JP3178670B2 - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JP3178670B2
JP3178670B2 JP15650698A JP15650698A JP3178670B2 JP 3178670 B2 JP3178670 B2 JP 3178670B2 JP 15650698 A JP15650698 A JP 15650698A JP 15650698 A JP15650698 A JP 15650698A JP 3178670 B2 JP3178670 B2 JP 3178670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆Fアンテナに関
し、特に携帯電子機器の内蔵アンテナとして好適な逆F
アンテナの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の内蔵アンテナなどに逆Fアン
テナが用いられているが、従来の逆Fアンテナは、図7
に示されているように、回路基板6上に断面Γ形状の金
属部2と支持体3よりなるエレメントを固定することに
より構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアンテナ構
造の場合、アンテナエレメントを回路基板6上に取り付
ける際、その取り付け位置を正確に定めることが困難で
あり、注意深く作業を行う必要があり、また、固定のた
めの治具が必要である。
【0004】本発明の目的は、アンテナエレメントの回
路基板へのとりつけが容易であり、かつ、正確に位置決
めすることができるアンテナ構造を提供することにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、回路基板への取り付
けが容易なアンテナエレメントの構造及びその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯電話機な
どの内蔵アンテナとして用いられる逆Fアンテナの一種
である、変形逆Fアンテナを機械的に精度良く取り付け
るため、アンテナエレメントを支持する支持体にスリッ
トを設け、このスリットに回路基板を挿入することによ
りアンテナエレメントを回路基板に固定することを特徴
とする。
【0007】また、回路基板には、位置決め用の切り欠
きあるいは突起を設けておき、支持体のスリットと嵌合
させるようにする。
【0008】なお、ここでいう変形逆Fアンテナとは、
金属板で出来たエレメントが、回路基板の両面を包み込
むような構造であり、回路基板の片面に給電点とアース
接点をもち、回路基板の反対面に開口部を有し、アース
面とエレメントとでアンテナの動作をするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のアンテナエレメ
ントの実施の形態を示す図であり、(a)はエレメント
の側面図、(b)は平面図である。アンテナエレメント
1は、金属部2と支持体3からなる。金属部2は金属板
によって形成されており、この金属部2の端部には給電
点4、およびアース接点5が形成されている。
【0010】支持体3は、絶縁体または誘電体で形成さ
れ、金属部2を一定の形状で正確に保持するためのもの
である。金属部2を支持体3へ固着することにより両者
を一体化する。金属部2と支持体3の固着方法として
は、金属板を支持体3の形状に折り曲げて両者を接着す
る方法、あるいは支持体3の周囲に金属膜をメッキある
いは蒸着等により付着させて金属部2を形成する方法等
適宜の方法によって構成することができる。
【0011】支持体3には、回路基板6の厚さと同じ
か、あるいはやや広めのスリット7が設けられている。
このスリット7に回路基板6を挿入することによりアン
テナエレメント1と回路基板6を固着する。アンテナエ
レメント1を回路基板6に取り付けた状態の側面図は図
2のようになる。更に、給電点4、アース接点5を、回
路基板6の所定の位置に設けられた給電端子及びアース
端子に半田等により接続して、変形逆Fアンテナを構成
する。
【0012】本発明による変形逆Fアンテナは、図2に
示されているように、支持体3のスリット7に回路基板
6の端部が丁度収まるまで挿入することによってアンテ
ナエレメント1の位置が固定されるので、図2において
矢印A方向の位置決めは確実に行われる。
【0013】図3は、本発明によるアンテナエレメント
1を取り付ける回路基板6の他の実施の形態を示す図で
ある。この実施の形態では、回路基板6の一隅に切り欠
き部8を設ける。この切り欠き部8に支持体3の端部を
当接させて取り付けることにより、図4に示すように、
アンテナエレメント1と回路基板6とを矢印B方向につ
いても正確な位置関係で固定することができる。
【0014】図5は、本発明によるアンテナエレメント
1を取り付ける回路基板6の更に他の実施の形態を示す
図である。この実施の形態では、回路基板6の一辺に凹
型の切り欠き部9を設ける。この切り欠き部9に支持体
3がはまるように取り付けることにより、アンテナエレ
メント1と回路基板6とを図4の矢印B方向についても
正確な位置関係で固定することができる。
【0015】図6(a)は、本発明によるアンテナエレ
メント1を取り付ける回路基板6の更に他の実施の形態
を示す図である。この実施の形態では、回路基板6の一
辺に凸型の突起部10を設ける。一方、支持体3のスリ
ット7には、図6(b)に示すように、突起部10と等
しい幅を有する凹部11を設ける。
【0016】アンテナエレメント1を回路基板6に取り
付ける際には、突起10と凹部11がはまるように両者
の位置決めがなされるため、図4の矢印B方向につい
て、正確な位置で固定することができる。
【0017】また、本発明のアンテナエレメントを製造
する場合、例えば、断面が矩形の棒状絶縁体又は誘電体
を軸方向に切削して、その断面形状が図1のアンテナエ
レメントの側面形状となるように、スリット7等を形成
し、次に、アンテナエレメントの側面形状に切削された
棒状の絶縁体又は誘電体の周囲に、金属板を接着、ある
いは金属膜を付着して図1の金属部2を形成し、それを
所望の長さ単位に切断してそれぞれアンテナエレメント
とすれば、複数のアンテナエレメントを同時に作成する
ことができるので、量産性にも優れている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナエレメント
を、回路基板上の正確な位置に固定することができるの
で、電気的特性が安定し、かつ均一な特性のアンテナを
構成することができる。
【0019】また、アンテナエレメントの取り付けの
際、位置決めを正確に行うための複雑な作業を行う必要
がないので、組立作業が容易となり、さらに、量産性に
も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で採用するアンテナエレメ
ントの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態で採用する回路基板の
構成を示す図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図5】本発明の更に他の実施の形態で採用する回路基
板の構成を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施の形態で採用する回路基
板の構成及びアンテナエレメントの構成を示す図であ
る。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナエレメント 2 金属部 3 支持体 4 給電点 5 アース接点 6 回路基板 7 スリット 8、9 切り欠き部 10 凸部 11 スリット側凹部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−186422(JP,A) 特開 平7−202538(JP,A) 特開 平5−206880(JP,A) 特開 平7−106826(JP,A) 特開 平7−326922(JP,A) 特開 平10−200438(JP,A) 特開 平8−162846(JP,A) 特開 平1−316005(JP,A) 実開 平4−39711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 1/48 H01Q 13/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体または誘電体で形成され、回路基
    板の一辺と嵌合するためのスリットを有する支持体と、
    その一端部に給電点とアース接点を有し、前記支持体に
    支持されて前記回路基板の両面を包み込むように前記支
    持体の周囲に形成された板状導体とからなり、前記回路
    基板の一辺に前記支持体のスリットが嵌合されたとき
    に、前記板状導体の給電点及びアース接点が前記回路基
    板の片面に設けられた給電端子及びアース端子と接続さ
    れ、前記回路基板の反対面と前記板状導体の他端部とに
    よって開口部が形成されるように構成されていることを
    特徴とする変形逆Fアンテナエレメント。
  2. 【請求項2】 給電端子及びアース端子が設けられた回
    路基板と、絶縁体または誘電体で形成され前記回路基板
    の一辺と嵌合するスリットを有する支持体と、その一端
    部に給電点とアース接点を有し、前記支持体に支持され
    前記回路基板の両面を包み込むように前記支持体の
    囲に形成された板状導体とからなり、前記回路基板の一
    辺に前記支持体のスリットを嵌合することにより、前記
    板状導体の給電点及びアース接点が前記回路基板の片面
    に設けられた給電端子及びアース端子と接続され、前記
    回路基板の反対面と前記板状導体の他端部とによって開
    口部が形成されることを特徴とする変形逆Fアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記回路基板の一隅に切り欠き部を設
    け、前記支持体の端部を、前記切り欠き部当接させて嵌
    合したことを特徴とする請求項2記載の変形逆Fアンテ
    ナ。
  4. 【請求項4】 前記回路基板の一辺に凹型の切り欠き部
    を設け、前記支持体の両端部を、前記凹型の切り欠き部
    の両端に当接させて嵌合したことを特徴とする請求項2
    記載の変形逆Fアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記回路基板の一辺に凸部を設けるとと
    もに、前記支持体のスリットに前記凸部と嵌合する凹部
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の変形逆Fアン
    テナ。
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