JP3178469U - 自転車用防雨器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の上方及び前方からの雨のみならず、運転者の側方及び後方からの雨をも防ぐことが可能な自転車用防雨器具を提供する。
【解決手段】自転車100に取り付けて使用する自転車用防雨器具1であって、自転車100の前方側に取り付け、自転車100の運転者の前方、上方及び側方を覆う第1カバー部材10と、自転車100の後方側に取り付ける。さらに、自転車100の運転者の後方、上方及び側方を覆う第2カバー部材20と、第1カバー部材10及び第2カバー部材20を連結する連結部材30とを備え、第1カバー部材10は、少なくとも、運転者の前方及び側方を覆う部分が透明な材料から形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、自転車に取り付けて使用する自転車用防雨器具に関するものである。
従来から、自転車の運転者は、雨天時に自転車を運転する場合には、片手で傘を把持した状態で片手運転をするか、若しくは、レインコート等の雨具を着用している。しかしながら、片手で傘を把持した状態で片手運転を行うことは、非常に危険であり、安全運転義務違反により罰せられる可能性がある上、十分に雨を防ぐことができないという問題がある。また、レインコート等の雨具を着用して運転する場合には、運転者の顔面に雨が直接当たるため、十分に雨を防いでいるとは言い難く、また、雨が目に入って視界が悪化するおそれがあり、危険であるという問題がある。
一方、近年、このような問題を解決するために、自転車に取り付けて使用する自転車用ヘッドカバー装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この自転車用ヘッドカバー装置は、運転者の頭部の上方に位置するヘッドカバーと、ヘッドカバーを支持する支持フレームと、支持フレームを車体に取り付けるためのヘッドチューブフレームとを備えており、運転者の上方及び前方からの雨を防ぐものである。
特開2009−166823号公報
しかしながら、特許文献1の自転車用ヘッドカバー装置は、運転者の上方及び前方のみを覆うものであるため、運転者の側方及び後方からの風雨を防ぐことができないという問題がある。
そこで、本考案は、運転者の上方及び前方からの雨のみならず、運転者の側方及び後方からの雨をも防ぐことが可能な自転車用防雨器具を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本考案に係る自転車用防雨器具は、自転車に取り付けて使用する自転車用防雨器具であって、自転車の前方側に取り付けられ、自転車の運転者の前方、上方及び側方を覆う第1カバー部材と、自転車の後方側に取り付けられ、自転車の運転者の後方、上方及び側方を覆う第2カバー部材と、前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材を連結する連結部材とを備え、前記第1カバー部材は、少なくとも、前記運転者の前方及び側方を覆う部分が透明な材料から形成されていることを特徴とする。
本考案に係る自転車用防雨器具において、前記第1カバー部材は、前記運転者の前方、上方及び側方を覆うことが可能な大きさを有し、少なくとも前記運転者の前方及び側方を覆う部分に透明性を有する第1シート部材と、前記第1シート部材が前記運転者の前方、上方及び側方を覆うように該第1シート部材を立体的に支持する複数の第1フレーム部材と、前記複数の第1フレーム部材の各基端部を回動自在に支持すると共に、自転車の前方側に取り付けられる一対の第1固定部材とを備え、前記複数の第1フレーム部材を前記一対の第1固定部材に対して回動させることにより、自転車の前方側において折り畳み可能に構成されていることが好ましい。また、前記第2カバー部材は、前記運転者の後方、上方及び側方を覆うことが可能な大きさを有する第2シート部材と、前記第2シート部材が前記運転者の後方、上方及び側方を覆うように該第2シート部材を立体的に支持する複数の第2フレーム部材と、前記複数の第2フレーム部材の各基端部を回動自在に支持すると共に、自転車の後方側に取り付けられる一対の第2固定部材とを備え、前記複数の第2フレーム部材を前記一対の第2固定部材に対して回動させることにより、自転車の後方側において折り畳み可能に構成されていることが好ましい。
また、本考案に係る自転車用防雨器具において、前記第1固定部材は、それぞれ、自転車の前輪の車軸の一方の端部に取り付けられる第1取付部と、前記複数の第1フレーム部材の一方の端部を回動自在に支持する第1支持部と、前記第1取付部と前記第1支持部とを連結する第1連結部とを備え、前記第1連結部は、前記第1取付部から自転車の前後方向と直交かつ水平方向外側に延びる外側延伸部分を有し、前記一対の第1固定部材の一方が有する外側延伸部分の外側端部と、前記一対の第1固定部材の他方が有する外側延伸部分の外側端部との間の距離が、前記運転者の幅よりも大きくなるような長さを有していることが好ましい。
さらに、本考案に係る自転車用防雨器具において、前記第2固定部材は、それぞれ、自転車の後輪の車軸の一方の端部に取り付けられる第2取付部と、前記複数の第2フレーム部材の一方の端部を回動自在に支持する第2支持部と、前記第2取付部と前記第2支持部とを連結する第2連結部とを備え、前記第2連結部は、前記第2取付部から自転車の前後方向と直交かつ水平方向外側に延びる外側延伸部分を有し、前記一対の第2固定部材の一方が有する外側延伸部分の外側端部と、前記一対の第2固定部材の他方が有する外側延伸部分の外側端部との間の距離が、前記運転者の幅よりも大きくなるような長さを有していることが好ましい。
またさらに、本考案に係る自転車用防雨器具において、前記第1カバー部材は、その前方側の端部が自転車の前輪よりも前方側に位置する大きさを有し、前記第2カバー部材は、その後方側の端部が自転車の後輪よりも後方側に位置する大きさを有することが好ましい。
本考案によれば、運転者の上方及び前方からの雨のみならず、運転者の側方及び後方からの雨をも防ぐことが可能な自転車用防雨器具を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る自転車用防雨器具の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の取付部の概略構成を示す部分拡大斜視図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の支持部の概略構成を示す部分拡大斜視図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の第1フレーム部材の概略構成を示す部分拡大斜視図である。 図5(a)は、本実施形態に係る自転車用防雨器具の連結部材の概略構成を示す部分拡大斜視図である。図5(b)は、図5(a)に示す連結部材の断面図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の使用状態を示す側面図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の使用状態を示す正面図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具を折り畳んだ状態を示す側面図である。 本実施形態に係る自転車用防雨器具の取り付けに取付補助部材を用いた例を示す部分拡大斜視図である。
次に、本考案の一実施形態に係る自転車用防雨器具について、図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、図1に示すように、自転車100の前方側に取り付けられ、自転車100の運転者の前方、上方及び側方を覆う第1カバー部材10と、自転車100の後方側に取り付けられ、自転車100の運転者の後方、上方及び側方を覆う第2カバー部材20と、第1カバー部材10及び第2カバー部材20を連結する連結部材30とを備えている。
第1カバー部材10は、自転車100に取り付けられる一対の第1固定部材12と、一対の第1固定部材12間において支持される第1フレーム部材14(第1乃至第5フレーム体14a乃至14e)と、第1フレーム部材14により立体的に支持される第1シート部材16とを備えている。
一対の第1固定部材12は、一方の第1固定部材12と他方の第1固定部材12とによって自転車100の前輪102を挟むように、自転車100の左右両側に設けられている。各第1固定部材12は、図1乃至図3に示すように、自転車100の前輪102の車軸106の一方の端部106a(106b)に取り付けられる第1取付部12aと、第1フレーム部材14のうちの後述する第1乃至第4フレーム体14a乃至14dの一方の端部を回動自在に支持する第1支持部12cと、これら第1取付部12aと第1支持部12cとを連結する第1連結部12bとを備えている。
第1取付部12aは、図2に示すように、自転車100の前輪102の車軸106の一方の端部106a(106b)が貫通可能な孔を有しており、該孔に車軸106の端部106a(106b)を貫通させた後、自転車100に付属のナット40を車軸106の端部106a(106b)のねじ切り部に締結させると共に車軸106の端部106a(106b)に保護キャップ42を取り付けることにより、車軸106に取り付けられるように構成されている。なお、第1取付部12aを取り付けるにあたり、自転車100の車軸106の長さが足りない場合があるが、このような場合には、例えば図9に示すような取付補助部材54を用いることができる。この取付補助部材54は、頭部54a及びシャンク部54bを有するボルトからなる。頭部54aには、自転車100の車軸106の端部106a(106b)の外径と概ね同径の孔55が形成されており、該孔55の壁面に車軸106の端部106a(106b)のねじ切り部と螺合可能なねじが形成されている。シャンク部54bは、車軸106の端部106a(106b)の外径と同径の外径を有する円柱状に形成されており、車軸106の端部106a(106b)のねじ切り部と同形のねじが形成されている。このような構成の取付補助部材54によれば、頭部54aの孔55内に車軸106の端部106a(106b)のねじ切り部を挿入させ、シャンク部54bを第1取付部12aの孔に貫通させることができ、車軸106の長さを実質的に延伸させることができる。
第1連結部12bは、図1に示すように、第1取付部12aから自転車100の前後方向と直交かつ水平方向外側に延びる外側延伸部分13aと、外側延伸部分13aの外側端部から後方(図1中、左方向)に延びる後方延伸部分13bと、後方延伸部分13bの後方側端部から鉛直方向上方に延びる上方延伸部分13cとから構成されている。この第1連結部12bの外側延伸部分13aは、一対の第1固定部材12の一方の外側延伸部分13aの外側端部と、一対の第1固定部材12の他方の外側延伸部分13aの外側端部との間の距離Lが、運転者200(又は自転車のハンドル)の幅L´よりも大きくなるような長さを有している(図7参照)。
第1支持部12cは、図3に示すように、第1連結部12bの上方延伸部分13cの上方側端部に設けられ、側面、背面及び底面の3つの面が互いに垂直に交わって構成される支持体17と、側面から背面及び底面と平行に支持体17内を延びる柱状の支持軸18と、第1乃至第4フレーム体14a乃至14dを所定の角度で固定するストッパー(図示せず)とを備えている。支持体17の底面には、鉛直方向上方に向けて突出したフランジ17aが形成されており、該フランジ17aにより後述する第1フレーム体14aの重量を支え、第1フレーム体14aを水平に保つように構成されている。また、支持体17の背面には、支持体17内に向けて突出したフランジ17bが形成されており、該フランジ17bにより後述する第4フレーム体14eの過度の回動を規制し、第4フレーム体14eを垂直に保つように構成されている。支持軸18は、後述する第1乃至第4フレーム体14a乃至14dの環状の取付端部を軸支可能な径及び長さを有している。
第1フレーム部材14は、図1及び図3に示すように、第1固定部材12の第1支持部12cに回動自在に支持された第1乃至第4フレーム体14a乃至14dと、第4フレーム体14dにジョイント44を介して連結された第5フレーム体14eとを備えている。第1乃至第4フレーム体14a乃至14dは、いずれも上方に向けて凸となるコ字状に形成されており、第1乃至第4フレーム体14a乃至14dが回動して起立する際にその頂点が運転者の頭上を通過可能で、かつ、第1乃至第4フレーム体14a乃至14dが回動して前方に折り畳まれた際にその頂点が自転車100の前輪102の前端よりも前方側に位置する程度の大きさに形成されている。これら第1乃至第4フレーム体14a乃至14dの大きさは、第1フレーム体14a→第2フレーム体14b→第3フレーム体14c→第4フレーム体14eの順で大となっており、折り畳み時に回動方向に重ならないように構成されている。また、第1乃至第4フレーム体14a乃至14dは、その両端部がそれぞれ環状の取付端部となっており、この取付端部が第1支持部12cの支持軸18に軸支されている。第5フレーム体14eは、前方に向けて凸となるコ字状に形成されており、その両先端部には、連結部材30の一端部に形成された係合片53aと係合可能な環状の係合溝53bが形成されている。この係合溝53bは、連結部材30の係合片53aの軸方向の厚さよりも大きい軸方向の幅を有しており、これにより、連結部材30を第5フレーム体14eの先端部に対して軸回転させることが可能に構成されている。ジョイント44は、第4フレーム体14dに取り付けられた第1ジョイント部材44aと、第5フレーム体14eに取り付けられた第2ジョイント部材44bとから構成されており、第1ジョイント部材44a及び第2ジョイント部材44bは、図4(a)及び図4(b)に示すように、相対的に水平方向に回動可能に連結されている。また、第1ジョイント部材44a及び第2ジョイント部材44bは、それぞれ、第4フレーム体14d及び第5フレーム体14eに緩やかに取り付けられており、これにより、第4フレーム体14d及び第5フレーム体14eは、それぞれ、第1ジョイント部材44a及び第2ジョイント部材44b内を軸回転することができる。
第1シート部材16は、透明性及び防水性を有する一枚のシート材又は複数のシート材を接合させた複合シート材から形成されている。この第1シート部材16は、第1フレーム部材14に立体的に支持された際に、運転者200の前方、上方及び側方を覆うことが可能な大きさを有している。第1シート部材16の後方側の縁には、第2カバー部材20の第2シート部材26の前方側の縁に設けられた線ファスナエレメント46bと噛合可能な線ファスナエレメント46aが設けられており、この線ファスナエレメント46aには、これら線ファスナエレメント46a、46bを噛合させるためのスライダー46cが取り付けられている。この第1シート部材16は、所定角度をあけて配置された第1乃至第4フレーム体14a乃至14d及び略水平に配置された第5フレーム体14eに張設されている。本実施形態において、第1シート部材16は、全体が透明性を有するものとして説明したが、これに限定されず、少なくとも運転者200の前方及び側方を覆う部分に透明性を有するものであれば良い。また、第1シート部材16は、例えば透明性、防水性及び通気性を有するシート材を用いるか、若しくは運転者200の側方を覆う部分に通気孔を複数形成することにより、通気性を有することが好ましい。
第2カバー部材20は、第1カバー部材10と前後方向に対称な構造であるため、第1カバー部材10と同様の構成についてはその詳細な説明を省略し、異なる構成についてのみ詳細に説明する。第2カバー部材20は、自転車100に取り付けられる一対の第2固定部材22と、一対の第2固定部材22間において支持される第2フレーム部材24(第1乃至第5フレーム体24a乃至24e)と、第2フレーム部材24により立体的に支持され、運転者200の後方、上方及び側方を覆う第2シート部材26とを備えている。
一対の第2固定部材22は、一方の第2固定部材22と他方の第2固定部材22とによって自転車100の後輪104を挟むように、自転車100の左右両側に設けられている。各第2固定部材22は、第1カバー部材10の第1固定部材12と同様に、第2取付部22aと、第2支持部22cと、第2連結部22bとを備えている。第2連結部22bは、第1カバー部材10の第1連結部12bと前後方向に対称に構成されており、外側延伸部分23aと、外側延伸部分23aの外側端部から前方(図1中、右方向)に延びる前方延伸部分23bと、後方延伸部分23bの前方側端部から鉛直方向上方に延びる上方延伸部分23cとから構成されている。この第2連結部22bの外側延伸部分23aは、第1カバー部材10と同様、一対の第2固定部材22の一方の外側延伸部分23aの外側端部と、一対の第2固定部材22の他方の外側延伸部分23aの外側端部との間の距離Lが、運転者200(又は自転車のハンドル)の幅幅L´よりも大きくなるような長さを有している(図7参照)。
第2フレーム部材24は、第1カバー部材10の第1フレーム部材14と同様に、第1乃至第4フレーム体24a乃至24dと、第5フレーム体24eとを備えている。第4フレーム体24dと第5フレーム体24eとは、2つのカップリング48、48により連結されている。第5フレーム体24eは、後方に向けて凸となるコ字状に形成されており、その両先端部には、連結部材30の内壁に形成されたねじと螺合可能なねじ切り部50が形成されている。
連結部材30は、図5(a)及び(b)に示すように、円筒状に形成されており、その一端部には、第1カバー部材10の第5フレーム体14eの先端部に形成された係合溝53bに係合可能な係合片53aが、径方向内側に突出して形成されている。また、連結部材30は、その他端部側からカバー部材20の第5フレーム体24eの先端部を挿入可能な内径を有しており、その内壁の全域に亘り、第2カバー部材20の第5フレーム体24eの先端部に形成されたねじ切り部50と螺合可能なねじ52が形成されている。この連結部材30は、第1カバー部材10の第5フレーム体14eの両先端部にそれぞれ1つずつ設けられており、第1カバー部材10の第5フレーム体14eの先端部に対して軸回転させて第2カバー部材20の第5フレーム体24eの先端部を螺進若しくは螺退させることにより、第1カバー部材10の第5フレーム体14eの両先端部と第2カバー部材20の第5フレーム体24eの両先端部との間隔を調整可能な状態で連結するように構成されている。
次に、本実施形態に係る自転車用防雨器具1の使用方法について、図6乃至図8を用いて説明する。本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、図6及び図7に示すように、第1カバー部材10を自転車100の前輪102に取り付けると共に、第2カバー部材20を自転車100の後輪104に取り付ける。その後、第1カバー部材10の第1フレーム部材14と第2カバー部材20の第1フレーム部材24とを回動させて所定の角度に位置させた後、これら第1カバー部材10及び第2カバー部材20を連結部材30により連結させると共に、第1カバー部材10の線ファスナエレメント46aと第2カバー部材20の線ファスナエレメント46bとをスライダー46cによって噛合させ、第1カバー部材10の第1シート部材16と第2カバー部材20の第2シート部材26とを一体化させる。この際、連結部材30によって第1カバー部材10の第5フレーム体14eと第2カバー部材20の第5フレーム体24eとの間隔を調整することにより、自転車100の全長に合わせた間隔調整を行う。このように本実施形態に係る自転車用防雨器具1を自転車100に取り付けることにより、第1カバー部材10により運転者200の前方、上方及び側方を覆うと共に、第2カバー部材20により運転者200の後方、上方及び側方を覆うことができるため、運転者200の上方及び前方からの雨のみならず、運転者200の側方及び後方からの雨をも完全に防ぐことができる。
また、例えば駐輪時等、本実施形態に係る自転車用防雨器具1の使用を中止する際には、図8に示すように、第1カバー部材10の第1フレーム部材14を回動させて自転車100の前方側において折り畳むと共に、第2カバー部材20の第2フレーム部材24を回動させて自転車100の後方側において折り畳むことにより、第1カバー部材10及び第2カバー部材20を収納することができる。なお、本実施形態に係る自転車用防雨器具1の使用を長期間中止する場合には、本実施形態に係る自転車用防雨器具1を自転車100から取り外しても良い。
このように本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、第1カバー部材10により運転者200の前方、上方及び側方を覆うと共に、第2カバー部材20により運転者200の後方、上方及び側方を覆うことができるため、運転者200の上方及び前方からの雨のみならず、運転者200の側方及び後方からの雨をも完全に防ぐことができる。
また、本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、図6に示すように、第1カバー部材10が、その前方側の端部が自転車100の前輪102よりも前方側に位置する大きさを有し、第2カバー部材20が、その後方側の端部が自転車100の後輪104よりも後方側に位置する大きさを有するため、自転車100に取り付けられた前かご110並びに自転車100の後部に取り付けられた子供乗せかご120及びこれに乗る子供300までをも完全に覆うことができ、前かご110内の荷物の雨濡れ及び子供300の雨濡れをも完全に防ぐことができる。
さらに、本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、図7に示すように、第1カバー部材10及び第2カバー部材20の幅Lが、運転者200(又は自転車100のハンドル)の幅L´よりも大きくなるように構成されているため、仮に転倒した場合であっても、第1カバー部材10及び第2カバー部材20により形成される空間によって運転者200を保護し、運転者200の怪我を防止することができる。また、本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、第1カバー部材10及び第2カバー部材20に第1シート部材16及び第2シート部材26が張設されているため、仮に転倒した場合であっても、第1シート部材16及び第2シート部材26が衝撃を緩衝し、運転者200の怪我を防止することができる。このように、本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、四方からの雨を完全に防ぐという機能に加え、運転者200の安全性も確保するという機能を有する。
またさらに、本実施形態に係る自転車用防雨器具1は、第4フレーム体14d及び第5フレーム体14eの連結に、水平方向に回動可能なジョイント44を用いているため、右折若しくは左折時に自転車100のハンドルを容易にきることができ、自転車100の操作性を奪うことなく四方からの雨を完全に防ぐことができる。
本考案に係る自転車用防雨器具は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲内において種々の改変を行なうことができる。
1 自転車用防雨器具、10 第1カバー部材、20 第2カバー部材、30 連結部材、100 自転車

Claims (5)

  1. 自転車に取り付けて使用する自転車用防雨器具であって、
    自転車の前方側に取り付けられ、自転車の運転者の前方、上方及び側方を覆う第1カバー部材と、
    自転車の後方側に取り付けられ、自転車の運転者の後方、上方及び側方を覆う第2カバー部材と、
    前記第1カバー部材及び前記第2カバー部材を連結する連結部材とを備え、
    前記第1カバー部材は、少なくとも、前記運転者の前方及び側方を覆う部分が透明な材料から形成されている
    ことを特徴とする自転車用防雨器具。
  2. 前記第1カバー部材は、
    前記運転者の前方、上方及び側方を覆うことが可能な大きさを有し、少なくとも前記運転者の前方及び側方を覆う部分に透明性を有する第1シート部材と、
    前記第1シート部材が前記運転者の前方、上方及び側方を覆うように該第1シート部材を立体的に支持する複数の第1フレーム部材と、
    前記複数の第1フレーム部材の各基端部を回動自在に支持すると共に、自転車の前方側に取り付けられる一対の第1固定部材とを備え、
    前記複数の第1フレーム部材を前記一対の第1固定部材に対して回動させることにより、自転車の前方側において折り畳み可能に構成されており、
    前記第2カバー部材は、
    前記運転者の後方、上方及び側方を覆うことが可能な大きさを有する第2シート部材と、
    前記第2シート部材が前記運転者の後方、上方及び側方を覆うように該第2シート部材を立体的に支持する複数の第2フレーム部材と、
    前記複数の第2フレーム部材の各基端部を回動自在に支持すると共に、自転車の後方側に取り付けられる一対の第2固定部材とを備え、
    前記複数の第2フレーム部材を前記一対の第2固定部材に対して回動させることにより、自転車の後方側において折り畳み可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自転車用防雨器具。
  3. 前記第1固定部材は、それぞれ、
    自転車の前輪の車軸の一方の端部に取り付けられる第1取付部と、
    前記複数の第1フレーム部材の一方の端部を回動自在に支持する第1支持部と、
    前記第1取付部と前記第1支持部とを連結する第1連結部とを備え、
    前記第1連結部は、前記第1取付部から自転車の前後方向と直交かつ水平方向外側に延びる外側延伸部分を有し、
    前記一対の第1固定部材の一方が有する外側延伸部分の外側端部と、前記一対の第1固定部材の他方が有する外側延伸部分の外側端部との間の距離が、前記運転者の幅よりも大きくなるような長さを有している
    ことを特徴とする請求項2に記載の自転車用防雨器具。
  4. 前記第2固定部材は、それぞれ、
    自転車の後輪の車軸の一方の端部に取り付けられる第2取付部と、
    前記複数の第2フレーム部材の一方の端部を回動自在に支持する第2支持部と、
    前記第2取付部と前記第2支持部とを連結する第2連結部とを備え、
    前記第2連結部は、前記第2取付部から自転車の前後方向と直交かつ水平方向外側に延びる外側延伸部分を有し、
    前記一対の第2固定部材の一方が有する外側延伸部分の外側端部と、前記一対の第2固定部材の他方が有する外側延伸部分の外側端部との間の距離が、前記運転者の幅よりも大きくなるような長さを有している
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の自転車用防雨器具。
  5. 前記第1カバー部材は、その前方側の端部が自転車の前輪よりも前方側に位置する大きさを有し、
    前記第2カバー部材は、その後方側の端部が自転車の後輪よりも後方側に位置する大きさを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の自転車用防雨器具。
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