回転灯のようにさらに注意喚起の効果が高いものを選定してもよい。
そして、リモート端末備忘装置1の設置位置は、移動車両の内部で、特に、乗務員席から視認又は聴認可能な範囲に設置されることが好ましい。乗務員席から視認又は聴認可能な範囲に設置されると、乗務員が運転して停車場所から移動する際にリモート端末の置き忘れに迅速に気付くことができる。
また、筐体2を構成する材料は、特に限定されず、木材、金属及びプラスチック等の板材を用いることができる。さらに、凸部9a,10a,10bの形状及び材料についても特に限定されるものではなく、収容するリモート端末の形状に合わせて自由に設計することができる。
次に、図2(a)は、本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の上面図であり、(b)は、同じくリモート端末備忘装置にリモート端末を収容した場合の上面図である。
図2(a)及び(b)において、リモート端末備忘装置1は横長の面を底面とする横置きで使用されるものであり、リモート端末備忘装置1の筐体2内にリモート端末11を収容すると、棒状体4の上にリモート端末11が載置され、また、リモート端末11の形状に合わせて形成された筐体2内部にリモート端末11が整然と収まるようになっている。特に、リモート端末11の下端部の持ち手は凸部10a,10bの間に収容されて、筐体2内でのリモート端末11の移動を防止している。このリモート端末11はクレーンを操縦するための無線送信機であり、電源スイッチ12や各種の操作ボタン13,14が備わっている。ここでは、リモート端末11の形状に合わせて筐体2の大きさを決定し、筐体2内部に凸部9a,9b,10a,10bを設けているが、筐体2の大きさや凸部9a,9b,10a,10b等の内部構造は特に限定されるものではなく、収容するリモート端末の形状に合わせて自由に変えることができる。なお、リモート端末11にはクレーンを操縦する無線送信機の他にも宅配業者等が使用するモバイル決済端末機等が含まれる。
また、前述のとおり、符号8はねじであり、設置板7aを設置板7bに螺設するためのものである。
続いて、図3は、図2(b)中にA−A線で示された部分の矢視断面図である。
図3において、リモート端末備忘装置1の断面をみると、警告灯5及び設置板7a,7bの下方にはリミットスイッチ3が設置されており、このリミットスイッチ3の正面側に棒状体4が固定具16を介して突設されている。筐体2内にはリモート端末11が収容されており、リモート端末11の背面は棒状体4に接して、棒状体4はリモート端末11の重みによって下方に垂れている。この棒状体4の動きを受けてリミットスイッチ3内部では、回路を開けた状態を保持して導通しない切状態とし、通電されないので警告灯5は消灯している。
一方、図示していないが、リモート端末11が収容されていないときは、棒状体4はリモート端末11の載荷を受けず、筐体2の底面に対して水平になるように静止しており、リミットスイッチ3内部では回路を閉じて導通させて入状態となるので警告灯5が点灯する。
ここで、符号15は、警告灯5に電力を供給するための導線を配線するための貫通孔であり、図示していないが警告灯5には導線が接続されている。
このように本実施の形態では、棒状体4にリモート端末11の載荷の有無を検知させて警告灯5を点消灯させるので、簡単な構成でありながらも確実にリモート端末11の不在を警告することができる。
次に、本実施の形態にかかるリモート端末備忘装置の変形例について図4乃至図6を参照して説明する。(特に、請求項3に対応)
まず、図4は、本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部にフックを用いた変形例を示す概念図である。
図4において、リモート端末備忘装置21は縦長に設置され、縦置きで使用されるものであり、先に示した図1のリモート端末備忘装置1とは動作部である棒状体4が異なっている。リモート端末備忘装置21の動作部はフック38であり、このフック38に荷重がかかるか否かがリミットスイッチの入切を決定する。リモート端末31は具備される掛止孔37をフック38に掛止して、吊り下げた状態で筐体22内に収容されるので、フック38には、掛止されるリモート端末31の荷重がかかり、図示していないがフック38に接続されるリミットスイッチでは回路を開けて導通せず切状態となり、したがって、警告灯25は消灯している。
一方、リモート端末31が収容されずフック38に荷重がかからないときには、リミットスイッチは回路を閉じて導通して入状態となり、警告灯25が点灯して、リモート端末31の不在を乗務員に知らせるようになっている。
また、リモート端末備忘装置21は扉39を備えており、筐体22の一の側面の上端部に枢設される扉39は、閉めると筐体22の開放部を覆って、収容されるリモート端末31が外部に飛び出すのを防いだり、外部からの塵や埃が筐体22内部に侵入するのを防いだりして、リモート端末31及び筐体22の内部を保護することができる。なお、符号40はつまみであり、手でつまんで扉39の開閉を行うものである。また、扉39を形成する材料は特に限定されるものでないが、透明又は半透明のプラスチック板を用いると、筐体22内のリモート端末31の収容状態を確認することができる。
なお、符号28は設置台27を固定するねじであり、符号29a,29b,30a,30bはリモート端末31の移動を防止する凸部である。そして、符号32はリモート端末31の電源スイッチであり、符号33,34は同じくリモート端末31の操作ボタンである。
次に、図5(a)は、本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部に一対の押しボタンを用いた変形例を示す上面図であり、(b)は同じくリモート端末備忘装置の動作部に一対の押しボタンを用いた変形例にリモート端末を収容した場合の上面図である。
図5(a)及び(b)において、リモート端末備忘装置41は、前述の図4に示すリモート端末備忘装置21と同様に縦置きで使用するものである。このリモート端末備忘装置41では、リミットスイッチの動作部がボタン式であり、一対の押しボタン58a,58bが凸部50a,50bの上部にそれぞれ設置されている。
図5(b)に示すように、リモート端末51を筐体42に収容すると、電源スイッチ52や各種操作ボタン53,54を備えるリモート端末51の操作部と持ち手で形成される一対の肩部が一対の押しボタン58a,58bに載荷されるように配置され、一対の押しボタン58a,58bは押圧された状態となり、リミットスイッチでは回路を開けて導通しない状態を保持し切状態となり、警告灯45は消灯する。一方、リモート端末備忘装置51が収容されていないときは、一対の押しボタン58a,58bは載荷されないので、リミットスイッチは回路を閉じて導通し入状態となって、警告灯45に電力を供給して点灯するので乗務員は警報として視認することができる。
なお、符号48は設置台47を固定するねじであり、符号29a,29bはリモート端末51の移動を防止する凸部である。
そして、図6(a)は、本考案の実施の形態に係るリモート端末備忘装置の動作部に押しボタンを用いた変形例を示す上面図であり、(b)は同じくリモート端末備忘装置の動作部に押しボタンを用いた変形例にリモート端末を収容した場合の上面図である。
図6(a)及び(b)において、リモート端末備忘装置61は、図5に示すリモート端末備忘装置41と同様に縦置きで使用する形態をとる。リモート端末備忘装置61では、動作部が筐体62の底面に設置される押しボタン78であり、図6(b)に示すようにリモート端末71を筐体62に収容すると、リモート端末71の持ち手の底面が押しボタン78と接触して押圧し、押しボタン78は載荷状態となる。図5のリモート端末備忘装置41と同様に、押しボタン78が載荷状態であるときには、リミットスイッチは切状態となり、警告灯65は点灯しないが、リモート端末71が収容されてなくて押しボタン78が載荷状態でないときにはリミットスイッチは入状態となって、警告灯65が点灯し、リモート端末71がリモート端末備忘装置61に収容されていないことを乗務員に伝達するように構成されている。
なお、符号68は設置台67を固定するねじであり、符号69a,69b,70a,70bはリモート端末71の移動を防止する凸部である。そして、符号72はリモート端末71の電源スイッチであり、符号73,74は同じくリモート端末71の操作ボタンである。
このように構成された本実施の形態においては、リモート端末備忘装置の筐体にリモート端末が収容されているかどうかを動作部の載荷状態で確実に判断し、警告灯を点灯して乗務員に警告を発するので、乗務員はリモート端末の不在に素早く気が付くことが可能であり、破損や紛失する前にリモート端末を探し出すことができる。また、リモート端末備忘装置は簡単な構造であるので、使いやすく、そして安価に作製することができ、なお且つ、設置も容易となる。
以上説明したように、請求項1乃至請求項3に記載された本考案は、リモート端末が不在の際に確実に警報を発し、安価で取り扱いが容易なリモート端末備忘装置を提供可能であり、リモート端末を使用する移動車両や作業車両等において利用可能である。
1…リモート端末備忘装置 2…筐体 3…リミットスイッチ 4…棒状体 5…警告灯 6a,6b…導線 7…設置台 7a,7b…設置板 8…ねじ 9a,9b…突部 10a,10b…突部 11…リモート端末 12…電源スイッチ 13…操作ボタン 14…操作ボタン 15…貫通孔 16…固定具 21…リモート端末備忘装置 22…筐体 25…警告灯 27…設置台 28…ねじ 29a,29b…突部 30a,30b…突部 31…リモート端末 32…電源スイッチ 33…操作ボタン 34…操作ボタン 37…掛止用孔 38…フック 39…扉 40…つまみ 41…リモート端末備忘装置 42…筐体 45…警告灯 47…設置台 48…ねじ 49a,49b…突部 50a,50b…突部 51…リモート端末 52…電源スイッチ 53…操作ボタン 54…操作ボタン 58a,58b…押しボタン 61…リモート端末備忘装置 62…筐体 65…警告灯 67…設置台 68…ねじ 69a,69b…突部 70a,70b…突部 71…リモート端末 72…電源スイッチ 73…操作ボタン 74…操作ボタン 78…押しボタン

Claims (3)

  1. 移動車両の乗務員によって使用されるリモート端末の紛失を防止するためのリモート端末備忘装置であって、
    前記リモート端末を収容可能な筐体部と、警報を発する警報部と、この警報部の電源の入切を操作するスイッチ部と、前記警報部に電力を供給する電力供給部とを有し、
    前記スイッチ部は前記リモート端末に接して動作する動作部を備え、この動作部は、前記リモート端末の載荷を受けるときは導電しない切状態となり,前記リモート端末の載荷を受けないときは導電する入状態となることを特徴とするリモート端末備忘装置。
  2. 前記警報部が発する警報は、視認可能な警告灯又は聴認可能な警報音又は前記警告灯と前記警報音の組合せであることを特徴とする請求項1に記載のリモート端末備忘装置。
  3. 前記筐体に枢設され前記筐体の開放部の少なくとも一部を覆う扉部を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリモート端末備忘装置。
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